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2015年2月の28件の記事

2015年2月28日 (土)

2025年に間に合いました(希望) ドラえもん介護ロボット

実物大のドラえもんを作るプロジェクトは2001年に始まった。

■仕様
原寸(身長123.9cm)
2足歩行、人工知能、空間認識機能搭載

バンダイを中心とする玩具メーカー数社によるもので、発売目標は2010年までとしていた。

2005年3月18日
大山のぶ代がドラえもんの声を担当する最終回。

2009年9月3日
ドラえもんの誕生日に、バンダイが「Myドラえもん」発売。
31,500円 (現在市場にはない)

1,300パターンの台詞を収録した卓上ロボット。
ドラえもんとコミュニケーションする感覚が味わえる。
支援ではなく、話し相手というレベルの「介護ロボット」は、ここで実現したと言える。

2010年
ドラえもんロボットが発売される予定の年になったが、開発は間に合わなかった。

2014年
アメリカでテレビ放送が始まる。
2005年の仄聞では、スペインでは週3回放送されていた。


お年寄り、身よりのない子供達の生活パートナーになりうる。
2001年のプロジェクト開始時、開発者は
「価格は乗用車1台程度になる」
と言っていた。

いかにも機械然とした2足歩行ロボットは、日本のお家芸となりつつある。
そこに暖かみを付与するキャラクター、ソフトウェアは日本の独壇場。

ロボットの軍事転用が欧米で進んでいる。
日本はそれには一線を画して、介護分野でその高い技術と豊富なソフト資源を活かすことができる。
いずれ日本が誇る輸出商品としても基幹産業に育って欲しい。


岩崎俊一(2014年没)は「トヨタプリウス」のキャッチフレーズとして「21世紀に間に合いました」というコピーを残した。
政府は2025年の認知症患者は、700万人にのぼると推計している。
ドラえもん介護ロボットは2025年に間に合って欲しい。
イノベーションが待ちどおしい。

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2015年2月27日 (金)

もしも、あのキャラクターが介護ロボットだったら・・・

認知症が話題である。
テレビの健康バラエティでは、認知症を回避する画期的な治療方法が視聴率を稼ぎ、対処療法の食品を売る業者は、広告で優劣を競う。

介護される側の比率が上がっていくと、介護保険は収支がさらに厳しくなっていく。
2006年法改正では「予防介護」に大きく舵を切ったが、10年が過ぎて状況はよくならない。
政府は2025年の認知症患者は700万人と推計しており、安倍政権は認知症対策を国家プロジェクトに位置づけた。

介護される身になったことがないので想像の域内だが、いざ介護される立場になったら、介護する側の人達に済まない、極力迷惑をかけたくないと思う。
実際に今も、そう考える日本人が多い。

人の手を患わせるのは悪いが、話し相手は欲しい。
できれば、癒しの言葉のひとつやふたつかけてくれたら助かる。
そこで、一部で実用化実験が始まっているのが介護ロボットだ。


もしも、あのキャラクターが介護ロボットだったら・・・


くまモンだったら、最高に嬉しい。
とても癒されることは疑いない。
だが、くまモンは動きが命。
ダンスを踊る切れのある動き。
時には、アメリカンジョーカーのようなウィットに富む仕草。
ロボットで再現するのは難しそうだ。


はれぶた
手頃な大きさで、狭い部屋でも邪魔にならない。
維持費も安く済みそうだ。
だが、飛び上がって「はい、吸って」ができないとはれぶたではない。
そもそも、需要が少ない。


ふなっしー
きっと楽しい。
何よりいいのが、実直で真摯な性格。
酸いも甘いもかみ分けた、枯れた会話が日々の憂鬱を紛らわせてくれること間違いない。
だが、自分が高齢になるに連れて、テンションの差が苦痛になりそうで怖い。
こちらの加齢に合わせて、ふなっしーも歳を取ると言うプログラムが必要だ。


O次郎
「ばけらった」しか話さないので、プログラムはシンプルだ。
しかし、知っている人がどれだけいるか怪しい。


そうなると、やはり真打ちはあの日本の国民的キャラクターということになる。

「ドラえもん」は未来の世界から来た猫型ロボット。
2112年9月3日生まれ。
藤子プロ・小学館製作。
表記は「どらえもん」ではなく「ドラえもん」

くまモンは「クマもん」でもなく「くまもん」でもなく「くまモン」
それぞれ、呼び方にはこだわりがあるのだ。


■ドラえもんの歴史
1969年
マンガ連載開始。

1973年
アニメ版「ドラえもん」ニッテレで26回放送。

1979年4月
テレビ朝日系列でTV放送開始。
身長・頭の大きさ・バスト・ウェスト・ヒップすべてが129.3cm。
小学4年生の平均身長が129.3cmだったため、すべての数字が 「1293」 の並びになっている。

1997年
129.3cm原寸大のぬいぐるみが12万円で発売された。

つづく

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2015年2月26日 (木)

さよならファミマの「こだわり牛めし」

食物の入れ替えが行われまして、今日からは白ご飯は買えなくなりました。
そう言われたら困る。
自分が困るくらいだから、きっと周りの誰もが、いや日本人全員が困るはずだ。
断固反対。処置撤回を求める!
そういってtwitterやブログに書く人が続出するだろうし、中にはストライキを企画する人もいるかも知れない。
「毎日食べていたものの供給が止まる」
これは、とても重大なことだ。


朝、いつものようにファミマに入る。
まっすぐ向かったのは平台になっている弁当売り場。
そこにいつもの形を探す。楕円形で小ぶり。一面に牛肉が敷かれているので、すぐにそれとわかる。

「こだわり牛めし」2014年12月2日発売

毎日食べている。平日だけだが。
少なめのご飯に、ほどほどの量で牛肉が乗っている。
タレがぷよぷよした半固形の状態で乗っていて、白ご飯にべちゃりとしみこんでいないのがいい。
恐らく、電子レンジで温めればたれが溶けて、白ご飯にしみ入ってちょうどよくなる。
だが、冷たいままで食べても、何ら味に遜色はない。

紅ショウガもついていて、ほんの少し箸休めもできる。
そして、何より値段が安い。298円はファミマ弁当群の中でも最安値。
費用がかさむ毎日のコンビニ通い。安いに越したことはない。

お昼ご飯は、午後からの仕事を思うと、それほど量は要らない。
美味しいものを少しだけ食べたい。
それが安く実現できると来れば言うこと無し。
それが、毎日食べている理由だ。


しかし、その日、いつもはその姿があるあたりに、見あたらない。
売り切れたのか?
いや、そんなはずはない。
今日は少し早い時間帯だから、この時間に売り切れということはこれまでなかった。

すぐそばでは、新しく届いたバットから店員さんが弁当を補充している。
そうか、来るのが早すぎて、まだ届いたばかりなのだ。
そういえば、過去にも何度かそういうことがあった。

すみません。こだわり牛めしありますか?

忙しそうな店員さんは補充の手を止めて、いくつかバットをめくってみる。
そして、思い出したかのようにきっぱり言った。

「商品の入れ替えで、もうはいらないんですよ」

同じ台詞は、以前セブンイレブンでも聞いた。
以前セブンイレブンにも同様の298円牛丼があり、毎日買っていた。
だが、ある日
「商品の入れ替えで、もうはいらないんですよ」
それを境に入荷しなくなった。
それから、このファミマに流れてきたのだった。


ファミマよ、お前もか。
白ご飯が食べられないとなると、日本国民みんなが困る。
だが「こだわり牛めし」が食べられなくて困るのは、自分を含めて数人だろう。
次はローソンに期待したい。

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2015年2月25日 (水)

去年は黒亭、今年はこむらさき本店

熊本でのお昼といえば、熊本ラーメン。
「博多ラーメン」というと、こってりぎとぎとで「無理」と思っている人もいるが、そうでもない。
博多ラーメンは、ハッちゃんラーメンなどの一部の名店を除き、比較的食べやすいあっさりしたスープだ。
国道3号線で南下したところにある松田聖子、チェッカーズ、BRIDGESTONEタイヤの故郷「久留米」
さらに3号線を南下した「熊本」
ラーメンは南下するに従って、こってりの度合いを増す。

去年はくまモンスクエアの後 「黒亭」へ足を向けた。
なぜかというと、大半の旅行ガイドブックで1番扱いが大きかったからだ。
今年は2番めに扱いが大きい「こむらさき本店」と決めてきた。


店はくまモンスクエアからほど近い、熊本市の中心部。
一方通行のこじんまりとした商店街にあり、駐車場はない。
(黒亭は市街地から少し離れていて、駐車場があった)
あたりを一回りして、コインパーキングにクルマを停めて、店に入ったのは正午ちょうど。
今日は台風接近の天候とは言え、さすがに地元の人でいっぱい・・・
かと思ったら、お客さんは1組だけだった。


カウンターに陣取って「チャーシュー麺」を注文。
ラーメン屋には年に1回か2回、九州に帰った時に行くだけなので、必ずチャーシューと決めている。

Photo

しっかりした厚めのチャーシューに満足。
近所の靴屋にふらふらと吸い込まれそうになったが、ここでいい靴が見つかると困るので見なかったことにして、熊本市を後にする。


次にめざすは、夜に同窓会を控えている福岡市。
学生の頃、ミニコミ誌を作っていたクラブ活動(愛好会)の集まりだ。
だが、それほど気が進んでいるわけではない。


熊本インターから高速道路に乗って・・
と思っていたが、熊本市内にはほとんど高速道路への順路標識がなく、気がついたらフジバンビの前を走っていた。

Photo_2

おぉここが、東京国際フォーラムのくまモン感謝デーでドーナツ棒を配っていたおじさんの会社か。

結局、国道3号線をしばらく走り、一つ福岡寄り「植木」インターから熊本に別れを告げた。
後から地図で確認すると、熊本インターに抜けるより2.5倍も下路を走っていた。


