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2009年7月26日 (日)

デコにオファーしたクラブとは?

 7月10日、デコの移籍交渉がまとまらぬうちに、チェルシーのプレシーズン・キャンプが始まってしまった。
 デコは依然としてチェルシーの選手であり、チェルシーのキャンプに参加する。

 デコがポルトガル紙「ア・ボーラ」にこう語っている。
*出典 The Goal

 「いくつかのクラブからオファーを受け取った。でも、もしもチェルシーに残るとしたら、いくつかのことが変わるのが重要だ。去年は気に入らなかったからね」

 ここにきて、チェルシー残留の可能性に言及したデコ。
 インテルとの移籍交渉が難航していることがうかがえる。

 同日、インテルのモウリーニョ監督は、獲得交渉が思うように進まないデコとリカルド・カルバーリョについて、語っている。

 「私のチームじゃない選手については話したくない。
 レベルの高いトップ下とDFが加われば満足だが、どうやら難しいようだ。
 今は2カ月前に私が夢に見ていたチームではない。
 だからこそ、目標はチームの現状に即したものとなるだろう」

 デコとカルバーリョに対する獲得資金を出し惜しむインテル首脳に対する痛烈な皮肉である。
 要求どおりの選手が揃わないならば、現状の戦力での目標は "現実に即したもの"
 つまり、スクデット(セリエAのトロフィー)は獲れたとしても、欧州CLはムリだからね。
 呆れてモノが言えないということだ。

 デコが言う、オファーをくれたいくつかのクラブとはどこか・・
 その可能性を想像してみる。
 まず、真っ先に思い浮かぶのは、古巣のFCポルト。

 2006年9月、ポルトガルリーグ「スーペルリーガ」は経営不振のため開幕できなかった。
 結局、スーペルリーガから2チームを減らして16チームでスタート。
 ブックメーカー(賭けごとを仲介する業者)企業の bwin を冠スポンサーに迎えて「bwinLIGA」として開幕にこぎ着けた。
 お世話になったポルトガル・フットボール界の地盤沈下に心を痛めたデコは、2006年10月に「現役生活をFCポルトで終えたい」と語っている。

 FCポルトに移籍する時は、デコが引退時期を決めた時。
 まだ、その選択はあって欲しくない。

 2番めに思い浮かぶのは、レアル・マドリー。
 かつてFCバルセロナに在籍中のデコに対して、100億円前後のオファーを出したことがある。
 レアル・マドリーはバルセロナの敵対クラブ。
 かつて、バルセロナから直接レアル・マドリーに移籍したフィーゴ(国籍:ポルトガル)は「金の亡者」と言われ、カンプノウ(FCバルセロナのホームスタジアム)に試合に来た時には、ブーイングだけでは済まず、豚を投げつけられている。
 もちろん、デコはこのオファーを一笑に付した。
 だが、2009-10シーズン、C・ロナウドとカカ(共に攻撃的MFタイプの選手)を獲得し、ゲームメーカーの人材を求めているレアル・マドリーがデコに白羽の矢を立てても不思議ではない。

 全盛期だったフィーゴは「裏切り者」と呼ばれたが、戦力外となってレアル・マドリーに移籍したサビオラは、そう呼ばれなかった。
 グラディオラ監督に「戦力外」と明言されたデコの場合、裏切り者と呼ばれる筋合いはない。
 ただし、デコは今でもFCバルセロナを愛しており、可能性は低い。

 プレミアリーグのチェルシー以外のクラブという選択肢は考えづらい。
 デコは「プレミアへの適応に問題を抱えた。そして故障した」と語っている。
 プレミアリーグは、これでもかというくらい走り回るリーグ。
 FCバルセロナ在籍当時、走る量では常にチームトップだったデコも、90分間走りきることは難しいと推察する。

 デコが密かに望んでいるのはFCバルセロナへの復帰だろう。
 だがそれは、グラディオラが監督である限り難しい。
 就任時「ロナウジーニョ」と「デコ」を名指しして追い出し、ようやく今年最後の「エトー」を追い出すことにこぎ着けている。
 そのグラディオラがデコを呼び戻すことはあり得ない。

 現実的には、デコにオファーを出したクラブは、ポルトガル、スペイン、イタリアのいずれか。あるいは、中東でCL制覇を夢見るお金持ちクラブというところであろう。



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