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2005年9月30日 (金)

反省会

 1970年代の小学校では毎日、1日の終わりに学級ごと
に開かれていたミーティング。反省会。

 いじめっ子、弱い者をつるし上げる場として存在した。
 原告役と被告役はほとんど固定していて、教諭は中立ではなく
原告の主張を全面的に受け入れて被告を裁く位置にいた。

 被告側からしてみれば「またかよ」「そんなことどうでもいい
じゃん」と思うようなことを毎日のように告発される、鬱陶しい
時間帯であった。

 現在は「帰りの会」などと呼ばれている。先生が明日の予定を
言い、生徒が各係りからのお知らせなどを言う場である。
 いじめっ子の告発などは「帰りの会」では言わず、先生に直接
言いに行くことになっている。

 いじめっ子を公開の場で告発できた時代がよかったのかという
と決してそうではない。当時、告発していたのは、せいぜい、
「moto君がスカートをめくりました。いけないと思います」とか
「moto君が掃除のとき、ふざけて金魚ばちをゆすって金魚を驚か
せたのはよくないと思います。」といった程度で、とても巨悪に
迫ったものではなかった。

 いつの時代も本当に怖い者を告発できる勇者はそんなにはいな
いのである。巨悪に迫れば迫るほど、僕らは巨悪から遠のいてい
くってわけ。だって巨悪は強いんだもん!
江木俊夫ならば、こう言うだろう。

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