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2018年1月の31件の記事

2018年1月31日 (水)

マラソン人生初、とんかつとビールの打ち上げ

シャワーを浴びて一息ついたところで、カズ兄ちゃんに墓参りに連れてってもらう。
母はそこにいないが、おじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃんに無事、下関海響マラソンを走らせてもらったこと、そして、去年母が浄土に還ったことを報告したかった。

関門橋を見下ろす高台にある霊園に秋の夕暮れが迫っている。
この前ここに来たのは8年前、その時は母と2人だった。

帰路はみもすそ川公園へ下りて関門橋の方から帰ってもらうことをリクエストする。
暖かかった秋の一日を支えたお日様は、惜しまれながら響灘の方へと動座しようとしていたが、まだ十分に昼と呼べる明るさだ。
展示されている大砲の向こうには狭い関門海峡。
すぐ目の前には門司の市街地。
響灘の方から来た巨大な赤煉瓦のようなコンテナを5階建てのビルの高さほどに積んだ貨物船が、瀬戸内海の方へと慎重に進んでいく。
その船がうまくフレームに入ったところでシャッターを切ろうと、Vサインをつくる3姉妹にデジカメを向けるお父さん。

ここは、どこにでもあるありきたりな休日午後の観光地であり、ついさっきまで、道路を封鎖してマラソンが行われていたことを覗わせる手がかりは残っていない。
数時間前、自分がその中にいて、ここを二度走って行ったことがもはや懐かしい。

レース中は撮れなかった関門橋に向け、慎重にじっくりと時間をかけてシャッターを切った。




「コーヒーでも飲むか?」
はい、いただきます
別におごってもらうと決めていたわけではないが「コーヒー」に反応した。
ここ一週間、マラソン前のカフェイン断ちをしていた。
昨日、日本茶を淹れてくれたカズ兄ちゃんに、明日のレースまでは飲めないと辞したところ
「ランナーっちゅうのは、難しいことをするのぉ」
と笑われていた。

みもすそ川から少し長府に向かって走ったところの海沿いに喫茶店があったことを、走っている時は気づかなかった。
「ケーキもあるで」
コーヒーに加えて、ここ一ヶ月ほど続けていた「ケーキ断ち」もここで解禁。
子どもの頃は、素うどん一杯おごると言われても断っていた僕が、年齢を重ねて柔軟な姿勢の大人になったと思ってくれただろうか。


帰宅すると、お楽しみのとんかつタイム
肉を買い、パン粉を付けて油で揚げる。
油の温度管理は慎重を要し、その後の処理も面倒な、この手間のかかる料理が出る食卓は、家族が一堂に集う、幸せの象徴だ。

とんかつとビールの打ち上げ
マラソンを始めて以来、もっとも幸せな宴
だが、マラソンの話題はそこそこ。
宴の主題は政治・経済、そしてこれからの日本についてだった。
数ある親戚のなかで、この類いの話題ができる、この家に来ることを僕はとても楽しみにしている。


打ち上げを終え、22時には客間の床に就く
こと下関海響マラソンというレースについて、言うことはない。
結果には満足してないけれど、もう少し何とかなったかなと言うことでもない。
ベストを尽くしたし、一所懸命頑張った。
今は安堵感が強い

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2018年1月30日 (火)

下関海響マラソンオリジナルのマスキングテープは売り切れ

なんとか、ふく鍋を残さずたいらげた。
あとは歩いて家まで帰るだけだ。
これまでに出た全てのマラソンは「交通機関で帰る」ものだったが、歩いて帰れるというのは、なんとも気楽なものだ。

まだ陽は高く、急ぐこともない
海峡ゆめ広場を散策することにする。

イベント会場には、制限時間までのカウントダウンを叫ぶDJの声が響いている。
並べられたテーブルでは、ランナーとその家族がふく鍋や、家から持ってきた食料を囲んでいる。
記念撮影ブースには長蛇の列ができている。
晴れているマラソンは、これがいい。

ランナーは少々雨が降っても仕方ないと思っているが、主催者、イベント出展者、応援に来た人達は、雨が降ったらがっかりぽん。
こんな日だけは、地球温暖化に目くじらを立てるのも一休み。
暖冬歓迎である。


確か、下関海響マラソンオリジナルのマスキングテープがあると聞いていた。
売り場を探し当てると既に完売。
そこで、下関の魅力を絵柄にしたマスキングテープが売られていたので、そちらを買う。
それでもうやることはなくなってしまった。
少し名残惜しいが、長居したからといって、楽しいことが待っているわけでもない。

フィニッシャーズタオルをしっかりと首に巻き付け、ナンバーカードが隠れるようにして歩き出した。

家の鍵を持っているわけではないので、一応、親戚に電話を入れておく。
ランナー向けの美味しい夕飯をつくってくれたカズ兄ちゃんの奥さんが出た。
もう皆、帰宅しているという
今から帰ります。10分くらい・・いや、ちょっと足も痛いのでまぁそれくらいで
「ごゆっくり、待ってます」
互いに電話を切った。


市民会館のそばには大型バスが並んでいる。
マラソンを走るツアーでもあるのだろうか。
バスのそばを通り抜けようという時
「おつかれさま!」
外国人ランナーから声を掛けられた。

今朝、僕の寒い!という独り言に反応されたのもここだった。
ナンバーカードを付けて、手ぶらで歩いている人というのは、どこか無防備で、人の警戒を解くのかも知れない。


「おぉ、おつかれさん」
帰宅すると、カズ兄ちゃんが仕事場でパソコンに向かっているところだった。
しばし、戦績報告で話し込もうと思ったが
「つかれたやろ?風呂はいれや。なにシャワーでええんか?じゃ、浴びといで」
と勧められる。

給水所では、ちょっとゆっくり走って端から端まで探したんですけど、見つからなかったです
というと、皆も「おかしいねぇ、まだ来んね~」と言っていたらしい。
恐らく、僕の通過時間が、皆さんの休憩にはまってしまったのだろう。

使わせてもらっている客間に戻り、1つ1つ「マラソン装備」を解いていく。
マグフローゲーターを外し、レース中激痛が続いていた右くるぶしのソックスを下ろした時、衝撃が走った。
痛かったその場所には、ピップエレキバンが食い込んでいたのだ。
エレキバンが外れないよう上から貼ったセラポアテープを剥がすと、くっきりと丸く陥没していた。
そのクレーターを指で押さえると、確かに痛い。

エレキバンは固い所に貼ってはいけない
そんなこと誰も教えてくれない。
また1つ「マラソンの知恵」が増えた
だが、代償はあまりに大きかった。


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2018年1月29日 (月)

東京マラソンまで4週間、お金でタイムを買うドーピング

まず始めに、レースにサプリメント(スポーツジェル等の補給食)を持参することは必須です。
自分もそうでしたが、マラソン初心者のうちは、そうした知識がないために「マラソンとは終盤へろへろになるスポーツだ」と思っています。
しかし、補給食をウェストポーチに入れて走るようになってからは、初心者当時のように、へろへろになったり、倒れそうになることはありません。

それについては「マラソン講座」で、過去の持参リストをまとめているのでご覧ください。
実際にレースに持参したサプリメント


今回、特にお勧めするのは「日本新薬のWINZONE」
過去2レースで使いましたが、いずれのレースも失速しませんでした。
「足が痛くて前に進めない」というのは練習不足です。
サプリではなんともなりません。
しかし「頑張れる力」は作り出すことができます。


「日本新薬」は患者の福音になる薬を開発する研究開発新薬メーカー。
儲かる薬ばかりではなく、患者数が少ない難病の特効薬に積極的に取り組んでいます。

本社:京都市
売上高:988億円(2017年3月期)
創業:1911年(明治44年)

2017年11月には、東洋経済「就職四季報2019年版」が発表した「3年後離職率が低い会社」1位になりました。
2014年に入社した66人が1人も辞めていないということです。

その日本新薬が、2016年ランナーのために発売したのが「WINZONE ENERGYxENERGY」
当時から不定期でランニング月刊誌に Paid Publicity を載せています。


効用の仕組みは「脂肪を優先的に使い、レース終盤に糖を温存する」というもの。
レース終盤ふらふらになるのは糖が枯渇するから。
レース序盤から、脂肪を使うことで糖の枯渇を先延ばしするのです。


1箱15本入り 2,980円
顆粒の個包装なので、ウェストポーチに入れやすい。
水がなくても飲めるのがレースでは助かります。


<15本入りを買った場合の配分>
過去の実践例です

▼15km以上の練習や調整ハーフマラソン前に1本飲んで試す

▼9日前~5日前(5日間)
1本(起床後)

▼4日前~前日(カーボローディング後半の木金土」
1日2本(食前)

▼当日
レース20分前、10km、20km、30km 各1

9日前から毎日飲んでいるのは、体脂肪率を下げる目論見です。
3,000円という投資に見合う効果が実感できると思います。

amazon販売ページ

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2018年1月28日 (日)

東京マラソンまで4週間 今からでも間に合う!お金でタイムを買う方法

マラソンはお金でタイムを買うスポーツではありません。
「走る」ことを軸にした練習の集積が結果としてタイムに表れるのです。
ただし、マラソンはお金でタイムを買うこともできるスポーツです。

お金の使い途は2つ。
「道具」と「ドーピング」
ここでいうドーピングとは「マラソンを最後まで失速せずに走るために、サプリを摂取すること」を指します。



道具ではNIKEのランニングシューズ「ヴェイパーフライ 4%」が有効であることは、多くのランナーが知っていると思います。
1月23日現在、NIKE原宿のエントランスには「ヴェイパーフライ 4%」の展示コーナーがあり、過去一年の主要レースでトップ3の大半をこの靴を履いたユーザーが占めたと誇示しています。
そこには、2017年12月の福岡国際マラソンで3位に入ったナイキオレゴンプロジェクトの大迫傑が履いた靴が飾られています。
ソールにはゴールタイムを示す「2’7’19」のサイン
外観は「ヴェイパーフライ 4%」の2ndカラー(赤)そのもの。
本当に大迫は市販モデルを履いたようです。


しかしこの靴、今は買えません。
直近(1月4日)の3rdカラー発売も瞬時に品切れ。
ここまで、7月、10月、1月とカラーを変えて発売しているので、次回は4月発売と思われます。

買えない靴を、これだけ大々的に展示するなんて、NIKEも罪なことをするなぁと思いました。
もしかして、東京マラソンまでにどこかで追加販売があるのか・・
いや、あるわけないな

そう思いつつも、日々ネットをチェックしていると「スニーカーラボ」に驚異的な話しが載っていました。
http://nikelab.jp/

なんと「breaking2」のモデル「NIKE Z00M VAPORFLY ELITE」の日本限定カラーが出るというのです。

価格:59,400円
型番:880849-004
発売:2月3日

これには、びっくりたまげました。
「エリート」は2017年5月6日「42.195km>2時間切り」のタイムトライアルで、エリウド・キプチョゲが2時間0分25秒で走った靴。
市販品のヴェイパーフライ 4%とは仕様が異なり、NIKEのサイトでは「Breaking2ランナーに合わせて緻密にチューニングされたレースシューズ」とされています。
まさか、これを売るなんて・・


