« ガソリン代を車に乗っていない人が払う国 | トップページ | セビージャとUEFAカップ »

2008年4月 5日 (土)

二匹目のあなごパイ

 羽田空港は 「お土産お菓子が買い放題の、立派な空港」
 文筆家 木村衣有子が「もうひとつ別の東京」でそう書いている。

 2004年12月1日、沖合展開事業第三期工事が完成して、第二旅客ターミナル(東ターミナル)がオープンして以来、お菓子を買えるターミナルがまた増えた。

 ANAとエア・ドゥが使用している第二ターミナルは大きな吹き抜けがあり、スペースを贅沢に使っている。
 だが、出発フロアでゲートに面したお菓子売り場は、それほど店数は多くない。

 東京バナナのチョコレートを買って帰ろうと思ったが、売っていない。
 ここの店にないのか。それとも、もう作っていないのか。
 そう考えていた時に、その品はあった。

 ベルンの羽田沖あなごパイ

 あなごパイ?
 見た目は、かのうなぎパイそっくりではないか。
 二匹目のどじょうという言葉があるが、二匹目はあなご・・

 江戸前のあなごエキスを漬けて焼いたパイ と説明されている。

 浜松のうなぎパイはうなぎの味はしない。
 うなぎの味がするのは、うまい棒のかばやき味の方だ。
 (かばやき味はもう売っていない)
 うなぎパイ同様、このあなごパイもあなごの味がしないことは容易に察しがつく。

 だが、販売は羽田空港、成田空港限定。
 そこでしか買えないという情報価値は高い。
 うなぎパイに似たあなごパイという、なんじゃそりゃという試みは、大きく口を開けて、僕らのツッコミを待っている。

 これはいいネタになる。
 店の前を2往復した後、 6枚入り525円を買ってきた。

■製造販売:ベルン(東京都目黒区)
■日持ち:50日

 あなごの目と口と思われる模様があしらわれている。
 これはうなぎパイにない装飾。お土産で渡した時、見た目が楽しい。
 大半の女性に「かわいい!」と言ってもらえそうだ。
 その飾りだけをかじり取り口に含む。かすかにチョコのような味がする。

 本体をかじる。
 パイの層に沿って、かじる方向とは垂直に崩れる食べにくさは、うなぎパイと変わらない。

 うなぎパイとは味付けがずいぶんと違う。
 あなごの味がするわけではない。ゴマの風味が印象に残る。味の決め手は醤油のようだ。
 パイ生地と醤油。まさに和洋折衷の妙がある。

 うなぎパイの味を想像していると、これは意外と美味くて、やられたと思う。
 あなごパイには「夜のお菓子」といった時間帯を指定した但し書きは書かれていない。

 さぁ、どじょうと蒸籠蒸しで有名な 福岡県柳川市の皆さん
 次は「三匹目のどじょう」の出番ですよ!

|

« ガソリン代を車に乗っていない人が払う国 | トップページ | セビージャとUEFAカップ »