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2019年7月の31件の記事

2019年7月31日 (水)

22年後に見つけた後継サンダルは東京2020 開催1年前記念モデル

AIR TOYO 購入から15年を経過した2012年頃からは、徐々に後継サンダルを探し始めた。
これだけ使いこんだのだ。
「まだ使えるモノは捨ててはいけない」
靴の神様も、そうは言わないだろう。

当初はナイキに絞って探していた。
ほどほどの履き心地、耐久性、アウトソールのグリップといった基本性能であれば、名の知れたメーカーならば、何処だって作る。
ただ「魅力的なデザイン」ということになると、ナイキが頭1ついや2つ抜け出しているからだ。

しかし、昨今のナイキからリリースされるサンダルの多くはスリッポン、つまり突っかけタイプであり「かかとあり」のタイプはシーズン毎に1作あるかないか。

それでも僕は妥協せず、100%納得のいくモデルがデルのを待った。
通常のスポーツシューズ寿命が平均7年程度だとすれば、新しいサンダルはその倍は履くだろう。
長く使うものだから、いつも履くのが楽しみな靴を買いたい。


そうしてシーズンを見送る度に AIR TIYO は20周年を迎えた。
1足の靴を20年履くというのは、生涯で初めてのことだし、もしかすると日本記録かも知れない。
そこからは、メーカーやスポーツカテゴリーといった制約を取り払い、探し始める。


ある時、9割方購入の意思を固めたのが「インスタポンプ フューリー サンダル MAG Reebok CLASSIC」
異なるカラーで5足を履き継いで来たお気に入り「インスタポンプ フューリー」のサンダル版が出たのだ。
2017春夏シーズン展開の「黒/金」は、そのゴージャス感に強く惹かれたが、開口部が小さく、サンダルを履く目的である涼しさに欠けること、これまでに履いたポンプはすべてアウトソールのゴムが剥がれたが、そこが同じ製法だったことで見送った。


それから2年、2019年7月
「東京五輪まであと1年」となる直前。
そのサンダルは、ウェブページに表示されるバナー広告に現れた。
なんだ、これは?
画面が変わらないうちに素早くクリック
asicsの公式サイトだ

東京2020サンダル 開催1年前記念モデル
品名:GEL-QUANTUM 90 SD(東京2020オリンピックエンブレム)
品番:1023A015
価格:10,260円


またも20年履くことになるかも知れないので、ここは即ゲットせず、すぐにasics原宿へ出向く。

サンダルはどこのメーカーも「0.5cm」ではなく「1cm」刻みで売る。
まずはいつものasicsサイズ「27」
足入れは少しきついが、足にぴたりと吸い付く。
GEL-QUANTUM 90がヒール側に入っているので、立っている時も足に優しい。
三歩ほど歩いてみると、足の裏によく靴が付いてきて、どこまででも歩けそうな気がした。
念のために「28」も履いてみたが、こちらは突っかけを履いているみたいで、とても歩けない。
従って、通常asicsと同じサイズ。
アッパーには調整できるバックルがついているが、ほとんどサイズ調整の可変域はない。まず調整することはないだろう。


新しいサンダルを下ろして、実用に問題がないことを確認した翌日、22年2ヵ月連れ添ったサンダル AIR TIYOとお別れした。
呆気ないくらい、きっぱりと。

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2019年7月30日 (火)

ナイキのサンダル AIR TIYOとのお別れ

今朝、22年間連れ添ったサンダル AIR TIYOとお別れをしてきた。
今頃、ゴミ収集車のタンクに吸い込まれて、この数日間で出た近隣の燃やすゴミに紛れて、焼却場へ向かっている頃か。

NIKE AIR TIYO
Google先生に聞いてみると
次の検索結果を表示しています: NIKE AIR TOYO
といって的外れな結果が返ってきた。

発売当時は、ようやくインターネットが人々に認知されて、パソコン通信からの乗換組が出始めた頃。
今ならば、あらゆる製造物が、メーカー、ショッピングサイト、一般の誰かしかの手によってウェブページ化されるが、当時はまだ、情報量が少なく、コレクターの対象にもならないサンダルを取り上げようというWEB制作者はいなかった。


NIKE AIR TIYOを見つけたのは1997年5月4日。
NOMOMAXのあまりの美しさに魅せられて以来、靴コレクターの道を進み始めていた僕は、靴屋さん巡りが週末の楽しみになっていた。
その日、訪れた藤が丘の「コジマ」に珍しい色のサンダルがあった。

AIR TIYO
AGCブランドで展開されるそのサンダルは、これまでに見たどのサンダルよりも機能美に溢れ、シックでクールだった。
それまでは「散歩用」「運転用」「お出かけ用」「通勤用」などと、苦し紛れの理由をこしらえ、自分に言い聞かせることで、いくつもの靴を買うことを正当化していた僕にとって、サンダルというのは新境地だった。
それは「夏のちょい履き」という新たなカテゴリーだ。

「即Getでもよかったが、すぐに無くなりそうではないので1日考えて、翌日購入」と手元のGETNOTE に記してある。


夏場の暑い時、靴下を履かず、下駄箱から取り出してすぐに履けるサンダルは重宝した。
しかも、かかとのホールドがあるので運転にも使える。
そのうち、夏場の外出は AIR TIYO ほぼ一択となっていく。

AIR TIYO という名前が示す通り、クッショニングも配慮されている。
ただしそれはビジブルエアではないし、zoom air かどうかも怪しい。
「廉価靴店に展開されるナイキ」がそうであるように、何のエアだかわからないが、とりあえずエア名乗ってます。というところか。

