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2006年4月の30件の記事

2006年4月30日 (日)

デコ2度目のCL決勝進出

 バルサがCL準決勝でACミランを破り決勝に進出した。

 バルサとは
FCバルセロナ
 本拠地はスペイン、カタルーニャ州のバルセロナ。リーガエスパニョーラのプリメーラ・ディビジョン(日本風に言えば一部リーグ)に所属するフットボールクラブ。

 CLとは
UEFAが主宰するチャンピオンズリーグ。欧州のクラブチームナンバー1を決める大会。各国のリーグ戦と対比してカップ戦という。日本で有名なW杯は国(代表チーム)のナンバー1を決める大会。
 世界の一流選手は欧州各国のリーグに集結しており、CLは世界一見て楽しい大会。

 
バルサは過去4度決勝に進出。そのうち、勝ったのは一度きり。
 決勝の相手は日本でもお馴染み、ジーコの次の日本代表監督候補アーセン・ベンゲルが指揮を執る
アーセナル(イングランド・プレミアリーグ)。アーセナルは準決勝以上に進むのが初めてと経験が浅い。

 アーセナルのエースストライカー(FW フォワード)は
アンリ。アンリは2005-06シーズン終了(今年の夏)でアーセナルとの契約が切れる。残留する選手の大半は契約延長してから、すっきりして最終年次に入るが、アンリは態度を保留している。その移籍先の有力候補がバルサ。

 アーセナルの司令塔(MF ミッドフィールダー)はスペイン人のセスク・ファブレガス。
彼はバルサの下部組織カンテラで育ったが、アーセナルが横取りした。普通、こういう軋轢は「因縁の対決」と騒がれるネタになるところだが、この両クラブチームは至って冷静。アンリのシーズン終了後の移籍先を含めて興味深い。

 一方、バルサも1992年にCLを一度制覇しているが、随分と時間が経っている。
 現役選手で過去にCL優勝を経験しているのは
デコだけ。準決勝を終え一つの輪になって無垢に抱き合う彼らは人々の心を打った。
 デコは2003-04シーズンに
FCポルト(ポルトガル スーペルリーガ)でCLを制覇している。その決勝の対戦相手モナコ(フランス リーグ1)には、現在バルサの同僚ジュリがいた。
 バルサがビッグイヤーを獲得した時、デコは優勝請負人として、ほっと胸をなでるだろう。
 夏にはポルトガル代表としてのW杯優勝という課題も待ち構えている。

 デコ充実の夏。

 CL決勝は5月18日(木)早朝より地上波 フジテレビ系列で生放送。

 デコファンサイトでは4月20日に日本初、デコファンクラブを設立しました。デコファンの方、ご参加をお待ちしています。

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2006年4月29日 (土)

最後のみどりの日

 「みどりの日」は自然を愛した昭和天皇にちなむ祝日
 1989年~2006年 4月29日

■4月29日の変遷

昭和時代(~昭和63年・1988年)は「天皇誕生日」。
   ↓
1989年1月に昭和天皇が崩御、1989年(平成元年)以降「みどりの日」となる。
   ↓
2000年に、2001年から4月29日を
「昭和の日」に改め、みどりの日は5月4日に移す法案が国会に提出された。この法案は成立寸前だったが、森総理の「神の国発言」のために野党が審議を拒否。廃案となった。
   ↓
2005年5月13日、「昭和の日」とする法案が
参議院本会議で可決、成立。
 この時、後に自民党を除名される綿貫民輔議員が「昭和の日」推進議員連盟の会長を務めていた。
   ↓
2007年より4月29日は「昭和の日」となる。

2006年は最後の「みどりの日」
 

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2006年4月28日 (金)

国立国語研究所

 国立国語研究所は、わかりにくい外来語の日本語への言い換えを提案している。

2003年
 4月、第1回言い換え提案発表。
11月、第2回言い換え提案発表。
2004年
10月、第3回目の言い換え提案発表。この時点で141語。

しらべる掲載語は以下の通り

アカウンタビリティ
カンファレンス
コンプライアンス
スキル
ステレオタイプ
セーフガード
ソリューション
デフォルト
ブレークスルー

ボトルネック
リテラシー
ロードプライシング
2006年
 3月、第4回言い換え提案発表。

 「ブレークスルー」のように、わかりにくい言葉の置換もあるが、もともと意味がはっきりしていたものや、スキル、ツールのようなわざわざ日本語に言い換える必要もない言葉が多い。
 おかしな言葉を使う人を敵に回し、最新の言葉を勉強しようとしない人の味方につくのが、この組織のミッションなのだろう。

 "彼ら"は存在意義を問われた時のために、練りに練った大風呂敷を用意していて、理論武装はいつもばっちり。そういう大義名分を掲げるのは、"彼ら"の十八番。

 こんな組織は不要。税金を無駄遣いしないでもらいたい。

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2006年4月27日 (木)

