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2019年3月21日 (木)

一目でわかるイルカポジション

「イルカ&太田裕美~青春のメモリー~ジョイント」
開演まであと15分
ステージに緞帳は下りておらず、ステージの設営が見て取れる。
中央にグランドピアノ
その脇にスタンドマイク
こちらは「太田裕美エリア」か
ピアノの右側に、もう一本のスタンドマイク
そこにはギターが斜めに固定されている
そこは間違いない「イルカ・ポジション」だ

「20時40分です」
客の質問に係員が答えている
恐らくそれは終演の時間なのだろう
コンサートにおいて終演の時間を質問できること、係員がそれに正直に答えることを初めて知った。
今度、どこかで聞いてみようとは思わないけれど。

イルカは一昨年「45周年」を終え、太田裕美は今年が「45周年」
自分もその大半をファンとして過ごしてきての初対面。しかも2人同時。しかし、気持ちが高まらない。
恐らく、なにか他のことで頭がいっぱいなのだ
ただ、せっかくの機会
目の前の一分に集中しよう
幸せなひと時を過ごそう

となりには背の高い同年代の男性がやって来て座った
この人が前の席でなくてよかった
背は高いけれど太っていなくて、贅肉が肘掛けを乗り越えて熱気と共に迫ってくる恐れがないことに安堵した。
彼がマスクをしているのは、予防だろうか、あるいは風邪、または花粉症か。
僕は今、ここで絶対に風邪をひけないタイミングなのだが、コンサートというのは逃げるわけにはいかない。
かと言って、予防のためにマスクをつけるのも何か違う気がする。
ひととおり客席が埋まってきた
前に座ったのは白髪の女性2人組
座高が低いので、視界を遮られずに済みそうだ。
それぞれ別々にやって来て「久しぶり」と言い合っている
1人は会場特典のイルカ直筆サインのカードを見ている。
グッズ販売コーナーでは、イルカがツアーグッズを持ち込んでいたが、太田裕美は市販のCDのみで特別なものなかった。
この年齢になると男性2人で連れ添ってどこかへ出かけるというのは、どこか気恥ずかしさがある。
それに比べると、女性は絵になる。
どうだ、文句あるか?
と言われても、なにも文句が無い
歳をとるに連れて、友達が増えていくかに見える女性は無敵だ。
羨ましい。いや、ずるいとさえ思う。
そして、この後、ステージ上でも、そんな2人組を見ることになるのだった。

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