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2014年7月 3日 (木)

あなたが駅の雑踏で足を踏まれる理由

同じ駅を使っている友だちとエレベーターで一緒になった。
階段、エスカレーター、エレベーターという3つの昇降手段があるうち、エレベーターで一緒になるとは。
しかも2人きり。

いつも、エレベーター?
うん、混んでるのはイヤでね

理由は同じだった。
少し説明をくわえると、エレベーターも混むには混むが、電車が駅に着いて1回めのエレベーターは満員でも、それを見送ると次に乗る人はたいてい1人か2人になる。
そうして改札に降りると、改札周辺の混雑も和らいでいる。

いつもはエレベーター2回めに乗るために、自販機をチェックマしたり、ベンチに腰掛けて空を眺めたりもしているらしい。

ボクはそこまではしないが、人混みが嫌いだ。
田舎から都会に出た人は、たいていそうだと思う。
同じ田舎から集団就職してきた友だちは
ラッシュ時の山手線で人に酔って、そのまま故郷に帰ってしまったほどだ。
(真に受けないでくださいね)


駅の人混みが嫌いになったのは、割と最近である。
理由は最近よく、足を踏まれるからだ。

改札に向かって歩いている。
そろそろ、定期をポケットから出そうかなと言うとき、
アウトソールのかかと辺りに、かすかな重力がかかる。

え゛
なんで、ここで距離を詰めなならんの?
ここで、1秒を急ぐ理由がどこにある?

ふり返って、その真意を問いたくなる
そんな気持ちをぐっとこらえて、先を急ぐ。

最近では、定期をタッチした後、電動自転車のひと漕ぎめのように、ぴゅーっと加速することにしている。
後ろの人に足を踏ませないためだ。


けっこう、足踏まれるよね?
いや、踏まれないけど・・

ボクの問いかけに返ってきた友だちの答えは意外だった。
なんだ、ボクだけなのか

日本人が1年間に足を踏まれる回数は平均2.8回。
ボクは週に1度は踏まれているので格段に多いほうだ。
(真に受けないでください)

それって、足が長いって自慢?
友だちが茶化すが、それは断じて違う。

子どもの頃、初めて転校した先の離島で
ボクの机にたかってきた学友が真っ先に発した言葉が

「足のみっちよかっちょな~」

その時はなんのことか分からなかったが、それは
「なんと足が短いんだろ~」
という意味の方言だった。

そこで、いきついた仮説は2つだ。

足を踏まれる理由

1,ストライドの変化
先日のマラソンが失速に終わって以来、これまで見て見ぬ振りをしてきた体の硬さに着目した。
そこで取り組んだのは、股関節の可動域を広げることで、カラダの動きを大きくして効率をあげようというもの。
取り組み初めてから一か月も経つと、歩きが変わったことがはっきりとわかる。
ストライドが大きくなり、躍動感が出た。

ストライドが大きいということは、後ろに足が残るということだ。
後続の人にしてみれば、前の背中が遠のいたので、距離を詰めようとしたら、足がまだそこにあったということになっているのではないか。

2,歩き方が慎重すぎる
これは昔からそうなのだが、左右から人が飛び出さないか、前を歩く人が突然、立ち止まったり進路を変えたりしないか。
常に予測しながら歩いている。
結果的に、前の人との車間距離(人間距離か)が空く。

後ろを歩いている人は、通常の学習値で歩いているので、1人だけ慎重に歩いているボクは、想定外に自分に近く、足を踏んでしまう。

歩き方が慎重になったのは、コレクターショップに通い始めた頃からだと思う。
コレクターショップは手狭な店内にひしめくように商品が並ぶ。
通路は狭い。
目を皿のようにして棚を流しながら、前方から同士が近づいてくれば、互いに進路を譲り合う。
それが、オタクのたしなみ。

オタク仲間はきっと全国平均より多く、足を踏まれているのだろう。
同士よ。雑踏に近づかぬよう、知恵を絞っていこうではないか。

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