カーナビがないクルマに乗れば、こういうこともある。
高度情報化社会に浸る前、こんなことはよくあったことだ。
時間はいくらでもある。
どうってことない。
九州に帰って来て1日。
既に心はゆったりした田舎モードに切り替わっている。

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2015年2月24日 (火)

トイレでは尻を浮かさないで!「シャワートイレの尻浮かせ問題」

シャワートイレに飛び散った水、それはいつか汚物に変わった。

日に日に、水が跳ねている確率が高まっていた。
これは、1人の仕業ではないな。
そう思っていたある日、いつものようにトイレに入る。

フタは締めていない。
冬場のシャワートイレは便座を暖めているので、保温効果を得るためには閉めた方がよいのだが、そういう習慣がない人はたくさんいる。

フタが開いていただけに、それはすぐに目に留まった。
茶色い水滴が無数に便器に飛び散っている。
トイレに来て、茶色い絵の具を流す人はいない。
場所柄から言って、これはまちがいなく汚物の飛沫だ。
いつもならば、飛び散っている水をトイレットペーパーで拭き取って座る。
だが、さすがに他人の汚物を拭き取る気にはなれず、他のブースに移動した。


なぜ、水滴や汚物が飛び散るのか。
恐らく、水流が尻を洗う時、尻を浮かしているのだろう。
ではなぜ尻を浮かすのか。
考えられることは2つある。

1つは、切れ痔持ちの人。
水流が当たる瞬間、あまりの激痛に思わず立ち上がってしまったというケース。

もう1つは、キレイに洗えていないという強迫観念があり、尻を動かしている人。
そのトイレには「move機能」がついていない。
その機能があれば、通常水流のあと、ボタンを押すことで仕上げに中心の周囲を洗ってくれる。

一度腰を浮かしたら、そのままトイレットペーパーで拭き取り、立ち上がる。
もしここで、再び腰掛けたら、水滴や汚物の上にべちゃっと座ることになるからだ。
毎日、その姿勢を取ることで、かなり腹筋が鍛えられているに違いない。


では、なぜ自分で濡らした(汚した)トイレをキレイにしてから退出しないのか。
それも考えられることは2つ。

1つは、公共の設備は皆で使っているのだから、汚したらキレイにするという躾を受けていない人。
もう1つは、後ろを振り返っていない人だ。

ドントルックバック!
後ろを振り返るな
前をみて進め!

日々、そういう生き方をしているのだろう。
ただ、実際には今し方使ったトイレを振り返って、汚れていないか確認している人は少ないだろう。


「トイレで尻を浮かさないで」

そんな貼り紙は、これまでに何処でも見たことがない。
だが、振り返らず、気がついていない人にはそれさえ必要だ。

まだ、日本ではあまり問題になっていない
「シャワートイレの尻浮かせ問題」
果たして、いつ頃、ネットの話題に上る日が来るだろうか。

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2015年2月23日 (月)

東京マラソンの翌日にすること エクセルで「マラソン記録」

東京マラソンを走った皆さん、おつかれさまでした!
天候はいまひとつだったとはいえ、100万人の観衆と都市交通を独占するという希有な体験は、十分に精神を高揚させたのではないでしょうか。



有給休暇をとることができたあなた。
今日は着用したウェア、靴を洗いましょう。
それからパソコンに向かってマラソン記録をつけてください。

Sheetは3つ作ります。
「レース記録」
音楽を聴きながら走った場合「音楽」
「時系列」



「レース記録」
A列に[1][2]・・・[42][ゴール]
B列に昨日のラップ(スポーツ時計から転記)
C列に感想・メモ・出来事


「飴もらった」
「バナナ小さい」
「くまモンコスプレ人気」

C列このような記憶の断片を書き留めていきます。
いきなり上手な文章を書こうとすると、記憶が混濁してしまいます。

飴をもらったのは33kmだったか、それとも・・
それはわからないと思いますから、正確を期すのは後回し。
一通り書き終えてから、大会資料で「第8給水所」などの位置と照らし合わせて、精査すればよいのです。


「音楽」のSheetがある場合、ウォークマンを見ながらA列にセットリストを書き出します。

「勇気がわいた」
「楽しい気分になった」
「悲しい気分になってよくなかった」
「うるさいだけ」

B列にはこのような感想を書きます。
事前に想定していた曲に対する期待と、実際の走行中の感想にギャップがあることがわかると思います。
自分がどのような曲で励まされるのか?
次回のマラソンがある場合、曲選びの参考になります。

特によかった曲は、次回セットリストを作る時「リプライズ」として終盤にもう1度登場させるとよいです。
35kmあたりで「リプライズ」コーナーが始まるように工夫しておくと「いよいよ終盤だ」と気持ちがリフレッシュされます。



「時系列」
A列に時分
B列に行動記録

起床
朝食
トイレ
着換え
出発
電車の時間
会場入り
荷物預け
トイレ並び

このように、スタート前の時系列記録は、次のマラソン出場では重要な情報になるので、必ず書き留めて置きましょう。出場する大会が違うと、起床時間や移動時間は異なりますが、自分が自宅(宿泊先)、会場でそれぞれどれくらい準備に時間を要するか。毎回レースに出る度に書いておくとよいです。


そしてC列に「予算」
お金に無頓着、家計簿・こずかい帳はつけたことがないという方以外はつけておくとよいです。
それぞれの時系列記録の右側に使った金額を書いておきます。
次回以降、1回のレース出場でいくらくらい予算を見ておけばよいかがわかります。


有給休暇を取れなかった方は、帰宅してから作ってください。

東京マラソンを走った皆さん、
完走した方も、完走できなかった方も
昨日はおめでとうございました。

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2015年2月22日 (日)

東京マラソン 家族にして欲しいこと

今日は東京マラソン
無事スタートラインに立てた皆さん、おめでとうございます。
沿道には毎回100万人を超える観衆。
もちろん、すべての人がマラソンを応援に来ているわけではありません。

新宿のデパートの開店に並ぶマダム
オール明けの若者
銀ブラ(銀座でブラジルコーヒーを飲むが転じて、銀座を散策)に来たアベック
浅草寺に来た外国人観光客

居合わせた理由は様々でも、ランナーが通りかかれば、観光の足を止め、買い物の手を止めて応援をしてくれる。
がんばれーと叫んでくれる。
積極的な人はハイタッチをしてくれる。

プロのアスリートでも、これだけ多くの観衆に応援されるスポーツイベントはありません。
素人でありながら、皆さんは最高の歓待を受けるわけです。
これで1万円は安い!

さてこのように、100万人を超える見知らぬ人は応援してくれます。
ところで、あなたの家族はどうでしょう。

沿道に応援に来てくれる。それは最高ですね。
朝、頑張って!と見送ってくれる。勇気がわきます。
帰宅すると、どうだった?おめでとう!と声をかけてくれる。幸せ者です。

それでもなかには、家族は全員無関心。
まるで、禁句でもあるかのように、誰もマラソンについて触れない。
それどころか、走ることすら知らない。
そういう方もいるでしょう。

そこで、東京マラソンに出場したランナーの家族にお願いしたい
"東京マラソン 家で待つ家族にして欲しいこと"



【 朝 】
「行ってらっしゃい!」「頑張ってね」と見送って欲しい。
そこで「怪我しないようにね」「無理しないでね」「死なないで」
といったマイナスのイメージを植え付ける言葉を、言われたくない。
怪我など考えたくもないし、気をつけたからどうなるものでもない。
無理しないでと言われても、無理しなければ完走できないのがマラソンだ。

これを読んでいるご家族で
「あっそれ、朝言ってしまった」
という方はこの続きを読んで、リカバリーをお願いします。



【 帰宅後 】
まずは「お帰りなさい。どうだった?」
完走ならば「すごいね、おめでとう!」
それくらいは言ってもらいたいものです。
特に初マラソン完走の場合、ランナーは"深海で金貨を探し当てたダイバー"と同じくらい高揚しています。

どれだけ辛かったか。
それだけ頑張ったか。
どんなひどい目に遭ったか。
辛かったけれど、でも病みつきになりそうだな。
などと、聞かれてもいないことまで、とにかく語りたくて仕方がない。
黙って聞いてくれるだけでも、嬉しいものです。


できれば、この日くらい、お風呂は一番風呂に入りたい。
帰宅したら、誰かが風呂を占拠していて、すぐに汗が流せない。
こんなに情けなく思うことはありません。


夕飯の献立。
完走直後は思った以上にカラダがダメージを負っている。
消化に悪いから、できれば柔らかめのもの。
・・・と書いてあるマラソン書籍がありますが、そんなの関係ない。
できれば、好きなもの、好物を食べたい。
消化がよいからと言って、お粥でも出てきた日には泣きたくなります。

そして、お楽しみの晩酌、夜食。
ビールが好きならばビール
アイスならばアイス
禁欲していた分、なにかご褒美が欲しい。
それを用意してくれていたら、これに勝る喜びはありません。

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2015年2月21日 (土)

東京マラソン前日にすること 逆キャイーン

いよいよ明日は東京マラソン。
この期に及んでまだ走っている人はいないと思いますが、ここに来てまさかの技術論です。

題して「読むだけで15分速くなる」
ど素人ランナーが25kmからへろへろになって走る15km。
下手をすると1km9分かかってしまう。
歩いてしまえば12分はかかる。
そこで、しゃきっとして1kmあたり1分ずつ縮める。
そのための話しです。


