« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »

2012年7月の31件の記事

2012年7月31日 (火)

8年ぶりの麻生哲朗 「梅ちゃん先生」に絡んでいたとは

2004年、銀座でホテルビーナスを見た。
長い間、映画と離れていたので映画館でみる映画は「ターミネーター2」以来。

 

初めて聞くLOVE PSYCHEDELICOの切れのいい音楽で動悸が激しくなり、KOKIAの優しい歌声に異次元へ連れて行かれた。

 

早速サウンドトラックを聴いた。
CDの最後に、本編では使用されていないアネモネというピアノ曲が収録されている。
港から吹く風を優しく受け流すアネモネが目に浮かぶ
でもその時、アネモネだと思い描いていた花はネットで検索するとデイジーだった。

 

この映画は天才草彅剛の演技を観にきたのだが、そこにはもう一人の天才麻生哲朗がいた。
麻生太郎は総理大臣を経験した自民党の衆議院議員。
こちらの麻生哲朗はCMプランナー。
そういう記事を2年前にこの「しらべるが行く」で書いた。

 

あっそう 麻生 二人の麻生
http://silabel.cocolog-nifty.com/note/2009/07/post-1b36.html

 

麻生哲朗は映画「ホテルビーナス」の原作小説「ビーナスブレンド」を2004年に発表。
その後、活動が捕捉できなくなった。
定期的に検索をかけるのだが何もない。
amazonで見つかるのは「ビーナスブレンド」の単行本、文庫の2行のみ。
(検索カテゴリー:本)

 

それがようやく3行になった。
「さかさまの空」の楽譜。堀北真希の顔が映っている。
つづいて「さかさまの空」で検索。

 

SMAP47枚目のシングル。
2012年4月25日発売。
NHK朝の連続テレビドラマ「梅ちゃん先生」の主題歌

 

この曲を作詞しているのが麻生哲朗だった。
気がつかなかった・・
というよりも、このドラマを見ていない。

 

すぐに聴きたいと思い検索。
molaではオルゴールやカラオケはあるものの、SMAPの原曲がない。
発売元のビクターのサイトでは配信をやっていない。
結局TSUTAYAディスカスで借りて、到着を待って聴いた。

 

8年ぶりの麻生哲朗。
待っていたぞ麻生哲朗。
8年も活動しないなんてボストンみたいじゃないか。
(ボストンの休止時期は既に8年を超えているが)
これからこの曲をじっくり8年かけて味わいます。

 

|

2012年7月30日 (月)

井上陽水の歌詞に昔を想う

君が僕を好きになったら
体を粉にしても、心をすりつぶしても
働くのに

井上陽水「いつもと違う春」の歌詞だ。

この曲を聴いていた子どもの頃、とてもわかるような気がした。
お目当てのあの子のハートをキャッチ^^;)
すれば、他のどんなことも我慢できる。
そういう気持ちはわかった。
陽水は独身の青春時代、実感としてこの詩を綴ったのだろう。

この歌はこう結んでいる。

大人になるにつれて楽しい時は短くなるのだろうか

これはそうかも知れないと今ならば思う。
学生時代を振り返ってみると、今よりも楽しい時間帯は長かったと思う。
現代の子ども達には、さらにその傾向が強いようだ。
「社会に出るまでに楽しまなければ損だ」
そういうことが、そのまっただ中にいるうちにわかっている。
誰かが教えたのではないだろう。
社会の情勢を見極めながら、彼ら自身が学習したのだ。
いずれにしても、賢いし、それは羨ましい。

パソコンを井上陽水の全曲モードにして、聴きながら静養する休日の午後。
アンドレ・カンドレから「二色の独楽」までの陽水には、遠い昔を懐かしむ歌詞がつまっていた。

|

2012年7月29日 (日)

ネタバレ五輪始まる

2008年夏季五輪は開催地と日本の時差がほとんどなく、録画しなければ翌日の仕事に差し支えるような深夜の競技はなかった。
またその頃、SNSは既に盛んだったが、twitter前夜だった。
この前の欧州開催五輪は、2004年のギリシア五輪。
その頃はSNSさえまだ普及する前だった。

2012年、欧州で開催される8年ぶりの五輪。
時差は8時間。
およそ半分の競技は日本時間24時を回ってから始まる。
ただでさえ、熱中症で1日千人が救急搬送されるような猛暑だ。
夜中まで五輪を見ていては体がもたない。

そして、格段に普及が進んだハードディスクレコーダー。
多くの人が「録画して翌日に見る」という初めての経験をする。

結果を知らないまま翌晩を迎えて、どきどきしながらスポーツを見る。
待ち時間はどんどん早送りで飛ばすことができる。
なんと、すばらしい方法だろう。
誰もが、いや多くの人がそう思う。

ただし、そのためには「結果を知らずに1日過ごす」という作業が必要になる。
欧州サッカーを見ている人ならば、そのあたりは心得ている。
ネットのニュース。
twitter。
夕刊。
この3つに気をつければよい。
サッカー仲間は、ネタバレになるような情報を喋ってはいけないということを心得ており、サッカーの話題をおくびにも出さない。
まれにその人がサッカーファンであることを知っている人の中に「ポルトガル勝ちましたね」などと、余計なことを言う奴がいるが、レアケースだ。

ところが、2012年ロンドン五輪を取り巻く状況は厳しい。
午前2時前頃に終わる競技では、朝刊の大見出しに結果が出ている。
朝刊の見だしは自宅、会社、駅売り・コンビニ売り新聞と、いたるところで露出している。
それを避けるのは難しい。

朝刊の〆切に結果が間に合わない競技は、
ネットのニュース。
twitter。
夕刊。
これらの3つにきをつける。
ただし、欧州サッカーとは違い、五輪はとても多くの人が見ている。
そしてそれは"録画して見ている人がいる"ことを知らない人たちだ。
そういう人たちに言わせれば、スポーツを録画して見るなんて、おかしいんじゃないの?スポーツは生で見てこそスポーツじゃないの?ということだ。

スポーツを録画して見る文化がまだ、根付いていない日本。
ネタバレを恐れて過ごしたり、ネタバレを言った人を怒るのは不健康だ。

午前2時までに終わる競技は、仮眠をとった後に起きて見る。
あるいは早朝に起きて、出社前に録画で見た方がよいだろう。

|

2012年7月28日 (土)

「ため息男」現る!

金融系の会社に勤めるスズキさんは、本社の総務部に勤務している。
その本社は都心の一等地にあり、高層ビルの上層階5つのフロアを占有している。

 

ある日、スズキさんは営業部のサトウさんから什器の移動について相談を受けた。
初めて顔合わせしたサトウさんは、いわゆるMr.ダンディ。もの静かだが、どこか他人を寄せ付けないような空気があったという。

 

翌日、いつものように近隣の蕎麦屋でお昼を済ませたスズキさんは、自販機で缶コーヒーを買って事務所に戻った。
以前は、食事の後に喫茶店へハシゴしていたのだが、一等地から個人経営の喫茶店は消滅してしまい、ほとんどがカフェチェーンになってしまった。
スズキさんはあの椅子の高さが落ち着かないのだ。

 

会社の各フロアには休憩室がある。
お昼休みはそこで椅子に座り、缶コーヒーを飲みながら新聞を読む。
釣り好きな同僚がいれば、週末の釣りの話をする。
それがスズキさんの楽しみだ。

 

休憩室のドアを開けると、そこに意外な顔があった。
どこかで見た顔だなと思ったその人が、昨日彼を訪ねてきた営業部のサトウさんだとわかるまで時間はかからなかった。

休憩室は各フロアにある。
そのような決まりはないが、一般的に考えれば、そのフロアの休憩室はそのフロアの人が使うものだとスズキさんは考えている。

 

??

 

一瞬、そんな疑問符が浮かんだのを見透かして、サトウさんが言った。

「ちょっと、営業部はそんな雰囲気じゃないんで」

昨日初めて会い、10分ほど話しただけだ。
深い人間関係があるわけではない。
それ以上、詮索するのはためらわれる。
恐らく、営業部では居場所がない人なのだろう。
スズキさんはそう独りごちた。

 

その日から来る日も来る日も、お昼御飯を食べ終わる頃、営業部からサトウさんはやってくる。
まず、新聞棚に向かい、その日の朝刊をつかむ。
空いている場所を見つけると、新聞をばさっと置いて椅子を2つ引く。
1つに腰をかけて、1つに肘をかける。

 

はあ~っ

 

長距離ランナーか!とつっこみたくなるような肺活量から絞り出される、太く大きなため息は2秒近くつづく。

 

新聞をいっぱいに広げて読み始める。
「ちっ」
出た、すずめ男だ。
いったい誰に舌打ちしているのか。
午前中に上司に嫌なことでも言われたのか。

 


「g▲*×■&#」
なにか、言葉にも成らぬような独り言が不定期に続く。

 

はあ~っ

 

件の強力なため息も、定期的に周囲を威圧する。

 

そして、新聞を読み終えると、新聞を棚に戻してきてから椅子の上で眠りにつく。

 

はあ~っ

 

長いため息をつくと、しばしの眠りに落ちる。

 

スズキさんは、それまでこの「ため息男」が毎日出没していることに気づいていなかったのだという。
知っていることは気になるが、知らないことは気にならない。
人間の特性をよく表したエピソードだ。

 


総務部の休憩室は日に日に、使う人が減り、今や昼休みは「ため息男」の個室になっているという。

 


|

2012年7月27日 (金)

七年目の成長

レースまであと2週間。
きつい練習は先週まで。ここからはテーパリングの時期に入っていく。
テーパリングとは、負荷を下げず、量を減らすこと。
つまり速さはレースペースのまま維持して、走る距離または時間を減らしていくのである。
レースペースを維持するためには、けっこうがんばり感のあるある走りになる。
ということは、このレースペースは自分には速すぎるということだ。
マラソンを走り初めて7年め。
考えて気づいたことを、実際の計画に反映できるようになってきた。
これは去年までにない成長だ。

今回のマラソン用に購入した調光レンズのスポーツめがね。
つまり度付きサングラス。
まだまだ気温が低いので、家を出てすぐに調光が効き始める。
多摩川のように周囲が開けた場所で晴れてくると、サングラスらしい効果を発揮して視界が引き締まる。本番も使えそうだ。