ローカルルール

 プレイング4
 ゴルフを始めた頃、大好きなことばだった。
 プレイングフォーとは、ティーグラウンドから打ち出した第1打
がOBとなった時、あらかじめ決められた前進位置から第4打として
競技を継続すること。

 ゴルフ本来のルールはあるがまま、すなわちOBになれば、その場所から打ち直さなければならない。だが、それでは、ど素人!ゴルファーはいつまでも前に進むことができず、後続のゴルフ客がプレーできなくなる。そこでどのゴルフ場も、進行を早めるためにこの「ローカルルール」を採用している。

 ティーグラウンドの目の前が谷になっているホールでは、みすみすボールを谷底に捨てるのがもったいなくて、打つ前に「ぼく、プレイングフォー」と申告したが、一度も許してもらえなかった。きっとゴルフ場が中古ボール業者と裏で組んでいるのだろう。

 ローカルルールと言うことばは、その後ネットの掲示板でも使われるようになった。
「ネタばれ禁止」「マルチポスト禁止」などがそれである。

 日本は法治国家である。人は法律によってのみ強制を受ける。
 ローカルルールは、上位規則を制限するものではなく、あくまで皆の利便を考えた運用の取り決めだ。

 今度、こういうローカルルールのコミュニティを作ろうと思う。
「一発言につき、一回ぼける」
「レスでは必ず相手を誉める」
「話には最低一度"ありがとう"を入れる」

 参加ご希望をお待ちしています。



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2006年4月26日 (水)

藤岡弘はシェフチェンコに似ている。

 仮面ライダー旧1号コレクターになって、もうすぐ10年になる。リアルタイムは死霊キノコモルグからだったので、旧1号篇は見たことがない。

 1971年のオンエアから35年の時を超え、
仮面ライダー旧1号をDVDで見ている。
 ご都合主義につっこむだけかと思っていたら、斬新な絵作りとシリアスな展開に、驚きの合いの手も入れなければ見られない。

 グロテスクでホラーで悲哀漂う旧1号と本郷猛、仮面ライダーの魅力はここに集約されている。
 自ら主題歌を歌い、スタントマンを使わず仮面ライダーに入って演じる藤岡。
 2月にフィギュア化された「藤岡立ち」を含め、要所のポーズがびしびしと決まる。
 彼は今も若く「あの頃と変わりませんねぇ」と言われる俳優だが、やはり35年前は顔も声も切れが鋭い。

 その顔が
シェフチェンコに似ているのは、今回初めて知った。

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2006年4月25日 (火)

マナーを教えなかった人

 開館直後、図書館の一番奥、日当たりのいい席に陣取って本を読む。

 すると向こうから浮浪者然とした爺さんがやってきて僕の顔をじーっとのぞき込み、ちっと舌を鳴らす。3人がけのテーブルのまん中に荷物を置き、着ていたウィンドブレーカーを窓辺の本棚に掛ける。
 椅子一つ隔てた席に座った彼は、なにか包みを開けたかと思うとひしっひしっと音を立てご飯を食べ始める。そして聞き取れない独り言を言う。
 しばらくして音が止んだと思うと、次は紙をちょきちょき音を立てて切り抜く作業に移った。まさか図書館の本じゃないだろうから、自分で持ってきた新聞紙かフリーペーパーだろう。

 図書館にはコピー機が置いてある。
 図書館のコピー機は図書館の本以外をコピーしてはいけない規則になっている。
 コピーの列に並んでいると、試験前の学生がノートを数十枚もコピーしていたので壁に貼られた注意書きを示して注意したら、あっそっすかとか言いながらそそくさとその場を去った。
 
遊戯王カードを慎重にコピーしていた子供達を注意した時は「へぇそうなんだ!」と明るく受け答えして、コピーするならば、コンビニに行くといいよと助言すると「よし、コンビニだ」と駆けていった。

 皆、なにかが足りない。

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2006年4月24日 (月)

村上龍のカンブリア宮殿

 村上龍佐世保北高校の先輩なので、著書はすべて目を通す。

 4月17日よりテレビ東京で「カンブリア宮殿」が始まった。

 「プロジェクトX」の司会が村上龍と小池栄子になったような番組。
 そういうと悪意を感じるかも知れないが、僕はこの番組の54分間のうち2度感動した。

 まず最初は企業の人事担当者100人を聴衆として並ばせ、トヨタの張副会長をスタンディング・オベーションで出迎えたこと。張さんが目を白黒させていた。
 これはIT企業がユーザー企業向けに開催する
カンファレンスに似た趣向。カンファレンスでは旬の評論家や経営者をスピーカーとして呼び、ユーザーに聴かせる。最後には質問コーナーもある。
 イベントではよく行われるパネル・ディスカッションの生中継とも言える。

