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2015年1月26日 (月)

岩崎俊一さん逝去の報に接して

20日をまたいで東急ストアに行く。
買ったものを袋詰めしていて思い出す。
あぁそういえばもう出てる頃だよね。
目の前のスタンドには「value plus」のみ。
サッカーを移動して「salus」を探す。

カウンターの端のほうに立っているスタンドにそれはぎっしり入っていた。
夕ご飯を食べながらSALUSを開く。
ページを半分ぐらいめくってきたときに、途中でページを飛ばしてしまったような錯覚を覚える。
中とじの本、ホチキスのピンが見えて後半に入る。
この次くらいか。
いや、まだ出てこない。

おかしいなぁ
いつもだったらもうそろそろこの辺には出ている。
もう、ページめくる機会はあと3回位しかない。
もしかすると、最後のオオトリの位置に場所が移ったのかな?

最後のページが近づいた。
さすがに、ここから先にエッセイはないだろう。
休載のお知らせが編集後記に出ているのかもしれない。

そう思ってページの左下に少しだけ目をやる
横組みの情報ページに一番下の段
そこだけが縦組みされて、枠に囲われている。

「謹んでご冥福」と言う文字が見えた。

来るべきものがきてしまった。
いや、その言葉は当たらない。
まさかの展開。とっさにそれを悟る。


SALUS2015年2月号33ページ
(以下引用)
去る12月20日、67歳でご逝去されました。
(引用おわり)


以前、体調を崩してもう長いということを書かれていた。
でも、そんなに悪いと思わなかったなぁ。

たくさんのことを書いてきて
世の中をたくさん喜ばせてきた。
たくさん人々の役に立って、
そして、まだまだこれからもたくさんの人が
その言葉を待っている。

そんな人がこの世からいなくなってしまうのはとても寂しい。
これからまだ多くの価値を残せる人の方が、早く逝ってしまう気がする。
自分はどうなんだろうねと考えたりする。

まだまだずっと岩崎俊一さんの心温まる文章が読んでいたかった。
心よりご冥福をお祈りします。
岩崎俊一さんが書き残したもの、これから時々読み返して感慨に浸ろうと思っています。


SALUS編集部の皆さん
これまで、岩崎さんのエッセイを読ませていただき、ありがとうございました。
できれば単行本「大人の迷子たち」に収録されていない残りの部分を、小冊子で販売していただければと思います。

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