驚天動地 トランプ勝利 迎え撃つ官尊民卑の国
これはもう、驚天動地と呼べる事件だ。
トランプが勝つとは、びっくりぽんである。
ここはアメリカ人になったつもりで、トランプに投票した人の気持ちを想像してみよう。
トランプは「メキシコ国境に壁を作ったり」「異教徒に厳しい政策をとって」くれる僕らの味方だよ。
この国を僕らに有利にしてくれる。
日本や韓国に圧力をかけて、軍事費負担を積み増さなければ「軍を引き上げるよ」と脅してくれるはずさ。
トランプならば、日頃、僕らがおびえている脅威、不満をわかってくれて、閉塞感を打破してくれる。
メディアは彼の言動を「暴言」と呼んでいるけど、それは僕らに言わせれば「歯に衣着せぬ率直な物言い」に過ぎないよ。
誰だって、バーでは気心知れた友達に、あれくらいのことは言っているじゃないか。
それに、これまでは極論を言っていたけど、それは選挙戦略であって、実際には人の道を外れるようなことはなく、大人の政治をするんじゃないかな。
むしろ、妙におとなしくならないか、そっちの方が心配だよ。
勝手にアメリカ人の気持ちを代弁したところで、日本人の気持ちも代弁してみよう。
誰が大統領になっても、実は問題ないんだよ。
日本は「官尊民卑」の国だから。
他の国のことは知らないけど、日本は大丈夫。
日本の官僚がどれだけ優秀か、そしてどれだけ狡猾か。
「トランプがなるとは想定外です」
なんて寝ぼけた発言は、ポーズで言うかも知れないけど、実際にはきっちり準備しているから安心さ。
要は政治家と官僚のチームワーク。
その点では、そこが不透明なトランプチームよりも、実績がある日本に分があると思うけどね。
それに今は、世界中でもっともこまめに外国を回って、そこそこに顔の利く人が政治のトップだからね。
簡単にトランプから嘗められるようなことはないよ。
これが前政権当時だったらと思ったら、ぞっとするけど、今はそういう心配がないから助かるね。
まぁしばらく、メディアの大騒ぎにのって、あぁでもないこうでもないっていう話で焼鳥つつくのも、一足遅いハロウィンみたいで一興だね。
(あくまで、想像です。考えには個人差があります)
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