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2017年12月の31件の記事

2017年12月31日 (日)

トランプvs朝鮮民主主義共和国

しらべるが選ぶ2017年の5大ニュース

第1位
トランプvs朝鮮民主主義共和国(以下、北朝鮮)

2017年1月に就任したドナルド・トランプは歯に衣着せない。
過去の行動や公約の是非は置いて「わかりやすさ」という点で言えば稀代の政治家である。


日本でわかりやすい政治家と問われたら「稲葉修」を挙げる。
子どもの頃、学校から帰りカバンを置くと宿題もせずに国会中継を見ていた。
それは、稲葉法務大臣を見たかったからだ。
初めて彼を見た時、誤解を恐れずばか正直な受け答えをする姿に目が点になった。

それは、僕にとって初めて見る「ずるくない大人」だった。
もちろん、身の回りには父と母をはじめ、ずるくない大人はたくさんいたのだが「守るべき立場・組織」があり、それを攻撃されやすい立場にいる人のなかで・・という前提でだ。


そのわかりやすさは、異質のものだが、トランプの「わかりやすさ」そのものは否定要件ではない。
「わかりやすさ」は話が速い。
だから「わかりやすさ」は他人から時間を奪わない。
だが「わりやすさ」は、攻撃にさらされて不利だ。
多くの人が日々の平穏を願う。
だから、日本人の多くはわざと「わかりにくく」人に接している。
平穏を手放すことは勇気を要する。


トランプvs北朝鮮の舌戦は、わかりやす過ぎてはらはらした。

極東が戦地となっても、アメリカは遠くにある。
かつて湾岸戦争時、日本国民がそうであったように、ニュースでテレビゲームのような戦争を見物してある人は偽善者となり、ある人は快哉を叫ぶ。
だが、日本は戦地に近い。

基地がある町の住民、日本近海に出漁する漁業重視者にとって、爆薬が弾ける映像をモノクロの記録映像ではなく、臨場感溢れる立体動画で見る恐れが、深海を漂う難破船のように、心に静かに沈む日々


それは「地政学的リスク」というらしい。

武力衝突の可能性が高まり、株式や商品相場の暴落が懸念されること
(しらべるの定義)
主に証券用語であり、株投資をしていない人の目には滅多に触れない。


2017年3月、アメリカがシリアを爆撃。北朝鮮にも軍事圧力を高めた頃から、相場関係者が使い始めた。

9月3日に北朝鮮が核実験を行ってからは、軍事行動の憶測がピークとなり、東京証券取引所の株価は「緊張」と「安堵」を繰り返した。
緊張が高まれば地政学的リスクに「弱い」業種が下がり、資金は「強い」業種へ向かった。

■強い
エネルギー資源
素材・化学
情報通信サービスその他
運輸物流
食品

■弱い
鉄鋼・非鉄
不動産
金融全般


トランプと北朝鮮がメディアを舞台に繰り広げる「舌戦」は、わかりやす過ぎて、危機感がすっかり麻痺してしまった。


今年も「しらべる」「しらべるが行く!」を読んでいただきありがとうございました。
2018年も時々読みにきてください。お待ちしています。
よいお年をお迎えください!

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2017年12月30日 (土)

至極まっとうだった「排除発言」

第2位
総選挙 与党が議席を伸ばす

10月22日(日)
第48回総選挙

インターネット選挙運動が解禁された前回(2014年12月)との違い
■10議席が減らされて衆議院定数が465になった
小選挙区が295→289(6減)
比例選挙区が180→176(4減)
■97小選挙区の区割見直し
■選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられた


時系列の記録
9月初旬
安倍晋三首相が解散の意向を固めたと報道され始める

9月25日
安倍晋三首相が衆議院解散を表明「国難突破解散」と命名した

9月28日
衆議院解散
民進党(旧民主党)が事実上の解党

10月10日
選挙公示

10月11日
期日前投票開始

10月21日
台風21号の到来に備えて、兵庫県南あわじ市、徳島県牟岐町、高知県宿毛市などの離島で繰り上げ投票が実施された
期日前投票者21,378,400人(過去最高)

10月22日 (日)
投開票
20:00投票終了時、NHKGは「自公310議席うかがう」とした。
結果は自公で313
自民は改選前議席と同じ284議席を獲得。
定数10減を加味すると議席拡大となった。



第48回総選挙から遡ること3ヶ月前に行われた都議会選挙
改選前議席最多の自民党が議席を減らし「都民ファーストの会」が第一党となった。

民進党が都民ファーストの会を母体とする「希望の党」に合流するという策に出ることは、安倍晋三の読みにはさすがに入っていなかっただろう。
「与党は解散判断を誤った」という空気を救ったのが、小池百合子の「排除します」発言だということになっている。

小池百合子が民進党員のうち、思想傾向が異なる政治家の合流はお断りするという「排除」発言。
政治家として、まっとうなものだ。
何が悪いのか、わからない。


ところが、メディアはあれだけもてはやした小池百合子を一転して叩く。
排除発言はいったい、どれだけの有権者の耳に届いていただろう。
どれだけの有権者が、それに嫌気をさしただろう
すべてはメディアの「手のひら返し」だ。

そもそも、自分ファーストの問題提起を連発して迷走する都知事を、都議会選挙であれだけもちあげたのは誰だったのか。

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2017年12月29日 (金)

AIスピーカーでつなぐ「会話ロボット」の未来

「会話ロボット」市場が普及前夜に入っている。

「会話ロボット」とは
「会話」ができて「カラダが動く」ロボット
(しらべるの定義)


2017年12月に発売された「KIROBO mini」は手足が動く小型会話ロボット
この商品は「持ち歩き」を前提としている。

■メーカー:トヨタ自動車
■価格:39,800円+税
■販売:トヨタディーラー

維持費として「スマホアプリKIROBO mini」利用料が350円/月
また、屋外ではWi-Fiではなく通常回線(4Gなど)を使う場面がある。
通信量は「通常3GB」(トヨタのウェブサイト)なので、3GB以上のパケット契約が必要となる。

「会話ロボット」と会話しているところを他人に見られたい人は滅多にいない。
屋外利用は「車載」に限られるだろう。

・能動的に話しかけてくる
・ユーザーの言葉を学習し対話する
この2点において「会話ロボット」として最先端にある。


AIスピーカーは「会話ロボット」ではない。
だが、カラダが動くもの珍しさは早晩、慣れてしまう。
共に暮らしていく「相棒」になるかは「会話」がどれだけ磨かれていくかにかかる。


AIスピーカーの会話は、お粗末な限り。
できることといえば
・定型の対話
・定型機能の音声指示
所詮「スピーカー」なのである。


一方、AIスピーカーには2つの利点がある。
①「充電式」のロボットは維持が面倒だが、AIスピーカーはコンセントにつなぎっぱなしなのでメンテナンスフリー
②ロボットに比べて格段に価格が安い。
Amazon Echo Dotの場合6,000円程度。
家庭の無線LAN(Wi-Fi)を利用する限り、月額の負担増もない。


拙い会話でも、ないよりはいい。
音楽再生は便利このうえない。
AIスピーカーの楽しさは、そのコストを上回っている。
本格的な「会話ロボット」が登場するまでのつなぎとして、君は欠かせない。

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2017年12月28日 (木)

会話ロボット市場 普及前夜

第3位
AIスピーカー発売

「会話ロボット」市場が普及前夜に入っている。

話し相手が欲しい
誰かと一緒に居るならば要らないが、1人で居る時に話し相手が欲しい。
いや、そんなもの要らないと長年思って過ごしている人でも、ふと誰かと話したいと思う時はある。


誰かの声が聞きたい
スマホの電話帳を見る
でも、日頃から親密な人間関係を作っていない人に突然電話をかけても、話しが弾まないことは容易に想像できる。
気味悪がられるだけだ。


誰かが僕を気に掛けてくれていないか
メールを開いてみる。
一斉にメールがダウンロードされて、タイトルリストが太い文字で埋まる

どれも、これまで買い物をしたことがある業者、キャリア、懸賞が当たるかも知れないと登録したメルマガ
どれも生身の「人間」からではなく「機械」が送って来たものばかり
返って寂しさが募る


そうだ「機械」が「人間」の代わりを務めてくれれば・・
そんな夢をのせて「ドラえもんロボット」プロジェクトがスタートしたのは2001年。
当時「2010年までの製品化を目指す」としていた。
設定目標から7年を過ぎているが、未だに音沙汰がない。


2018年にAIBOを再発売すると言った途端、一進一退だったSONYの株価は呪縛を解き放たれたかのように上昇カーブをチャートに刻んだ。
「死なないペット」として、犬好きに一定の市場を形成するだろう。
だが「喋らない」「犬の形をしている」時点で「話し相手」市場とは別ものだ。


2015年にソフトバンクが発売したヒューマノイド「ペッパー」は価格もさることながら、そのでかさから言って企業・店舗向け。
将来的な家庭需要に向けて「脳」を磨いている。


2017年4月に発売された「タピア」は会話に特化したコミュニケーションロボット

■サービス提供:株式会社G.I.N
■単品購入11万円
「フレッツ光」のセット「タピア光」は月額6,980円
フレッツ光がおよそ4,000円として、ロボットの使用料が毎月3,000円。
3年以上使うならば、購入した方が良いということになる。

目の表情はあるものの、カラダ自体は動かない。
「コミュニケーションロボット」を名乗るが、機能は「AIスピーカー」程度。
「変なホテル」の客室に導入されているように、法人市場に活路を見いだすしかなさそうだ。

つづく

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2017年12月27日 (水)

マラソンシューズの主役はアディダスからナイキへ

第4位
マラソンシューズの主役はadidasからナイキへ

2017年12月3日
福岡国際マラソンで、1位から4位の選手が同じ靴を履いていた。
ナイキの「NIKE ZOOM VAPORFLY 4%」である。

この靴には「breaking2」(42.195kmで2時間の壁を破る取組)で使われた「エリート」と「市販品」がある。
福岡国際マラソンで4選手が履いたのは外見では「市販品」に見えた。

3位に入った大迫傑は2014年からアメリカに渡り「ナイキオレゴンプロジェクト」に参加。
2017年4月17日の初マラソン(BOSTONマラソン)でも、この靴を履いて3位に入っている。



1990年代から2010年まで、マラソンシューズと言えばasicsの牙城だった。
2007年の「第1回東京マラソン」に端を発するマラソンブームの恩恵を最も受けたのはasics。