日曜日の練習後、第1回名古屋ウィメンズマラソンを見る。
解説は瀬古利彦と有森裕子。
坂を登り切ったところで、こんな会話があった。

瀬古利彦
「私だったらここ(下り)で深呼吸しますね」
有森裕子
「私もします」

五輪ランナー2人の意見が合うと言うことは、これは素人が取り入れない手はない。
さっそく、マラソン日誌に書き込んだ。

17kmを過ぎたところで野口みずきが手袋を捨てた。
27kmで中里が手袋を外した。
なんでそんなことするのか・・
レース中に手袋やハンドウォーマーを外してはいけないということは、素人向けのマラソン書にも書いてある。
捨てていいのはサングラスだけである。

2週を切って、いよいよRUNの予定はあと3回。
ここまで順調にやってこられた。
いいレースになりそうだ。
レースまでのOS-1を買い置きする。
これで、ひと安心。まだこの頃は売っている店が少なく、どこも品薄だったのである。
そろそろ、レースの詳細な計画を書こう。

翌週ミッドウィークの夜は「名古屋ウィメンズマラソン」の録画を見ながら、ステップ運動を入れる。
尾崎好美のフォームを横から撮った映像は、骨盤を前傾させた走りのお手本。しっかりと脳裏に焼き付ける。
ガラスショウケースに映る姿を見ると、フォームが固まってきていることが実感できる。
ステップ運動はフォームづくりには欠かせない。
次回のマラソンでは、走り始めの早い時期に数回入れるよう、マラソン日誌に書き込んだ。

2年越しの佐倉にサクラ咲く?目次

|

2012年7月26日 (木)

ロンドン五輪日本代表公式ユニフォームのレプリカ販売始まる。

間もなく始まるロンドン五輪。
それに先駆けて日本選手団公式ユニフォームのレプリカを各社が売り始めた。
そのなかでアシックスは、囲い込んだ顧客に対して限定販売を行っている。

7月20日
アシックスファミリークラブ会員に予告メールが届く。
アシックスファミリークラブとは、アシックスファンならば誰でも入れるWeb上の販売サイトだ。
会費はかからない。

DMによると
日本代表選手団のオフィシャルスポーツウエアとバッグのレプリカ商品を販売するという。
発売開始は5日後の7月25日正午。
数量限定である。

サラリーマンが「昇進」という言葉に弱いように、
コレクターは「限定」という言葉に弱い。

ちょうど、次のマラソンまでにはアンダーパンツを1本、新調しなければいけないと思っていたところだ。
「ウィンドブレーカー下」狙いで、当日を待った。

迎えた7月25日、急いで帰宅してパソコンをつける。
もしや瞬時に売り切れてはいないかと危惧していたが、杞憂だった。

ジャパンクロスジャケット 17,325円
袖を取り外すことができるジャケット。DMでは「ウィンドブレーカー上」と表記されていた。

Ll1


「JAPAN」を背負って、キロ6分台で走るのは気が重いのでこれはスルー。
つづいては本命の「ウィンドブレーカー下」11,025円

Ll2

パンツのひざ部分にファスナーをつけて着脱できる。
パンツとハーフパンツ2通りの使い方ができる。
*上の写真はハーフパンツの状態。
"ファスナーをつけて"という表現が想像をかき立てる。
ハーフパンツの時はファスナーも外せると言うことか。

クロス生地というのが走っていて暑苦しくないか?とも思うが、それならば極寒時にはけばよい。
2通りの使い方ができるというのは、思いの外重宝するのではないか。
控えめなJAPANロゴに五輪マーク。
色はどんなウィンドブレーカーとも合うネイビー。
これは即ゲットである。

他にはキャスターバック(バックと表記されている)37,800円
バックパック 15,750円
バックパックだけは8時間を経過した時点で売り切れていた。

ロンドン五輪2012 テレビ放送予定表

|

2012年7月25日 (水)

骨盤スタート!

レース3週間前
東京マラソンで見た藤原新のフォームを思い出しながら考え続けていた金曜日。
1つのアイデアを思いついた。

藤原新のフォームは前傾姿勢をとっていない。
背骨の軸は地面とほぼ垂直だ。
それでいて腰の位置が高い。
まるで丹田のあたりに紐がついていて、それを先導のバイクに引っ張ってもらっているように見える。
どうすればあのカタチができるのか。

あれこれと考え居るうちに、数年前に取り組んだ「ヌデレバモード」を思い出した。
女子のエリートランナー、ヌデレバも上半身はまっすぐ立っていた。
ただ、日本人と違うのは極端に骨盤が前傾していることだ。

そうだ。骨盤前傾を忘れていたぞ。

さっそく土曜日のLSDで試してみる。
走り始める前、両手の拳をお尻の上に当てる。
左の拳は左の尻。
右の拳は右の尻。
そして、お尻をくいっと突き出すようにして骨盤を前傾させる。
その時、しっかりとお腹に力を入れて上半身はまっすぐ立ったままにする。

その形を作ったら走り始める。
するとどうだ!
どれだけ走っても腰が落ちてこない。
これぞ目指していた藤原フォームだ。

骨盤前傾でこんなに走りがよくなるとは!
完成した!
腰を前に出すという意識をしなくてよくなった。

その後、走る度にこの動作をしてから走り始めるようにした。
本番のレースもそうだ。
レース終盤にオールスポーツが撮ってくれた写真を見ても、ほとんど腰が落ちていない。

これまでのフォームは、時間が経ち体が疲れてくると体が忘れてしまうもの。
だから時々「あ、腰落ちてるぞ!」と自分に言い聞かせなければならなかった。
この「骨盤スタート」を入れれば、形状記憶合金を仕込んだかのように、体がカタチを覚えてくれる。
我ながら、いいことに気づいてしまった。
僕がプロランナーだったら、とてもブログには書かなかっただろう。

レース3週前の週末は最もきついメニュー 20kmRP走。
がんばり通したのだが、ペースは上がらず仕舞い。
レースペースの設定通りに走れなかった。
ここにきて、レースプランを再度、仕切り直さなければならない。

2年越しの佐倉にサクラ咲く?目次

|

2012年7月24日 (火)

藤原新が金メダルを取るかを見分けるポイント

2012年夏季五輪男子マラソンプレビュー

ロンドン五輪2012の男子マラソンは2012年8月12日夜に行われる。
テレビでは地上波のNHK総合で 18:55から21:15まで生放送する。
*時刻はすべて日本時間

日本はお盆の前日。
明日からしばらくお休み。
久しぶりに親戚が集まった大家族団らんのお茶の間、ビールを一杯やりながら和やかな時が流れる。
そんな目の前で、世にも珍しい無茶なレースがおこなわれる。

これがマラソンかっ
しかも、オリンピックだし。
ありえね~

いつもは使わないような若者言葉で、日本中のブラウン管じゃなくて大型液晶に、ツッコミが刺さるだろう。

「人が走るF1モナコGP」
男子マラソンは、ロンドン五輪17日間のフィナーレを飾る。
・・と言いたいところだが、なぜか最終競技はバスケットボールである。

女子マラソンとコースは同じだが、1つだけ違うことがある。
それは、1週間前に女子のレースをやっているということだ。
この過酷なコースでは事前に10km走の大会を行い、いくつかの課題をあぶり出した。
藤原新が中継車とぶつかったことは、1つの改善点となっただろう。
しかし、マラソンと10kmは違う。
マラソンの準備としておこなうミニ大会が、実際の運営にはほとんど役に立たないことが、過去にも実証されている。
女子マラソンで本番を行えば、実際にはどんなことが起きるかがわかる。

それによって大会運営者は対策を練り、1週間で間に合わせる。
女子マラソンがボロボロな運営になったとして、2週つづけて世界の笑いものになるのは、英国紳士たちのプライドが許さないだろう。

一方では、男子選手たちも、女子マラソンを見て対策を練る。
給水所ではどの程度の混雑が起きるのか。
どのカーブでたくさん人がぶつかるか。
どのポイントで選手が転倒するか。
何人が靴を踏まれるか。
どれくらいの選手がリタイアするか。

F1ドライバーがコースの隅々まで頭に入れて走るように、マラソンのモナコGPといえるこのコースの場合、ランナーはコースを詳細に知る必要がある。

実際に経験したマラソンランナーであれば、同意していただけると思うが、マラソンで「2周」はきつい。
1周が終わった時点で、絶好調の場合のみ苦にならない。
だが大半の場合「あと1周か・・」「また同じところを走るのか」というのは苦痛以外の何者でもない。
それがロンドン五輪は「3周」
しかも石畳とカーブが多い、あり得ないコースを3周だ。

男女ともに1周を終えたあたりでリタイアする選手が続出するだろう。
入賞圏内の8位グループまでの選手以外は、全員やめてしまってもおかしくない。
プロランナーにとって大会は五輪だけではない。
故障の危険を冒してまで、完走で国民に顔を立てる必要はないのである。

特に、故障したくないと考えるのは優勝候補のケニア・エチオピア勢だ。
日本のように引退後も実業団の指導者やメディアの仕事があるわけではない。
賞金が高いレースに1つでも多く出て、一族が一生暮らせるだけのお金を稼がなければいけない。
世界記録保持者のマカウは選考レースでリタイアしてしまい出場しない。
今後、世界記録の更新や1時間台を狙おうという選手たちは、そもそも出場したくないはずだ。

日本代表選手は2012年3月12日発表。
福岡国際で"日本人1位"の実績をもちながら、東京マラソンで"世界で闘えるタイム"をめざして失速した川内優輝は選ばれなかった。
従来の実業団選手ならば、当確が出た時点で出場を見送ったはず。
参加することよりも、勝つことに意義を求めた川内優輝こそ、五輪代表にふさわしかった。

世界で闘うことを念頭に置いてきた藤原新以外はまったく期待できない。
考えられる優勝手段は1つ。
1周めをハイペースで飛ばして渋滞から抜け出すことだ。
給水を確実にとり、転倒のリスクがないところで走る。まさにF1やMotoGPにおける「ポールtoフィニッシュ」すべてのラップが前が開けたクリアラップであり、効率でいえばこれしかない。
銅メダル狙いならば、1周めを極端に抑えて走る「ど素人!走法」もある。
後半に足を残しておき、前が伸びないことを見越して、諦めずに拾っていく。

藤原新がスタート地点の直線「ザ・マル」から右に曲がる第一コーナーでホールショット(1位通過)を決めるようならば、金メダルが見えてくる。

ど素人!マラソン講座

|

2012年7月23日 (月)

安い!バッテリー長持ち!無線LAN搭載!さぁどうするノートパソコン

ネットを見ていると右側につい、押してみたくなるバナー広告が出ていた。

 

バナー【 banner 】の意味は「旗」
インターネットにおけるバナーとは、ウェブサイトの広告やハイパーリンクに使われるボタンのうち、1辺が200ピクセル以上のものをいう。

 

「バナー広告」はウェブサイト上にあり、クリック1つでそのサイトへ行けるハイパーリンク。
バナー広告をページに載せることを「バナーを張る」と言う。
バナー広告には広告料が定額制のものとクリック保証型のものがある。

 

2012年現在、ほとんどのポータルサイト(人気の高いインターネットの入口となっているサイト)は、ユーザーの動向を把握しており、年収や学歴すらつかんでいる。
ましてや、どんなことに興味があるか、何を買いたいと思っているかなどは朝飯前。
バナーには自分が欲しいなと思っているものが表示されるのである。

 

その日見つけたのは、持ち運ぶことに特化したエプソンの廉価B5ノートパソコン。
27,730円という値段に惹かれた。
買わないまでも、どの程度の製品がその値段で買えるのかを知っておいて損はない。

 

クリック!