それは「逆キャイーン」を入れること。
逆キャイーンはマラソン講座が2010年2月に作った造語。


手順
▼走りながら、手を腰の後ろで組み、伸びをする。
これは背中側の「キャイーン」ポーズ
つまり、逆キャイーン。

こうすることで肩胛骨が開き、呼吸が楽になり気分が変わります。
それは前から見た効果。

後ろから見た場合、これは肩胛骨を寄せるという動作。
この動作をすると、つい肩に力が入り肩が怒ってしまいます。

▼そこで肩の力を抜く。
その状態で腕振りを続けます。


この姿をヨコから鏡に映すとわかりますが、きれいな前傾姿勢になります。
前傾姿勢をとると速い!ということは、多くの人が知っているのですが、腹筋で支えて無理に体を前傾させるのは体力を消耗する。
また無理に前傾姿勢をとると後ろ足で蹴る力が発生し、その分がエネルギー・ロスになります。
無理な前傾をした途端、ふくらはぎをぴきっとやってしまうこともあり危険。
つまり、レース中は無理です。



ところが、逆キャイーンで肩胛骨を寄せた状態にするだけで、前傾した美しいフォームになるのです。
美しいフォームは無理なく速い。
体力も温存できる。
そんなこと、これまで練習では一度もやっていないよ!
という人でも簡単にフォームが改善できます。

手元にマラソン選手のフォームをヨコから捉えた映像や写真があったら、見てみてください。
肩胛骨を寄せて走っているはずです。



豊洲にもオールスポーツのカメラマンが居て写真を撮ってくれます。
腰が落ちたへっぴり腰で映っていたら、レースも散々なもの。
腰が高いきれいなフォームで映っていたら、最後まで頑張れるいいレースになっているでしょう。

明日の東京、天気予報はくもり。
読んで頂いた皆さんに、好天と好レースをお祈りしています。

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2015年2月20日 (金)

東京マラソン2日前にすること

ここまで、確実にスタートラインに立つためのリスク管理について書いて来た。
いよいよ、あと2日。
ここでやることは荷物と心の整理である。

心の整理とは、無心でスタートラインに立つための工夫。
無心というのは目の前の、この時に集中する境地だ。

さぁ、いよいよこれから5時間も6時間も走ろうかという、そんな時
「部下のあの野郎、生意気な口をききやがって]
「月曜日、また部長にいじめられるんじゃないか」
といったことを考えているのは、実に不幸なことだ。

走り出せば細かいことは忘れるのだが、心から東京の街と大観衆を楽しむ準備ができているとは言い難い。


そのための工夫は「職場揉めない」こと。
たとえば、誰かがミスをしたとしよう。
ここぞとばかり非難する。
メールで注意する。ご丁寧に周囲にCCまで付けて・・・
そういうことをすると、次は相手の番。

「相手が逆ギレしたらどうしよう」
という不安を抱え込んでしまう。
金曜日のうちに反論が来ればまだいいのだが、それがなかった場合、走り終えた月曜日に何か言われるのではないか?という不安要素を1つ抱えることになる。

先攻があるから後攻がある。
誰もが守る立場がある。
だが、ここは一時休戦。
マラソンが終わるまでは、誰に対しても文句ひとつ言わないと決める。

目の前のことを淡々とこなす。
そして、5時ぴったりで帰宅する。
間違っても残業などしない。
難しい仕事をこなすと、体重が1kgくらい減ることがある。

「やった!マラソンは1kgやせれば3分速いと言うからラッキーだ」
と思うのは早計。
脳はせっかく筋肉に溜め込んだグリコーゲンをごっそり頂いてしまった可能性が高い。
体が軽くなることによるメリットと、筋力・スタミナを失うデメリット。
決して得策ではない。

もしも、月曜日に有給休暇をとっていない人がいたら、思いなおして上司にお願いした方がよい。
「とんでもない。マラソンくらいで有給休暇なんて」
とあなたが思うほど、周りはあなたを必要としていない。

「明日も仕事だ」
と思いながら走る築地から先は辛い。
銀座までは夢の中。
しかし築地で35kmを過ぎると、風景は一転して閑散とした普通のマラソンになる。
アップダウンも多い。
意地を張って休みをとらなかったことを、きっと後悔するだろう。



モノの整理は荷物を詰めること。
旅マラソンの場合も、日帰りマラソンの場合も、2日前にはデイパックに荷物を詰めておく。

・当日着るもの
・レース直前の準備
・レース直後の着換え
最低でもこの3つは、リスト化して分類しておく。

分類には、100均で売っているB4サイズのファスナー付きポーチが便利だ。
目印はセラポアテープ(なければ紙)にマジックで
「直前」「直後」「当日朝」と書いて貼っておくと、わかりやすい。

荷づくりする時に忘れてはならないのは、以下のことがある。
・レースで履く靴下を裏返して毛玉をトル
・ガムテープを小さく切って割り箸の先につけ、靴の中に入っている小石を取り除く

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2015年2月19日 (木)

東京マラソン3日前にすること

東京マラソンの出場者枠は35,500人。
この枠を求めて毎年、全国から多数のランナーが応募する。
2015年2月22日開催、第9回大会の場合、
応募者数は304,825 人
倍率は10.7 倍と公表された。


確率で言えば、今年当たったあなたは、むこう9年当たりません。
従って、本番を3日後に控えた今、しなければいけないことは
「絶対にスタートラインに立つ」
ということです。

今回の東京マラソンが初マラソンというあなたは
「本当に42.195kmを自分は走りきれるのだろうか」
「いやいや大丈夫だ。2014年大会の完走率は96.0%。まさか、自分が 4%のほうに入るとは思えない」
といったことばかりに、気持ちが行っている。
それは、初マラソンを迎える誰もが考えることです。

今回の東京マラソンが2度め以降のマラソンという方は
「自己ベストは出るだろうか?」
「いったいどんな雰囲気なのだろう?」
とわくわくしているでしょう。

しかし、ゴールはスタートしない人には訪れません。
スタートしない人は、応援を受けられません。

東京マラソン以外の大会ならば、万が一スタートできない事態になっても
「来年、出ればいい」
自己ベストは「他の大会で出せばいい」
というだけのこと。
しかし、東京マラソンはそうはいかない。
「去年は直前にアクシデントに見舞われて、走れませんでした。だから、今年も当ててください」
という要望は通らない。

東京マラソンを控えた今、あなたには
「本当にスタートラインに立てるのか?」
という問いかけが必要です。


もしも、交通事故に遭ったら
怪我をした場所によっては、走ることは難しいです。
車の運転は慎重に。
歩行者として道路を横断する時に注意するのは当たり前。
横断待ちをしている時、あるいはガードレールのない路側を歩いている時、飲酒運転の車がつっこんで来ることも想定しておきましょう。

風邪を引いたら
恐らくあなたは、無理をして走るでしょう。
インフルエンザにかかり高熱が出たら
それでも無理して走ろうとするでしょうが、危険極まりないとはこのことです。


いくらリスク管理をしても抗えない不可抗力もあります。
あなたの近親者あるいは、直属の上司や部下に不幸があった場合。
日曜日が告別式になったら、潔く諦めましょう。


最後にレースを走るうえでのリスク管理を1つ。
マラソン講座の読者の方ならば、そういう方はいないと思いますが、もしもまだ、レース中に摂るスポーツジェルを購入していないならば、ランニング用品店に急ぎましょう。
その場合、どのような成分のものを買うかは自分で決めてからお店に行ってください。

そうしないと、お店に行って「東京マラソン走るのですが、お薦めはどれですか?」などとやると、とんでもないものを買わされることがあります。
自分も東京マラソンの時これをやって、ハンガーノックに陥りました。
マラソンを9回走って、ハンガーノックはこの1回きり。

エイドにある給食は、あなたがそこに着いた時には、もうないと思わなければなりません。
もしもあれば儲けものと思っていただけばよいのです。
最低限、自分がゴールまで走りきれるエネルギー補給は、ウェストポーチに入れて持参する必要があります。

ちなみに、次回のマラソンで摂るために買い置きしている品を以下に記します。
これは、ゴールタイム4時間半を想定した分量です。

ベスパプロ(レース30分前)
スポーツジェル×2(レース10分前)
カフェイン入りスポーツジェル×4(5km,15,25,35kmあたり)

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2015年2月18日 (水)

東京マラソン4日前にすること

東京マラソン4日前にすること

東京マラソン2015まであと4日。
出場する皆さん、おめでとうございます!

東京マラソンに当たった方の中には、自嘲気味に「これで今年の運はつかいきっちゃいました」という人がいますが、そんなことはありません。
これからますます、ツキまくるでしょう。
と断言はできませんが、そう考えた方が幸せなことは確かです。


ただし、今回当たったからと言ってまた当たるという保証はありません。
連続で当たる人もいれば、連続で外れる人もいる。
時々当たる人もいる。それが東京マラソン。
しかし、客観的に数字から引けば、当たる確率は10分の1。
つまり、来年から9年連続落選すると考える方が自然です。


今年当たったことを、2度とない僥倖と捉えて、今回の出場でできることをやっておいて欲しい。
そこで、あと4日の時点ですることを申し上げます。

故郷から老いた父母を呼び、沿道に応援に来てもらう。


老いたご両親はいつ死ぬかわかりません。
いつの日か、自分が快走できるようになったら、1度くらい晴れ姿を見せたい。
そう思っていても、認知症は突然訪れます。
故郷にいて、今は離れて暮らすご両親。
今は快活に話していても、認知症となると介護が大変。
すぐにグループホームのお世話になります。

すると、少々足腰が弱っただけで車いすをあてがわれ、あっという間に歩けなくなります。
そうなると、ちょっとした外出さえ難儀。
長時間、電車や飛行機に乗って東京マラソンの応援に来ることは不可能になります。


東京マラソンはテレビで放送します。
「今度の日曜日、テレビ見ていてね。映るかも知れないから。上は青のシャツ、下は白の短パンで走るよ」
・・・

映るわけがありません。
テレビ中継のカメラは、アスリート、スポットを当てる個人、芸人を映すためのもの。
期待を持たせた分だけ落胆することになり、可愛そうです。


親孝行したい時には親はなし。
親孝行するなら、親が元気なうちに。


前日泊で東京に入ってもらい、当日は観戦ポイントを決めておきます。
例年、応援の人が少ないのは日比谷公園から品川折り返しの区間。
このあたりならば、ゆっくり見ることができます。
まだ10kmから20kmあたりなので、あなたも元気です。