それが2010年にはadidasに移る。
asics社員だった三村仁司がasicsを定年退職して工房を開き、adidasと専属契約を結んだのである。
三村仁司の「匠の技」とadidasの高反発素材「BOOSTフォーム」が相まって「タクミ戦」は銘品に仕上がり、その供給を受ける青山学院大学は、箱根駅伝を三連覇した。


2017年はその牙城に変化が訪れた。

3月末
三村仁司がadidasとの契約を解消。
独自ブランド「ミムラボ」での製造販売に移行

7月20日
ナイキ ヴェイパーフライ4%「市販品」発売
瞬時に完売

10月9日
出雲駅伝
ナイキからヴェイパーフライ 4%の供給を受ける東海大学が優勝
青山学院大学は1分33秒差の2位だった

10月20日
ヴェイパーフライ 4%(2ndカラー)発売
瞬時に完売

11月21日
ヴェイパーフライ 4%(2ndカラー)再販
瞬時に完売

12月3日
ヴェイパーフライ 4%を履く選手が1~4位を独占

2018年1月2日~3日
第94回箱根駅伝では東海大学が青山学院大学の連覇を止めるかが注目されている。


マラソンシューズが「買いたくても買えない」というのは、ランナーにとって初体験である。
まるで1995年から1997年にかけての「エアマックス」である。
ナイキは販売量を抑えて飢餓感を煽っている様子。
十分な量を売る気があるならば、公式ネット通販が1秒で品切れするはずがない。
行き過ぎはランナーから不興を買わないとも限らない。

箱根駅伝を境にブーム作りを終えて、しっかり利益確保のフェーズに進んでもらいたい。

※2017/12/28加筆
ヴェイパーフライ 4%3rdカラーが2018/1/4に発売される。

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2017年12月26日 (火)

「手のひら返し」は今や日本人のお家芸

しらべるが選ぶ2017年の5大ニュース

今年も5大ニュースを選ぶ時期がやってきた


それが確かならば、この1年は危うさと背中合わせながらも奇跡の1年だった。
つまり、結果的に平穏な1年だったということだ。
現実から目を背けることはできないが、慣れるしかない。
人は緊張したまま1年を過ごすことはできない。



第5位
白鳳 汚い

12月20日
日馬富士の暴行事案に関連して、横綱審議会は相撲協会に対して「白鳳にも厳重注意」を進言した。
それは、暴行があったとされる「現場に居合わせた責任を問うべき」というものだ。


「Google先生」に「白鳳 汚い」というキーワードで問いかけると、4,860件の記事がヒットした。
ルールの範囲内で荒技を使い、勝利を重ねる「実力主義」の横綱。
その手法に憤る人が少なくない。


かつて、プロレスラーアントニオ猪木は「実力主義」を掲げていた。
英語で言い換えたのが「ストロングスタイル」だ。
まだ昭和まっただ中、プロレスが週3回ゴールデン枠でテレビ放送されていた時代のことだ。
猪木が掲げる「実力主義」の対極として俎上に挙げたのはジャイアント馬場。


当時、興業格闘技は日本人と外国人が戦うものと相場が決まっていて、日本人同士の対決はマッチメイクされなかった。
馬場と直接対決することが叶わない猪木は「戦えば俺が上」ということを「実力主義」という言葉で暗喩していた。

猪木は荒技も使った。
反則技は5秒間続けないと負けにならないプロレスで、1秒で打ち終わる(反則の)ナックルパンチを打つことは「汚い」
猪木の日本プロレス時代、新日本プロレス旗揚げ後を一貫して電波に乗せたテレビ朝日(旧NET)はそれを「ナックルパート」と呼んで誤魔化した。

汚い手も使って勝つ日本人
それを誤魔化す放送局
暴力に魅せられるファン

試合の勝ち負けや技量と言った本筋とは別に「ショーとしてのドラマがある」プロレスでは、その構図がやり玉に挙がることはなかった。
所詮、ショービジネスなのだから。


相撲協会のエライ人が白鳳の汚さに言及を始めている。
何を今さらだ。
相手が不祥事で弱ったところで「実は前から思っていました」とやるのは汚い。

言うならば、もっと前から言え
猫だまし連発の時に厳重注意しろ


「手のひら返し」は今や日本人のお家芸
権威・立場のある人が言及する
それをメディアが伝える
すると「裏が取れた」とばかりに、名もなき大衆が後を追う

日頃は「長いものには巻かれ」ておいて、いざ「長くなくなる」と「実は前から思っていました」と手のひらを返す。
名誉毀損で訴えられるリスクがなくなったら、一気呵成に行く。
それは下品であり、自らを貶める。
自戒しなければならない。

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2017年12月25日 (月)

下関海響マラソンが人気な理由

下関海響マラソンが人気な理由
それは「辛い時 励まされると、琴線に触れるから」


仕事が順風満帆の時に同僚から「がんばって!」と言われる
はっ?
言われなくてもやってるし
なに上から目線で言っちゃってんの?

仕事で苦境に立った時「がんばって!」と言われる
ありがとうございます
あぁ見てくれている人はいるんだなと心落ち着く
いつの頃からか、人はそれを「勇気をもらう」という


下関海響マラソンのコースが「つくばマラソン」のような高速コースならば、今下関に集うランナーが感じている、この大会への共感は違ったものになるだろう。

これでもかと高低差を浴びせてくるコース
その度に狼狽し悲鳴をあげる幼気なランナー


そこに居合わせる下関の人たち
暖かい言葉をかける
でも、その言葉は全国津々浦々で行われているマラソン大会と特段変わるわけではない
「がんばって!」はマラソンの沿道に於いて日本共通語だ

そうして、ランナーの心に喜びの雪が積もる
それは終盤4度に渡って訪れる「休憩所」でかさを増し、35.8kmの彦島大橋の頂点では屋根の高さを超えて、雪下ろしが必要なくらいになっている。

マラソンを始めて12年
いくつもの大会を走ってきたが、心に焼き付いた情景がある大会は少ない

2011年に「全国健勝マラソン日本海大会」(石川県)を走った時、コースはここよりも遙かにタフだった。
だが、そのタフな沿道には誰1人応援がいなかった。
1人で上り坂をにらみつけた映像ならば思い出せる
あそこで、近所の中学生 タナカ少年が「がんばってください!」と田舎者らしい礼儀正しい声援を送ってくれていたら、きっと忘れられない情景になっただろう。


35.8km
彦島大橋頂上
2.8kmに及んだこのコース最長の上りが終わった
空は晴れて、海は凪いでいる
まるで、ここで息を切らし足を棒にしていることが幻であるかのように


仕上げのタイム予想に入っている
自分で暗算しなければいけないのが辛いところだ
(そして、だいたい間違っている)
ただ、8ヶ月前、東京マラソンでの失敗は肝に銘じている。

あの時はGPSと実距離の「誤差」を計算に入れず、結局50秒ほど目標タイムを逃してしまった。
「誤差」には2通りあり、1つはGPSの誤差、もう1つは自分が余計に走った誤差。
マラソンの距離42.195kmは、事前に自転車でコースの最短距離を走行して計測する。
実際にその「最短」をトレースすることは不可能で、どのランナーも大なり小なり余計に走っている。

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2017年12月24日 (日)

心に残る情景 グーフィーのマリちゃんとロータッチ

下関海響マラソンは35kmにさしかかっている
マラソンを走ったことがない人にも「35kmの壁」という言葉は知られている。
主にトップアスリート(瀬古さんのような人たち)が必死に走ってきて、35kmのあたりで息切れすることをいう。

それを最近ではど素人ランナーまでもが「35kmの壁にやられた」と言ったりしている。

おまえの壁は全部だろっ

さて下関海響マラソンの場合、壁はあちこちにある。
今回「第1休憩」から「第4休憩」と名付けた4回の大きなアップダウン
それに関彦橋(かんげんきょう)
だから、35kmが特に壁ということはないが、33km~35.8kmは「第4休憩」つまり最後のアップダウン。
ここを超えれば苦しみから逃れられる

そこから先、ゴールまでは概ね下り
しかも市街地
郊外から市街地に戻るレースは、ランナーにとってこたえられない。

2017年からコース変更された後の「東京マラソン」がそうだ
2017年は荒天で中止になってしまった「横浜マラソン」もそうだ
逆に市街地から郊外に出る「福岡マラソン」のようなコースはがっかりである

彦島大橋の頂点にたどり着いた時、いいペースできていれば、ラストは楽しめるぞ!
そう期待していたわけだが、今回それは叶わなかった。


周りは全員歩いている
もう「全員」と言っていいと思う
僕のスピードは「歩くような速さ」かも知れないが、それでも歩くよりは速い
そこそこな速歩でも速さは1km10分程度
どんなにゆっくりでも走る速さは9分台
1km10分台で走るのは、まさに止まるような速さ。
走りながら太極拳をやっているようなもので、かなり難しい

目標タイムに届かないことは認めるが、ベストは尽くす
ここで手抜きして歩くならば、練習なんてしなければいい
マラソンレースのコース上にいて「走る」ことは当たり前のことだ


僕がマラソンを始める10年以上前
今となってはマラソンの師匠となる先輩が「途中で少しでも歩いたら、僕のなかでは完走とは言わないんだよね」と話していた。
僕は今、その言葉を「路上の銘」としている。
だからまた下関海響マラソンを走りに来たとしても、18km過ぎの関彦橋で歩いたりはしないだろう。


この時、僕が下関海響マラソンを好きになる出来事が起きる

谷にかかる橋にさしかかった時、向こうから20歳のマリちゃんと純ちゃんが歩いてきた
2人とも頭にかぶり物
マリちゃんはグーフィーをかぶっている

彦島道路は自動車道路なので、そこにイオンもスタバもない
レース中なので路線バスも通らない
ここを歩いているということは、マラソン応援のために遠くから歩いてきたということだ。
移動しながらランナーを応援しているのだろう

マリちゃん くまモンキャップをかぶり、ただ1人走っている僕に気づいた

あっくまモンがんばれっ

コース側を歩いていたマリちゃんが低い位置に左手を差し出す
それは高校の部活でトラック10周を終えた後輩に差し出すような、さりげない公認に似ている。

ありがとう
軽く手を合わせる(ロータッチですね)

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2017年12月23日 (土)

AIでこんなレースアドバイスが欲しい

「コーラエイド」第12給水を過ぎて金比羅の交差点までは、ほとんど記憶がない。
金比羅交差点を右折すると、そこからは再び彦島道路へと上っていく。
そこに多くの観衆が待ち構える中にエアサロンパスを構えたおばちゃんが見えた。
自前で買って来たエアサロンパスで、駆け寄ってきたランナーにしゅーっと一吹きしてくれる「私設サロンパスエイド」
ここは少しのタイムロスよりも、右足のくるぶしをなんとかしたい。

