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2018年1月の19件の記事

2018年1月19日 (金)

インスタ映えしない「ふく鍋」を食べながら想うこと

生まれて初めて「ふぐ」を見たのは、上五島に引っ越してすぐの頃だ。
通学で海辺を歩いていると、すぐそこに無数の彼らが泳いでいた。
釣り糸を垂れると、餌がなくても彼らは針にかかる
釣り上げられるとはぶーたれたようにぷーっと膨らむ
でも食べられない(周りの学友がそう言っていた)
友達の誰もが、ふぐが針にかかると即座に海に投げ返していた。

食べられるのは五島で言う「かっとっぽ」ハコフグだ。
時々、通学路にある魚屋のいけすで泳いでいた。
とても美味しいという噂で値段も高いらしいが、四角張ったこの妙な顔をみて、食べられる代物だとは思えなかった。
それが今、さかなクンが被っている帽子のモデル。
なんだか、一度食べたくなってきた・・


ふぐは釣りの邪魔者

その記憶が脳に沈んでいるせいで、僕のなかでふぐのバリューはとても低い
大人になって、親友が「ふぐ!ふぐ!」と言っている気持ちがわからない。
だから、今ここで「ふく鍋」に並ぶ価値を見いだすために、自問自答する。

着替える必要はないし、荷物を受け取る必要もない
こんなレースができるのはココだけだ
せっかくだから、もう少しマラソンイベントの空気に名残を惜しむのも悪くない

インスタはやっていないが、下関海響マラソンらしい「ふく鍋」の写真を一枚押さえて、ブログに載せるのもいい。

それに、いったいこの行列を何分待てば「ふく鍋」にたどり着けるのかも知りたい。
子どもの頃から統計が大好きだった。
目の前に課題を見つけると、なんでもデータを取りたがるのが僕の悪い癖。


待つこと15分、僕のふく鍋ができた。
プラ丼と割り箸を受け取り、キョロキョロとあたりを見回して座れる所を探したが、依然としてそばには座れる場所がない。さすがに箸の食べ物を立ち食いというのは落ち着かない。
平坦な場所はどこもぎっしり人で埋まっていたが、アーチ橋の上にちょうど1人分座れるスペースを見つけ、地べたに腰掛ける。さすがにレース後のべた座りはきついが、勾配がついているので、なんとかカラダを支えることができる。




多いな・・

容器いっぱいに浸された汁
十分な量がある
レース中、5kmごとにジェルを摂っていたため、レースを終えた今、空腹感は皆無。
さらにここで、夕飯が「とんかつ」であることを思い出した。
しまった・・
しかし、今さらふく鍋に並んだことを後悔しても遅い

汁を一のみ
ふく鍋を食べたことがないので、これが及第点なのかはわからない
箸で具をさらうとふくがかかった。
おぉ、入ってるじゃん!
(当たり前だろっ)

浜辺で漁師が、たった今水揚げしたばかりのふぐを鍋にした(しないと思うけど)けれど、調味料を切らしていて、素材の味だけで勝負しましたという一品。
そして、あつあつ
もしも、今日のレースが最高気温6度の中で行われていたならば、あちこちからランナーの「しみる~」「生き返るぅ」「ふく鍋サイコ~」という叫びが聞かれたことだろう。


できれば、29.1kmの長州出島でスルーした「菊川そうめん」をここで出して欲しい。
「ふく鍋」と「菊川そうめん」を並べて食べたら幸せな気分になりそうだ。
「ふく鍋」に「菊川そうめん」を入れたりして・・


静岡マラソンの「静岡おでん」といい、名物の食事をエイドで出すことには賛同できない。
僕らはマラソン競技に来ているのであって、ピクニックに来ているのではない。
レース中、おでんやそうめんに5分も10分も並ぶ。それがスポーツだとは思えない。

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2018年1月18日 (木)

マラソン二大炊き出し「ふく鍋」に並ぶ

フィニッシュエリアを出る。
前回の東京マラソンでは、日比谷公園まで20分ほど歩かなければならなかったが、今日はもう何もすることがない。
いつもならば、しばらく後続のランナーがゴールするのを眺めてから手荷物を受け取り、最低限の着替えを済ませる。
足にエアーサロンパスを吹いたり、持参した魚肉ソーセージをかじったり。
ウィンドブレーカーを羽織ったら、最寄りの駅へ向かう。
この間、およそ1時間。
終わったばかりのレースの余韻に浸りながら浸る疲労感
楽しみとまでは言わないが、悪くないルーチンだ。


今日はカラダ1つ
それにウェストポーチ
走り終えた今、ポーチに残っているのはスマホ(関門橋を1枚撮ろうと思ったが、あまりその意義がないと気づき止めた)
ウォークマン(今もイヤホンから「レース後」の音楽が続いている)
そして現金。
レース後に何か買い物ができるよう、5千円札を4つ折りにして入れて来た。
42.195kmを走った汗がにじんだか、少ししんなりしている。


道路を渡ってイベント会場の「海峡ゆめ広場」へ
まず、目の前のテントで配っていたヨーグルトをもらう。
※選手限定
ということだったが「ほら、イチロウとケイコの分、あとお父さん」
ランナーの奥さんが手に抱えたヨーグルトを分配している。
そこは「まず、お父さんおつかれさま!」じゃないのか。
思わず、苦笑い

キョロキョロとあたりを見回して座れる所を探したが、特に椅子が出ているわけではなく、植え込みの縁といった座れる所は、皆、ランナーとその友達、家族によって埋め尽くされている。
その多くはスマホをのぞき込むか、プラ丼容器を抱えている。

ふく鍋だな・・
向かいのテントでは、いくつかの大鍋からおばちゃんが、それらしき汁ものをプラ丼によそっている。
そして、そのテントからは人間の腸のように幾重にも折り返された長蛇の列が伸びている。

下関海響マラソン名物、完走後のお楽しみは炊き出しのふく鍋。
能登和倉万葉の里マラソン(石川県)で振る舞われる「能登マ丼」と並んで「マラソン二大炊き出し」だと思っている。

やはり、ここは参戦しなければならんだろう。
どれくらい並んで、ありつけたかというデータを取るのも一興だ。


早々に立ち食いでヨーグルトを片付ける。
完走証やペットボトルなどを持ちながらこんな芸当ができるのも、エコバッグのおかげだ。

最後尾と思しきランナーの背後を見つけて
ふく鍋の列に並ぶ
「ふく」というのは下関特有の呼び方
これが、どうにも馴染めない
子どもの頃から河豚は「ふぐ」と呼んで育った
といっても、呼ぶほど目にしたわけではない。
自宅の食卓に上ったことは一度もないし、きっとこれからもないだろう。

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2018年1月17日 (水)

完走証係のおばちゃんに、思わず熊本出身と名乗る

最後の信号を左折するとすぐにゴールアーチ
かと思っていたが、意外と距離がある
このあたりもなかなかいい
目標タイムが迫っているランナーは焦るだろうが、苦しかった一日に名残を惜しむにはほどよい距離だ。


