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2017年11月の21件の記事

2017年11月21日 (火)

Dブロック 3分台 下関海響マラソンのロスタイム

親戚の家からここまでの暖を取るために羽織っていたasicsのポンチョ。
体が温まるまで、しばらく着て走ろうか、
走り出してから脱ぐのは面倒だから今のうちに脱いでしまうか
しばらく考えて後者を選択
肩に手を掛けて引きちぎり「直前袋」へ

コース脇にいたボランティアがゴミを預かってくれた。
この心配りがある大会、ない大会では大違い
スタートラインまでの沿道にゴミ箱が置いてある大会もある。
東京マラソンのように、着古したジャージをここで捨てていくbad manner runnerはここ下関海響マラソンにはいないようだ。


背面にメッセージカードをつけたランナーは2割ほどか。
参加費に1,000円を添えてエントリーしたチャリティランナーには、このメッセージカードとオリジナルの「ナンバーカードホルダー」が送付されている。
この「ナンバーカードホルダー」は初マラソンの時に買ったことがあるが、安全ピンよりも衣服の生地を傷めるため、レースでは使わなかった。
あれから12年が過ぎて、改良されているのかも知れないが、使う気にはなれなかった。

レースでは、できるだけ不確定要素を増やしたくない。
ナンバーカードを胸に付ける際、それが可動域を妨げないか、入念に位置決めをする。
それをあと1つ背中にも付けるのはゴメンだ。
ナンバーカードの前後1枚着用が義務づけられている大会でない限り、背面には何もつけたくない。
従って、メッセージカード一式は東京に置いてきた。

メッセージカードには、その人となりを表すメッセージが書かれている。
もう少し太い線(マジックなど)で書かないと読めないのになぁと思う人が多い。
中には空欄の人もいた・・・

「靴を踏むな!」
なんて書いてくればよかったかな
いや、それでは礼を失する
「靴を踏まないでね^^;)」か
でもそのメッセージが必要なのは、スタートラインまでだ

幸い、今日は前を急ぐランナーに靴を踏まれることもなく、無事にスタートラインが見えてきた。
「735XTJ」のスタートボタンに手をかける
ゲートの脇にある時計でロスタイムを確認する。
3分57秒

意外と早いな
マラソンの参加者は1万人(先着順9,000+抽選1,000)
Dブロックの後ろにはEブロックのみ。
全体の5分の4が通過して3分台のロスタイムは少ない。
コース幅は確かに広い

ここからゆっくりと走り始める
気温は推定12度 晴れ
穏やかなスタートだ

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2017年11月20日 (月)

大会Tシャツ着用率が高い下関海響マラソン

Dブロックに徐々にランナーが集まり始める。
とても合理的な導線が敷かれていて、安心感がある。
これまでに参加した大会のなかでも、トップクラスと言えるだろう。

参加賞のTシャツを着ているランナーがとても多い。
2010年の長野マラソンも多かったが、今日の「参加Tシャツ率」は経験上、過去最高である。
参加賞のTシャツは協賛スポーツメーカーMIZUNOが手がけている。
東京マラソンのasics
長野マラソンのMIZUNO
湘南国際のNB
ナゴヤウィメンズのNIKE
スポーツメーカーが付いているということは、それが人気大会であることを裏付けている。

僕はいつも通り、マラソンレースではDECO20のユニフォーム。
だが、このTシャツが届いた翌日、駒沢の練習に着ていった。
もしかしたら、このTシャツを着た仲間がいるかも知れないと思ったのだ。
1人淡々と距離をこなし、終盤にさしかかった頃、後ろから声を掛けられた。
練習で誰かから接触されるのは初めてだ
「僕も行きます」
自転車で追い抜いた青年は振り返り、自らの背中を指さしている。
お揃いのTシャツだった
あぁ、下関行くんですね?
お互い頑張りましょう
短く声を掛け合うと、彼は前を見て走り去った。

同じTシャツを見ると、そのレースを共に戦ったことがわかる。
それは仲間を見つける目印になる。
この大会では、多くのランナーが同じ目印をつけて臨む。
それを連帯感と呼べばいいだろうか。


スタートの時間が迫ってくる。
直前に摂るスポーツジェル2つを喉に流し込み、ゴミは持参したレジ袋に入れる。
(直前袋と名付けている)
開会セレモニーの音声が聞こえる。
空は晴れている
EDIONの看板の向こうに高い塔が見える
あれは、子どもの頃にはなかった
1996年7月にできた「海峡ゆめタワー」だ。

その年の8月、僕にとって「生涯最良の日」といえる出来事があった。
その出来事をプレゼントしてくれた友達は下関出身で、その翌週に里帰りした際「何やら見たことのないタワーができているから、ちょっくら覗いてみます」とメールをくれた。
でも、感想メールは来なかったと思う。

全国にあるランドマークタワーは地上波デジタル放送などの電波塔の役割を担っているものが多いが、下関のタワーにはその役割はない。
関門海峡のランドマーク、観光専用タワーである。
ランナーに届く郵送物に入場割引券が同封されていたが、ここに上るのはまだ先のことになりそうだ。


8:30
レーススタート
ウォークマンから流れているのは「HEY JUDE」
いつも、この曲から始める。
このあと、スタートラインまでのロスタイムは10分弱を読んでおいた。

集団がゆっくり歩き始める
コースがすぐに左折するので、少しでもロスを減らそうと左端に陣取っている。
今年2月の東京マラソンでは「1kmの誤差」に泣いた。
マラソンでは42.195km以内で完走することはあり得ない。
主催者がコースの最短距離を計測しているからだ。
従って、カーブを曲がる度に余分に走る誤差が積算されていく。
それが、東京マラソンでは1kmに及んだ。
42.195kmに対して、1km余分に走っていることをペース計算に入れていなかったのである。
今日はできるだけ、最短距離を走りたい。
コース取りについては、いくつかのチェックポイントをもって臨んでいる。

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2017年11月19日 (日)

高梨沙羅のようにはいかないフロントバックスイング

7:45
Dブロックの閉鎖までまだ30分ある。
集まり具合は3割程度
後方の空いている場所で、バリケードにつかまりフロント・バックスイングを左右5回ずつ

フロント・バックスイングは数年前から採り入れている、股関節を柔らかくする基礎トレーニング

片足を支点にもう一方の足を前→後ろに振り子のように振る
体がふらつかないよう、支点側の手を手すりなどに添える
レーストレーニング前や風呂上がりに左右5回ずつ行う

股関節の可動域を広げることで、大臀筋、ハムストリングを走りに活かす
フロント・バックスイングは「マラソンはネガティブ・スプリットで30分速くなる!*」に記載された名称
*吉岡利貢著 2012年12月 ソフトバンク・クリエイティブ

これを採り入れたきっかけはソチ五輪前のことだ。
当時、ジャンプW杯で連戦連勝だった高梨沙羅が行っている映像がテレビで紹介された。
高梨の場合、まるで股関節がゴムマウントされているように足が前後ともに高くまっすぐ振られていた。