 村上龍のここ7年くらいの著書を読んでいるファンならば、彼がいかに上手く言葉を選んでいるかがわかる。彼には飾りがない。思考停止をした人びとへの哀しみがある。

 視聴率を取りに行った番組づくりという臭さもない。

 NHKがプロジェクトXを打ち切ったのは間違いだ。
 日本国民はもっと誉めてもらいたがっている。
 せっかく、頑張っている人を誉めて皆で自信を共有する番組だったのに、マンネリになってきたからやめてしまった。
 NHKはボロボロになるまで、やることができる唯一の局なのに、これでは
新庄剛志と変わらない。 



しらべる

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2006年4月23日 (日)

デコ また会いましょう

 空港にはフライトの2時間前に到着。
 だが、その10分後にはバルサ一行がやってきた。

 まず、モッタ登場。
 実は当時、デコ以外は名前と顔が一致していないが、モッタは数時間前の試合で腕にテーピングをしていたのでわかった。デコとは仲良しと聞いていたので、スケッチブックにサインをもらう。

 スケッチブックで
 上のページに Deco
 下のページに Hasta la vista.
と書き、他の選手がきたらHasta la vista.だけ見せる。

 すると、間もなくお目当てデコ入場。
 サイン、プレゼント渡しが終わっていたので今日のテーマは写真。
 デジカメで1枚ばっちりなやつが撮れればいいと思っていたが、隣りのカップルがデコに「一緒に写ってくれ」と頼み、デコも快く応じている。つい、自分も欲が出る。

 Podria hacerse una foto conmigo? というべきところを
 Sacarle una foto?
と言ってカメラを右手でかざし2ショットを要求したら顔を寄せてくれた。写真で見るとその距離10cm。
 今日もデコは髭をそっていない。いや試合後にもう伸びたのか。

 デコ通り過ぎた後は、先回りして一番奥の位置確保。
 Deco
 Hasta la vista.
 のメッセージ見て うんうん とうなずいてた。
 でも、男のおっかけって気持ち悪くないかなぁ・・

 隣りに女の子が来てぎゅーぎゅーこっちを押しながらデコ写真撮り。
 ごめんなさ~い
 と言われて、危うく「もっと寄りなさい」と言いそうになるのを思いとどまる。

 ポルトガル語(=ブラジル語)とスペイン語を話すデコとの言葉の壁は厚い。

 次に会えるのは1年後か。

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2006年4月22日 (土)

カタルーニャに伝わる風習

 4月23日はサンジョルディ
 
スペインではこの日、男性から女性に赤いバラを贈り、女性から男性に本を送る。
 スペインからの独立を求めている自治州
カタルーニャ州で生まれた風習。
 4月23日はスペインの作家セルバンテス(「ドン・キホーテ」の
著者)の命日。

 日本では、日書連が本を売るために1985年に仕掛けたが、一般には定着しなかった。
 この日はユネスコが定める「世界本の日」でもある。2002年より日本ではこの日が「こども読書の日」に指定されている。

 4月17日放送「カンブリア宮殿」(テレビ東京)第一回で、トヨタ張副会長は番組の最後に
村上龍から「悩みはなんですか?」と尋ねられ「時間がないこと。昔の仲間と交流し、もっと本を読み音楽を聴きたい」と答えた。

 食費は削ってでも交際費と図書費は削らない。
 一般庶民には、時間はまだまだたくさんある。

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2006年4月21日 (金)

ジェネリック医薬品

 2006年4月より、医師が処方箋に
ジェネリック医薬品でもいいよ」
という旨の記述をすれば、患者が処方箋を薬局に持って行き、薬剤師に「ジェネリック医薬品の方で」と言えば、ジェネリック医薬品を選択できるようになった。
 2006年3月までは医師が処方箋にジェネリック医薬品そのものの名称を書いた場合しか、ジェネリック医薬品を選択できなかった。

 新薬特許期間は20~25年。特許が切れると他のメーカーが同じ成分、効果の薬を製造できる。

 4月から一斉にジェネリック医薬品をつくるメーカーのテレビCMが始まった。
 「3割から8割お安くなります」
 と謳う会社があるが、実際には安いものもあれば、ほぼ同額のものもある。

 また、病院によって対応は違い「対応未定」として、事実上、ジェネリック医薬品の処方に賛同しない病院もある。

 薬は自らの体のこと。
 医者の方から「この薬は同等で安いものがあるから、そちらにしますか?」と言ってくれれば渡りに舟だが、患者から医者に向かって「安い方の薬でよろしく」とは言いづらい。

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2006年4月20日 (木)