そこで、手を振ったら今度は、交通機関で移動してもらいます。
目指すはメトロ「豊洲」駅。
ここは地下鉄の駅から地上に上がったところが、レースコース。
レース終盤38kmあたり。
残り4km、素人にはとても辛いか、完全に投げているかどちらかのあたり。

そこからゴールに移動してもらう。
あるいは品川から直接、ゴール地点東京ビッグサイトに来てもらうのもいいでしょう。

完走したゴール後。
へろへろになってバナナやおにぎりにかぶりつくあなた。
それを慈しむご両親。

丈夫に育ってくれたことを心から喜ばれるでしょう。
子どもが健康でいて、42kmも走り切ってしまうほど逞しい。
その姿を見せる。
こんな親孝行、他で探してもなかなか見つかるものではありません。

善は急げ。
今すぐ実家に電話してください。

つづく

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2015年2月17日 (火)

BOOST@homeという試み

2013年7月1日
「energy boost」の改良版「sonic boost」発売

2013年9月1日
「adizero Japan boost」発売。
energy boostより薄く・軽量化し、反発性を強化したadizeroモデル。
いよいよ、サブ4クラス以上のランナーが履く軽量モデルにBOOSTが搭載された。
アディダスはこれを「サブ4以内向け」と明記。
2013年モスクワ世界陸上マラソンでは、アディダス契約アスリートが着用した。


2015年1月
adizero 匠戦 boost
adizero 匠練 boost

2015年2月
「ultra boost」


「ultra boost」ではミッドソールのフォアフットからリアフットまでBOOSTが使われている。
かつてナイキのエアマックスがビジブルエア(エアバッグが外から見える構造)を始めた時、はじめはリアフットのみ。やがてフォアフットとの2エア、そして最後に前と後ろがつながった「フルレングスエア」となった。
ビジブルエアを始めた1987年からフルレングスの1998年まで11年を要している。



当稿本題の「タクミセンブースト」
価格はタクミ戦よりもおよそ2千円高い17,820円(税込み)
重量は175g(27.0cm)でこれはタクミ戦と同等。

サイズ(ここでいうのはモデルによる個体の大きさ)はタクミ戦と同等。
「タクミ戦よりも小さめ」というネット上の記述もあるが、実際に同サイズの27.5cmで両者を比較したところ、ほとんど差はなかった。
アディダス公式サイトで三村仁司は「進化したadizero takumiがマラソン大国日本復活の秘密兵器になると確信しています」と記している。


今回借りたのは、2015年2月10日~5月10日の期間で行われている「BOOST@home」
ブースト搭載シューズ(以下)を自宅で試し履きできる。

ultra boost
adizero 匠戦 boost
adizero 匠練 boost
adizero Japan boost
adizero tempo boost
Snova glide boost


レンタル期間は「3泊4日」
BOOST@homeではあるが、外で履いて走ってよい。
レンタル品として送ってくる靴は「新品ではありません」と明記されている。

 レンタル手順
▼ネットで申込み
 2足申し込めるが、サイズが品切れになっていると申し込めない。
 1足でも申し込める。
   ↓
▼佐川の宅配便で靴が届く(送料無料)
   ↓
▼4日後、佐川急便が集荷に来る(送料無料)

この3泊4日がうまく土日にはまってくれれば、2回の試走ができる。
一方、それ以外に届いてしまうと、部屋で試し履きするだけで終わってしまう。
申し込んだのは水曜日。
申込みができた場合の発送は「2営業日以内」
それが届いたのが土曜日。

そのため早起きして、走りに行く時間を遅らせて待っていたのだった。

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2015年2月16日 (月)

箱根駅伝で青山学院大学を快走させたアディゼロタクミ戦ブースト

「アディゼロタクミ戦ブースト」はタクミ戦に初めてブーストを搭載した靴。

「アディゼロタクミ」は三村仁司が"日本人を速くする"ために作っているアディダスのランニングシューズのブランド名称。
三村仁司は、有森裕子、高橋尚子、野口みずきが五輪マラソンでメダルを獲った時の靴を作った靴職人。
古くは、谷口浩美がバルセロナ五輪で「こけちゃいました」時の靴も作っている。
そして最近では、圧倒的な速さで箱根駅伝を制した青山学院大学チームがこの「アディゼロタクミ戦ブースト」着用だという。
アディダスのウェブサイトには"箱根駅伝本番で全員がこれを履いていた"とは書かれていないが"青山学院大学チーム着用モデル"とは書かれている。
この靴の発売イベントを伝えるウェブニュースでは"新シューズを着用し初の総合優勝を果たした青山学院大学"と表現されている。
青山学院大学の快走はこの「アディゼロタクミ戦ブースト」のお陰でもあったのか。
これを履くだけで、自分も速く走れるのではないか?
そういう期待感が漂ってくるプロモーションである。
ロードレースでは靴の仕様に制限がない。
ゴルフではアイアンの溝の幅・深さ・形状までが事細かに決められているのと較べれば、かなり道具に鷹揚な競技である。
動力を用いるといった奇天烈なことさえしなければ、素材については自由。
開発し放題だ。
長いロードレースの歴史でも、現代ほどソールの素材や形状に新機軸が打ち出される時代はなかった。
これもマラソンブームによる、市民ランナー市場の拡大。
つまり、開発費を市場からの収入で回収できる時代になった恩恵と言える。
かつて、三村仁司はアシックスの正社員として、高橋尚子、野口みずきの金メダルシューズを制作していた。
2009年にアシックスを定年退職後、岐阜に自身の工房「ミムラボ」を開いた。
翌年、アディダスと契約。
2012年1月に、アディダスからは初めての市販モデル「アディゼロ タクミ 戦」「アディゼロ タクミ 練」を発売した。
2013年からは不定期で、三村仁司直々の採寸によるオーダーメイド「三村プレミアム」を実施。
前回につづき、今回の静岡マラソンまでは、三村さんに作ってもらった靴で走る予定で準備を進めている。
「アディゼロタクミ戦」はほぼ1年に1回モデルチェンジを行っておりタクミセンブーストは「アディゼロタクミ3」にあたる。
ミッドソールの着地蹴り出し部分にブーストを初めて採用した。
「ブースト」は、アディダスが開発した高反発素材。
「BOOSTフォーム」と表記されることもある。
これをミッドソールに使用したランニングシューズは、モデル名称に「BOOST」が入る。
2013年2月27日
BOOST初代モデル「energy boost」発売。
ランニングショップ店頭には、EVAとBOOSTを並べてそれにゴルフボールを反発させるデモ・ギミックが置かれた。
EVAではゴルフボールは数センチしか反発しないが、BOOSTは弾むようにゴルフボールを跳ね返した。
同年6月には、アディダスの公式サイトで「boost athlete voice」公開。
アディダス契約アスリートが「energy boost」を履くと、驚きを通り越して笑ってしまうという映像を集めていた。
消費者としては、メーカーの宣伝ページであるから割り引いて見る必要はある。
だが、まるで、ふなっしーの跳躍力を得たかのようにはしゃぐプロ達を見ると、ただ事ではないなという興味がわいた。
その映像で効いていたのは、福士加代子のコメントだ。
「バランスパッドに乗っているみたいです。弾めない子にはいいかも知れない」
本音を赤裸々に語る印象がある福士が、ここで「すごいですねぇ!笑うしかないわ」などと弾けていたら、胡散臭さが漂うところだが、冷静なコメントには事実を読み解くヒントがあった。
どのようなヒントであったかは、この後、試用した記述の中で解くことにしよう。

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2015年2月15日 (日)

早起きして佐川急便のお兄さんを待つ土曜日

朝から佐川の宅配便を待っている。
クロネコヤマトは宅急便。
佐川急便といえば、確か飛脚便だ。
今でもそういうのだろうか。
と思ってGoogle先生に質問してみた。

佐川急便公式サイトが一番上に出てきて、それによると今は「飛脚宅配便」という商標になっていた。
だがそのページに昔ながらの「飛脚のマーク」は登場していない。
トラックで運んでいる現代社会において、あまり印象がよくないということだろうか。

そんなの、どうでもよい。
こちらは朝から待っているのだ。

そもそもなぜその宅配業者が「佐川」だとわかっているかというと、二つの理由がある。
一つはこちらが依頼した業者から届いた「発送のご案内メール」内に「配送業者 佐川急便株式会社」と明記していたこと。
もう一つは、佐川急便からも「佐川配達予定案内」メールが届いたことだ。
今は会員登録しているユーザーに対しては、ヤマト、佐川ともにこうしたメールによる事前周知サービスをおこなっている。
もしも、不在がわかっている場合、そのメール内に記されたリンクから配送時間の指定を行うこともできる。
受注業者のウェブサイトに時間指定機能がない場合に便利だ。


お昼までには届くだろう。
その楽観的予測は外れて、12時を回った。
気温は十分に上がってきている。
そろそろ諦めるか否かのタイムリミットだ。
そこで、問合せ番号で追跡をかけてみることにした。

Google先生に「佐川」と尋ねると
気配りの細やかな先生はすぐに「佐川 追跡」という初期提案をしてくれる。
そこをクリックして「佐川配達予定案内」に記されていた問合せ番号を入力。
詳細を確認したところ「営業所を出ました」ということになっている。

恐らくそう来るだろうとは思っていたが、それではこちらの期待する情報ではない。
するとそこには、電話番号も記載されている。
今時のトラックはGPSを積んでいるし、ドライバーは携帯電話を持っている。
もしかすると、追跡してくれるのだろうか?
ダメもとで電話をかけると、1コールで相手が出た。
電話がつながるまでと、手をかけていた珈琲茶碗を置く。

こちらがどれだけこの品物を待っているかを滲ませながら、いつ頃届くかわかりませんか?と訴えると、確認のうえ折り返し電話をくれて、およその配達見通しもわかった。
その時点からさらに90分後だが、ここまで待ったのだから乗りかけた舟。

