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2006年6月の30件の記事

2006年6月30日 (金)

判定に不服な人たち

「判定に異を唱えるのは常に敗者」
 これはフランク・ライカールトCL2004-05ベスト16でチェルシーに敗れた後の談話。
 勝者ではなく敗者の言葉だけに美しい。


2002年
6月、W杯準々決勝
 スペインは副審に2点を取り消された末敗れた。スペインの監督、選手が抗議のコメントを並べたが、プジョルFCバルセロナ)は「微妙な場面で正確な判定は難しい。審判はW杯レベルだったと確信している」
その審判は誤審を認め後日辞任している。
2005年
2月、CLベスト16 FCバルセロナ-チェルシー
 ホセ・モウリーニョ 1点リードして迎えた後半にFWドログバがレッドカードで退場になった理由について
「ハーフタイムにライカールトが審判と密談しているのを見た」
この発言により審判はファンから脅迫を受け、それを苦にして引退。モウリーニョは次戦ベンチ入りを禁止された。

2006年
3月7日、CLベスト16 FCバルセロナ-チェルシー
 ホセ・モウリーニョ「初戦の(メッシへのファウルによるデルオルノの)退場ですべて決まってしまった。我々は11人対11人では負けていない」
第2戦、チェルシーは誤審のPKで1点をもらっている。その1点がなければ 0-1で負けていたことにはモウリーニョ触れなかった。

4月21日、 NPB 巨人阪神
 李承燁のサヨナラ本塁打で敗戦後、阪神 岡田監督が審判室で「ぜんぜんストライクやないか。三振やろ!アカンわ、井野やろ。せっかくええ試合しとるのに、こんなことしとったらファンが離れるで!」
本塁打の直前の球がストライクだったと抗議した。スローVTRで見ると捕手矢野がミットを動かした後はストライクだが、捕球した位置はどちらともコールできるものだった。

4月26日、CL準決勝 FCバルセロナ-ACミラン
 ガッリアーニ「シェフチェンコのゴールを取り消したのは決定的なミスだった。メルク主審に関しては、いろいろと気になる点があった。ロスタイムはたった3分だったし、その20秒前に笛を吹いた。バルセロナが優れていることは分かっていたが、実際に2試合の結果を決めたのはミスジャッジだった」

5月17日、CL決勝 FCバルセロナ-アーセナル
 アーセン・ベンゲルエトーの1点めは明らかなオフサイドだったが、認められてしまった」
アンリも同様にコメント。この二人にバルセロナの勝利を賞賛する言葉は無かった。

6月26日、W杯 スペイン対フランス 勝ち越し点を与えるきっかけとなったファウルについてプジョルは「相手(アンリ)は後ろから来て衝突した。向こうのファウルだ」と言ったが「後半のフランスのプレッシャーは強く、今までの対戦ではなかった苦しさを味わった。相手は予想以上の強さで、後半は自分たちのプレーができなかった」と賛辞も忘れなかった。

 スポーツは続いていく。過去を悔いていくか、過去を忘れるか。
 まずは一人になって反省し、good loser の笑顔を見せる者にこそ、次には勝利の女神が微笑む。

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2006年6月29日 (木)

警告を誘うトラップ

 ムンドデポルティーボに掲載されているデコ本人による執筆記事によると、オランダ戦を前にして、デコは足の状態が思わしくないと書いている。

 オランダ戦、退場につながった2枚目のカードのシーン。
 オランダのFKでボールを取りに来たコクーに対してほんの一瞬、手渡しを渋った。
 今大会、同様の遅延行為には漏れなく警告が出ている。
 デコもすぐ「あ、まずい」と気づいたのだろう。ボールを離したが遅かった。
 サッカーは奇跡のスポーツ。
 人が最も物体をコントロールしやすい「手」を使わせないという制限のため、競技は難儀を強いられる。難儀な状況でゴールマウスにボールを入れることを競う。
 サッカーではゴールこそが奇跡だ(と
村上龍が書いている)

 だが、パスをつなぐ流れの中では、奇跡はなかなか起きない。
 得点の大半がセットプレーから生まれる。
 勝つためには、よいパスをつなぐことよりも、セットプレーの機会を得ることが大切だと考えるチームもある。
 つまり、相手からいかにファウルを引き出すか?あるいは相手をいかに退場に追い込むか。

 今大会ではこれは簡単だ。
 判定に不服な選手がボールを持っていたら
 「よこせ!」
 と言うだけでよい。
 高い確率で言われたほうの選手は過ちを犯す。


 デコがその罠にはまったのは自業自得だ。

 ただ、心が痛むシーンはそのあと。
 コクーはデコをつかんで後ろに引き倒した。

 デコは同僚のファンボメル、ジオそして、コクーの名前を挙げてオランダとの対戦を楽しみにしていた。デコにとって、この行為は残念だっただろう。

 デコはイングランド戦の次、祖国とのブラジル戦で戻ってくる。

A gol que mudou tudoの再現を祈る。

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2006年6月28日 (水)

心理的防衛機制 「確信を持つ」

 25日に行われたW杯 ポルトガル対オランダ戦。
 試合前から2-0で勝つという確信があった。
 だが、試合は終盤にさしかかっても1-0のまま。僕はこう考えていた。
 「次の1点はいつ、入るんだろう?」

 試合はいつオランダに点が入ってもおかしくないほど、オランダが一方的に攻めている。だが、シュートはことごとくバーに当たり、GKがセーブした。
 「あぁ、やっぱり外れた」
僕はその展開を淡々とみていた。

 かつての夏季五輪のこと。
高橋尚子、野口みずきがトップを快走していた時、僕はずっと
「逆転されたらどうしよう」
と考え、恐怖感を抱きつづけていた。

 人は結果が悪かった時、ショックを受けないよう
「心理的防衛機制」をかける。

 心理的防衛機制とは、
自我が自分を現実から守るために無意識にとる思考パターン。精神的破たんを避けるための心の動き。意識的なもの、無意識のものがある。

 人は将来の悪い情報に注意深い。
 よいことを想定していて悪い結果だとダメージが大きいので、ダメージを受けぬよう、最悪の事態を想定しておく。

 たとえば、昇進の可能性がある人事異動の発令を控えている時。
 本当は昇進を望んでいるのだが、「昇進しない方が自分と家族にとってはいいんじゃないか」と自分に言い聞かせるような思考パターンをとることがある。

 心理的防衛機制は確信を持つことを妨げる。
 だが、確信は誰にも迷惑をかけない。
 ただし、確信には責任が伴う。責任を背負い込む心理状態にあるならば、確信を持つことはいいことだ。

 健常な人ならばできる。
 うつ病の人はやめたほうがよい。無理をしなくても、いつか、その日は必ずやってくるから。

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2006年6月27日 (火)