本格的に採り入れたのは、この2シーズン
その効果があるかというと、タイムの伸張では測れない。その他の要因が多すぎるからだ。
その答えは、マラソン大会時、オールスポーツが撮影した自分の写真にある。
終盤の写真で、後方への蹴り足が高く上がっている。
これはそれ以前のどの写真でも見られなかった高さだ。
それまでは上がっても15cm程度だった
「とっとこハム太郎」のような「とことこ走り」から「普通の走り」くらいには進歩しているのがわかる。

股関節を交互に開きながら歩いている人はいるが、フロント・バックスイングをしているのは僕だけだ。
高梨沙羅のようにはまっすぐ上がらないので、周囲から驚愕の目で見られることはない。それはそれで助かる。


7:50
ウォークマンを取り出し「下関海響マラソン」セットリストをタップ
HOLDボタンに切り替えて、ウェストポーチに仕舞う。
レース前40分は心を落ち着ける曲が流れる
1曲めはこの町で生まれ育った母が好きだった「川の流れのように」を入れてきた。
だからといって涙に濡れるような気分になるわけではない。
あぁ、母を想うために入れたんだったな
ということを思い出す程度だ。
レース前、あるいはレース中、感情に押し流されるようなことはない。
笑って走ることはできても、泣きながら走ることはできないのだ。


これは2010年の「長野マラソン」で経験済み
初めての「制限時間5時間」レースに臨み、信じられないほどいいレースになった。ゴールに向けたストレートにさしかかった時だ。
出来心で「ここで泣いてみようか?」と感情を緩めた。
すると、全身が身震いして膝が抜けそうになった。
すぐに思い直し、感情に任せるのはやめた。


感情に訴える曲はレース中のセットリストには入れない。
入れるのは「待機~スタートライン到達前」と「ゴール後」だけだ。

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2017年11月18日 (土)

2017年10月記す

姉と2人海辺の倉庫で、福岡から佐世保に向かうためにクルマに荷物を積もうとしていた

それは昭和40年代のアパートによくあった屋外の倉庫
アパート一戸につき「物置」が1区画割り振られている
ドアを開けて入ると、高校の部活で使っていたボックス(部室)程度の広さがある

軽トラックの荷台に荷物を積み込み、汗をぬぐって空をみあげた時だ

バキバキッ

乾いた音がしたかと思うと赤い閃光一閃
それと共に
海の向こうの埋め立て地
そこには高いタワーがある
恐らく、福岡タワーの向こう側になにかが落下
乾いた炸裂音に一瞬遅れて、ゆるやかな爆発音が聞こえた


それは、戦時中の記録映画で見たことがあったものとは違い、呆気ないほどシンプルな暴虐だったが、それが何者かによる悪意の攻撃であることは容易に察することができた

そんなことがあるかも知れない
想像だけはしていたが、実際にこんな現実は見たくなかった

もしも、これがこれまでに見たことがない「現代の核」だったら、ここに居る僕らも危ない
急いでこの場を離れなければ

だが、焦りが募るだけで倉庫の鍵が閉まらない
倉庫の荷物なんか、放っておけばいいのに

それが夢であることは、薄々感じていた
目覚めると平和な町
なにも変わらない

2017年10月記す

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2017年11月17日 (金)

「精密採点」という異次元のカラオケ

初めこそ高揚感があった「精密採点」だが、予約した3時間も折り返しを過ぎる頃には、少し気分が沈んでいる。

思いのほか、点数が出ないということもあるし、日頃いかに「雑に歌っていたか」を突きつけられたことも一因だ。


ここで「カラオケの鉄人」では「採点不能」と診断された2曲を入れる
「Born to be free」X JAPAN
採点不能→92.838点
これがこの日の最高得点、少し機嫌が直る
「清々しい気持ちになりました」
機械に誰か入っているのか?
コメントに感情が交じり始めている

「糸」中島みゆき
採点不能→92.27点

この2曲だけが90点超え
「カラオケの鉄人」ではキーが高い曲は軒並み「採点不能」だったが、精密採点ではキーの高い曲のほうが高い点が出るのかも知れない。


残った時間は、自己診断に費やす
長年、歌い続けている曲がどれほどの評価を受けられるか
歌い込んでいる曲を立て続けに試していく

「名もなき詩」Mr.children
84.184点
初めからキーが低過ぎたが、採点の途中でキーを変えていいものかわからず、そのまま歌った

「ボヘミアンラプソディ」QUEEN
84.660点
点数は今ひとつだが「目の前に歌の世界が広がりました」と褒めてくれた。
やっぱり、誰か機械に入っているな

「蝋人形の館'99」聖飢魔II
「ボーカル情報」をタップすると「92.474点東京都の**さん」と表示される。
恐らく、登録された中で最高点なのだろう。
86.624点
「おまえが歌っていない」とか余計なアドリブが良くなかったか・・
「独特な歌い方、強い個性が感じられます」
いったい、誰が中にはいっているんだ

「ロックンロールナイト」佐野元春
85.292点
「もう少し歌を忠実に覚えてください」
余計なお世話だ

「Starting Over」Mr.children
79.881点
これが、この日唯一の70点台
音階に気を取られ過ぎて、どんな音楽だったかを見失ってしまった。

「Everybody needs somebody」LOVE PSYCHEDELICO
80.302点
合いの手はバックコーラスが歌う曲だが、そこを歌わないことでかなり減点されたようだ。


3時間、歌い終えた僕らは、駅に向かって歩きながら、この日の精密採点を総括する。

・音階表示を見ると、どうしても音階維持に執心してしまい「歌心」を忘れる
・結果的に歌っていて、つまらない。気持ちよくない
・音階表示を見ずに歌った方が、歌いやすいし結果もよい
・カラオケとは別もの。「精密採点カラオケ」という別領域である
・同じ曲を採点で歌い込んでいけば、点数はもう少し上がるだろう


「カラオケの鉄人」でバリエーションの多い中から選ぶのも楽しいし、曲に忠実に歌うことを要求される「精密採点」も時にはいい。

僕らの友情が続く限り、歌合戦は続いていく

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2017年11月16日 (木)

精密採点 「歌心」と「点数」は両立しないのか

半年前「カラオケの鉄人」では81点を記録した「空も飛べるはず」スピッツ
LIVE DAMの精密採点の結果は・・
88.374点
桁数が細かい・・

4項目ある評価基準のうち「しゃくり」という評点の数値が抜きん出ている
しゃくりって何?
ちょっと脅かしてくれる?っていうアレじゃないよね?