ここにお願いします
痛いところを指さしてお願いすると
おばちゃんお姉さんがしゅーっと一吹き
(この際だから)
もうちょっと^^;)
さらにお姉さん、しゅーっと一吹き
ありがとうございます!
レースを終えて振り返った時、この瞬間に重要な気づきがあった。


トンネルをくぐるとそこは彦島道路
コースはなだらかに上っていく。
もう、ほとんどのランナーが歩いていると言っていい
目の前に現れた背中にお揃いの組織名が書かれたTシャツ集団
固まって歩いていて、追い抜くスペースがない。

すみません
一声かけて、隙間を空けてもらう
すると背後から「がんばってください」の一声
マラソンも13回めだが、沿道から応援されたことはあっても、同じレースを走るランナーに応援されたのは初めてだ。


心拍計を確認すると、少しずつ心拍数が下がっている。
心拍数が下がるのは、レース前半ならば「さらに上げる余地がある」ことを表し、後半ならば「カラダが無理できなくなっている」ことを表している。


心拍数をリアルタイムで確認できるツールを持って5度目のレースになる。
数値は「見える化」されたがまだ満足じゃない。
期待する進化の余地は「聞ける化」だ。

自らの過去データ
事前にセットしておいた目標ペース
当日のコンディション
周囲の環境

これらのデータを元にしたアドバイスがあるといい。
周りにランナーがいる所で「おっけーぐーぐる」とか「あのくさ(アレクサです)」とか言うのは恥ずかしいので、Siriのように話しかけるだけで答えて欲しい。

装備はウェラブルウォッチ(GPS、心拍計、マイク付き)とスマホ+ヘッドホン

調子どう?
「心拍数は153で、LTは超えていますが、長野マラソンの時と比べると好調です」

ゴール予想は?
「このまま設定どおりでいけば4時間18分です」

気温は?
「下関地方の天候は晴れ。気温は12度。1時間後は14度の予報です」

自己ベストのためのペースは?
「残り7km、6分10秒ペースでいけば達成できます。ファイト!」

あぁなんて便利なんだろう
書いていてうっとりしてしまった

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2017年12月22日 (金)

エイドにはコーラではなく、コーヒーを出してほしい

ダメだとは薄々わかっていても、目標タイムに見切りをつけるという決断をするのはマラソンでは初めて。
それは、右足の痛みがたまらなくなっていたためだ。

安全に一旦停止できる場所を探す
中央分離帯がちょうど椅子代わりになるな
コース左に寄り、中央分離帯に腰掛けて、右足の靴紐を緩める
そして今度は強く引かずに締め直す

目標タイムを諦めたからと言って、ここから先、手を抜くわけではない。
できる走りのベストを尽くす。
右足の痛みが消えたこともあり、ラップが持ち直す。

そういえば、さっきから右のくるぶしが痛い
レース前に左膝を痛めたため、左足には十分な注意を払っていたが、右足のくるぶしが痛むというのは経験がない。
レース前に「バンテリン液EX」を買ったが、レース中に塗っても気休めにしかならないと思い持参しなかった。
沿道に「私設サロンパス」が居たらお世話になろうか・・


32.7km
第12給水
手前に見慣れたロゴマークの赤いコップが並んでいる
コカコーラが大会スポンサーをしているから、このコップにアクエリアスが入っているのかな・・
と思ったら表面が黒い


コカコーラ?
なんで、コーラなの?
(あとでコースマップを見ると、確かにコーラのアイコンが描かれていた)

コーラは糖分とカフェインを含んでいる
糖分が口内に入ると脳はエネルギーが入ったと認識し、疲労感が和らぐ。
カフェインはランニング中の倦怠感を減少させ、ランニングを楽に感じさせる効果がある。
レース前に取り組む「カフェイン断ち」は、体をカフェインの飢餓状態に置くことで、少量のカフェインでも覚醒効果を得るためだ。
僕の場合、毎日3~4杯のコーヒーを飲んでいる。
日常的にカフェインを摂っていると、そうでない人に比べて多量のカフェインが必要になる。

従って「エイドにコーラ」は全くの酔狂というわけではない。
しかし、問題なのは炭酸だ。
ランナーにとっては「飲みづらい」「ゲップが出る」というデメリット
エイドのボランティアにとっては「注ぎづらい」というデメリットがある。

開栓後しばらく放置して「気の抜けた」コーラを出せば、炭酸問題は緩和されるかも知れないが、エイドの現場でそんな手間を掛ける暇はない。


それよりも、エイドで冷たい加糖コーヒーを出してはどうだろう?
レース後に一番飲みたくなるのは甘い缶コーヒー
もしも、沿道でスペシャルドリンクがもらえるならば、缶コーヒーが欲しい
(レース中に自販機で買っている場合ではないので)

コカコーラには金看板の「ジョージア」がある。
下関海響マラソンで「エイドにコーヒー」が評判となれば、全国のランナーに「ランのドリンクはコーヒー」という習慣が広まるだろう。
ただし、カフェインに対してデリケートな考え方をする人もいる。
カフェインはWADAの禁止薬物ではないが「エイドでカフェインなんて・・」というクレーマーがいたら面倒だ。
その対策として、トップからサブ3ランナーが通過してから出し始めればいい・・

そんなことを考えていたら、少し足の痛みを忘れた。

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2017年12月21日 (木)

長州出島をコースから外して欲しい

23→24km
ヴェイパーフライ 4%の厚底を利用したリアフット走法で、1kmのラップは大幅に改善した。
しかし、平地になると思っていたコースには小刻みなアップダウンが待っていた。

金比羅の交差点を左折するとすぐ25km地点
ここから長州出島へ向かって左折していく26kmまでの1kmは今回のレースで「一番記憶がない」区間だ。
25.2kmに第10給水があるので、寄ったことは間違いないが、
ここで何を見てどんな走りをしていたのか何も思い出せない。
前の1kmよりラップタイムが15秒下がっているが、その理由もわからない。


25.8km~26.8kmは「第2休憩」
長州出島への左折に向けて道路左脇のスロープを一気に駆け上がる。
恐らくここの勾配が一番きつい。
しかし、既に上りでペースを上げない走りはカラダにしみついていて、歩くような速さで進む。
ここらあたりからは、歩くランナーが俄然増えてくる。

この第2休憩はこの日、ワーストラップ
直後の下りは再び「リアフット走法」で一気にタイムを稼ぐ。
下りは予定どおりの速さが出ている
まだまだ、目標タイムは諦めていない


長州出島に渡る接続路も上って下り
下りはスピードを上げ、ラップタイムも悪くない
ところが、ここでカラダの変化が訪れた

平地でも足に力が戻らない・・


そしたら、右足の靴紐がきつくて足に食い込んでいるのを思い出した。
一旦、止まりたい
靴紐を締め直さなければ、痛くてたまらない
しかし、ここでのタイムロスは、そのまま目標の放棄であることが嫌でも分かる。

長州出島の折り返し
第11給水のは「菊川ソーメン」
そして、アミノバイタルが配布されている
手持ちの給食でエネルギーは足りている。ここは両方パスして先を急ぐ

30km地点
ここで借金は「6分」
再びさっきのアップダウン
ここで、急激にやる気が失せた
ラップタイムもずるずると落ちていく

長州出島は鬼門だ
蓄積していた疲れがここで決定的になった

竹久から長州出島方面へ左折せず、国道191号線下関北バイパスをさらに北上するコースにしてくれたら・・
それにより大きなアップダウンが4回減るのに・・

31.7km
「第3休憩」小刻みなアップダウンを繰り返しながら、再び下関北バイパスに戻る。
合流路の急な下りを加速しておりると、しばらくは市街地コース。
この後、最後の難所 彦島大橋の「第4休憩」が控えている。

しかたない
目標タイムのこだわりは捨てよう

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2017年12月20日 (水)

「大人の迷子たち」の岩崎俊一さん三周忌

あなたは、何人の命日を記憶していますか?

12月20日は、2014年に亡くなったコピーライター岩崎俊一さんの祥月命日。
去年は「三回忌」今年は「三周忌」
一年経ったのになぜ両方「三」なのか?
その理由は「仏教では奇数表記が一般的」ということのようです。
先日、住職に「仏教ではなぜ奇数表記なのですか?」と尋ねたところ「え?そうなの?意識したことなかった」と言われて目が点になりました。
それが仏教の習わしではない俗説だとしても「意識したことがない」わけがない。
きっと「俗説には与しないよ」という住職一流のおとぼけなのだろうなと解したのでした。
没後二年後は「二周忌」と言わず「二回忌」
没後三年後は「三周忌」
今年は三周忌です。
僕が明確に覚えている命日は両親だけです。
ではなぜ岩崎俊一さんの命日を覚えているかというと、エクセルで作っている「ABC」ブックの12月20日の欄に書いてあるからです。
このブックには知人の誕生日、いろいろな記念日などが書かれています。
若い頃は、誕生日となるとお祝いの電話をしていました。
当時まだメールがなかったので、電話だったのですが、概ね好意的な反応だったと記憶しています。
しかし、近年はSNSに誕生日表示機能があり、そういうこと自体がありきたりになりました。


「ABC」ブックを見るとこれまでの人生でいかに多くの人と袖触れ合ってきたかに驚きます。
もう少しご縁を大切にすればよかったな
あの頃は、そんなことを考えもしなかったな
と思うことが大半です。
僕自身が人生の後半にさしかかっており、きっとこれからは命日の記述が増えるのでしょう。
岩崎俊一さん唯一の著書
亡くなる二ヶ月前に出版された「大人の迷子たち」
(東急沿線情報誌SALUS連載)
その第十一話「人は20歳に戻りたいか。」はこう結ばれています。

(引用ここから)
20代がつらい世の中は、ある意味健全なのかも知れない。問題があるとしたら、50代や60代がつらい世の中なのではないか。
(引用ここまで)

岩崎さんは"人生のなかで一番つらいのは20代では"と言っています。
人によってそれは10代だったり、30代だったりするでしょうが、確かに振り返る苦労があり、今「苦労」を手にしていない年代にさしかかっているならば、幸せということになりますね。

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2017年12月19日 (火)