ただ、実際に履き心地は悪くなく、ちょっと長めに歩いたら足が痛くなるということもない。
ある時、運動会に履いて行った日などは、急遽、父兄リレーに駆り出されてしまい AIR TIYO で100mを全力で走ってしまった。
さすがにこれはエアの能力を超えたらしく、それから半年ほど足の甲が痛かった。
それ以来、サンダルで走るのだけは禁忌とした。


秋から春は下駄箱で冬眠して、夏が来る度に AIR TIYO は活躍した。
ナイキのビジブルエアやzoomの靴ならば、そのうち加水分解して廃棄となるのだが AIR TOYO はびくともしない。
縫製も作りも丈夫で、どこも傷んでこない。
しかし、それはそれで困ったこともある。

廃棄のタイミングが掴めないのだ。
サンダルは素足で履くものだから、足裏の汗をダイレクトに受けてしまう。
しかも、インソール部分が外に露出している。
さすがに15年を過ぎたあたりから、汚れが目立つようになった。
見窄らしい
自分は気に入って履いているからいいが、他人から見ると「汚いサンダルを履いている人」に映るかも知れない。

つづく

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2019年7月29日 (月)

ホリデードライバーに気をつけよう

久しぶりに町田君と会った。
彼とはこうして時々、会っては他愛も無い話しをする。
特になにか同じ趣味があるというわけでもないし、出身地は岩手と長崎と、日本の両端だ。


最近なんか面白い話ある?
いつも、こうして彼に口火を切らせる。
その方がコミュニケーションがうまくいく。

「お盆が近づいてきましたね」

そんな風流な人だったかな・・
お盆??それは何か理由があるの?

「もう随分、長くお盆には帰っていないなと思いまして」

そうか、帰っていないのか。いや、確か彼は去年だったかお父さんが亡くなったと言っていたぞ。

「えぇ去年、父が死んで・・」

だったら、今年は初盆じゃないの?

「そうなんですけど、お盆は里帰りした人たちが運転してるから、もらい事故とか嫌だなと思って。そういうの、なんとかっていうんですよね。なんだったかな」

そう言って彼はスマホでしらべる

「ホリデードライバーでした。長期休暇の時だけ運転する人という意味ですね」

確かにホリデードライバーは運転が下手と言われている。
これは僕もそうなのだが、帰省した故郷で親戚の車を運転する。ただ僕の場合、日頃から運転しているので、その定義には当たらない。

運転から遠ざかっており、勘が鈍っているということもあるが、元々、運転経験が浅い(運転通算距離が短い)ので、咄嗟の時の判断力が低い。
そういう人が慣れていない道、慣れていないクルマを運転するのだから、確かに危ない。


初心者や高齢者ならば「初心者マーク」や「もみじマーク」といった標章があるが「ホリデードライバーマーク」というのはないので、他の車両はそのクルマがホリデードライバーだと気づくことができない。

町田君がいう通り、盆正月の地方都市、観光地を走る時、周囲を走るクルマにそういうクルマが混じっているという想定が必要だ。それは舗道を歩く時にも言える。

ここで、僕は気づいた。
そもそも、町田君自身がホリデードライバーじゃないのか。
「もらい事故」を恐れる側というよりは、周りに恐れられる側だろう。
ということは、いきなり場の雰囲気を壊しそうなので、言わなかった。

始めの話しがいま1つ盛り上がらなかったので、他になにかない?と水を向けると、彼は「そうそう」と目を輝かせた。

「最近、MacBookAirを買ったんです。10年くらい前からずっと憧れていて。MacってUNIXなんでLinuxが使えるんです。自分はwebの人なので、そっちの環境があるといいなと思っていて。それが来週来るんです。SSD、メモリーを増設して20万・・」

10年も憧れていたマシンを手に入れた町田君。
今頃、幸せな一時を過ごしていることだろう。
その1台のマシンから、大きな夢と希望が広がることを祈る。

 

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2019年7月28日 (日)

鹿児島のご厚意で、アウェイでも平和祈念ユニフォーム

2019年7月27日(土)
鹿児島ユナイテッドFC-V・ファーレン長崎

アウェイ自由席は完売。びっしりとV長崎サポーター席が埋まっている。いつもアウェイ側はゆったりとしているので、珍しい光景だ。

手倉森監督
カイオは徐々にフィットしてきている。
イバルボも最初から行けるのは間近かなと思う。

長崎はアウェイ戦だが、前節に続いて平和祈念ユニフォームを着用。鹿児島の1stが紺色なので、濃淡が十分ついており、鹿児島側の了承が得られた模様。

前節でJリーグ通算出場100試合を迎えた鹿児島の田中奏一にファジアーノ岡山でチームメイトだった大竹洋平が花束を渡す。

前節で足を傷めたかと心配していたカイオが今節もスタメン
中村北斗が2018年に長崎に移籍して以来、リーグ戦初出場。去年はカップ戦も含めて1試合も出ていない。長崎サポはその人選に「期待」と「不安」が交錯した。
翁長聖、イバルボ、澤田崇はベンチ。
角田誠はベンチ外。

<前半>
6分
中村北斗がFKを蹴る。中村といえば「無回転」その無回転で直接狙うがワンバウンドでGKが押さえる。結局、中村の見せ場はこれだけ。終わってみると、中盤の選手を休ませる役割を果たしたということになった。