 

型番:Endeavor Na14S
エプソンの通販限定商品。
初めて買ったパソコンはエプソン(386NOTEA 1990年)だったので、エプソンには共感がある。

 

■標準バッテリー6時間稼働
■サイズ:266×185×34mm

 

このサイズでバッテリーが長もちするのは大きな魅力だ。
ここで、A4の紙をこのサイズに折ってみた。
何かを買う時はこうして実寸を確かめることにしている。
イメージしたよりは大きい。
ラップトップ(膝置き)してみたら、いい感じだった。
現在持ち運び時に使っているバイオUは小さすぎて、両足にきゅっと力を込めなければパソコンが両足の隙間に落ちそうになる。

 

さらに、仕様をみていく。

 

■無線LAN標準搭載

 

これがいい。
キーボード入力の邪魔になる無線LANアダプターを挿さなくて済むようだ。

 

■外部メモリースロット:3 in 1スロット(SDメモリーカード、マルチメディアカード、メモリースティックに対応)
■USB2.0端子 右側×2 左側×1
■外部ディスプレイ端子(D-SUB15ピン)搭載 液晶プロジェクターや外部モニターを接続できる。

 

旅先で一眼レフからデータをバックアップする際、なにもアダプターを介さなくて済むのは助かる。
USBの数も十分だ。
ビジネスで使う人ならば、液晶プロジェクターにアダプター無しでつなげられるのは必須と言える。

 

このようなパソコンを使う人が最低限、こういう機能を必要とするだろうということが、とてもよく練られている製品だ。

 

■OS:Windows7Starter
■HDD:250GB
■CPUCPU:インテルATOM N550(1.5GHz)
■メモリー:1.0GB
■ディスプレイ:10.1型ワイド グレア液晶

 

性能的にみても、文章入力やエクセル操作で使う分には、申し分なさそうだ。
数ヶ月前にもこの機種は検討したことがあった。
早速市場を把握しようと大手量販店に赴くと、そこにあったのは安くても5万円台。
ネットに出ている3万円台のやつと、これはどう違うんですか?と尋ねると
「安いのはCPUが弱いから、すぐに動きが悪くなりますよ」
という見解だった。

 

試しに決済ボタンを押す。

 

■価格:32,980円
 キャンペーン実施時は 5,250円オフ。それで冒頭の27,730円。
 別途送料が1,575円かかる。

 

安い期間が限られているということに急かされる。
だが、衝動買いはいけない。
キャンペーン期間終了のぎりぎりまで、気分を変えて考えることにした。

 

|

2012年7月22日 (日)

2012年夏季五輪女子マラソンプレビュー

ロンドン五輪の女子マラソンは2012年8月5日夜に行われる。
テレビでは地上波のフジテレビが 19:00から21:54まで生放送する。

しらべるではわかりにくい現地時間は使わない。
すべて慣れ親しんだ日本時間表示である。

日本代表選手は2012年3月12日発表。
前日の「第1回名古屋ウィメンズマラソン」で尾崎好美、中里麗美、野口みずきらが死闘を演じた結果を受けて3人が選ばれた。

■重友梨佐
五輪のレース日時点で24歳 岡山県出身。
3人の中では優先順位1位で選ばれたものと思われる。
通常のレースコースならば、3人のうち最も期待を寄せるところだが、今回のロンドンでは期待できない。
3人の中ではただ一人アシックスを履く。

■木崎良子
27歳 京都府出身
2011年11月の横浜国際女子マラソンで尾崎好美を破り、代表枠を手に入れた。
そのレースがマラソン初優勝。
木崎良子はそれまでアシックスの靴を履いていたが、アシックスの名匠三村仁司がアディダスに移ったことにより、靴をアディダスに替えた。

■尾崎好美
31歳 神奈川県出身
2011年2月の横浜国際女子マラソンでは中里を振り切って優勝したが、その後ふるわない。
代表切符を手中に収めた名古屋ウィメンズでも「日本人1位」にこだわり、1位の外国人選手を追わなかった。
五輪で勝つことよりも、参加することに意義を感じていたようだ。
靴は以前からアディダスユーザー。
三村仁司製作の初市販モデル「アディゼロ タクミ 戦」の広告にも起用されている。
注目するとしたら、尾崎好美が本当に「タクミ戦」を履いて走るのかというところだ。

結論から言うと、日本人3選手にメダルの期待はできない。
それは、これから挙げるレースの特徴に原因がある。

ロンドン五輪のマラソンコースはロンドンマラソンのコースとは違う。
五輪専用コースである。
コース図を見て言えることは、これは「
人が走るF1モナコGP」だということだ。
コースは同じコースを3周回。
マラソンでは2周でさえ珍しいというのに3周である。

そして順路はロンドン市内の観光地をジグザグに巡るもの。
直角のコーナーがおよそ100回もある。

ど素人!ランナーにとってはカーブは多い程よい。
直線で遠い先が見通せるコースは苦しい。
コースは先が見通せないほうが苦しさがないのである。
カーブを曲がって新しい景色が広がる度に気分が変わる。

だが、プロランナーにとっては話が違う。
プロランナーは2時間台前半という高速で走らなければならない。
カーブと高低差はスピードの阻害要因だ。

それにも増してロンドンのコースはバッキンガム宮殿前の直線「ザ・マル」をスタート/ゴールする観光名所巡りの市街地コース。
路面はランニングに向かない石畳、凹凸も多い。
これはエリートランナーにとって「
走る罰ゲーム」だ。

まさにF1レースさながらのインの取り合い、オーバーテークが300回に渡って行われる。
さらに狭い走路の両脇に人垣が迫る。
ふつうの神経ではとてももたない。
豊富な経験をもち、最後まで生き残ることができる粘り強さを持つランナーが女子マラソンの勝者となるだろう。
日本代表の3人については、木崎良子、尾崎好美、重友梨佐というゴール順になると見る。

|

2012年7月21日 (土)

腹だけ痩せる方法 フラット歩法の習得方法

お腹がへこんだ体型になる方法

前回、お腹だけ痩せる方法は「フラット歩法」を修得することであると書いた。
では実際に「フラット歩法」の修得方法をご紹介しよう。

フラット歩法とは簡単に言うと「前足着地」の歩き方。
人は皆、前足ではなく「かかと着地」で歩いている。
市民ランナーは「かかと着地」で走っている。
これをかかとではなく、土踏まずよりも前で着地するのである。

"土踏まずよりも前"をさらに細かく言うと、足の指の付け根。
指で着地してはいけない。

まず前足着地で歩いてみる。
すると筋力の弱いOLがハイヒールで歩いているような歩き方。つまりおっかなびっくり地面を探るような歩き方になることがわかる。
その理由は腹筋と背筋に力が入っていないためだ。
腹筋はまだしも、背筋に力を入れる?と首をひねると思う。

その方法が骨盤前傾。
歩き始める時に、骨盤を前傾させる。
ここで今度は、骨盤を前傾させる?がわからない人がいると思う。
これについて説明しよう。

まず "まっすぐに立つ"
つづいて、両手の拳を腰の位置、お尻の上に置く。
左の尻の上に左拳、右の尻の上に右拳だ。
そして骨盤を前傾させる。
と言ってもわからない人のために、不正確だがわかりやすく言うと「尻を突き出す」
ただし体が前につんのめってはいけない。
背骨は最初に"まっすぐに立つ"の角度を保つ。
女子体操の選手が着地して両手を横に広げたアピール・ポーズを作る。
あれをイメージすると良い。

骨盤が前傾したら歩き始める。
着地は足の指の付け根あたり。
すると自然に腹筋と背筋に力が入る。
逆に言うと力を入れなければ、この姿勢では歩けない。

1度、以下のようなイメージで歩いてみると良い。

あなたは激しい内戦の渦中にある町に住んでいる。
眠っていたあなたは、けたたましい爆音で目をさます。
あなたは靴を履く暇もなく表に飛び出し、爆音と逆の方角へ逃げる。
道には割れたガラスが飛び散っている。
裸足のあなたはガラスの隙間を選び、できるだけ足裏の接地面積が少なくなるように歩いていく。

この時の歩き方がまさにフラット歩法である。

もうひとつのアイデアとしては、職場でナイキフリー5.0または7.0を履くことがある。
この靴は外を歩いている時は気にならないが、静寂な室内を歩いていると着地音がうるさい。
きゅっ きゅっ という乳幼児のサンダルのような音がするのだ。
その音は「かかと着地」で起きている。
前足着地のフラット歩法では音がしないのである。
ナイキがそこまで考えて作っているわけはないが、フラット歩法の実践に有効な靴だ。

|

2012年7月20日 (金)

お腹がへこんだ体型になる方法

ぽっこりお腹をひっこめたい。
このお腹の脂肪だけすっきりなくなったら、どんなにいいだろう。
長い間考えてきた。
脂肪吸引手術というのがあることは知っているが、体型をお金で買うようなことはしたくない。
運動もしてみた。
週末のウォーキング。まったく効果はなかった。
腹筋運動。一向に腹がへこむ気配はなかった。
あきらめた。
そもそもお腹だけやせる方法なんてあるわけがないのだ。
もしもやせることができるとしても、それは全身を均一にやせるということであり、お腹をへこませるためには腕も足もアゴもすべてやせなければならないのだ。

ずっとそのように考えてきたのだが、2012年に入ってからどうやらそうでもないことがわかってきた。
お腹だけ痩せると考えるのではなく、お腹がへこんだ体型になると考える。
それならばできる。
その答はマラソン練習の中にあった。