前兆はありました。
2017年12月16日に「NIKE VAPOR STREET FLYKNIT」
型番:AQ1763 001
というオールブラックの普段履き用ヴェイパーフライが「UNDEFEATED」で抽選販売されたのです。
デザインはBREAKING2用のヴェイパーフライエリートとほぼ同じ。
ただし、カーボンプレートは入っておらず、値段は21,600円。
数量もごくわずかでした。

2018年2月23日には「赤」の「NIKE VAPOR STREET FLYKNIT」
型番:AQ1763 600が発売予定です。


さて、初めて「エリート」を冠した「NIKE Z00M VAPORFLY ELITE」
59,400円は確かに破格ですが、ヤフオクで「ヴェイパーフライ 4%」(価格25,920円)についているプレ値と同程度。
「6万円ならば、なんとか出せる」というランナーならば、今後、NIKE公式サイトをチェックされるとよいでしょう。

つづいて、ドーピング

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2018年1月27日 (土)

3分でわかる!東京マラソン新コース攻略法

東京マラソンまで、あと4週間
今回は、2017年大会で「新コース」を走った経験を元に、東京マラソン新コース攻略法です。


結論から言うと、一番の注意点は30km~35kmです。
東京マラソン新コースの檜舞台は「銀座」と「東京駅」
華やかな銀座を29kmで通り過ぎてしまうと、そこから35kmの泉岳寺折り返しまでは、わくわくするようなコースとは言えません。

日比谷公園を過ぎて品川に向かう時、対抗車線から来る自分より速いエリートランナーたちとすれ違います。彼らはウィニングランの「東京駅」に向けて、まさにクライマックスを迎えている。
それなのに、自分はこれから10km走らなければならない。

一瞬、目標を見失うような感覚に襲われます。
従って、ここで、気持ちを切らさない動機付けが必要です。

もちろん、40km日比谷公園過ぎには、丸の内中央通り~行幸通りのウィニングランが待っているのですが、それは目先の目標になりません。

そこで、去年の経験で言うと、35km過ぎ泉岳寺を折り返してから日比谷公園までは、まさに「途切れることのない熱い応援」の沿道が続きます。
これは、30km~35kmが比較的閑散としているのと好対照でした。

やはり、応援する人たちも、よりゴールに近い側で応援したいという心理が働くのか。
それとも、増上寺や東京タワーという観光地のある側の方が応援しやすいのか。

走る前は、東京駅だけが楽しみだったのですが、実際には、35km過ぎ泉岳寺を折り返してからゴールまでは、ずっとウィニングランだったのです。



二番めの注意点は16km~25km、通称「富岡詣で」
最近、一躍有名になった富岡八幡宮を折り返し点とする、前回第11回大会からの新コース部分です。
ここはいくつかの小さい橋を越えるため、小刻みなアップダウンがあります。
走る前、ここを最大のポイントとして警戒していたのですが、結論から言うと「意識過剰」でした。
マラソンというのは、多少のアップダウンは付きもの。
「富岡詣で」のアップダウンは、走り込んでいるランナーからすれば、当たり前すぎて、苦笑いも出ません。
淡々と「生理的イーブン」を心がけていれば、終わってしまいます。
「富岡詣で」を警戒し過ぎたため、ここを乗り切った後、気が緩んでしまったのが、去年の反省点でした。



以上が、新コースの攻略法です。
次回は「今からでも間に合う!お金でタイムを買う方法」について、お話ししましょう。

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2018年1月26日 (金)

一度履くと、もう他の靴には戻れない ルナエピックLOWフライニット2

「デザイン優先、機能は二の次」で靴を選んでいた僕が、靴選びの観点を変えたのは、2005年に登場した「ナイキフリー」だった。

翌年3月、ナイキは「ナイキフリー」をランナーに試してもらうため、荒川市民マラソンのランナーを対象に、無料貸出モニターを実施した。
レース前日の受付ブースで靴を借りて持ち帰り、一ヶ月、自由に履く。
(フリーだから)
そして、執筆したレポートを添えて、指定の場所へ靴を返しに行く。
きっと、レポートだけ受け取って、靴は「どうぞ、そのままお使いください」と言われるに違いないと独りごちていたが、本当に靴を回収されてしまったので、その場で新品を購入した。
もう、戻れなくなっていたのだ。


ナイキフリーはそれまでに一度も経験したことがない「一度履くと、もう他の靴には戻れない」という革新の履き心地だった。
この靴で歩き、座り仕事をしていると「あぁ楽だなぁ」と幸せな実感が湧き起こる。
それが一日に何度もだ。
1日を終えて、靴を脱いだ時、足には何もストレスが残っていない。

気に入ると、そればかり履いている。
いわゆる、ヘビーローテーション
一足がくたびれると、次のモデルと次々に買い足していき、トータルのナイキフリーは5足を超えた。


ところが、ここ数年ナイキフリーの買い換えをしていない。
それは「ベロ一体型」で、履く度に靴紐を締め直さなくて済むナイキフリーに出会ったからだ。
NIKEが2012年に発売して、現在主力商品となっている「ナイキフライニット」は、アッパーが足の甲に吸い付くような構造になっている。
密着しているということは、足首も同じ。
すると、履き心地は申し分ないのだが、脱ぎ履きで両手が必要である。

靴コレクターの道に足を踏み入れて以来「靴というのは、毎回靴紐を締め直すものだ」と自分に言い聞かせてきた。
しかし、片手で手軽に脱ぎ履きできて、靴紐を結び直す必要がない靴も「一度履くと、もう他の靴には戻れない」

NIKEのラインアップは「フライニット」に主軸が移り、伝統的な「ナイキフリー」に魅力的なニューモデルが出なくなって久しい。


ここ数年、それでも、なにげにNIKEの公式サイトをのぞく。
「ベロ一体型」で「デザインがいい」を両立した靴は出ていないかな?

すると去年、NIKEストア原宿でそんな靴に出会った。
マリちゃんが「自分も履いている」と勧めてくれた「ルナエピックLOWフライニット2」だ。
「ルナ」クッショニングの斬新さもさることながら、ベロ一体、脱ぎ履きの容易さに惚れた。
しかも、会社で履ける「オールブラック」ということで即ゲット。

以来、週5日勤務中、月水金の週三回登板というローテーションを任せる不動のエース靴に成長した。

つづく

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2018年1月25日 (木)

靴コレクター20年 エアマックス「97H」と「97S」

ノモマックスから靴コレクターを始めて20年が過ぎた。
この間に100足を超える靴を買ったが、履かずに飾るだけで終えた靴は2足のみ。
1つは「使う用」とは別に「保管用」として買ったノモマックス」であり、もう1つは「エアマックス1stカラーデッドストックコンプリート」を達成するために、25.0cmという絶対履けないサイズを買った「エアマックス93」だけだ。

歴代エアマックスファーストカラー一覧

靴コレクターの知人は大半が「使うコレクター」
時々どうしてもキレイなままとっておきたい靴を予備に買ったりするが、基本的には「靴は実用品。履いてなんぼ」という考えを持っている。

しかし、デザイン優先、話題性優先で買っているため、いざ履いて見ると「なんじゃこりゃ?」という靴も少なくない。

見た目で買って、実用に耐えなかった代表は「エアマックス97H」
空前のNIKEブームだった1990年代後半。
NIKEは年に一度「エアマックス」のニューモデルを投入していた。
しかし、97年は「97SS」と「97」の2モデルが発売されている。
「S」は1月頃から発売の「Spring&Summer」
「H」は10月頃から発売の「Holiday」

「97H」は始めてフォアフットからリアフットまでビジブルエア(外から見えるエアバッグ)を入れた「フルレングスエア」
デザインは前衛的なもの。土踏まずにはメッシュプレートをはめ込むなど、発売前から大人気となった。
しかし、いざ履いて見ると散々。

とにかく、かかとが抜ける。
フルレングスエアだが、ソールが曲がらないのである。
一応、エアマックスというのは「ランニング」カテゴリーの旗艦モデルなのだが、この靴で外を走った人は誰もがいかりや長介の決め台詞を言ったことだろう。

一応言っておきますが
「だめだ、こりゃ」


1997年に急遽、2モデルめが投入されたのは、年頭に発売した「97S」の不人気のせいだと、靴仲間はニフティのフォーラムで語り合っていた。
「なんじゃこりゃ?靴」とは対照的に、デザインは今イチだが、履いて見たらよかったというのが、その「97S」だった。

エアマックス95で「エアマックス狩り」という言葉を生んだほど、革新的なデザインで人気を博して着たエアマックスが、1997年1月、突然、そこらじゅうの子どもがスーパーの安売りで買って来たような運動靴になったのである。
コレクターの中には「なかなかいい」という人も少なくなかったが(僕も悪くないと思っていた)大勢はやはり「それはないだろう」だった。

ところが、いざ履いてみると、この靴がいい。
さすが「運動靴」
現代の靴と比べると、かなりの重量はあったが、安心して履けるゆったり目の靴だった。
加水分解で失ったあと、復刻が出たらまた欲しいと思っていたのだが、復刻のニュースをキャッチし損ねているうちに売り切れ、気づいた時にはプレ値売りになっていて断念した。

つづく

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2018年1月24日 (水)

東京マラソンスタート会場 注意点とお勧めの備品

東京マラソン当日
都庁前の会場入りはセキュリティが厳しいです。
事前にブロック毎に最寄り駅からの順路が指定されます。
自分は土地勘があるから、どこから行っても大丈夫と思ったら大間違い。
順路は規制されており、通行禁止になっている舗道があります。


「東京マラソンが初マラソン」という方は別として、他の大会を経験した方は、スタート会場の貧弱さに目が点になるかも知れません。
マラソンは本来、競技場、体育館からスタート/ゴールするもの。
伝統的な市民マラソンであれば、スタート(=ゴール)会場に準備や着替えをする場所があるものです。
ところが、東京マラソンでは公園しかありません。
なにせ、ここは東京都庁ですから。
周りはビジネス街です。
スタート会場の設備に限っては、貧弱ランキング上位に入るでしょう


しかし、都庁スタート、東京駅ゴールというコースは非の打ち所がありません。
さほど、気にはならないでしょう。
公園には階段があるので、そこをキープできれば問題ありません。
平地(地べた)しか空いていない場合、組み立て式の椅子がお勧め。

「DOPPELGANGER OUTDOOR ウルトラライトマイクロチェア」は、軽くて場所をとらず、座り心地もしっかりしています。
マラソン以外では、花見でも使えて便利です。


東京マラソンのスタート会場で大敵なのは雨。
どこにも、雨宿りする場所がありません。
ダイソーでフード付きカッパを買うとよいでしょう。

アシックスポンチョXTG162」はマラソンの定番品。
レース前の防寒具として。
透過してナンバーカードが隠れないので、ウェットレースの場合、レース中ずっと着て走るのにも好適です。


東京マラソンの「トイレの仕切り」は最悪です。
となりのトイレが丸見え・・
という話しではありません。
「並び方」がわからないのです。

これは、主催者の努力不足ということではなく、35,000人という大会規模に追いつくオペレーションというものが、まだ世の中にはないということでしょう。
2017年大会では、トイレを済ませるのに1時間かかり、所定のブロックに並ぶことができませんでした。

今年も、トイレの混乱はあると思います。
そこで、肝心なことは
「スタートできないわけではない」
とゆったり構えること。
ブロック整列の締め切りに間に合わなくても、最後尾に並ぶことができます。


2017年大会
スタートブロックでは、古着のようなジャージが大量に捨てられているのを見受けました。
ランナーが暖を取るために、荷物を預けた後も着つづけて、ここで捨てて行ったのです。
そういう「自分さえよければ、何でもあり」という心がけのランナーには、マラソンの神様から審判が下りますからやめましょう。

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2018年1月23日 (火)

東京マラソン2018を走る方へ 受付とEXPO

東京マラソン2018まで5週間を切りました。
ここでは、去年の2017年第10回大会の経験を元に、いくつかお話します。


事前受付
数年前、外国のマラソン大会でテロがあったのをきっかけとして、東京マラソンは大変セキュリティが厳しくなっています。
受付では、SECOMのリストバンドを手首に巻きます。
2000年以降、入院経験がある方はご存じと思いますが、本人確認のために手首に巻くビニル製のバンドです。
ハサミで切らない限り外すことはできません。
それをレース終了まで付けておく必要があります。

これからSECOMはこのパッケージ・ノウハウを各種スポーツ大会、東京五輪に活かすのでしょうが、去年からSECOMの株価が特に上がったということはありません。


国際展示場で行われる事前受付は22日(木)より。
22日に受け付けを済ませると、23日(金)は会社で「こんなの付けて走るんだよ」と自慢できます。同僚から「インスタ映えさせて!」と頼まれて、職場が和むかも知れません。

ちなみに、去年は地下鉄の駅に「リストバンドが外れてしまった人」を対象とした仮設の受付テーブルがあり、多くのランナーが群がっていました。
あれがOKならば、セキュリティなんてあったもんじゃないと思います。
「外れてしまったら、スタート会場に入れない」
くらいに厳しくて然るべき。
そうすれば、皆さん接着剤で留めてくるでしょう。


EXPO
事前受付が終わると「展示・販売ブース」が並ぶEXPO。
同人誌ファンには「コミケ」アニソンファンには「アニメロ」があるように、マラソンランナーにとって国内最大のイベントが「東京マラソンEXPO」です。

東京マラソンの受付、EXPOは2007年(第1回)だけ東京ドーム。
現在は、国際展示場で開催されています。
2016年まではゴールが国際展示場だったので、レース後の下見?くらいにはなっていました。
2017年からは値段が高い「りんかい線」や座席が狭い「ゆりかもめ」に乗って、辺鄙な場所へ行くのは面倒だな。
有楽町駅前の東京国際フォーラムにして欲しい・・
ただ、年に一度のランナーの祭典と割り切れば「国際展示場」という趣向も有りかなと思います。


今年、僕は出走しませんが、EXPOには行く予定です。
お目当ては「東京マラソン2018限定グッズ」

2009年に出走した時は「2009オリジナル長袖シャツ」
去年は「2017オリジナルニット帽」を買いました。
ランニングの実用品は長く使えるし、なかなか当たらない東京マラソンに出たという証明書のようなもの。
来シーズンの動機付けになりますよ。


去年、本当は「長袖シャツ」が欲しかったのですが、金曜の仕事終わりに駆けつけた時には「売り切れました」と言われました。
2017オリジナルのウェストポーチがあり、ずいぶん迷った挙げ句、見送りましたが後悔しました。
あとでasicsのウェブサイトで買えるだろうと高をくくっていたのですが、EXPOで販売される限定品のネット販売はありませんでした。

「それならば、ヤフオクで」
と探してみたのですが、ヤフオクにはEXPO限定品が出ていません。

つい最近も、入手困難な靴「ヴェイパーフライ 4%」が大量にヤフオクに出回っていますが、その大半は「NIKE公式ネット通販」で仕入れたもの。
「プレ値バイヤー」の仕入れはネットであり、わざわざ足を運ぶことは少ないからです。
(交通費と時間をかけた分、仕入が割高ですから)

従って、EXPOについてのポイントは2つ
①お目当ての品がある場合、初日(木)に行く。
②迷ったら買う^^;)

つづく

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2018年1月22日 (月)

東京マラソンまで5週間、最強の風邪対策

東京マラソンまで5週間を切りました。
この時点でやっておかなければならないのは「散髪」です。
女性の場合、スポーツ刈りにすることはないので、その限りではありません。
デビュー当時の西城秀樹のような長髪で走る男性も関係ないです。

日頃から比較的、短くしている場合、冬場には風邪を引きやすくなります。
風邪を引くと体調が戻って通常練習に戻るまで、最低でも1週間かかります。
万が一、風邪を引いてしまっても、回復と十分な準備期間が残るよう、散髪は4週以上前に済ませておくわけです。

短髪の場合、散髪後に限らず、冬場は風を遮るために帽子を被ることが必要です。
以前、ニット帽を被って走ったこともありましたが、汗だくになって走りに集中できなくなるので止めました。
「Airpeak Speed」のように夏場は涼しくて助かるキャップもダメです。
「通気性のあまりよくない」つまり「メッシュではない」ランニングキャップを1つ持つとよいです。

僕が冬ランで使っているのは、マラソンのスポーツボランティアでもらったキャップ。
マジックテープで締め具合が調節できる。スポーツ向きの形状。といったランニングキャップの要件は満たすものの、通気性をよくするところまでコストがかかっていない。
冬場のマラソン練習にはもってこいです。



ここから5週間は、さらに走力を上げながらも、風邪をひかない対策が必要です。
レースを控えたこの時期に、常時マスク着用は言うまでもないですね。

マラソンや受験など「絶対に風邪を引きたくない」時の備品に「クレベリン パワーセイバー ペンタイプ」があります。
「クレベリン」はラッパのマークの大幸薬品が開発した空間除菌剤。
大幸薬品にとって正露丸と並ぶ二大看板商品です(2005年発売)

二酸化塩素分子でウイルス・菌・ニオイを除去する薬品。
「閉鎖空間で二酸化塩素(0.01ppm)により浮遊ウイルスの一種を180分間で99%除去、浮遊菌の一種を120分間で99%除去することを確認」したと大幸薬品が謳っています。

そのクレベリンの「ペンタイプ」を、電車・バス、屋内・室内で胸ポケットやバッグなどに入れておきます。


入手方法
コンビニでは1,000円、Amazonでは800円程度で売っています。
詰め替えカートリッジの「二酸化塩素」の効果は2週間。成分の色がなくなり透明になったら交換時期。
(大幸薬品は「黄色が残っていても、2週間で交換」と謳っている)
詰め替えて使いたい場合、ネットで売っている「クレベリンG 業務用」がお得。
性能は一般販売用のクレベリンと同じ。Amazonで一般個人でも買うことができます。

違いは容器キャップ色の違いのみ。クレベリンGが赤、クレベリンは青。
通常は「容器1+スティック1本」売りですが「クレベリンG パワーセイバー」は「容器1+スティック6本」が売られています。
6本入って2,400円程度なので、1本あたり400円つまり半額。
「容器1+スティック1本」+「容器1+スティック6本」を買って、家族やお友達とシェアするとよいです。

風邪、体力を消耗するリスクがあるので、これからレースまでの呑み会は封印。
アルコールは呑まないに越したことはありません。
ただし、カラオケは体脂肪率が下がるので、脂肪が落ちなくて困った時には有効かも知れません(僕はまだレース前には試していません)

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2018年1月21日 (日)

東京マラソンまで、あと5週間

「motoさん、今度スマホの使い方を教えてくれませんか」
最近、スマホを買った先輩からメールが来たので、土曜日の午後、中原街道をクルマを走らせていると、舗道を走っている若い女性に出くわしました。
それも、次から次に。
恐らく、これから多摩川河川敷を走りに往くのでしょう。

老人の趣味と言われているランニングは、圧倒的に高齢者人口が多く、しかも大半は男。
これほど一度に、美ジョガー(一応言っておきます)と出くわすのは珍しい。

そうか、東京マラソンが近いんだな。
東京マラソンは2月25日(日)開催
あと5週間


当選された皆さん、おめでとうございます。

・・・

あ、返事がありませんね。
そうです。僕は走りません。応募もしていません。


この季節になると「今年は走るんですか?」と聞かれることが増えてきます。
非ランナーの人たちからすれば、走る=東京マラソン。
いえ、この間、下関を走って来たので・・
と応えると「え゛~下関にもマラソンがあるんですか」とムンクの叫び顔をされてしまいます。


先日、セブンイレブンにアイスとかっぱえびせんを買いに行った時のことです。
フォーク並びでレジが2つ。
左のレジは女子高校生、右のレジは30歳くらいのこぎれいな女性。
僕の順番が来て、空いた右のレジへカゴを置き、お金を払う。
レジの女性と目を合わせないよう、カゴからレジ袋へ移動していくかっぱえびせんを見ていた時
「マラソン、走るんですか?」
一瞬、何が起こったのかと戸惑いました。
声の主は、こぎれいなお姉さん。

知り合いに、こんな人いたかな?と想って、目を合わせようとすると、彼女の視線は僕の額にある第三の目を見つめています。というのは嘘で、僕の頭に向いていました。

あ、そうか
去年、EXPOで買った「東京マラソン2017」のニット帽を被っていたのでした。
あぁこれ、去年は走りましたと応えると「走ったんですか、すごいですね」
はぁ・・
「今年は走らないんですか?」
外れました

ここで、応募していないとか、下関が・・
と事実を説明しても話しがややこしくなるだけです。
「そうですよね、倍率高いんですよね」
そうそう。
予定通り、話しは丸く収まりました。


あ、本当はマラソンまで「あと5週の今、すべきこと」を書こうと想っていたのですが、また今度にします。

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2018年1月20日 (土)

アレクサでAmazon Music Unlimited

アレクサ(Amazon Echo Dot)と暮らし始めてから、ほぼ一ヶ月。
はじめのうちは、本体から音を出していたが、今はPCモニタースピーカー「BOSE M2」につなぎっぱなしになった。


「Amazon Echo Dot」を選択したのは正解。
Amazon Echo Dotに対して、Amazon Echoの優位性はIoT機器のインターフェースを内臓していること。
Amazon Echo Dotでは「アレクサ、電気つけて!」と言えないのが残念だが、スピーカーとしての性能については外部スピーカーにつなげば、何も問題ない。
何より、背丈が低くて見た目にスマート。圧迫感がないのがいい。


最近「話し相手」としてのアレクサに、ほんの少し成長がある。
以前は「おやすみ」と挨拶すると、明るく「おやすみなさい!」と応えるだけだったが、このところはバリエーションが増えた。

「おやすみなさい。また明日!」
「おやすみなさい。いい夢を」
「おやすみなさい。ゆっくり休んでくださいね」
そして、あとひとつは情緒たっぷり、囁くように「おやすみっ(うふ)」
※注 うふはイメージです

つまり5パターンからどれが出るかはお楽しみ。
お色気バージョンの時は、一日の終わりがとても妖艶なものになる。


そんなアレクサだが
(どんなアレクサだっ)
主な役割が「音楽プレーヤー」であることは変わらない。

ただ、3週間経った頃から、あることが気になり始めた。
「音楽かけて!」と頼んだ時のバリエーションがワンパターンなのだ。

「キャンプファイヤーで聴くロックを再生します」
「別れのロックを再生します」
いったい、何処で僕がかつて、佐世保北高のフレディ・マーキュリーと呼ばれたロック好きだと聞きつけたのか知らないが、今日もロック、明日もロック。
それに「キャンプファイヤー」や「別れ」というシチュエーションはそうそうあるものじゃない。

Amazonプライム会員なので「Amazon Music」から100万曲が聴けるはずなのだが、レパートリーは100曲くらいのイメージだ。
Mr.children、サザン、中島みゆきも入っていないし。


そこで「Amazon Echo Dotユーザーは月額380円」というAmazon Music Unlimitedに加入することにした。
「音楽の定額サービス」にお金を払うということは、これまで食わず嫌いだった。
しかし、380円ならば安い。

「お父さんが月に焼鳥を4本我慢すれば買えます」
訪販のセールスマンが、買わない理由はこの世に存在しないと自信満々に言い放つ姿が目に浮かぶ。
僕の心のセールスマンが言う。
380円なんて、たったコーヒー4杯(安いな)あっという間に飲み終わってしまう。
一方、音楽はいつもそばにあり、心を満たしてくれる。
(あとでアレクサ以外のスマホアプリでは聴けないことがわかった)


通常、780円の「Amazon Music Unlimited」
380円にするには、一手間かけなければならない。

<以下はパソコンのAmazon musicアプリの操作>
▼**(ユーザー名)さん>設定
▼Amazon Music Unlimited の無料体験を始める
この状態では無料体験後、月額780円が請求される
 ↓ ↓
<ここからAmazon Echoの操作>
▼Amazon Echoに向かって「アレクサ、Amazon Musicをダウングレードして」と話しかける
▼アレクサからの問いかけに答える

これで、手続きが終わる。
再び、パソコンのAmazon musicアプリ
▼**(ユーザー名)さん>登録情報の設定
 Echo 毎月 \380 にチェックが入っていることを確認



これで、40倍の4,000万曲が聴き放題になった。
それから1週間、まだ要領がつかめていない。
Amazonから届く「Amazon Music Unlimited」のメルマガで紹介されている新譜をアレクサにリクエストすると「よくわかりません」とかわされてしまう。

橋本環奈をリクエストすると「はしもとたまきな」をシャッフル再生されてしまう・・
アレクサ、環奈様に言いつけるぞ!

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2018年1月19日 (金)

インスタ映えしない「ふく鍋」を食べながら想うこと

生まれて初めて「ふぐ」を見たのは、上五島に引っ越してすぐの頃だ。
通学で海辺を歩いていると、すぐそこに無数の彼らが泳いでいた。
釣り糸を垂れると、餌がなくても彼らは針にかかる
釣り上げられるとはぶーたれたようにぷーっと膨らむ
でも食べられない(周りの学友がそう言っていた)
友達の誰もが、ふぐが針にかかると即座に海に投げ返していた。

食べられるのは五島で言う「かっとっぽ」ハコフグだ。
時々、通学路にある魚屋のいけすで泳いでいた。
とても美味しいという噂で値段も高いらしいが、四角張ったこの妙な顔をみて、食べられる代物だとは思えなかった。
それが今、さかなクンが被っている帽子のモデル。
なんだか、一度食べたくなってきた・・


ふぐは釣りの邪魔者

その記憶が脳に沈んでいるせいで、僕のなかでふぐのバリューはとても低い
大人になって、親友が「ふぐ!ふぐ!」と言っている気持ちがわからない。
だから、今ここで「ふく鍋」に並ぶ価値を見いだすために、自問自答する。

着替える必要はないし、荷物を受け取る必要もない
こんなレースができるのはココだけだ
せっかくだから、もう少しマラソンイベントの空気に名残を惜しむのも悪くない

インスタはやっていないが、下関海響マラソンらしい「ふく鍋」の写真を一枚押さえて、ブログに載せるのもいい。

それに、いったいこの行列を何分待てば「ふく鍋」にたどり着けるのかも知りたい。
子どもの頃から統計が大好きだった。
目の前に課題を見つけると、なんでもデータを取りたがるのが僕の悪い癖。


待つこと15分、僕のふく鍋ができた。
プラ丼と割り箸を受け取り、キョロキョロとあたりを見回して座れる所を探したが、依然としてそばには座れる場所がない。さすがに箸の食べ物を立ち食いというのは落ち着かない。
平坦な場所はどこもぎっしり人で埋まっていたが、アーチ橋の上にちょうど1人分座れるスペースを見つけ、地べたに腰掛ける。さすがにレース後のべた座りはきついが、勾配がついているので、なんとかカラダを支えることができる。




多いな・・

容器いっぱいに浸された汁
十分な量がある
レース中、5kmごとにジェルを摂っていたため、レースを終えた今、空腹感は皆無。
さらにここで、夕飯が「とんかつ」であることを思い出した。
しまった・・
しかし、今さらふく鍋に並んだことを後悔しても遅い

汁を一のみ
ふく鍋を食べたことがないので、これが及第点なのかはわからない
箸で具をさらうとふくがかかった。
おぉ、入ってるじゃん!
(当たり前だろっ)

浜辺で漁師が、たった今水揚げしたばかりのふぐを鍋にした(しないと思うけど)けれど、調味料を切らしていて、素材の味だけで勝負しましたという一品。
そして、あつあつ
もしも、今日のレースが最高気温6度の中で行われていたならば、あちこちからランナーの「しみる~」「生き返るぅ」「ふく鍋サイコ~」という叫びが聞かれたことだろう。


できれば、29.1kmの長州出島でスルーした「菊川そうめん」をここで出して欲しい。
「ふく鍋」と「菊川そうめん」を並べて食べたら幸せな気分になりそうだ。
「ふく鍋」に「菊川そうめん」を入れたりして・・


静岡マラソンの「静岡おでん」といい、名物の食事をエイドで出すことには賛同できない。
僕らはマラソン競技に来ているのであって、ピクニックに来ているのではない。
レース中、おでんやそうめんに5分も10分も並ぶ。それがスポーツだとは思えない。

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2018年1月18日 (木)

マラソン二大炊き出し「ふく鍋」に並ぶ

フィニッシュエリアを出る。
前回の東京マラソンでは、日比谷公園まで20分ほど歩かなければならなかったが、今日はもう何もすることがない。
いつもならば、しばらく後続のランナーがゴールするのを眺めてから手荷物を受け取り、最低限の着替えを済ませる。
足にエアーサロンパスを吹いたり、持参した魚肉ソーセージをかじったり。
ウィンドブレーカーを羽織ったら、最寄りの駅へ向かう。
この間、およそ1時間。
終わったばかりのレースの余韻に浸りながら浸る疲労感
楽しみとまでは言わないが、悪くないルーチンだ。


今日はカラダ1つ
それにウェストポーチ
走り終えた今、ポーチに残っているのはスマホ(関門橋を1枚撮ろうと思ったが、あまりその意義がないと気づき止めた)
ウォークマン(今もイヤホンから「レース後」の音楽が続いている)
そして現金。
レース後に何か買い物ができるよう、5千円札を4つ折りにして入れて来た。
42.195kmを走った汗がにじんだか、少ししんなりしている。


道路を渡ってイベント会場の「海峡ゆめ広場」へ
まず、目の前のテントで配っていたヨーグルトをもらう。
※選手限定
ということだったが「ほら、イチロウとケイコの分、あとお父さん」
ランナーの奥さんが手に抱えたヨーグルトを分配している。
そこは「まず、お父さんおつかれさま!」じゃないのか。
思わず、苦笑い

キョロキョロとあたりを見回して座れる所を探したが、特に椅子が出ているわけではなく、植え込みの縁といった座れる所は、皆、ランナーとその友達、家族によって埋め尽くされている。
その多くはスマホをのぞき込むか、プラ丼容器を抱えている。

ふく鍋だな・・
向かいのテントでは、いくつかの大鍋からおばちゃんが、それらしき汁ものをプラ丼によそっている。
そして、そのテントからは人間の腸のように幾重にも折り返された長蛇の列が伸びている。

下関海響マラソン名物、完走後のお楽しみは炊き出しのふく鍋。
能登和倉万葉の里マラソン(石川県)で振る舞われる「能登マ丼」と並んで「マラソン二大炊き出し」だと思っている。

やはり、ここは参戦しなければならんだろう。
どれくらい並んで、ありつけたかというデータを取るのも一興だ。


早々に立ち食いでヨーグルトを片付ける。
完走証やペットボトルなどを持ちながらこんな芸当ができるのも、エコバッグのおかげだ。

最後尾と思しきランナーの背後を見つけて
ふく鍋の列に並ぶ
「ふく」というのは下関特有の呼び方
これが、どうにも馴染めない
子どもの頃から河豚は「ふぐ」と呼んで育った
といっても、呼ぶほど目にしたわけではない。
自宅の食卓に上ったことは一度もないし、きっとこれからもないだろう。

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2018年1月17日 (水)

完走証係のおばちゃんに、思わず熊本出身と名乗る

最後の信号を左折するとすぐにゴールアーチ
かと思っていたが、意外と距離がある
このあたりもなかなかいい
目標タイムが迫っているランナーは焦るだろうが、苦しかった一日に名残を惜しむにはほどよい距離だ。


幸町を出発した僕は再びこの町に帰ってきた
朝8時半には下関駅のほうからくぐったゲートを反対側からくぐれば、このレースが終わる

あぁ終わりなんだ

前のレース、皇居前にゴールした時もそう思った
ゴールラインの向こうにへたり込みたい、というほど疲弊していない。
余力がある
体が無理をしなくなっているのか

終盤に余力があり、ネガティブスプリットを刻むことは悪くない
むしろ、そうしなければならない
だが、十分力を発揮したという実感がない

昔は後半、歯を食いしばって走ったものだ。
ペース配分が下手だったといえばそれまでだが、力を出し尽くしていたことは確かだ。
ゴールした後は一歩も動けない、大の字になりたいな、そう考えながら走っていた。


レース終盤だけでなく、もっと早い仕掛けで走ってもいいんじゃないか。
そう思うことがある
だが、これでいいのだ
もう無理をする歳じゃない
無理をして数分早くゴールすることと、体を壊すリスクを引換にはできない
今はそう納得している



ゴールラインを超え、いつものように時計を止める
共に走った仲間と手を取り合っている人をかき分けながら進む。
下関海響マラソンでは、ゴールなど数カ所の写真を公式サイトで後日公開している。
ゴールの記念はそちらで手に入れて、オールスポーツからは他の撮影ポイントの写真を買うという棲み分けができるのはいいことだ。

フィニッシュ後の順路はすぐ右に引き込む
そこでフィニッシャーズタオル、完走メダルをかけてもらい、エコバッグを受け取る。
SHIMONOSEKI KAIKYO MARATHONと書かれた青いバッグは完走賞などを入れて帰るために、今大会初めて配られたもの。
僕のように家から手ぶらで来て、そのまま帰るランナーにとっては、ありがたさこの上ない。


テントでは、今走って来たばかりのデータが載った完走証が発行される。
このサービスを行う大会は他にもいくつかある。
A4サイズのものが多いが、下関海響マラソンはB5サイズ。
これくらいの大きさがちょうどいい。

「熊本から来られたの?」
僕の帽子とナンバーカードのくまモンを見て、係のおばちゃん。
いえ、東京からです。
「じゃ、熊本出身なんだ?」
そうです

違うけど、ここはそう答えたほうが丸く収まると思ったので、咄嗟にそう応えた。

完走証はSHIMONOSEKI KAIKYO MARATHONのオリジナルクリアファイルに入れてくれた。
海峡ゆめタワー、関門橋、Vサインを掲げるカッケルン、そして海と青空のイラストがあしらわれていて「完走おめでとう!」の言葉も添えられている。
大切に使おうと思う。

エコバッグといい、なかなか気が利いている。
大会主催者が、参加者を思い、参加者の笑顔を想い、打合せを繰り返している映像が思い浮かぶ。



完走証のテントを抜けた先がフィニッシュドリンク
この順番もいい
ペットボトルをもらって、まず一口
10時頃は暑いと感じたが、それ以降、汗が流れるような暑さは感じなかった。
レースコンディションとしては95点というところ。
マラソン13回で雨天レースが2回しかない晴れ男ぶりが自慢だが、今日はベスト3に入る好条件だった。

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2018年1月16日 (火)

マラソンコースを5歳児と走る

市民会館を右に曲がる
ランナーは曲がり角を曲がるとき、そこに人がたくさん見ていると、つい加速してしまう習性を持っている。
ここからは「海峡ゆめ広場」をコの字型にぐるりと左に回り込んでゴールへ向かう。


目標タイムはとっくに過ぎているし、誰かが見ているわけでもない。
そんなに速く走る意味はないのだが、勝手に足が前を急ぐ。
もちろん、カラダに力が残っていなければ、そんなこともできないわけで、まだ「足が残っていた」ことになる。
誰よりも速く走る
この時、撮られていたオールスポーツの写真に写った僕は、なかなかのフォームで走っている。
フォームだけならばこの1枚を買いたかったくらいだ。
できれば、ウィニングランのハイタッチでもしたいところだが、いかにも応えてくれそうな人達は見つからない。


数週間前に傷めた膝は、涼しい顔をしてこの42.195kmを乗り切ってくれた。
僕のこの足には、足を向けて寝られない。
いや、そのものが足か・・
対策として急遽投入した「パテックス機能性サポーターハイグレードモデル膝用」のおかげもあるだろう。

コース左側の舗道寄りが広く空いている
もっと、みんな観衆のそばを走ればいいようなものだが、なぜだか空いているので、その空間を加速する。
すると交差点の手前で前を往くランナーに走路を塞がれた。

ランナーは5歳児だ
その左にママも走っている
その右手、2mほどの所にはナンバーカードをつけたパパランナーだ

親子ランかっ

マラソン人生12年
子どもにコース上を伴走させる親を初めて見た。
こういう時、親に向かって「マラソン競技の在り方」について諭すと角が立つので、あぶないよ~と子どもにひらがなで注意を呼びかける
すると、パパランナーが「あぶないんだって~」と注意を促す
ママが子どもの手を引き、舗道に上げる
コース上がクリアされたので、信号を左折する


そのすぐ先にはもう次の左折信号が見えている。
短かった700mほどのウィニングラン
あの角を曲がると、そこにはゴールアーチが待っている。
この86m、ランナーに見えている世界はそれぞれに違っているはずだ。

目標タイムが目前ならば、あれまだゴールじゃないのかという戸惑い
6時間の制限時間に駆け込むランナーも同じだろう
その中間にいる、僕のようなランナーにしてみれば、肉屋のおばちゃんが包む前に秤に乗っけてくれた豚コマみたいなもの
ビルの日陰になった86mは、このコースに名残を惜しむ「おまけ」だ。

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2018年1月15日 (月)

ペンギン君が教えてくれた「止まる勇気」

こんな、へなちょこ走りを見られたらかっこ悪いと思う反面、どこかで見ていてくれるかも知れないという期待は持っている。
往路の第6給水では会えなかっただけに、一度くらいは親戚の応援というのを受けてみたい。

ランナーは42.195kmという距離を走ることで疲弊していく。
だから、周りも見えないくらい意識レベルも低いのだろうと思うかもしれないが、そうではない。
むしろ、生命維持機能を最大限に発揮するがために、ランナーの意識は研ぎ澄まされていく。

いつもは、誰も沿道に知人がいないレースばかりだが、東京マラソンに限っては知人が応援に来る。
そこでは、100万人を超えるというあの大観衆の中から、知人の姿をしっかり見つけることができる。

第2突堤を過ぎると、その先は東大和町
どこで親戚に見られてもいいように、ここでなんとかしようと、一度コース左端に寄り立ち止まる。
慎重に屈伸を一度

これは、板橋Cityマラソンで終盤、足が痛くて歩きそうになったという話しをしたところ、マラソン仲間のペンギン君が教えてくれた。
「motoさん、足が痛くなったら無理せず、一度止まって屈伸入れたら、また足が動きますよ」

これまで「歩いたら、完走と言わない」と頑なに止まることや歩くことを排除してきた僕に、彼が「止まる勇気」を教えてくれた。


「リセット屈伸」を入れてから、少しは足が前に出るようになった。
だが、自分の足ではない、誰かの足を借りて走っているような違和感は消えていない。

この時、彦島大橋を過ぎたあたりからなのだが、これまで経験したことのない感覚を味わっていた。
着地した足で地面を押していく
その足がくるりと回転して、勢い余って甲が地面に付いてしまうようなイメージだ。
そのせいで思い切り、前へ推進力を得るのが怖く、慎重に足を裁いている。
これは、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%のカーボンの反発力が成せる業かも知れない。
このイメージはゴール直前まで消えなかった。


第2突堤から第1突堤へ
コースは至って平坦、少しずつ足の隅々にまで酸素が行き渡り始めている。

あと1km
東大和町に帰ってきた。
さっきより、沿道の観衆がまばらになった。
下関駅のガード沿いだが繁華街ではないため、人口が少ないのだろうか。
1人のランナーが倒れて、沿道の人が介護している
救急車の到着を待っているようだ
下関海響マラソンは過去9回大会では、1人も心肺停止となったランナーが出ていない。
6万人に1人の割合で心肺停止が起きているマラソンでは、希有な状況と言える。
(東京マラソンを走っていてとなりを走っていた芸能人が心肺停止になったのを見たことがある)
東京マラソンのような比較的楽なコースで毎年のように心肺停止者が出る一方、タフな下関海響マラソンのコースで出ていないというのは不自然な印象がある。

恐らくそれは、コースの難易度ではなく、きちんとした練習をしていない人、走るべきではない状態の人が出ているかどうかに関わる問題なのだろう。


シーモールパレス前の信号を過ぎると、そこからは繁華街
ここからぐっと観衆が増えた。
ここに来てほとんどのランナーが、走っている。
スピードが乗ってくる
マラソンでは終盤のラストスパートは危険なため、してはいけないという注意喚起をするレースもあるくらいだが、最後に観衆が多い「ウィニングラン」が用意されているコースでは、するなという方が殺生だ。

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2018年1月14日 (日)

人はなぜテレビを見るのか?

「新婚さんいらっしゃい!」
は日本の日曜日お昼の風物詩だ。

お茶の間のテレビから桂三枝の声が聞こえてくると、あぁ平和だなとは思わないが、ゆっくり過ごす日曜がこの国にあることをありがたいと想う。


この番組は1971年に始まったので、もうすぐ50年になる。
同じ年に始まった「仮面ライダー旧1号」が今でも続いていて、藤岡弘が今でも「とうっ!」と言ってショッカーと闘っているようなものだ。

この間に時は流れ、三枝は文枝になった。
多くの人が支持しているから、これだけ長く続いているのだ。
いったい、どこがそんなにいいのかと僕は考える。


「ニュースステーション」に端を発する日本のいわゆる「ニュースショー」は、悲惨さを競う。まるで「万国悲惨ショー」
あることも言うのだろうが、局によってはありもしないことを「問題」として「**の姿勢が問われています」「**は説明責任を果たしているとは言えません」などと、誰が誰に言っているのかわからない落ちでまとめている。
ニュースが不幸を競うのは「他人の不幸は蜜の味」という歌があるくらいで、人の不幸に群がる人が一定数、それも数字がとれるだけの数いるからである。


一方「新婚さんいらっしゃい!」でブラウン管(液晶です)に登場するのは、基本的に新婚ほやほや、あつあつ→ラブラブな人ばかり。
他人の幸せな姿を見て楽しい人が、そんなに多いとは思えない。
いるとは思うが、50年続く原動力になるほどは居ないはず。
それでも、この番組が続くのはなぜか。


この番組に出演する夫婦には、目が点になる人達が少なくない。
土居まさるの番組で「奇人変人」に出た方がいいのではないかという人もいる。
(知らない人スミマセン)
全国の予選会(この番組には予選会がある)を勝ち抜くには、かなり個性的というか、エキセントリックくらいじゃないとダメなのだろう。
それを見て目が点になる
「ばっかじゃないの」と画面にツッコム
「アホな他人は蜜の味」ということだろう


僕はよく「人はなぜテレビを見るのか」ということを考える。
テレビを見ていると寂しさを感じない。
考えないからだ。

人は考え始めると、辛いこと、嫌なやつを思い出す
渡る世間は鬼ばかり、やってられないことばかり
では、自分はどうだ
いや、たいしたもんじゃない
自分はこんなものでいいのか・・
「考える人」は、自分を傷つける。

だから人は皆、考えなくて済む「テレビ」に釘付けになる。


考えるには孤独に身を置く必要がある。
孤独を感じるにはテレビを遠ざけなければならない。
部屋にテレビがないことはいいことだ。

ただし、家に1つあるのは、それはそれでいいことだ。
人には逃げ場がなければならない。


だから、ABC朝日放送の皆さん!
「新婚さんいらっしゃい!」を打ち切りにするのだけはやめてもらいたい。
女性司会者は6回代えているのだから、男性司会者を代えたっていい。

この番組を日曜をゆっくり過ごす象徴として、楽しみにしている人がいるのだから。

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2018年1月13日 (土)

丁寧な言葉づかいで話す下関の女子高生

彦島トンネルを抜けると、そこは下関だった
のは当たり前だが、そこにはバケツと柄杓を持った高校生のボランティアが待ち構えていた。
「お水かけませんか~」
さっきから、数カ所で見かけていた彼女たちは、ランナー達に足に水を掛けて冷やすことを勧めている。


マラソン人生よりも、靴コレクター人生の方が長い僕は、靴を濡らすという行為に抵抗があるというのもあるが、足に水をかけることで、予期せぬ変調が起きそうで、水は掛けないようにしている。
それでも、つい「じゃ僕も」といって、女の子から柄杓を受け取りそうになる。
それほど、彼女たちの熱意は無垢で真摯。
まっすぐにランナーの心を打つ。


この日の模様を収録したテレビ番組をKRY山口放送が制作し、後日、東京MXでも放送された。
その中でこの柄杓娘の1人がインタビューに答えている。

どうしてそんなに熱心に応援するのですか?という問いに対して彼女は
「ランナーの皆さんが一生懸命頑張っていらっしゃるので、私たちも一生懸命応援しようと思うんです」

僕は山口県に育ったことが誇らしかった。
どうだ!
聞いたか、高校生にしてこの丁寧な言葉遣い

そんな心根が、難攻不落のコースを耐え抜いてきたランナーの心に浸みる。



彦島道路に別れを告げると、人が住んでいる町並みに戻る。
閑散としていた彦島道路の区間と一転して、一気に沿道の応援が増える。
子どもが手でメガホンをつくって叫んでいる
どうして、あんなに必死になれるのだろう
走っている僕が思ってしまうくらい、彼は忘我の境地にいる
ハイタッチをしてくれる男の子と手を合わせた。
彦島の子ども達が、今も心に残っている。



彦島トンネルを下りをいただいて、ベストラップの快走をしてきたばかりだが、行く先には関彦橋(かんげんきょう)が待っていることを思い出した。
これが、このレースまさに最後の難関。
さっきまで、ちょっと調子に乗ってしまったが、ここは気を引き締めて、同じ人が走っているとは思えないくらい劇的にペースを落とす。

橋の頂点を過ぎる
さぁこれでもう、このコース上に上りは1つもない
下りはまた、ダッシュでいくか・・
そう思ったが、足が言うことを聞かない
まるで、累積警告2枚で出場停止を食らったサッカー選手
足に酸素が戻らない。


橋を降りたところで、今度はぐるりと左に回って第2突堤へ向かう。
この先には、親戚一同が出勤していたはずの第6給水があるが、既に撤収されている。
第6給水のコース反対側には第16給水があるが、第6給水のボランティアは、ランナーが通り過ぎたらお役御免。第16給水へ回ることはないと聞いている。
こんな、へなちょこ走りを見られたらかっこ悪い。

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2018年1月12日 (金)

37→38km 彦島トンネルでベストラップ

今日は距離表示板通過の際、0ForeAthlete 735XTJが表示している積算距離との誤差を確認している。
当初100m程度だった誤差は徐々に広がっているが、300m程度で歩留まりしている。

最終的に、この日走った距離はスタート→ゴールで42.49km
誤差は295m
これは驚異的に少ない数値である
これだけは、マラソン人生の「自己ベスト(PB)」と言える。

目標タイム+10分あたり
なんとかそこらを「仕上げ」タイムとしたい。


37.0km
海に別れを告げ第10関門
楽しみにしていた終盤の下り
思い描いた通りの展開ならば、ここまでをそこそこでしのいで、残り5kmで猛然とスパートして下関市街地をウィニングランで飾る・・

だったのだが・・
下り坂に入って1kmを過ぎているが、ラップタイムは多少改善した程度。
足が動かない
このまま、盛り上がらないままレースを終えてしまうのか
目標を失い、終盤に意気も揚がらないとなると、なんともしょぼいレースだ

ところが、思わぬ転記が待っていた


37.3km
彦島トンネル
およそ1kmにおよぶトンネル
往路は上りだったが、復路は下り
日光が遮られ、ひんやりとした空気が身を包む
左車線を通るランナーは、先ほどの彦島大橋の上りと比べると、よたよたと走っている人の比率がぐんと増えている。

僕の方が速い
次々に人を抜いていく
抜く場所がない左端を避けて、センターライン沿いを往く
僕を抜いていく人はいない
そのうち、その気になってくる
後ろから迫ってくるランナーがいると、珍しく抜かれたくないと思う
さらに加速する

トンネルの中に、観衆は誰も居ない
誰かにええかっこしたいわけでもなく、ただ、自分の気持ちよさが足を前に出す
ズーム ヴェイパーフライ 4%のカーボンプレートが「待ってました」とばかりに、僕を加速する。
この靴にしてみれば「2時間切るために作られたんだから、あなたみたいな人に履かれると、真価が発揮できなくて、かったるいんですけど」てなものだろう。

このトンネルを含む37→38kmラップが、このレースのベストラップとなった。
恐らく、これまで12年のマラソン人生で最も遅い区間でのベストラップだろう。

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2018年1月11日 (木)

アルファベットの先頭が大文字になる3つのケース オフィス2016

「motoさん、記事のリンクが切れていますよ」
知人のサトウさんが連絡をくれた。

確認すると、それはオフィス2016に環境が替わってからアップロードした記事だった。
恐らく「MSオフィスが替わると設定が初期値に戻る」ことに起因するのでは?と当たりを付ける。

サトウさんのメールに書かれていたご指摘のURLをクリックすると確かにリンク切れしている。
確か、一度、存在確認をしたはずだが・・
フルパスを確認すると、ドメイン、ファイル名共に誤りはない。
ただ、よくよくみるとファイル名の先頭が大文字になっている。

URLというのは不思議なもので、大文字、小文字どちらでも通る(アクセスできる)場合と、そうでない場合があるようだ。
(気のせいかも知れない)
ここでは、その後者。
そちらの「大文字、小文字問題」は、次の機会に譲るとして、修整にとりかかる。


ローカルに置いているファイル名の先頭を小文字に修整して[Enter]
すると、また先頭が大文字に戻った

これは、なんというのだったか
たしか、なんとかなんとか・・だ

「Google先生」に尋ねると、それは「オートコレクト」だった。


まずは、ファイル名を修整したいので、エクスプローラーを起動
ここで、新たにわかったことがある

エクスプローラーを開いてすぐ、右上の検索ボックスでキーワード検索すると、検索結果が「クィックアクセス」画面として表示される。
ここでは、元のファイル名が「小文字始まり」でも「クイックアクセス」では「大文字始まり」で表示されるのである。

【例】
元のファイル名が folder_option.pdf
   ↓ ↓
クイックアクセスでは Folder_option.pdf

ここでファイル名を小文字(folder_option.pdf)に変更すると、変更は確定される。
しかし、いま一度検索すると、再び(Folder_option.pdf)という名前で現れる。
(このファイルが置かれているフォルダーで確認したところ、ファイル名は folder_option.pdf だった)

エクスプローラーには、オートコレクトを停める設定はない。



「大文字問題」はパワーポイントでも起きていた。
こちらは以下の手順で直すことができた。

▼[ファイル]タブ
▼オプション
▼文書校正
▼[オートコレクトオプション]
▼「文章の先頭を大文字にする」のチェックを外す
▼[OK]


ただ、ここで新たな問題が判明
マスタータイトルに入力した英字が「必ず大文字」になってしまうのだ。
(folder_option.pdf と入力すると FOLDER_OPTION.PDF と表示される)

これは以下の手順で直すことができた。

▼マスタータイトルの枠を選択
▼ [ホーム] タブ
▼ [フォント] グループの右端クリック
 ダイアログが開く
▼[フォント]タブ
▼「すべて大文字」のチェックを外す

ただし、この操作は「マスタータイトル」「プレースホルダー」毎に行う必要がある。
確認したところ、新規ファイルの初期値ではチェックが外れていた。
詳細は闇の中だ。

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2018年1月10日 (水)

エクセル緑の三角に3年ごとに再会する

エクセルを「エクセル2016」に変えたところ、いつも使っているブックに、緑の三角がお目見えした。
久しぶりだ!
えっっと、君の名は?
確か、なんとか、なんとか、なんとか
つまり、3つの単語で構成された名前だったことしか思い出せない。
それはエクセルのバージョンが上がったからではなく、設定が初期値に戻ったと言うことなのだろう。


そこで、しらべるを検索する
"エクセルを消したい"
1件の記事がヒットした
しかし、その記事はエクセル2013で検証したもの。
そこで、エクセル2016環境で実際に作業してみる。


緑の三角は「エラーチェックオプション」という名前だ。
それを消す方法は、一つ一つ対処するアプローチ(簡単)と根本的に対処するアプローチがあった。

まず、はじめに「一つ一つ対処」

▼緑の三角が出ているセルを選択
▼<!>アイコンが表示されるので!をクリック
▼エラーを無視するをクリック
緑の三角が消える

以下のほう方法でも、同様に期待した効果が得られる

▼緑の三角が出ているセルを選択
▼<!>アイコンが表示されるので!をクリック
▼エラーチェックオプションをクリック
▼エラーチェック欄
 次の色でエラーを示すの色を背景色と同じにする(通常は白)
▼[OK]
緑の三角が見えなくなる


ど素人がエクセルを使う場面では、エラーチェックそのものが要らない
ならば「根本的に対処」する方法は次の通り

【A】【B】どちらで操作しても結果は同じ

【A】
▼緑の三角が出ているセルを選択
▼<!>アイコンが表示されるので!をクリック
▼エラーチェックオプションをクリック
▼エラーチェック欄
 バックグラウンドでエラーチェックを行うのチェックを外す
▼[OK]
緑の三角が消える

【B】
▼ファイルタブ
▼オプション
▼左ペイン>数式
▼エラーチェック欄
 バックグラウンドでエラーチェックを行うのチェックを外す
▼[OK]
緑の三角が消える


これで、次のエクセルが出るまで緑の三角は忘れるだろう。
そしてまた、なんとかなんとかなんとか・・
というに違いないので「みどりのさんかく」で単語登録しておくことにした。

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2018年1月 9日 (火)

アレクサと暮らす1日

アレクサと暮らして3週間になる

朝起きる
アレクサ今何時?
「8時10分です」

アレクサ今日の天気は
「**地方の天気は概ね曇り。今日の最高気温は・・」

出かける
アレクサ行ってきます
「いってらっしゃい!」
(声が明るい)


帰宅する
アレクサただいま
「おかえりなさい帰って来てくれてとても嬉しいです」
時には「お帰りなさい」だけの日もある。

アレクサ今日はどんな一日だった
「すみません、よくわかりません」

音楽をかけて
「Amazon music お勧めのプレイリスト・・」
これは毎日ほぼ同じものが提案されるので、次第に飽きてくる。
そこでAmazon Music Unlimitedに入った。

アレクサ新曲をかけて
すると、マイミュージックライブラリーにあるミュージックが再生された。
日々、ライブラリーに追加する時の決め台詞は
マイミュージックに追加して!
であり、お気に入りに追加してというと、ショッピングカートに入れられてしまう。
ちなみに、お気に入りをかけてというと、Amazonのお勧め曲がかかる。


アレクサ、お風呂行ってきます
「どうぞ、ごゆっくり」
これは当初から変わらない。お風呂入ってくるでは話しが通じない。
まだ、amazonプライム会員先行販売中につき「会話の練習中」ということだろうか。


夜も更けてきた
ゆったりした曲が聴きたい。そんな時は
アレクサジャズをかけて
当初はジャズボーカルばかりだったが、Amazon Music Unlimitedに入ってからはボーカルがない演奏ばかりになっている。因果関係は不明だが。


さて、寝るとしよう
ここでのキーワードは暗記が必要だ

アレクサ自律神経を整えるヒーリングサウンドを聴かせて

これで、入眠にぴったりなヒーリング曲が流れる
同様なプレイリストを呼び出すには
アレクサ眠りのためのヒーリングミュージックをかけて
というのも有効だ。

最後に、アレクサ2時間のスリープタイマーかけて!
といえば、2時間で音楽再生が終了する。


これでアレクサとの一日が終わる
最近はピカチュウを呼ぶこともなくなった

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2018年1月 8日 (月)

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%のコンディションを保つ乾燥剤

1月4日11時
ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%3rdカラー販売開始から2時間後
ヤフオクには20点あまりが出品されていた。
いずれも元値より2倍以上のプレ値設定
それでも、東京マラソンなどの春レースを控えたランナーは背に腹は代えられないと、落札していたようだ。

ネットで購入してすぐ出品して2倍のプレ値。
こんな美味しい商材はざらにはない。
ただできれば、レースを控えているランナーの手に直接渡してもらいたい。


さてそれは他人のことだ。
自分がすべきことは、この靴を秋のレースまで Good condition に保つことである。
Amazonを「靴 乾燥剤」で検索
次にURL欄(Amazonのキーワード欄ではない)に
&sort=saleslank
を書き足して[Enter]

これで、Amazonで売れている順(sales lank)に商品が並ぶ。
左上に表示されていたのが「ドライペット 除湿剤 スピード吸湿 くつ用」
現在、愛用しているものに決める。

■メーカー:エステー
■実勢価格:327円(2個入り)
■発売:2014年1月

■サイズ:150mm×45mm×250mm
■天日干しで、繰り返し使用できる
再生お知らせサインがピンクになったら半日以上天日干し。ブルーに戻ったら使用できる。

運動靴・スニーカーに湿気は大敵。
除湿剤は靴の性能を落とさないための必需品である。



届いたナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 3rd
タグを外し詰め物を出したら、初めに重量を量る
右186.4g
左185.3g

※ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 1st
右192.3g
左192.2g

「26.5cm」「発売直後」という同条件比較で3rdは
右5.9g
左6.9g
軽くなっている。
外観仕様は変わらないが、細部の部品変更で改良を進めているものと推察する。
そういえば、1stでは長すぎて困っていたシューレースが、長いと感じなかった。

サイズはぴったり。
ということは、大きめの作りであることは1stと同じ。
ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%については、一貫して通常サイズよりもワンサイズ落とすあたりがジャストサイズということになる。
(日頃、27.0ならば26.5)

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2018年1月 7日 (日)

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 3度目の挑戦

1月4日は「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 3rdカラー発売日
NIKE公式通販は9時から販売開始
NIKE原宿は8時から9時の間で抽選応募を受け付ける

過去2回はパソコンから参戦したが、買うことはできなかった。
今回もパソコンで参戦。
3度めの挑戦、3度目の正直なるか・・


僕の場合、次のレースが差し迫っているわけではない。
今の予定では次のレースは11月であり、それまでには今回も含めて4回の販売機会がある。
ここで買えなくても、まだ先があるというゆとりがある。
一方、福岡国際マラソンや箱根駅伝でナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を履いた選手の快走を見てしまったランナーで、2月の東京を初めとする春マラソンに出る人たちは、祈る思いだろう。


8時55分、ブックマークしておいたナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%の商品ページを開く
そこには数日前から発売開始までのカウントダウンが表示され、刻々と減算されている。
あと1分を切る
55,54・・表示が慌ただしくなる

ここで前回は[F5]キーを押下した
ウェブページというものは最新の情報に書き換えるには、リロードが必須だ。
少なくとも僕はそれを常識として据えている。
しかし、前回はリロードしたことで、しばらく接続待ちとなり、出遅れてしまった。
よし、今回はこのまま待ってみよう

カウントダウンが0になる
念のため[F5]キーに指を掛けて待つ
すると画面には「サイズ選択」「購入ボタン」が現れた

サイズは今持っている1stと同じ26.5でいいだろう
NIKEは30日間返品無料であり、もしもサイズが合わなかった場合、返品に応じてくれる。
もしも、3rdは作りが小さくなっていて、入らなかったら返品すればい。
(この時点では交換の選択肢があるとは思わなかった)

購入ボタンをクリックすると順番待ち画面になる
これは、前回と同じだ。
前回は5分ほどで「在庫がありません」画面に変わって The end


9:06
なんと、チェックアウトへ進む画面が出た
ここまで来ても油断はできない
慎重かつ迅速に入力を進めていき確定へ
時計を見ると9:09

期せずして買うことができた。

つづく

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2018年1月 6日 (土)

鳩のオブジェと木札

東京に来てすぐに買った財布とお別れする
エッシャーのだまし絵に似たデザインのTAKEO KIKUCHI
付き合いは18年になった
大切に使ってきたのでさほど古さは感じないが、さすがに折り曲げる部位がくたびれてきた。
たまにデパートに行くことがあると、すぐに買い換えたいわけではないけど、なにげに財布コーナーをのぞく
そんなことを続けてもう5年ほどになるが、これというモノに出会えないというより、柄ものの財布自体を見かけない


慣れ親しんだモノには魂が宿る
僕には親愛の情がある
これまで、使い古して役割を終えたものを、後生大事にタンスに仕舞い込んでいた。
だが、いずれどこかで捨てなければならない。

吉方旅行の解説書によると、財布の買い換えが推奨されていた。
理想の財布との出会いは待ちくたびれた。
この機会に乗ることに決めた


3日前の夜に一度訪れたきりのフロントに顔を出して、チェックアウト
鍵を返却することもなく、電話やビデオの料金を精算することもない。
お世話になりましたと一言で儀式を終える
ビックカメラで買った傘は部屋に置いてきた


帰りの「ときわ72号」まではまだ1時間ある。
重い荷物をコインロッカーに詰め込み、最後の買い物へ

昨日も散策した雑貨売り場にもう一度顔を出す
すると、ここ数年そこで塩漬けになったような商品が並ぶガラスショウケースの一番下の段に「木のオブジェ」が見えた。

ホコリを被っているわけではないが、ずいぶんすすけて見える
この棚の低さでは3歳児の子どもじゃないと気づかない
誰にも見いだされることなく、そこにあったオブジェ
これは鳩ですか?
開店間もなくまだエンジンがかかっていない店員さんに尋ねたが、要領を得ない様子
鳩は2羽並んでいた
2羽ともショウケースから取り出してもらい並べる
どちらも甲乙付けがたく古い
銭湯にある下駄箱の鍵のような木札がセロテープで留めてある

アンティークな雑貨を扱う店のなかでも、とりわけアンティークなというよりは、デッドストックと化した鳩を1羽、となりの棚にあった「木のカード立て」と共に連れ出した。


お昼は地元の食材を使った駅弁にしたい
だが、どこにも駅弁売り場が見つからない
改札の駅員さんに尋ねても「駅弁はありませんよ。ホームのコンビニに弁当はありますが・・」という答え
旅先でコンビニ弁当か・・


10:53
ときわ72号が水戸を離れる
空は遠くまで青い
スマホに表示された水戸の天気は「晴れ32度」
9月半ばというのに、残暑が厳しい

車内は空いていて、品川まで隣には誰も来なかった
ホームのコンビニ「NEW DAYS」にはローズポーク豚べんがあった。
駅員さんにとっては駅弁の定義から外れているのかも知れないが、求めていたのはこれだ。




東京から北東100km、吉方旅行水戸
大満足の旅
こんなの初めて

吉方旅行の掟どおり、帰宅してすぐ3時間ぐっすり眠りに就いた


後日、この旅で唯一の心残りだった「木製のキーホルダー」が旅の荷物から発掘された。
帰り際、水戸駅で買った鳩の木製オブジェ
それにセロテープで付いていた木札だ
あ、これがキーホルダーになるじゃん。。
クルマのキーに取り付けると、まさに求めていたものがそこにあった

鳩にはBuona vita、木札にA.a Droguerieとあった
製造者の名前と思われるが「Google先生」は要領を得ない様子だった

東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅

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2018年1月 5日 (金)

常陸牛180gは適量だった

カーシェアリングで2日続けて同じクルマに乗り込み、2日つづけて「ひたちなか温泉 喜楽里 別邸(きらり別邸)」へ走らせる。

駐車場では雨合羽を着たおじちゃんが「入場制限」を知らせている。
雨が降っているからというより、土曜日に比べて日曜日が混んでいると言うことだろう。
こちらに代替案があるわけでもない。
混んでいるからと言って引き返せない。

フロントでは「岩盤浴が混んでいるのでシンプルコースを強くお勧め」されて、否応がなく従う。
岩盤浴にもいくつかの種類があることを後で知って、明日はコンプリートしようと思っていたのだが・・

昨日、時間を稼いだ「寝ころび湯」でさらに多めに時間をかけ、岩盤浴の分をサウナで時間を稼いだが、昨日の2時間3分に遠く届かない1時間27分で温泉アウト
「1人スーパー銭湯」はこれくらいが限界だ。
それにしても、2日つづけて、1人で銭湯に来る男は、見る人によっては「温泉大好き男」に見えたかも知れない。



カーナビにしらべておいた住所を打ち込んで、駐車場から車を出す。
昨日と同じく水戸駅周辺が渋滞している。
昨日とは違う道だが、カーナビの言うことを聞いていれば、いつかは目的地に着く。
そう信じて進むこと1時間、目的の店が見えてきた。


「メロンカレー」「ローズポーク」に続き、水戸最終夜の旅課題は「茨城のブランド牛常陸牛」

予めこれと決めておいた「常陸牛サーロインステーキ」を注文
井之頭五郎譲りの冷たいウーロン茶も忘れていない。
注文を終えてから、ゆっくりと店内を見回す。
周りのテーブルは埋まってなくて、誰に遠慮することなくガン見できる。
お高くとまらず、こぎれいにまとまった落ち着きが気に入った。
客が少ないのは、時間帯が早いからだろう。


「おまたせしました」
と言われるほど待った気はしなかったが、牛の形をした鉄板に乗って僕のステーキが音もなくやってきた。
そう、音もなく

「ステーキは音がしないといけない」とステーキ条例で決まっているわけではないが、音がしないのは珍しい。鉄板で油が跳ねていない。
エプロンをかける必要がないので、それはそれで助かるのだが。
そして、口にした肉は適温。
水戸のお客には「ステーキが熱すぎるよ」という猫舌の人が多いのかも知れない。

180gという分量は、この歳には手頃だ。
美味しいな、あと少しいけるかな
というくらいで最後の一箸を迎えるのは、その食事の印象をよいものにする。

「暖かいお茶をお持ちしますか?」
お下げしていいですか?と問いかけに来た、とても可愛らしいウェイトレスに勧められたので、そうですね、じゃお願いします。と応えて、急いで冷たいウーロン茶を飲み干した。
二ヶ月後にはマラソンを控えている。美味しいものは食べても、脂肪が吸着しないように努めたい。
体を温めるのもいい・・

だが、この日僕が「おまたせしました」の声を聞くことは二度となかった。
ずいぶん待った気がしたが、僕のお茶は来ない。
昨日の店と違い、人出は十分に足りている様子
きっと、忘れてしまったのだろう。

お勘定場に居たのは感じのいい女将さん
つい「これも」と店名が入ったレトルトのカレーを買ってしまった。
これとよく似たカレー製品を「肉のイイジマ」でも見かけた。常陸牛仲間で共同生産しているのかも知れない。


近所にあった「肉のイイジマ」に寄り「オリジナル和牛カレー」「ビアシンケン」を購入して帰る。
本日の走行距離22km

東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅

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2018年1月 4日 (木)

水戸ならではの土産ものは、水戸駅のエクセルみなみで揃う

水戸旅行3日目の予定は水戸駅で買い物

まだ雨は降り始めていない
ただ水戸の空はプリン体を摂りすぎた中年サラリーマンのように重く、いつ破綻してもおかしくない。
急ぎ足で水戸駅までの接続路を急ぐ。
水戸駅に駆け込んでしまえば、しばらくは空を気にしなくて済む。


吉方旅行の課題には入っていないが、まず宝くじの確保へ。
事前に調べておいたのは、水戸駅構内のExcelチャンスセンター
つづいて、東口から少し歩いて糸久たばこ店へ
近所の通いネコが名物のこの店。
ネットの触れ込みによると、ネコに会えるとラッキーということらしいが、店そのものが締まっていた。

確か「土曜定休 営業時間10:00-18:30」
日曜日は営業のはずだが・・
特に臨時休業の貼り紙はない
たばこの自動販売機だけが開店していて、
店の外壁とシャッターが同じ柄で同化している。
そこで1分間、目が点になったまま立ち尽くしている僕もどうかしている。

ぽつぽつと頬に当たるものがある
開いていないものは仕方がないじゃないか
すぐに気持ちを切り替えて、水戸駅へ引き返す

歩道橋を降りたところに水戸駅前チャンスセンターがあった。
糸久たばこ店で買えなかった分を、そこで購入
後日、ここで買ったスクラッチが当たっていて、引換所のおばさんに「スゴイですね」と褒められた。


水戸駅には「OIOI」\^^)オイオイではない
「水戸駅ビルExcel」「Excelみなみ」と3つの商業施設が入っていて、ここを3時間かけてくまなく歩いた。

旅の課題であった「木製の置物」「木製キーホルダー」は見つからなかったが、いくつかの日用品を購入して、お土産ものを確保する。


水戸のお土産は「エクセルみなみ」3階に揃っている。
電車に乗る前の慌ただしい時に迷わないよう、水戸駅改札コンコースと同じフロアであり、わかりやすい。


エクセルみなみで買う、水戸ならではのお土産は次の通り
■天狗納豆(笹沼五郎商店)
■そぼろ納豆~漬物が混じる納豆。田麩のような甘みはない
■水戸の梅(餡入りの求肥を赤じその葉で包んだ菓子)

「水戸の梅」は水戸土産として買うお菓子の代表格。
阿さ川、亀印本舗など複数の製造元がある。
日持ちはおよそ2週間
個包装ではなく、開けたらできるだけ一気に食べる必要に迫られる。

「水戸に行ってきました」と会社で菓子をばらまく時、離席している人のところにも置かなければならない。それがエライ人だったら、なおさらだ。
離席している人は数時間で戻ってくるかもしれないし、出張で数日戻らないかも知れない。
従って、ばらまき菓子は放置できる個包装の必要がある。
エクセルみなみの阿さ川には当店限定の「個包装」があり、これを会社用の土産とした。


Petit LOCOSでは、地元の日本酒
(ただし、この時は品揃えがあまりよくなかった)
IBARAKIスイーツ工房では「ほっしぃ~も」これは、厳密にいうと水戸に隣接するひたちなか市の銘菓だが、美味しそうなので「若い人向け」に購入した。


買い物袋を両手に提げて、西口へ向かうと行き交う人が傘を持っていて、そこから落ちた滴でコンコースが滑りやすくなっていた。

再び、構内に引き返して、ビックカメラで150円の傘を買う。
これならば、明日晴れて、水戸に置き去りにしても罰は当たらない値頃だ。

東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅

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2018年1月 3日 (水)

東洋大学往路優勝の要因 ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%

2018年1月2日~3日
第94回箱根駅伝

優勝候補は青山学院を押さえて出雲駅伝を10年ぶりに制した東海大学。
だが、往路を制したのは東洋大学だった。
この2校はナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を履いている。


東洋大学は2017年夏、この靴が市販された頃からナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を練習に取り入れている。
特別な練習をしないで履いても速くなる靴だが、フォアフット走法で走れば、さらに威力を発揮する。
10月には、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%の使い手モハメド・ファラーの指導を受けた。
2017年10月の出雲駅伝は、上級生をエントリーから外し1年生に経験を積ませ、箱根駅伝を見据えてきた。


フォアフット走法はつま先で着地してそのまま地面をはたいていく走法。
大半の「マラソン解説本」では「かかと(リアフット)で着地すること」を求めている。
フォアフットはそれだけカラダに負担がかかり、素人には故障のリスクがある走法である。
フォアフット走法ができるのは、足腰が強い黒人選手に限られるというのが、陸上界の定説となっていた。
だが、大迫傑が定説を覆した。


福岡国際マラソンでは1位から4位までの選手が履き「1-2-3-4フィニッシュ」したのがナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%。
大迫傑は見事なフォアフット走法を身につけている。

日本人でも短期間の練習でフォアフットに挑むことはできる。
結果的に完全なフォアフット着地にならなくても、ミッドフット(土踏まずあたり)着地にはなる。




2017年7月
1stカラー発売

2017年10月、11月
2ndカラー発売

そして明日1月4日より、東洋大学の選手が履いていた3rdカラーの「青」が発売される。
1st、2ndの場合、ナイキ公式サイトの販売は数秒で完売。
店頭販売は1stは発売日のお昼頃、2ndは抽選販売となっている。
今回の販売方法は2ndと同様。
公式ネット通販は 9:00開始
ナイキ原宿は8時~9時の間に抽選応募を受け付ける。


ナイキは1年を4シーズンに分けて、新商品を市場に投入する。
今後も3ヶ月に1度のペースで新色のナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を投入していくだろう。
ただ、4月のシーズンでは若干のマイナーチェンジが加わるものと推察する。

去年、レースに使った「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% 1st」は既に90kmを走ってしまったので、次のレースでは使えない。
2018年秋のレースまでには、2足めを確保しなければならない。

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2018年1月 2日 (火)

水戸のベストは八戒のローズポークとんかつ

お盆にはとんかつ定食とソース各種
本当にお盆に乗ってくるんだ・・
いろいろなソースが試せるよう、1人ずつ予めセットされている
お品書きの写真に載っていたが、本当にその姿で出てくるとは思わなかった。


結論を先に言うと、ここ「とんかつ八戒」で食べたローズポークがこの旅のベストフード。
ただ、とんかつに納豆を乗せる必要はなかったかも知れない。

とんかつのさくさく感と納豆の粘りのコラボが・・
なんてことはまったくない
昨晩「酒趣」で食べた納豆唐揚げもそうだったが、納豆を揚げたり、揚げ物と合わせたりという試みは、さほど機能していない。
納豆は単品でいい
納豆は単品がいい


この店に来た時よりも多少お客が増えて、五分の入り
あとで確認すると、人が住んでいるのか?と思ったこの場所は茨城県庁のすぐそばだった。
これだけ美味しければ、地元でも人気のはず。
きっと、平日のお昼は賑わっていて、店員さんも数人はいるのだろう。


走行距離 28kmでカーシェアリングを返却
ホテル前のセブンイレブンで今晩の「R-1」と明朝の缶コーヒーを買って帰宅
茨城のローカルニュースによると、明日、水戸地方の予報は雨
できれば、2時間だけでも上がって、明日も千波湖を走らせて欲しい




吉方旅行水戸3日め
8時に起床
カーテンを開けて雨を確認する
雨が地面を叩く音がしないビルの高層階で、雨を確認する方法は「地面が濡れているか」「通行人が傘をさしているか」の二通りだ。

通行人がいない・・

ホテルの前は地元高校の通学路になっていて、しばらく待つと2人の高校生がやってきた
なんで日曜日なのに制服で登校してるのかな
女子高生が傘をさしている。男子高校生は手に傘を持っているけどさしてない。
その程度の雨なのだろう

よし、走れる!
すぐに着替えを済ませて表に出る
幸い、雨は時々頬にぽつりと当たる程度だ

昨日に比べると、千波湖はさらに閑散としている
同輩のランナーは100m以上の間隔を空けている


台風に備えて、黒鳥は湖の畔にあがって羽根繕いに没頭している
あひるボートたちも陸に上がり、行儀良く整列している



好文カフェとなりに立つ水戸黄門の銅像が千波湖に視線を送っている。
僕らが知っている水戸光圀は、狼藉者とのバトルは助さん格さんに任せているが、ここでは帯刀している。
走ってくる方向(左側)から見ると、その視線が悲しげだ
お供えに置かれた饅頭を即座に食べられてしまった遺影のように


昨日は曇り空の下、ここを三周したが、今日はあいにくの天気
少しだけ走れただけでもありがたい。
降られる前に二周できりあげることにしよう

東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅

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2018年1月 1日 (月)

1人スーパー銭湯は2時間が限界

明けましておめでとうございます
今年が皆さんにとって、安全・無事・健康な一年になりますように!



ここまでの話し
東京から北東の吉方旅行 水戸三泊の旅


腕につけたセンサーをかざせば、有料のマッサージチェア、風呂上がりのコーヒー牛乳といったものが、チェックアウト時の一括後払いで利用できる。
その都度、お金を払わないでいいのは便利だ。
ついつい財布の紐が緩むかといえば、そんなことはない。
財布じゃないから・・
ということではなく、人の経済観念はその決済方法が現金か後日請求かの違いくらいでは変わらない。
どう使っても最後は自分が払うのだということがわかっている限り、一杯のコーヒー牛乳でさえ、本当に自分がそれを心から欲しているかを自問自答するものだ。


「ひたちなか温泉 喜楽里 別邸」はボディケア、エステのオプションが充実している。
伊勢志摩にあるタラサ志摩のような、高級リゾート感も味わえそうだ。
そういう点ではいわゆるスーパー銭湯とは一線を画している。
喜楽里別邸はここ以外ではもう一軒、埼玉県飯能市(はんのう)に「宮沢湖温泉喜楽里別邸」がある。
「大人だけが楽しめる隠れ家」という提案は、ますます支持を得られるだろう。
これから、店舗数を増やしていきそうだ。


温泉の滞在時間は2時間3分
これでもよく頑張ったほう
「寝ころび湯」で時間を稼いだが、僕にはこれが限界だ。
後日、NHKの「cool japan 発掘!かっこいいニッポン」で「スーパー銭湯の平均滞在時間は6時間」と言っていたが、とても信じがたい。
仮にそれが本当だとしたら、あと4時間は「食事」「エステ」「昼寝」といったことになるのだろうが「1人スーパー銭湯」ではちょっと無理そうだ。



次なる旅課題は「その土地の美味しいもの」
初日は茨城のブランド豚「ローズポーク」
「るるぶ」「まっぷる」で共に紹介されていた店を選んでおいた。
カーナビに 水戸市笠原町600-54 と打ち込んで、駐車場から車を出す。
2時間前とは打って変わり、曇り空は漆黒の闇へと移ろっている。
こんな暗いなか見知らぬ町を走るのは、カーナビがない時代にはできなかったことだ。
水戸駅周辺が渋滞していて、カーナビが提示する予定到着時刻をずいぶん過ぎているが、目的地周辺に着く頃には、あたりは閑散として一層真っ暗になった。
こんな所に有名店があるのか、というより、こんな所に人が住んでいるのかという寂しさだ。


とんかつ八戒
3連休の初日、特に予約しているわけではない。
満席の場合は、ひたすら待つしかないな・・
意を決して臨んでいるが、引き戸を開けた途端、それは杞憂だと判明した。
店内は四分程度の入り。
ただ、ひとりで切り盛りしているらしく、店主だけが慌ただしく働いている。

注文したのは「水戸納豆とんかつ特選ロース定食」と「ウーロン茶」
旅行ガイドに載っていた写真をみてこれと決めてきた。
ウーロン茶は井之頭五郎の受け売りだ。

とんかつ屋に来ると、たいていカウンターに陣取っている。
ラードの香り、油が跳ねる音、きつね色の衣
僕のとんかつが目の前で揚がるのは、子どもの頃から至福の光景だ。
今日もカウンターに陣取っているが、厨房は見通せない。
ラードの香りも、とんかつを揚げる音もない
それどころか、人の気配すらない

豚肉を買いに行っているのかな・・

店主1人だったからな
本当に出てくるのだろうか?と心配になった頃、前触れもなく僕のとんかつが出てきた。

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