しらべる6周年

しらべるは今日で6周年

6年間毎日1つ新しい記事をつくることを自らに課してきたので、そこそこの記事数になった。
時々自分で見ていて、こんな記事書いたかなということがある。


始めて1年半を過ぎた頃、ある記事がきっかけで国会に呼ばれた。

感想のお便りをいただくこともある。

だが、そういう反応はとてもレアなこと。

毎日、何処の誰に向けて書いているという実感はなく、しらべたいと思ったことを、自分がわかるようにシンプルに言い切る。

この生涯学習の旅はあと30年はつづくだろう。


また、しらべるを 読みに来て下さい。

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2006年4月19日 (水)

管理職に向く人、向かない人

 とても日本的な会社において・・
【 ○=向く人 ×=向かない人 】


○「役割人間」 部長という役割を演じ切れる
×「個人的には辛いんだよ」などと役割を離れて部下と一体感を作ろうとする

○陰で勉強したことを人には言わない。
×こんなに勉強してますと皆にわかるようにする。

○本で学んだことを自分の言葉にして伝える。
×やたらと人に本を薦める。

○部下の成果を素直に認められる
×部下に負けまいと競ってしまう

○他部署の人に対して、自分の部下を誉める
×他部署の人に、自分の部下はまだまだだと言う。

○嫉妬心がない
×他人の出世・成功を羨む

○自己主張がない。提案を歓迎し任せる
×アイデアマン。その実現に部下を使う


*参考文献~会社をやめる父から会社に入る息子・娘たちへ 東京管理職ユニオン 日本労働弁護団編 教育資料出版界刊 1994年1月



しらべる

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2006年4月18日 (火)

ヤード フィート メートル

 ゴルフで「ピンまで150ヤードです」 と言われると、6番アイアンだなと覚えている。
 そこで「9掛けして90mくらいだな」という換算はしない。

 フィート、ヤード、マイルなどの単位は日頃使わないので、いつまでたってもメートル法との対比が頭に入らない。


 Googleで検索ウィンドウに"1ヤード=" と入力すると、
 1ヤード = 0.9144 メートル と表示される。

 同様にして、数式を入れて[ Enter ]
 "24500*0.75" と入力して[ Enter ]を押下すると
 24 500 * 0.75 = 18 375 と表示される。

 ヤフーでも、数式を入れて[ Enter ]
 "24500*0.75" と入力して[ Enter ]を押下すると
 24500*0.75 = 18375 と表示される。

 Yahoo!の違いはカンマ区切りが入らないこと。
 Yahoo!は「1フィート=」と入れてもメートル換算は出ない。

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2006年4月17日 (月)

瀬戸内海は森だった。

 12000年前まで瀬戸内海は森だった
 ある時期に急激に地球の温度があがり地中海と同様
海に沈んだ。

 京都議定書による日本の目標は温室効果ガス削減6%
だが、日本政府の試算では二酸化炭素を1トン減らす
ためのコストは1万円。
 1990年水準に対して6%減らすとして電卓をたたくと、
720,000,000,000,000円

 これは、国と地方の財政赤字並み (2006/3 770兆円)
 今の日本の国家予算(予算+国債発行)の9年分

 とてもそれは無理だから、国際取引や代替行為により
対1990年の0%を目指す。
(この16年で既に増えているので実際には6%ではなく13%減らさなければならない) 

 でもチームマイナス13%とか、マイナス0%では
なにそれ?
 って感じなのでチームマイナス6%を名乗っている。

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2006年4月16日 (日)

4ヶ月前のネクタイ

 バルサ各選手のサインにはヨコ棒を一本書いたようななぐり書きのサインもある。
 ライカールトが書くのはしっかりと時間のかかるフルサイン。
 芸能人が色紙に書くような、バランスがとれたもの。

 今日は会社帰りでユニフォームも色紙も持っていない。
 とっさにマジックペンと自分が締めているネクタイをライカールトに向かって突き出した。
 エスクリーバロアキ!

 ライカールトが一瞬、僕の目を見てひるんだ。
 えっこれにか?という表情。笑みはない。
 ネクタイを引っ張る方向に掴んで、しっかりとサインが書かれていく。

 それは4ヶ月前、カンプノウのFCBOTIGAで買ったバルサのネクタイ。
 紺色の地にコオロギナベのバルサロゴが並ぶ。
 持っていたのは黒マジックなので、サインが目立たないが、よく見ればしっかり、それとわかる。
 偶然、今日はこのネクタイを締めてきてラッキーだった。

 ユニは会社じゃ着れないけれど、ネクタイならばいつもバルサ気分で仕事ができる。

 仲間はそれぞれ目的通り、デコトレカやユニにサインをゲットしていた。
 「僕のデコファンサイトが YAHOO!で"デコ バルセロナ"で検索すると3番めくらいに出てくるからメール待ってるよ。また会おう!」と再会を誓ってそれぞれの家へと帰っていった。