話しは2010年9月に遡る。
宇佐美彰朗のランニング・クリニック」を経て、いよいよ前足着地へのフォーム改造を決意した僕は「フラット歩法」を編み出した。
それからマラソン練習を始めるまでの3か月。
すべての"歩き"をフラット歩法で歩く。

こうして前足着地の習慣が身についたわけだが、そこには副産物があった。
ウエストが引き締まったのである。
腹筋部分から腰骨の後ろあたりまで。
特に腰骨の両脇からすぐ後ろにあった脂肪。
それまでは拳にすっぽり収まるくらいの脂肪があったのに、掴めなくなった。

だが、その時はマラソン練習中だけのことだと思っていた。
マラソン練習中にお腹がへこむのはいつものことであり、レースが終わればまた元に戻るだけだ。

それから2年が過ぎた今年、どうやらお腹をへこませることでお腹がやせるのだということがわかってきた。
ただし、のべつ幕無しにお腹をへこませるのは難しい。
"お腹をへこませる"ということを、ついつい忘れてしまうのだ。

そこで歩く時だけは、お腹をへこませることを意識するようにした。
新たな意識が生まれると欲が出る。
せっかくならば、美しく歩きたい。
だが、お腹をへこませるだけでは美しいフォームにならない。
そこで、マラソンランニング時と同様に骨盤を前傾させてから歩き始めるようにした。

そして決定版は「フラット歩法」
二年前、前足で着地するだけのフラット歩法に取り組んでいる時は"いやいやハイヒールを履いているOL"のような歩き方だった。

今は違う。
骨盤前傾を得てからフラット歩法で歩く。
こうすると、お腹をへこませないで歩く方が難しい。
自然とお腹をへこませて(緊張させて)歩くことになる。

マラソン練習期に限らず、年中この「新・フラット歩法」で歩けば、お腹だけやせる=お腹がへこんだ体型になりそうだ。

|

2012年7月19日 (木)

藤原新に2つのヒントをもらう

レース5週前の練習を終えた。
前傾を意識したフォームがいい感じになってきた。
視線は低く5m前あたりを見る。アゴを上げない。
レースペース走(以下RP走)は10kmを過ぎたあたりでだれてくるが、気合いを入れ直してペースを守る。
練習で頑張れば強くなる。強くなれば本番が楽になる。負荷をかけた練習こそが大切だと思いながら走った。

レース4週前
平地を歩いていても、左足くるぶし当たりが痛む。
湿布して様子をみる。
土曜日の練習は距離走をやめてLSDに替える。
ずいぶん姿勢が良くなってきている。

日曜日は駒沢で15kmRP走。
グリップ給水ボトルに入れるドリンクは、OS-1+アミノダイレクト。
駒沢は比較的、ランニングに向いたコースだがそれでもマナーはいまひとつ。
ジョギングコースを走る自転車。
ジョギングコースをスマホを操作しながら散歩する人。
コース上で立ち止まりケータイ通話するランナー。
よそへ行って欲しい。
川内優輝に合同練習をもちかけられた藤原新が
「駒沢は混むからいやだよ」
と言っていた。混むだけならまだしもこれだけマナーが悪ければ、プロランナーが走る気になれないのもうなずける。

練習を終えて「東京マラソン2012」を見る。
川内優輝を応援するためだ。
ところが川内優輝はスペシャルドリンクを2度も取り損ね、そこから失速してしまう。
あれだけきょろきょろと指定されたテーブルを見回して、それでもボトルが見つからないのだから、ボトルはきっとどこか手の届かない場所にあったのだろう。

この日の主役は藤原新。
現在はミキハウスの契約ランナーだが、この時点ではフリー。
内村航平と同じ長崎県諫早市出身。
諫早と言えば倉田まり子。今は実業家らしい。
同県人ゆえに愛着がわく。
"日本人同士の戦い"で牽制し合うせこい日本人ランナー達を尻目に、ぐんぐんと前を追う。
終盤さらに足が伸びてゲブレシラシエを破った。
テレビを見ていて注目したのは、首に提げた「SEVメタルレールSi」
ランニング雑誌で見て、25,000円もするのだからきっと効くに違いない・・
とは思っていたが、誰もレースでつけている姿を見ない。

メーカーは「呼吸筋に反応して、持久力をあげる」と宣伝している。
効能は血行促進、疲れ痛みむくみの軽減。
「ヘッドがヨコになっているので、運動時に揺れにくい」という触れ込みだが確かに、藤原新のSEVはばたつかず安定していた。
完走や記録を金で買うグッズと言える。

amazon販売ページ 送料無料

ロンドン五輪を30歳で迎える藤原新。
今回の代表男女6人のなかでは、もっともレース内容に期待が持てる。
藤原新のフォームは前傾していないのに速い。
そして腰が高い。
このフォームには大きな関心を持った。

2年越しの佐倉にサクラ咲く?目次

|

2012年7月18日 (水)

いつか川内優輝に言いたい!

レース5週前
今期2度め、ミッドウィークの坂ダッシュ(以下坂D)
今回のマラソン練習では、平日のミッドウィークを走ったのは3度だけ。
いずれも坂Dである。

レース5週前の週末。
これから3週間は長い距離を走るクール。
その一方でスピード練習であるレースペース走(以下RP走)もおこなう。

土曜日は距離走
前傾姿勢を追い求めて、商店のウィンドウでフォームを研究しながら走る。
多摩川の土手は追い風。
5分30秒ペースの持久走。
気持ちいい。このペースでレースを走れたら・・
と思っていたら、足音もなくやってきた兄ちゃんが楽々と抜いていく。
徐々に距離が離れていくなか、見えているうちにどこが違うのだろうと観察。
どこにも力が入っていないように見える。
全体的に筋肉が強いのだろう。
強い人は速い。だが、見た目が軽い。そして静か。
足音がどたどたとうるさい人に速い人は居ないのである。

職場で太っている人が近くを通ると地震か?と思うほど地面が揺れる。
それは重量のせいではない。
筋力が弱いうえに、筋肉を使って歩く意識がないから体重が地面にかかっているのである。

日曜日はRP走
この組合せで効果を上げる狙いだ。
順番はどちらでもよいのだが、土日しか走っていないので、走る時は強い負荷が欲しい。
土曜日にRP走をすればフレッシュで気持ちよく、いいタイムが出ることは去年までにわかっている。
だが練習でいい走りをするよりも、本番でいい走りがしたい。
土曜日に走った疲れを残した状態で日曜にRP走をする。
この組合せをしばらく固定しようと思う。

日曜日はRP走のために、今年初めて駒沢オリンピック公園へ入る。
待ちに待った駒沢だ。
駒沢を走るようになってまだ2年めだが、安心して速く走る場所として駒沢は欠かせないコースとなった。
土曜日に来れば川内優輝が走っているらしいのだが、先の理由により、自分が駒沢に来るのは日曜日。
いつの日か、猛烈な速度で追い抜いていく川内優輝を見て「はえ~っ」と言ってみたい。

2年越しの佐倉にサクラ咲く?目次

|

2012年7月17日 (火)

品薄が予想される「飲む点滴」 オーエスワン

ポカリスエットも出始めの頃は誰も知らなかったのだ。
当たり前だが。
はじめはごく一部の人だけが飲んでいた。
そして、試しに飲んでみた人の多くが
「こんな味のしないものに金が払えるか」
と思ったものだ。

ポカリスエット以降、スポーツドリンクが脱水症状の対策として必要なことは広く知られるようになった。
その下地があるだけに「オーエスワン」は急速に普及するだろう。

オーエスワンを知ったのは2012年冬。
マラソンの本番で使うスペシャルドリンク用として飲み始めた。
かなり薄味のスポーツドリンクのような「オーエスワン」は少量摂取でも体内の電解質濃度を下げない十分な働きをする。
結局、練習後、レース前、レース中、レース後とすべての場面で使った。
スペシャルドリンクとしてはBCAAの粉末サプリをOS-1で割り、グリップ給水ボトルに入れて持った。
練習後、レース前後用としては、MUSASHI、ムサシリプレニッシュ、アミノダイレクト5500などを割って飲んだがなにも問題はなかった。

コマーシャルではまずは医師と相談してから・・・
と言っているが、適量を守れば医師と相談しなくても大丈夫だろう。

■成人の1日の適量:500ml~1,000ml
■実勢価格:200円(500ml)

レース後も不定期に飲み続けていた。
困ったことは、売っている店が少ないこと。
薬局にしか売っていないのだが、マツキヨでは置いていない店舗が多い。
商品パッケージには
「医師から脱水状態時の食事療法として指示された場合に限りお飲みください」
と書いてあるので、コンビニに並ぶ日は当分来ないだろう。

オーエスワンが最も威力を発揮するのは「試験」
想定ユーザーは「受験生」だ。
スポーツドリンクの場合、電解質濃度を下げないためにはある程度の量を飲まなければならない。
量を飲むと言うことは「水分」も同時に取ることなので、トイレが近くなる。

一方、オーエスワンは少量で済む。
当然、摂取する水分が少ないのでトイレが近くならない。
大学入試、就職試験、TOEFLなど長時間トイレにいけない(行ってもいいのだが時間をロスする)状況下に置かれる受験生にとって、オーエスワンは必須と言える。

7月から商品に「夏の脱水対策!」というシールが貼られた。
また、所ジョージを起用したCMが流れ始めている。
大塚製薬は熱中症対策として売りたいようだ。
しばらく品薄が予想される。
常用している方は今のうちに確保しておいた方がよいだろう。

|

2012年7月16日 (月)

FANCLアミノシャンプー キャップの色を選べるようにして欲しい

世の中には数多くの種類のシャンプーが出回っている。
そして予算と用途に応じて選ばれて消費されている。
髪を美しく輝かせたい人。
お風呂上がりのような香りを振りまきたい人。
洗髪後の手入れを楽にしたい人。
傷んだ髪を修復したい人。

より高い機能をより安く。
これは先進国に住む人々の願いだが、シャンプーの場合、それを達成するためには「添加剤」の力を借りなければならない。
添加剤とは次に挙げるようなものだ。

界面活性剤
塩化アルキルトリメチルアンモニウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩

酸化防止剤
エデト酸塩、BHT

その他添加剤
セタノール、ジブチルヒドロキシトルエン、香料、パラベン、プロピレングリコール

大半のシャンプーとリンスに使われている界面活性剤、酸化防止剤などの添加剤は、髪を傷める可能性があるうえに、頭皮から体内へ吸収される。
機能も香りも要らない。髪を健康に保つことができればいい。費用は少々高くてもよい。
そういう人が選ぶのが無添加シャンプーということになる。
無添加と言っても本当に何も入っていない無添加はなく、より無添加に近いというものだ。

