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2015年6月21日 (日)

パワースポットか?昭島の新幹線電車図書館

入館するとそこは土間になっていて、左側にくつ箱
図書館で靴を脱ぐのも初体験だ。
正面は貸出カウンター
パソコンに向かって係員が仕事をしている。
いつもならば、ちびっ子とお母さんが大半の図書館にやって来た、リュックを抱えた3人の0系視察隊
十分に違和感、警戒感を与えていることを、微妙な空気が伝えている。
にこやかにこんにちは!
決して怪しい者じゃない
ただ、新幹線が好きで遠くから視察に来たということを除けば。

図書館を最近利用していない人のために説明すると、図書館にはその図書館の図書カードを持っていなくても入館できる。
図書館は開かれている。
よそ者でも入って本を読むことができる。
ただ、この3人がその目的で来ているかは怪しいが

スリッパの常備はなく、靴下を履いた足で右手に進む。
まずは視察優先
運転席を目指す。

事前のしらべで元新幹線運転手が、本物に近い運転台を再現したことがわかっている。
参考「昭島市民図書館20周年記念誌」

すると運転席からちびっことおばあちゃんの声がする
開館と同時に入館した先客がいたのである。
お孫さんが電車大好きなので連れてきたらしい。
しばらくすると、さぁ家に帰ってごはんにしようと帰って行った。

そこからは、入念に運転席チェック
午前中に見てきたばかりの青梅鉄道公園の0系と較べる。

スピードメーターは書き割り
ここに手作り感が出ている
しかし、それ以外の機器はショッカー基地のような、いかにもインチキっぽい嘘くささはない。
元運転手が再現したという文献を読んで来なければ、スピードメーターの書き割りにすら気づかなかっただろう。
ネット上にこのことが書かれていないということが、その精緻さを証明している。


どんなキケンが待っているのか?


誰が見てもわかる青梅鉄道公園の0系との違いは、通信用の通話機器が付いていることだ。
これも再現されたものだろうか。
青梅の0系は1969年製造
昭島の0系は1973年製造
製造年が4年違うとは言え、現役時代は重なっている。
恐らく、青梅の0系は、何らかの事情で通信機器を取り外したのだろう。

トゥルルルル
はいひかり20号
"静岡で前の18号が2分遅れています。徐行願います"
了解!富士山が見えるところで速度落とします(笑)
こんな会話が交わされていたのかも知れない。


客室は前方が図書棚部分
座席を取り払い、背の低い棚が並ぶ
背の低い子供が手に取りやすい棚に並ぶのは児童書

そこから一冊の本をピックアップして、後方の座席へ。
本には新幹線図書館のステッカー
0系の形をしている。

5列だけは0系の座席が残されていて、そこで本を読むことができる
リクライニングが深めに倒れた状態で設置されており、歩き疲れた体がほっとする。


ここは心地いいですね!
気がいいですよね。パワースポットみたいですね!
0系視察隊はこの場所が気に入った。

広い窓からは自然光が入り、車内じゃなくて館内照明といいバランスを保っている。
エアコンがゆるやかに効いていて、暑くなく寒くなく心地よい。
このまま、尻に根が生えそうだ。
だが、我々にはあと一か所、国立の0系視察という使命が残っている。
どこかで、この心地よさを手放さなければならない。

13:05アウトにしましょうと決めて、しばしそれぞれの読書タイムとした。

つづく

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