 翌日、レッズに3-0で快勝したバルサは、その足でバルセロナへ帰って行った。

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2006年4月15日 (土)

必要とされる60歳

 「2007年問題」は団塊の世代のピークである1947年生まれが、2007年度に定年退職を迎えることに起因する「問題」。
 当初は 企業情報システム部のベテランが定年退職を迎え、レガシー・システムを熟知した人材が乏しくなるという仮説だった。それがいつの間にか、マスコミがベテランのノウハウ消失問題に拡大してしまった。

 もし本当にベテランのノウハウ消失で困るという会社があったら、よほど継承の文化がない会社だろう。

 本来、人は誰でもノウハウを隠したい。
 だが、技術者、制作者など「手に職がある」人ほど、会社のため社会のため、隠したりしないものだ。そうすることが自分の成長につながるし、会社や社会を通していずれ自分に跳ね返ってくることを知っている。
 むしろ「教えたい」と思っているのに、誰も習おうとしていない。日頃、年寄りを疎ましく思っている人に限って「2007年にはノウハウの消失が深刻だ」と言っている。あれは言葉遊びに過ぎない。

 「2007年問題」が本来、対象としていたIT分野では、60歳の人が居ないと困ることは何もない。それでも必要とされる60歳は実在する。ただ、それは後続に人間味あふれるSEが育っていない証左。
 蘊蓄はたれるくせに、ユーザーや営業の前では、やたらひれ伏して、喉をごろごろ鳴らす迫力のないSE。いったい先輩のどこを見て育ってきたのだろう。
 

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2006年4月14日 (金)

レガシーの意味を知らない人

 【 legacy system 】 既存システム。古いシステム。

 「重厚長大、古くて高いシステム」をオブラートに包んだ言葉。あまりに語感がかっこいいので、時々新しいシステムのことだと勘違いしている人もいる。
 「レガシーに取り組んでいる」という言い回しは愚の骨頂。

 新たに導入しようとするパッケージ・ソフトウェアに対して既存
システムのことをこう呼ぶ。

 この言葉はベンダーの営業が、既存の基幹システム=ホストという意味で使う。
「おたくの古くさいホストは早くお払い箱にしなさい」
とは言えないので、
「御社のレガシーの見直しを」
と言えば、なんとなく角が立たなくてかっこいいと思っているらしい。

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2006年4月13日 (木)

荒川に吹いた風

 3月19日に行われた第9回荒川市民マラソンの記録集が届いた。

 
ネットタイムでは7時間を切っていてもグロスタイムで1秒でも7時間を超えたら「参考記録」となっている。

募集定員:15,000人
エントリー:21,371人
受付数:18,452人(A 前日、当日受付をした人)
完走者数:16,406人(B)
完走率88.9%(B÷A)  人数はフルマラソン、10km、5kmなど全種目の合計人数。

 この大会の完走率はわかりづらい。フルマラソンに5kmなど他の競技を混ぜて計算した数値を公表しているためだ。2005年(第8回)のウェブページによると前回の完走率は96.4%となっている。だがフルマラソン完走者数÷出場者数では77.2%しか完走していない。
数値はランナーズ2005年6月号より

 2006年は強風に見舞われたが、完走者数は前回より1,658人増え、参加者は微増なので完走率は上がっているようだ。

 荒川は往路が追い風、復路が向かい風というコース。西高東低の気圧配置になりやすいこの時期、荒川マラソンは復路で必ず向かい風に遭う。ただ、この日は風速25mを超え、JR武蔵野線が運転を見合わせるほどの強風。風よけの障害物がない川原、復路21kmは向かい風との戦い。フルマラソンを何度か経験しているランナーにとっても、条件が厳しい部類に入るレースとなった。

 記録集では正午「西北西の風
2.4 m」とあるが、感覚としては一桁違う。なぜ周辺のJRは停まっていたのだろうか。





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2006年4月12日 (水)

シラソラモラ代

 パソコン通信時代(1990年代前半)にユーザーの間で「電話代」を意味したことば。
 キーボードの「N」「T」「T」の位置はひらがなの「み」「か」「か」の位置であることから、電話代=NTT代=みかか代という隠語が生まれた。

 現代では
常時接続、つなぎ放題が主流で、プロバイダー費用とは別に電話代を支払っている人は少数派。
 だが、パソコン通信時代は電話代を別に支払っていた。
アクセスポイントが市内にない場合、市外料金を払っている人もいた。