10分
香川勇気のクロスに、吉岡雅和の巧みなヘッドで先制
相手の足が上がっていたが、ものともせず頭を振った。

12分
呉屋大翔と玉田圭司で崩し吉岡雅和にクロス、しかしシュートできず。

35分
大竹洋平のFK、呉屋大翔がヘッドで合わせたがGK正面

43分
大竹洋平のラストパス呉屋大翔がナイストラップでシュート。
GKが弾いて転がったところに玉田圭司が走り混み、GKの股下に打ち抜く。わずかな角度、スピードが求められる難易度の高いシュートを見事に決めた。長崎の2点はいずれもゴールの匂いがしないところから生まれた。


<後半>
開始早々度々鹿児島がゴールに迫るが、徳重健太がしっかりゴールを固める。

15分
玉田圭司に替えて畑潤基

21分
畑潤基が奪ったボール呉屋大翔が持ち込むがGKが弾く。
この試合、久しぶりに呉屋大翔は数多くのシュートが打てた(6本)

29分
吉岡雅和に替えて澤田崇

36分
カイオセザールに替えて磯村亮太
この試合を長崎ペースで進められたのは、カイオのお蔭。彼が中盤で相手のボールを刈り取り、持ったボールは失わず、的確に急ぐか急がないかを制御していた。

40分
髙杉亮太の足に相手が自らかかってPK
攻撃者がボールトラップをミスして、ボールには距離があり、まさにもらいに行ったPK。レフェリーがこれを取っているうちは、競技レベルは上がらない。
2-1


試合後、手倉森監督
前回ホームで対戦したとき手を焼いた(引分け)
今回はボールを握り返そうとして、それがやれたゲームだった。
前半はすばらしい出来。後半いろいろな交代策の中でしまっていかなかった。
ただ、我々は下から這い上がろうとしているチーム。贅沢は言えない。
平和祈念ユニフォーム。このユニフォーム着ている限りは負けられない。
(長崎から来たサポーター)
共に戦ってその気になってくれる人が1人でも増えれば間違いなくJ1復帰は果たせると思う。一緒に戦って欲しい。
二連勝に浮かれることなく目の前の一戦一戦必死になってやっていくだけ。

次節は中3日、水曜日に愛媛FC戦(トラスタ)
この日はベンチを温めた翁長聖、イバルボの出番だ。

 

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2019年7月27日 (土)

マリちゃんの自転車 防犯カメラに映っていた意外な映像

「自転車の破損ですが、防犯カメラにしっかり映っていました。
昨日の16:00頃です。自転車が壊れているのを発見された少し前ですね。
あなたの右となりに駐輪しているかた。おじいちゃんなのですが、その方が転倒されたんです。
それであなたの自転車に向けて転倒しまして、それで自転車が・・
おじいちゃんはそのあと、1分ほど立ち上がれませんでした。買い物の荷物も散乱していて・・」

マリちゃんのイメージに、転倒して自転車に乗り上げたおじいさんと転がるリンゴの映像が浮かんだ。リンゴとは誰も言っていないんだけど。。

「大家さんが入っている保険が適用できるかも知れないので、今それがおりるかどうかを確認中です。
ただ、保険がおりるとなった場合も、ご本人が自分がやりましたと認めていただく必要はあるんですよね。
本来ならば、自転車を壊したと自分からご連絡していただければいいのですが・・・
立ち上がった後もよぼよぼとした足取りだったので、もしかすると、ご本人は自分のことで精一杯で、自転車を壊したことも認識されていないという可能性もありますね」


ひと通り、不動産屋の話しを聞いていたマリちゃんを安堵が包んでいた。
梅雨のどす黒い雲が強風で吹き払われて、一気に晴れ間を見たようなイメージだ。

念のために、こういう場合は警察に被害届けを出しておいた方がいいのかを尋ねてみる。

「被害届けを出すと、警察は防犯カメラの映像確認を求めてくるでしょうね。その場合、自転車置き場の使用者から被疑者が特定されて、逮捕ということもありますね」

被害届けを出したくらいで、TVの「相棒」で見るような本格的捜査をしてくれるのものだろうか?
名探偵マリちゃんは少し懐疑的だったが、担当者の話しを聞いて被害届けのセンは消えた。
そして、マリちゃんは滑舌の良い明るい声で、その意向を語り始める。


悪意のある人が壊したのじゃないと聞いて、心から安心しました。おじいさんが自分で申告されないことですが、私の周りでも似たような話は聞いたことがあります。きっと悪気はないと思います。そして、何より、私の自転車がクッション代わりになって、おじいさんが大けがをしなかったとしたら、よかったと思います。
保険についてはけっこうです。大家さんにはそうお伝えください。
他の住人の方については、掲示板で注意喚起したりせずに、このことは内緒にしてください。
次の週末には壊れた自転車は撤去して、新しい自転車を買ってきます。駐輪場はそのままお借りしますので、よろしくお願いします。
お忙しいなか、映像の確認をしていただいて、ありがとうございました。


おじいさんは雨続きということもあって、しばらく、買い物に出られなかったのだろうな。少しの晴れ間にちょっと多めに買い込んできてムリをしたのかな。でも頭打ったりしなくてよかった、よかった!
私が自転車を置いた日に、雨で私が乗るのを見送って、そこにおじいさんが転倒するなんて、なんて偶然なんだろう。
大事に至らなくて、おじいさん、ラッキーだったのかも。

新しい町、新しいスーパー、新しい家
なんだか、楽しくなりそう
自分の気持ち次第で、降って湧いた災難ですら 味方にもできるんだな
さぁ、牛肉と茄子の夏カレー、いっぱい食べるぞー
ゆで卵も作らなきゃ

おわり

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2019年7月26日 (金)