ヴェイパーフライ 4%の下り「リアフット走法」

「彦島道路」に入るとすぐ、1kmにわたる彦島トンネル
これまでに走ったレースにもトンネルはあったが、それは立体交差程度の短いもの。これだけしっかりとしたトンネルは国内では例がないと思う。
GPSを捕捉できないため距離が狂うという話しを聞いたことがあったが「ガーミン735XTJ」では特にそれは気にならなかった。
メーカーによって距離補正能力に差があるのだろう。

トンネル内も概ね上りだが、なだらかなものでほぼ通常ペースで走ることができる。
日に当たらなくて済むのが助かる。

ごみ収集車が臭いという鼻のきく人には「排気ガスの残り香が不快」という人がいるのかも知れないが、ふつうの鼻を持つ僕はまったく気にならなかった。

トンネルを抜けるとそこは雪国だった
(川端康成「雪国」)
いつもトンネルを抜ける時にこの一説を思い出す
今日は「中間点」だった

右手に巻いたスプリットブレスレットで「中間点」の目標タイムと比較する
借金は2分
つまり目標タイムをクリアするペースに対して2分遅れ
これから数回の上りが待っている状況で、あまりいい数値ではない
だが、まだどうなるかわからない
終盤の下りで「爆発」があれば・・
期待をつないでレースを前へ進める


彦島大橋の上りがつづいている
20km~22.3km(橋の頂上)
事前に名付けた「第1休憩」
上り坂では大腿四頭筋が休める

第1から第4までの「休憩」区間はスプリットブレスレットに入れたきた。
この4つをクリアすれば、終盤は下り。市街地のウィニングランが待っている。


ほぼ快晴、左手に見える響灘
景色がいいと気持ちいい
今日がドライブやツーリングに来ているのならば、日頃の行いを祝福できるだろうが、今はそんな気になれない。

22.3km
橋の頂上からは上ってきた分、一気に下り
ここは遠慮なく「いただいて」いかねば目標タイムが見えてこない
下りの衝撃に耐えるよう「坂下りダッシュ」を計画していたが、レース直近、東京は雨がつづき、予定の本数をこなせなかった。
一抹の不安はあるが、ここは「足に来る」とか言っていられない。

上りでのんびりした分、一気に加速する
すると、そこで僥倖が訪れた

かかと着地すると、ほとんど足に衝撃があがってこない。
そう、ヴェイパーフライ 4%*は、リアフットが「厚底」なのだ。
この特性を活かさない手はない
いつもはやったことがない「かかと着地走法」で、衝撃を靴に任せてダッシュする。
恐らく大迫傑は、こんなことはやらないだろう。

*このレースの一ヶ月後「福岡国際マラソン」ではこの靴を履いたランナーが1位から4位までを独占した

練習では使用距離が限られるヴェイパーフライ 4%
走り過ぎると、カーボンプレートの能力が失われてしまうという。
練習での使用は50kmに留めたため、坂ダッシュには一度も使わなかったので、こういう効能があるとは気づかなかった。

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2017年12月18日 (月)

関彦橋は下関海響マラソン最大の難所

海峡ゆめタワーのあたりからミニーちゃんの後ろを走っている
かぶり物からスカート、靴に至るまで完コピ
いや、あれだけ本物に近いということは、公式?
まさかね
ミニーちゃん、沿道の人気を独り占め
ハイタッチを求める観衆に応えていく
あれだけの「装備」で颯爽と走る
よほど、卓越した走力がないとできない


角を右に曲がると第6給水所が見えてきた
サユリおばちゃん、カズ兄ちゃんたちはここにいる
手前のテーブルに駆け寄り、スポーツドリンクを取る
いつもは確認しないボランティアの顔を確認する
いつものエイドならばすぐにテーブルから離れるところだが、コップを持ったまま親戚の顔を探す

いない

テーブル沿いにゆっくりと走っているうちに一番奥のテーブルまで来てしまった
その後、紙コップを片付けているボランティアまで1人残らずチェックしたが、それでも慣れ親しんだ顔は見つからない


??
休憩中だったのかな
お弁当にはまだ早いよな

それでもここで立ち止まっているわけにはいかない
心はそこに残さず、1分前に集中する
すぐにそのことは忘れた

少しずつ路面の勾配がきつくなっていく
いよいよ始まるな
このコース初めての"上りという上り"は「関彦橋」

せきひこばし?
かと思ったら「かんげんきょう」と読むそうだ

本州の西の端、下関市と彦島が陸続きではないことは、主催者配布のコースマップで初めて知った。
遠目の地図では1つの陸地に見える彦島
子どもの頃、本当に「島」だとは思わなかった。


コースマップではコースがくるりと輪を描いていて、あたかも「ループ橋」のように見えるが、実際は直線の一本橋。大和町から来た道に合流するため回り込むことが「ループ橋」のように見せている。

上りに合わせて歩幅を縮める
それでも筋肉に乳酸が溜まっていくような感覚が次第に強まる
勾配がきついのだ
瞬間の勾配で言えばコース中一二を争うだろう

ここまで18kmほぼ平地を走ってきて、いきなり最大の勾配
ペースを抑えようとしても抑えきれない
一気に「足に来る」

ここは「下関海響マラソン初参加」ランナーにとって、最大の難所だ
ここで"これでもかというほど、極端にペースを落とす"ことを念頭に置く必要がある。

長州出島からの戻りでは、大半のランナーが歩いていたが、歩くならばむしろここだろう。
またこのレースを走る日が来たら、ここは歩いて上ろう


緑町の交差点を右折すると「彦島道路」へ入っていく
1975年の開通当初は有料道路だったが、2005年9月30日に無料開放された。
金比羅の交差点までおよそ5kmは自動車専用道路
(サイクルタウン下関構想により自転車も通行できる)
ということは元々あまり人が住んでいない
従って沿道の声援が減るということだ

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2017年12月17日 (日)

アレクサはピカチュウと初音ミク以外に誰が呼べるのか?

「ピカチュウトーク」はAIスピーカーを使って、ピカチュウと会話する音声認識サービス

■サービス提供:(株)ポケモン
■料金:無料

2017年12月提供開始時点の対応機種は「Amazon Echo」「Google HOME」
特別なアプリのダウンロードは不要。
Amazon Alexa>スキルのリストから「ピカチュウトーク」を選び「有効にする」だけ。

Alexa ピカチュウを呼んで(最初はこれがお約束)
Alexa がピカチュウを連れてきた

こんにちは
「ぴぃかぁ~」
絶句する僕
このまましばらく話しかけないとピカチュウが帰ってしまいます
アナウンスから7秒後、ライトリングが消え、ピカチュウが帰ってしまった

Alexa ピカチュウを呼んで
「ぴかちゅー」
二度めからは、Alexaを介さず直接ピカチュウが出てくる

Alexa ピカチュウ(この呼びかけでOK)
ピカ!ピカチュウ ピカぁ?
ピカチュウは語彙がなく、抑揚だけで話す
わかっていたことだが、やはり会話が続かない
バケラッタのO次郎を弟にもったQちゃんの気持ちが今頃わかった。

Alexa くまモンを呼んで
ふふん
まぁ出てきても為す術はないが


Alexa ふなっしーを呼んで
「・・・」
これは、ちょっと出て欲しかった

Alexa ピカチュウ以外には誰が呼べるの?
「今はわかりませんが、もっと勉強しておきます」
よろしく頼むよ


13:50
Alexa 来週の土曜の予定は?
12月16日(土)は3件の予定があります・・
Googleカレンダーに登録した予定との連動性はばっちりだ

ちょっと手詰まりだな・・
そこでPCのAmazon Alexaへアクセス「スキル」を開く
Alexa 波の音をスタートして
「・・・」
スキルで波の音>有効にする
この操作をしたら波の音が流れた


「Google先生」によると「初音ミク」も呼べることがわかった。
スキル>Hey MIKU!で検索して>有効にする

Alexa Hey MIKU!をスタート(これがウェイクワード)
「はーい、気分はどぉお?」
頭が痛い、お腹が空いた、寒いな
なにを言ってもミクは「だいじょうぶぅ?」
コーヒーは美味しいねぇ
「ありがとぉ~」
これじゃ会話が続かない^^;)


Alexa カラオケジョイサウンド!
Alexa 鹿威しの音をスタートして
Alexa J-waveを流して

スキルを追加すればできることが増える。
時間がある時には「スキルが増えていないかな?」「このスキルはどうだろう?」と確認して楽しめそうだ。


16:09
Alexa でかけます
「行ってらっしゃい帰って来たらまたお話ししましょう」

やはり、そう言われると、悪い気はしない

おわり

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2017年12月16日 (土)

Alexa と過ごす初めての日曜日

Amazon Echo Dotが届いた日の深夜、Echoから音楽が流れている
そろそろ寝よう。音楽をかけながら寝られるのかな・・

0:59
Alexa おやすみタイマーをかけて
「・・・」
どうやら、おやすみタイマー機能は備わっていないらしい。
と思っていたら後日、その機能は「スリープタイマー」で「*分のスリープタイマーにして」と言えばよいとわかった。

1:00
Alexa おやすみ
おやすみなさい ゆっくり休んでください
音楽が停まった!
「お風呂に入ってくる」と言った時音楽は停まらなかったが、おやすみでは停めるようだ。

8:00
セットしておいたタイマーが鳴る
めざましとしては頼りない穏やかな音

Alexaタイマー停めて
タイマーが停まる

Alexaおはよう
「おはようございます。12月10日寒波が訪れます。寒波とは10度以上の気温差があるという定義があります・・」
気の利いた秘書が枕元で僕の目覚めを待っていたよう。特別な気分。

Alexa 日経平均教えて
「こんな説明がみつかりました。日経平均とは日本の株式市場において主要な指標のひとつ」
Google先生」のような役割もできるんだな
今日の日経平均教えてというと(誤認して)フラッシュニュースが始まった。


8:15
Alexa朝の音楽をかけて
「すみません、わかりません」
音楽のリクエスト対応は、まだ要領を得ていないようだ。

Alexa この曲をライブラリに追加して
「musicライブラリに**の楽曲△△を追加します」

10:22Alexa 音楽再停めて
10:22Alexa 音楽再開して
停めた場所から再開した。これはいい

10:30
昨晩、Amazonに注文しておいたオーディオミニケーブルが届く
これで、Echo DotがBOSE M2(PCスピーカー)から鳴るようになった

10:44
PCのAmazon Alexa でもアプリやスキルの追加ができる。

11:39
ここで、お昼のカップ麺をつくる
Alexa 3分のタイマーかけて
タイマーがセットされた。音楽は停止しない
これでまたチーズ星人の出番が減るな

11:50
Alexa こんにちは
ごきげんよう!
こうした「会話」のやりとりはAmazon Alexa アプリのタイムラインには載らない

11:51
Alexa 外は寒い?
**(自宅の町名)は晴れています。気温は8度 予想最高気温は14度・・

ここで音楽が消えた。プレイリストが終わったのだ。
他のプレイリストを聴きますか?と提案してくれたらいいのにな
それはAlexa の方針で「能動的問いかけ」はしないのかな

