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2007年7月 2日 (月)

ハイブリッドな携帯

 プリウスが世に出てから、ハイブリッドは自動車用語になった。
 だが、1995年から1997年まではハイブリッドと言えばパソコン用語だった。
 ハイブリッドの意味は「両方」
 1枚のCD-ROMで、Windows、マック、どちらのパソコンでも動くソフトを「ハイブリッド版」といった。
 ハイブリッド版は、どちらのOSでも動く魔法のプログラムが入っているわけではなく、1枚のCD-ROMの中に、Windows用プログラムとマック用プログラムを両方入れただけ。
 ハイブリッドカーがガソリンと電気を切り替えながら動作することと対比すれば、パソコンソフトのハイブリッド版は純然としたハイブリッドではなく「Windows、マック同梱」に過ぎない。
 ただ、当時そんなことを詳しく知っている人はいなくて、あるメーカーはハイブリッド版のソフトを「プログラム容量は580MBの高機能」と宣伝していたが、実際、ユーザーにとっては「290MBの価値」ということだった。

 プリウスの3年後、ハイブリッドな携帯が、ドコモから出た。
 「ドッチーモ」 1台でPHS、携帯電話の2役をする。
 PHS+iモード携帯が合体したスーパードッチーモもあった。

 電話番号は携帯(090)、PHS(070)それぞれ1つ。1台の電話機で、2つの番号を持つ。通話中はもう一方の電話番号は「オフ」の扱いになる。
 既にドコモの携帯電話またはドコモのPHSを持っていて、ドッチーモに変更する場合は、既存の番号をそのまま使えた。

 高速移動時や、iモードでネット接続する時は「携帯」、音声通話や通常のデータ通信時は「PHS」と、2台の電話機を持っていて使い分けている人がいる。という想定で発売されたのだが、間もなく市場から消えた。

 同じく2000年、 ハイブリッド携帯H゛をKDDI(発売当初はDDIポケット)が発売した。「H゛」と書いてエッジと読む。
 ただ「ハイブリッド携帯」と言っているが、中身はPHS。
 いったいどういうハイブリッドなのかというと、これがよくわからなかった。

つづく

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