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2006年7月 8日 (土)

洋上の初日

 洋上に出て初めての朝を迎えた。

 朝食は初めて洋食。
 コーヒーは美味かったけど、あとは普通の味。

 食後には避難訓練。
 実戦に備えて、財布だけを持ち出しボートデッキへ出る。

 Fブロック役員の簡単な打合せ。
 「運動会」スタッフに指名されたので二つ返事で受諾。
 ほとんどの人は役割を任されることから逃げようとする。

 同じ会社の尾崎も運動会スタッフに入り、皆が
「君の会社は積極的だね!」と冷やかす。

 いよいよグループ活動がスタート。
 第一回チームミーティング。

 チームは7人構成
 初めはお互い名前がわからないだろうと思って、机に立てる名札を作ってきた。

 しかし、シンガポールでの3日間で、お互いに名前を覚えてしまい単なる小道具になった。
 皆が名札に笑う。
 この笑い、ちょっとした驚きが会議への参加意識を高めるのだ。

 まずはKJ法もどきで、ペーパーへの課題の書き出しから始める。
(ブレイン・ストーミング)
 テーマはシンガポールで訪問したA社視察レポート。
 皆から題材を出してもらった時点で、レポート執筆担当の森さんに後を任せる。

 昼食は「そば」
 僕はそばアレルギー。日頃僕の周りにはいないのだが、このチームにはあと一人そばアレルギーがいた。
 二人で "別の釜でゆでたうどん" に替えてもらう。
 そばアレルギーの立場からすると、そばと同じ釜でゆでたうどんには神経が過敏になる。それをわかってくれるシェフはたいしたものだ。

 献立は 3食チラシとうどん、昼にはちょっと重い量。
 空いていた左隣りの席に電話会社から来たSさんが座る。
 仕事の内容。出向先から派遣されて、この旅に参加したことなどを話す。
 船内の売店で職場の皆さんにお土産のボールペンを買う。
 船内で通用する あと清算のカードが発行されており、現金を持ち歩かないで済む。

 午後のミーティング
 なかなか皆のエンジンがかからない。
 それでも指名発言は求めず、皆の自発的な流れを待つ。

 元々、会議の進行には自信があったが、それでも改めて専門書を読み研究してきた。そこには
「(意見が出ないようですので)○○さんどうですか?」
という指名発言をすると、参加意識を引き出せないとあった。

 停滞した状況を打開するために、コーヒーブレイクを挟む。
 レストコーナーには、各種飲み物に加えてクッキーまで用意されている。
 さすがに企業研修のプロが運営するだけあって、手慣れている。

 デッキに出ると外は晴れていて日差しが痛い。
 そこには青い空、どこまでもつづく濃紺の海
 それしかない。
 嬉しくなってくる。

 ミーティング再開
 議論のポイントが「情報化」に絞れてから、ようやくアイスブレイクする。
 だが、初期時点のブレイクには失敗したと言わざるを得ない。

 森さんが日頃SEとして現状分析、解決といった仕事をやっていると聞き、森さんの仕切りにある程度任せてみる。
 プレゼンを組み立てて行く手際の良さはさすがプロ。
 この人と出会えただけでもこの旅は価値があった。

 この旅は「洋上研修」と銘打ってはいるものの、参加する企業によってその意識は千差万別。
 スキルアップの場として精鋭を送り込む会社があれば、勤続30周年のご褒美と位置付けている会社もある。
 「なんで、会議があるの?」
 と言い出すツワモノモいる。
 その意識の違いが、当初のギャップを生んでいた。

 渡辺さんは船酔いで辛そうながら、模造紙への清書をせっせとやってくれている。
 平島さんは時々、この人は意外と鋭いんじゃないかと思わせるようなことを言う。
 発言のほとんどないお笑いおじさん芦田さんも「何でも言って下さい。何でもやります」と言う。
 少しずつだが、乗り遅れちゃいかんというムードが出てきた。

 18時のタイムアップ間際までしっかり話し込み、翌日へ持ち越す。

 夕飯は大広間で歓迎パーティ。
 急いで衣服をクリーニングを出した後、パーティに備えて久々のジャケットを羽織る。やはり気分がひき締まる。
 450人が一堂に会したパーティ会場は「狭い」の一言。
 船長、団長や事務局のスタッフ、おなじFブロックの方々と名刺交換する。森さんと連れだって会場を縫うように記念撮影をして回る。

 パーティ後、部屋に備え付けのシャワーを浴びる。
 結局初日以来、芋洗い場のような大浴場には行っていない。

 皆は呑みに行ったが、僕は「運動会」打合せ。
 ここはストレスが溜まる場となった。
 会議を私物化する人がいて、一人であれこれとしゃべりまくる。
 事務局の人が言ったことを「もう一回確認したい」と復唱させる。
 傍若無人とはこういう人を言うのだろう。
 こういう、一人で喋り続ける人のけん制方法を本で読んでいたのだが、思い出せなかった。
 それに、僕はこの場の進行役ではない。

 22時には皆が夜食に行くというので、ここはつきあいのいいところを見せようと思い食堂へ。
 毎晩この時間になると夜食(有料)のメニューが船内放送される。
 今日のメニューは「ちゃんぽん」
 「ちゃんぽん」といえば銅座の江山楼。炒飯も美味いんだよなぁ・・
と長崎の味を知る僕としては、味についてはノーコメントだが、量が少ないという点が気に入った。
他の日にはカレーライスを食べたが、これも適度な量がよかった。

 その後、隣の部屋で静かにビデオを見ながら過ごし(Hではない)
23:30には部屋でパソコンに向かい、この日記をつける。

 今晩から上段のベッドに移動。

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