マリちゃんの自転車 人が人間関係で悩めない時とは

マリちゃんは考えた
「生命の危機に瀕している時に、人は人間関係で悩めない」

相対的な恐怖がある場合、人は恐れるに値しないことを明確にそう判断できる。
だとすれば、平穏な日々を過ごしている時、相対的な恐怖が存在していない時に「たった1つの恐怖」が発生した時はどうすればいいか?
その時は、名探偵コナンで鍛えたイメージ力を使い、過去に訪れたいくつかの恐怖、あるいは未到来の恐怖を思い描きリアリティを感じることで、相対的に目の前の「たった1つの恐怖」が実は恐れるに値しないと切り捨てることができるのではないか。

そう考えていくと「自転車の恐怖」も「同僚の恐怖」も、どれも恐るるに足らぬものと思えてきて、気持ちが軽くなっていくマリちゃんだった。

今日はスーパーでお肉とルウを買って「週末家ごもり用のカレー」でも仕込もうかな・・・

その日も早めに仕事を終え、タイムカードを押した。
会社近くのTSUTAYAで「準新作になったら借りようリスト」に入れておいた映画を2本借りて、電車に乗る。

いくぶん心の平穏を取り戻すと、今度は別のことが気になり始めた。
防犯カメラで「犯人」がわかったとして、それからどうする?というアイデアが自分にはないことに気づいたのだ。
不動産屋への連絡もすべきではなかったか・・
いや、それを言ってももう遅い。
とりあえず今は、防犯カメラ映像を確認した不動産屋からの連絡を待つしかない。

数時間後、マリちゃんは台所に立ち、悩みがある時に必ず食べることにしている牛肉と、思いのほか安かった茄子を煮立てていた。
TVのニュースで「長梅雨で野菜が高騰しているなか、今年は茄子が安くて美味しい」と言っていた。
がっつりの牛肉とさっぱりの茄子でつくる夏カレー

「言うことなす!」
昔、理研のCMでみた突っ込みを入れ、さぁそろそろルウを投入するかなと思っていた時、マリちゃんのスマホが鳴った。


一旦、火を弱くして「応答」をスワイプ
電話の相手は不動産屋の担当者だった。
まるで、隣りで話しているようなクリアな声に一瞬どきりとするくらい、彼のスマホの音質はく、現代科学はここまで進んでいるのかと一瞬、イメージの世界に遊びに行きそうになったが、気を取り直して通話に集中する。

「自転車の件のご報告です」
不動産屋の担当者は静かによどみなく話し始める。
深刻な事態を告げる時の沈痛さはない。
そして、彼が映像で見たものは、マリちゃんのイメージ力を持ってしても、想定を超えていた。

つづく

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2019年7月25日 (木)

マリちゃんの自転車 トラブルに気持ちが塞がない訳

自転車を壊せば「器物損壊」
それは刑事罰であり、被疑者と断定されれば逮捕されることもある。
そうなった場合、学生であれば「就活に響く」ということは容易にわかるし、社会人であれば査定に響くだけでなく、その後の人事に暗雲が垂れ込める。もちろん会社にばれた場合だが。

それに、私が民事訴訟を起こせば、自転車の弁償、慰謝料の支払いといった費用も発生する。
いずれにせよ「むしゃくしゃした」程度の気持ちで行うにはあまりに代償が大きい。
大の大人がやることとは思えない・・


マリちゃんは、ここでイメージの世界から一旦離れて、現実路線に立ち戻る。
できれば、穏便に済ませたい。
それを第一義に考えよう。

自転車は廃棄するしかない。
買ってから7~8年が過ぎ、かなりくたびれており、何らかの保険が下りたとしても「評価額は千円です」とか言われそうな代物だ。
今回は勉強代を払ったと受け止め、これをいい機会と捉えて、憧れの電動自転車でも買うか。

被疑者が特定されて一定の補償が得られたとしても、近隣住民との間にしこりは残る。
もしも、問題がこじれるようなことになり怨恨が生まれるようならば、報復に怯えなければならない。そんなことでは、ここに長くはいられなくなる。
せっかく、気に入って移り住んだばかりのこの町をすぐに出て行くのは回避したい。


一生のうちに「自転車を盗まれる」という経験をする人は多いが「壊された自転車が目の前に残っている」という経験をする人は少ない。
従って、こういう時、警察に被害届けを出していいものか、出すべきなのか、それずらもわからない。
ただ、何もしないでスルーというのも気味が悪い。


その晩、マリちゃんは不動産屋に一通のメールを送り、できるだけ穏便に済ませたいことと、客観的な状況だけを伝えた。
不動産屋からはその日遅く、返信が届いていた。

「明日、防犯カメラの映像を確認して、またご連絡します」


翌日、会社でもちょっとしたトラブルがあった。
マリちゃんが提出したはずの報告書が先方の部署に届いておらず、先方から「怠慢ではないか」と上司に抗議が入り、仄聞した同僚からは「仕事の品質が低すぎる」という非難の声が上がったのだ。
一体何が起きているのかわからなかった。
ただ、不安の雪が屋根まで積もるといった追い詰められた感情もない。
いつもなら憂鬱なこともサンバのリズムにきこえる・・
悠長な状況ではないにも関わらず、マリちゃんの気持ちは不思議と重たくはならなかった。


どうしてだろう?
いつもならば、言われなき非難には心を痛めるし、気持ちが塞ぐというのに。
そして、すぐに名探偵マリちゃんは気づく。
あ、そうか。
得たいの知れない相手に自転車を壊されたという恐怖感が、相対的に「その他の恐怖」を押しのけているのだ。
さらに分析する。
待てよ?だとすれば、恐怖も場合によってはウェルカムということか。