幸町を出発した僕は再びこの町に帰ってきた
朝8時半には下関駅のほうからくぐったゲートを反対側からくぐれば、このレースが終わる

あぁ終わりなんだ

前のレース、皇居前にゴールした時もそう思った
ゴールラインの向こうにへたり込みたい、というほど疲弊していない。
余力がある
体が無理をしなくなっているのか

終盤に余力があり、ネガティブスプリットを刻むことは悪くない
むしろ、そうしなければならない
だが、十分力を発揮したという実感がない

昔は後半、歯を食いしばって走ったものだ。
ペース配分が下手だったといえばそれまでだが、力を出し尽くしていたことは確かだ。
ゴールした後は一歩も動けない、大の字になりたいな、そう考えながら走っていた。


レース終盤だけでなく、もっと早い仕掛けで走ってもいいんじゃないか。
そう思うことがある
だが、これでいいのだ
もう無理をする歳じゃない
無理をして数分早くゴールすることと、体を壊すリスクを引換にはできない
今はそう納得している



ゴールラインを超え、いつものように時計を止める
共に走った仲間と手を取り合っている人をかき分けながら進む。
下関海響マラソンでは、ゴールなど数カ所の写真を公式サイトで後日公開している。
ゴールの記念はそちらで手に入れて、オールスポーツからは他の撮影ポイントの写真を買うという棲み分けができるのはいいことだ。

フィニッシュ後の順路はすぐ右に引き込む
そこでフィニッシャーズタオル、完走メダルをかけてもらい、エコバッグを受け取る。
SHIMONOSEKI KAIKYO MARATHONと書かれた青いバッグは完走賞などを入れて帰るために、今大会初めて配られたもの。
僕のように家から手ぶらで来て、そのまま帰るランナーにとっては、ありがたさこの上ない。


テントでは、今走って来たばかりのデータが載った完走証が発行される。
このサービスを行う大会は他にもいくつかある。
A4サイズのものが多いが、下関海響マラソンはB5サイズ。
これくらいの大きさがちょうどいい。

「熊本から来られたの?」
僕の帽子とナンバーカードのくまモンを見て、係のおばちゃん。
いえ、東京からです。
「じゃ、熊本出身なんだ?」
そうです

違うけど、ここはそう答えたほうが丸く収まると思ったので、咄嗟にそう応えた。

完走証はSHIMONOSEKI KAIKYO MARATHONのオリジナルクリアファイルに入れてくれた。
海峡ゆめタワー、関門橋、Vサインを掲げるカッケルン、そして海と青空のイラストがあしらわれていて「完走おめでとう!」の言葉も添えられている。
大切に使おうと思う。

エコバッグといい、なかなか気が利いている。
大会主催者が、参加者を思い、参加者の笑顔を想い、打合せを繰り返している映像が思い浮かぶ。



完走証のテントを抜けた先がフィニッシュドリンク
この順番もいい
ペットボトルをもらって、まず一口
10時頃は暑いと感じたが、それ以降、汗が流れるような暑さは感じなかった。
レースコンディションとしては95点というところ。
マラソン13回で雨天レースが2回しかない晴れ男ぶりが自慢だが、今日はベスト3に入る好条件だった。

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2018年1月16日 (火)

マラソンコースを5歳児と走る

市民会館を右に曲がる
ランナーは曲がり角を曲がるとき、そこに人がたくさん見ていると、つい加速してしまう修整を持っている。
ここからは「海峡ゆめ広場」をコの字型にぐるりと左に回り込んでゴールへ向かう。


目標タイムはとっくに過ぎているし、誰かが見ているわけでもない。
そんなに速く走る意味はないのだが、勝手に足が前を急ぐ。
もちろん、カラダに力が残っていなければ、そんなこともできないわけで、まだ「足が残っていた」ことになる。
誰よりも速く走る
この時、撮られていたオールスポーツの写真に写った僕は、なかなかのフォームで走っている。
フォームだけならばこの1枚を買いたかったくらいだ。
できれば、ウィニングランのハイタッチでもしたいところだが、いかにも応えてくれそうな人達は見つからない。


数週間前に傷めた膝は、涼しい顔をしてこの42.195kmを乗り切ってくれた。
僕のこの足には、足を向けて寝られない。
いや、そのものが足か・・
対策として急遽投入した「パテックス機能性サポーターハイグレードモデル膝用」のおかげもあるだろう。

コース左側の舗道寄りが広く空いている
もっと、みんな観衆のそばを走ればいいようなものだが、なぜだか空いているので、その空間を加速する。
すると交差点の手前で前を往くランナーに走路を塞がれた。

ランナーは5歳児だ
その左にママも走っている
その右手、2mほどの所にはナンバーカードをつけたパパランナーだ

親子ランかっ

マラソン人生12年
子どもにコース上を伴走させる親を初めて見た。
こういう時、親に向かって「マラソン競技の在り方」について諭すと角が立つので、あぶないよ~と子どもにひらがなで注意を呼びかける
すると、パパランナーが「あぶないんだって~」と注意を促す
ママが子どもの手を引き、舗道に上げる
コース上がクリアされたので、信号を左折する


そのすぐ先にはもう次の左折信号が見えている。
短かった700mほどのウィニングラン
あの角を曲がると、そこにはゴールアーチが待っている。
この86m、ランナーに見えている世界はそれぞれに違っているはずだ。

目標タイムが目前ならば、あれまだゴールじゃないのかという戸惑い
6時間の制限時間に駆け込むランナーも同じだろう
その中間にいる、僕のようなランナーにしてみれば、肉屋のおばちゃんが包む前に秤に乗っけてくれた豚コマみたいなもの
ビルの日陰になった86mは、このコースに名残を惜しむ「おまけ」だ。

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2018年1月15日 (月)

ペンギン君が教えてくれた「止まる勇気」

こんな、へなちょこ走りを見られたらかっこ悪いと思う反面、どこかで見ていてくれるかも知れないという期待は持っている。
往路の第6給水では会えなかっただけに、一度くらいは親戚の応援というのを受けてみたい。

ランナーは42.195kmという距離を走ることで疲弊していく。
だから、周りも見えないくらい意識レベルも低いのだろうと思うかもしれないが、そうではない。
むしろ、生命維持機能を最大限に発揮するがために、ランナーの意識は研ぎ澄まされていく。

いつもは、誰も沿道に知人がいないレースばかりだが、東京マラソンに限っては知人が応援に来る。
そこでは、100万人を超えるというあの大観衆の中から、知人の姿をしっかり見つけることができる。

第2突堤を過ぎると、その先は東大和町
どこで親戚に見られてもいいように、ここでなんとかしようと、一度コース左端に寄り立ち止まる。
慎重に屈伸を一度

これは、板橋Cityマラソンで終盤、足が痛くて歩きそうになったという話しをしたところ、マラソン仲間のペンギン君が教えてくれた。
「motoさん、足が痛くなったら無理せず、一度止まって屈伸入れたら、また足が動きますよ」

