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2019年3月23日 (土)

連休の飛び石

電車はいつもより空いているだろう
そう思った飛び石連休の中日だったが、やはりいつものように空席はない。
周りを見渡す限り、混み具合もいつもと同じにみえる。

あ、ちょっと少ないな
最寄り駅に着いて電車を降りる時にわかった
いつもならば、出入り口付近でスマホを操作しながら、降りる人などお構いなし
ここは俺の居場所だ。私の居場所よ
と立ちはだかる「スマホ仁王立ち」軍団が、今日はいない
横着者は皆、有給休暇をとったのだろうか

ホームに降りて階段を降りる
確かに少しだけ空いている
コンコースへ降りて改札へ向かう人の波も、スペースが多い
どれくらいだろう?
3割、いや2割くらいか
サラリーマンの2割が有給休暇をとって「連休」にしたことは間違いなさそうだ

川沿いの道に出ると桜並木に花が咲き始めている
そういえば、昨日出席した講演会で講師が「ごりん咲き」だと言っていたな
その時は「五厘」だと思って0.5%程度つまり"ほんの少し咲いている"という意味なのだろうと思った。
しかし、後でGoogle先生に尋ねてみると、開花宣言の基準は花が「五輪」つまり5つ咲くことであり、程度を表す場合「五輪咲き」という表現は使われないようだった。


そんなことを考えながら歩いていると、前を歩いていた男にぶつかりそうになった。
男が突然、立ち止まったのだ
男は、仕事に来るだけのために、テントでも携帯しているんじゃないかと思うような荷物からスマホを取り出し、桜の花に向けてかざしている
一度シャッターを押したが、気に入らない様子で、何度か角度を変えて撮り直す

以前、駒沢公園のジョギングコースでも同じことがあった
あの時は、走っていたのでぶつかる寸前ステップを踏んで脇へよけたが「桜男」は意に介していない風情だった

今日は余裕で「桜男」をスルーして先を急ぐ
もしも、あと2割人が多くて、いつものように混んでいる道だったら、誰かがぶつかっていたかも知れない。

空いている
少ない
という言葉は都市においてはポジティブなものだ
でもいつも
空いている
少ない
のは寂しい。そして、社会を維持していく時にいろいろと支障を来す。

来週末には早くも「満開」が予想されている
気候変動により年々早まる「満開」
花見の予定は一週繰り上げる必要がありそうだ

五厘咲いた花を愛でつつ、賑わいをどうつくっていけばいいいのかを考えている

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