FANCL「アミノシャンプー」は消去法的な選択肢として"これ以上禿げたくない人が比較的安心して使えるシャンプー"といえる。
このシャンプーは髪の油分を完全に取り去ってしまうことがないので、リンスはしなくてもよいくらいだが、FANCLはシャンプー後「アミノコンディショナー」の使用を推奨している。

この"アミノセット"で使っていると1つだけ困ることがある。
下の説明を読んで、写真①のどちらがシャンプーかを当ててみてください。

<説明>
「アミノシャンプー」は透明な液体である。
「アミノコンディショナー」は白いクリーム状である。

写真①

Amino1_5

さて、どうでしょう。
考えていただけましたか?
このような文脈から言って、あなたが想像した通りキャップの白いほうがシャンプーなのです。

写真②

Amino2


お風呂に入って髪を濡らす。
シャンプーを手に取る・・・
白いキャップが目に入る。
白いのはコンディショナーだから、これは違うな。ともう1つの青いキャップのポンプを押す。
すると手にとったのは白いクリーム「コンディショナー」である。
あ、しまった。反対だった。
でも捨てるのも勿体ないから、そのあたりに置いておこうと湯船の縁に置いておく。
それを流さないよう、慎重にお湯を使う。
なんか貧乏くさくないか~
と少し自責の念に駆られる。

もちろん、間違えない日のほうが多い。
人は記憶力を持っているし学習もするからだ。

お風呂に入って髪を濡らす。
シャンプーを手に取る・・・
白いキャップが目に入る。
ファンケルの場合、中身とキャップの色が逆だから、白い方はコンディショナー・・・
じゃなくてシャンプーだからこっちでいいのだ。

この選択的思考を毎日しなければならない。
自虐的にいえば「髪を洗う度に頭がよくなる!」と言うことになるが、日々のルーチンで余計なことを考えるのはどう考えても苦痛だ。

「キャップと中身の色を統一してください」
恐らく、消費者からファンケルに対して改善の要望が出ていることだろう。
だが1度売り始めてしまったものは簡単には変えられない。
もしもある日から仕様を変えた場合、今度は
「この間までは白いほうがシャンプーだったじゃないか。せっかく覚えたのになぜ変えたのだ?」
と言われかねない。

そこで提案。
キャップの色を2種類から選べるようにしてもらいたい。
そうすれば、時間が経つに連れて「シャンプーは青キャップ」「コンディショナーは白キャップ」を頼む人が多数を占めるに違いない。
そこで、現行品の生産を打ち切ればよい。

FANCLの社員の皆さん、どうかよろしくお願いします。

 ⇒ファンケル「アミノシャンプー」

| | コメント (0)

2012年7月15日 (日)

1,000,000 サクセス

初めましての方こんにちは
また来て下さった方ありがとうございます

しらべるのmotoです。

さてこのブログ「しらべるが行く」を毎日連載し始めてからもうすぐ7年。
間もなく 1,000,000 サクセスを迎えることになりました。

現代においてウェブページの人気度を測る指標は多様化しています。
アクセス数
訪問者数
ページビュー
主なものだけでこの3つがあります。

大概のウェブページでは、それらの数をページ上に掲示していません。
その理由は、公表することにメリットがないからです。

「ホームページ」正確に言うとウェブページの普及が始まって間もないころ、人気の指標としてアクセスカウンターをトップページに置いているページがたくさんありました。
しかし、その数が少ない場合「あまり人気がないページなんだな」ということがバレバレ。
一方、カウンターの数が大きいからといって、さらにアクセス数が伸びることはありません。
人はカウンターを見て来るのではなく、検索ページから来るからです。

現代においては存在意義を失ったカウンターですが、このブログ「しらべるが行く」では開始当初からずっと右下に置いています。
ブログを始めた2005年当時は、まだニフティが提供するアクセス解析のページが充実していなかったからです。
2012年現在、ニフティはココログユーザーに対して、詳細なアクセス分析ページを提供しています。
アクセス内容を分析したければ、そちらのページを見ればよくなったのです。

それでもカウンターを置き続けています。
それは、カウンターが増えるのを楽しみに過ごしたウェブページ創成期の気分を味わいたいからです。

| | コメント (0)

2012年7月14日 (土)

2005年を振り返る

2005年9月にこのブログ「しらべるが行く」を始めた。
2005年はいくつかの新しいことを始めた年で、そのどれもが今でも続いている。

1つめはこのブログ。
2つめがマラソン。
初マラソンとなる「荒川市民マラソン」に向けて走り始めた。
マラソン実践経験をまとめている「ど素人!マラソン講座」はここから始まっている。

3つめは「デコのファン」
たまたまスマトラ地震チャリティマッチのレセプション会場(ヒルトン・バルセロナ)でデコと出会ってしまったところから「デコファンクラブ」が始まっている。

そして4つめはmixi。
2012年現在、すっかり閑古鳥が啼く場所になってしまったが、当時はSNS創生期で爆発的な活気があった。

mixiに入ってから、ずっと気になっていることがあった。
書きこみのなかで、 多くの人が w 。で文章を終わるのである。
いったい、これはなんだ?
タンポポのマンボみたいに、
"う~っ"
という掛け声なのだろうか?
気になって、朝も起きれない日が続いていたある日、友達が(笑)の代わりだよと教えてくれた。
得体の知れぬ違和感があって、未だに w は一度も使えない。

2005年に出会った言葉の1つにinvalidator がある。
「ここに、イヤな奴は一人もいない! 」
若かりし日の佐野元春、ライブ終盤の決めぜりふ。
invalidator とは、単純にいうと「イヤな奴」のことだ。

「どこにでもいるイヤな奴とのつきあい方」
ジェイ・カーター 集英社 2004年5月
によると、invalidator の定義は「相手の価値をおとしめる人」

日本にはこういう2文節にわたる意味をもつ単語は少ない。
日ごろ、しらべるやしらべるが行くを書いているとき、
「こういう意味を一言でいう言葉がないかな」
と思うことがよくある。どうしても不便な場合は造語する。
invalidator は日本ではまったく知られることなく今に至っている。

7年間、この言葉についてきちんとした向き合い方をしてこなかったが、そろそろ十分な考察が必要な時が来ている。

|

2012年7月13日 (金)

我が心のベスト電器

山口と長崎で幼少を過ごして来た僕にとって、電気屋さんといえばベスト電器である。
週末になると家族で下関にドライブしていた時、ベスト電気は唐戸市場そばの丸栄(後にユニード)の中にあったと記憶している。

五島列島に住んでいた時、島内にはベスト電器がなくて南松堂という地元の電気屋さんに通っていた例外を除き、すべての世代で身近には地域の一番店としてベスト電器があった。

オーディオが唯一の趣味だった中学高校の頃は、佐世保店の2階でいつも手の届かない高級機を眺めていた。
ダイレクトドライブのレコードプレーヤーの説明を聞き、異彩を放つエルカセットにうっとり。
自宅にある古いソニーの家具調ステレオとはまるで違う臨場感を奏でるスピーカーの前で立ち尽くした。

大学生になってアルバイトで稼いだお金が入り、西新店にスピーカーを買いに行った。
憧れのダイヤトーンDS-25BⅡが思いの外安く売られていた。
展示品でtweeter(ツィッターではない)が凹んでいたのだ。
少し迷ったが、憧れの品を手にしたくてバイト代をはたいた。

大学の頃、平和台球場のアルバイトで知り合った友人がベスト電器に就職した。これで、より一層ベスト電器が身近になった。
社会に出てふんだんに家電製品が買える身分を手に入れると、週末は必ず天神にあるベスト電器本店に通った。
きっとあの頃ならば、あの狭い立体駐車場に目をつぶってでも車庫入れできただろう。

テレビ、冷蔵庫、アイロン、窓型クーラー、洗濯機、オーディオ用品そして腕時計まで。
そこで買えるものはなんでもベスト電器。
後に映画「洗濯機は俺にまかせろ」で、使っていた洗濯機を主人公が修理するシーンがあり笑った。当時は二槽式の名機だったらしい。

それから数年後のある日、僕は電気製品の営業だった。
家電ルートには流していない製品だったが、憧れのベスト電器で売ってみたくて、友人の紹介で那の津の本社を訪ねた。
待合室に通されると、各社の営業が順番待ちでひしめいている。
互いに談笑している常連メンバーを尻目に、ただ1人場違いな僕はじっと名前を呼ばれるのを待った。
バイヤーの部長さんはとても早口だった。
愛想はなかったが、こちらの意図を汲んでいただき、仕入れ口座も設けずに1週間のテスト販売を認めてくれた。
ちょうどロゴマークが変わる頃で、部長さんが「君、CIって何の略か知っているか?」と言って僕に新しい単語を1つ教えてくれた。
結局、売上げに貢献することはできなかったが、ベスト電器の店頭に立ち続けた1週間は、貴重な良き思い出となり心に沈んでいる。

エイデンの牙城、名古屋に住んでいた頃も今池のベスト電器に時々行った。
だが、雑然としていて品揃えにも魅力が感じられなかった。

東京では近くにベスト電器がない。
やがてベスト電器とは疎遠になった。

2012年7月12日
日経の一面に「ヤマダ、ベスト電器を買収」という文字を見た時は、少し心が窮屈になった。
だが記事内容を読んで少しほっとした。
経営はヤマダ傘下に入るものの、これからもベスト電器の社名で営業がつづく。

我が心のベスト電器。
捲土重来を祈る。

| | コメント (1)

2012年7月12日 (木)

マラソン用の度付きサングラスにたどり着く

そのメガネの名はリストロスタジオジーンズ。
型番:RJ-318TR

一見、オークリーハーフジャケット2.0を思わせるようなフレーム。
それに普通のメガネレンズがダミーで付いている。
僕の視線の先を読んだ店員さんが、すかさず提案する。

「こちらのフレームで調光レンズをいれられたら、度付きサングラスとしておつかいいただけますよ」
そして、さらにたたみかける。
「通常は透明レンズですから、普通のメガネとしてもご利用いただけます」