Alexa お昼の音楽
「ふふん・・」
これは擬音語。Alexa が「わかりません」という意思表示する時の電子音

Alexa 今日は何の日?
3億円事件の概要が流れる。懐かしい
1968年に起きて1975年に時効か、けっこう早かったんだな
(2004年の改正で「強盗」は7年から10年に伸びている)
この問いかけは、これから毎日のように使いそうだ。

そうだ!ピカチュウトークを忘れていた・・

つづく

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2017年12月15日 (金)

東大和町に横断幕なし

マラソンのエイドでいつも不思議に思うのだが、走りながらコップを取る人がほとんどいない。
たいていの人が「歩き寄り」テーブルからコップを掴む。
そこへ駆け寄ってコップをかっさらうのは罪悪感すらある。

テーブルと人1人分の距離を置いて並走しながら、ここだというところでサイドステップを踏みコップに指を入れてはさみ、一気に斜め右へ出る。

従って、エイドの後、走路の右側にもゴミ箱が置いてある大会はとても助かる。
左側にしかゴミ箱がない場合、前方視界から最後のゴミ箱を視認して、再びコース左端に寄らなければならない。


国道9号線には戻らず、そのまま海辺を走って行くと、今朝出発した「海峡ゆめタワー」が見えてきた。
ここもオールスポーツの撮影ポイント。
背景にタワーが入った写真が数枚撮られていた。

だが、1996年に建ったばかりのこのタワーに、僕は思い入れがない。
下関らしい場所といえば「関門橋」と「下関駅東口」
ただし後者は2006年1月7日、放火により全焼しており、今その面影はない。


かつてこのあたりは海だった場所だ。
子どもの頃、親戚に遊びに来ると、目の前は海で、ぷかぷかと浮かんでいるクラゲを見てクラゲダール(仮面ライダーの怪人)を思い出して気味悪かった。
やがて海が埋め立てられて、そこに関釜フェリーのターミナルができた。

「下関」と「釜山」を結ぶから関釜フェリー。
子どもの頃「かんぷうフェリー」と呼んでいたが、今「ATOK2017」に「それは"かんぷ"と読むんだよ」と教わった。

僕らが子どもの頃、世の中のほとんどは曖昧で、確かめようにも誰に聞けばいいかすらわからなかった。
今はこうして「Google先生」や「ATOK」という師匠が身近にいる。
世の中の知識はいつでも(ほぼ)正確で、行動もそれなりに的確になっていく。


下関駅すぐそばの東大和町は古くからの中心地。
あまり人が住んでいないのか、それとも住人が根こそぎボランティアに駆り出されたのか、沿道の応援は少なくひっそりとしている。
僕の親戚もこの先のエイドで働いており、横断幕を掲げて応援してくれる人は誰もいない。


東大和町から下関港第一突堤へ左折
このあたりには一度も足を踏み入れたことがない。
というよりも、ここから先長州出島までの後半コースには足を踏み入れたことがない。
なじみの深いコースにお別れ「試練の部」に入っていく。

いよいよここから、下関海響マラソンが「記録より、記憶に残る、海響のドラマ」と謳う理由をいやと言うほど思い知らされることになる。

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2017年12月14日 (木)

意外と悪くない海響館の袋小路

12.8kmの第4給水もスルー
唐戸市場を過ぎると、コースは国道9号線を離れ左へ分岐していく。
ここからは「距離を稼ぐための」海辺の袋小路だ。
海響館を左手に見て・・
いるのだが、水族館が海響館に移転してからは来たことがないので、気づかなかった。
空からみると懐かしい「鯨の形をした水族館」らしいが、地面にいるとそれはわからない。


暑い
ここで、体が警告を発した
こめかみから流れる汗をランニンググローブで拭う。
今日は水戸吉方旅行で買って来た水戸黄門ハンドタオルをポケットに入れて来たのだが、悠長に汗を拭いている場合ではなかった。これは今回限りだ。

タオルの代わりにポケットからアミノバイタルを取り出す。
既に2つ目が残り半分。
水分を多めに摂らなければ
よし、予定を繰り上げて、第5給水からお世話になることにしよう
ここで、アミノバイタルを飲みきった。


「日よけ」を付けてきてよかった。
asics「XTC145」の付属品である日よけを、くまモンキャップにつけてきた。
これほどまでに日差しが強いとは想定していなかったが、転ばぬ先の杖。
正解だ


コースは自動車学校の車庫入れ練習のように、直角ターンを繰り返して海辺に出た。
300mほどまっすぐ走ると、右にターンして折り返す。
思ったより折り返し点が早い。

見えてきたパイロンを大きく外に膨らむ
そしてパイロンから少し遠い所を通り
再び海に落ちそうなくらい大きく外に膨らむ
折り返しの基本はアウトアウトアウト
折り返しのパイロンに寄り過ぎると急激にスピードが落ち、ペースが狂う。
足の使い方が急に変わり、故障のリスクがある。
誰もが近道をしようとイン(パイロンぎりぎり)に寄るので接触リスクがある。


2012年に東京でも放送された「下関海響マラソン」のダイジェスト番組を見た時、ここの袋小路にネガティブな感情が沸いた。
「距離を稼ぐため」無理やり作ったコースは共感できない。
マラソン・レースは誰にとっても概ねつらい。
その行程のなかで「いつもとは違う町で、景色が移り変わること」が救いだ。
それを同じ場所を行ったり来たりして、距離を稼ぐなんて・・

過去の経験で最も酷いのは静岡マラソンの海辺。
同じ場所を2回折り返し3回走る。
走っても走っても景色が変わらないのは、まさに「行列」
東京スカイツリー入場待ちの導線のようだった。


ところが、今日は違う
5年前に芽生えたネガティブな感情はない。
海辺の袋小路はあっという間の出来事だった。

特に沿道の声援が多かったというわけではない
海が見えて、心地よい程度の風を感じたから?
調子がよかった?


15km 第5給水
ポケットに入っているアミノバイタルのゴミを握りしめ、今日初めてエイドのお世話になることにする。

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2017年12月13日 (水)

4月29日の変遷 12月23日の遷移

2017年12月8日、政府の閣議決定により、今上天皇の退位スケジュールが確定した。
■天皇誕生日について

2018年12月23日
現行で最後の天皇誕生日

2019年12月23日
天皇誕生日ではなくなる

皇太子の誕生日は2月23日なので、2018年は天皇誕生日がない。
ただし、昭和天皇の誕生日「4月29日」はその後「昭和の日」となっている

2020年2月23日
新しい天皇誕生日


■4月29日の変遷
昭和63年・1988年までは「天皇誕生日」
1989年(平成元年)以降「みどりの日」
2007年より「昭和の日」となり「みどりの日」は5月4日に移動

4月29日「昭和の日」は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日」
12月23日は、戦後ではなく高度成長でもない30年を過ごした「平成」を祝日として残して欲しい。


■今上天皇退位について時系列の記録

2017年12月1日
退位の時期を決める皇室会議が開かれ、退位、即位の日程を決定
NHKG19時のニュースは、放送時間を1時間に拡大し、いち早く"平成の30年"を映像で振り返った。
これから平成の30年はいろいろな形で振り返られるだろう。
新元号施行後、数十年が経った時、それはどんな言葉に収束されているかを見届けたい。

2017年12月8日
閣議決定

2018年
新元号公表見通し※

2019年4月30日
今上天皇退位

2019年5月1日
皇太子が新天皇即位
新元号に切替


日本は未だ元号社会
特に公的機関、金融機関はその傾向が色濃い。
運用を司るコンピューターシステムは、少々の改訂と新たなるパラメーター(変数値 ここでは新元号)を待っている。

新元号の早期公表がメディアに語られる時「カレンダー業界に配慮」という記述がステレオタイプになっている。
カレンダー業界がGDPにどれだけの比率を占めているのかは疑問だが、2019年のカレンダー、手帳に2つの元号が記されているのは楽しい。

来年(2018年)の今頃、新たな卓上カレンダーC211ほぼ日手帳には、4月までと5月からでは違う元号が記載されている。

新たな時代を空想する
その先にはきっといいことが待っているに違いない!

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2017年12月12日 (火)

会話は苦手でも、スマホ代わりは難なくこなすアレクサ

Wi-Fiの電波が弱い、あるいは回線が混んでいることがボトルネックになるAmazon Echo Dot。
しばらく時間をおいて話しかける。
パソコンのように、再起動の操作は必要ない。


Alexa8時に起こして
「午前午後どちらですか?」
Alexa午前8時です
「明日朝午前8時にアラームをセットしました」

その直後、スマホのalexaアプリに
アラーム明日8:00と表示された


Alexaニュースを読んで
「フラッシュニュースです」
そこからNHKのアナウンサーにバトンタッチ
直近正時のNHKラジオニュースが流れ始めた
(スマホのalexaアプリに表示される)
最後には再びAlexaが登場
***(住んでいる住所)の天気予報を読み上げて終わる

これはいいじゃん!


