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2009年6月23日 (火)

困ったウェブサイトを作っているのは・・・

 世の中には困った人が、時々いるものだ。
 困った人は、なにを考えているかがわからない。
 意見をしたり、文句を言ったら、とばっちりが返ってきそうなので、何も言えない。

 そうやって、誰もが困った人を遠巻きにするので、困った人はいつまで経っても、困った人のままなのである。

 インターネットで調べものをしている時にも、同じような思いをすることがある。
 そう「困ったウェブサイトだ」

■ブラウザーの「戻る」ボタンを無効にしている。

 ウェブページの分析データの中に「離脱率」「直帰率」というのがある。
 離脱率は、そのページを最後に、そのウェブサイトから、ユーザーが離れていった率。
 直帰率は、そのページから入ってきて、サイト内の他のページに行くことなく、ユーザーが離れていった率。

 ウェブサイトのオーナーは、一度つかんだユーザーが、すぐ帰らないよう、思案を巡らせる。
 普通のオーナーは、ページ内に魅力的なサイト内リンクを書くといった、前向きな努力をする。
 だが、ちょっと技術的に詳しい人が運営している、企業のウェブサイトには「戻る」ボタンが効かないように細工をするものがある。

 検索エンジンから、そのページに飛んだ後、当てが外れたと思ったら、戻るボタンで検索エンジンに戻りたい。そうさせないための、あざとい策だ。

 ユーザーの反感を買おうが、数字のための数字を上げるほうが大切だという、血迷ったページである。

■ハイパーリンクをクリックする度にポップアップ広告が出る。

 Internet Explorer6にポップアップブロック機能がつく前は、大問題になった。
 ただし、最近では影を潜めている。

■トップページがフラッシュで始まる。

 ページそのものがアートである芸術家のウェブサイト以外では、邪魔くさいだけだ。
 商品やサービスを宣伝するためのウェブサイトで、トップにフラッシュを置く会社はろくな会社ではない。
 常時、実測10MBを超えるような環境のユーザーは、まだまだ少数派。遅い回線で、ちょっと旧いパソコンでも使っていようものならば、フラッシュが始まった段階で固まってしまう。
 「アドビ***をダウンロードしなさい」
などと言われると、実に腹立たしい。

 また、たいていのフラッシュには、SKIPボタンがつけてあり、フラッシュを見たくない人は、それをクリックすればよいのだが、希にSKIPボタンをつけていないサイトもある。

■物販のサイトで困りものなのは、最終確認ページまで「送料」や「手数料」を隠すサイト。

 会議を重ねて「できるだけ、値段を出さずに、引っ張ろう」という結論に達したから、そういうページ遷移にしたのだろうが、常軌を逸していると言える。

 ある大手通販サイトでは、申し込み確定をしても、使用したポイントを差し引いた合計金額がわからない・・というところもある。
 そういうサイトを技術者に作られてしまった、営業の人たちが哀れである。

■店舗、施設のサイトで困ってしまうのが、住所を書いていないサイト。

 クルマで行く場合、今時、地図をプリントアウトして、にらめっこしながら走る人は居ない。
 カーナビに住所番地を入力すれば、あとはナビが導いてくれるからだ。
 マイカーユーザーにとって、必要な情報は「住所番地」ただそれだけ。

 それなのに「お車でお越しの方は・・」として、最寄りのインターや交差点、近隣の目印などを丁寧に書いているサイトが多い。
 施設のウェブサイトでは、トップページの上下いずれかに、住所番地を記載する。これは、今や必須である。

 こういう、困ったウェブサイトのオーナー達は
「自分のサイトを自分で使っていないんじゃないか?」
と思うことが多い。
 そこで、ふと我に返り、自分のサイトを使ってみては、
「わっ、これはひどい」
と、苦虫をかみつぶしているのである。

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