つづいて画面が2ページめに切り替わり、そこにはAIなのか、何なのかわからないが「分析レポート」が出る。
「機械的な歌唱が新鮮ですね」
その言い回し、なかなか気が利いている。
「機械的」と言われると、褒められているのか貶されているのかわからないが、機械に機械的と言われる奇怪な機会は滅多にないので、なんとなく嬉しい。
とりま、7ポイント上がってひと安心。

仲野君
「栄光の男」サザンオールスターズ
91点→90.230点
評点のうち「こぶし」「ビブラート」の数値が高い
前回に比べるとわずかながら、ポイントダウン
といっても、精密採点で90点台を維持したのはたいしたもの。
もしかして、彼は歌の名手なのではないか?
初めて、そう思った


第2ラウンドは「点数がでやすい」演歌
「熱き心に」小林旭
69点→89.432点
「タメ気味の歌い方がよいですね」
さすが、機械だけあってタメになることを言う
ただ、歌い出しが遅れただけという話はあるが・・

仲野君「舟唄」八代亜紀
97点→88.885点
これは前回が高すぎたので8ポイントダウン


第3ラウンドは佐野元春
いつもLIVE DAMでは「ALL FLOWERS IN TIME」(2011年東京国際フォーラムライブ)映像版を歌うのだが、曲名検索からでは、それを見つけることができなかった。
「SOME DAY」佐野元春
65点→86.710点
前回からの改善幅は最大の21ポイント


「バランスは悪くないですね。原曲をしっかり覚えれば、さらなる向上が期待できます」
おいおい、誰に向かってモノを言っているんだ?
この曲を何十年歌っていると思ってるんだ
まったくもう
点数の下に「全国平均」が表示されているのは、帰宅してから写真をみて気づいた。

仲野君「ガラスのジェネレーション」
91点→85.662点
前回よりポイントは落とすものの、僕と点数は拮抗している。


ここからはそれぞれ自由選曲
カラオケ生涯で最多回数、少なくとも300回は歌っているであろう「約束の橋」佐野元春
80点→87.251点
これには少し落胆した。元春曲の忠実さにかけては大いに自負するところだが、機械は認めてくれない。
もう少しプレーンに歌った方が点になるのかも知れないが、それでは佐野元春ではなくなってしまう。

「歌心」と「点数」は両立しないのか

つづく

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2017年11月15日 (水)

捲土重来!カラオケ「精密採点」に挑む

ギャラが安い芸能人をひな壇に並べ、低コストであつらえた「バラエティ番組」
一件なんの変哲もないプログラムだが、そこにはある意図が隠されている・・
ついこんなことを考えてしまうほど、あまりに得るものがない。
「何も考えず」「受け身で」「笑っていられる」
かつては、そんな風に視聴者を揶揄していたが、今は違う。
世の中には「バラエティ番組でもみて、笑わなければ、やっていられない」人がいるのだ。
いや、僕も含めて大半の人はそうかも知れない。
ただ、その境遇にあって、どう身を処するかの方法論が人によって違うのだ。

少なくとも僕は、バラエティ番組を見て笑えない
返ってストレスがたまる
そんな僕が時おり、ストレスを発散するための方法論が「カラオケ歌合戦」だ。

ところが、半年前、そのカラオケでストレスを感じる出来事があった。
歌合戦の定期戦でカラオケを採点してみたところ、ことごとく低評価を受けたのである。
長年歌い続けているあの曲や「上手いね」と言われるあの曲も散々な結果。
一方、対戦相手の仲野君は高得点を連発した。


マラソンを走り終えたら、リベンジしようと機を覗っていたその日は来た。
場所は「カラオケ館」メーカーは「LIVE DAM」
事前の調べによると「カラオケの鉄人」は1つの部屋で複数メーカーが歌えるというメリットがある一方、採点機能は貧弱。テレビのカラオケ番組で見るような「精密採点」は採り入れていない。

そこで、事前に「精密採点」が歌えることを確認して「カラオケ館」にやってきた。
「カラオケの鉄人」ならば、クーポン利用で3時間1,500円飲みホ付きだが、今回の費用はおよそ2倍になる。


カラオケ出陣前の腹ごしらえはいつもの吉野家。
しばらく来ないうちに、メニューの種類が5倍くらいに増えていた。
ということは「カラオケ館」に来たのはずいぶん前ということになる。


案内された部屋は2人で使うにはもったいないほど広い。
休前日だが、比較的空いているようだ。
「精密採点」は最初に採点を「予約」するだけ。
あとは、それを解除しない限り、その端末で予約した曲はすべて「精密採点」される。
シンプルでわかりやすい。


今日の目的は、互いの歌唱力についてセカンドオピニオンを聞くことにある。
「カラオケの鉄人」基準では仲野君の圧勝だった。
果たして「精密採点」ではどうなのか?
前半はまず、メモを見ながら半年前と同じ曲を入れていく。

1曲めは「Google先生」が「採点で点数が出やすい」と教えてくれた「空も飛べるはず」スピッツ
「カラオケの鉄人」では81点だった。

モニターの下半分に歌詞、上半分に音階が表示される。
音を外すとその音が赤く表示されて、減点されることがわかる。
本当に点数が出るのか、操作はこれで正しいのか
半信半疑でしばし待つ

つづく

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2017年11月14日 (火)

祝!V・ファーレン長崎 長崎のフットボールクラブがJ1入り

「V・ファーレン長崎」は長崎のフットボールクラブチーム
「ぶいふぁーれん」ではなく「う゛ぃふぁーれん」と読む

Vはポルトガル語 でVictoria(勝利)
ファーレンはオランダ語でVaren(航海)
古くからポルトガル、オランダと交流があった長崎ならではの命名だ。


2004年
有明SCと国見FCが合併
有明SCとして長崎県一部リーグに参加して優勝

2005年
1月、九州各県リーグ決勝大会で2位となりKYUリーグ(九州リーグ)昇格
3月13日、チーム名「V・ファーレン長崎」を発表
メイン(ユニフォーム)スポンサー親和銀行(本店:佐世保市 2年契約)
この時、2010年までのJリーグ加入を目標に掲げた。
4月9日、KYUリーグ(九州リーグ)開幕戦勝利

2006年4月
前月で国見高校を定年退職した小嶺忠敏氏(国見高校サッカー部総監督)が「V・ファーレン長崎スポーツコミュニティ」理事長に就任

2009年
JFL昇格1年め

2012年
JFL初優勝
2005年のチーム創設時に掲げた「2010年までのJリーグ加入」から遅れること2年、Jリーグ加盟が承認された

2013年
J2 1年め

2015年
6位でJ1昇格プレーオフ(年間成績3位~6位チームが出場)に進んだが、準決勝で敗退。J1入りを逃した

2017年4月25日
経営難に陥ったクラブをスポンサーのジャパネットが救済にはいる。
ジャパネットHD(高田旭人社長)が子会社化。
高田明が代表取締役社長に就任
その後、一転してチームは快進撃。
11月11日、J2年間2位が確定。2005年のチーム創設から12年で初めてのJ1昇格を決めた。
まさに「V字回復」それは高田明の手腕である。


2018年、関東地区にアウェイで来る試合は応援に行かねばならない。
まずは、2018年シーズンのユニフォームが必要だ。
2018年の「しらべる」はJリーグで忙しくなりそうだ。