エクアドルの知識

 W杯ベスト16でイングランドに敗れたエクアドル。
「もう高地じゃないと勝てないとは言わせない」
という監督コメントに受けた。

 エクアドルは南米赤道直下にあるバナナを世界一輸出している国。
 その名前はスペイン語で「赤道」を意味する。かつて、この国はスペインが占領していた。

 5月15日にFIFAからW杯出場選手リストが発表された時、バルセロナの選手が11人のはずなのに12人入っていた。
(後にブラジルからエジミウソンが外れる)

 エドウィン・テノリオという見知らぬ選手、これは誰だろうと調べていくと、エクアドルにも「
バルセロナ」というクラブチームがあることがわかった。特に提携関係があるわけでもないが、FIFAの表記は同じ "Barcelona"

 これを機にエクアドルに関心を持った。

■スペル:Republica del Ecuador
■略称表記:ECD
■人口:1,216万人(2001年)
■面積:25.6平方km 国土は日本の3分の2
■北をコロンビア、南東をペルー、西を太平洋と接する。
■宗教:カトリック(90%以上)
■公用語:スペイン語
■通貨:USドル
首都:キト


【 エクアドルの歴史 】

1500年代
スペインに侵略される。
1810年
スペインから独立。
2001年
南米予選アルゼンチンに次いで2位で2002年W杯出場権を得る。
2002年
W杯初出場
2006年
二度目のW杯出場。ホスト国ドイツと同じA組に入り2勝1敗で2位。決勝トーナメントベスト16でイングランドと対戦 0-1で敗れる。

 エクアドルといえば!
■バナナ~世界一の輸出国
■ガラパゴス諸島~太平洋の諸島 ユネスコ世界自然
遺産第1号 生態系の宝庫として知られる。
■スペイン、インカ帝国に侵略された歴史を持つ。

 ガラパゴス、インカ帝国・・
 断片的だった名詞がこうしてつながっていく。
 こうして今日もしらべるが行く。

 ちなみに冒頭のコメントは、高地のホームゲームでは圧倒的に戦績がよいことを揶揄されていることへの皮肉。

*参考文献「エクアドルを知るための60章」新木秀和 明石書店 2006年6月

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2006年6月26日 (月)

ハイブリッド ダイハツHVS

 「トヨタが1.8Lクラスのハイブリッド・スポーツを出す可能性がある」  自動車雑誌「ベストカー」2004年2月10日号に、その情報が掲載された。

 続報はその年の 「ベストカー」11月26日号。
 3種類の可能性があると論評した。

アレッサンドロ・ボルタ
MR-S後継 1500ccクラス
3,300ccクラス

 だが、明けて2005年「ベストカー」1月26日号では、「Vitzとプリウスのコンセプトを足した FFハイブリッド」開発の可能性を論評。トヨタが ミッドシップの採算を見限った旨が書かれており、MR-S後継、ミッドシップでのハイブリッドは不透明になった。
 同年「ベストカー」2月10日号は、トヨタの新車予定図に 「MR-SⅡ」を掲載。
 本文ではここ2~3年の中では発売の見込みがないというニュアンスが書かれた。

 同年「ベストカー」4月26日号では、"トヨタ新車攻勢"の記事中、MR-Sに似たミッドシップ車が北海道で寒冷地試験を行っていることを紹介。2007年12月にも発売の可能性があるとした。
 さて、2006年
 「ベストカー」3月26日号では、トヨタのグループ会社である ダイハツが、その100周年記念車として、「コペン」の兄弟車「HVS」を発売予定と紹介。そこには
 ハイブリッド 1.5リットル、4WD、オープン、2シーター・・
と、食指をそそる肩書きが並ぶ。

 そして本丸 "トヨタもデザインを替えて発売" という。

 コペンは2シーターとしては珍しく売れている人気車種。
 "ミッドシップ"の冠が落ちているのは不満だが、ハイブリッド、2シーター、オープン、スポーツカー発売の期待は、ここで一気に高まった。



しらべる

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2006年6月25日 (日)

サッカーの産業としての発達

 2003-04シーズンに就任し、バルサを立て直しつつあった経営陣の講演が始まる。

講師 Esteve Calzada (Marketing Director F.C.B)

 残念ながら日本語を話せなくて申し訳ありません。
副会長が申したように、2年間のハードな仕事の結果素晴らしい成果を挙げることができた、それをこれからお話したい。

 ここで Barca toons アニメのロナウジーニョが登場。つづいて Power Pointのスライドショーをみせながら

■サッカーの産業としての発達について
 この10年間で欧州のフットボール市場は10~25%成長した。
 経営にはよいサイクルが必要です。よいサイクルによって我々は世界有数のクラブになることができた。
 まずスポーツ面の投資が重要で、それが社会、経済面に跳ね返り、またスポーツに返ってくる。
 この3年で年収160億円から207億円へと伸ばした。
 理由が3つある。収入の柱はスタジアム、メディア、マーケティング。

 スタジアムからの収入~入場料。これはメディア、マーケティングよりも少ない
 メディア~テレビ契約、コンテンツ配信。こちらは今伸びている。
 新執行部がスタートした時、他のビッグクラブとは比較にならぬほど低い収入だった。

■スポーツ面の改革
 前政権では選手のサラリーに投資をしたが結果にむすびつかなかった。
 2003年の結果をみると、収入よりも選手のサラリーや減価償却が上回るという信じられない状況だった。
 この2年間、新しい選手を獲得するために(ロナウジーニョ、デコ、ジュリ、エトーなど)130億円を投資した。
 経済面でプロフェッショナルな分析をおこない成功した。それについて、これから詳しくお話したい。


つづく

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2006年6月24日 (土)

ハイブリッド+スポーツカー報道

 Googleアラートで収集している情報キーワードのひとつに
「ハイブリッド スポーツカー」
を設定している。このところは

"トヨタはハイブリッド車を2010年代初頭に年間販売台数100万台とする目標を掲げている"
という僕にとってはどうでもいいニュースばかりが、引っかかって
いた。

 ところが今日、ひっかかったニュースに次の見出しがあった。

usfl.com
"新型スポーツカーを検討=トヨタ、ハイブリッドで"

(以下引用)
 トヨタ自動車は、環境に配慮した上で、さらにスピードを楽しみ
たい伝統的な車ファンのために、ハイブリッドエンジン搭載のスポ
ーツカーの開発を検討していることが21日分かった。
(中略)
 同日付のウォールストリート・ジャーナルによると、本格的なハ
イブリッド・スポーツカーを設計し、弱点とされる若年層や欧州市
場の市場シェア拡大につなげる狙い。(共同)
(引用おわり)