つづく

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2019年7月24日 (水)

東京五輪まであと1年

五輪まであと4年の2016年から、年に1度、7月24日に書いてきたこの記事も今回が4回め。そして最終回となる。


2016年(あと4年)
オリスタ(新国立)はまだ着工していなかった。
スポーツボランティア募集についても、動きは無し。
五輪の年にデビューすると発表されていたJR東海の新型新幹線「N700S」は順調に走行試験をこなしている。
当初はダイヤ改正時季の2020年3月デビューかと思われたが、現在では「五輪に間に合うタイミング」となっている。

4年前の7月は、リオ五輪の開幕直前
僕は東京五輪で最も期待する選手として伊藤美誠を挙げた。

4年前は絵画購入や私的旅行に公費を充てた都知事の退任を受けて、後任の選挙が行われるところだった。
その選挙で選ばれた知事も五輪前に改選を迎える。
石原慎太郎、猪瀬直樹が招致し、小池百合子がリオでバトンを受けて来て、開会式はまた別人が務めるとなると、なんとも不思議なことである。

そして、当時のメディアは東京五輪に批判的な論調が目立っていた。


2017年(あと3年)
設計案を見直したオリスタは2016年12月に着工された。
いくつかの競技会場については、予算の見直しを求めた挙げ句、元サヤに納め、混乱だけを創出した都知事も、オリスタには介入しなかった。
着工から半年のこの時点、メディアは工事進捗について全くと言っていいほど取り上げていなかった。

リオ五輪で活躍した選手はメディアが取り上げていたが、陽の当たらないスポーツ、選手についての情報はほとんど無し。
平野美宇が頭角を現し、僕が期待する伊藤美誠は雌伏の時を迎えていた。

1年前に比べると、メディアの五輪に対する批判は影を潜めつつあった。

スポーツボランティアについては、依然として情報なし。
観覧チケットについても同様だった。


2018年(あと2年)
五輪への関心は小休止の感があった。
それというのも、メディアが繰り広げてきた「五輪やばいよ、やばいよ」キャンペーンが、これ以上続けると、洒落にならない時季に入ったからだ。

オリスタについての報道もほとんど無し。
本当に作っているのか、神宮まで見に行こうかと何度思ったことか。

競技ではサッカー「U23世代」の躍進に目を見張った。
2019年夏、レアル・マドリーに移籍した久保健英、FCバルセロナに移籍した安部裕葵。かつてない充実度合いだ。

スポーツボランティアはようやく、カタチが見えてきた。
(募集開始は2018年9月より)

観覧チケットについて動きはなかったが、発売された2019ラグビーW杯のチケット状況をみると、東京五輪はかなり入手困難となることが予想できた。
もしも、チケット獲得で全敗しても「最後は公道開催のマラソンがある」そう1年前は結んでいる。


そして2019年(あと1年)
五輪では前人未踏の五連覇のために競技に戻って来てくれた伊調馨が国内で敗れ、出場すら難しい状況であることは、もったいないと思う。

オリスタは2019年が明け、外形が整ったあたりから報道される機会が増えた。こけら落としは「サッカー天皇杯2019」の決勝戦(2020年元旦)と決まった。現在、勝ち残っているクラブにとって、今回は特別な戦いになるだろう。

観覧チケットは一次販売が実施された。
聖火リレー概容が発表されて、現在は聖火ランナーの募集中。8月31日に締め切られる。


最後に、スポーツボランティアは募集、面談が行われて、現在はマッチングの発表待ちとなっている。
7月19日にはキャストのユニフォームが発表された。
面談会場に展示されていたリオ五輪の派手なユニフォームが脳裏に焼き付いていたため、いったいどうなるのだろうと思っていたが、できあがったものは至ってシンプル。
スポーツボランティアの皆さんが自宅から会場まで着て行ってもいいくらい上品で美しく仕上がっている。


五輪に向けた高揚感はまだ希薄だ。
これから徐々にメディアの好意的な取扱が増え、2020年が明けた頃には、五輪が「世間」「職場」「お茶の間」の話題に上ることが増えるだろう。

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2019年7月23日 (火)

その狭いところを抜くか!イバルボが届けた最高のプレゼント

2019年7月20日
23節V・ファーレン長崎-ヴァンフォーレ甲府

<後半>
2分
甲府のFK、リマがヘッドでゴールイン
今度こそ、やられた・・
と思ったらオフサイドに救われる

13分
長崎がペナルティエリア内でミス、しかし、ドゥドゥのシュートが左へ外れる

20分
玉田圭司に替えて、4日前に鳥栖から期限付き移籍してきたイバルボ。その後、手倉森監督の「状態は50%くらい」というコメントが紹介される。

23分
カイオに替えて澤田崇

26分
数試合ぶりにペナルティエリアの呉屋大翔にボールが通るが、3人にブロックされてシュートが打てず。

34分
ウカタがペナルティエリア内に侵入してシュート。
今度こそやられた・・
と思ったら、高杉がよく寄せていて、大きく上へ外れる

44分
大竹洋平がクロスと見せかけたフェイントから、イバルボへスルーパス。イバルボはワンタッチ外にはたいたあと、ニアの狭い所へ電光石火のシュートを突き刺す。
長崎サポーターに、この日を素敵な一夜にするプレゼントがもたらされる。

+2分
吉岡雅和に替えて翁長聖
翁長をここまで温存したのは、27日鹿児島戦、31日愛媛戦と試合間隔が狭くなることを見越しているのだろうか。


イバルボ談話
「サポーターの皆さんに素晴らしい一夜をプレゼントできて嬉しい。チームの皆に感謝したい。僕がゴールを入れたけど、重要なことはチームが勝てたことだ。どうもありがとう」

