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2008年1月19日 (土)

ITILとの向き合い方

----- Original Message -----
From: "サトウケイコ"
To: "スズキイチロウ"
Sent: Sunday, January 20, 2008 10:05 AM
Subject: Re: 通常受注についてのお願い

 届いた業務メールの中にこんな記述があった。
 サトウケイコは事業部門のユーザー
 スズキイチロウは問合せ窓口の社員

 ルールはこう決まっている。
 ユーザーが業務依頼をする場合「窓口」のML
宛てにメールを出す。

 だが、サトウケイコはそのルールに則らない。
 「窓口」宛てにお願いすると、却下されるようなケースをスズキイチロウ個人にねじ込んで来るというのではない。
 サトウケイコは文書管理とか、ITILとか、そういう形式にとらわれた業務フローを無視しているのだ。
 確かにその気持ちはよくわかる。

 ITILを入れたために、喧嘩が絶えず、家族的だった会社がお役所 兼 戦場と化してしまった会社が多いはずだ。

 イギリスはそれを「ベストプラクティス」と銘打って世界中にまき散らす。
 アメリカもその普及に血眼になる。

 ITIL命(いのち)の人々が何を狙っているか、まだわからない人がいる。
 部下もITIL病に感染しなければ、サラリーマンとしての地位を失ってしまうので、積極的に自らを洗脳する。

 だからITILは止(と)める人がいない。
 だからITILは止(や)めようという人がいない。

 ITILによって得られるものは大きい。
 仕事の効率がよくなり、ストレスが減ることも多い。
 自称"職人"には仕事を抱え込み、手の内を明かさなかいことで、居場所をキープしようとする人がいる。
 そういう人に、仕事の中身を無理矢理公開させるための外圧として、ITILは好適だ。

 ITILを学び、四の五の言わず一度やってみる。
 そこから、職場に合うものを残し、合わないものに無理に合わせようとしない。
 その姿勢が大切なのだ。

 件のサトウケイコのように、はなっから参加しないという人は、サラリーマンを辞めて、世界が自分中心に回る会社でも起業したほうがよい。

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