品物が届いたらすぐに外に飛び出せるよう、装備を調え、着換えを終えて待つことにする。
さてさて、およその配達見通しとして告げられた時間と前後すること数分。
首を長くして待っていた品が到着した。

その品は「アディゼロタクミ戦ブースト」
アディダスから2015年1月26日に発売されたばかりの新製品だ。
しかもタダ・・・

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2015年2月14日 (土)

マラソン大会の会場に、コンビニから出張屋台を出してもらいたい

タイム計測タグをブレスレットに入れるのは構わない。
靴ひもに結わえるより簡単だ。
ナンバーカードの裏側に貼ると「女性のタグを外すのは女性のボランティアが担当する」という気を使わなければならない。
だが、ゴールラインで静止して自分でセンサーにタッチするというのは、下手なコントを見ている気分だ。

センサーの機械は左右に1台ずつ置いてある。
ゴールするランナーが2~3人ならば、まだいい。
皆が一斉にゴールする時間帯はどうしているのだ。
スタート直後が渋滞するのは、日本じゅうどこの大会でも見られる風景だが、ゴールが渋滞する大会は聞いたことがない。

Photo

ゴール後の給水方法は改善されていた。
トラックの内側にテーブルが置いてあり、そこでペットボトルの「POATNIC WATER」を1本ずつ手渡される。
これならば、ゴールに駆け込んだとしても、ランナーとぶつかることはない。
ただし、今回の場合、ゴールラインを駆け抜けることはできないが・・・


荷物を受け取ってテントに戻り、レース前にもらったバナナを食べる。
できれば、ここでおにぎりの1つもかぶりつきたいところ。
しかし、会場の露店はなぜかいつもエスニック料理の屋台で、おにぎりは売られていない。

主要コンビニチェーンの皆さん。
ぜひ、大小規模は問わず、マラソン大会を聞きつけたら、おにぎりやおでんといった軽食。
オレンジジュースなどの飲み物を屋台で出してもらいたい。
近隣のFC店が出前販売できるよう、規約を改正してはどうか。
レースが行われる会場は近くにコンビニどころか、自販機すらないことが多い。

ランナーは走り終えた直後に給水と給食を摂る。
給水は失われた水分を補給するためであり、給食は筋肉を作るためだ。
走り終えてから20分以内がゴールデンタイムと言われていて、そこで何か栄養があるものを食べたいのだ。



思いの外、時間がかかり、会場では既にお楽しみイベントが始まっている。
去年のような抽選会ならば覗いていこうと思ったが、クイズ大会が行われていたのでパス。

会場アウト
しかし、こんなに風が吹くとは思わなかった。

WRJ新春ランニング感謝祭の参加費は前回と同額の2,500円。
(前々回の2013年大会までは2,000円)
今年は初めて、タイム計測を行った。
ただし、今回のようなリストバンド式ならば、タイム計測は要らない。
参加費を下げるか、差額をより多く慈善活動に充てたほうがよい。

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2015年2月13日 (金)

CW-Xを履くとスピードが出ない?検証する手立てがない。

18kmのラップ以降はすべて5分台。
ゴールタイムはなんとも平凡なものだが、
終盤の頑張りで、なんとか自分への面目を保った。

最終ラップがこの日のベストラップ。
初めて終盤に快走した5年前の川崎ハーフもそうだった。
だが、帰宅して比較してみると30秒届いていない。

何が違うのか。
ここまでの練習量。確かに少ない。
今はCW-Xを履いていること。
これがよくわからない。
CW-Xを履くようになってから、スピードが出ないように思う。
気のせいか、本当にそうか。

データをとって、比較してみなければわからない。
そうは言っても、同じ日に同じレースを
CW-Xを履いた自分と
CW-Xを履かない自分が
走らなければ比較にはならない。

そんなこと無理だ。
従って、次のレースはCW-Xを履かないで走ろうか?
という提案が採用されたことは1度もない。


大失速の日はガス橋からゴールが遠いが、この日はすんなりと古市場陸上競技場のテント群が見えてきた。
そうなると、気になるのはゴールの迎え入れ態勢だ。
去年のWRJ新春ランニング感謝祭は苦い思い出がある。

ゴールラインのすぐ先にゴール給水の女子が待っていてペットボトルを渡そうとする。
こちらは走ってきたのだから、勢いがついていている。
一人めの女子が差し出したペットボトルにぶつかり、払い落とした。
そのどさくさで、停めたと思っていた時計も止まっていなくて、あとから目分量でタイムを減算したのだった。
そのことを主催者に意見したわけでもないので、今年もその再現はあり得る。


競技場を過ぎたところから左折して、トラックに入る。
残りおよそ4分の3周。
北行きは猛烈な逆風
まだ吹いていたのか。

帰ったら、逆風のレース対策を研究しよう。
これまで数百冊のマラソン書籍と雑誌を読んできたが、いまだ逆風の鉄則には遭遇していない。
現時点では「諦める」「逆風の吹かないレースを選ぶ」ことしか思い浮かばない。
今日わかったことは、体が動かないので心拍数は下がる。
それを無理してはダメということだ。


ゴールが迫る。
どうやら去年のような走路延長線上の給水ではない。
ひと安心
と思ったら甘かった。

スタート前の心配は杞憂ではなく、現実になる。
右手首にはめたブレスレットを計測器にタッチしなければならない。

びよびよびよ

子どもに持たせる防犯ブザーの音だ。
前のランナーがタッチすると、おびただしい音が響く。

僕の番が来た・・
ってゴールで止まるのか
ゴール前で減速して機械のセンサー部分にピンポイントでタッチして通り過ぎた。
ところが、びよびよびよが鳴らない。
ゴール係が慌てて「もう1回」と促す。
歩いて戻って、今度は慎重にタッチ。
びよびよびよ
ようやく僕にもお役ご免の合図が鳴った。

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2015年2月12日 (木)

ランナーを10年やってきて、そんなこと言われたことないです

「ナイスランです!」
ピンクのジャンパーを着た男性から声がかかる。
え?誰のこと
一瞬考えたが、この数メートル以内にランナーが居なかったことを思い出す。
僕のことなのか

男「あなたは天使みたいだ!」
女「え~っ言われたことないですぅ」

という場合の女性の心がわかった。
駒沢公園で練習をしている時、ランニングクラブで練習に来ている人たちが、互いに「ナイスランです!」と声を掛け合っているのは見たことがあるが、あれは、アスリート系高速ランナーの専用語だと思っていた。

すると、男性の言葉に触発されたように、5m先にいた女性からも
「ナイスラン!」
と声がかかる。

別の男「あなたは天使みたいだ!」
女(最近よく言われるなぁ・・ってことは、ホントにそうかも)

という場合の女性の心がわかった。


しばらく走ると右手に緑色のマンションが見えてくる。
ここから古市場陸上競技場までは2.5kmだ。
以前、走路監視のボランティアで立ち位置だったから覚えている。

そこは駐車場への接続路があり、コース監視員が立つ。
「ナイスランです。足動いてますよ!」

まただ!
これは快感だ。

さらに別の男「あなたは天使みたいだ!」
やめておこう ^^;)

この後、さらに1人から声がかかり、都合4人から「ナイスラン」のお言葉を頂いた。
実にありがたいことだ。
特に足が動いてますよ!と言われて調子に乗った。

なるほど、そうか。
それならば、オールスポーツのカメラマンが待つ場所で、跳ぶようなフォームで走ろうじゃないか。
以前、カンブリア宮殿にかの会社の社長が出た際「カメラマンはランナーを撮る時、跳んでいる瞬間を狙う」と述べていた。
確かに着地した瞬間は頬の筋肉が落ち、じじむさい。
跳んでいる瞬間が、最も美しく見えるのだ。

ランナーはまばら。
かくして、狙わずともピンでファインダーに収まるフレームを得て、いつもより多めに跳んで走って見た。
だが、結論を言うと、撮影された写真は全然跳んでいなかった。

後日、駒沢公園で観察してみると、実際に両足が地上を離れて跳んでいるランナーは4分台以内で走っていた。
過去にオールスポーツで買った自分の写真でも、両足が浮いているのは1枚だけ。
その時は6分を少し切るかどうかの走り。
5分台の走りでは、腕のいいカメラマンがようやく数センチ浮いたところを捉えきれるかといったところだ。

いつか、サブ4を狙う日が来たら、その時は空中に浮いた1枚をぜひとも撮ってもらいたい。
それが、ランナー生涯一の写真になるだろう。

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2015年2月11日 (水)

逆風と心拍数の関係と考え方

コース上に応援の観衆はいない。
多摩川河川敷のハーフマラソンでは、ボランティアとして従事しているコース監視員が唯一の応援者だ。

もうすぐ折り返しで~す

参加者700人程度の大会ゆえ、このあたりを走る人々はまばら。
ゴール後に知った順位からして、4分の1のランナーが後ろを走っている。
誰かを風よけに使わせてもらおうと思っても、その誰かが前に居ない。

中原街道を過ぎている。
あとは東急東横線のガードをくぐれば、ようやく逆風が終わる。
どうか、この風が吹き続けて欲しい。

ようやく追い風を帆に受けると期していたところで風が止まっては、悲しい。
ここまで前から吹いた分、今度は後ろからぐいぐいと吹き付けてくれなければ。
だが、吹き続けると言うことは、後ろを走っているランナーにとって苦行がつづくということでもある。
そう鑑みると、あからさまには願えない。
心でそっと、多摩川の風に頼むのであった。



上りとなる最後のラップは7分台に逆戻り。
心拍数は上がっていない。

ここで気づいたことは、風が吹くと体が前に進まない。
それだけ運動量が下がる。そして、心拍数が下がる。
そういうことだ。
ただし、心拍数が下がっているからと言って、頑張りしろが残っている訳ではない。
逆風の時は、なすがまま。
そこで、心拍数を見ながら走って、算段をするのはムダなことと学んだ。

