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2010年11月 2日 (火)

タイヤキの縮尺と入港ぜんざい

2010年夏、佐世保の実家にあったタウン誌に、食欲をそそられる写真が載っていた。

「夏季限定 冷やし 入港ぜんざい」 500円

204_nyuko

うわっ、こんなにたくさんの量で 500円? 店は赤字じゃないかいな。

近くにある白十字パーラーには、ジョッキ一杯に入ったジャンボパフェがあるし、バードモナミには巨大なコーヒーゼリーがある。この界隈はビッグサイズの巣窟なのか・・・

さっそく、そのお店「麦半」に行った。

メニューの写真を見ても、やはりでかい。これだけの量だと、一緒に飲物を注文するのは、はばかられた。

そして、やってきた「冷やし入港ぜんざい」

205_nyuko 目が点になったはれぶ

え゛

一瞬、なにが起きたかわからない。

確か、巨大なぜんざいを完食できるだろうか。もしも、食べきれなくても、それはそれでいいネタになるな・・ そう思いながら、暖簾をくぐったのだ。

記憶がリセットされて、真っ白に戻る。

そうか、この手があったのか・・ 雪の日、外から帰ってストーブにあたっているうちに、手の感覚が戻ってくる時のように、思考回路が復旧する。

鯛焼きの口からしっぽの先までの標準はタイヤキ基本法で 14cmと決まっている・・ というのはウソだが、大きい店で 16cm、小さいところでは「上野たいやき」の11cm。たいがいの店は、14cm または 15cm である。

206_taiyaki これがフツーの鯛焼き

これでは、金魚焼きである。そういえば、どこにも鯛焼きが乗っているとは書いていなかった。

まぁ、これはこれで、いいネタをいただきましたよ、まったく。

と、ぜんざいにぞんざいなお礼を言う。

となりのテーブルには、お孫さん2人とおばあちゃん。膳に乗った食事メニューをとっている。子どもたちは嬉しそうに、一品ずつ箸でつついていく。眼を細めるおばあちゃん。きっと、この瞬間、長生きしてきたことの幸せをかみしめていることだろう。

そんな光景を微笑ましく見つめながら、口直しのコーヒーを楽しんだのだった。

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