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2016年4月 4日 (月)

靴を踏んで抜いていった男の氏名

8:59 ファンファーレが鳴り響く。
ここでランナーから雄叫びが上がるのは、荒川ならでは。

9:00 号砲が鳴る
制限時間、関門との戦いをしていた頃は、号砲と同時に時計を起動していたが今は違う。関門を気にせず走れるようになったのは、6回目のマラソンから。
それ以来、時計はスタートラインを跨いだ時に押している。


はじめは中央に位置取りしていたが「靴を踏まれないか恐怖症」の僕は気が気ではない。まだ誰もが歩いている。
すると、軽く靴を踏まれた。
かかとが浮きそうになるほどではないが。

靴を踏んだ若者(男 推定24歳)はそのまま僕を抜いて、前のわずかに空いたスペースに割り込んでいく。
「板橋Cityマラソン」はナンバーカードを前後に1枚ずつ付ける。
ナンバーカードには「漢字氏名」も書いてあり、そこには・・・
さすがに覚えていない(笑)


市民マラソンでは順位は発表されるものの、順位を競うものではない。
公式記録は号砲からの時間(グロスタイム)だが、個々人はロスタイムを引いた「ネットタイム」を指標において走る。

こうして、わずかな隙間を縫うように前を急ぐ理由は、前方に「ツレ」が居るか、あまりに遅くて途中の関門が心配であるかだろう。

市民マラソンでは、コース封鎖時間帯を最低限に留めるために途中関門があり、閉鎖時刻までに関門を通過できなかったランナーは、そこで即刻競技中止となる。
そしてその関門時間は号砲からの経過時間(グロスタイム)であり「ロスタイム」は加味されない。

申告タイムが遅いランナーほど、後方ブロックスタートになるので、遅いランナーほど不利。関門の制限時間は死活問題だ。



さらに靴を踏まれるリスクを少しでも減らそうと、次第に右に寄って右端に位置を移した。
スタートライン付近のコース右側、10年前と同様にゴミ袋が設置されていた。
そこで「スタート袋」を捨てさせてもらう。

ランナーにとって、ゴミ箱あるいは、ゴミを受け取ってくれるボランティアは実にありがたい。
次に来るエイドのゴミ箱までゴミを持って走ればいいことなのだが、早くゴミが片付けばそれだけ走りに集中できる。

だから、自分が「支える」ボランティア側に回った時は、レジ袋を持つことにしている。
レジ袋を持っていると、マナーのよいランナーが寄ってきて「お願いします」「ありがとうございます」と礼儀正しく、ゴミを手渡してくれる。
ランナー通過後のコースには、スポーツジェルの切り口など無数のゴミが落ちている。

高速道路上のコース監視員の場合、微細なゴミでも残すことは許されないので、目を皿のようにして路面をチェックする。
ゴミ箱のない普通のコース上(しかも高速道路)によくもこんなに捨てられるものだと呆れるほどだ。



ようやくスタートラインが見えてきた。

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