 徳大寺有恒さんも絶賛するトヨタMR-Sは日本でただ1台のミッドシップ2シーターオープンスポーツカー。
 ミッドシップ+2シーターのスポーツカーというだけでも日本唯一なのに、さらにオープンという独自性を持つ。また、このクルマに搭載されているシーケンシャル・マニュアル・トランスミッションは世界初で未だにこのクルマにしか付いていない。

 これだけ魅力的なMR-Sだが、月に100台売れなくなっており、数年後には販売が終了すると自動車雑誌は報道している。

 だが一方では、この魅力的なコンセプトにさらに、ハイブリッドエンジンを加えようと言う試みがあると2004年以降、報道されている。

 「スポーツカーは音が命なのに」
 スポーツカー+ハイブリッドについて触れた掲示板やブログでは、こういうステレオタイプな意見が必ず登場する。

 僕らはF1レーサーではない。
 かっこいいクルマには乗りたいが、アラブの石油王を儲けさせたいわけではないし、公道を180km/hで走りたいわけでもない。
 同じガソリン代をかけるならば、遠くまで走りたい。甲高い音でも走りたいが、時には電気で静かに走るスポーツカーという珍しさを笑いたい。

つづく

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2006年6月23日 (金)

地球がもし100人の地球村だったら

 地球の人口を100人と見立てて比率をわかりやすくした表現方法。

 地球が100人の地球村だったら、70人は字が読めない、50人が栄養失調・・のようにいう。

 これは、ずいぶん昔からある表現方法で、今から22年前の
1984年、村上龍のエッセイ「アメリカンテクノロジー」に紹介
されている。

 2001年12月にこの表現方法をテーマにした単行本が出版され
ベストセラーとなった。
 
「世界がもし100人の村だったら」 ダグラス・スミス マガジンハウス 2001年12月11日初刷

 比率がわかりやすく、新たな問題点を認識するのに都合がよい。

 ただ、この表現方法で指摘されることの大半は南北問題。

 こうして指摘された貧困に接して感慨を持つだけでなく、想像力
を働かせてみよう。
 その想像力とは、自分がその立場だったらどうだろうか、今の
自分にできることは何だろうか。

 他人のためにできること、そして、自分のためにできることは何だろうか。

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2006年6月22日 (木)

ポルトガル優勝

 2006年W杯に出場しているFCバルセロナの選手は7か国10人。

 その7か国全てが決勝トーナメントに進出を決めた。
 21日現在、7か国の成績は 13勝5分1敗。

 ここから、バルサメンバー所属国が対戦したポルトガル対メキシコ、アルゼンチン対オランダの劣性結果を除くと13勝4分。
 つまりここまで無敗なのである。

 ちなみにエクアドルにはバルセロナSCというクラブチームがあり、E・テノリオがエクアドル代表として出場している。エクアドルもベスト16に進出している。

 決勝トーナメントに勝ち上がるベスト16のうち、7か国にバルサメンバー。ここから先は直接対戦が多く見られるだろう。
 ベスト16では、さっそく次の対戦が決まっている。(キックオフは日本時間で表記)

6月25日(日) 4:00 アルゼンチン 対 メキシコ 地上波NHK
メッシ-マルケスの対戦
6月26日(月) 4:00 ポルトガル 対 オランダ BS1
デコ-ジオ、ファンボメルの対戦

 そして、決勝はポルトガル対アルゼンチンでポルトガルが初優勝。
 直接対決を除くとバルサメンバー所属国は無敗で大会を終える。

 7月10日(月)にもう一度、このページを読みに来ていただきたい。

ドイツよりデコレポート!
Que golazo! DECO! デコのW杯
2006ポルトガルユニフォーム

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2006年6月21日 (水)

文書で煙に巻く方法

 こうすれば、誰にも理解できないというビジネス文書の作り方。

● 同じ名詞を、言い回しを変えて使う。
 「システム担当者」「保守窓口」「ユーザー担当」
 のように同一人物なのに、その役割や微妙なニュアンスごとに表現を使い分け、1枚のドキュメントに記載する。読み手はまず解読できない。

 「データベース(DB)」「テーブル」「マスター」
 を使い分けるのは、IT技術者がユーザーを煙に巻く時の必殺技。
 それぞれに微妙に意味合いは違うのだが、それについては説明しない。
 技術者がこの3つを混ぜて使っていたら、こう聞くとよい。恐らくしどろもどろになる。

 ここでいう「テーブル」と「マスター」はどう違うんですか?

● テキスト(文字)だけで記述する。
 図や表は一切入れない。
 書いてあることは極力要点だけに絞り、行間はすべて口頭で補足すれば、わかりにくさは完璧。
 説明が終わったあと、聞いた側には膨大な手書きメモが残る。

● 毎回図を変える。 定例会議で同じテーマについて毎回、図表を作り直し、目先を変える。
 全体像を把握させたくない時に有効。

 各自が課題を持ち寄る会議では、提案資料のフォーマットは絶対統一してはいけない。
 各自が「自分だけわかりやすい資料」を持ち寄ってくれるので、共通理解の不能が確約される。

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2006年6月20日 (火)

クジラフライがスーパーに並ぶ日

 マッコウクジラ、ミンククジラは依然として捕鯨可能な資源がいる。
 頭数が多すぎることで餌が不足する。
 そうして、外洋性の鯨が餌を求めて沿岸にやってきて座礁するというケースが増えている。
 日本のテレビニュースは鯨が座礁する度に「クジラの方向感覚(エコロケーション)が狂ったためではないか」「寄生虫による耳の障害が起きたのではないか」と判で押したように報道している。
 ただ不勉強で、それしか言えないのか、それとも、それ以外の仮説は言ってはいけないのか。

 日本は世界に向かって、捕鯨再開を訴えてきた。

 今回の総会では、日本は無記名投票方式導入を提案。無記名となれば、ご都合主義の経済大国に遠慮していた国もしがらみなく投票できる。

 日本政府の票読みは捕鯨推進国36、反捕鯨国33、不明1。
 わずか2年前の2004年総会では参加53か国、捕鯨推進国19だったのだから、いかに日本の努力が顕著かが窺える。

 6月19日には「商業捕鯨を禁止する必要はない」という決議が、賛成33票、反対32票で可決された。

 ただ、これを持って商業捕鯨が再開できるわけではない。
 再開のためには、4分の3以上の賛成で新たな管理制度を作らなければならない。

 日本が強いリーダーシップを発揮して国際世論を変えていこうという姿に、さらに多くの支持が集まることを望む。

 2001年より、定置網に混獲された鯨の販売が許可されたため、時折スーパーに鯨肉が並ぶようになった。「宮城県産」など国内産表示がそれだ。
 スーパーの惣菜コーナーにクジラフライが並ぶ日が待ち遠しい。

ど素人!クジラ講座

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2006年6月19日 (月)