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2017年11月13日 (月)

マラソンレース前には地獄の「和式トイレ」(取っ手なし)

レーススタートの出で立ちが整う
いつもならば、これに上下ウィンドブレーカーを羽織るが、今回はなし。

下関海響マラソンは手荷物預かりがない。
過去に手荷物預かりのない大会は「全国健勝マラソン日本海大会」で経験があるのみ。
その大会の参加者はほとんどが地元ランナー。
それぞれ送迎のクルマがあるのだろう。荷物を置いていく「10円のロッカー」は閑散としていた。
「下関海響マラソン」では、荷物は更衣室に置いていく。
「貴重品預かり」だけはあるが、それも預ける・受け取るという手間を減らすために見送ることにした。

家からスタートブロックに直行して並び、ゴールしたら家に直帰する。
なんと、ぜいたくなことだろうか。
この贅沢をみすみす逃す手はない。


asicsのポンチョだけを羽織り出発
ちらほらとランナーが歩いている。地元ランナーだろう。
快晴。気温は10度前後か
さむい!
思わず声が出る

「はいっ?」
信号待ちをしていた20代の男性ランナーが返事をした。
僕がなにか質問したと思ったらしい。
人に関心を持たないルールで回っている東京とは、まったく異文化の町だ。


数分で下関市民会館に到着
ここの仮設トイレに並ぶつもり・・
だったが、1人も並んでいなかった。
小便器の仮設トイレは珍しい。
個室トイレは5基、いずれも和式

現代社会では、小学生でない限り和式に座る機会はない
しかもランナーは下半身にコンプレッション・ウェアを着用しており、膝の屈曲がつらい。
室内に「掴む取っ手」があれば、それを握って、膝の負担を和らげるのだが、それもない。
取っ手がないため、立ち上がるのも至難の業だった。
「東京マラソン」のように「洋式」だったら助かるのだが


ブロック閉鎖時間の8時15分まで、まだ30分ある。
下関市民会館の更衣室で暖を取ろうかと思ったが、ポンチョを羽織っているとそれほど寒くないので、エントランスの階段に座り、シューレース(靴紐)の本締めに入る。

左足にチップを付けているので、チップが付いている場所はそれ以上締め付けることができない。
しまったな、今さらチップを付け直すわけにもいかないし
(しかし、結果的にこれがよかった)
少し歩いてみて「緩いかな?」と思った時は、必ず酷い血豆ができる。
それは、いつも右足
右足のほうが小さいため、靴のなかで足が前後に遊びやすいためだ。
右側はできるだけ緩みのないように締めて5歩走る。
よし、これでいいだろう
きっちりと締め付け感があり、靴が遊ばない。

ところが、この締め付けのせいでレースじゅう苦しむことになるのだった

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2017年11月12日 (日)

天気予報は「晴れ」 まさかの雨?

5日前から「カフェイン断ち」をしたことが功を奏したのか、マラソン前夜は夜9時には眠りに就くことができた。
今シーズンの新兵器「TB12リカバリースリープウェアヘンリー」は、疲れた体に快眠をもたらす。疲れていなくてもそれは同じだ。

さらに、カズ兄ちゃんの奥さんの助言を受け「ヘンリー2枚履き」にしたことで、快眠指数は2倍になった\^^)オイオイ


5:30起床
いつもならば、レーススタートの4時間前には起きているが、今日は3時間前。
なにせ、僕が入るスタート「Dブロック」まで徒歩10分。
不動産屋の表示ならば「徒歩6分」だ(80mを1分で表示)


ご先祖様の仏壇に手を合わせてから廊下に出ると、突然ゴォォ~という轟音が鳴り響いた
え゛~雨なの?
耳を疑う
その音は雨というより嵐だ

一週間前からチェックを始めた下関市の天気予報は、初登場「晴れ」から一度も「くもり」にその座を譲らず、前夜のチェックでも「晴れ」気温はスタート時12度、ゴール時17度となっていた。

だが、轟音はすぐに車輪の軋む音に変わった
そうか・・
安堵すると、同時に思い出す
この家からは下関駅を通過する貨物列車の音が聞こえるのだ。
貨物列車は遅い時間から早朝まで、沿線の住民にはお構いなしに荷物を運ぶ。
子どもの頃、ここに泊まるといつも、ピーっという警笛の音、レールの継ぎ目を越える車輪の音を聴きながら眠った。
駅を通過するためスピードが落ちない。そして編成がとても長い。
轟音はしばらく続き、幼少の記憶を呼び起こした。


台所ではサユリおばちゃんが、僕の朝ご飯を作ってくれている。
その焼ける音で、それが玉子焼きであることを察する。
セブンイレブンの玉子焼きを冷たいまま、おかずにしたことがあった。
確か、4年前の「長野マラソン」の時だ。
今日は暖かいごはん、みそ汁、野菜、玉子焼きという「消化のいいもの4本柱」ごはんで出陣する。


ここからは、レース当日、いつもの朝と同じ。
エクセルで作った「当日準備手順」の紙をとりだす。
上半身の着衣
ウェストポーチを付ける
ヘッドホンを耳にセラポアテープで固定
足のテーピング
下半身の着衣
1つ終わるごとに、時間をかき込む。

何がどれくらい時間がかかるのか、1年後にはキレイさっぱり忘れている。
その時のために役に立つ情報だからだ。
特に今回、2010年から続けていた「CW-Xロングタイツ」をやめて下半身の装具を一新したので、記録は大切だ。

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2017年11月11日 (土)

いとこからもたらされたレース序盤の貴重な情報

駅から徒歩10分とはいえ、50Lの荷物を抱えて歩くのは重労働だ。
この旅用にあつらえた50Lのダッフルバッグは、読みどおり「旅マラソン」の荷物+お土産を収納するのにぴったり。
30Lでは別にパックを背負う必要があるし、75Lでは重すぎる。


サユリおばちゃんの家では、いとこのカズヤさんが迎えてくれた。
子どもの頃から「仮面ライダーショー」に連れてってもらったり、何かと面倒をみてもらったカズ兄ちゃんだ。

当時、下関水族館のとなりにあった下関マリンランドで行われた「仮面ライダーショー」に連れてってもらった。
その際、楽屋代わり?のうどん屋でキノコモルグがおばちゃんと談笑していたのが懐かしい。
デジカメもインスタもない時代だが、その映像が僕のまぶたに焼き付いている。

(2010年7月記事)


明日、サユリおばちゃんの一家は全員総出で、エイドのボランティアに出るという。
横断幕をつくって応援してくれるかと思っていた僕は拍子抜けだったが、走りながら気を遣わなくて済むのは助かる。
主催者から送られて来た折りたたみのコースガイドを開き、エイドの位置を確認。
このコースガイドは表面が「メイン会場案内」裏面が「コース図」必要最小限の上方がとても見やすく描画されていて秀逸だ。