 
チャットにはまると すぐ電話代が数万円となることから
「みかか代が怖い~」
が、嫌な男から女の子が "落ちる" 決めぜりふとして重宝された。

 "落ちる"=今入っているチャットから抜けること。チャットをやめること。深夜のチャットから抜けて寝ること。

 当時は電話といえばNTT独占、3分10円。3時間、5時間・・と長時間にわたるチャットを日々繰り返していると、バカにならない金額になった。

 今ならば、シラソラモラ代か。



しらべる

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2006年4月11日 (火)

人事部のコンピューターシステム

 人事部が提供するコンピューター・システムには誰も文句が言えない。
 特に、人事部が設計し、制作を社外に依頼したシステムはユーザーの常識がまったく反映されてなくて、信じられないとんでもない動きをする。

 企業の情報システム部がつくるシステムに対して、ユーザーは直接文句をいうことができる。だが人事部が設計・制作して提供している人事システムには社員は文句を言えない。

 それは以下の理由による。
ヒマなのではないかと思われそう。
心証を害して、人事待遇が不利になるかも知れない。
初めに説明を受けているのかも知れないが記憶に自信がないので、我慢して使う。
システムのことがよくわかっていない人事部の担当者は、文句をいったところで改善する気はさらさらなく 「いやぁすみません僕の力不足で」とか慇懃に受け流すだけで相手にしない。

 このような人事システムにより社員は、忍耐力を身に付けたうえで、
「会社とは限られた予算の中で、与えられた環境で自らが最大限の努力をする場なのだ」
という認識を再確認できる。

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2006年4月10日 (月)

花見の準備のチェックポイント

PNDをつくる
暫定予算を決める。大人1.0、子供0.5で頭割り。
役割分担を決める
 幹事、用品準備、場所取り班、買い出し予算立案、買い出し班、情報収集班
用品準備
 ブルーシート、段ボール(目隠し、テーブル、ブルーシートの下に敷いて防寒)、ガムテープ、マジックペン、紙皿(大・小)、紙コップ、割り箸、フォーク、爪楊枝、大きいビニル袋(ゴミ入れ・防寒時にはかぶる)、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、雑巾、水道水(2リットルペットボトルに入れておく)
情報収集
 近隣の酒があるコンビニ、出前ピザ屋、スーパー、天気予報、花の咲き具合、その場所に桜があるか?
場所取りポイント
 春は風の強い日が多い。西高東低の気圧配置では風は北西から南東に向けて吹く。北西側にビルなどの風を遮る障害物がある場所がベスト。

花見オフのポイント
・中止の場合のみ集合の3時間前までに
コミュニティに告知
・集合時に仮予算で集金、買い出し後精算。こうすれば雨天で買い出しが無駄になることがない。

 花見では晴れ男、晴れ女のアサインも不可欠である。

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2006年4月 9日 (日)

最後までペンを走らせる男

 バスから選手が降りてくる。今日は先頭はライカールトではない。デコもなかなかこない。と思っていたら、列からちょっと遠目をデコが歩いていく。
 Tenga! Deco!
 僕は一生懸命、スペイン語で叫んだというのはウソで
 「デコ、プレゼントおぅ」
 もう恥も外聞もない。するとその気迫に気圧されたのか、デコがちかづいてくる。スローモーションのようにデコの右手が伸びる。なにか既に手に持っているぞ。めいっぱい受け取りやすいように広げておいた取っ手をデコが掴む。

 さて、デコが過ぎてからは、ラーションやシャビに詰め寄るファンで支柱が倒れそうになるのを必死で支える。
 仲間の一人の女性が、その献身的な行いを「えらい!」と誉めてくれる。

 ずいぶん前、友達につきあってジャッキー・チェンのホテル待ちをしたことがあった。
 もう何時間もジャッキーの到着を固唾を飲んで待つ。皆、ホテルに迷惑をかけぬよう整然と並んでいる。
 後からやってきたファンが、さらにホテルの外まで列を伸ばす。
 ジャッキーが着いた。
 すると、その後からきたファンが、絶叫しながらジャッキーに詰め寄ったために、ガードマンが脇を固めてしまい、数時間待っていたファンは握手さえ許されなかった。
 あの時はがっかりする友だちを思うと心底腹が立った。

 一通り選手はホテルへ入ってしまい、人それぞれの充足感、不満が入り交じっていた時、ある一角にいたのは、最後までペンを走らせる人ライカールト。
 にこりとするわけでもなく淡々とだが、しっかりと時間のかかるフルサインを書いていく。翌日試合を控えた選手の分まで僕が書こうという気持ちに泣けてくる。
 何度もムーチャスグラシアスと声を掛けた。
 ここがホテル前じゃなかったら、フランクコールさえ起きただろう。
 僕はデコ以外にサインをもらうつもりはなく、何も用意していなかったが、サインの列に並んでいた。
 僕の前にライカールトがやってくる。

