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2013年8月24日 (土)

ゆるキャラから脱皮するくまモン

しらべるによる「ゆるキャラ」の定義は以下の通り。

思わず力が抜けてしまうようなしまりのない風貌で、見る人を癒し、心をゆるませるキャラクター。


ゆるキャラには、二次元にとどまるものと三次元化されたものがある。

二次元にとどまる理由は、造形が難しいこと。
予算がないなど。

三次元化された場合、以前は「着ぐるみ」という言葉が与えられていた。
そこにゆるきゃらという言葉ができて、三次元化されたキャラクターが、概ねゆるキャラと呼ばれるようになっている。

「着ぐるみ」と呼ばれていた頃は、人出の多い場所でもスルーされることが多かった。
可愛ければ人が寄ってくるのだが、そうでもない場合、その存在感だけでは興味をひけなかった。

「ゆるキャラ」という総称が認知されたことで、2010年より、ゆるキャラを集めたイベントが行われるようになった。


ゆるキャラは、マーケティングの素人である地方公共団体、商業組合が宣伝活動のために作り出す。
それゆえに計算高いところがなく、間が抜た印象がある。

一方、くまモンはプロの手による造形である。
二次元で生まれた逸話が公表されているが、三次元くまモンの造形美には思わずうなってしまう。
これを計算せずに作ったとすれば奇跡である。

2013年8月の今、依然としてゆるキャラと冠されることも多いくまモンだが、いずれ、脱皮してその冠が外れるかも知れない。

2012年からは、二次元くまモンをプリントした商品、三次元をくまモンをデフォルメしたグッズが多数作られるようになる。
初期のヒット作品は熊本県北部の市、菊池市がつくった「おしゃべりくまモン」
蒲島郁夫熊本県知事が書籍「くまモンの秘密」で紹介している。

話しかけると話しかけたとおりに答える。
菊池市長が発案。タカラトミーアーツが製作した。
菊池市観光物産館のウェブサイトで通信販売している。

「くまモン マネしておしゃべりぬいぐるみ」はくまモンが動きながら、言葉をオウム返しするぬいぐるみ。
起毛ぬいぐるみなので、寝癖をつけることもできる。

こちらの話が一区切りしたのを感知して、おしゃべりが始まる。
記憶容量は最大5秒なので、語りかけが5秒を超えたところでオウム返しが始まる。
言葉はなかなか忠実に再現するが、声質を真似るわけではない。
子供の頃「冒険王」の通販で買った笑い袋のような声だ。

底部のスイッチでオンオフするので、電池は長持ちする。
呑み会の座興に持ち込みたいところだが、高さは台座を含み、およそ15.5cm。
携帯するには大きい。
ただし、台座がついているおかげで座りはよい。
従って、買ってからしばらくすると、ほとんどインテリアとなる。
両手は動くのだが、骨格が入っていないため、ポーズをつけることができないのが惜しい。

こうした三次元くまモングッズは、個体によって顔が違う。
インターネット通販ではなく、グッズショップで選んで買いたいところだ。

つづく

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