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2006年8月10日 (木)

ネットコミュニティ成功の要因

 インターネット上に「売ります」というサイトはあるが
「買います」というサイトはない。

 ヤフーオークションはとても便利だ。
 ありとあらゆるモノが売られている。
 現在、発売されていないモノでも、見つかることが多い。
 それでも、探しているものが検索して見当たらないことはある。
 そういう時、逆オークション、つまり「買います」を掲示して
売り手を募るポータルサイトがあれば便利だと思う。

 インターネット上に「おしえてください」というサイトはあるが
「おしえます」というサイトはない。

 これは要らない。
 モノではない、教えるという"情報"の価値を推し量るのは難しい。
 その回答者から、どれだけ価値のある情報が出てくるのか?
 回答者の属性、たとえば、東京大学卒業とか、ビジネスモデル
特許を10個とっていると言った情報だけで判断することは難しい。

 質問者からすれば、自分の基準で選べる複数の回答が得られるこ
とが理想的な状態。

 「ダイエット?女の子なんだね。応援するよ!」
 といった属人的コメントは邪魔なだけだ。

 ニフティという日本一の会員を持つプロバイダーがある。
 かつて、この会員コミュニティを支えていたのは日商岩井や富士通
の社員ではなく、持っている情報をすべて吐き出して、知らないこ
とは調べてでも答える・・
そんな「企業側に立って発言するユーザー」達だった。

 彼らは自己満足と「お礼のレス」のために、無償で努力した。
 現在、インターネット上の「教えてください」コミュニティを支
えているのはポイントや現金を得て有償で努力する人たちだ

 かつてニフティでも、フォーラム管理者には現金が支給されて
いたが、これは先住者利益で、古くからいた人の既得権になって
いた。仕事が忙しいということを理由に、長期に渡り企画は立て
ない。トラブルはほったらかし。だけど、カネは手放したくない。
だから交替しない。こんな管理者がうようよいて、無償でアクティブ
に活動する議長クラスは皆、嫌けがさしたものだ。

 ミクシィでも大規模コミュニティの管理者に報酬を支払えと言う
要望が出ている。
 そうなれば、ただでさえ、既存コミュニティがあるのをほっかむ
りして後から作る人が多いというのに、今よりさらに険悪な状況に
なるだろう。

 アクティブな人を確保することが、ネットワーク運営を成功させ
るための最大の要因。
 そこには、必勝法や秘訣はない。
 数多くのアイデアと努力の積み重ね、そして忍耐と運が必要な
だけである。

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