鯨と牛のどちらを食べるか

 自然界ではクジラと人間は魚を巡る敵対関係にある。
 クジラを捕らなければ、クジラという食料を失うのではなく、魚という食料を失う。
 このままでは地球全体の食糧確保に支障をきたす。

 ステーキとハンバーガー大好きな民族はこう言う。
「魚を食べなくても、肉を食べればよい」

 ミンク鯨は年々増え続けている。
 ミンククジラの年間増加量だけを捕獲して得る食肉量は牛30万頭に匹敵する。
 30万頭の牛を毎年生産するには108万頭を飼育する必要がある。
 これには土地・飼料・人件費という大きなコスト、熱帯雨林の伐採という
環境影響を伴う。
 一方、漁業は資源を枯渇させないように獲りさえすれば、
環境影響も少なく、コストも安い。

 そもそも「肉を食べればよい」という人と、クジラはほ乳類だから殺してはいけないという人が 同じ国の人達なのが笑止だ。
 肉と言えば牛、豚、鳥のことだと思うのだが、牛と豚はほ乳類だ。

 1964年~1967年、アメリカのNBCテレビで放映された「わんぱくフリッパー」はイルカ人気を大いに高めた。
 
イルカ(dolphin)とは4メートル以下の歯クジラのこと。イルカは俗称であり、生物学的にクジラとイルカの区別はない。
 この番組はアメリカにおいて鯨類は殺してはいけないという世論作りの下地となった。

 アメリカは地球温暖化防止のための「
京都議定書」を批准していない。自国が二酸化炭素排出規制の目標値をクリアできないからである。
 
地球温暖化により鯨の主な餌であるエビが減り、鯨を餓死による座礁に追いこんでいる国はどこなのか?
*参考資料~朝日新聞2001年4月21日朝刊

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2006年6月18日 (日)

祝!デコ W杯初出場

 ずっとこの日を待っていた。
 デコ ワールドカップ出場おめでとう!

 2005-06シーズンはリーガより、CLより、何よりもこのW杯にデコが無事出場することを願ってきた。

 一試合お預けを食い、もしや監督とデコの間に不協和音でもあるのかと疑心暗鬼にさえなった。だが、入場してきたデコの姿を見てよかったなぁ、おめでとうデコと画面に向かって声をかけた。恐らく競技場のスタンドで、テレビの前のお茶の間で世界中のデコファンが同じ思いでいただろう。

 過去三シーズンで二回以上、欧州CLを制覇した選手

 それは世界中でデコ、ただ一人。
 デコの代名詞を日本語で表現するならば、まさに「優勝請負人」

 サッカーの同一シーズン(8月~翌年7月)に国内リーグ、
欧州CL、W杯の三冠を制覇したのは、1973-74シーズンにバイエルンに所属していた西ドイツ代表メンバーのみ(ベッケンバウアーやミュラーなど)

 今シーズンでいえば、
ブラジル代表ロナウジーニョにその期待が集まっている。
 だが、そのチャンスは
W杯に出場している10人のバルサメンバー全員にある。

 初戦、第二戦と2連勝した
ポルトガルは決勝トーナメント進出を決めた。

 ポルトガルのルイス・フェリペ・スコラーリ監督は
2002年W杯ではブラジルを率いて7連勝で優勝しており、これで9連勝と自らが更新中のW杯記録を伸ばした。
 なお余録だが、チームとしてのポルトガルは13戦連続引分けなし(8勝5敗)というW杯記録を更新中。

 21日の第三戦でメキシコとD組1位、2位を争う。
 ベスト16で当たるのはC組のアルゼンチンまたはオランダ。
 アルゼンチンはバルサの同僚
メッシが"本当に故障上がりか?"というようなプレーをしていて、できれば当たりたくない。

 ポルトガルは過去の対戦成績ではオランダに分がいい。
 
ファンボメルとジオには悪いが、ベスト16はオランダと当たりたい。
 オランダがC組2位となりそうなだけに、メキシコ戦を引き分け以上として D組を1位で勝ち抜けたいところだ。

 さぁ、あと5試合。
 
FCバルセロナでのスペインリーガ、欧州CLに続いて、ポルトガル代表としてのW杯。デコ同一シーズン三冠への戦いが始まった。

 それにしても、まさか難局を打開するゴールまで決めてくれるとは・・
感無量以外の言葉が見つからない。

デコファンサイト

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2006年6月17日 (土)

捕鯨再開に向けて!IWC総会

 6月16日より70か国が参加してIWC年次総会が始まっている。

 IWCは1948年に国際捕鯨取締条約に基づいて設立された。
 1982年には商業捕鯨一時停止を決議。
 1986年に商業捕鯨が終了して以来、20年間、捕鯨は調査捕鯨と規制対象外の鯨に限られている。

 日本は捕鯨再開について世界のリーダーシップを取っている。
 国際社会でこれだけ強いリーダーシップを取っているのは「捕鯨」だけと言ってもよい。

 なぜ、そんなにクジラにこだわるの?

 と捕鯨反対国の人は言う。
 アメリカでは環境保護団体が積極的に政治家に働きかけ、捕鯨反対を訴えている。クジラは人間と同じほ乳類。殺してはいけない。食べるのは野蛮だというのだ。

 1800年代、米国は照明や潤滑油を鯨油に頼っており、はるか日本近海まで鯨を捕りにきていた。だが海難事故が多く、安全な捕鯨のために日本の港を使いたいという理由で1853年にペリーが浦賀に来航、鎖国中の日本に開国を迫った。
(*参考資料~「考える力、やり抜く力私の方法」
中村修二著)
 ペリーが浦賀に来航し日本に開港を迫った理由は、捕鯨船が停泊する港が欲しかったからだ。かつてアメリカはクジラを乱獲し、鯨油だけを取り、肉は捨てていた。日本は捕獲したクジラは肉、皮、骨まですべて利用する。

 だが、化学石油燃料が主流となって鯨油は不要になった。
 捕鯨反対を支持すれば、選挙において環境保護団体という大票田が手に入る。アメリカが捕鯨に反対する"ご都合"がこれだ。

 日本の漁獲量はピーク時の50%まで落ちている。
 クジラは捕獲しないために数が増えすぎ、食物連鎖のバランスを崩している。

 クジラは人間の3倍~5倍の魚を補食する。
 つまり、クジラが人類の3倍、魚を食べているということ。

 この話しは2004年8月26日、農林水産大臣 亀井善之が小泉内閣メルマガ第152号に寄稿していたので記憶にあるかも知れない。

 19日につづく



しらべる

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2006年6月16日 (金)

サッカーの神様

 「(日本の先制点について)あれは明らかにGKへのファウル。最後には正義が勝った。審判はこの結果になったことで神に感謝するだろう」
 "ヒディンク・マジック" "名将"と持ち上げられると、神様の代弁もできるようになるらしい。