手倉森監督
「(試合前に急きょ欠場となった)カク(角田誠)の分も力出そうと皆でやってくれた。イバルボ、やっぱり点取り屋だな、我々は戦力を繰り出していくしかない。甲府が最初(我々の戦術を)じっくり見ててくれたのが幸いだった。
カイオはゲームの強弱のつけどころ、さすがブラジル人らしいなと思った。
クリーンシート(完封)攻撃力のある甲府のアタッカーを押さえたのは自信にしていい。ここから19戦「まくり」の昇格するために1つも負けられない。全部勝ちます」

試合中の大半の時間帯で雨が止んでいたとはいうものの、試合前、あれだけの雨が降っても、トラスタのピッチは「サッカーができていた」つまり、ボールは通常どおりに走っていた。
水はけのよい基礎工事、グランドキーパーさんの地道な整備によるものと拝察する。
これも、クラブにとっては、大きな力だ。

台風が接近し、試合開催も危ぶまれるなか、雨中のずぶ濡れ覚悟のうえで、ただ選手を応援したいという一心でトラスタに駆けつけたサポーターにとって、素晴らしい夜になった。

一方、そんな悪天候のなか、遠くから駆けつけた甲府サポーター。挨拶に来た選手たちをチャントで迎え鼓舞していた。それは、僕らがアウェイ戦でしていることと同じ。相通じるものがあった。

 

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2019年7月22日 (月)

夏のウィンドー開く。カイオセザールに夢膨らむ

2019年7月20日
23節V・ファーレン長崎-ヴァンフォーレ甲府

台風5号の影響で長崎には大雨特別警報が発令されていた。
V・ファーレン長崎はJリーグ側と開催について協議を重ね、催否を検討してきたが、最終的に当日13時に開催を決定した。
いつもならば屋外で行われるイベントや販売は、屋内陸上トラックに場所を移して行われた。トラスタの設備がモノを言ったと言える。

試合前の天候は曇り、雨は止んでいる。
自宅を出るかどうか迷った結果、選手を応援したい気持ちを抑えられずに会場に足を運んだサポーターに、お天気の神様が微笑んだ。そして、試合終盤には素敵なプレゼントも舞い込むことになる。


<スタメン>
発表では角田誠が入っていたが、ゲームには島田譲が出場。
急きょ、ベンチ外だった新里涼がベンチ入り。
(7月19日から)夏のウィンドーが開き、カイオセザールが登録即スタメン。来たばかりのビクトル・イバルボもベンチ入り。
澤田崇、翁長聖がベンチスタート。この3人の切り札投入という楽しみが控えている。

試合前、手倉森監督
「今日からスタートだという気持ち。ホームから仕切り直し、勝ち点3とって弾みを付けたい。カイオは一ヵ月間チームでトレーニングしてきたので、今日成果が出せるかどうかだ」


この日から2019年版平和祈念ユニフォーム着用。
ピンク色の選手たちが可愛い。
ヴィヴィくんもピンク。元々可愛いのに、さらに可愛い。
長崎が淡色を着ているので、ヴァンフォーレ甲府はビジターだが、青の1stユニフォームを着用する。
Jリーグでは淡色を1stユニフォームにしているチームがないため、ビジターで1stを着る機会は珍しい。
1stユニが黄色のクラブの場合、そのようなケースがある程度だ。1人だけGK緑ユニの徳重健太が平和宣言を読み上げる。


<前半>
1分
いきなりやられた!
かと思ったら曽根田がシュートミスしてくれて助かる

3分
吉岡雅和のシュートはポスト、惜しい!

13分
カイオのグッドセンスな縦パスが通る。これは期待できる

23分
ドゥドゥのシュートが右へ外れて助かる
カイオのボール奪取、キープ、パスどれも品質が高い
これは、強力なピースが加わった。

25分
徳重健太がパンチングミス
目の前にいたウカタ、反応できず、ボールは右へ外れる

30分
カイオが長い足でボールを奪い、右を駆け上がりクロスを上げる。彼への期待が膨らんだ矢先、太もも裏を押さえて倒れ込む。プレーは続けたが、今後の試合出場が心配だ。

41分
解説者に「めっきり運動量が落ちましたね」と言われていたカイオが、突然スピードを上げてペナルティエリアに侵入。華麗なフェイントをかける。かっこいい!


3月17日開催の4節、山梨中銀スタジアムでは完膚なきまでに叩きのめされた長崎。
前半だけでウカタに2発を決められた。(0-2で敗戦)
今日はここまで甲府が引いて戦っていることもあって、いいつながりを見せている。

さぁ、後半
澤田、翁長、そしてイバルボとレギュラーと言ってもおかしくない強力なアタッカー3人がベンチに控えている。

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2019年7月21日 (日)

マリちゃんの自転車 白昼、防犯カメラの前で行われた犯行

新しいアパートに引っ越してきた翌日、マリちゃんの自転車は無残に歪んでいた。

後輪のセンタースタンドで自立している自転車は、本来ならば地面と垂直の角度を成しているはずだが、今目の前にある彼女の自転車は左側に傾いでいる。
あえて角度で表現するならば、20度、いや25度くらいか。
しかし、前輪は輪留めにしっかりはまっている。

いったい、どうなっているの?