この「コース図」に「上り区間」をマーカーで塗った。
20km過ぎから36kmの間に4度訪れる、長い上り
ここでいかに凌ぎ、足を残すかがこのレースの最重要課題。
僕はこの4カ所を「第1休憩~第4休憩」と名付けた。
上り坂では大腿四頭筋が休めるからだ。
といっても、ただの強がりだが・・


20km過ぎからのアップダウンが鍵やね
そういうと、カズ兄ちゃんから意外な言葉が帰って来た
「長府に向けてはずっと上りじゃけぇな。あっからこっちは下りじゃ。いつも豊浦高校の学生がそこを走りよるっちゃ」

長府というのは、7.7km折り返しのさらに先にある町。
カズ兄ちゃんは、唐戸あたりから長府までは上っているという。
これは下関海響マラソンの主催者がホームページに掲載している高低図ではわからない。
この道を数百回通っている僕でも知らなかった。
それはいつもクルマに乗っていたからだ。
これは翌日のレースプランについて、とても貴重な情報だった。


カイロプラクティックに行っていたカズ兄ちゃんの奥さんが帰って来た。
「先生にマラソン前日の食事はどんなものがいいですか?って尋ねたら、それは和食に尽きるっていうことなので、とんかつにしようかと思っていたけど、今日は和食にしました」

いや、とんかつでもよかったんですけど
と言いそうになってやめた。
和食は、東京ではとても食べられないような美味しい魚だった。

「先生が足を冷やさないようにした方がいいって言ってましたよ」

その晩は、いつも履いて寝るUA「TB12リカバリースリープウェアヘンリー」を2枚重ね履きした。確かに足が暖かい。これも貴重な情報だった。


レース前に、誰かが、レースを気遣ってくれるという経験は、それが当たり前の人にしてみれば普通のことだが、それを知らない人にとってみれば、とても新鮮なことだ。

カズ兄ちゃんからビールを勧められたが、それは明日いただきますと辞する
「じゃ明日打ち上げしような。何が食べたい?」

さっき、とんかつって聞こえたんですけど・・

こうして、打ち上げはビールととんかつに決定
途端に明日が楽しみになった。

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2017年11月10日 (金)

下関駅はなぜ、こんなことになってしまったのか

再び駅構内に戻り土産もの屋をのぞく
ここはセブンイレブンがJR西日本管内の駅構内で展開する「おみやげ街道」
1時間前に立ち寄った博多駅新幹線改札内にも同店舗があった。


「うに」「萩焼」「外郎」明後日の買物のあたりをつける。
「外郎」は元祖といえる「御堀堂」がない
日本酒は獺祭はあるものの銘柄が少ない
子どもの頃、好きだった「ふぐ汁粉」はもうない
店頭に設置されたガチャポン「山口フィギュアみやげ」は回したい


東口はなんだか訳がわからなくなっていた。
昔は広く視界が開けていて、そこにはバスやタクシーのロータリー。
その先にシーモールがあったと思う。
田舎町から出てくると、都会に来たなぁという高揚感を感じられる場所だった。

空が見えない
「人工地盤(英語名称 pedestrian deck)」とやらが頭上を覆う
お日様が出ているいないに関わらず、人は空を隠されると方角を失う。


2006年1月7日、下関駅東口駅舎が放火により全焼
2014年3月、JR下関駅が全面リニューアル
東口がおかしなことになって、3年が過ぎている

下関駅を定義するならば「写真の撮りようがない駅」
駅の全容が見えない
帰京後に画像検索したところ、全容の写真が見つかったが、こんな景色は駅にいる限り見えなかった。
遠くの高いビルから撮ったものだろう。


初めに、明後日の山口宇部空港行き高速バスの乗り場(2A)を確認。
これは東口を出てすぐの所にあり、わかりやすい。
その先に「マラソン会場」の立て看板が1つ。
1万人からのランナーを歓迎するには、とても地味である。
参加人数でほぼ同規模の「長野マラソン」の場合、駅内外の至るところで「あぁ歓迎されているな」という実感が沸く仕掛けが成されている。

さて、子どもの頃から体にしみ込んだ方向感覚を駆使して、抽象的に親戚の家をめざして歩き始める。
しかし、1分も歩くとそれが間違っていると体内磁石が警告してきた。
方向感覚はいい方なのだ。
スマホを取り出して道案内を頼むと、当初の方向は90度ずれていた。


マラソン以上に、親戚の家から出陣することに緊張している。
いつもの「旅マラソン」ならば、決めておいた時間に食事に出かけ、翌朝の献立をコンビニで調達して宿に戻る。
そして予定の時間に風呂に入り、早めに床に就く。
人には、未体験のことを不安に感じる人と、何も感じない人がいると思うが、僕は後者だ。
過去を振り返るより、未来を予測することは楽しいことと肯定しているが、その予測が詳細過ぎて、不安を感じてしまう。

朝ご飯は持って行った方がいいかな
いや、泊めてもらいながら「おかずは持参しました」などと言えば、変わり者だと思われるな
余計なことはやめよう・・

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2017年11月 9日 (木)

譲り合いの小倉スタイル

新幹線の「新下関」と在来線の「下関」は遠いので「小倉」からは在来線へ乗り継ぐ。
さくら568号が小倉に着いた5分後、2番線から出発する鹿児島本線下関行きには間に合わないだろうと思っていたが、4分で2番線に到着。
座ることはできないかも知れないが、日本人は先進国ではもっとも「座り過ぎ」らしいので(1日7時間座っている)ここは立つことを覚悟して乗り込む。
立って行っても下関まではわずか15分だ。

発車間際ということもあり、車内はそこそこの乗車率。
クロスシート(向かい合わせ4人掛け)とロングシート(2人掛け)がミックスされた車両には、ぽつぽつと空席がみえる。
せっかくならば、座らせてもらうかときょろきょろしていると、クロスシートに座っている推定23歳の女性が僕の視線を捉えて、腰を浮かして窓際に寄ってくれた。

え゛
なんで、そんなことするの?
これは東京では考えられない
寝たふりをするか、上着の裾をさりげなく広げて「ここは無理」という合図を送るのが東京スタイル。

せっかくだからお邪魔しようかと思ったが、足下が狭いクロスシートでは荷物を置くスペースがない。
ご厚意に礼を言って、その先ロングシートに空いていたおじさんの隣りへ
すみません・・と言いながら近寄ると、おじさんも腰を浮かして端へ寄ってくれた。
このマナーの良さ、人への優しさは小倉流なのか
九州が東京と比べて田舎だからではないはずだ。
なぜならば、佐世保ではバスで空席の2人掛けに座ると、宇宙人を見るかのような目で驚かれてしまう。
土地柄なのだろう。
人が優しいと安心感がある。殺伐とした心の盾を寝かせることができる。
これから始まる下関海響マラソンの物語にも、そんな優しさが流れているといいな。