 ところが、その張本人エッサム・アルデブファタ主審が、日本の先制点を誤審と認めたうえ「オーストラリアが勝ってくれて、神に感謝している」と言ったという。
 本当に神に感謝するとは開いた口が塞がらない。

 感謝されたサッカーの神様は、さぞ複雑な心境だろう。

 イタリアのスポーツ3紙は1-1の後、駒野がペナルティエリア内で倒されたのはPKだったが、主審は反則をとらなかったと指摘。FIFAのジーグラー広報部長も後日、記者会見でそれを指摘した。


 これらの状況から容易に想像できるのは、いわゆる審判による「お返し」
 誤審に心が痛んだ審判が、次にもう一方のチームに荷担した判定をするというもの。
 NPBではストライクの判定で恒常的に行われている。

 「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」
楽天イーグルス野村監督のことば。
 競技に携わる者は負けの中からこそ、より多くのことを学ぶことができる。すべてを自分の責に帰さぬ者に道は開けない。

 5月に終わったCLでは、敗因を審判に押しつける姿が散見された。
 審判にクレームをつけた選手とチームは来期、CLを制覇してその言葉に偽りなしと証明するだろう。だが、勝者の栄光を汚した者は勝者となる順番がきても尊敬は受けない。

 日本代表に、負けて泣き言をいうような醜態は見受けられない。
 勝ったうえ、さらに判定に異議を唱えるヒディンク。
 両者の行く手にはどんな命運が待ち受けているのか興味深い。

参考文献 讀賣新聞 2006/6/13

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2006年6月15日 (木)

パソコンでDVDを見たい! 2

 その後、マイクロソフトのシステム的なお勧めにより、Windowsメディアプレイヤーのバージョンを上げたが、依然としてVRモードで録画したディスクは見ることができない。

 そこでまたしらべると 「MPEG2コーデック」というのが必要らしいとわかった。

 それを入れるとようやくVRモードで録画したディスクでも見られるようになった。

 市販あるいはハードに同梱された閲覧ソフトがVR形式に対応していれば、ここまでの苦労は要らない。
 DVDドライブをヤフオクで買い、閲覧ソフトにはお金をかけたくなかったので、こういうことになったのである。

 外付けDVDドライブを買う時には、置き方も大切なポイント。
 以下のことは、バッファロー、アイオーデータ共にカタログでは触れていない。

 横置きと縦置きがある。
 横置きは机の占有面積が大きい。場所を取る。

 縦置きには右開きと左開きがある。
 バッファロー、アイオーデータのカタログを見る限り、現行品はすべて左開き。
 壁にぴたりと付けて置いた時、ディスクトレーの開口部が左にくる。

 スペースの都合で右開きしか置けない場合は、旧型からさがすことになる。
 2003年発売、
バッファローのDVM-4242IU2は右開き。

 外付けドライブの接続方法は、USB2.0 または IEEE1394
 IEEE1394は値段が高い機種にのみ付いている。最新機種ではパソコン経由の電源供給にも対応している。
 USBスロットがすべて塞がっている場合、IEEE1394接続が重宝する。




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2006年6月14日 (水)

パソコンでDVDを見たい!

 ずっとDVDレコーダーで録画した映像をパソコンで見たいと思っていた。
 そこで、外付けDVDドライブを買うことにする。
 レコーダーがDVD-RWなので、バッファローのDVD-RWドライブを買った。

 市販のDVDソフトは自動的に閲覧ソフトが立ち上がり、見ることができた。

 だが、DVD-RWディスクを見ることができない。
 しらべると、レコーダーで録画した後、ファナライズをかけることで、DVDドライブ装置でも見れるようになることがわかった。
 ファナライズをかけたディスクには上書き録画ができない。
 ただし、DVDレコーダーにはファナライズ解除機能付きの機種がある。ファナライズを解除すれば、再び録画できるようになる。

 だが、それでもまだDVD-RWディスクを見ることができない。

 クリアしなければならないポイントはディスクの初期化モードだった。
 レコーダーでのディスク初期化方法には 「VRモード」 と 「ビデオモード」がある。
 VRモードで初期化すれば、高速ダビングや編集機能を使うことができる。しかし、パソコン側の閲覧ソフトがVRモードに対応していない場合、見ることができない。
 その場合、レコーダー側でディスクをビデオモードで初期化しなければならない。

 VRモードが見られるかどうかはソフトの問題。外付けドライブ(ハード)側に依存する問題ではないと、バッファローから回答があった。

 それでもまだ、フリーソフトGOMプレイヤーでは見ることができなかった。
 ある時、ふと思い立ち、Windowsメディアプレイヤーで試したら見ることができた。
 こうして、ビデオモードで録画したDVD-RWディスクは見れるようになったが、映像や音声が途切れて安定しない。パソコンに積んでいる384MBのメモリーでは足りないということなのか?

 DVDレコーダーとパソコン、まだまだ素人には敷居が高い。

つづく

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2006年6月13日 (火)

ポルトガル初戦 デコ欠場

 2006年ドイツW杯ポルトガル代表の選手達は肩を組んで国歌を歌っている。"アイーン"ポーズのメキシコと並んで独特な光景だ。
 デコはその列に並んでいない。

 メンバーリストでは怪我=injuryを示すiマークが付く。
 このマークが付くとその試合の出場はない。興味は初戦の順当な勝ち点3に移行した。
 代役は
No.19チアゴ。

 かつての宗主国に気を遣ったのか、ホーム扱いのアンゴラがセカンドユニフォームの白、アウェー扱いのポルトガルが1stのワインレッドを着用している。
 1stユニフォーム「赤」のチームが自ら「白」を着たのは
2004-05CL決勝ACミランと同じパターン。

 試合前の予想では、この日はFIFAから要請された第三のユニフォーム「白」を着用すると思われていた。一般発売されないため、ある意味レアと言える「白」を拝む数少ない機会だったが、この日は見ることができなかった。

 残るグループリーグの2試合はいずれもホーム扱い。
 アウェー扱いとなるのは次の場合。
①D組2位で勝ち上がった場合のベスト16
②ベスト8(どの順位で勝ち上がっても必ずアウェー)
③決勝(D組1位で勝ち上がった場合)

 セカンドの「黒」は3日の調整試合ルクセンブルク戦に着ただけで終わりそうだが、本大会でも一度見てみたい。

 占領統治されていた主従関係が過去にあると、互いの国民感情が難しいのが世の常だが、ドイツにいるNACさんの話しでは両国のサポーターは一緒に写真に収まったりして友好的だという。