あなたにメガネ販売員オブザイヤーをさしあげたい。
まさにメガネからウロコが落ちそうな名案である。

ちょうど度の強い運転用メガネも欲しかったところだ。
これならば、マラソンとドライブに一石二鳥。
洪水でHOYAのタイ工場が被災したため、非球面レンズが届くのに時間がかかったが、レースには間に合った。
価格は複数店舗で調べたところ、チェーン店で28,000円程度。スポーツ専門店で35,000円程度と最大で7千円程度の差があった。

"調光レンズは紫外線量に応じて色が変わる"と一般的には説明されている。
今回複数の眼鏡店で説明を求めたところ、共通して"温度差の影響を受ける。低温の時は色が変わりやすい"という説明があった。
その逆を言うと、温度差のないところでは色が変わりにくいということ。
窓を閉め切ったクルマの中では、日射しが強くても色が変わりにくいということである。

調光レンズには寿命があるという説明もすべての店で行われた。
その耐用年数については2年程度とする店、4年程度とする店があり、まちまち。
総合すると次のような説明になる。
「調光レンズには寿命があります。経年と共に色が変わる、色が戻る速度が鈍ります。そして最後には色が変わらなくなります」
その寿命に2年~4年の幅があるということ。
毎日使えば寿命は早く訪れるし、ランニングやドライブに限定してたまに使うのであれば、4年と言わず長持ちする可能性もある。

実際に走ってみると、ごく自然に程よい"調光"が得られる。
外してみると、色が変わっていたことがわかるが、かけていると全く違和感がない。

フレームの性能も抜群。
鼻の高さは眼鏡店で調節することができる。
顔に当たる部分にはラバーが組み込まれており、走っていて一切揺れることはない。
今シーズン、練習とレースで使ってみてなんの不快感もなく使うことができた。
ただ1つ、サングラスについて危惧していたことは現実となったが、それはレース後に書くことにしよう。

2年越しの佐倉にサクラ咲く?目次

|

2012年7月11日 (水)

いいことづくめのエレッセES-S101

オークリーが似合わないことにショックを受けた翌日、それでもまだ度付きサングラスには未練があった。
紫外線をカットすれば疲労感が和らぐ。
42kmも空の下を走るわけだから、その効果は絶大なのではないか。
その証拠にプロのマラソンランナーたちは皆、サングラスをかけて走っている。
2時間台で走るランナーたちが使っているのだから、その倍以上の時間がかかるど素人ランナーとしては、その効果を1度試さなければならない。
そこで"度付きサングラス"で検索すると「エレッセES-S101」がアンテナにかかった。



エレッセES-S101は、天候に合わせてレンズが換えられるスポーツサングラスセット。
度付きレンズをインナーフレームにセットできるので、度付きサングラスとして使える。
普通のメガネにオーバーグラスをかけているわけだ。

Ess101


これもかなりかっこいい。オークリーと比べても遜色がない。
しかもサングラス・レンズは5枚付き。
可視光線透過率19%~92%までの5枚で、うち2枚はなんと偏光レンズである。

amazon販売ページ

かっこいいスポーツフレームに度入りのメガネ!
さらにサングラスは5枚付きっ
しかも、2枚は偏光ですよっ
それで、お値段はなんと
きゅうせんはっぴゃくえんっ!
1万円でおつりがくるんです!!

と佐世保の方からあの名調子が聞こえてきそうなお値打ち品。
いいことずくめだ。

ん、いいことずくめ・・?
そこに何かひっかかるものがあった。
欲しいのは度付きサングラス。
レンズが5枚欲しいのではない。
うまい話にはなにか落とし穴があるのでは。
そこでふと思い出した。

まつげだ。
以前、取り寄せて買ったメガネにまつげが当たり、そのままお蔵入りしたことがある。
取り寄せてもらい眼鏡店で試着した時、まつげは当たらなかった。
なぜならばレンズがまだ入っていなかったからだ。

そこで商品名+まつげで検索すると、推察が当たっていた。
サングラスの内側にインナーフレームがあるため「まつげがレンズに当たることがある」というのだ。
まつげがレンズに当たっては、マラソンどころではない。

眼鏡店に現物があったので試着してみる。
インナーレンズが入っていないので、インナーレンズの位置に手のひらを当てると、しっかりとまつげに当たった。
エレッセES-S101はインナーフレームを外すことができる。近視ではない人がサングラスとして使う分には破格のお買い得商品である。

オークリーに次いでエレッセも断念。
サングラスにはやはり縁がなさそうだとあきらめて帰路につこうとした時、それを視界にとらえた。

2年越しの佐倉にサクラ咲く?目次

|

2012年7月10日 (火)

SUPER feetを断念 オークリーを検討

これまでにマラソンで履いた4足では、いずれもオーダーメイドのSUPER feetを入れてきた。
ソーティジャパンテンカLVにも入れようと思ったが、インソールが靴底にしっかり接着されていて剥がれない。

ソーティジャパンテンカLVで初走行。
SUPER feetが入っていない靴で走るのは違和感がある。

翌日は、ソーティスーパーマジックにSUPER feetを入れて走る。
SUPER feetが土踏まずを受けてくれる感覚はしっかりとわかるもので、とても安心感がある。
やはりレースではSUPER feetを使いたい。

その翌日問い合わせておいたアシックスからの返事がきた。
インソールを無理矢理剥がしてSUPER feetを入れることについては「お勧めしません」とのこと。
今回は SUPER feet なしで臨んでみよう。
初めてのことには不安もあるが、それによってデータが得られる。
これから先の長いマラソン人生だ。毎回少しずつ新しいことを試していこう。

ソーティジャパンテンカLVに標準で付いているシューレースは126cm。
一番手前のアイレットを使い、ロックして締めるのにはほんの少し足らない。
通販でアシックスレーシングシューレース130cm を購入して交換した。

グリップ給水ボトルにはアミノダイレクトをOS-1で割ったスペシャルドリンクを入れる。
これで、最後まで疲れとバテを感じなくなった。

ランニング雑誌のバックナンバーを見返していて、オークリーのサングラスに目を止める。
近視でメガネをかけている者にとって、ランナーのサングラスは叶わぬ夢。
それにしてもカッコイイ。
早速オークリー取扱店に足を運び、手に取ってみた。

Hj2

オークリーハーフジャケット2.0
オークリーの中では廉価のスポーツ・サングラス。それでもフレーム+標準レンズで15,750円。
Polarized(偏光)レンズ付きだと 23,100円。

偏光とは、特定の方向にのみ振動している光。

自然光は偏光していない。
   ↓
偏光レンズのメガネをかける。
   ↓
偏光が得られる。
   ↓
偏光した映像はとても見やすい。

ゴルフでは偏光レンズを通すと、グリーンの芝目が読みやすくなる。
宮里美香がウエアの色に合わせて使い分けているのが、オークリーの偏光レンズ。
マラソン、自転車競技では、前から後ろに流れ去る光景が見えやすくなり、集中力が増す。
性能が高い分、偏光レンズは通常レンズよりも価格が高い。

近視のメガネランナーが検討するとすれば「度付きレンズ」だ。
オークリーではこれをRXレンズと呼ぶ。
電卓を叩きながら試算してくれた店主によると、オークリーハーフジャケット2.0のフレーム+度付きレンズの場合、4万円を超えるとのことだった。

オークリーは断念した。
マラソンのサングラスに4万円は出せないなということもあるのだが、試着して鏡を見た時、あまりに似合っていないことに愕然としたからだ。
Mr.マリックかと思った。

2年越しの佐倉にサクラ咲く?目次

|

2012年7月 9日 (月)

靴で流れを変える ソーティジャパンテンカLV

ハーフマラソン「WRJ」で失速した翌週、9週めの練習は「60分ジョグ&RP走+WS5」「11kmジョグ&RP走」
4週に1週の割合で設定するリカバリーウィークである。

次週はレース前5週にあたる。
レース前5,4,3週の3週間は「長い距離を走る」ことがテーマ。
3週前には「20kmRP走」というマラソン練習中、最もきついメニューが控えている。
きつくなる3週間を前にこの週は軽めに抑えるのである。

ハーフ失速をうけての対策を考えている。
前回は「サブ4」という目標を立てていたが今回は目標が曖昧だ。
強い意欲で向かっていく目標が必要と感じて、目標完走タイムを明確に決めた。

つづいては靴だ。
ずっと気になっている靴があった。

Sjt


ソーティジャパンテンカLV
■メーカー公表価格:16,800円
■発売:2011年6月

ソーティスーパーマジックをさらに軽くしたレーシングシューズ。
購入後に計量してみると左右共に119gだった。

119g


アシックスはこの靴を「エリートレーサー3時間以内用」としているが、同様のソーティスーパーマジックを2レース履いてみて問題ないことは実証済み。

ニュートンをあと1シーズン試そうと思ってここまで来た。
しかし外側ラグの減りはさらに進み、靴を脱いで置くと外側に傾いてしまう。
ラグを踏み込むため、足にかかる負担は大きく "靴によって得られる速さ"と"失う体力"の収支がマイナスになっているように感じていた。

買うならばコレと決めていたソーティジャパンテンカLVの「青」は既に品薄になっており、主要ショップに問い合わせても在庫無しという回答だった。
そこで今回は初めて試し履き無しでネット購入。
3日後に届いた段ボールから靴箱を持ち上げたとき
「あれ?靴を入れ忘れたのかな?」
と思った。それくらい軽かったのだ。
幸い、サイズはいつものアシックスサイズ。ジャストフィットだった。
これからこの靴がどんな走りを刻んでくれるだろう。期待が膨らむ。

2年越しの佐倉にサクラ咲く?目次

|

2012年7月 8日 (日)

本体JALの攻勢

あなたも見たことがあるだろう。
この夏、ネット上の至るところに掲示されているのがこのバナー。

Jal_201205
クリックしても、JALのサイトには行きません。

JALの「夏休み先得」ウェブサイトの広告だ。
キーワード広告ページに大量出広したようで、5月以降この広告を見ない日がない。

JALは運賃が高い。
だから、いつも選択の対象外だ。
福岡→羽田便を買う時は、いつもスカイマーク。
希にANAの安い便を買う程度。

スカイマークならば発売直後の最安値は9,800円より。
高くても16,800円。
それでも満席で取れない時は、同じく16,800円程度で買える便をANAで探す。

そこに、2012年からは新たな選択肢が加わる。
LCCだ。
7月からJALが合弁で経営するジェットスタージャパン。
8月からANAが合弁で経営するエアジャパンが成田-福岡間に就航する。
その価格は最安値で5,090円(スタージャパン)。高くても19,580円(エアジャパン)