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2006年4月 8日 (土)

思い出の箱

 エプソンは以前に「PC-286NOTE F」「PC-286BOOK」を発売していたが、このエプソン386NOTEAによってノートパソコンの有力メーカーと評されるようになった。

 1990年代前半、
パソコン通信NIFTY-Serveのホームパーティで、このマシンユーザーによる情報交換が行われていた。
 泥船設定なるものから、標準では20MBのハードディスクしか入らないところを120MBの部品を買ってきて蓋のプラスチックを削ってスポンジを当てる・・といった簡易な(といっても
ど素人にはそこそこに高度な)改造の指南が行われていた。そこでは愛称「のてあ」と表現されていた。

 1990年の発売時には30万円台前半で売られていたこのマシンも、1994年初めにはHD付きの中古が8万円で買えた。
 頻度高く使ったためか5年ほどで液晶が見えなくなり、メーカーに修理依頼したところインバーター交換(有償)で再び見えるようになった。

 今も押し入れに大事にしまってある。きっと一生捨てられない思い出の箱。

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2006年4月 7日 (金)

自民が一番怖い人

 讀賣新聞4月1日夕刊1面に載った見出しである。

 自民党が一番怖い人といえば誰だろう?
 普通に考えれば、それは特定の人ではなく国民だろう。
 思考が迷走していると、全然違うことを考える人もいる。

 民主党鳩山幹事長が4月7日の代表選挙を前に小沢一郎を評してこう言った。
「自民党にとって一番怖いのは小沢さん。小泉首相と党首討論にたった時、親と子みたいな(差が出る)ことになる」

 改革を国民に訴え選挙で大勝してきた現首相が子どもで、これまで政治屋としては名を馳せてきたが、何一つ政治家の実績を残していない小沢氏が親と考えることに違和感を感じる。
 鳩山氏は依然として政治は永田町の皆さんのものだと思っている。

 「子供の頃から天童と呼ばれ続けたが受験もしていない人と比べれば、努力して
東京大学を卒業した人なんて足もとにも及ばない」
 と言っているようなもの。

 一度読んだだけでは「?」マークが浮かぶ不思議な文脈を 鳩山氏はさらりと言う。

 ぼこぼこにされたおじさんが
「今日はこのくらいにしといたるわ」
と見栄を切る
吉本新喜劇に似ている。

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2006年4月 6日 (木)

1990年初めてパソコンを買った日

 ずっと欲しかったノートパソコン。
 
ダイナブックを見送り、98NOTEで手を打った翌週エプソン386NOTEAが発表された。すぐ98NOTEの発注を取り消し、NOTEAを予約。

 待つこと1か月、1990年秋、NOTEAが届いた。
 さっそく箱を開け、電源を入れると「ピー」っと音がした。
 モノクロ液晶に「no system disk」
 そうか、やっぱり甘くないな。また今度じっくり説明書を読んでからやろうと思って箱に戻した。
 だいたい、電気屋の店先でパソコンを見た時から手強そうだった。
 XFER?TAB?RETURN?
 なんで日本語で書いてないんだ?
 パソコンが僕に「おい素人は近寄るなよ!」と言うのが聞こえた。

 定価で39万円、友達に安くしてもらっても28万円した箱を飾っておくストレスに耐えられず、再び取り出したのは半年後。

 今ならばパソコンには初めから
Windowsが入っているが、当時はまずOSであるMS-DOSを入れるところから始まる。

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2006年4月 5日 (水)

ネットのケンカは1対1で

 1990年代初頭にパソコン通信が普及し始めた頃から、これまでネット上では無数のケンカがあった。

 現実の世界と同様、ネットの世界でもケンカは1対1でしなければならない。
 「孤高の少年さんが書いておられることに違和感を覚えるのは、僕だけではないのではないでしょうか?」
 と掲示板に書いてはいけない。
 「孤高の少年さんが書いていることはマナー違反ではないですか?とても不愉快です」
 とコミュニティの管理者に直訴メールをしてもいけない。

 このルールは現実社会に倣ったもの。
 職場に気に入らない人がいたとする。
それをいちいち職場会議にかけて糾弾しているか?
上司に配置転換を要求しているか?