小倉を出た鹿児島本線は、途中「門司」に停まる。
子どもの頃は「下関」「小倉」という二大商業都市にはさまれて、冴えない町という印象があったが、昨今は観光名所としてのアピールが行き届き、全国的な知名度も上がっている。
そんなことを考えて油断していると、門司を出たらすぐトンネル


トンネルを抜けるとそこは
懐かしの町、下関
子どもの頃、父母に連れられてのお出かけはいつも下関
西口に出る
そこにうすい水色、大丸の影を探す
そこにないことはもうわかっている
視線を右に回すとニチイもない

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2017年11月 8日 (水)

マラソン前日の心配ごと

「街と空港が近いね」
「羽根が地面に擦(す)りそうやね」
うしろの席で、女性2人が話している。
博多湾から進入したANA255便は福岡市中央区を直進
南区の上空で急激に翼を左に下げて板付へと旋回している。
確かに、左の主翼が南区のビルに擦りそうに見える。


福岡に降りて博多から折り返しの「さくら568号」に乗車する。
7分前に出る「のぞみ」にも十分間に合うのだが、N700、N700x、N700Aの普通指定席は2+3で座席が狭い。
その点「さくら」「みずほ」を担うN700R、N700Sならば、全車2+2のグリーン仕様である。
まぁ小倉までわずか16分ではあるのだが
ちなみに、20代の頃博多で仕事をしていた時、博多-小倉間の所要時間は20分だった。
中間駅はないので、4分の短縮は車両性能が向上したということだろう。
当時の車両は0系、100系である。

この日「さくら568号」に供用されたのは「R7」
「R」はN700系8000番台の編成番号で、JR九州保有車両のものを表す。
JR西日本が保有するN700系7000番台の変成番号は「S」
ただし、N700系の次世代車両(2020年度投入予定)の変成番号に「N700S」が使われると報道されており、ややこしいところだ。


さくらの車内は広く、とてもゴージャス
と思っていると、すぐトンネル。
そこを出たらまたトンネル
山陽新幹線はトンネルだらけで車窓の景色が楽しめない。
福岡トンネルを通りながら、1999年6月27日、ひかり351号(0系)に重さ200キロのコンクリートの塊が落ちたことを思い出した。
幸いけが人はなかったが、車両が停電、屋根が13mにわたって引き裂かれた、
いわゆる「コールド・ジョイント」事故である。
コールド・ジョイントとは、コンクリートとコンクリートのつなぎ目の弱い部分。
事故後、JR西日本が調べたところ、2,049箇所のコールドジョイントがあることがわかった。

当時の報道では「コンクリートが0系の通行中に落ちたことが不運」という論調だった。
だが、あのコンクリートが数秒、数分前に落ちていたら・・
それに乗り上げた0系が脱線、転覆するようなことになれば大惨事になっていたのではないか・・


一応、これは「旅マラソン」の記録なのだが、マラソン前日だからといって、マラソンのことで頭がいっぱいなわけではない。
マラソンのことを考えてドキドキするのは、スタート前数分間でいいのだから。

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2017年11月 7日 (火)

宇部へ降りず、福岡に降りる理由

眼下には瀬戸内海が広がっている。フェリーで航行したことは幾度かあるが、瀬戸内海を飛ぶのは初めてだ。
いつも使っている東京-福岡便は概ね中国地方の上空か、高知県沖を飛ぶが、山口宇部空港から東京に飛ぶ便は瀬戸内海上空を航路として使うことができる。
瀬戸内海に浮かぶ島々を見下ろしながら、昨日終わった「下関海響マラソン」を振り返ることにする。


二日前の土曜日
羽田空港では、できるだけかさの張らない土産を短時間で選ぶために、事前に研究して候補を絞っておいた。
しかし、羽田空港のウェブサイトは地図と店名が書いてあるだけで、そこにどのような品が並んでいるかはわからない不親切なつくりだ。
「とらや」「ゴディバ」とあれば、およその見当はつくが「東京食賓館」「PIER」と言われても何がなんだかわからない。
空港に着くと、およその見当をもとに和菓子、洋菓子、そしてごはんの友になるものを手短に選ぶ。
二軒めの店でえびのせんぺいを買い求めると、店のお姉さんからしきりに「1枚食べていけ」と勧められたが、えびアレルギーですからと辞退すると、怪訝な顔をされた。


羽田空港を立ったANA255便は、一路福岡空港を目指している。
下関を目指しているのだから、山口宇部空港に降りた方が「速く」「近い」「安い」
だが、ネックになるのがサンデンバスだ。
サンデンバスの高速バスは予約することができない。
これは「とくしまマラソン」を走った時も同様だったが、あちらは一般道路を通る路線バス。
高速バスといえば、予約サイトで確実に足を確保できるものと思っている。

預けた荷物が出てくるのを待って「下関駅」行きのバスに乗ることができるのか?
そう考えるドキドキがイヤだ。
宝くじが当たるかなと待っている間のドキドキならば歓迎だが、こういうドキドキは御免被りたい。

あと1つの理由は「方違え」
この時期「西」への旅は方位学上、好ましくない。
そこで、一旦福岡に入り、そこから下関を目指せば方位は「北東」
ただし「方違え」は中継地で一泊することが条件であり、これは「方違え」の雰囲気を出しているだけと言える。

機内のドリンクサービスではいつもホットコーヒーをオーダーするが、今はマラソン大会前としては二度めの「カフェイン断ち」の最中。
前回は「全国健勝マラソン日本海大会」前。
この大会の記録が「自己ベスト」だったことで、もう一度やってみることにしたのだ。
CAの勧めを辞退して、持参したアミノバリューをすする。

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2017年11月 6日 (月)

iPhone5sのホームボタンが壊れた→その場で回避する方法

下関海響マラソンには手荷物預かりがない。
あるのは貴重品預かりだけだ。

だからというわけではないが、会場まで手ぶらで行くつもりだ。
ベースとなる親戚の家はコース上にある
ウェブサイト「マラソンシミュレーター」で検索すると、僕が並ぶブロックまでの距離はおよそ500m

iPhoneはレース後の電話連絡などに必要と思われる。
だが貴重品預かり場所である「海響メッセ下関」までは往復1km弱余計に歩かなければならない。
できれば少しでも歩きたくないので、iPhoneはウェストポーチに入れて走ろう。
「我が心の関門橋」の写真でも1枚撮るか


前回の「東京マラソン2017」でもiPhoneはポーチに入れて走った。
別に雷門を写真に撮るためではなく、主催者からセキュリティ上の理由で持参するよう指示があったからだ。
しかし、自動ロックを解除していたため、レース半ばでバッテリーが切れて、文鎮を抱えて走ることになったのは反省点だ。


ところがレース3日前のことだ
いつものようにホームボタンをタップすると、画面がそれに反応しなくなった。
右親指では反応しないのだが、左親指では反応する。
iPhone5sはOS更新でこっそり「左利き生態認証」を入れたのか・・

すると翌日には左親指でも反応しなくなった。
押し方によっては5回に1回は反応するので、生体認証ではない。恐らく接触不良が生じているのだろう。
これは困った。
下関への2泊3日の旅、スマホがこんな状態ではとても難儀だ。


