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2018年2月10日 (土)

開演から突っ走る元春

日本青年館ホールの座席数は1,249席
二階席の傾斜は東京ドームの二階席以上にきつく、ステージが近い。
ということは一階席の奥行きが浅いと言うことだ。
1986年当時、政令市では2,000人超えのホールばかりを回っていた元春が「オーディエンスと近い距離でコミュニケイトしたい」と選んだことがわかる。

仲間が買ってきたパンフレット
そこにはいつも通り「ハートランドからの手紙」が掲載されている。
仲間の1人にそれを朗読してもらい、皆で聞き入る。

旅の途中
怪しげな雲が近づき
見慣れない波が近づいてきた

虹を摑もうと
失くしたグレイスを求めて
境界線を越えていった

MANIJUの曲名をちりばめた手紙。
でも、なんだかよくわからない。
そこには、このライブを読み解くキーワードが隠されているはずだ。


19:05
5分遅れで開演
オープニングはアルバム「BLOOD MOON」から「境界線」
ツアータイトルアルバム「MANIJU」から選曲するか、あるいは「元春クラシック」でヒートアップを目論むかのいずれかと思っていた。
というのは、終わってから思うことで、その時はそれがどのアルバムの収録曲かを判別できなかった。
この日のセットリストが「COYOTE BAND」アルバム4作のどれに収録されているか、100%正解できるファンは、恐らく「現代の元春」がファースト・インプレッションの人達だろう。


「天空バイク」(MANIJU)
ここで首から提げていた双眼鏡を使う。
フレームには元春の頭からつま先までがぴたりと納まった。
これはいい

双眼鏡というのは「ピントは調節できるが」「倍率は変えられない」
(高価なものはできるのかも知れないが)
もしも、画面いっぱいに元春の顔なんてことになると、ちょっと困る。
「10倍」という倍率は、ホールにはちょうどよいところだ。
これが東京ドーム、日産スタジアムといった巨大な箱になると、もの足りないのかも知れない。

髪を短くした元春
あぁここの髪をこっちに流して、ここの髪が・・
かなり詳細に見える
彫りが深い
痩せたということか
そして、ずっと表情が険しい
答弁に苦しむ桝添知事みたいだ
(すみません)


「悟りの涙」(MANIJU)

「新しい雨」(MANIJU)

MCをはさまず、突っ走る元春
その表情に笑顔がない

短いMCから、ZOOEYコーナーへ

「世界は慈悲を待っている」(ZOOEY)


再び双眼鏡をのぞきこむ。
元春が抱えた黒いギター
押さえているコードも読める「Am」「G7」
右手の親指に黒いピックをはめてカッティング
ワイヤレスギターから弾かれた音は、控えめにmixing されて、かすかにPAスピーカーから僕の耳に届いた。


19:42
「僕たち20分後にここに戻って来ます」

え゛~
仲間と僕は一緒に声をあげた
休憩が入ることは聞いていたのだが、まさか「20分」とは。
以前にも元春ライブで幕間が入ったことはあるが、それは「3時間ほどの長丁場の中間であり、インターバルも10分か15分」だったと記憶している。

確かに一気に40分、突っ走ってきたけれど、BABYMETALみたいに踊りまくっていたわけではない。
(年が違うけど)


この日、COYOTE BANDの1人が欠席していた。
病欠だろうか
もしかして、元春も体調が悪いのか
あるいは、既定路線か
それは、このツアーが進むにつれて、明らかになるだろう。

初めて双眼鏡で見た佐野元春 MANIJU TOUR レポート

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