それでは目標のラップが刻めないからと言って、心拍数を上げてタイムを上げたとする。
その無理した分は、エネルギーを必要以上に費やし、後半爆発の導火線を切ってしまう。
逆風は不運と割り切るのみ。

次回レースの「静岡マラソン」では、一部逆風となる区間があると聞いた。
それをよく織り込んで、いなす気持ちを持たなければならない。


15.9kmで今日3度め、最後の折り返し。
すっと体が軽くなる。
それは風が追っているという証左。
もうここまでの逆風により、目標とするタイムも、このレースの果実もどこへやら。
せめてもの誇りを賭けて、ゴールまでの5kmは目一杯の快走をしなければならない。


折り返し最初のラップは 6:19 逆風の中だった前の1kmより1分速い。
一気に上げると心臓に来る。
徐々に上げていこう。

17→18kmラップは、今日初めて5分台に入った。
風のため仕方なく抑えて走っていた。
だから、足は残っていた。

前を往くランナーに追いつき追い越す。
大きなスピード差があり、このペースに付こうとするランナーはいない。
5人抜き、10人抜き
そのうち、誰一人からも抜かれたくないという気持ちが芽生えた。
人と競わないのがマラソンのよさ。
などと人には言いことがあるが、勝てると思うと、負けたくない。
いい加減なマラソン訓だ。


やがて、ランナーストップを食らったゴルフ練習場が見えてきた。
これだけスピードが乗っている時に停められたら目も当てられない。
ランナーというのは、乗っているスピードを停められるほど嫌なものはない。
レース本番でそれに出くわすのは、コースを横断する地元の人。
歩行者は「ぶつからなければいいだろう」程度の気持ちで、横切ってくる。
だが、障害物がないと安心して走っているランナーにとっては、それだけでも体の動きが狂ってしまうのである。
なんとかかんとか、死力を振り絞っている時だと、それで、レースが終わってしまうことすらあるだろう。


さらに加速を付けてゴルフ練習場にさしかかる。
交通整理のために、重点配置されたピンクジャンパーのボランティア。
このペースならば、停められないで済むな・・・

そう思った時、マラソン人生初めての出来事が起きた。

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2015年2月10日 (火)

10kmタイムトライアルのデータで自己ベストを出す方法

東京マラソンまで2週間

建国記念の日は「10kmTT」を行う。
10kmTTの走り方だが、よーいどんで全力で10km走るのではない。
そんなことをしたら、故障のもとだ。

はじめはゆっくり入る。
そして体が温まったあたり、実際には早くても4kmのラップあたりからペースをあげ始める。
レースまで2週間という時期は「負荷は維持して量を減らす」
トータル15km、20kmと決めておいてタイムをとる。

帰宅したら時計からパソコンにデータを転送。
1kmごとのラップ表をつくる。
そして任意の10kmの合計式を入れる。

データが[B1]~[B20]に入っているならば
[C20]に =sum(B1:B10) という式を書く。
それを下に向けて10行ドラッグしてコピー
10個の値から最も小さい数字が「10kmベストタイム」である。


つづいて
10kmベストタイムからレース設定を求める。
これは、前日の記事に記した。


ペースが決まったら、ペース表を当日どうやってレース中に参照するかを決める。
方法は以下の3つ
(1)印刷した紙をメンディングテープで濡れ防止して、ウェストポーチに入れる。
(2)スプリット・ブレスレットに入れる。
(3)キネシオテープにマジックで書いて腕に貼る。

~5km 7分
~10km 6分半
~G 6分

このような3行のペース表ならば(3)でもよい。

ベストな方法は(2)だが、スプリット・ブレスレットは市販されていない。
持っていない場合(1)の方法を採る。

(1)(2)の場合も、ある程度行数を絞らなければならない。
レース中は思考力がゼロに等しい。
5行程度に留めておくのが望ましい。


レース当日は、このペース表を忠実に守って走る。
自分を疑ってはいけない。
「後半失速するんじゃないか」
と考えて、得になることはない。

かと言って、妄想を抱いてもいけない。
「すごいタイムが出るんじゃないか?」
もし、すごいタイムが出るならば、それは10kmTTの時にも出ているはずだ。


ペース表を信じて、チェンジペースをしない。
イーブンペースで走る。
ここでいう「イーブンペース」はラップタイムではなく「生理的イーブン」
上り坂・下り坂、給水所があるところではタイムが上下する。
自分が感じる負荷を一定にして走ることが大切である。

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2015年2月 9日 (月)

東京マラソンまで2週間 自己ベストを出すためにすること

東京マラソンまで2週間
2007年の第1回大会から数えること、9回め。
今も人気は衰えることなく、35,000人の定員を巡る競争率は10倍程度で高止まりしている。
1万円出して42km走りたい人が35万人いるというのは、日本にとってよいことである。
一人でも多くの人がランニングを通じて健康になり、認知症のリスクを下げることになれば、国民健康保険の収支は改善する。
もとより、その本人と家族が幸せになる。
寝たきりで介護されて病院で迎える晩年。
認知症となれば、会話もままならない。
そんな人生が、人生の実りを満喫すべき終盤に待っていると思うと、大半の人がそうはなりたくないと思うだろう。
だが、その可能性を視野に入れて備えている人は少ない。
東京マラソンのような、運動イベントにより、運動を始め、つづける人が増えることはいいことだ。
今日は次のような方向けに「マラソン2週間前にすること」をまとめたい。
・初マラソンだが5時間を切ろうと思っている。
・いい練習を積み上げて来た実感があるので、自己ベストを狙っている。
まず、めいっぱいの負荷で平地を10km走ってタイムを計る。
マラソン界ではTT(Time Trial)と呼ばれている。
暗い道路で目一杯走るのは危険きわまりないので、11日の建国記念の日が好適だろう。
次にゴールタイムを試算する。
マラソン講座では、過去の経験から
[10kmタイム]×5.4-10分
を採用している。
10kmのタイムが55分の場合
55×5.4-10=287分
4時間47分
恐らく「え、そんなにかかるの?」
という値になっていると思う。
だが、それでいいのだ。
マラソンは自己を過信して組んだタイム設定では、失敗しやすい。
前半が実力よりオーバーペースだった場合、後半が大失速になる。
実力より控えめな前半の場合、後半に力が残っていて、思わぬハイペースになる。
いわゆる前半より後半のタイムが速い「ネガティブ・スプリット」である。
前半につっこむ「ポジティブ・スプリット」で自己ベストが出ることもある。
だが、レースを終えて数年経った時、あまりいい思い出ではない。
後半にこにこしながら走り、数百人をごぼう抜きにしたレースこそが、会心のレースとして思い出に刻まれるのである。
続いて、設定されたゴールタイムでペース表を作る。
エクセルで作れば、試算が簡単。

Photo 
B列に数式が入っている。

始めの5kmまでの1kmラップは遅めに設定。
あとは少しずつあげていく。
ただし、5kmごとに細かくペースを変える計画はダメ。
走りながら、自分が混乱してしまう。
走行中の思考力はほぼゼロと思っておいた方がよい。
5kmまで
10kmまで
あとはゴールまで
この3段階
これくらいアバウトな方が、レースの中で貸し借りができる。
レースは水物。
体調はどうか
どこで風が吹くか
どこがどれくらい上っているか
状況は刻々と変わる。
それを予測してペース設定するのは時間がムダ。
不確定要素を予測しても外れるからだ。
つづく

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2015年2月 8日 (日)

部長になったサトウさんのはれぶたい

サトウさんはその時、想像力の翼を広げて考えた。
自分にもやがて、子供が生まれ
その子供が結婚式を迎える。

来賓スピーチの誰かが、新郎(新婦)の父親の人となりに言及するだろう。
新郎側であれば、親族代表の挨拶という大役もある。
その時は、肩書きの一つや二つ、無いよりはあった方がいいな・・・


それから数十年の時が経ち、その日が来た。
長男の結婚式だ。
その日だけスズキ部長から、部長を替わってもらったサトウさん。

営業部長として臨む華燭の宴

「父さんって、いつから部長だったの?」
準備段階で、役職を尋ねた時、息子は驚いていた。

表情ひとつ変えず、
まぁ取り立てて言うことじゃないから言わなかったのさ。
「その日だけ」とは言えず、さらりとかわす。


宴もたけなわ、そろそろお開きの時間が近づいた。
結婚式のラストと言えばこれ。
新婦が号泣のもと、父母に手紙を読む。
親が子の巣立ちを慈しみ、子は親に感謝の精算を果たす。
時代の流れは速まっても、この図式だけは変わらない。


「お母さん、これまでいつもあまのじゃくでごめん。
生んでくれてありがとう。
お母さんの娘に生まれてよかった」

会場の誰もが、じんましんを我慢しながら、聞き入っている。
なかには、真に受けてもらい泣きするご婦人もいて、
サトウさんは、目を丸くして驚く。


さぁ、いよいよオオトリだ
と思った途端
え゛おおとりけいすけ
と心で言って、吹き出しそうになるのを、指をつねってこらえる。


「それでは最後に、親族を代表して、新郎の父**よりご挨拶を申し上げます」

新婦に当てられていたピンスポットが、次のターゲットを探している。
かつて、カラオケボックスがなかった頃、カラオケバーのステージでスポットを浴びたことはある。
あの日、以来だ。
悪くない・・・
サトウさんは自分に当たったスポットに目がくらまないよう、虹彩を調節する。

照明が落ちたホテルの宴会場
ピンスポットが止まった。

すっくと立ったサトウさん。
口を真一文字にむすび、前方を見据えた。
そこで、どよめきが起きた。
誰もが迷っている。


でも、こらえきれずに、新郎の友人が吹き出した。
ここは笑うところなのか?
場内には爆笑と失笑、そして嘲笑が交錯する。
今度は、さっきまで泣いていたご婦人が、目を丸くしている。
親戚の円卓からは、愕然としたざわめき。


