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2018年6月30日 (土)

5分の4の確率で前回優勝国が決勝トーナメントに進めない

2018年6月28日
ポルトガルが決勝トーナメント進出を決めた翌日。
F組3節でドイツがまさかのグループリーグ敗退となった。

試合開始前、F組はメキシコ、ドイツ、スウェーデン、韓国の全チームが勝ち抜けの可能性を残していた。
メキシコは初戦でドイツを破るなど、見違えるように良質なサッカーをしている。
ドイツも2節で苦境を乗り切って勝ち点3を獲得。前回優勝国はここから調子を上げていくに違いない。
1位メキシコ、2位ドイツという結果が順当だろうと考えていた。

ところがスウェーデンが3-0でメキシコに勝利。
好調なチームが相手によって突然機能不全に陥り「まるで違うチーム」になってしまうのは、今大会の特徴とも言える。


韓国-ドイツ戦が始まり、まず違和感を感じたのは「ドイツのユニフォームが全然似合っていない」ことだ。
アウェイ扱いのドイツは2nd緑のユニ。間違ってメキシコの試合を観ているのかと思った。
どう見てもドイツに見えない。
白ユニに黒パンツのドイツは屈強で憎たらしいほど強く見えるのに、緑のドイツは借りてきた猫のようだ。

実際「借りてきた猫」チームは、繰り返し決定的なシュートを外した。
そして不運だったのは、スポーツマンにしては色白な韓国のGKチョ・ヒョヌがいつも通り好調だったことだ。
「引き分けでドイツ敗退」の可能性が出てきた<後半>半ば
僕はこんな違和感を覚えた。

審判団に「ドイツを大会に残したい」という意図が共有されているのではないか?

衝突があった時どちらのファウルをとるかで、戦況は一方に傾く。
判定はドイツ寄りにみえた。
additional timeが「6分」という表示には目を疑った。
その時点では「VAR休憩」もなく、試合は順調に時間を消化していたのだ。

additional time3分
韓国のCK。混戦からこぼれたボールがキム・ヨングォンの前に転がる。
あまりにフリー過ぎて、彼は深呼吸して「指さし確認」することもできただろう。
韓国先制!
かと思ったら、線審が毅然とした表情でオフサイドフラッグを挙げた。
これは審判団の固い決意だな・・
と思ったら、意外にも主審は耳に手を当てる仕草で「VARの意見を聞いている」意思表示
判定は覆り、韓国先制

しかしミューラーは冷静。主審に「ここから何分?」と確認して味方に「6」と示す。結果的にadditional timeは「9分」になった。
「2点取らなければ敗退」のドイツはGKノイアーが上がり11人攻撃に移行。
しかし、スローインのボールをノイアーに投げてしまい、ノイアーがボールを失う。
コートの横幅3分の2はあろうかという超ロングシュートにソン・フンミンが追いつき、無人のゴールに向けて方向を修整して流し込んだ。

韓国2-0ドイツ
前回優勝国でありFIFA国別ランキング「1位」で大会に臨んだドイツはまさかのグループリーグ最下位。

■前回優勝国のグループリーグ成績(2002年以降)

2002年 日韓大会
フランスが1分2敗で敗退

2006年 ドイツ大会
ブラジルが勝ち抜け

2010年 南アフリカ大会
イタリアが2分1敗で敗退

2014年 ブラジル大会
スペインが1勝2分で敗退

2018年 ロシア大会
ドイツが1勝2敗で敗退

前回大会優勝国がグループリーグで敗退するのは、直近5大会で4度めでありかなりの高確率だ。
この分でいくと、次はポルトガルの番かも知れない(微妙な希望)

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