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2012年11月30日 (金)

日本が電子書籍に打って付けの市場である理由

amazonのキンドルを買って初めての出勤日。
キンドル無料本ストアで買った日本文学を読んでいる。
無料本の大半は日本文学だからである。

日本では、著作権が保護されるのは、著作者の死後50年。
その起算は死んだ翌年の1月1日から。

著作者が2012年11月30日に亡くなった場合、
2013年1月1日から死後が起算されて、
2062年12月31日まで著作権が保護される。

夏目漱石の場合、1916年12月9日に亡くなったので、既に著作権の保護が終わっている。
ゆえに夏目漱石は無料本で読むことができる。
三島由紀夫の場合、1970年11月25日に亡くなったのでまだ著作権が保護されており無料本はない。

米国、英国、イタリア、ドイツ、フランスでは死後70年まで保護される。
起算日は日本と同様、死んだ翌年の1月1日。
保護期間が20年短い日本は、これから始まる「電子書籍時代」に打って付けの市場なのである。

これまで、日本文学を読むことはないと思っていたけれど、読んでみるとこれがいい。
文字の密度は高いが、レトリックが多いので、さほど根を詰めて読まなくても良い。
昔、教科書で読んだ物語は、長い時を超えて今、再会する幼き日の自分のやうである。
とついつい、文体まで古くなる。

教科書に載っていた、キンドル無料本を調べたので挙げておく。

●「坊ちゃん」夏目漱石
●「それから」夏目漱石
●「夢十夜」夏目漱石 
●「こころ」夏目漱石 
●「走れメロス」太宰治 
●「富嶽百景」太宰治 
●「山月記」中島敦
●「羅生門」芥川龍之介 

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