これまで「歩いたら、完走と言わない」と頑なに止まることや歩くことを排除してきた僕に、彼が「止まる勇気」を教えてくれた。


「リセット屈伸」を入れてから、少しは足が前に出るようになった。
だが、自分の足ではない、誰かの足を借りて走っているような違和感は消えていない。

この時、彦島大橋を過ぎたあたりからなのだが、これまで経験したことのない感覚を味わっていた。
着地した足で地面を押していく
その足がくるりと回転して、勢い余って甲が地面に付いてしまうようなイメージだ。
そのせいで思い切り、前へ推進力を得るのが怖く、慎重に足を裁いている。
これは、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%のカーボンの反発力が成せる業かも知れない。
このイメージはゴール直前まで消えなかった。


第2突堤から第1突堤へ
コースは至って平坦、少しずつ足の隅々にまで酸素が行き渡り始めている。

あと1km
東大和町に帰ってきた。
さっきより、沿道の観衆がまばらになった。
下関駅のガード沿いだが繁華街ではないため、人口が少ないのだろうか。
1人のランナーが倒れて、沿道の人が介護している
救急車の到着を待っているようだ
下関海響マラソンは過去9回大会では、1人も心肺停止となったランナーが出ていない。
6万人に1人の割合で心肺停止が起きているマラソンでは、希有な状況と言える。
(東京マラソンを走っていてとなりを走っていた芸能人が心肺停止になったのを見たことがある)
東京マラソンのような比較的楽なコースで毎年のように心肺停止者が出る一方、タフな下関海響マラソンのコースで出ていないというのは不自然な印象がある。

恐らくそれは、コースの難易度ではなく、きちんとした練習をしていない人、走るべきではない状態の人が出ているかどうかに関わる問題なのだろう。


シーモールパレス前の信号を過ぎると、そこからは繁華街
ここからぐっと観衆が増えた。
ここに来てほとんどのランナーが、走っている。
スピードが乗ってくる
マラソンでは終盤のラストスパートは危険なため、してはいけないという注意喚起をするレースもあるくらいだが、最後に観衆が多い「ウィニングラン」が用意されているコースでは、するなという方が殺生だ。

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2018年1月14日 (日)

人はなぜテレビを見るのか?

「新婚さんいらっしゃい!」
は日本の日曜日お昼の風物詩だ。

お茶の間のテレビから桂三枝の声が聞こえてくると、あぁ平和だなとは思わないが、ゆっくり過ごす日曜がこの国にあることをありがたいと想う。


この番組は1971年に始まったので、もうすぐ50年になる。
同じ年に始まった「仮面ライダー旧1号」が今でも続いていて、藤岡弘が今でも「とうっ!」と言ってショッカーと闘っているようなものだ。

この間に時は流れ、三枝は文枝になった。
多くの人が支持しているから、これだけ長く続いているのだ。
いったい、どこがそんなにいいのかと僕は考える。


「ニュースステーション」に端を発する日本のいわゆる「ニュースショー」は、悲惨さを競う。まるで「万国悲惨ショー」
あることも言うのだろうが、局によってはありもしないことを「問題」として「**の姿勢が問われています」「**は説明責任を果たしているとは言えません」などと、誰が誰に言っているのかわからない落ちでまとめている。
ニュースが不幸を競うのは「他人の不幸は蜜の味」という歌があるくらいで、人の不幸に群がる人が一定数、それも数字がとれるだけの数いるからである。


一方「新婚さんいらっしゃい!」でブラウン管(液晶です)に登場するのは、基本的に新婚ほやほや、あつあつ→ラブラブな人ばかり。
他人の幸せな姿を見て楽しい人が、そんなに多いとは思えない。
いるとは思うが、50年続く原動力になるほどは居ないはず。
それでも、この番組が続くのはなぜか。


この番組に出演する夫婦には、目が点になる人達が少なくない。
土居まさるの番組で「奇人変人」に出た方がいいのではないかという人もいる。
(知らない人スミマセン)
全国の予選会(この番組には予選会がある)を勝ち抜くには、かなり個性的というか、エキセントリックくらいじゃないとダメなのだろう。
それを見て目が点になる
「ばっかじゃないの」と画面にツッコム
「アホな他人は蜜の味」ということだろう


僕はよく「人はなぜテレビを見るのか」ということを考える。
テレビを見ていると寂しさを感じない。
考えないからだ。

人は考え始めると、辛いこと、嫌なやつを思い出す
渡る世間は鬼ばかり、やってられないことばかり
では、自分はどうだ
いや、たいしたもんじゃない
自分はこんなものでいいのか・・
「考える人」は、自分を傷つける。

だから人は皆、考えなくて済む「テレビ」に釘付けになる。


考えるには孤独に身を置く必要がある。
孤独を感じるにはテレビを遠ざけなければならない。
部屋にテレビがないことはいいことだ。

ただし、家に1つあるのは、それはそれでいいことだ。
人には逃げ場がなければならない。


だから、ABC朝日放送の皆さん!
「新婚さんいらっしゃい!」を打ち切りにするのだけはやめてもらいたい。
女性司会者は6回代えているのだから、男性司会者を代えたっていい。

この番組を日曜をゆっくり過ごす象徴として、楽しみにしている人がいるのだから。

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2018年1月13日 (土)

丁寧な言葉づかいで話す下関の女子高生

彦島トンネルを抜けると、そこは下関だった
のは当たり前だが、そこにはバケツと柄杓を持った高校生のボランティアが待ち構えていた。
「お水かけませんか~」
さっきから、数カ所で見かけていた彼女たちは、ランナー達に足に水を掛けて冷やすことを勧めている。


マラソン人生よりも、靴コレクター人生の方が長い僕は、靴を濡らすという行為に抵抗があるというのもあるが、足に水をかけることで、予期せぬ変調が起きそうで、水は掛けないようにしている。
それでも、つい「じゃ僕も」といって、女の子から柄杓を受け取りそうになる。
それほど、彼女たちの熱意は無垢で真摯。
まっすぐにランナーの心を打つ。


この日の模様を収録したテレビ番組をKRY山口放送が制作し、後日、東京MXでも放送された。
その中でこの柄杓娘の1人がインタビューに答えている。

どうしてそんなに熱心に応援するのですか?という問いに対して彼女は
「ランナーの皆さんが一生懸命頑張っていらっしゃるので、私たちも一生懸命応援しようと思うんです」

僕は山口県に育ったことが誇らしかった。
どうだ!
聞いたか、高校生にしてこの丁寧な言葉遣い

そんな心根が、難攻不落のコースを耐え抜いてきたランナーの心に浸みる。



彦島道路に別れを告げると、人が住んでいる町並みに戻る。
閑散としていた彦島道路の区間と一転して、一気に沿道の応援が増える。
子どもが手でメガホンをつくって叫んでいる
どうして、あんなに必死になれるのだろう
走っている僕が思ってしまうくらい、彼は忘我の境地にいる
ハイタッチをしてくれる男の子と手を合わせた。
彦島の子ども達が、今も心に残っている。