購入した家電量販店に問い合わせる。
電話応対したサトウさんが提示した選択肢は3つ
1.予約してアップルに持ち込む
(AppleCareに加入しているが恐らく有償)
2.機種変更する
3.SIMフリー機に変える

「SIMフリー」という甘美な響きに惹かれるが、今は交換の手続きをする時間の余裕がない。
今日持ち込んで、その場ですぐ修理・交換してくれることが必要だ。
アップルに持ち込むのが妥当なのだが、当日予約は難しいと思います」とサトウさん。

仕方ないですね・・
落胆して電話を切ろうとするとサトウさんすっくと立ってひとこと言った(最初から立っていたと思うが)

「ちょっと待ってください。確か設定でホームボタンが出せたはずです。確認してから折り返していいですか?」
実はその方法は僕も探していた。
だが一般>アクセシビリティ>ホームボタンに進んでもそれらしき項目は見つからなかったのだ。

わずか1分後、サトウさんから折り返しが来た
「設定>一般>アクセシビリティ>AssistiveTouch をオンにしてください」
それって最新のiPhoneだけに付いているとかじゃないですよね?
訝しがる僕に「大丈夫です」と胸を叩くサトウさん

心からの感謝を述べて電話を切り、早速やってみると、確かにホームボタンが画面上に現れた。
これで当座はしのげる。

おかげで数時間を失わずに済んだ。サトウさんにはふぐ汁粉でも土産に買いたい気分だ。

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2017年11月 5日 (日)

関門橋は渡らない、第10回下関海響マラソン

「次のレースはどこですか?」
下関です

「え゛下関まで行くんですか?」
えぇ

「橋は渡るんですか?」


この会話が、ここ数ヶ月で何度かあった。
どうやら下関といえば海峡、海峡には関門橋
マラソンというからにはきっとそこを渡るに違いない
そんな思考遷移が、世の中ではステレオタイプになりつつある。

千葉にはアクアラインを渡る「ちばアクアラインマラソン」がある。
「能登和倉万葉の里マラソン」「下関海響マラソン」では大きな橋を渡る。
だが、ランナーでもない一般人には、そんなことは知られていない。
恐らくそこに「海峡」があると、日本人には「渡りたい」というDNAがあるのだろう。

かくいう僕も2008年の第1回下関海響マラソンが発表された時「橋を渡れるのだろうか?」と考えた。
それは、僕が子どもの頃、関門橋と共に大きくなったという実感があり、関門橋への憧憬が強いからだ。


ちなみに「橋は渡るんですか?」に対する僕の回答はこうだ。
関門橋は高速道路です。もちろんそこを停めてマラソン大会をするという選択肢もあるでしょうが、物流の要なので半日停めてしまうと、九州経済に大きな影響が出ます。
それに橋の上は風が強いから、人が走るのは危いでしょうね。


1973年に関門橋が開通した時、若戸大橋のように人も渡れるものと思っていたので、高速自動車国道専用と知った時は愕然とした。
あれだけ、大騒ぎで作っておいてクルマしか通れないとは・・
それほど、関門橋の進捗は大きく報道されていた。
壇ノ浦と和布刈に橋脚が立ち上がり、最初のワイヤーロープがかかる。

関門海峡は早鞆瀬戸(はやとものせと)と呼ばれる。
鳴門海峡、長崎の西海橋と並ぶ日本三大潮流に数えられ、潮の流れが速い。
一定時間、狭い海峡を封鎖することで物流への影響が大きい。
そもそも、工事の船が潮に流されて危険だ・・
風船で飛ばす案なども出るなか、船でワイヤーを運ぶ案に落ち着いた。

そのロープからロープが下がり、両岸の橋脚から橋梁が延びていく。
そして1つにつながる。
できる途中も、できてからも、関門橋は僕にとって共に育った特別な存在。
わが心の関門橋である。


2017年11月5日(日)
第10回下関海響マラソンを走りに来た
ランナーには好レースを、下関市のボランティアの皆さん、沿道の皆さんが過ごしやすいよう、好天を祈る。

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2017年11月 4日 (土)

練習走行距離が、ここ10年で最低に留まった理由

下関海響マラソンを2週間後に控えた東京は雨。
土日とも、外で走ることができず、30+30のステップ運動。
その翌週も土曜は走ることができたが、日曜は再び雨。
(この日、横浜マラソンが中止になった)


ラストランとなった土曜は、一週遅れで走力のバロメーターとなる「12分走」
多摩川の直線コースを全力で12分走り、走れた距離で走力を占う。

トータルの走行距離は前回、東京マラソン時の23%減
ここ10年ではもっとも少ない水準に留まった。
特にさぼっていたわけではない。
2週間前の練習が3回、走れなかったことも響いたが、主な要因は、初めて取り組む夏場の練習にある。

高低差走を例にとると、12月~2月に行う場合、10km~12kmを余力を残して走れる。
だが、8月に行ったそれは、8km程度で完全に足が止まった。
方や10度前後、かたや30度前後で走る。その差は大きい。
従って、夏場の練習は思いのほか負荷が高く、少ない距離でも十分だった。

その証拠にラストランの12分走は、前回(東京マラソンに向けた調整)比で1.4ポイント距離が伸びた。
「ヴェイパーフライ 4%」を履いているのだから、4%伸びて欲しいところだが、少ない距離でも走力が伸びるデータが出たことは心強い。


マラソン1週間前
下関市のレース日天気予報は初登場「晴れ20度」と出た。
これは暑いレースになりそうだ。
TAMAハーフにて"厚着"で失敗したことを教訓に、1stレイヤー(肌に直接付ける着衣)は長袖の「UA MCM3349」から、半袖の「柔流」に変更。むき出しになる両腕には「ZAMSTアームスリーブ」を付ける。


事前送付されたナンバーカードを「デコ20ポルトガル代表ユニ」に付ける。
下関海響マラソンでは、希望者はナンバーカードの右下に、ウェブサイトからアップロードした「画像」を載せることができる。
本人がそこにいるのに顔写真を入れても仕方ないので「くまモン」を入れた。
ただし、版権のあるものなので却下される可能性もある。
念のために著作権表示をつけてアップロードしたところ、無事、ナンバーカードにくまモンが載ってきた。

チャリティエントリー者には、もう1枚メッセージを書き込むカードが届けられる。これは背面に安全ピンでつけることになるが、できるだけ付けるモノは少なくしたいのでこれは使わないことにした。

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2017年11月 3日 (金)

テーピングしなくても足首が固定できる優れモノ

「パテックス機能性サポーターハイグレードモデル膝用」を検討した際「これもいかが?」とリコメンドされた「パテックス機能性サポーターハイグレードモデル足首用」も一緒に購入した。

足首の安定性を高め、ランニング時の疲労を軽減するサポーター
メーカー:第一三共ヘルスケア
ワコール(CW-X)と共同開発
男女別設計
男女それぞれM、L
実勢価格:1,843円