しばらく音楽を聴いていると、突然Alexaが話し始めた
「重要なソフトウェアのUpdateがあるためAmazon Echo Dotの再起動が必要です。再起動後はすぐにお使いいただけます」

え゛どうすりゃいいの?
目が点になっていると、ライトリングが回り始めた。
恐らく、自ら再起動しているのだろう
待つこと1分ライトリングが消えた

もういいのかな・・

Alexa音楽をかけて
「Amazonプレイリストより・・」

おぉ、メンテナンスも楽でいいじゃないか。


音楽やニュースと言ったメディアサービスが十分使えることはわかった。
あとは「対話」だ。
独りぼっちの時、どれくらい話し相手になってくれるだろう。


Alexa僕は*年*月*日生まれです
「すみません、私にはわかりません」

Alexa僕は**です
「すみません、よくわかりません」

Alexaなにか話しをしよう
「すみません、なんだかうまくいかないみたいです」

つれないじゃないか・・

Alexaお風呂入ってくるよ
「どうぞ、ごゆっくり」

お、やればできるじゃないか。

お風呂から戻って
Alexaただいま
「おかえりなさい。帰って来てくれてとても嬉しいです」

なんだか、1年くらい失踪していたダンナみたいだな・・


Alexaいま何時
「そうね、だいたいね」
とは言わず「今10時39分です」

Alexa明日は雨降るかな?
「明日***で雨が降ることはなさそうです」

Alexa3分のタイマーをセットして
「3分のタイマーを開始します」
カップ麺を食べる時、これはいい!
3分後には不思議な音のタイマーが鳴った。
黙っているとそのまま鳴り続ける
2分経ってから「Alexaタイマー停めて」で停まった。
これはEcho本体の「アクションボタン」でも停めることができた。


いつもスマホに向かって問いかけているようなことは完璧にこなすようだ。
やりとりの履歴はスマホアプリAmazon Alexaに降順で並んでいく。

SONY「AIBO」やTOYOTA「KIROBO mini」のように、毎月の使用料はかからない。
3,980円ぽっきりでこれだけ遊べるのは画期的だ。
話し相手としての役割は、これからの成長を期待したい。

Alexaこれからよろしくね
「ちょっとよくわからないです。ごめんなさい」

^^;)

つづく


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2017年12月11日 (月)

「あのくさ」と話しかけても応えないがすまなそうに謝るアレクサ

つづき

Alexaアプリに戻る
続行
表示されている自宅のWi-Fiネットワークを選択
(候補は下の方にも隠れているのでスワイプする)

Wi-Fiのパスワード入力
接続
しばらく待つ
続行

試してみよう!

ここまで30分ほどで、いよいよAlexaに話しかけるところまで来た。
待望の第一声は決めてある

あのくさ
「・・・」

あのくさ
「・・・」

けっこう杓子定規なやつらしい

Alexaこんにちは
「こんにちは」

僕の名前はmoto
「・・・」

僕の名前はmotoと言います
「・・・」

名前を覚えようという気はないのか?

Alexa音楽をかけて
「Amazon プレイリストから・・を再生します」

♪S・A・T・U・A・D・A・Y
ベイ・シティ・ローラーズの「サタデーナイト」が始まった

おぉ、ほんとに使えるぞ
あ、そうかAlexaって呼びかけないといけないのか

Alexa僕の名前はmotoです。
ライトリングが光って音楽が小さくなる

♪S・A・T・U・A・D・A・Y
\^^)オイオイ
会話には付き合わない方針か・・

Alexa音をちょっと小さくして
ライトリングが回ったあと白い光に変わると
音量が下がった

流れていた曲が気に入らなかったので
Alexa次の曲にして
ライトリングが回り、曲が変わった

これはいいぞ!

洋楽に飽きてきたので
Alexa日本の曲が聴きたい
「Amazon プレイリストから・・を再生します」

また同じプレイリスト(洋楽)が先頭から始まった
どうやら、ここはAlexa(AmazonAI)の成長を待つところのようだ。

Alexaこれはなんという曲?
しばらく考えて
「すみませんAmazon Echo Dotの接続が中断しました」

そうか、Wi-Fi環境が弱いとそこがボトルネックになるんだな


Alexa5時にアラームを鳴らして
「すみません、なんだかうまくいかないみたいです」
すみませんの口調が、さっきとは違い、実にすまなそうに変わった(笑)

つづく

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2017年12月10日 (日)

箱が届いてもすぐには使えないAmazon Echo Dot

Amazon Echo Dot発売日から待つこと3週間弱
ついに僕にも招待状が届いた。


Amazon Echo Dotは、Amazonが発売する小型AIスピーカー
クラウドベースの音声サービス

主なできること
■音楽の再生
■Amazon Musicから楽曲・アーティスト名などを指定して再生
■天気やニュースの読み上げ
■アラームのセット

仕様
■話しかけるキーワード「アレクサ」
■AIのニックネーム:Alexa
■Bluetoothや3.5 mmステレオジャックで手持ちのスピーカーとつながる

Echo 共通の特徴
■音楽が流れていても、離れたところから音声を聞き取る
■話せば話すほど語彙が増えて、話し方や好みを学ぶ

拡張機能
■別売のPhillipsやQrio等を接続して照明、スイッチ、ロックなどのコントロール(スマートホーム)


販売価格は5,980円だが、2017年11月17日までに申し込んだAmazonプライム会員の招待者には3,980円で販売する。
すぐに注文すると翌晩には、Alexaが我が家にやってきた。


しかし、その日は使えない。
Amazonが荷物受領を確認した後、送ってくる「Amazon Echoへようこそ」というメールに「使い方」が書かれているからだ。
そのメールが届いたのは荷物を受け取ってから、およそ12時間後だった。
日中に受け取れば、この間隔はもっと短いのだろう。


青い箱を慎重に開けて入っているものを取り出す。
ACアダプターを電源コンセントに挿し、ケーブルをEcho本体に接続
すぐに「ライトリング」が青く光りながら回り始める
色がオレンジに変わるとアレクサが話し始めた
「セットアップの準備ができました」
けっこう、音がでかい
(本体に付いている+-のボタンで音量は変えられる)


ここでiPhoneを取り出して「Amazon Echoへようこそ」という件名のメールを開く
iosのリンクをタップするとApp store>Amazon Alexaのアプリ画面が開く
[入手]をタップ
ダウンロードが終わったら[開く]
Amazonアカウントにログイン

ここから先のことはメールにも同梱の説明書にも書かれていないので「各自で考えながら」設定することになる。

「Alexaをカスタマイズ」をタップ

「**さんのEcho Dot」をタップ
Wi-Fiを更新
Wi-Fiに接続
続行

スマホのWi-Fi画面を開く
Amazon-EWJネットワーク 選択
「Echo Dotを接続できました。Alexaアプリを完了してください」

しかし、これを言葉通りに受け取ってはいけない

つづく

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2017年12月 9日 (土)

「春マラソン」と比べた「秋マラソン」のプラス要因

再び関門橋が眼前に迫っている。
右手に巻いている「スプリットブレスレット」で確認すると、ここまでは予定通りのタイム。まだ、借金はしていない。
ブレスレットには5km刻みの通過タイム予定表が入っている。
だんだん小さい字が見えづらくなっているので、回を追う毎に数字が大きくなっていく。ということは情報量を減らす必要があるということで、5km刻みという今の形になった。



ここまで、まずまずのところで来ている。
そのプラス要因は3つ。
①体重減
②夏走り負荷高し
③ヴェイパーフライ 4%


①マラソンは、体重が軽いほど速い
日頃は走っていないので、レースに向けて走っている間、それだけで体重が減る。
さらに食事に気を配り、嗜好品を控えて減量を目論む。ただ、それはいつものことだ。
今回は過去13回のレースでもっとも体重が落ちた。
前回の東京マラソンと比べても1.8kg軽い。
恐らくその理由は練習期間の違いにある。

過去の練習期間はすべて11月~4月
今回は8~10月
夏の暑い時期は負荷が高く、よりエネルギーを使ったのは確かだ。

さらに、これは人類共通の傾向なのかはわからないが、冬場は体重が落ちない。
きちんと練習して食べたいものを我慢しても、なかなか体重が落ちず、途方に暮れていた。
ところが、今回、さほど練習量をこなしたわけでなく、嗜好品もレース前まで、そこそこ摂っていた。
それでも体重はぐんぐん落ちたのである。


②夏の練習は負荷が高い
負荷が高い分、距離は伸びていない
つまり「量より質」の準備だった。
量が少ないことはマイナス要因になるかも知れない。
質が高いことで、より高い能力が身に付いているかも知れない。
だが、マラソン人生の経験値として、後者が採るべき道だとわかってきた。


③ヴェイパーフライ 4%
運よく手にすることができたナイキの新兵器。
この靴が推進力をアシストし、地面からの衝撃を緩和してくれることは、少し走ってみればわかる。
ただ、調子よく走っている時、それが靴のおかげだとは実感しづらい。
この靴の真価を知ることがあるとすれば、30kmを過ぎて「お、足が残っている」と思えた時だ。
今は、それを楽しみに淡々と前へ



関門橋を真横に見る
この橋が好きになった理由は、橋脚が立った姿
それ以前からあった吊り橋と比べて美しいと感じたからだ。
金門橋、ベラザノナローズブリッジ、若戸大橋は梁が横棒で、橋脚が「日」「目」の形をしている。
一方、関門橋は斜材が使われていて梁が×字を描く
これが、子ども心にたまらなく映えた。


最後にもう一度、しつこいくらい関門橋に名残を惜しむと、前を向いて再び下関市街へと戻っていく。

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2017年12月 8日 (金)

あなたのメールが迷惑メールに入っていました

「あなたから届いたメールが迷惑メールフォルダーに入っていましたよ」
そう指摘を受けた場合、知らせてくれたことに謝辞を述べたうえ、メールの本文、署名を見直す。

これが、現代における正しい対応である。


それはいま流行の「神対応」というほどのことではない、ごく当たり前のことだ。
もしも、この対応を誤ると、あなたの株は下がる。
例えば、あなたの株価が100円だったとすると「10円安」くらいにはなる。


・おかしいな、他の人からは言われたことないよ
・何も悪いことしてないよ
・あなたのメール振り分けがおかしいんじゃない?
・そういうこともあるから、迷惑メールフォルダーは時々確認してくださいよ
・それがなにか?