 「言いたいことがあれば、直接言う」
 この不文律を誰もが頭では理解しているだろう。
 だが、言うに言えないことがあるから、人は黙り込みストレスを溜める。

 これはネットでも同じこと。
 周囲の人や管理者を巻き込んで、溜めた
ストレスをはらそうとしてはいけない。
 誰にも他人を不愉快にする権利はない。



しらべる

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2006年4月 4日 (火)

100人に1人

 ウェブ進化論
 梅田望夫
「おもしろい人は100人に1人くらいいる」

 時間をプレゼントする人が、成功する
 中谷彰宏
「やりたいことがある人は1%」

 梅田望夫はブログを書かせると100人に1人くらいは視点が鋭い人がいると書いている。
 中谷彰宏は100人中99人にはやりたいことはない人。1%が選ばれたラッキーな人と書いている。

 「日本人は思考停止しています」
 と聞くと、思考停止しているのに「あぁそうだよね。そういう人多いよね」と他人事に思う人が大半。
 だが、この二人の「100人に1人」理論を日本人はどう聞くだろうか。

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2006年4月 3日 (月)

ネットで暇つぶし

 インターネットを目の前にして、ヒマだなぁ~という時の遊び方

 ヤフオクで思いついた言葉で検索する。

 弁当を食べている時、「弁当」と入れたら、弁当箱という業者が出品した超音波クリーナー1,100円が出てきた。メガネユーザーにとっては、1つ欲しい。

 そういえば、昔からクィーンのフィギュアがあったら買いたいと思っていた。「クィーン フィギュア」で検索。
 2006年4月発売 フレディのフィギュアが出てきた。5,800円
 商品詳細を知りたくて、googleで「フレディ フィギュア」で検索。
 すると しらべるのフレディ・スペンサーのページがヒットした。

 缶コーヒーを飲んでいたので 「缶コーヒー」 すると、
 美女女優常盤貴子缶コーヒーカレンダーポスター販促品非売品
 わざわざ、美女とつけているのが可笑しい。
 ヤフオクを「美女」で検索する人を想定したのだろうか。

 ちなみに「美女」で検索すると 2,493点あった・・
 美女マネキン人形というのがある。顔は無いのに。
 つづきはご自身で。

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2006年4月 2日 (日)

1時間前

 つい1時間半前、僕は車の中でデコに確実にプレゼントを渡す策を考えていた。
 一旦、ホテル前を切り上げて帰ろうか、どうしようかと考えていたのだ。

 初日の経験でいくと、選手は片手にカートや荷物を持っているので片手しか空いていない。その片手はファンにサインをする利き腕なので、プレゼントを受け取ってしまうとサインが書けなくなる。ということは一番奥に陣取ればよいのではないか。あとはわかりやすいように愛・地球博の袋に「Senor Deco」にあと1行「Present」と加筆した。

 ここまで待ったら、悔いを残したくない。そう思いホテル前に戻るともう30人ほどの整然とした列ができている。ちょっと遅かった。一番奥を取ろうにももう空きがない。
 先ほどまで話していた仲間を探すと、それまで着ていたバルサ0405HOMEユニを脱ぎ、当て紙をして手に持っていた。僕にきづいた4人が
 「おつかれっす」
とにっこり笑って迎えてくれる。なんだかとても心温まる。
 すると4人は、それぞれに少しずつ詰めてくれて
「ここ、スペースっす」
と僕に場所を空けてくれた。「え、いいの?ありがとう!」

 さらに待つこと1時間
 「シャビ来たら、シャビ・アロンゾ!って言っていい?」
 「よしなさい」
と一般社会では誰もわからないボケと突っ込みがココでは最高に面白い。

 横浜から帰ってきたと思われるスペインのソシオ達のタクシーが着く。
 ホテルマンがトランシーバーで交信を始める。
「くるぞ!」
 思わず僕が叫んだ瞬間、想定とは違う裏の駐車場からバルサのバスが現れた。ホテルの構造上、裏の駐車場で降りて部屋に入ることも可能なのだが、感情を大切にするクラブ、バルサのファンは誰ひとりそんなことを疑っていない。
 そしてファンもまた、誰から言われたわけでもなく、ホテル内には一歩も立ち入らず、外の決められた位置だけで整然と待っている。だが、一ヵ月後には悲惨な光景を見ることになる。

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2006年4月 1日 (土)

裏庭の桜

 裏庭の桜が日に日に咲いていく。
 しばし会社へ向かう足を止め、見入る。
 あの上のほうのつぼみが開けば満開かな。
 今週末が花見にベストだな。

 でも、その「今週末」に花見がない。
 予定はその翌週。
 もうその頃には葉桜になっているのかも知れない。
 すると、昨日は開いていなかったつぼみが開いたことに、少し複雑な思いが去来する。もう少し後でもいいのになと。

 これは、幼い子ども(特に末子)を育てる親心に近いかもしれない。
 日々の成長は楽しみだが、もう少し小さいまま、できるだけ長い間、無垢なままでいて欲しい。

 桜の花びらが散った翌日、速攻で葉桜になるのはなぜかを未だに解明できない。
 周りにそれを解説できる人はいないし、去年はネットを使って調べたが、要領を得なかった。
 いつか、しらべるでも「葉桜」について、まとめたいと思う。

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