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2016年12月21日 (水)

クラブワールドカップ決勝 主審がレアル・マドリー寄りだという言及

CWC決勝レアル・マドリー対鹿島戦
主審の判定がレアル寄りだったとする言及があった。

その1人は日本代表監督
もう1人は鹿島の石井正忠監督
いくつかのメディア
そして、多くのSNSの住民


僕は録画しておいたこの試合を再生していた。
このプレー直後
「これでイエローを出したら誤審だ」
と思い、実際にカードは出なかった。

しかし、ここから「言及」が始まった。

主審がいったん胸ポケットに手を入れてからひっこめたからだ。
「李下に冠を正さず」という故事がある。
人前で誤解を招くような行動は慎むべしと言う教えだ。

この主審の仕草はまさに「李下で冠を正した」ものだった。
初めての大舞台ということで、主審は少し動転していたのだ。
この経験をふまえて、次回から「胸ポケットに手を入れるのは、警告を与える選手を呼び、目と目を合わせてからおもむろに」と肝に銘じればよい。


テレビ放送の解説者が一斉に「言及」するなかで、僕は事情をこう推測した。

主審は即座に「カードだ」と思い、カードが入っている胸ポケットを探った。
ところが、それを見ていたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が「おいおい、違うよ。出しちゃダメだよ」とインカムで伝えた。
それを聞き入れた主審はポケットにかけた手を、曖昧な位置におろしたのだろう。


もしも、ここでセルヒオ・ラモスが2枚目のイエローをもらい退場をしていたら・・
試合結果は違ったものになったのでは?
一部の鹿島ファンは憤懣やるかたないだろう。


しかし、報道によると、僕の推測は事実とは違っていた。


主審の説明
「副審が(インカムで)No card! と言ったのが Card! と聞こえた。そこで確認に手間取っていた。VARには確認していない」

聞き間違いのため、いったんは胸ポケットに手を入れたが「No CArd」が確認されたので、イエローは出さなかったということだ。

インカムの記録は残されているだろうから、虚偽の発言をすれば社会的信用を失う。
この説明に嘘はないだろう。


事実をみれば、本来あるべき姿に裁定され、公平に試合が進められた好事例と言える。
この事実から学ぶことは、ものごとは感情的になると事実を見誤るということ。
有名な人やメディアが言っているから、俺も言おうと思うのは危険ということだ。

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