仕様
■クロステーピング構造
■0.7mmの伸縮性に優れる素材
■吸汗速乾機能


これも一個入りなので、両足で使うには二個買う必要がある。
すぐに同じ「M」サイズを追加注文
「12分走」で使ってみた。

まず、走り初めてすぐ左足甲が痛くなった。
明らかに締め付け過ぎだ。
しばらく走ると痛みに慣れたが、走り終えると痛みがぶり返した。
帰宅して外してみると、左足が赤くなっていた。
これでは、マラソンレースは走り切れない。

そこで、左右の足形が違うことを思い出した。
今から遡ること12年前、初マラソン用にオーダーメイドの「SUPER feet」を作りに行った時だ。

店員さんが「右足は土踏まずが高くてアスリートの足ですね。左は・・」
言葉を濁したが「ふつーの足だ」ということだ。
できあがったSUPER feetの形は全く違っていた。

そうだ、左足は土踏まずが下がっているため周囲が大きいのだ。
そこで、左足用に「L」サイズを調達。
レース日と同様7時間程度、履いて見たところ痛みはまったくでなかった。

結果的に左足「L」右足「M」でレースを走る。
もしも「2個セット」売りだったら、こういうことはできなかった。
「1個売り」で正解だ。
これから買う人は、まず1つ買って両足で試し、サイズを確認してから、もう1つを買うとよいだろう。


足首の固定は一度だけ2013年の「とくしまマラソン」で施したことがある。
「ニューハレX」というテーピングを使用した。
その効果がどうだったかは、それ1回きりしか使っていないので不明。
ただ、貼るのが面倒だという実感が残った。

「パテックス機能性サポーターハイグレードモデル足首用」ならば、履くだけで足首の固定ができる。これはいいものを見つけた。

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2017年11月 2日 (木)

ひざ対策を追加 パテックス機能性サポーター

「ダイエットステップhigh」の使用初日
その効果は開始して20分で現れる。
両膝に違和感が出た。
このまま無理すると故障するな・・とわかるくらいのものだ。
当初は30+30=60分と決めていたのだが、30分で打ち切った。
これまで使っていた17cmの新聞紙ステップ台ならば、連続60分でもそんな違和感が出たことはない。

「ダイエットステップhigh」ならば、時間は30分程度でも十分な負荷がかかる。
できるだけ練習は短く済ませたいので、願ったりだ。
そして、何より軽くて設置と片付けがストレスフリーなのがよい。
それまで「誰かにやらされてる感」があったステップ運動が、自らやりたいものに変わった。


膝を傷めた一週間後、恐る恐る走った「駒沢16km」は膝の痛みも出ず、タイムはその4週前の「駒沢16km」と比べて2ポイント改善した。
(靴は2回ともヴェイパーフライ 4%)


ここで念には念を入れて「ひざ対策」のレース用品を追加する。
今回CW-Xロングタイツをやめて、クロスコンプレッション ショーツとゲイターの組み合わせでレースを走る。
そうなると、膝が無防備となる。
そこで見つけたのは「パテックス機能性サポーターハイグレードモデル膝用」
CW-Xや他のメーカーも同様の製品を出しているが、この商品は「CW-X共同開発」
商品にはCW-Xのタグまで付いている。

amazonのサイズ表を見て「M」サイズを注文
ところが、試着してみるとかなり膝を圧迫することがわかった。
そして、とても驚いたのは「1つしか入っていなかった」ことだ。
ひざサポーターなので、てっきり「2個セット」なのだと思っていた。

メーカー:第一三共ヘルスケア
男女別設計
男女それぞれM、L、LL
実勢価格:2,463円

仕様
■クロステーピング構造
■0.7mmの伸縮性に優れる素材
■吸汗速乾機能
■ズレ防止機能

結局「L」サイズを2個準備
適度のコンプレッションで走りの支障にならないことを確認した。

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2017年11月 1日 (水)

横浜マラソン中止

「motoさん、マラソン、残念でしたね」
そう声をかけてきたのは、年齢の割にはスマートな体型を維持しているサイトウさんだ。
彼女とすれ違うと、デパートの一階で道に迷った時のような香りがする。
それについての評価は分かれるだろうが、僕は気にならない。

それは、下関海響マラソンまであと数日、そろそろ緊張の雪が心につもり始めていた10月末である。
そんな時に「マラソン、残念」なんて縁起でも無い。
目が点・・)
鳩が豆鉄砲を食ったよう
を足して2で割った顔をしている僕に対して、彼女は続ける

「横浜マラソン中止になったんですよね?」

どうやら、彼女は僕が近々マラソンに出るという噂を聞きつけ、それが身近な場所で開かれる「横浜マラソン」だと早合点していたらしい。



10月28日、下関海響マラソンまで1週間
レース準備期間最後の日曜だったが、東京はあいにくの土砂降り
ラストランに予定していたメニューは、室内の代替トレーニング「ステップ運動」に替わった。
カレンダーには「横浜マラソン」と書いてある
きょう、この雨の中を走るのはみんな大変だなぁ・・


横浜マラソンには第1回、第2回いずれもボランティアとして参加した。
第2回までは3月開催の「春マラソン」だったが、第3回から「秋マラソン」に移行している。
さすがに自分のレース一週間前に、終日屋外活動をするのは風邪のリスクが高い。
今回は遠慮した。


サイトウさんからの残念なお知らせに接し、脳裏に浮かんだのは
「高速道路」

横浜マラソンはコースの中盤から終盤にかけて、10kmにわたり高速道路を走る。
道路は海沿いに建てられた高架の上。
海沿いの「磯子方面」の車線は大会関係車両用に空けて、走路は山側の「東京方面」の車線を使う。
それでも十分、風を受けやすい場所だ。
中止理由は「台風22号接近により強風圏に入ることが確実な状況となった」ため。

ちなみにマラソンは中止になっても、参加費は一切返金されない。
すでに給水給食、警備員手配、さまざまな運営費は決済された後だからだ。
マラソン大会が中止になることは滅多にはないが、珍しくはない。
ただ、レースのためにすべて?を投げ打って備えてきたランナーにとっては、突然その真価を発揮する場所がなくなり、途方に暮れる。


エントリーした28,000人のランナーは、翌日の真っ青に晴れた空が恨めしかったと思う。
月曜の朝、その時点では中止を知らない僕は、空を見上げてあまりの青さに笑ってしまった。
昨日晴れてくれよな・・

「秋マラソン」を走るのは初めてで、夏から秋にかけて走るのも初めてだが、とても驚いていることがある。
「10月の東京はこんなにも雨が降るのか?」
ここ2週間、週末はほとんど雨。
予定していた練習メニューは、すべて「ステップ運動」に代わった。

季節の天候というものは、毎年そう大幅には変わらない。
横浜マラソン主催者の皆さん、来年は一週、後ろにずらした方がいいと思います。

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