業者のビデオカメラがズームで寄る。
カメラ係を委嘱された長男の親友は機転を利かして、周囲の表情をひとなめする。
ここは、観衆の反応も美味しい。

ピン・スポットに照らし出された
サトウさんの左肩には
「一日営業部長 佐藤」のたすきがかかっていた。
*このお話はフィクションですよ。

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2015年2月 7日 (土)

子どもの結婚式、ヒラ社員ではかっこがつかない

営業部のサトウさんは万年ヒラ社員である。
若い頃は、出世を夢見ていたが
エリートと呼べる経歴を持たない彼は、いつしか年下の上司に囲まれた1社員となった。

現代は生き馬の目を抜く時代。
社会情勢が移り変われば、消費者の好みも変わる。
いずれもスピードが速い。

一旦、出世してトップに上り詰めたとしても、それが僥倖といえたのは今は昔。
時期が悪ければ、上り詰めていたことがリスクとなり、くだり坂への道が待つ。

20台の社員にアンケートをとると
「出世しなくてよいから、仲間と楽しく過ごすプライベートを愉しむ時間が大切」
と答える人のほうが多くなって久しい。

この時代、トップにいることは、日々試練、ストレスとの戦いである。


サトウさんの上司、スズキ部長は最近、めっきり老けた。
会議では、いつも眠そうな目をしている。
覇気がない。
他人のうわさ話が好きな暇人たちは、

「スズキ部長やばいよね。左遷されるんじゃない?」
「ということはいよいよ、まさかの***時代到来?」

などとささやき合っている。
魂の質が低いことだ。


ある日のこと
サトウさんが営業会議を終えて、その場で資料をまとめていると、傍らにスズキ部長がいた。
すっかり疲れた表情。
目が合うと、にっこり
すっくと立ってひとこと言った。

「サトウさん、僕と替わってよ~」

サトウさんは、一ひねりある男だ。
しばし、沈黙して答える。

「そうですね。じゃ、今度、うちの娘の結婚式の日に、1日だけ替わりましょうか」



話しは数十年前に遡る。
サトウさんが28歳で結婚した時、その父親はある商工組合の会長を務めていた。
新郎側の来賓席には、地方の名士と呼ばれる人たちが居並んでいる。
その中にぽつんと1人、彼の親友が座り所在がなさそうだ。

彼はビデオの撮影技術に定評がある男なので、業者ビデオとは別にハンディカムの撮影を頼んでおいた。
本来、友人席に置くところだが、正面の特等席からの絵を押さえてもらおうということだ。
周囲のお歴々、なんだか場違いな若造が混じっているなと怪訝そうだ。


「新郎の父、**さんは、○○商工組合の会長を務めておられます」
司会者がそう紹介すると、場内がざわめいたのがわかった。

そうかぁ、父親は立派な人なんだ。
それならば、サトウ君も将来有望だな。
既に酔っ払っている老齢の賓客が冷やかしている。


日本では「役職がある」→「偉い」→「立派」と考える人が多い。
心からそう思っていなくても、そう言っておいた方が波風が立たない。

企業が個人の評価を決める時、本人の人となり、業績をみる。
だが、学歴や経歴によって、違うスタート地点が設定される。
父親が偉いかどうかなど、人事部はまったく見ていない。
もし、見ることがあるならば、それは父親が業界を管轄する役所にいるというケースだろう。

つづく

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2015年2月 6日 (金)

ハーフマラソンのスペシャルドリンク

折り返してからの5kmは、当初の計画どおり、すべてのラップを6分半に納めた。
ただしそれも、風が追っており、楽をしながらのもの。

古市場陸上競技場を通り過ぎて、河川敷ゴルフ場の防護ネットがトンネルになっている所まで 700m下ると中間点。
すぐに 10.3km で折り返しとなる。
折り返すと、忘れていた風が真っ向から吹き付けた。
あぁ、まだ吹いていたのか。
ここからゴールまではキロ6分以内でいかなければならない。

「風が強いけど頑張って」
「風に負けないで」
コース監視員が声をかけてくれる。


大会ボランティアはピンクのジャンパーをまとっている。
トラック内にいるスタッフはほとんどが二十歳前後の女性。
いや、女の子という表現が近い。
恐らく彼女たちは、派遣会社に招集されたアルバイトだろう。

東京マラソンのようなメジャー大会ならば応募者が多く、100%ボランティアで賄える。
一方、このような小規模大会は、必要人員をボランティアで揃えるのは難しい。
不足人員は有償のアルバイトを派遣会社に頼むのである。

有償のアルバイトと、無償のボランティア。
どちらが主体性をもって働くか。
それは、皆さんのご賢察に譲ろう。


1周めにランナーストップに遭った場所では、前のランナーとの間合いを詰める。
間隔が空くと、そこでストップをかけられてしまう。
ここでも無事、停められずに往くことができた。


コースがかなりぬかるんでいて、まっすぐ走るのが難しい。
今朝、起きてからはずっと晴れている。
夜半に雨が降ったのだろうか。
いや、そんな雨音はしなかったと思う。
3日前に降った雨の名残が、未だに残っているのか。


風で体が進まない。
逆風のせいにして、体が楽をしては居まいか。
miCoach SMART RUNで心拍数を確認。
150
これならば、十分頑張れている。
これ以上、心拍数を上げるのは難しい。


給水所が近づいてきたので、shotz を摂る。
給水所の先にあるゴミ箱に、空き袋をすてさせてもらうためだ。
スタート15分前とここで、合わせて2回。
本番の「静岡マラソン」ではスタート前2個、レース中4個と決めている。


今日の給水は、レプレニッシュをOS-1で割って「R-1」の容器に入れてきた。
いつもならば「グリップ給水ボトル」を握って走る。
だが、一月前にこけた時、e3グリップを持っていたために手がつけず、顔から落ちてしまった。
その反省を踏まえて、両手にモノを持たないことにしている。
それを2つなので、合計200cc。
この量で一度も給水所に寄らず、賄うことができた。


風は時折強く、行く手を阻む。
心拍数が148まで下がっている。
ここは耐えて、折り返し後の追い風に賭けるしかない。

ガス橋
新幹線と横須賀線
中原街道
順番にくぐっていくことに専念した。

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2015年2月 5日 (木)

初体験 ハーフマラソンのランナーストップ

ロスタイムは20秒。
この大会、制限時間は2時間45分。
少々のロスタイムは、論ずるに値しない。

制限時間はあるが、厳密にそこで競技終了を命じられている様子は見うけられない。
コース占有許可を得て、道路を封鎖する公道レースでは、関門で停止を命じられるし、制限時間が過ぎれば競技終了を促される。
一方、多摩川河川敷のレースは占有許可ではない。
コースには一般のジョギングランナーも走っているし、散歩している人もいる。
競技停止を命ずる論拠はないのである。


トラックを左周りに半周すると、右折して河川敷コースへ出て行く。
レースと言えば、9ヶ月前、靴を踏まれた長野マラソン以来。
後ろから迫るランナーに靴を踏まれないかが、ことのほか気になって、ペースづくりどころではない。
まずは集団がばらけるまで、安全に往くことに集中しようと決めた。


本日の算段は5kmまでは7分で往く。
十分なスローペースだ。
そして、10kmまでは6分半。
ここもさほど無理ではない。
そして、ゴールまでの11kmは6分で往く。
いわゆるネガティブ・スプリット。
前半より後半のタイムが速いペース配分である。

今やマラソン界において、ネガティブ・スプリットは常識となりつつある。
自身もご多分に漏れない。
マラソン5回めの長野マラソンで快走した成功事例以来、レース計画は必ず後半型。
前半に貯金をしようとか、終盤は失速しそうだとか、そういうことを計算に入れはしない。
しかし、計画したからうまくいくわけではない。
事実、会心の好レースは、長野マラソン(1度め)以来ない。



WRJ新春ランニング感謝祭は、東急の陸橋を越えた先、4.8kmで折り返し。
それまでは逆風。
気象データによると6m。

都合のよいことにこの区間は、7分のゆっくり計画。
生理的な無理のないイーブンペースを刻むと、体は疲れを感じない。
今日は、いいレースになるのではないか。
この先へ期待感が頭をもたげる。

それでも、風で体がせき止められる分、すべてのラップが7分超え。
ようやく5kmのラップで7分を切ることができた。


トピックを挙げるとすれば、ここまでの間にマラソン歴初めての体験をした。
「ランナーストップ」である。
ランナーを止めると書いてランナーストップ。
コース監視員の判断で、必要に応じてランナーに停止を命ずることを言う。
必要なケースとは緊急車両通行、震災など。

走行中のランナー全員に出す場合と、ある地点でせき止めて出す場合がある。
前者の例としては、第1回名古屋ウィメンズマラソン。
東日本大震災からちょうど1年の日時に黙祷を捧げるため、全ランナーに停止を求めた。
後者の例は、第1回京都マラソン。
緊急車両通行路を確保するため、その場所より手前を走っていたランナーをせき止めた。


これまでに出場した大会では一度も経験がない。
停められた理由は河川敷ゴルフ練習場への車の出入りだ。
道路占有許可ではないため、いたしかたないとは言え、不運を嘆く気持ちは起こる。
この後、ここを3回通りかかる。
その時は、不運が再来せぬよう祈る。
時計は見ていなかったが、車が5~6台目の前を行き過ぎる間、30秒ほどはあっただろうか。
大会の計時は停まらないので、計測タイムではタイムロスとなる。

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2015年2月 4日 (水)

古市場陸上競技場で行われる4つのハーフマラソン比較

古市場陸上競技場を会場とする多摩川河川敷のハーフマラソンは4つある。

マラソンシーズン開幕からの順番
10月 多摩川季節のめぐみマラソン
2月 WRJ新春ランニング感謝祭
3月 川崎ハーフマラソン
3月 春らんRUNマラソン


10月第一日曜開催の「多摩川季節のめぐみマラソン」は11月~12月の秋マラソン前哨戦。
記録が出る大会として人気が高い「つくばマラソン」の調整として使える。
2013年の第1回は定員600人だったが、2014年の第2回は1,000人。
着実に参加者を伸ばしている。