 No.7フィーゴがキャプテンマークを巻く。
 デコのポルトガル代表入りを批判し、
ユーロ2004の後、一旦代表を退いていた御大はW杯欧州予選途中から復帰した。フランスの場合、予選突破が険しいという事情でジダンを呼び戻したが、ポルトガルは予選でグループ首位を快走しており、フィーゴ待望論はなかった。スコラーリ監督は本戦を見据えたセカンドオプションと考えたようだが、この試合をみれば賢察だったことが明らかだ。
 ポルトガルがW杯初優勝となれば、フェリペ・スコラーリは異なる国を率いて二連覇する初めての監督となる。

 開始早々、最短ゴール記録11秒を破るかというシュート。4分にフィーゴのクロスを No.9パウレタが決めて先制。これまでに登場したどの国よりも強いと思わせたのはここまで。後は大過のない試合運び。
 後半37分には、2年間空き番になっていた No.10を引き継いだビエナがW杯初出場。
 デコがいなくとも1点を守りきって勝てるという試金石となった。

 デコファンクラブのメンバーNACさんによるドイツ・ポルトガル帯同レポートもぜひお読み下さい。

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2006年6月12日 (月)

炭酸とコーヒー

 この両者は いまだ出会っていない強豪同士だ。
 プロレスで言えば
馬場猪木

 博多の漫画喫茶に「コーヒースカッシュ」があった。
 この店はドリンクが見開き2ページのメニューに書ききれないほど多い。

 いつもメニューの片隅にたたずむ 「コーヒースカッシュ」に目をやり、いつか注文しようと考えていた。
 そして、その日がきた。

 意を決して

moto「コーヒースカッシュください」
店員「え、コーヒースカッシュですか?」
moto「えぇ、そうです」
店員「本当に頼むんですか?」
moto「え、どうして?まずいんですか?」
店員「いやぁ、まぁそのなんと言うか」
moto「一度飲んでみたいから、お願いしますよ」
店員「じゃ相談してみます」 
\^^)オイオイ

 あれから十数年の時が流れ、
 セブンイレブンに「ネスカフェ・スパークリングカフェ 」という商品が並んだ。


 びみょー

 麦茶に炭酸入れても同じ味のような・・

 Webページで確認すると「クセになる味」というコピーがついているが、かなり世間を甘く見ている開発者たちなのだろう。



しらべる

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2006年6月11日 (日)

デコのW杯スタート!

 6月11日(日) 欧州標準時21時 日本時間12日4時
 D組第一戦 アンゴラ対
ポルトガル

 いよいよデコW杯が始まる。

 ブラジル生まれのデコは2003年に、当時所属していたFCポルトの監督 ジョゼ・モウリーニョの勧めでポルトガル国籍を取得。3月には、初めてポルトガル代表に召集された。異国出身の選手を代表召集するのは、ポルトガルのサッカー史上デコが4人めとなった。

 日本では、サッカー選手が代表入りするために、国籍取得することを「帰化」と書く。

 ただ、帰化には民族に同化するという意味がある。すべての選手が民族への同化を受け容れているわけではない。
 出生国以外の国籍をとると、判で押したように「帰化」と書く日本メディアのライターは無神経だ。

 デコの代表入りには、ポルトガル国内で賛否両論があった。代表チームメイトのフィーゴやヌノ・ゴメスも、否定側だった。

 だが、フィーゴらは、デコを非難したかったのではなく、国籍取得で他国の選手を「補強」することに反対だったのだ。

 
 デコは、最初に召集された際、ブラジル人監督のフェリペに「頼むから(批判に負けて)途中から呼ばないってことは無しだよ」と言っている。
 一度でも代表チームで国際試合に出場すれば、もう他国の代表に移籍することはできない。そうなればもう、ブラジル代表には入れない。彼の心に、少しは
セレソンへの未練があったようだ。

 ポルトガル代表としてのデビュー戦は、祖国ブラジルとの親善試合。
 
デコの決勝ゴールで、ポルトガルは1966年のW杯で勝って以来、37年ぶりにブラジルに勝利した。

 デコは8日の練習中に怪我をしたと報道されており、この時点では初戦に出場できるかはわからない。初戦に出なくてもいい。2戦めからでもいい。

 2006年7月9日(日) 欧州標準時20時 日本時間10日3時
 決勝の舞台でデコがブラジルを相手に戦うことを祈る。



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2006年6月10日 (土)

並ぶのは好きですか?

焼香に並ぶ
レジに並ぶ
バス停で並ぶ
タクシー乗り場で並ぶ
新幹線の自由席乗り場に並ぶ
銀行のATMに並ぶ
ラーメン屋に並ぶ
パチンコ屋の開店に並ぶ
プーさんのハニーハントに並ぶ
コレクター・グッズの発売に並ぶ
チケット発売に並ぶ

 並ぶ列にはルールがある。
 人々がそのルールを守る節度を持つから列が成立する。
 そこでは「公平」が保証される。

 大半の列ルールの使命は「先着順」を担保することだが、そうではないものもある。

全校集会で並ぶ
軍人が隊列に並ぶ
記念写真で並ぶ

 なかでも次の2つは、階級による不平等を担保している。
VIPがリングサイドの席に並ぶ
マラソンのスタートラインに並ぶ

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2006年6月 9日 (金)

営業に来る変な人たち

 その昔、営業をしていたが、ここ数年は営業を迎える立場になった。
 これから暑い夏、スーツを着てネクタイを締め、外を歩き、すし詰めの電車に乗るのは大変なことだ。

 また、客先の玄関を一歩またげば、いつもよりテンションを上げなければならない。
 「張り切る」ということは、とても疲れる行為。ただでさえ暑さで疲れる夏、心中察するものがある。

 だが、世の中には、テンションの上げ方が間違っていたり、妙な方向に張り切っている営業も少なくない。

人数をかけてくる。
 初商談で気合を示すために、大人数でくる。
 プレゼンで話すのは2人なのに7人で来たりする。
 彼らの人生の時間がもったいない。大勢で来てくれたからといって、意気に感じて採用することは絶対にない。
 「時間の無駄なので、必要最小限の人数で来てくださいね」
 と事前に言うのだが 「そうは、いきません!」 と聞く耳を持ってくれない。

SEの態度が悪い。
 
商談が進み、詳細打合せの段階で加わったSE、専門担当者の態度が悪い。
 「営業は何とでも言って仕事を取ってくるけど、こっちは大変なんだよね」
と顔に書いてあり、終いには僕らの前で営業と言い争いを始める。
 課題を見つけて指摘するのはよいことだが、やってられないよという態度は余計である。
 よく 「歳をとって使えなくなったSEは営業に回す」 ものと考えている会社があるが、それは順番が逆。
 現場を歩いたことがないSEは専門用語でユーザーを脅迫することばかり巧く、考え方にも偏りが著しい。


「本体」を強調する。
 
グループ会社の親会社の社員が言う。
 傘下グループ会社商品の商談に来た時 「私は本体の人間」 と強調する。
 本体でも別体でもこちらはどうでもよい。


やたらと「はい」「はい」言う
 
自分で一方的に話して「はい」、また喋って「はい」
 お前は宮尾すすむか?

