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2015年1月18日 (日)

iPhoneがみつかった意外な場所

もう1時間iPhoneを探している。
再び帰宅。
洗濯カゴをひっくり返す。
だが、今日脱いだシャツや靴下しか出てこない。
ゴミ箱もひっくり返す。
去年、エアコンのリモコンがなくなり買い換えた。
あれは、ゴミ箱に落ちたのを気づかず、ゴミに出してしまったのだとにらんでいるからだ。
しかし、コンビニのレシートやメモ紙、今日使ったマスクしか入っていない。

再びicloudで「iPhoneを探す」
場所は変わっていない。
だが、表示がグレーに変わっている。
さっきまでは赤い表示だったし、時々蛍のように明滅していた。
そのゆっくりとした明滅も停まっている。
電源が落ちた?

iPhoneに8度めの電話をかける。
すると、もうコールはしなくなっていて
いきなり「この電話におつなぎすることができません」というメッセージだ。

どこかで水没しているのかも知れない。
急がなければ。
今度は、地図をプリンターから印刷。
LED懐中電灯を持って3度めの探索へ出る。
地図を懐中電灯で照らしながら、正確な場所に立つ。
iPhoneに電話をかける。
やはり、コールはしない。
ちょうど地図が示しているiPhoneの位置には側溝がある。

ここか・・・
路上に這いつくばり、懐中電灯で中を照らしてのぞき込んだ。
だが、それらしきものはない。
ただ、冷たい雨が流れこんだ澄んだ水がよどんでいる。

近くにある事業所の前に小さいドラム缶がある。
中をのぞき込むと、無数のタバコがすてられている。
この会社の灰皿なのだ。
ニコチンで澱んだ水は、底まで見通せない。

意を決した。
手袋をはずし、トレーナーを肘までまくりあげ、どぼんと手を入れる。
固い手触りはない。
冷たい雨が降る夜、他人の会社の灰皿を入念にかき回す人を、通りがかりの人はどう思うだろうか。
だが、中途半端なことをして後悔したくない。
入念にかき回す。
しかし、手に残ったのは細かい吸い殻。
嗅いでみると、案の定ニコチン臭かった。
(この臭いを石けんで洗い落とすのには3分かかった)

いくらくらいするんだろう?
あきらめモードに切り替わっていく。
メール、メモ、写真
iPhoneはいずれもパソコンに同期されている。
かつてのモバイルデバイスのように、データを失う痛さがないんだな。
少しずつ、自分を説得する。

警察に届ける。
遺失物届けを書くと、はじめて件の警官は照会をかけてくれた。
期待して次の言葉を待ったが、ゼロ回答。
「スマホの場合、見つかったら本人直接ではなく、携帯電話会社経由で持ち主へ連絡がいきます」

確実に本人を特定するための賢明な手順だ。
日本の官民は進んでいるな。
ただ、会社のスマホを落としてこっそり探すということはできないということだ。

3万円くらいかな、痛いな
(しらべると55,000円ほどだった)
念のためバス会社に電話をかける。

「届いていますね」
え゛そうなの?
ではあのicloud「iPhoneを探す」に現れた位置はなんだったのだろう。
受け取りに行くと、バッテリーは75%残量があった。
いろいろなことが不思議だが、多くの教訓を得て、また1つ賢くなった。

モノは持てば持つほど「壊れる」「失う」リスクが増す。
それが生活必需品であれば、購入時と同様のお金が出ていく。
よく使っているモノが今、目の前にある平穏を、いつも意識していなければならない。

つづく

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