通常、航空券の発売は搭乗日の2ヶ月前同日。
お盆をにらんで、LCCの予約開始を待っていた。
そこに始まったのが、JALの「夏休み先得」広告だ。

JALなので価格は期待できないという予見を持ちつつ、1度だけ見ておこうとクリックした。

価格は16,800円程度。
繁忙期にしてはまずまず手頃な価格だ。
特筆すべき点は"搭乗2ヶ月前"よりも前に買えること。

価格面でのメリットはないが、予約開始日につながりにくいネットとにらめっこするストレスから解放されるというメリットがある。
LCCの発売を待たずに、JALで買った。

5月頃から始まった「夏休み先得」のバナー広告。
7月にはいった今も、大量出広がつづいている。
LCCのジェットスタージャパンを経営するJAL。
本体JALでも値引き路線。

「ピーチ」「エアジャパン」2つのLCCを経営するANAとの覇権争いが激しくなっている。

もしかすると、このブログの下に今日も出ているかも知れない。

|

2012年7月 7日 (土)

「反省は何も生み出さない」

「反省は何も生み出さない」
ある有名なスポーツ選手の言葉だ。

言葉はそれだけで終わっており、補足の説明はついていない。
こういう時、言外にどのような言葉を聞くかが重要だと思う。

「反省は何も生み出さない」
   ↓   ↓
「反省なんかしたってしょうがないよ。
反省している暇があったら、切り替えて、次はどうすればいいかを考えた方がいい」

もしも、そう聞こえたとしよう。
そう聞こえた人は次にこう考えるわけだ。

反省という行為そのものが不毛である。
悪い結果についてはもう何も考えない。
後ろを振り返ったって、何も生まれないよ。
切り替えて、前を見ていこう。

どうだろうか。
賛同しますか?

それでは次に別の言葉を聞いた場合について触れる。

「反省は何も生み出さない」
   ↓   ↓
「起きたことについてはまず振り返って考え、一定の評価をする。
次にどうすればよいかを決める。それを実行して次回に臨み、そしてまた振り返る。
こうして新しい価値が生まれるんだ」

このように聞こえた人は次にこう考えるわけだ。

単に反省するだけでは何も生み出さない。
反省だけではなく、
分析→定義→設計→実施をすべて行うことが大切なんだ。

どうだろうか。
賛同しますか?

|

2012年7月 6日 (金)

元春の破壊活動

コヨーテバンドを率いての佐野元春アーリーサマーツアー。
会場はガンダムが再飛来した場所のすぐ西に建設された Zep diver city。
シニア席を確保しているので、場所取りの心配もなくドリンクを受け取り悠々と二階へ上がる。

前半は半分目を閉じていた。
このところ珍しく忙しくて、寝不足だったからではない。
目を閉じて元春の生演奏を子守歌なんて、贅沢で幸せだと噛みしめていたのだ。

ところが後半
その行動が始まった。
破壊活動だ。
ガンダムが破壊しなかった町を元春が破壊する。
いや元春が破壊しているのは、若い世代だ。
そこにいたのがC世代だか、D世代だか確証はないが
恐らく元春の元に寄りついてきた人たちはC世代に違いない。
元春は若い頃、ライブでは必ずこう言った。
「ここに嫌なやつは1人もいない」
身近な人ばかりの場で言うと微妙な空気を呼ぶこの言葉も、熱狂したライブの終盤に言うと誰も疑問を持たなかったものだ。

そういえば、会場に入る前から今日はいつになく客層が若いと思っていたのだ。
ニューエイジ割引によって、親・元春ファンがその子どもを強制連行したわけではない。
いつもは少数派である20代、30代の人たちだ。
「バンドの若いメンバーについたファンたちじゃない?」
と僕の友達。

数年前、初めてこのバンドを横浜で見た時にも
似たような感想を持ったが、今日はその意図が桁違いだ。

OLDファンの琴線に触れたり、触れる手前で止めたり、
微妙なさじ加減での演奏をするつもりはない。
今、この時代を生きる君たちへ、俺がタマシイを揺さぶってやるぜ
と彼は言っている。

かつて、このバンドのデビューライブに迷い込んだ若い子羊たちは、なんだかおじさんやおばさん元気だなと思っただろう。
でもこの日は違った。
ずっと探していたアイドルとしてのrock'n'rollerが目の前で、僕らを破壊しようとしている。
これは僕らもその活動に加わらなければ、自分の人生は他にない。
そう思えたのではないか。

新曲は彼のマーケティングが冴えた速いビート。
かと思えば一転して、ぎりぎりで支えている心をセメントで固めてくれるような愛にあふれる詩。

自分の葬式ではぜひかけてもらいたい、生涯で一番好きな歌「約束の橋」
♪今までの君はまちがいじゃない♪
いつもは誰かの送別会で餞に歌う歌。
今日は、元春に歌ってもらった。

ライブを終えて「東京テレポート」駅への道を急いでいると、20時からのガンダムのショータイム。
3時間前とは打って変わり、夜の闇にライトが映えて、SEもばっちり決まっていた。

|

2012年7月 5日 (木)

ガンダム経由元春

その日は東京テレポート駅から迷うことなくダイバーシティに到着した。
お台場から静岡に呼ばれていたガンダムが、しばし行方不明になった後、お台場に再び飛来したと聞いた。
ただし、ガンダムのGPSは少々古いせいなのか潮風公園に着地するはずが、誤って東に634mずれてしまった。
スカイツリー開業に因んだガンダム一流のジョークなのではないかとファンは推察しておもしろがっていたが、関係者は大騒ぎ。
結局着地点の後方に商業施設を整備して、そこがダイバーシティと名づけられたのだ。

待ち合わせの時間まで、まだあと1時間ある。
待ち合わせは場所は
「ガンダムの左足の下」
と決めていたのだが、周囲は鎖で規制されていて足下に近寄れない。
潮風公園にいた時は自由に触れたのに。
股下に入れないと、親近感が半減する。
神戸の鉄人は股下から排水口を見上げることができるし、ぺたぺた触ることもできる。
名古屋のナナちゃんの場合、そのアングルに入るとちょっとヤバイ人になってしまう。
一方、大阪の太陽の塔は囲いで規制されており触れない。
せっかく来たのにいけずやないの太陽ちゃんと思う。
今回設けられたガンダム規制は、恐らくドライアイスを吹いた後の水滴がしたたり落ちるためと思われるが、あまりに無粋だ。

17時、待ち合わせの友達がやってくるとすぐ、ガンダムのショウタイムが始まった。
感想は「今イチ」
微動だにしなかった潮風公園時代と比べればガンダムの顔は動くし、ドライアイスも吹いている。
主人公らしき人物が音楽にのせて戦闘モードの叫び声をあげているのだが「**いきます」という台詞がどうにもすべっている。
さっきからずっと、ケータイカメラを片手にこの時を待っていたファンの皆さんも、仕方ないなという顔をして苦笑い。

後でガンダムファンに聞いたところ「**いきます」というのは、それぞれがモビルスーツ(ロボットのことです)で出撃する時の宣言とのこと。「ヤマト発進!」に近いらしい。
仮面ライダーが「ライダージャンプ」と叫んで、子ども達に「言ったら怪人にばれるじゃん」とつっこまれたいたのとは違う。

ショウタイムが終わり、ガンダムは西の空に飛び去る
・・・という展開になったら、一歩前進してかぶりつきで見ていたヤンママを驚かせたと思うし、観衆もそこでどっと沸いたと思う。
「どうやら現代の技術は、まだそこまでいっていないようだね」
「仕方ないですね」
科学の粋を極めたロボット、鉄腕アトムのトートバッグを持った友達と話す。

それから西に隣接する zep diver cityへ。
ここはライブハウス
基本的にオールスタンディング
僕はこれが苦手だ。
スローバラードだろうが、ハードロックだろうが一律に立たされるのはきつい。

しかし、チケットをとってくれた友達のおかげで
この日は2階のシニア席 ^^;)
1度も立ち上がらずに見ることができた。
佐野元春のライブを一度も立つこと無しに見ることができたのは、これが2度目。
1度めはアンプラグド・ライブ。確か数百メートル東にある Zep Tokyo で行われたはずだ。

つづく

|

2012年7月 4日 (水)

山口の外郎と名古屋の外郎 同時対決

外郎の話が出ると僕には2つの強みがある。
それは「山口」と「名古屋」に住んで居たと言うことだ。

名古屋の外郎をお土産にもらった人は、概ね好意的な感想は言わない。
「あれは、無しでしょう」
「意味がわからない」
そこで僕はいう。

「外郎といえば山口ですよ」
そこで2つの土地に住み、それぞれの外郎を名物としてではなく、地元の銘菓として食べていた経験を比較して感想を述べる。
外郎のウンチクを語ることには興味はない。そんな情報は役に立たないからだ。
「しらべる」の活動にしても、日頃の会話にしても、他人の役に立つ情報を提供することを心がけている。
悪意をもって評する人は、それをウンチクと言う。

外郎の話題が出る度におなじような感想を述べていた。
そうして20年たったある日、1度ヨコに並べて検証する必要があると考えた。

新幹線で名古屋下車して「ないろ」 新山口で下りて御堀堂の「外郎」を調達。

Uiro2

山口ではいつもは豆子郎の「豆子郎」を買うのだが、ここはより忠実な比較のために御堀堂の「外郎」を買う。

Mihorido

一方の「ないろ」 なぜ「ういろう」じゃないの?と思うだろうが、外郎メーカー大手である大須ういろうでは、小豆の漉し餡が「ないろ」 ういろは「しろ」「さくら」「抹茶」なのである。

パッケージをみただけで、両者のタイプが異なることがわかる。

Nairo

さて、両者を食べ比べた感想だが、20年来言い続けてきた感想と同じだった。
外郎はより生に近く、ぷりぷりとした食感。
ないろは蒸し菓子然としていて、羊羹にちかい。

_uiro右が「ないろ」

山口の外郎を食べたことがない方は、ぜひ一度食べることを勧めたい。
職場に山口出身者がいるならば、お盆の帰省みやげは「御堀堂(みほりどう)の外郎」か「豆子郎の豆子郎(とうしろう)」をリクエストしましょう。

|

2012年7月 3日 (火)

最後に笑ったのは、苦手のDNAを克服したチーム

2012年秋にも、その到来が危惧される欧州発の金融危機。
その当事国として厳しい状況にある両国が決勝に進んでいる。
特にスペインはサッカーどころではない状況だ。
スペインはゆるやかな連邦制度をとる多民族国家。
元々代表チームのサッカーに対する関心は低い国だが、現在は2大メジャー2連覇中。
さすがに街はお祭り騒ぎかと思ったら、決勝を控えた街は沈んでいる。
パブリックビューイングのモニターを立てる無駄な金があったら、経済をなんとかしろと人々が言っている。