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2006年6月 8日 (木)

それはまちがい?

 それともまちがいじゃない? いえ、間違いです。

敵も去るもの

 正しくは「敵も然る者」
 敵もなかなかしたたか者であるという意味。
 MS-IMEで「てきもさるもの」と入力すると「てきも」「さるもの」で区切られて、第一候補で「敵も去るもの」が表示される。
 2005年5月に「敵も去るもの」でGoogle検索すると24件の記事がヒットした。それが現在は226件になっている。
 MS-IMEを使っているブログライターが大量に誤字をばらまいているか、同じネタで書いているライターが多いのだろう。(ちなみにこの記事もまた、新たな1件となる)

袖すり合うも多少の縁

 正しくは「袖すり合うも多生の縁」
 "道で人と袖が触れるだけのような、些細なことで、前世からの因縁によるもの"という意味。
YAHOO!辞書より

喧々諤々(けんけんがくがく)

 ATOKでは「けんけんがくがく」と入力しても漢字変換候補はない。そういう日本語はない。
 侃侃諤諤 または 侃々諤々(かんかんがくがく)=正しいと思うことを堂々と主張するさま。盛んに議論するさま。
 喧喧囂囂 または 喧々囂々(けんけんごうごう)=多くの人が口やかましく騒ぎ立てるさま。
YAHOO!辞書より

年上の女房は金(きん)の草鞋を履いて探せ

 正しくは金(かね)の草鞋。金(かね)=鉄でできた丈夫な草鞋で、たくさん歩き回って探すだけの価値があるという意味。
 「金の草鞋で訪ねる」という言葉を元に、いくつかの用例がある。

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2006年6月 7日 (水)

自分さがし

 自分の使命、夢を見直す心の動き。

 自分がやりたいこと、子どもの頃からやりたかったこと、こうありたいという理想の姿など、夢と現実が乖離している人の心に起こる。

 「自分さがし」のために自らに問いかけることのリスト

何を求めているか?
これまでで最も成功したことは?
他人からみて、どのような人間になりたいか?
人生の主流からは外れるが、楽しめることは何か?
やりたい仕事はなにか?

 自分さがしの必要がない”成功した人たち”の中には「自分さがし」に否定的な論調があるが、個人の中でなにを探そうが自由である。

*参考文献「夢をかなえる一番よい方法」リチャード・ブロディ PHP 2002年3月刊

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2006年6月 6日 (火)

そばアレルギーの笑い話(最終回)

 1990年代半ばには、そばアレルギーの存在がぼちぼちと認知され始めていた。
 とりわけ、僕が啓蒙活動をしたので、同僚の間でそれは
形式知となっていた。

 名古屋では冬になると、三河や北陸にカニを食べに行くことが多い。
 エビカニを始め 魚介類もアレルギーの僕は、必然的にその都度 魚介類アレルギーについても説明しなければならない。

 宴会料理では締めに「茶そば」が出ることもよくあり、そこでまた「そばアレルギー」のネタを振る。
 職場ではすっかり「そばアレルギーのmotoさん」として有名になった。

 そんな時、職場旅行の行き先が岩手だった。
 旅程表によると初日のお昼は「わんこそば」
 だがそこは、幹事も心得たもの
「motoくん、ちゃんと別のものを用意しておいたからね!」

 僕としては一食を失うことよりも、そのネタの方が美味しいので、わんこそばをすする同僚を尻目に、お茶をすするというシチュエーションを逃したのは、少し残念だった。

 そして、わんこそば当日
 いかにも観光客相手に商売してますというお土産センター。その二階の座敷、何列にも並んだ折りたたみテーブル。他にもいくつかの団体がはいり、店内はごった返している。
 すし詰めの席に座った僕の前にもわんこそば。
 僕の手は動き始めない。

 目ざとく見つけた幹事が
「あっ 店員さん!そばダメな人の分を頼んでおいたんだけど」
 あぁ、あっちですよ
 白い頭巾を巻いた小太りのおばちゃんが指を指す。

 2列となりに僕の特別料理がしつらえてあるようだ。
 テーブルをまたぐわけにもいかず、壁際に随分遠回りして、僕は特別な席にたどり着いた。

 エビフライ定食だった

moto「あのぉ、僕エビもダメなんですけど・・」
店員「
はあっ?

 一番たくさん食べたのは50代のおばちゃんで131杯
 きゃぁそんなに食べてないわよ!と盛り上がるなか
 目の前にはエビフライとごはん。
 僕はぼんやりと、わんこそばに入れるかやくが盛られた鉢を見ていた。

 2002年よりそばを含む食品はアレルギー表示が義務付けられた。

 2006年現在、なんとなく聞いたことはあるという人が大半になった。



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2006年6月 5日 (月)

日本代表のユニフォーム戦略

 戦略ということばはビジネスの世界で多用される。

 営業やコンサルタント達は「戦略的行動に特化すべき」と軽々しく言うが、実際にやっていることは、出来合いのソフトウェアの売り込みだったり、売り込んだ後、手離れよく逃げるための道筋作りだったりする。

 しらべるでは、戦略をこう定義する。
 目的達成のために、より確率の高い方法を考えて、
資源を傾注する活動。

 戦略は発想が命。想像力がたくましくなければ、戦略は生まれない。

 サッカーのルールではユニフォームを引っ張ってはいけないことになっている。だが、CL決勝を見ているとアーセナルの選手はペナルティエリア内でエトーのユニフォームを引っ張っていた。それでもイエローカードは提示されなていない。

 審判としては、一瞬のできごとだけに、即一点につながる重大な決断を下すのはためらわれるのだろう。
 だがもし、あの時ユニフォームが真っ二つに裂けて、エトーが裸になっていたらどうだっただろうか。
 たとえ、その時はPKをとられなくとも、アーセナルの選手はその後の守備がやりにくくなったはずだ。

 サッカーのユニフォームは伸縮性があり、少々引っ張っても破れたり伸びたりしない。だが、少し引っ張っただけで裂けてしまうユニフォームを相手が着ていたら、自陣ペナルティエリア内での守備は腰がひけてしまう。

 たとえ、本番ではそんなユニフォームを着なくても、あのチームのユニフォームは破れ易いというイメージを与えるだけでも成功だ。

 日本代表の本戦での活躍を期待したい。

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2006年6月 4日 (日)