彦島トンネルを下りをいただいて、ベストラップの快走をしてきたばかりだが、行く先には関彦橋(かんげんきょう)が待っていることを思い出した。
これが、このレースまさに最後の難関。
さっきまで、ちょっと調子に乗ってしまったが、ここは気を引き締めて、同じ人が走っているとは思えないくらい劇的にペースを落とす。

橋の頂点を過ぎる
さぁこれでもう、このコース上に上りは1つもない
下りはまた、ダッシュでいくか・・
そう思ったが、足が言うことを聞かない
まるで、累積警告2枚で出場停止を食らったサッカー選手
足に酸素が戻らない。


橋を降りたところで、今度はぐるりと左に回って第2突堤へ向かう。
この先には、親戚一同が出勤していたはずの第6給水があるが、既に撤収されている。
第6給水のコース反対側には第16給水があるが、第6給水のボランティアは、ランナーが通り過ぎたらお役御免。第16給水へ回ることはないと聞いている。
こんな、へなちょこ走りを見られたらかっこ悪い。

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2018年1月12日 (金)

37→38km 彦島トンネルでベストラップ

今日は距離表示板通過の際、0ForeAthlete 735XTJが表示している積算距離との誤差を確認している。
当初100m程度だった誤差は徐々に広がっているが、300m程度で歩留まりしている。

最終的に、この日走った距離はスタート→ゴールで42.49km
誤差は295m
これは驚異的に少ない数値である
これだけは、マラソン人生の「自己ベスト(PB)」と言える。

目標タイム+10分あたり
なんとかそこらを「仕上げ」タイムとしたい。


37.0km
海に別れを告げ第10関門
楽しみにしていた終盤の下り
思い描いた通りの展開ならば、ここまでをそこそこでしのいで、残り5kmで猛然とスパートして下関市街地をウィニングランで飾る・・

だったのだが・・
下り坂に入って1kmを過ぎているが、ラップタイムは多少改善した程度。
足が動かない
このまま、盛り上がらないままレースを終えてしまうのか
目標を失い、終盤に意気も揚がらないとなると、なんともしょぼいレースだ

ところが、思わぬ転記が待っていた


37.3km
彦島トンネル
およそ1kmにおよぶトンネル
往路は上りだったが、復路は下り
日光が遮られ、ひんやりとした空気が身を包む
左車線を通るランナーは、先ほどの彦島大橋の上りと比べると、よたよたと走っている人の比率がぐんと増えている。

僕の方が速い
次々に人を抜いていく
抜く場所がない左端を避けて、センターライン沿いを往く
僕を抜いていく人はいない
そのうち、その気になってくる
後ろから迫ってくるランナーがいると、珍しく抜かれたくないと思う
さらに加速する

トンネルの中に、観衆は誰も居ない
誰かにええかっこしたいわけでもなく、ただ、自分の気持ちよさが足を前に出す
ズーム ヴェイパーフライ 4%のカーボンプレートが「待ってました」とばかりに、僕を加速する。
この靴にしてみれば「2時間切るために作られたんだから、あなたみたいな人に履かれると、真価が発揮できなくて、かったるいんですけど」てなものだろう。

このトンネルを含む37→38kmラップが、このレースのベストラップとなった。
恐らく、これまで12年のマラソン人生で最も遅い区間でのベストラップだろう。

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2018年1月11日 (木)

アルファベットの先頭が大文字になる3つのケース オフィス2016

「motoさん、記事のリンクが切れていますよ」
知人のサトウさんが連絡をくれた。

確認すると、それはオフィス2016に環境が替わってからアップロードした記事だった。
恐らく「MSオフィスが替わると設定が初期値に戻る」ことに起因するのでは?と当たりを付ける。

サトウさんのメールに書かれていたご指摘のURLをクリックすると確かにリンク切れしている。
確か、一度、存在確認をしたはずだが・・
フルパスを確認すると、ドメイン、ファイル名共に誤りはない。
ただ、よくよくみるとファイル名の先頭が大文字になっている。

URLというのは不思議なもので、大文字、小文字どちらでも通る(アクセスできる)場合と、そうでない場合があるようだ。
(気のせいかも知れない)
ここでは、その後者。
そちらの「大文字、小文字問題」は、次の機会に譲るとして、修整にとりかかる。


ローカルに置いているファイル名の先頭を小文字に修整して[Enter]
すると、また先頭が大文字に戻った

これは、なんというのだったか
たしか、なんとかなんとか・・だ

「Google先生」に尋ねると、それは「オートコレクト」だった。


まずは、ファイル名を修整したいので、エクスプローラーを起動
ここで、新たにわかったことがある

エクスプローラーを開いてすぐ、右上の検索ボックスでキーワード検索すると、検索結果が「クィックアクセス」画面として表示される。
ここでは、元のファイル名が「小文字始まり」でも「クイックアクセス」では「大文字始まり」で表示されるのである。

【例】
元のファイル名が folder_option.pdf
   ↓ ↓
クイックアクセスでは Folder_option.pdf

ここでファイル名を小文字(folder_option.pdf)に変更すると、変更は確定される。
しかし、いま一度検索すると、再び(Folder_option.pdf)という名前で現れる。
(このファイルが置かれているフォルダーで確認したところ、ファイル名は folder_option.pdf だった)

エクスプローラーには、オートコレクトを停める設定はない。



「大文字問題」はパワーポイントでも起きていた。
こちらは以下の手順で直すことができた。

▼[ファイル]タブ
▼オプション
▼文書校正
▼[オートコレクトオプション]
▼「文章の先頭を大文字にする」のチェックを外す
▼[OK]


ただ、ここで新たな問題が判明
マスタータイトルに入力した英字が「必ず大文字」になってしまうのだ。
(folder_option.pdf と入力すると FOLDER_OPTION.PDF と表示される)

これは以下の手順で直すことができた。

▼マスタータイトルの枠を選択
▼ [ホーム] タブ
▼ [フォント] グループの右端クリック
 ダイアログが開く
▼[フォント]タブ
▼「すべて大文字」のチェックを外す

ただし、この操作は「マスタータイトル」「プレースホルダー」毎に行う必要がある。
確認したところ、新規ファイルの初期値ではチェックが外れていた。
詳細は闇の中だ。

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2018年1月10日 (水)

エクセル緑の三角に3年ごとに再会する

エクセルを「エクセル2016」に変えたところ、いつも使っているブックに、緑の三角がお目見えした。
久しぶりだ!
えっっと、君の名は?
確か、なんとか、なんとか、なんとか
つまり、3つの単語で構成された名前だったことしか思い出せない。
それはエクセルのバージョンが上がったからではなく、設定が初期値に戻ったと言うことなのだろう。