2月第一日曜開催の「WRJ新春ランニング感謝祭」
既に16回を数えていて、この4つでは2番目に歴史が長い。
だが、ランナーの集まり具合はいま一つ。
今回のエントリーは752人。


3月第二日曜開催の「川崎ハーフマラソン」
2015年大会は第18回大会。
2014年大会のエントリーは1,269人。
この4つの大会では最多。


3月中旬~下旬開催の「春らんRUNマラソン」
最後発で今年は第2回。
定員は1,000人。



川崎ハーフに対して、WRJは500人の差を付けられている。
川崎ハーフがランナーを集める一因はその時期にある。
マラソンが集中する4月第3日曜「マラソンの日」から逆算して6週間という絶妙の間隔。
素人も玄人も、調整レースにはもってこいの頃合いである。
「かすみがうら」「長野」「とくしま」と言った人気大型大会が重なるため、この時期、調整に使えるレースは重宝する。

一方、WRJはというと
「東京マラソン」からの逆算で3週間前。
ど素人ランナーの比率が高い東京マラソン出場者は"調整レースとしては間隔が狭い"と感じるのかも知れない。



もう一つ、川崎ハーフの長所は「1往復」コース。
他の3大会はいずれも「2往復」
1往復は使用コースが長いため、その分コストが高くなるが、ランナーには景色が変わるというメリットがある。
後半に力を残す「ネガティブスプリット」を意図した場合、後半の一直線が長いほうが好タイムにつながる。


2015年大会の参加費は、前回から500円値上がりして3,500円。
エントリーは2015年2月7日まで。

3月の第二日曜は例年、好天に恵まれている。
前回2014年大会の天候は、快晴ではない晴れ。
10時スタート時点の気温は7度。
風速2mで、走りに支障がない程度だった。

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2015年2月 3日 (火)

この1年で部長に昇進したマラソン界のくまモン M高史

荷物預け用のビニル袋は70Lも入る大きいもの。
2泊3日の荷物だって入るだろう。
これに事前送付されてきたナンバー入りの紙を入れて預ける算段。

足下までしっかり防風された男子用更衣室は満員。
中央あたりのスペースをみつけて、組み立て椅子を出す。
去年のマラソンシーズンに合わせて買ったDOPPELGANGERの椅子。
分解するととても小さい。
簡単に組み立てると、ちょうど尻が乗る程度の座面になる。
これは必須だ。
特に足が痛むレース後は、これがないと着換えられない。

外は強風。
さっきから、テントにぴゅーぴゅーと北風かんたろうが吹き付けている。
スタート15分前まで、テントで過ごし荷物を預ける。
直前まで預けられるのも、ありがたい。
貴重品は自己管理となっているので、PASMOやクレジットカードはウェストポーチに仕舞う。


開会式が始まる。
ウィンドブレーカーを脱いでいるので、この風はしのげない。
露店のワンボックスカーを風よけにして、暖を取っていると、後から後からランナーが集まってきた。

「この(ランニングブームの)ご時世に、都内で千人切る大会ってどうなの?」

ランナー仲間が大会を揶揄している。
一人で来れば誰ともそんな会話をする必要はないが、誰かと来るとなにか言って場をつなごうとする。

いやぁ、走りやすくて嬉しいですけどね
と心でつっこんだ。


スタート5分前、意を決して強風の中へ割って入る。
レース直後、スマホで確認すると風速6m。
強風が吹いたと感じていた2012年の同大会でも風速3mだから、この日の風は多摩川でも強い部類だ。


ゲストは川内優輝のそっくりさん「M高史」
川内優輝と同じ髪型、ユニフォームの出で立ち。
胸には「埼玉県庁」ではなく「埼王県庁」のネームが入っている。

走力はエリートランナーレベル。
2013年2月3日の別大毎日マラソンで出した自己ベストは 2時間40分34秒。
カンボジア代表としてリオ五輪に出場見通しの猫ひろしより少し劣る程度だ。

去年ここで見た時はまだ無名だったが、その後、大会を盛り上げるゲストとして、数多くの大会に呼ばれた。
そして東京マラソン2015では「大会宣伝部長」に就任。
今やマラソン界のくまモン!

二の腕が日焼けしている。
年中ランシャツで走っているから、そうなるのだろうが、見ていて寒い。


さっきまでバナナを配っていた女性が唄を歌っている。
国歌ではない。
遠目にはキンパツだが、外国人なのだろうか。
道理で風合いの違う人がバナナを配っているなと思った。

ここでコース最後尾に入ると、すぐ号砲。
スタートまでのロスタイムは20秒。
リストバンドによる計測では、ロスタイムは一切勘案せず、スタート→ゴールの2点だけを計測する。


去年はmiCoach SMART RUNのスタートボタンが押しづらくて弱ったが、今年は(mi)ボタンでスタートできるようになった。
確か買ったばかりの頃、これはできなかった。
アップデートで更新するファームウェアで、仕様変更したものと推察する。

スタートラインを超える時(mi)ボタンを押下。
安心してレースに臨めるようになったのは、ありがたい。

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2015年2月 2日 (月)

WRJ新春ランニング感謝祭 リストバンドで計測?

どこまでも澄み渡る青空
ハーフマラソンの日に、こんなベストコンディションうれしいね。
家を出た時は、こんな呑気な気分いっぱいの朝だったが、レースにはもう一つ結果を大きく左右する天候要因があることを忘れていた。

Wrj

9:44
会場到着
まだ、トイレに並んでいる人が少ない。
臨時に設置されたトイレ10基に対して、ランナーは7人。
直前になれば、10分並びは覚悟しなければならない。
着替える前にトイレに行こう。

和式トイレ。
紙は備え付けあり。
ただし、フックがない。
まだデイパックを背負っているので困る。
かと言って地べたにおけるほど清潔そうではない。
仕方ないな・・
背負ったまま、しゃがみ込んだ。

気をつけなければならないのは、スマホや手袋を落とさないことだ。
まだ水洗ならば救出できるが、ぽっとんトイレでは諦めるしかない。
予めデイパックに移しておく。


WRJ新春ランニング感謝祭はナンバーカード事前配送。
すでに家で付けて来ている。
受付では誓約書を提出して、タイム計測器具を受け取る。
今年はリストバンド型。
7~8年前に流行っていたシリコンブレスレットに形はそっくり。
シリコンにあたる部分にチップが入っている。

Photo

リストバンドの丸い部分を、計測器の中央に確実にタッチしてください

付属の説明書には携帯型AEDのような形をした計測器が映っていて、その中央に赤丸のセンサー部分がある。

タッチ?

いつタッチ?
ゴールしてからこの箱の小さいセンサーにタッチ?
これじゃゴールを走り抜けられないじゃない。
しかも、ゴールが渋滞したらどうするの。
一瞬、不安になるがすぐに忘れた。

いずれ、わかることだ。


2015年2月1日(日)
第16回WRJ新春ランニング感謝祭
走ることで飢餓のない未来を実現するという指針で活動するWRJ(World Runners Japan)が主催するハーフマラソン。
2月の第1日曜日に行われる。
以前は2月の第二日曜開催だったが、2011年大会が気温3度と超低温になったため、2012年より第二日曜に移行。
それ以降は好天に恵まれている。

定員2,000人に対して、エントリー752人。
締切ぎりぎりに申し込んだので、ナンバーは末尾に近かった。

つづく

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2015年2月 1日 (日)

くまもとサプライズ後、おまけの一芸

そうこうしているうちに、時計の針は11時30分を指している。
30分の「出勤」はもうすぐおしまい。

今日も来てくれてありがとうだモン
お辞儀するくまモン。
でも、あれがまだだよね?

最後は、誰もがお待ちかねの「くまもとサプライズ」だ。
待ってました!
(という声はないが)
最近では、くまモン通ではない人にもわかりやすいよう「くまモン体操」と紹介されることが多い。

場内に音楽がかかる。
会場が彼と共に躍動する。
佐野元春が「もう1曲いこう」と叫んで、アンコールの「アンジェリーナ」を歌う光景とだぶった。
この曲を聴かないと、やはり寝覚めが悪い。

大人はカメラで撮り続けている。
だから、手拍子をしない。
手拍子を打っているのは子ども達。
そして、跳びはねて踊っている。

あとぜきっ!

Photo_8

この一瞬だけは、手拍子を停めて、レンズで止めた。

今日は来てくれてありがとうだモン!
ステージの上から手を振るくまモン


でも、なぜか突然、子ども達の前とは思えない
なまめかしいポーズをとるくまモン。
子どもさん達の前ばい、くまモン
慌てて静止するお姉さん。

Photo_9

去年はここで「おほほほほ」のパフォーマンスだった。
この「おまけの一芸」が嬉しい。


こちらの目がサプライズ
おいおい、そういうのもありかい?
何が飛び出すかわからない、トリックスター。
だから、くまモンが好きだ。


11:52
もう1度、くまモンスクエアオリジナルグッズの買い忘れがないかをチェッくましてから、くまモンスクエアアウト


去年は4時間待って、ようやくありついたこのステージ。
今回は1時間待ちで見ることができた。
授業がお昼に終わった土曜日のような気分。

さぁ、これから自由な午後の時間を何に使おう?

幸せな気分で、くまモンが営業に出かけて行った廊下を通り、少し晴れ間さえ見える、台風一過の熊本の街へ繰り出した。


12:05
車のラジオから流れる正午の熊日ニュース
アナウンサーが
「熊本県では前年に比べて、増収の企業が2年ぶりに増えた」
と言っている。

そりゃ、くまモンのおかげでしょっ
ラジオに向けてつっこんだ。

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