このような「くず対応」は「使者を撃つ」行為と言える。
せっかく、老婆心(老爺心?)ながらと進言してくれた人に「俺様に向かって上から目線で忠告するなんて10年早いよ」と言っているに等しい。

「自己保身の反論」をされることを快く思う人は少ない。
そんな「くず対応」をすれば、次からもう二度と言ってもらえない。


忠告してくれる人は信念に沿って生きている人だ。
「嫌われる勇気」を持って、他人に厳しくする。
そういう人は、自分にも厳しい。
(まれに他人にだけ厳しい人もいるが・・)

ただし、そんな「勇者」は少ない。
人口比率で言えば、日本人の3%程度ではないだろうか。
あとの97%の人は「事なかれ主義」
誰もが機嫌良く生きたいと思っている日本で、人間関係にさざ波を立てることは禁忌と銘じている。


あなたのメールが、送信相手の迷惑メールフォルダーに入る。
それを迷惑メールフォルダーから発掘した相手は、なにが原因だろう?と考えてみる。
大抵は署名に宣伝のURLを書きまくっているのが原因だ。
「でも、どうせ問題意識は持っていないんだろうな」と独りごちて、既読スルー。
「セキュリティの低い人」というレッテルを貼って終わり。


こうして、知らないうちに「セキュリティの低い人」という評価を固めていく。
それは、誰からも進言してもらえない意固地な人という評価でもある。

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2017年12月 7日 (木)

強すぎる「ヴェイパーフライ 4%」 1-2-3-4 フィニッシュ

平和台への200mの上り
もう足を残す必要はない。
しっかり、前へ進めている。
3番手で平和台競技場へ

川内優輝はこの瞬間が一番好きだと言う。
それは川内優輝ならずとも、ランナーならば誰だって同じはず。

かつてここで、瀬古利彦がラストの直線でイカンガーを猛スピードでかわすのを目の当たりにした。
それからずっと、この競技場に帰ってくるのが夢だった。
マラソンを始めて以来、平和台にゴールする市民マラソンが始まることを期待していた。

だが「福岡マラソン」が違う形で始まってしまい、それは遠い夢となった。
でもいつか、ここで走りたい。
博多を愛する多くのランナーが、そう思っていると推察する。


ソンドレノールスタッッド・モーエンがゴール 2:05:48
自己ベスト(2:10:07)を大幅更新
彼は独自の修行を積んでここまで来た。
大迫傑と同い年の26歳。東京五輪までには抜き返して欲しい。

キプロティクがゴール 2:07:10
彼の足下をみると、その靴もヴェイパーフライ4%(1st)のように見える。


大迫傑が最後の力を振り絞る
どうかトラック内側の縁石につまづかないで欲しい
(意外と高さがあって、あまり寄り過ぎると危ない)
2:07:19でゴール
日本人歴代4位 佐藤敦之の2:07:13に次いで歴代5位。

膝に手を置き、2,3度頭をひねった。
険しい表情
不満なのだ。



大迫傑インタビュー
「もっとトップ争いができればよかった」
MGC出場権獲得については
「自分の走りをすればそれは着いてくると思っていたので、予定通りです」
トーンを抑えた謙虚な受け答えに垣間見える自信。
中学生はえーを言わないのは好感が持てる。


今回初めて、大迫傑のマラソンレースを見た。
そこには、自分のように「ファンラン」と言われてもおかしくないような市民ランナーにも、いくつかの気づきがあった。
これまでナイキ・オレゴン・プロジェクトには、ハイテクで近寄りがたいイメージがあったが、とても基本に忠実という側面があるように感じた。
ランナーとして成すべきことは「エリート」も「市民」も変わらないのだ。



さて最後に、注目していた「ヴェイパーフライ 4%」の戦績をまとめよう。
1位 モーエン ヴェイパーフライ4%(1st)
2位 キプロティク ヴェイパーフライ4%(1st)
3位 大迫傑 ヴェイパーフライ4%(2nd)
4位 カロキ ヴェイパーフライ4%(2nd)

外観での判断なので確証はないが、1-2-3-4フィニッシュということになる。
驚異的な結果だ。
あまりに強すぎて、他メーカーから反感を買いはしないか心配になる。
マラソンのルールには、靴について制約がない。
「ソールに入れていいカーボンは、ソール面積の50%まで」といったくだらないルールができないことを祈る。

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2017年12月 6日 (水)

手袋を捨てた選手が勝ったのを見たことがない

31.6km香椎の折り返し
大迫傑は4番手。カロキがout-in-outでパイロンをかわしたのに対して、in-in-inで通過。
これまでパイロン通過の基本は
out-in-outだと思っていたが、オレゴンの皆さんは「in-in-in説」なのだろうか。
それとも、大迫傑にとって、この日数少ないミスの1つだったのか。
その一瞬、明らかにリズムを失った。
ちょっと一息入れたと言えなくもないが・・
マラソンのコース取り

第6エイドでボトルを取ると、例によって少しずつ飲みながら3番手に上がる。

ビダン・カロキが手袋を捨てる。
これまで、途中で手袋を外した選手が勝ったのを見たことがない。
(サングラスを捨てて勝ったのは一度見たが)

調子が悪いから手袋を外すのか、手袋を外すから調子が落ちるのか。
いずれにせよ、手袋を外すことで体温が急激に下がる。
手袋は外さないに越したことはない。
途中で外すくらいならば、最初から付けない方がよい。
大迫傑はスタートから手袋を付けていない。


トップの2人から大迫傑が離され始める。
モーエンが初めてトップに立つ。
モーエンの足下も、どうやら「NIKE ZOOM VAPORFLY 4%」(1stカラー)だ。


大迫傑+ヴェイパーフライ 4%の走りは躍動感満点。
ジャンピングシューズを履いているかのよう。
まだまだ、前を追える。
ネガティブ・スプリットの体力を残しているように見える。
コース最後の高低差「名島橋」を過ぎて、先頭とは14秒差。


35km
大迫傑のゴール予測タイム 2:06:38
前2人には離されたが、ペースは上がっている。

36km
第7エイド
モーエン(ノルウェー)がスパート。カロキとの差を広げる。
大迫傑の小さくて白いボトルは、テーブルの最も手前の取りやすい位置に置かれていた。
エイドのボランティアが、彼を応援する気配りが嬉しい。


37.3km
キプロティクが抜いていき、大迫傑は4番手に下がる。
すぐに大迫傑は後ろに着く。これは僥倖だ。
「1人旅」はタイムが落ちる。
好タイムを目指すならば、マラソン終盤にはデッドヒートが欠かせない。
明らかに大迫傑の走りに活気が戻った。

38.9km
キプロティク、大迫傑の連合チームが一気にビダン・カロキをパス。
大迫傑 3番手に上がる。
圧倒的なスピード差に、カロキは着くことができない。


39km
キプロティクがペースアップ
コースが右に曲がる。道なりに走るキプロティクに対して、大迫傑は最短距離を走るため、コースを変えた。
クレバーな走り、できることは全部やる、基本に忠実な走り。
それが、できるのは、脳がクリアな状態を保っている証左である。


40km
大迫傑のゴール予測タイム 2:06:57
キプロティクと4秒差

思うにマラソンというのは、あっという間の出来事だ。
出走回数を追うごとに、そう感じるようになる。
大迫傑はまだこれが2度めのマラソン。
これから、経験を積むごとに、さらに彼の走りは進化するだろう。

大迫傑の頭が揺れている
苦しいのだろうかと思ったら、どうやら、沿道の応援に応えているようだ。
大迫傑は日本では初めてのレース。
「おーさこぉがんばれ~」
沿道の声援を独り占めする初めての日だ。
日本の実業団のエリートランナーが、沿道の声援に応えることはほとんどない。
感謝の気持ちをもって走る彼に、ランナーの原点を見る。

つづく

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2017年12月 5日 (火)

スペシャルドリンクを800m飲み続ける大迫傑

15km
ゴール予測タイム 2:06:32
第3エイド
大迫傑は早くからコース左に寄り、慎重にボトルを見つけた。

福岡国際マラソンのコースでは最大の高低差となる別府橋(べふばし)を通過。
元々はJR筑肥線をまたぐために作られた陸橋だが、地下鉄ができて筑肥線が廃線となってからは本来の意味合いを失っている。


17km
伝統的にいかした店が建ち並ぶ「けやき通り」にさしかかるあたりで川内優輝(30歳)が遅れ始める。

18km
警固交差点を右折。このあたり、沿道の観衆はそれほど多くない。


20km
ゴール予測タイム 2:06:39
第4エイド
大迫傑は難なくボトルをみつける。
ボトルを捨てたのは20.87km。
「少しずつ時間をかけて飲む」ということを徹底している。
これは参考にしたい。


中間点通過タイム 1:03:19
大迫傑にネガティブ・スプリットの体力が残っていれば、まだ「6分台」が期待できる閾値あたりだ。

●過去の2時間6分台記録
高岡寿成(カネボウ)2:06:16
藤田敦史(富士通)2:06:51
犬伏孝行(大塚製薬)2:06:57


23.48kmにはジェネラルテーブル
先頭集団からも数人が駆け寄って「水」を摂る。

25km
ゴール予測タイム 2:06:41
先頭集団の人数は10人。ただ1人キャップを被っている大迫傑の位置がペースメーカーの直後に迫っている。
第5エイドも無事ボトルを取った。


ここで、テレビ朝日の映像では、大迫傑の練習風景が紹介される。
スローモーションで映し出された映像はかかとを全くと言っていいほど着いていない。
完全なフォアフット走法
こんな走り方ができる日本人がいるとは驚きだ。
この走りならば、フルレングスのカーボンプレートがフォアフットに高反発を与える「NIKE ZOOM VAPORFLY 4%」のスペックが活きるだろう。


13:30現在 晴れ 14.1度
29km
集団がばらけ、先頭集団は5人。日本人は大迫傑のみ。
大迫傑が遅れ始める・・
という瞬間が来るのではという恐れが消えた。
予感は期待に変わる。

30km
ゴール予測タイム 2:06:44
ペースメーカーが「バイバイがんばってね」と手を振って離れ、大会車両に乗り込む。
大迫傑は5人中3番手を走る。


ナンバーカード「21」のビダン・カロキ(ケニア 広島世羅高→DeNA)がペースを上げる。
1人が脱落、大迫傑は残る。

つづく

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2017年12月 4日 (月)

設楽、神野、大迫 箱根駅伝スターの競演は14kmまで

リオ五輪までのマラソン日本代表選考は、3つの選考レースを設け、比較考量で選出されていた。
しかし、異なる条件のレース結果を元に「会議で決める」のは、選手としてはすっきりしない。
これを柔道でいえば、3つの大会で3人の優勝者が出て、会議でそのうち1人に絞るといったことになる。
一度も同じ土俵で戦わないで、それでも決めてしまうのは、マラソン特有の悪しき慣習と言える。

そこで、東京五輪マラソンの日本代表は「MGC」という一発勝負で決めることになった。

MGC
2019年9月以降に開催、2枠を決定
さらに「MGCファイナルチャレンジ」を開催して残り1枠を決定

なんだ、結局 一発勝負じゃないじゃん・・
まぁ、それは万が一、大迫傑がインフルエンザにかかり
MGCに出られなかったらいけないので、よしとしよう。


この日の「福岡国際マラソン」では次の条件をクリアをすれば、MGCへの出場権が手に入る。
2:10:00以内→日本人上位6位まで
2:11:00以内→日本人上位3位まで

2017年12月3日(日)
第71回福岡国際マラソン
大迫傑は招待選手を表す黄色地に「27」のナンバーカードをつけて、スタートラインに並んでいる。

12:00現在 晴れ 13.4度
気温はそこそこだが、日差しがある。
大記録が生まれる good condition とは言えない。
日差し対策として、大迫傑はナイキの白いキャップ。
「市民ランナー」川内優輝はキャップに日よけまでつけている。