一クラブを超越した存在

 やがて受付が始まり、ホールに一番乗り。
 講演を聴く時はいつも最前列に陣取る。

 だが、この日は前から2列は VIP席が20ほど。
(有名人が来るかと思ったが、大学関係者のようだった)
 そのVIP席のすぐ後ろに陣取る。

 この講演はインターネットで事前に受付が行われた。数日前に定員に達し、その後はキャンセル待ちの受付画面が表示されていた。だが、となりの二人組は昨日申し込んだと言っている。

 今回のコーディネーター、東工大の学生が挨拶に立つ。
 「2週間前にFCバルセロナからメールをもらった時はとても驚きました。4人のスタッフで1週間ほどの準備期間でした。至らないところが多いかも知れませんが、よろしくお願いします。」 つづいて、ゲストのバルサ経営陣を紹介。

■ Alfons Godall (バイスプレジデント)
■ Alejandro Echevaria
■ Esteve Calzada (Marketing Director F.C.B)
■ Javier Munoa

 まず、バイスプレジデントの Alfons Godall が挨拶に立った。

 多くの日本の方々がここに来て下さり大変誇りに思う。
 サッカーは世界中の人が文化、知識あらゆる交流をするためのメディアだと思っている。
 バルサ執行部一同は皆様方と共に学ぶことを目的にここにやってきた。
 ラポルタ会長と執行部は「バルサは一クラブ以上の存在である」と感じている。
 というのは、バルサは
カタルーニャの文化と密接につながり、スポーツを超えた価値を持っている。すばらしい外交官としての役割を果たすと思っている。
 この機会を通じて、日本の文化とカタルーニャの文化が交流できる。バルサは13万人のソシオをもっているが企業ではない。上場はしていない。クラブは会員のものなのです。
 今回来日した目的は世界的によく知られたクラブを紹介するためです。2年前執行部に就いたとき、世界的に有名な選手を得ようと思い、今それを達成したことを誇りに思う。
 現在、FCバルセロナは1700のファンクラブ(ペーニャ)を擁する団体になっている。
 我々は規模としても大きくなりたいとは思っているが、サッカーが質を伴って成長することを望んでいる。

 バルサのチームスローガン:Mes que un club ( 一クラブを超越した存在 )
 翌年
Tシャツで有名になる文言を聴いたのは、この時が初めてだった。 

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2006年6月 3日 (土)

そばアレルギーの症状

 大人になって初めて、恐る恐る食べるそば
 最初の一すすりは何事もないかのように思えた。だが、
食べ進むに連れ、じわじわと体温が上がっていくのがわかる。
 なんとか半分くらいまで食べ、格好が付いたところで箸を置いた。
 当時はまだ「そばアレルギー」という言葉も知らない。ちょっとお腹いっぱいなのでと言い訳する。

 症状は30分もせずに現れた。
 取引先を辞し、高速道路、クルマを走らせていると、頭皮から爪先まで猛烈なかゆみが襲う。
 1時間近く片手ハンドルで全身をかき続け、ようやく会社にたどり着く。

 21時を回っていたが、上司がまだ事務所に残っていた。
 「おまえ、酒呑んで運転してきたのか?」
 いきなり、上司が怒鳴る。

 夕飯の席に酒は出ていない。
 え、なんでですか?
 鏡見てみろ!と上司

 洗面所の鏡の前に立つと、まさに"ゆでたタコはこんな色をしている"という顔色が映った。

 「小学生が給食のそばで亡くなった」
 その記事を新聞に見つけたのは、その数年後
 その時、初めて「そばアレルギー」の存在を知った。

 その時の感情は、かつて、
花粉症の人、パニック障害の人が言われない不調に悩み、その病気の定義に出会った時の不思議な安心感に似ているかも知れない。

 その時切り抜いた記事は、ずいぶんと黄ばんだが今もクリアファイルに大切にとってある。
 当時は、事あるごとにその切抜きを持ち出しては「そばアレルギー」ネタを話して回った。

 世間がそばアレルギーを認知したのは1990年代。
 すかいらーくのメニューでワッフルに「そば粉を使用しています」という記述をみた時は嬉しかった。
食品アレルギー表示の義務化はまだ随分先のことであり、この会社は先進的だった。

 そんな時、後に僕の十八番のお笑いネタとなる、その出来事はおこった。





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2006年6月 2日 (金)

林の面積は東京の何%でしょう?

 多摩川の上流には水を大地にため込む源水林がたくさん植えられている。
 源水林は東京都の面積の3分の1を占める。

 「林の面積は東京都の何%でしょう?」
 という質問を5人にしてみたところ、すべての人が10%以下と返答した。

 どこまでもビルが続いていそうな東京でも3分の1が林。
 地方ならばこの比率はさらに高い。
 新幹線に乗るとよくわかる。のぞみが駅から滑りだすと都会の風景はすぐに途絶え、山と田園風景になる。
 地方で高速道路を走れば、ほとんど山の中だ。
 これだけ土地があるのに、競って街の中に住まなくてよいのにと思う。

 人口密度が世界でも圧倒的に高い日本でこうだ。
 世界には土地がたくさんある。
 ただ、人類が存続するために必須度合いが高いのは、土地ではなく人口に見合う食糧、住みよい
環境

 土地があり、雇用が足りないのであれば、食糧不足に悩む国のニーズに合った農業を興し、流通ルート・購入企業を探す。のはどうだろうか。

 「世界中の人を集めると琵琶湖に収まる」
と友達から聞いた(出典を今調べている)

 世界中の人が琵琶湖に集まれば・・・
 琵琶湖は溢れて琵琶盆地になってしまう。
 溢れた水で長浜や雄琴が沈んでしまい、困る人が多いだろう。
 各国の航空会社、船舶会社は潤い、滋賀県を中心に関西経済は一息つける。
 その間、世界中で空き巣が入らないかも心配だ。

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2006年6月 1日 (木)

年間カレンダー置きました。

 去年の4月1日は何曜日だったかな?
 2004年6月のカレンダーを見たい。

 仕事のスケジュールを立てている時、よくこういうことがある。

①パソコンの時計の日付を替えて見る。
②フリーウェア「MD電卓」を起動して曜日をしらべる。

 PDAにもカレンダー機能はあるが、見たい年月日に一発で飛べない。
 手帖を数年分持ち歩いていればよさそうだが、今年のものしか持ち歩かない。
 自分の机でも、会議室でも、自宅でも、何処でも瞬時に確認できる方法はないか?

 そこで、自分用にWEBにカレンダーを置いている。

 
年間カレンダーを4年分掲載しました。
 仕事中に見ても大丈夫なように、それぞれのカレンダーページはシンプルなつくりにしています。
 よかったら、見にきてください。

 カレンダーの
「6月」のところをクリックすると「その日何の日」のページに飛びます。

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