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2013年4月11日 (木)

軍艦島上陸

軍艦島が近づくと、上陸は予感から確信に変わった。
その根拠はドルフィン桟橋に接岸している白い船。
横っ面に「軍艦島クルーズ」の文字。


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やまさ海運の船だ。
恐らく9時に出港して軍艦島に直行。
1時間の所要時間を経て10時に接岸。
30分間の上陸ツアーを終えて、これから長崎港に向けて出港準備をしているところだ。

あの船が接岸できて、この船ができないという道理はない。
1隻しか着けられない桟橋が空くのを待つこと3分程度。
先客が出港して、いよいよ我らがブラックダイヤモンドの番がきた。

ここは、記念すべき接岸シーンをゲットだ。
夢中になって、身を乗リださんばかりに撮影に没頭していると、ラバーのアブソーバーが目の前に近づいてきて、船がそれにぶつかり大きな音を立てた。

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あぶなっ
こんなところで、挟まれたら身もフタもない。

桟橋に常駐している港湾労働者はなく、こちらから岸に飛び移ろうと機をうかがう船員。
見事に飛び立ったかと思うと、わずか1分の間に船をドックにつなぎ止めた。
いいぞ、青年!
思わず声を掛けたくなる。

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初めてのツアー参加から4年。
3度めのチャレンジで、いよいよ踏みしめた軍艦島の地。
そこはコンクリートでできた階段。
軽く身震いが起きた。

限られた時間。
限られた見学コース。
ほぼすべての"軍艦島写真集"に目を通して、練ってきた構図。

行きは望遠レンズ
一番奥の展望所でレンズを交換
折り返しは通常レンズ
という撮影プランだ。

初期説明の場所に集まる手前通路でも、廃墟に向けてシャッターを欠かさない。

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中央に映っているぐにゃりと曲がった鉄くずは、先ほど高島の模型で見て来た鉄塔が倒壊したもの。
見学ルート整備以外には、この島に人の手は入っておらず、倒壊はすべて自然に任せた時の流れの産物だ。

Todai


唯一の例外は、高台にそびえる灯台。
暗闇で船舶にこの島の存在を知らせる役割を果たしている。
世界中の何処の海だろうが、ぽつんと佇む無人島に、灯台は欠かせないものだ。

新幹線全駅停車して往く品川-博多の旅

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