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2014年4月23日 (水)

きょう 4月23日 はサンジョルディ

スペインサッカーの人気はレアル・マドリーとFCバルセロナが二分している。
レアル・マドリーは首都マドリードのクラブ。
FCバルセロナはスペインの東端、カタルーニャ地方の中心都市バルセロナのクラブ。

レアル・マドリーのファンがFCバルセロナを嫌っているという印象はあまりないが、FCバルセロナのファン(クレ)たちは、レアル・マドリーを嫌悪している。

カタルーニャはスペインからの独立を目指してきた歴史がある。
王制が敷かれていた時代に、首都マドリードから政治的な迫害を受けた歴史があるからだ。

スペインではスペイン語が公用語だが、カタルーニャでは「カタラン」という言葉を使う人が居る。

サッカーのNationalチームは「スペイン代表」だが、カタルーニャは独自に「カタルーニャ代表」を組織して、国外の代表チームとの親善試合を組んでいる。

カタルーニャは政治、言語、スポーツ、文化で首都とは一線を画しているのだ。
そのカタルーニャ地方で生まれた風習が、4月23日のサンジョルディである。

この日、男性は女性に赤いバラを贈り、女性から男性に本を送る。
なぜ本かというと、ドン・キホーテの著者スペインの作家セルバンテスが、この日に亡くなったことにちなんでいるのだ。

日本では1985年に日書連がこれに目を付けて、バレンタインデーに次ぐメモリアルデーに育てようとしたのだが定着していない。
それよりも仕掛けの歴史が浅い「ポッキープリッツの日」のほうが、一企業が力を入れて宣伝活動を行っている分、若年層には浸透しているくらいだ。

1995年にはユネスコが4月23日を「世界本の日」に定めた。
2002年、日本では4月23日を「こども読書の日」に指定した。

図書館では「こども読書の日」を周知するポスターが貼られており、図書館の利用者の間ではほんの少し、この日が本の記念日であることが知られている。
ただ、サンジョルディという名詞を知る人は少ない。

本を贈るという行為は、慎重さを要する。
関係が薄い男に本を贈る女はどん引きされる。

チョコレートは誰からもらっても同じ味だが、
男は女から本をもらう場合、相手により印象が変わる。
本は脳に伝わる情報であり、前向きな感情でなければ、情報は受け入れられない。
本をもらって嬉しいと感じるのは、従前からその相手に好意を持っている場合だ。

この難しさが、本を贈る日が定着しなかった理由だろう。

誰もが知っていることならば、誰も驚かない。
誰も知らないことだから、サプライズがある。
本を贈るという行為で好意を確かめることができる。
自爆もあるだろうが、明らかな結果がわかる。
果敢に臨んでもらいたい。

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