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2016年5月18日 (水)

生活道路で速度取り締まりができる「小型オービス」

宮崎県で大沢誉志幸を熱唱して、覆面パトカーのお世話になってから数十年が過ぎた。
加齢により運転が慎重になったのか、ここ十数年、反則切符を切られていない。

そういえば、しばらく「ねずみ取り」を見ていない。
「自動取り締まり機」通称オービスも増設されていないようにみえる。
あまり、遠出しなくなったせいもあるだろうが、取り締まり自体が減っているというのが、実感だ。

それでは、運転マナーが格段に向上したのかというと、むしろ逆だと思う。
一時停止の標識で「車輪を完全に停止」しているクルマは滅多に見かけない。
片側一車線の道では、センターラインを超えて走る車が激増している。

路上駐車車両がある場合、そちら側の走行車が駐車車両の後ろで待機して、センターラインの向こうから来るクルマが通り過ぎてから、ウィンカーを出してはみ出して追い越していくのがマナーだ。
しかし、そういうクルマは滅多にいない。

目の前にクルマが停まっていれば、対向車両が来ていてもお構いなし。
躊躇なく(ウィンカーも出さず)センターラインを超えてくる。
対向車が止まらなければ正面衝突だ。

自分さえよければいいというドライバーは格段に増えている。
(東京の場合です)


幼稚園、小中学生の通学路は生活道路。
だが、幹線道路の渋滞を嫌った車両が、そうした道路を通勤に使っている。
生活道路なので、制限時速は30キロなのだが、そんな標識はお構いなし。
目測で50キロは出ているだろう。

子供たちは歩道を歩いているから安全。
かというとそうではないことは、全国で起きている「クルマが通学の子供たちに突っ込んだ」事故が証明している。

だが、速度取り締まりをしようにも、違反車両を取り調べるスペースがない。
結局「生活道路ではねずみ取りはない」とドライバーは高をくくっている。



2016年3月25日、小型「スピード違反取り締まり機」の運用が始まった。
見た目は、道路標識の先端に監視カメラに付いているよう。
岐阜県、埼玉県で全国に先駆けて採用した。
東京都も採用を検討している。


いわゆる「小型オービス」である。
オービスなので、その場で捕まえるスペースは要らない。
後日、車両保有者に呼び出し状が届く。
違反を無視すれば車検が通らないので、逃れるのは難しい。


15km以上~20km未満は1万2千円
20km以上~25km未満は1万5千円

商店街、生活道路に切れ目なく監視カメラが普及しているように、この小型オービスが通学路に設置されれば、子供たちの安全に寄与することだろう。

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