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2006年6月19日 (月)

鯨と牛のどちらを食べるか

 自然界ではクジラと人間は魚を巡る敵対関係にある。
 クジラを捕らなければ、クジラという食料を失うのではなく、魚という食料を失う。
 このままでは地球全体の食糧確保に支障をきたす。

 ステーキとハンバーガー大好きな民族はこう言う。
「魚を食べなくても、肉を食べればよい」

 ミンク鯨は年々増え続けている。
 ミンククジラの年間増加量だけを捕獲して得る食肉量は牛30万頭に匹敵する。
 30万頭の牛を毎年生産するには108万頭を飼育する必要がある。
 これには土地・飼料・人件費という大きなコスト、熱帯雨林の伐採という
環境影響を伴う。
 一方、漁業は資源を枯渇させないように獲りさえすれば、
環境影響も少なく、コストも安い。

 そもそも「肉を食べればよい」という人と、クジラはほ乳類だから殺してはいけないという人が 同じ国の人達なのが笑止だ。
 肉と言えば牛、豚、鳥のことだと思うのだが、牛と豚はほ乳類だ。

 1964年~1967年、アメリカのNBCテレビで放映された「わんぱくフリッパー」はイルカ人気を大いに高めた。
 
イルカ(dolphin)とは4メートル以下の歯クジラのこと。イルカは俗称であり、生物学的にクジラとイルカの区別はない。
 この番組はアメリカにおいて鯨類は殺してはいけないという世論作りの下地となった。

 アメリカは地球温暖化防止のための「
京都議定書」を批准していない。自国が二酸化炭素排出規制の目標値をクリアできないからである。
 
地球温暖化により鯨の主な餌であるエビが減り、鯨を餓死による座礁に追いこんでいる国はどこなのか?
*参考資料~朝日新聞2001年4月21日朝刊

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