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2018年11月15日 (木)

浦桑坂と潜水艦岩

浦桑から榎津に向かう坂。名前はまだない。
いや、あるかも知れないがわからない。
坂を愛でる文化の東京では、50mもあればすぐ名前を付けて、そこに坂の立て札を立てる。立て札には坂の名前だけが書かれていることもあるが、その命名の由来が書かれていることも多い。
だが、この浦桑の入口に位置する坂には、そんな立て札は見当たらない。
僕はここを「浦桑坂」と名付けている。


浦桑坂は左に浄福寺、右に常楽院。今、Google Mapで知った。距離は150m。子どもの頃、ここを自転車で駆け上ると永遠に思えた距離も、今僕がマラソンの坂ダッシュで使っている坂の半分しかない。
一気に上ってからクルマを降りて振り返る。やっぱりけっこう長い。あの頃、この坂を立ちこぎでなんとか登り切ることに意地を張っていた。自転車を降りて押すなんてプライドが許さなかった。今思えば、おかしなこだわりである。


この浦桑坂で僕は人に大けがを負わせている。
その話は→「五島のいじめ
今でも、その時に投げた石の軌道がしっかりと脳裏に刻まれていて、思い出すとぞっとするので、思い出さないことにしている。


この坂を走りたい
それは、五島に行くことを決めてから思いついた「五島でしたいこと」の一つで、明日、走れる服装を整えて実行しようと決めている。


再びワゴンRに乗り、旧道を行く。道の右側は切り立った崖になっていて、遠くに有川の町、蛤の浜が見える。有川の手前には潜水艦のカタチをした岩が今もそのまま、その場所にあった。40年も経っているので幾分浸食されて小さくなっているのかも知れないが、毎日、登校しながら見ていたこんな岩があったことを、すっかり忘れていた。
僕はこれに「潜水艦岩」という名前をつけることにする。
この岩はGoogle Mapには載っていない。


海沿いに県道32号線が整備されたため、旧道にはほとんど手が入っていない。崖とは反対の山側から雑草が垂れこめ、ただでさえ狭い道を余計に狭めている。
そういえば、この山側にある「山」について、僕は一度も考察したことがなかった。
Google Mapによると「城山」という名前らしい。
魚目小学校のあたりから、この山肌に沿った農道が延びていて、僕が住んでいた上五島高校の裏側あたりに出口がある。
今回の五島滞在中、二度ほどその入口に立ち、この道が何処につながっているのか?行ってみたい衝動に駆られたが、クルマが立ち往生するような険しい道だとリスクが大きいので、思い切れなかった。

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