« 最初で最後の「リレーつばめ」 鳥栖まで一駅の旅 | トップページ | 箱根駅伝の見所は、手袋の色 »

2010年12月29日 (水)

鳥栖の中央軒でかしわうどん

--------------------------------------------------
 "九州新幹線"を追っかけるばい 第14回
--------------------------------------------------

昼でも薄暗い線路下の渡り廊下に、第7回九州駅弁ランキングのポスターを発見。
我らが佐世保代表「レモンステーキ」「あごめし」も入っている。
なに、小倉駅には鶏檸檬ステーキ弁当があるのか・・・
有田焼カレーの"焼き"はどっちにかかっているのか・・
こうしてみると、どれも一芸に秀でている。
幕の内総花的な弁当と一線を画していて、その心意気やよし!

Ekiben

改札を出てすぐ「みどりの窓口」へ。
本来ならば「次のかもめは何時ですか?」というような質問が妥当な場所で
「中央軒の本店どこですか?」
とぶしつけな質問。
それでも、お姉さんにっこり笑って、すかさず言った。
「そこに見えてますよ」

Tosu

確かに見えていた。

 

しかし、どうやら様子がおかしい。行列のできる中華料理屋さん、チャーハンも美味いよというイメージとはほど遠い。駐車場に停まっているのは、どう見ても配送車だ。

 

はいる前から答えが見えてしまったが、一応、中に入って尋ねる。

 

あのぉ、ここ、たべられ ・・るわけないですよね、ははは・・・

 

「えぇ、ここはやっていないんですよ。駅の中にお店がありますよ」

 

本店ではなく、本社だったようだ。

Chuoken

すかさず、駅にとんぼ帰り。改札とキヨスクにはさまれた「中央軒」へ。
販売カウンターには憧れの焼麦が積まれている。

Chuoken2

鳥栖と言えば、中央軒の焼麦
焼麦と書いて【 しゃおまい 】と読む。

 

1956年(昭和31年)
発売 当時は一般的なシウマイ同様「焼売」と表記していた。

 

1983年頃
折り詰め駅弁仕様での販売を休止。

 

2003年
およそ20年ぶりに販売再開。

 

2010年現在、中央軒の駅弁では、焼麦単品、焼麦+かしわめしの焼麦弁当を販売している。

Shiumai

のれんをくぐった店内は料理場に面したカウンターとテーブル席。時間はちょうど12時をまわったまさにお昼時。サラリーマン、土建屋の兄ちゃん、旅風情の枯れたカップル・・ さまざまな様相のお客さんでほぼ満席。カウンターの一番奥に1つだけ空席を見つけた。

Udon

あとで写真をみると、丸天、ごぼう天、えび天、月見・・と選択肢があったのだが、東京からわざわざ鳥栖に来て、かしわうどん以外に目が行くわけがない。

Kashiwa

去年の夏、「高速1000円の旅」の途中、基山パーキングエリアで食べて以来。かしわうどんとは1年2ヶ月ぶりの再会。あの時は、お昼にカツオのたたきを食べたきりで高知~福岡まで一気に走った後。空腹も手伝ったのか、かしわ(鶏肉)に染みた出汁が心に染みた。

 

長居しては悪いので、必死に食べる。うどんとはこうして、脇目もふらずに食べるものだ。もちろん、記録も必要だ。場違いは承知のうえ、一眼レフでかしわうどんにカシワッ、カシワッとシャッターを切る。最近は食べることが主なのか、後で書くブログのための撮影が主なのか、よくわからない。

 

ごちそうさま。汗を拭き拭き、再びのれんをくぐると、すぐ隣のキヨスクへ。

Ring

新発売!さくらのかわいい鈴 450円には目もくれず、こう言った。

 

新鳥栖まで歩いて行きたいんですけど、どう行けばいいですか?

 

「え゛ 歩いて行くの? 遠いですよ」
なんだか悪いモノでも見てしまったかのような怪訝な顔。
眉間にしわが寄っている。

 

事前の調べでは・・実はよくわかっていなかった。
新鳥栖駅はまだ地図上に明確に書かれていない。
長崎本線の線路から類推して、恐らくこのあたりだろうという程度。
根拠もなく、徒歩20分くらいだろう・・と考えていた。

|

« 最初で最後の「リレーつばめ」 鳥栖まで一駅の旅 | トップページ | 箱根駅伝の見所は、手袋の色 »