1km
平和台競技場のトラック上
大迫傑は3分4秒程度。
先頭につかずコールドスタートしているところに、賢明な戦略が窺える。
この賢明さは、レース終盤まで、多くの気づきを与えてくれることになる。


5km
大迫傑は先頭集団に位置。
先頭を走るペースメーカーから2秒遅れ。
テレビ朝日のゴール予測は2:06:26と表示された。
代表選考レース各の大会と言えばNHKというイメージを抱いていたが、福岡国際マラソンは以前からKBC(九州朝日放送)の制作、テレビ朝日系列で放送されている。

この日、大半のエイドは5km毎のポイント直後に設置されていた。
第一エイド、大迫傑はペースを落としながら慎重に取り、しつこいくらいしばらく飲んでいた。
これだけ、長く飲むエリートランナーは見たことがない。


前年の福岡国際マラソンを制しているイエマネ・ツェガエ(エチオピア シューズ:アディダス)が早くも遅れ始める。
2017年世界選手権(ロンドン)では足がつって途中棄権しており、調子は戻っていない様子。


ペースメーカーのペースが安定しないため、スティーブン・キプロティク(ウガンダ)がペースメーカーから少し離れ、集団を先導する。
キプロティクはロンドン五輪(2012年)マラソンの金メダリスト。
色違いだが、大迫傑と同じ「NIKE ZOOM VAPORFLY 4%」を履いている。

10km
ゴール予測タイム 2:06:35
コースは202号線、東向きに変わる。
片側2車線を使い、対抗車線はクルマが渋滞している。

第2エイド
大迫傑は給水テーブルでスペシャルドリンクを見つけることができなかった。
通り過ぎた後に振り返り「あれっ?」という表情
ボトルが密集して置かれており見えなかったのか。
あるいは、手違いかなにかで置かれていなかったのか。
その後、ジェネラルテーブルで「水」を摂った。


大迫傑は先頭集団の後方、中央にいる。
風を受けず、周囲がよく見えるいい位置取りだ。


14km過ぎ
初マラソンの設楽啓太(東洋大→日立物流)が遅れ始める。
同じく初マラソンの神野大地(かみのだいち・青山学院大→コニカミノルタ)はペースメーカーの直後に付いた。
設楽、神野、大迫、箱根駅伝のスター競演は、ここ数年地味過ぎた日本のマラソン・レースをとても華やかなものにしている。
この時点では・・

つづく

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2017年12月 3日 (日)

福岡国際マラソンの歴史

福岡国際マラソンは、福岡市で行われるエリートランナーの冬マラソン。

コースは「平和台競技場」を出て一旦福岡市の西端まで走った後、一気に市内を駈け抜けて東区へ。香椎で折り返して西に走り平和台競技場に戻る。
「観光名所を巡る」というわけではないが、福岡市の中心部を走るので、博多を知るランナーならば一度は走ってみたいコースだ。

しかし、走ることができるのはエリートランナーのみ。
市民ランナーは走ることができない。
もしも2時間10分以内で走る市民ランナーがいれば、話しは別だが。

市民ランナー向けには2014年から「福岡マラソン」が始まった。
しかし、コースに魅力が乏しい。
天神をスタート西へ向かい、シーサイドももちのあたりまではハイテンションで居られるのだが、その後がいけない。

姪浜で折り返して市街地へ戻る「福岡国際」と違い、そのまま糸島へ突き抜けてしまう。
「糸島」と言えば、今やカキ小屋を初めとして、ちょっとしたグルメブランドとしてもてはやされているが、ランナーはレース中にカキを食べるわけではない。

コースの後半はほぼ田園レース。
「かすみがうらマラソン」を走っているようなものだ。
糸島に親戚がいる人以外は、ゴールが近づくにつれて人里離れていくコースにテンションが下がりっぱなしになるだろう。

エントリーは第1回から抽選制
その当選倍率は以下のように、下がり続けている。

2014年 5.1倍
2015年 4.3倍
2016年 3.9倍
2017年 3.5倍

できれば福岡国際マラソンのコースで市民マラソンを作って欲しかった。
しかし、一度始めてしまったものは、なかなか引っ込みがつかないだろう。



【 福岡国際マラソンの歴史 】

1947年
「金栗賞朝日マラソン」開催 これが第1回大会にあたる。

1955年
「朝日国際マラソン」と改名

1966年
第20回大会で「国際マラソン選手権」と改名。国際大会となる。
この時「マラソン世界選手権」という名前にしようとしたが、世界陸連の反対にあって断念した。
デレク・クレイトンが2時間9分36秒で優勝。
日本国内レースでは初のサブテンだった。
1970年
「国際マラソン選手権」となって以降、日本人としての初優勝だった。

1971年
この大会からフランク・ショーターが4連覇

1974年
「福岡国際マラソン」と改名して現在に至る

1978年
この大会から瀬古利彦が3連覇

2011年
第65回大会、川内優輝が日本人最高の3位に入った

2015年12月6日
世界記録(2時間2分57秒)を持つデニス・キメットが出場

2017年12月3日
大迫傑がズーム ヴェイパーフライ 4% 2ndを履いて初出場

参考文献
宇佐美彰朗「マラソンひとりぼっち」

マラソン講座

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2017年12月 2日 (土)

ヴェイパーフライ 4%で走る大迫傑、マラソン日本記録か?

2017年12月3日(日)
福岡国際マラソンで大迫傑が2度めのマラソンを走る。
その足下、赤い「NIKE ZOOM VAPORFLY 4%」に注目したい。


大迫傑(おおさこ すぐる)は2020年東京五輪マラソンでメダルを狙うランナー。
世界に水をあけられた日本男子マラソンにおいて、なんとか地の利を活かして「東京の銅」くらいに潜り込めはしないか?
そんな期待を寄せることができるとしたら、現時点では彼が唯一のランナーだ。


大迫傑の略歴

1991年5月23日
東京都生まれ

2007年 佐久長聖高校入学

2011年
箱根駅伝1区区間賞 この大会で早稲田大学は総合優勝

2015年
ナイキオレゴンプロジェクト入り

2017年
4月17日、初マラソンのボストンマラソンを 2時間10分28秒で走り3位
市販される前の「NIKE ZOOM VAPORFLY 4%」を履いて走った

2020年東京五輪時は29歳と2ヶ月。
マラソンランナーとしては絶頂期といえる年齢で迎える。


大迫傑に期待する理由はその練習環境にある。
ナイキオレゴンプロジェクトは、ナイキの長距離選手育成チーム
大迫傑はナイキ本社があるオレゴンで練習している。
これまで日本男子マラソン界では、国籍を海外に移すランナーはいたが、練習拠点を所属ごと海外に移したランナーは居なかった。

ナイキは「Breaking2」という「マラソン2時間切り」プロジェクトを遂行中で、そこで開発された靴が「ヴェイパーフライ 4%」

福岡国際では恐らくセカンドカラーの赤い「ヴェイパーフライ 4%」を履いて走るだろう。

2017年7月、Fall season に市販された「ヴェイパーフライ 4%」1stカラーはネット、店頭ともに瞬時に完売。
ナイキの大半の靴がそうであるように、同一シーズン内の再販はされなかった。



赤いアッパーの2ndカラーは、Holiday season 10月20日に発売して即時完売。
11月21日、NIKE公式通販で再販されたが再び瞬時に完売。
11月25日の店頭販売は「徹夜並び」を防ぐため抽選販売となった。
(同日夜にはヤフオクで50点余りのプレ値出品を確認)

一秒でもタイムを削りたい
なおかつ、金銭的に余裕がある(24,000円+税)ランナーであれば、なんとしてでも手にしたい(足にしたいか?)赤い靴


大迫傑が圧倒的推進力を備えるこの靴で、どれくらいタイムを伸ばしてくるか。
レース中の気温が低い。
終盤、外国人とのデッドヒートになる。
そうした条件が揃えば、一気に高岡寿成が持つ2時間6分16秒の日本記録を下回ることも考えられる。

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2017年12月 1日 (金)

「あのくさ」と呼びかけるAmazon Echo

「AIスピーカー」は受け身の機械だ。
帰宅すると「ともちゃんお帰り。今日はなにかいいことあったの?」と話しかけてはくれない。
あくまで、ユーザーが問いかけないと反応しない。
「リアクション芸人」みたいなものだ。

しかも「AIスピーカー」に話しかけるには条件がある。
そう、合い言葉を言わなければならないのだ。

おっけーぐーぐる

言えるか!
何がおっけーだ。
文法主体の英語教育を受けた老人じゃあるまいし
「おっけー」はないだろう
ガッツ石松かっ

この時点で「Google Home」は選択肢から消えた
「Google先生」にはいつもお世話になっており、足を向けては寝られないほど恩義は感じているが「おっけーぐーぐる」はたとえ、個室で1人きりでも言いたくない。
隣人が壁にコップをつけて聞き耳を立てているかも知れないからだ。


LINEの「Clova WAVE」は「クローバ」
苦労をかけた老婆みたいで、語感が悪い
というのは冗談で、LINEを使っていないので、そのメリットを享受できないので候補外。


11月末現在、残る選択肢はAmazonの「Amazon Echo」
合い言葉は「あのくさ」
博多では売れそうだ
(真に受けないように)
博多暮らしが長かったので、親しみが持てる。

amazonプライム会員は「Amazon Echo Dot」5,900円が3,900円で買える。
「AI」というから諭吉覚悟かと思っていたが、意外と安い。
(Google Homeは有楽町ビックカメラで3,000円だった。各社、お座敷取りに必死のようだ
早速、11月17日までの「招待受付」に申し込んだ。


その翌週、Amazonから荷物が届いた
Amazonのトレードマークである巨大な外箱から出てきたのは、インクカートリッジ?と見まがうような青い小箱。
小さい!

早速、話しかけてみる

あのくさ!
・・・

やはり、博多弁は通用しないのか
それでは、規則通り

アレクサ!
・・・

おかしい、反応しない。故障か?
と思ってよく見たら"がわたん"だった

同時に申し込んでおいた装飾カバー「Echo Dot ファブリックケース」が先に届いたのだ。
発売から10日が過ぎているが、まだ"本体"の招待メールは届いていない。
まさか"がわたん"だけ売って、本体は売らないということはないだろう。

あぁ今から待ち遠しい
「あのくさ」と呼びかけて、応えてくれるだろうか。
その結果は、後日このページでお知らせしよう。

一旦おわり

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