とりあえず、一回冷静になろう。
こんなところで立ち止まっているところを誰かに見られたら、状況を説明しなくてはならなくなる。
ひとまず部屋に上がり、野菜や生鮮品を冷蔵庫に仕舞う。
戸締まりを確認して、もう1度自転車置き場に戻る。

自転車は前輪が「紅茶で用済みになったレモン」のように、不規則に歪んでいた。
朝から降り続いた雨で、車体の全体が濡れそぼっている。
右隣りには真新しい自転車。サドルが濡れていないところをみると、帰ってきたばかりか・・
マリちゃんはコナン君のファンで、つい、現状を分析してしまうのだった。
左隣りは空いている。
確か、昨日停めた時には、左隣りにも自転車が停まっていた。
マリちゃんは、そこに恐怖を感じないわけにはいかなかった。
左の人が怪しいな・・


アパートには駐輪場のルールがあった。
希望者は事前に使用を申告する。
大家さんから不動産屋経由で指定される番号の場所に停める。
駐輪した時に視認できる位置、すなわち、自転車の後輪泥よけには交付されたステッカーを貼らなければならない。

ところが、手違いがあり、そのステッカーがまだ届いていなかったのだ。不動産屋で部屋の鍵を受け取る際「**番に停めてください。ステッカーは大家さんから届き次第、ポストに投函しておきます」と言われていた。


決して膨らませたいわけではないが、マリちゃんの脳内イメージは否が応でも膨らみを見せる。

「あれ?この見慣れない自転車だな。ステッカーも貼ってないし。そういえば、最近は盗んだ自転車をこうして自転車置き場に乗り捨てて行くヤツがいると聞いたぞ。あるいは、住人のところに遊びに来たヤツが勝手に停めているのか。いずれにせよルール違反だ。こうしてやる!えい!」

そんな軽い気持ちで蹴飛ばしてみたところ、自転車はぐにゃりと曲がってしまった。

「やべ、曲がっちゃったよ。まぁでも無断だったらいいか。ステッカーだって貼ってないし」

あぁ、大家さんがステッカーをきちんと手配してくれていたら・・
そこまでイメージを膨らませた名探偵マリちゃん、しかし、腑に落ちない点があった。

果たして、大の大人が防犯カメラがあるとわかってる場所で、自転車を壊したりするものだろうか?
住民ならば、誰もがこの場所は24時間、防犯カメラで撮影されていることがわかっている。
「映像は遠隔地のサーバーに保管されており、何らかの事案が発生した際には、過去の映像を閲覧することができる」
マリちゃんも下見に着た時に、そう説明を受けた。

だとしたら、外部犯行か?
しかし、外部から来た者が、ピンポイントで昨日置いたばかりの私の自転車だけを壊して逃げるというのは、常識的な捜査セオリーから外れている。
ここは内部犯行を疑うのが本筋だろう。

つづく

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2019年7月20日 (土)

マリちゃんの自転車 駐輪場で歪んでいた自転車

マリちゃんは最近、職場の近くのアパートに引っ越したらしい。
それまでは残業してから電車に乗って帰ると、駅前のスーパーが既に閉まっていて、割高なコンビニで買い物をしなければならない。それが、料理好きな彼女にとっては不満だったらしい。
野菜をあれこれと手に取って品定めして、より新鮮なものを安く買うというのが楽しみだからだ。


そして、事件は引っ越した翌日に起きた。
関東は記録的な長梅雨となり、七月も半ばというのに、その日は朝から地面をたたきつけるような雨。

あぁこれじゃ野菜の値段あがっちゃうな
そう思いつつ、雨の中傘をさして走るのは危険だと思い、自転車で駅まで行くのは見送った。

その雨も午後には小降りになってきた。
よし、今日は新しい最寄り駅で、目を付けていたスーパーで初の買い物だ。
移り住んだ町は、閑静な住宅街。
TSUTAYAはないしスタバもないが、近くには公園が多い。
「肩肘張らずに暮らせる町」というのは、自分の中ではポイントが高い。

あのスーパー、野菜の品揃えはどうなんだろう?値段はどうかな、もしかしたら、この雨続きで市場価格全体が高くなっていて、参考にならないかな・・

そんなことを思っていると、いつもならば憂鬱な雨もサンバのリズムに聞こえるマリちゃんだった。

17時を回ると「今日は早いね?」と同僚に茶化されながら、家路についた。現代社会ではそこで「今日はデート?」といったツッコミは入らない。
50代のベテラン社員たちは「言いたいことが何も言えない時代になった」と嘆いているが、そんなこと、そもそも言っていたのかとこっちが嘆きたい。

駅前のスーパーは、高齢者の姿が目に付いた。
「この駅、こんなに年齢層高いのかな?」
そう思ったが、それは早とちりだと後にわかることになる。

引っ越したばかりで冷蔵庫が空っぽなので、ついつい多めに野菜と生鮮品を買った。レジでお金を払った後で、その日は自転車がなく、この荷物をぶら下げて歩かなければならないことを思い出し、少し後悔した。
それでも、新しい町、新しいスーパー、これから帰る新居を思うと悪い気はしない。時々、マイバッグを右手、左手と持ち帰りながら、こんな散歩ならば、雨の日もいいな・・
そんな、幸せな気分は、直後に暗転する。

アパートの入口には「カメラ作動中」の札。
門扉を開けると、その先から監視カメラがこちらを見据えている。カメラは防犯の抑止力になる。悪い人もカメラがある場所では襟を正す。防犯カメラ完備というのが、この物件の決め手だった。

自転車置き場の中に自分の自転車を探す。
サドルが濡れているかな?
そう思った時、視界に歪んだ光景が飛び込んできた。
目の錯覚、もしかして私、疲れてる?
そうではないということは、すぐにわかった。

