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2007年12月10日 (月)

最近ガラスを割ったのはいつですか?

 窓ガラスを壊して回るのは尾崎豊くらいで、普通の人はガラスを割ろうと思って割ることはない。 「あれ?割れちゃった」のである。

 子どもの頃、佐世保独楽を投げて回す特訓をしていたら、独楽がすっぽ抜けて玄関のドアが割れた。
 ガラスのそばでモノを投げるのは危ないと学んだ。

 その数年後、風呂のドアを蹴飛ばしたら、ガラス戸が割れた。
 足の裏を切って病院に運ばれた。
 素足でガラスを蹴るのは危ないと学んだ。

 その数年後、今度は手で風呂のドアを叩いたら、ガラス戸が割れた。
 時代は変わっても、ガラスのもろさは変わらないと学んだ。

 その数年後、僕は熊本県の山奥にいた。
 まだ高速がなかった頃の219号線。
 「助かりません。救急車到着まで1時間」
 という道路脇の看板が、ドライバーに慎重な運転を求めていた。

 まだその頃、携帯電話はない。会社への連絡は公衆電話だった。
 電話ボックスを見つけて、クルマを離れた僕は、そこで、キーを詰めてしまった。
 救急車が来るのに1時間なのだ。恐らくJAFを呼んでも1時間半は来ないだろう。
 近くの河原に降りた僕は大きい石を拾ってきて、窓を割ることにした。

 フロントガラスを割ると、風圧で運転しづらいし、高くつきそうだ。
 後部座席のドアガラスならよかろう。
 ガンガンと窓を叩く。
 ところが10分ほど経っても、窓はびくともしなかった。
 意外とガラスは割れないものだと学んだ。
 (結局JAFを呼んだら30分で来た。田舎では救急車よりJAFのほうが早いと言うことも学んだ)

 その数年後、格子状に針金が入ったサッシを蹴ったら、放射線状にヒビが入った。
 ガラスには割れやすいポイントがあるのだ。靴を履いていたので、キック力も強力だったかも知れない。
 次から蹴る時は、窓枠を蹴らなければならないと学んだ。

 人生の学びは奥が深い (バカは死ななきゃ直らない とも言う)

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