ポルトガルが進まなかった決勝をライブで見る必要はないので、ネタバレ対策を施して1日を過ごす。
できるだけ人混みを避ける。小沢離党のニュースと共に「スペイン三連覇」といった見だしが出ているかも知れないので夕刊紙スタンドには近づかない。
最後の難関は宅配の夕刊。慎重に新聞を目の届かぬ場所へ追いやり、無事に録画再生スイッチを押すことができた。

スペインのユニフォームは1stの赤×紺
イタリアも青×白の1st
互いに1stの色合いが競合しない。

<前半>
0分 なにやら画面に大勢の人が入っている。いつもの2倍以上の人数がいるかのよう。
両チームがコンパクトに密集しているのだ。
イタリアが高い。スペインのエンジンがかかる前に一気に決めようという作戦だ。
ユーロ決勝という大舞台には似つかわしくない、慎重さを欠く布陣の両者。
こういう試合をスタンドから見ると、最高に面白い。

イタリアに押し込まれて怒ったのか、スペインが押し込んでシュートを連発するがいずれも枠の上。
スペインは早い時間帯のシュートは枠内に打ってはいけないという内規でもあるのだろうか。
今回のユーロでは、スペインが早い時間帯に枠をとらえる光景を見ていない。
目を引くのはシャビの風貌。2006年頃追っかけで見ていた頃と比べると5歳は若返っている。エステに通い高価なサプリでも飲んでいるのか。

14分 守りが薄い敵陣にセスクが切り込み、シルバのヘッドで先制。
15分 イタリアが好位置からFK。DFに当たる。
25分 ピケにイエローカード
一方的に攻め込むイタリア。まだ希望はつないでいる。
40分 オフサイドラインぎりぎりから裏をとったのはDFアルバ。ブフォンの右を抜いて2点め。
勝負の興味は一気に薄れてしまった。
43分 混戦からイタリアのシュートはカシージャスがパンチで叩き返す。名ゴールキーパーの2人だが、同じグラウンドに立つとカシージャスの優秀さが際だってわかった。
45分 裏へ抜けようとしたイニエスタを倒しバルザッリにイエローカード。

<後半>
5分 裏に抜けたイタリアのシュートはカシージャスが前へ詰めて弾く。
11分 モントリーヴォに替えてモッタ。果たしてモッタに救世主の働きができるか。
12分 バロテッリのシュートは大きく上へ外れる。準決勝とは打って変わり「焦っています」と顔に書いてある彼は、プレーの精度をどこかに置いてきたようだ。
13分 シルバに替えてペドロ
16分 入ったばかりのモッタが負傷退場。わずか5分の出場のために交代枠1枚を使ったイタリアも痛いだろうが、モッタの心中を察すると辛い。U23ブラジル代表→イタリアA代表という奇異な代表歴は有終の美を飾れなかった。
17分 FKからPKエリア内の競り合い。スペイン選手はバロテッリのユニフォームを引っ張るわ、肘を入れるわ。2点差の余裕でPK覚悟のやり放題。自分たちがPKをもらうことはあっても、審判が相手にPKを与えることはないと高をくくっているように見える。
30分 セスクに替えてトーレス
38分 イタリアのミスから裏に抜けたトーレスがブフォンの左へゴロのゴール。
43分 裏に抜けたトーレスは曲芸のようなアウトステップ。大股でやってきたマタが押し込む。これでユーロ決勝史上最大得点差。

スペイン 4-0 イタリア
決勝は「イタリアさんドイツに勝ってくれてありがとう」とスペインの選手がほくそ笑んだ時に終わっていたかのような凡戦。
面白かったのは初めの5分だけ。
12時間も「ネタバレ」と戦ってきた甲斐のない試合だった。

終わってみれば「苦手のDNA」を乗り越えたチームが優勝チームだったと言うことになる。
W杯2014まであと2年。
ポルトガルは、その言語を話すかつての統治国ブラジルが舞台となる。
地の利を発揮して、今度こそドイツとスペインを倒さなければならない。

ユーロ2012全31試合の結果もくじ

|

2012年7月 2日 (月)

WOWOWが困っている表現 「2大メジャー」

2大メジャーとは、フットボールの国別対抗2大大会であるW杯とユーロのことである。
今回ユーロ2012を見ていてしらべるが定義した。
なぜならば、言葉がないことはとても不都合だからだ。

W杯は4年に1度行われる。
ユーロはW杯と2年ずらして、やはり4年に1度行われる。
つまりサッカーファンは2年毎に「2大メジャー」を見ることになる。

スペインは「2大メジャー」を2連覇している。
ユーロ2012決勝でイタリアを破れば「2大メジャー」3連覇となる。

イタリアは「2大メジャー」でドイツに対して一度も負けていなかった。
ユーロ2012準決勝は、さすがにドイツに初勝利が訪れるだろうと思っていたが「苦手のDNA」は優勝候補筆頭のドイツにさえ立ちはだかった。

さて、ここまで書いてきたことを「2大メジャー」という単語を使わずに書いたらどうなるか。
「国別大会の最高峰と言われるW杯と、国別の地域選手権では最高峰の誉れが高いユーロ」
39文字もある。
「2大メジャー」と書けば6文字で済む。
書く方も楽だし、読む方もわかりやすい。

ユーロ2012全試合を放送してきたWOWOWのアナウンサーも、この表現に苦労していた。
「W杯とユーロという2つの大きな大会」
といった言い方になるが、それは定義された言葉ではないため、とても苦しそうだった。
メディアには幅広い配慮が求められるため「2大」といった言い切りは難しい。
もしもWOWOWが「2大メジャー」と言い切った場合、アフリカネーションンズカップ、アジアカップを主催する各協会からクレームが出るかも知れない。

さて、その「2大メジャー」の勝者(2000年以降)は次の通り。

■2000年
ユーロ2000 ベルギー・オランダ共催
優勝:フランス

■2002年
2002 FIFA W杯
優勝:ブラジル

■2004年
ユーロ2004 ポルトガル開催
優勝:ギリシア

■2006年
2006 W杯 ドイツ開催
優勝:イタリア

■2008年
ユーロ2008 スイス・オーストリア共催
優勝:スペイン

■2010年
2010 W杯 南アフリカ開催
優勝:スペイン

■2012年
ユーロ2012 ウクライナ・ポーランド共催

スペインとイタリア。
どちらが勝っても「2大メジャー」の過去4大会は、この2チームがカップを独占することになる。

デコが出た「2大メジャー」はユーロ2004からの4回。
クラブチームでは「優勝請負人」であり、すべてのクラブで優勝を経験しているデコ。
結局、ポルトガル代表としては一度も優勝カップを掲げることができなかった。
もしも、デコが代表復帰してユーロ2012に出ていたら、結果は違ったものになっていたと思う。

|

2012年7月 1日 (日)

意外にもドイツを覆った「苦手のDNA」

ユーロ2012 18日め 準決勝2
ドイツ-イタリア
Respect diversity
「違いを尊敬するというUEFAのメッセージを支持する」とブフォンとラームの両主将がスピーチ。

ドイツは白いシャツと黒いパンツ。
イタリアは青いシャツに白いパンツ。フランス戦とはパンツの色が変わった。
サッカーでは試合前に両チームが着用するユニフォームを話し合って決める。
ホーム扱いのチームに優先権があり、この試合ではドイツが淡濃のツートーンなのでイタリアが濃淡のツートーンとなっている。

<前半>
4分 ドイツのCK。シュバイシュタイガーが押し込んだかと思ったがピルロがGKの代わりにブロック。ドイツにCKを蹴られる場合、相手サポーターはその度に先送りボタンを押したくなる。
12分 ドイツのシュート あわやオウンゴール。
直角に攻めるドイツ。斜めに出すダイヤモンドで攻めるイタリア。
見た目も効率もよいのはイタリアの方。
16分 モントリーノがイタリア初シュート。GK倒れ込んでキャッチ。
17分 カッサーノのシュートは見事にカーブをかけて枠の隅に飛ぶがGKがキャッチ。
20分 カッサーノが見事なクロス。バロテッリがヘッドで突き刺す。
今大会の両者の出来を単純に比較考量するならば、ドイツにはまだ余裕がある。だがドイツがイタリアに抱く「苦手のDNA」がさざ波のような焦りを生んでいる。
36分 自陣でボールを奪ったモントリーヴォが前方へロングパス。完全に裏をとったバロテッリはオフサイドなし。GKの右側の狭い場所に高速で蹴り込んで2点め。
90分でイタリアが勝利する条件として挙げていた「バロテッリの大当たり」が現実と成った。

<後半>
14分 バロテッリが右からシュート。左に外れていく。
16分 正面好位置でFK。ロイスが枠内に蹴るがブフォンがクリア。
18分 モントリーヴォに替えてモッタ。ここ数試合、モッタを使わないとはもったいないと思っていたが、グループリーグ第2戦の怪我が理由だった。
22分 イタリアがカウンター マルキジオのシュートは右へ外れる。
30分 マルキジオのシュート今度は左へ外れる。
36分 カウンターで長い距離を走ったティ・ナターレ。シュートを右へ外す。
依然として危険な好機はイタリアばかりに訪れている。
43分 ティアゴ・モッタにイエローカード。数試合ぶりに出場した"削り屋"モッタには1枚をもらう余裕があった。残り数分にあと1枚をもらわなければ決勝に出ることができる。
44分 混戦からのボールはブフォンがはじき出す。CKにドイツはGKもあげる。GKが上がる試合を何度か見たが、GKが決めた場面はまだ見たことがない。
46分 アルバレッティがハンド PKはブフォンがコースを読んだがエジルのボールが先に抜けて1点差。
ドイツは全員が上がる。長いクロスにGKのオレンジユニフォームが走り込んでいる時に長い笛が鳴った。

ドイツ 0-2 イタリア
これでイタリアは2大メジャーでドイツに対して4勝4引き分け。一度も負けていない。
今大会のポイントに挙げてきた「苦手のDNA」ここで遺憾なく発揮された。
決勝はスペイン-イタリア。予想していなかった組合せだ。
スペインは1920年を最後に(90分では)イタリアに勝っていない。
「苦手のDNA」理論でいくと、スペインの勝機は延長、またはPKということになる。

|

« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »