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2018年1月13日 (土)

丁寧な言葉づかいで話す下関の女子高生

彦島トンネルを抜けると、そこは下関だった
のは当たり前だが、そこにはバケツと柄杓を持った高校生のボランティアが待ち構えていた。
「お水かけませんか~」
さっきから、数カ所で見かけていた彼女たちは、ランナー達に足に水を掛けて冷やすことを勧めている。


マラソン人生よりも、靴コレクター人生の方が長い僕は、靴を濡らすという行為に抵抗があるというのもあるが、足に水をかけることで、予期せぬ変調が起きそうで、水は掛けないようにしている。
それでも、つい「じゃ僕も」といって、女の子から柄杓を受け取りそうになる。
それほど、彼女たちの熱意は無垢で真摯。
まっすぐにランナーの心を打つ。


この日の模様を収録したテレビ番組をKRY山口放送が制作し、後日、東京MXでも放送された。
その中でこの柄杓娘の1人がインタビューに答えている。

どうしてそんなに熱心に応援するのですか?という問いに対して彼女は
「ランナーの皆さんが一生懸命頑張っていらっしゃるので、私たちも一生懸命応援しようと思うんです」

僕は山口県に育ったことが誇らしかった。
どうだ!
聞いたか、高校生にしてこの丁寧な言葉遣い

そんな心根が、難攻不落のコースを耐え抜いてきたランナーの心に浸みる。



彦島道路に別れを告げると、人が住んでいる町並みに戻る。
閑散としていた彦島道路の区間と一転して、一気に沿道の応援が増える。
子どもが手でメガホンをつくって叫んでいる
どうして、あんなに必死になれるのだろう
走っている僕が思ってしまうくらい、彼は忘我の境地にいる
ハイタッチをしてくれる男の子と手を合わせた。
彦島の子ども達が、今も心に残っている。



彦島トンネルを下りをいただいて、ベストラップの快走をしてきたばかりだが、行く先には関彦橋(かんげんきょう)が待っていることを思い出した。
これが、このレースまさに最後の難関。
さっきまで、ちょっと調子に乗ってしまったが、ここは気を引き締めて、同じ人が走っているとは思えないくらい劇的にペースを落とす。

橋の頂点を過ぎる
さぁこれでもう、このコース上に上りは1つもない
下りはまた、ダッシュでいくか・・
そう思ったが、足が言うことを聞かない
まるで、累積警告2枚で出場停止を食らったサッカー選手
足に酸素が戻らない。


橋を降りたところで、今度はぐるりと左に回って第2突堤へ向かう。
この先には、親戚一同が出勤していたはずの第6給水があるが、既に撤収されている。
第6給水のコース反対側には第16給水があるが、第6給水のボランティアは、ランナーが通り過ぎたらお役御免。第16給水へ回ることはないと聞いている。
こんな、へなちょこ走りを見られたらかっこ悪い。

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