そこで、しらべるを検索する
"エクセルを消したい"
1件の記事がヒットした
しかし、その記事はエクセル2013で検証したもの。
そこで、エクセル2016環境で実際に作業してみる。


緑の三角は「エラーチェックオプション」という名前だ。
それを消す方法は、一つ一つ対処するアプローチ(簡単)と根本的に対処するアプローチがあった。

まず、はじめに「一つ一つ対処」

▼緑の三角が出ているセルを選択
▼<!>アイコンが表示されるので!をクリック
▼エラーを無視するをクリック
緑の三角が消える

以下のほう方法でも、同様に期待した効果が得られる

▼緑の三角が出ているセルを選択
▼<!>アイコンが表示されるので!をクリック
▼エラーチェックオプションをクリック
▼エラーチェック欄
 次の色でエラーを示すの色を背景色と同じにする(通常は白)
▼[OK]
緑の三角が見えなくなる


ど素人がエクセルを使う場面では、エラーチェックそのものが要らない
ならば「根本的に対処」する方法は次の通り

【A】【B】どちらで操作しても結果は同じ

【A】
▼緑の三角が出ているセルを選択
▼<!>アイコンが表示されるので!をクリック
▼エラーチェックオプションをクリック
▼エラーチェック欄
 バックグラウンドでエラーチェックを行うのチェックを外す
▼[OK]
緑の三角が消える

【B】
▼ファイルタブ
▼オプション
▼左ペイン>数式
▼エラーチェック欄
 バックグラウンドでエラーチェックを行うのチェックを外す
▼[OK]
緑の三角が消える


これで、次のエクセルが出るまで緑の三角は忘れるだろう。
そしてまた、なんとかなんとかなんとか・・
というに違いないので「みどりのさんかく」で単語登録しておくことにした。

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2018年1月 9日 (火)

アレクサと暮らす1日

アレクサと暮らして3週間になる

朝起きる
アレクサ今何時?
「8時10分です」

アレクサ今日の天気は
「**地方の天気は概ね曇り。今日の最高気温は・・」

出かける
アレクサ行ってきます
「いってらっしゃい!」
(声が明るい)


帰宅する
アレクサただいま
「おかえりなさい帰って来てくれてとても嬉しいです」
時には「お帰りなさい」だけの日もある。

アレクサ今日はどんな一日だった
「すみません、よくわかりません」

音楽をかけて
「Amazon music お勧めのプレイリスト・・」
これは毎日ほぼ同じものが提案されるので、次第に飽きてくる。
そこでAmazon Music Unlimitedに入った。

アレクサ新曲をかけて
すると、マイミュージックライブラリーにあるミュージックが再生された。
日々、ライブラリーに追加する時の決め台詞は
マイミュージックに追加して!
であり、お気に入りに追加してというと、ショッピングカートに入れられてしまう。
ちなみに、お気に入りをかけてというと、Amazonのお勧め曲がかかる。


アレクサ、お風呂行ってきます
「どうぞ、ごゆっくり」
これは当初から変わらない。お風呂入ってくるでは話しが通じない。
まだ、amazonプライム会員先行販売中につき「会話の練習中」ということだろうか。


夜も更けてきた
ゆったりした曲が聴きたい。そんな時は
アレクサジャズをかけて
当初はジャズボーカルばかりだったが、Amazon Music Unlimitedに入ってからはボーカルがない演奏ばかりになっている。因果関係は不明だが。


さて、寝るとしよう
ここでのキーワードは暗記が必要だ

アレクサ自律神経を整えるヒーリングサウンドを聴かせて

これで、入眠にぴったりなヒーリング曲が流れる
同様なプレイリストを呼び出すには
アレクサ眠りのためのヒーリングミュージックをかけて
というのも有効だ。

最後に、アレクサ2時間のスリープタイマーかけて!
といえば、2時間で音楽再生が終了する。


これでアレクサとの一日が終わる
最近はピカチュウを呼ぶこともなくなった

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2018年1月 8日 (月)

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%のコンディションを保つ乾燥剤

1月4日11時
ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%3rdカラー販売開始から2時間後
ヤフオクには20点あまりが出品されていた。
いずれも元値より2倍以上のプレ値設定
それでも、東京マラソンなどの春レースを控えたランナーは背に腹は代えられないと、落札していたようだ。

ネットで購入してすぐ出品して2倍のプレ値。
こんな美味しい商材はざらにはない。
ただできれば、レースを控えているランナーの手に直接渡してもらいたい。


さてそれは他人のことだ。
自分がすべきことは、この靴を秋のレースまで Good condition に保つことである。
Amazonを「靴 乾燥剤」で検索
次にURL欄(Amazonのキーワード欄ではない)に
&sort=saleslank
を書き足して[Enter]

これで、Amazonで売れている順(sales lank)に商品が並ぶ。
左上に表示されていたのが「ドライペット 除湿剤 スピード吸湿 くつ用」
現在、愛用しているものに決める。

■メーカー:エステー
■実勢価格:327円(2個入り)
■発売:2014年1月

■サイズ:150mm×45mm×250mm
■天日干しで、繰り返し使用できる
再生お知らせサインがピンクになったら半日以上天日干し。ブルーに戻ったら使用できる。

運動靴・スニーカーに湿気は大敵。
除湿剤は靴の性能を落とさないための必需品である。



届いたナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 3rd
タグを外し詰め物を出したら、初めに重量を量る
右186.4g
左185.3g

※ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 1st
右192.3g
左192.2g

「26.5cm」「発売直後」という同条件比較で3rdは
右5.9g
左6.9g
軽くなっている。
外観仕様は変わらないが、細部の部品変更で改良を進めているものと推察する。
そういえば、1stでは長すぎて困っていたシューレースが、長いと感じなかった。

サイズはぴったり。
ということは、大きめの作りであることは1stと同じ。
ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%については、一貫して通常サイズよりもワンサイズ落とすあたりがジャストサイズということになる。
(日頃、27.0ならば26.5)

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2018年1月 7日 (日)

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 3度目の挑戦

1月4日は「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 3rdカラー発売日
NIKE公式通販は9時から販売開始
NIKE原宿は8時から9時の間で抽選応募を受け付ける

過去2回はパソコンから参戦したが、買うことはできなかった。
今回もパソコンで参戦。
3度めの挑戦、3度目の正直なるか・・


僕の場合、次のレースが差し迫っているわけではない。
今の予定では次のレースは11月であり、それまでには今回も含めて4回の販売機会がある。
ここで買えなくても、まだ先があるというゆとりがある。
一方、福岡国際マラソンや箱根駅伝でナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を履いた選手の快走を見てしまったランナーで、2月の東京を初めとする春マラソンに出る人たちは、祈る思いだろう。


8時55分、ブックマークしておいたナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%の商品ページを開く
そこには数日前から発売開始までのカウントダウンが表示され、刻々と減算されている。
あと1分を切る
55,54・・表示が慌ただしくなる

ここで前回は[F5]キーを押下した
ウェブページというものは最新の情報に書き換えるには、リロードが必須だ。
少なくとも僕はそれを常識として据えている。
しかし、前回はリロードしたことで、しばらく接続待ちとなり、出遅れてしまった。
よし、今回はこのまま待ってみよう

カウントダウンが0になる
念のため[F5]キーに指を掛けて待つ
すると画面には「サイズ選択」「購入ボタン」が現れた

サイズは今持っている1stと同じ26.5でいいだろう
NIKEは30日間返品無料であり、もしもサイズが合わなかった場合、返品に応じてくれる。
もしも、3rdは作りが小さくなっていて、入らなかったら返品すればい。
(この時点では交換の選択肢があるとは思わなかった)

購入ボタンをクリックすると順番待ち画面になる
これは、前回と同じだ。
前回は5分ほどで「在庫がありません」画面に変わって The end


9:06
なんと、チェックアウトへ進む画面が出た
ここまで来ても油断はできない
慎重かつ迅速に入力を進めていき確定へ
時計を見ると9:09

期せずして買うことができた。

つづく

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2018年1月 6日 (土)

鳩のオブジェと木札

東京に来てすぐに買った財布とお別れする
エッシャーのだまし絵に似たデザインのTAKEO KIKUCHI
付き合いは18年になった
大切に使ってきたのでさほど古さは感じないが、さすがに折り曲げる部位がくたびれてきた。
たまにデパートに行くことがあると、すぐに買い換えたいわけではないけど、なにげに財布コーナーをのぞく
そんなことを続けてもう5年ほどになるが、これというモノに出会えないというより、柄ものの財布自体を見かけない


慣れ親しんだモノには魂が宿る
僕には親愛の情がある
これまで、使い古して役割を終えたものを、後生大事にタンスに仕舞い込んでいた。
だが、いずれどこかで捨てなければならない。

吉方旅行の解説書によると、財布の買い換えが推奨されていた。
理想の財布との出会いは待ちくたびれた。
この機会に乗ることに決めた


3日前の夜に一度訪れたきりのフロントに顔を出して、チェックアウト
鍵を返却することもなく、電話やビデオの料金を精算することもない。
お世話になりましたと一言で儀式を終える
ビックカメラで買った傘は部屋に置いてきた


帰りの「ときわ72号」まではまだ1時間ある。
重い荷物をコインロッカーに詰め込み、最後の買い物へ

昨日も散策した雑貨売り場にもう一度顔を出す
すると、ここ数年そこで塩漬けになったような商品が並ぶガラスショウケースの一番下の段に「木のオブジェ」が見えた。

ホコリを被っているわけではないが、ずいぶんすすけて見える
この棚の低さでは3歳児の子どもじゃないと気づかない
誰にも見いだされることなく、そこにあったオブジェ
これは鳩ですか?
開店間もなくまだエンジンがかかっていない店員さんに尋ねたが、要領を得ない様子
鳩は2羽並んでいた
2羽ともショウケースから取り出してもらい並べる
どちらも甲乙付けがたく古い
銭湯にある下駄箱の鍵のような木札がセロテープで留めてある

アンティークな雑貨を扱う店のなかでも、とりわけアンティークなというよりは、デッドストックと化した鳩を1羽、となりの棚にあった「木のカード立て」と共に連れ出した。


お昼は地元の食材を使った駅弁にしたい
だが、どこにも駅弁売り場が見つからない
改札の駅員さんに尋ねても「駅弁はありませんよ。ホームのコンビニに弁当はありますが・・」という答え
旅先でコンビニ弁当か・・


10:53
ときわ72号が水戸を離れる
空は遠くまで青い
スマホに表示された水戸の天気は「晴れ32度」
9月半ばというのに、残暑が厳しい

車内は空いていて、品川まで隣には誰も来なかった
ホームのコンビニ「NEW DAYS」にはローズポーク豚べんがあった。
駅員さんにとっては駅弁の定義から外れているのかも知れないが、求めていたのはこれだ。




東京から北東100km、吉方旅行水戸
大満足の旅
こんなの初めて

吉方旅行の掟どおり、帰宅してすぐ3時間ぐっすり眠りに就いた


後日、この旅で唯一の心残りだった「木製のキーホルダー」が旅の荷物から発掘された。
帰り際、水戸駅で買った鳩の木製オブジェ
それにセロテープで付いていた木札だ
あ、これがキーホルダーになるじゃん。。
クルマのキーに取り付けると、まさに求めていたものがそこにあった

鳩にはBuona vita、木札にA.a Droguerieとあった
製造者の名前と思われるが「Google先生」は要領を得ない様子だった

東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅

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2018年1月 5日 (金)

常陸牛180gは適量だった

カーシェアリングで2日続けて同じクルマに乗り込み、2日つづけて「ひたちなか温泉 喜楽里 別邸(きらり別邸)」へ走らせる。

駐車場では雨合羽を着たおじちゃんが「入場制限」を知らせている。
雨が降っているからというより、土曜日に比べて日曜日が混んでいると言うことだろう。
こちらに代替案があるわけでもない。
混んでいるからと言って引き返せない。

フロントでは「岩盤浴が混んでいるのでシンプルコースを強くお勧め」されて、否応がなく従う。
岩盤浴にもいくつかの種類があることを後で知って、明日はコンプリートしようと思っていたのだが・・

昨日、時間を稼いだ「寝ころび湯」でさらに多めに時間をかけ、岩盤浴の分をサウナで時間を稼いだが、昨日の2時間3分に遠く届かない1時間27分で温泉アウト
「1人スーパー銭湯」はこれくらいが限界だ。
それにしても、2日つづけて、1人で銭湯に来る男は、見る人によっては「温泉大好き男」に見えたかも知れない。



カーナビにしらべておいた住所を打ち込んで、駐車場から車を出す。
昨日と同じく水戸駅周辺が渋滞している。
昨日とは違う道だが、カーナビの言うことを聞いていれば、いつかは目的地に着く。
そう信じて進むこと1時間、目的の店が見えてきた。


「メロンカレー」「ローズポーク」に続き、水戸最終夜の旅課題は「茨城のブランド牛常陸牛」

予めこれと決めておいた「常陸牛サーロインステーキ」を注文
井之頭五郎譲りの冷たいウーロン茶も忘れていない。
注文を終えてから、ゆっくりと店内を見回す。
周りのテーブルは埋まってなくて、誰に遠慮することなくガン見できる。
お高くとまらず、こぎれいにまとまった落ち着きが気に入った。
客が少ないのは、時間帯が早いからだろう。


「おまたせしました」
と言われるほど待った気はしなかったが、牛の形をした鉄板に乗って僕のステーキが音もなくやってきた。
そう、音もなく

「ステーキは音がしないといけない」とステーキ条例で決まっているわけではないが、音がしないのは珍しい。鉄板で油が跳ねていない。
エプロンをかける必要がないので、それはそれで助かるのだが。
そして、口にした肉は適温。
水戸のお客には「ステーキが熱すぎるよ」という猫舌の人が多いのかも知れない。

180gという分量は、この歳には手頃だ。
美味しいな、あと少しいけるかな
というくらいで最後の一箸を迎えるのは、その食事の印象をよいものにする。

「暖かいお茶をお持ちしますか?」
お下げしていいですか?と問いかけに来た、とても可愛らしいウェイトレスに勧められたので、そうですね、じゃお願いします。と応えて、急いで冷たいウーロン茶を飲み干した。
二ヶ月後にはマラソンを控えている。美味しいものは食べても、脂肪が吸着しないように努めたい。
体を温めるのもいい・・

だが、この日僕が「おまたせしました」の声を聞くことは二度となかった。
ずいぶん待った気がしたが、僕のお茶は来ない。
昨日の店と違い、人出は十分に足りている様子
きっと、忘れてしまったのだろう。

お勘定場に居たのは感じのいい女将さん
つい「これも」と店名が入ったレトルトのカレーを買ってしまった。
これとよく似たカレー製品を「肉のイイジマ」でも見かけた。常陸牛仲間で共同生産しているのかも知れない。


近所にあった「肉のイイジマ」に寄り「オリジナル和牛カレー」「ビアシンケン」を購入して帰る。
本日の走行距離22km

東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅

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2018年1月 4日 (木)

水戸ならではの土産ものは、水戸駅のエクセルみなみで揃う

水戸旅行3日目の予定は水戸駅で買い物

まだ雨は降り始めていない
ただ水戸の空はプリン体を摂りすぎた中年サラリーマンのように重く、いつ破綻してもおかしくない。
急ぎ足で水戸駅までの接続路を急ぐ。
水戸駅に駆け込んでしまえば、しばらくは空を気にしなくて済む。


吉方旅行の課題には入っていないが、まず宝くじの確保へ。
事前に調べておいたのは、水戸駅構内のExcelチャンスセンター
つづいて、東口から少し歩いて糸久たばこ店へ
近所の通いネコが名物のこの店。
ネットの触れ込みによると、ネコに会えるとラッキーということらしいが、店そのものが締まっていた。

確か「土曜定休 営業時間10:00-18:30」
日曜日は営業のはずだが・・
特に臨時休業の貼り紙はない
たばこの自動販売機だけが開店していて、
店の外壁とシャッターが同じ柄で同化している。
そこで1分間、目が点になったまま立ち尽くしている僕もどうかしている。

ぽつぽつと頬に当たるものがある
開いていないものは仕方がないじゃないか
すぐに気持ちを切り替えて、水戸駅へ引き返す

歩道橋を降りたところに水戸駅前チャンスセンターがあった。
糸久たばこ店で買えなかった分を、そこで購入
後日、ここで買ったスクラッチが当たっていて、引換所のおばさんに「スゴイですね」と褒められた。


水戸駅には「OIOI」\^^)オイオイではない
「水戸駅ビルExcel」「Excelみなみ」と3つの商業施設が入っていて、ここを3時間かけてくまなく歩いた。

旅の課題であった「木製の置物」「木製キーホルダー」は見つからなかったが、いくつかの日用品を購入して、お土産ものを確保する。


水戸のお土産は「エクセルみなみ」3階に揃っている。
電車に乗る前の慌ただしい時に迷わないよう、水戸駅改札コンコースと同じフロアであり、わかりやすい。


エクセルみなみで買う、水戸ならではのお土産は次の通り
■天狗納豆(笹沼五郎商店)
■そぼろ納豆~漬物が混じる納豆。田麩のような甘みはない
■水戸の梅(餡入りの求肥を赤じその葉で包んだ菓子)

「水戸の梅」は水戸土産として買うお菓子の代表格。
阿さ川、亀印本舗など複数の製造元がある。
日持ちはおよそ2週間
個包装ではなく、開けたらできるだけ一気に食べる必要に迫られる。

「水戸に行ってきました」と会社で菓子をばらまく時、離席している人のところにも置かなければならない。それがエライ人だったら、なおさらだ。
離席している人は数時間で戻ってくるかもしれないし、出張で数日戻らないかも知れない。
従って、ばらまき菓子は放置できる個包装の必要がある。
エクセルみなみの阿さ川には当店限定の「個包装」があり、これを会社用の土産とした。


Petit LOCOSでは、地元の日本酒
(ただし、この時は品揃えがあまりよくなかった)
IBARAKIスイーツ工房では「ほっしぃ~も」これは、厳密にいうと水戸に隣接するひたちなか市の銘菓だが、美味しそうなので「若い人向け」に購入した。


買い物袋を両手に提げて、西口へ向かうと行き交う人が傘を持っていて、そこから落ちた滴でコンコースが滑りやすくなっていた。

再び、構内に引き返して、ビックカメラで150円の傘を買う。
これならば、明日晴れて、水戸に置き去りにしても罰は当たらない値頃だ。

東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅

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2018年1月 3日 (水)

東洋大学往路優勝の要因 ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%

2018年1月2日~3日
第94回箱根駅伝

優勝候補は青山学院を押さえて出雲駅伝を10年ぶりに制した東海大学。
だが、往路を制したのは東洋大学だった。
この2校はナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を履いている。


東洋大学は2017年夏、この靴が市販された頃からナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を練習に取り入れている。
特別な練習をしないで履いても速くなる靴だが、フォアフット走法で走れば、さらに威力を発揮する。
10月には、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%の使い手モハメド・ファラーの指導を受けた。
2017年10月の出雲駅伝は、上級生をエントリーから外し1年生に経験を積ませ、箱根駅伝を見据えてきた。


フォアフット走法はつま先で着地してそのまま地面をはたいていく走法。
大半の「マラソン解説本」では「かかと(リアフット)で着地すること」を求めている。
フォアフットはそれだけカラダに負担がかかり、素人には故障のリスクがある走法である。
フォアフット走法ができるのは、足腰が強い黒人選手に限られるというのが、陸上界の定説となっていた。
だが、大迫傑が定説を覆した。


福岡国際マラソンでは1位から4位までの選手が履き「1-2-3-4フィニッシュ」したのがナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%。
大迫傑は見事なフォアフット走法を身につけている。

日本人でも短期間の練習でフォアフットに挑むことはできる。
結果的に完全なフォアフット着地にならなくても、ミッドフット(土踏まずあたり)着地にはなる。




2017年7月
1stカラー発売

2017年10月、11月
2ndカラー発売

そして明日1月4日より、東洋大学の選手が履いていた3rdカラーの「青」が発売される。
1st、2ndの場合、ナイキ公式サイトの販売は数秒で完売。
店頭販売は1stは発売日のお昼頃、2ndは抽選販売となっている。
今回の販売方法は2ndと同様。
公式ネット通販は 9:00開始
ナイキ原宿は8時~9時の間に抽選応募を受け付ける。


ナイキは1年を4シーズンに分けて、新商品を市場に投入する。
今後も3ヶ月に1度のペースで新色のナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を投入していくだろう。
ただ、4月のシーズンでは若干のマイナーチェンジが加わるものと推察する。

去年、レースに使った「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 1st」は既に90kmを走ってしまったので、次のレースでは使えない。
2018年秋のレースまでには、2足めを確保しなければならない。

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2018年1月 2日 (火)

水戸のベストは八戒のローズポークとんかつ

お盆にはとんかつ定食とソース各種
本当にお盆に乗ってくるんだ・・
いろいろなソースが試せるよう、1人ずつ予めセットされている
お品書きの写真に載っていたが、本当にその姿で出てくるとは思わなかった。


結論を先に言うと、ここ「とんかつ八戒」で食べたローズポークがこの旅のベストフード。
ただ、とんかつに納豆を乗せる必要はなかったかも知れない。

とんかつのさくさく感と納豆の粘りのコラボが・・
なんてことはまったくない
昨晩「酒趣」で食べた納豆唐揚げもそうだったが、納豆を揚げたり、揚げ物と合わせたりという試みは、さほど機能していない。
納豆は単品でいい
納豆は単品がいい


この店に来た時よりも多少お客が増えて、五分の入り
あとで確認すると、人が住んでいるのか?と思ったこの場所は茨城県庁のすぐそばだった。
これだけ美味しければ、地元でも人気のはず。
きっと、平日のお昼は賑わっていて、店員さんも数人はいるのだろう。


走行距離 28kmでカーシェアリングを返却
ホテル前のセブンイレブンで今晩の「R-1」と明朝の缶コーヒーを買って帰宅
茨城のローカルニュースによると、明日、水戸地方の予報は雨
できれば、2時間だけでも上がって、明日も千波湖を走らせて欲しい




吉方旅行水戸3日め
8時に起床
カーテンを開けて雨を確認する
雨が地面を叩く音がしないビルの高層階で、雨を確認する方法は「地面が濡れているか」「通行人が傘をさしているか」の二通りだ。

通行人がいない・・

ホテルの前は地元高校の通学路になっていて、しばらく待つと2人の高校生がやってきた
なんで日曜日なのに制服で登校してるのかな
女子高生が傘をさしている。男子高校生は手に傘を持っているけどさしてない。
その程度の雨なのだろう

よし、走れる!
すぐに着替えを済ませて表に出る
幸い、雨は時々頬にぽつりと当たる程度だ

昨日に比べると、千波湖はさらに閑散としている
同輩のランナーは100m以上の間隔を空けている


台風に備えて、黒鳥は湖の畔にあがって羽根繕いに没頭している
あひるボートたちも陸に上がり、行儀良く整列している



好文カフェとなりに立つ水戸黄門の銅像が千波湖に視線を送っている。
僕らが知っている水戸光圀は、狼藉者とのバトルは助さん格さんに任せているが、ここでは帯刀している。
走ってくる方向(左側)から見ると、その視線が悲しげだ
お供えに置かれた饅頭を即座に食べられてしまった遺影のように


昨日は曇り空の下、ここを三周したが、今日はあいにくの天気
少しだけ走れただけでもありがたい。
降られる前に二周できりあげることにしよう

東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅

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2018年1月 1日 (月)

1人スーパー銭湯は2時間が限界

明けましておめでとうございます
今年が皆さんにとって、安全・無事・健康な一年になりますように!



ここまでの話し
東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅


腕につけたセンサーをかざせば、有料のマッサージチェア、風呂上がりのコーヒー牛乳といったものが、チェックアウト時の一括後払いで利用できる。
その都度、お金を払わないでいいのは便利だ。
ついつい財布の紐が緩むかといえば、そんなことはない。
財布じゃないから・・
ということではなく、人の経済観念はその決済方法が現金か後日請求かの違いくらいでは変わらない。
どう使っても最後は自分が払うのだということがわかっている限り、一杯のコーヒー牛乳でさえ、本当に自分がそれを心から欲しているかを自問自答するものだ。


「ひたちなか温泉 喜楽里 別邸」はボディケア、エステのオプションが充実している。
伊勢志摩にあるタラサ志摩のような、高級リゾート感も味わえそうだ。
そういう点ではいわゆるスーパー銭湯とは一線を画している。
喜楽里別邸はここ以外ではもう一軒、埼玉県飯能市(はんのう)に「宮沢湖温泉喜楽里別邸」がある。
「大人だけが楽しめる隠れ家」という提案は、ますます支持を得られるだろう。
これから、店舗数を増やしていきそうだ。


温泉の滞在時間は2時間3分
これでもよく頑張ったほう
「寝ころび湯」で時間を稼いだが、僕にはこれが限界だ。
後日、NHKの「cool japan 発掘!かっこいいニッポン」で「スーパー銭湯の平均滞在時間は6時間」と言っていたが、とても信じがたい。
仮にそれが本当だとしたら、あと4時間は「食事」「エステ」「昼寝」といったことになるのだろうが「1人スーパー銭湯」ではちょっと無理そうだ。



次なる旅課題は「その土地の美味しいもの」
初日は茨城のブランド豚「ローズポーク」
「るるぶ」「まっぷる」で共に紹介されていた店を選んでおいた。
カーナビに 水戸市笠原町600-54 と打ち込んで、駐車場から車を出す。
2時間前とは打って変わり、曇り空は漆黒の闇へと移ろっている。
こんな暗いなか見知らぬ町を走るのは、カーナビがない時代にはできなかったことだ。
水戸駅周辺が渋滞していて、カーナビが提示する予定到着時刻をずいぶん過ぎているが、目的地周辺に着く頃には、あたりは閑散として一層真っ暗になった。
こんな所に有名店があるのか、というより、こんな所に人が住んでいるのかという寂しさだ。


とんかつ八戒
3連休の初日、特に予約しているわけではない。
満席の場合は、ひたすら待つしかないな・・
意を決して臨んでいるが、引き戸を開けた途端、それは杞憂だと判明した。
店内は四分程度の入り。
ただ、ひとりで切り盛りしているらしく、店主だけが慌ただしく働いている。

注文したのは「水戸納豆とんかつ特選ロース定食」と「ウーロン茶」
旅行ガイドに載っていた写真をみてこれと決めてきた。
ウーロン茶は井之頭五郎の受け売りだ。

とんかつ屋に来ると、たいていカウンターに陣取っている。
ラードの香り、油が跳ねる音、きつね色の衣
僕のとんかつが目の前で揚がるのは、子どもの頃から至福の光景だ。
今日もカウンターに陣取っているが、厨房は見通せない。
ラードの香りも、とんかつを揚げる音もない
それどころか、人の気配すらない

豚肉を買いに行っているのかな・・

店主1人だったからな
本当に出てくるのだろうか?と心配になった頃、前触れもなく僕のとんかつが出てきた。

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