歪んでいるのは自転車そのものだった。

つづく

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2019年7月19日 (金)

敗戦を受け止めることに集中できた水戸の夜

2019年7月13日(土)
22節 水戸ホーリーホック-V・ファーレン長崎

<後半>
始まると同時にぽつりと一滴、頬が濡れた。
幹事の進言で用意してきた合羽を出さずに済むといいが・・

4分
平野の無回転ミドルシュートが落ちてきて、徳重が弾き出す

8分
志知、木村に左サイドをキレイに抜かれ、それを白井がナイスシュートで決める。
前節京都戦のリプレーを見るようなシーンだ
水戸1-0長崎

16分
島田に替えて澤田崇
角田の代役として期待していた島田、今日はいいところ無し。

33分
水戸のCK
低い弾道でワンバウンドさせたボールに志知が合わせて2-0

38分
長崎は同時2枚替え、FWを3枚に増やす
吉岡雅和→長谷川悠
畑潤基→玉田圭司

徐々に雨が強くなってきた
合羽を出そうか?と荷物に目を下ろした時、周囲に歓声が起きた。すぐに目を上げるとボールがゴール内を転がっていた

42分
亀川諒史のクロス GKが弾いたボールに詰めた長谷川悠
両チームが密集した隙間を縫うナイスゴール

+1
亀川諒史のクロス
玉田圭司が膝で合わせる
きた!
と思ったらGKが弾く
思わず前のめりにこけてしまった。井上順みたいに
ここで万事休す


セカンドボールが取れない
前に向かったワンタッチがない
うまくいかない時には、何もうまくいかない
何かのスイッチが入ればオセロの端を取るように、一気にうまくいく
そのスイッチは、きっと、その角を曲がったところにあると信じている


試合後
手倉森監督
大事なところで精度を発揮したほうがゴールを割れた。
ラストパス前のパス、カウンター最終ラインを破るパス。通ってればというパスを成功させるかどうかで変わってくる。
そこを高めなければ僅差のゲームを勝ち取っていけない。
これ以上引き離されないようにしなければ。
今日は水戸の地の利を見せつけられた。次はトラスタでそれをやってみせたい。


今日は「敗戦を受け止める」ことに集中することができた。
バスがすぐそこにあり、そこに仲間が待っているからだ。
いつもならば、帰りのシャトルバス、最寄り駅からの電車の時刻と、慌ただしさが敗者の気持ちを切り替える。

僕らは、どこかのスタジアムでの再会を誓い、思いのほか早く着いた東京駅で解団式をおこない、それぞれの帰途についた。


負けたことは悔しい
だが、これで終わったわけじゃない
いつどこでスイッチが入り、事態は急展開をみせるかも知れない。
僕らは曲がり角の先によきものが待っていると信じて、V・ファーレン長崎と共に歩んでいく。

V・ファーレン長崎 2019シーズン記録
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2019年7月18日 (木)

警戒心の薄いケーズデンキスタジアム水戸のとんぼ

試合開始間際になると、バックスタンドの水戸サポーターの密集度が高まってきた。
どうやら、水戸応援サポーターはゴール裏ではなく、バックスタンドに陣取るようだ。

帰宅後、DAZNで過去映像を確認してみると、水戸サポーターはいつもバックスタンドで応援している様子。
芝生席ではいろいろと支障があるので、座席のあるバックスタンドに陣取っているのだろう。
飛び跳ねると、皆が前に固まってしまうからだろうか・・

ケーズデンキスタジアム水戸はゴール裏が芝生席のため、座席数は10,000。
J1ライセンスの条件である15,000人を満たしていないため、現時点ではJ1ライセンスを持っていない。


選手が練習を始めた頃、一匹のとんぼが飛来する。
しばらく、辺りを見定めるような動きをして、僕のデイパックに羽根を休めた。
いい選択だ。僕は君を捕まえたりしないからね。
それにしても、水戸のとんぼは警戒心が薄いのか。それとも疲れ果てて集中力が落ちているのか。


<スタメン>
翁長聖がスタメン復帰
頼みの角田誠が累積警告4枚により出場停止。
その代役は島田譲。今日は彼の出来に期待がかかる。
澤田崇はベンチに控えている。


<前半>
9分
ゴール前でこまかくつないだ水戸にペナルティエリア内でシュートを打たれる。
徳重健太がぎりぎりで手に当ててコースを変える。
続くCKは徳重に代わり呉屋大翔がクリア。

そういえば、とんぼはもう何処かに飛んでいっただろうなと、デイパックに目を落とすと、まだそこで休んでいた。時々羽根が動いているので、入眠(永眠?)したわけではなさそうだ。

23分
長崎初めてのCK
僕らは魂の「いっれっろっコール」
中央から猛然と翁長が跳びこんでヘッド!
前半、唯一僕らがワクワクしたシーンだ。

水戸は左右を広く使いボールを展開。
長崎は攻撃が左に偏り、右側で翁長が孤立している。
配球の名手が欲しい。

V-ROADを歌っていると、長い笛が鳴った。
ん?なんだろう
それは、前半の終わりを告げていた

関東は梅雨が長引き、朝夕は過ごしやすい日が続いている。その心地よさで集中力が長持ちしたようで、一度も時計を見ていなかった。

さぁ、ハーフの間に夕飯を済ませなきゃと腰掛けると、件のとんぼは居なくなっていた。この場所が気に入ったのならば、試合終了までいてくれてもよかったのにな・・

ゴール裏でご飯を食べるのは初めてだが、これが意外と美味しかった。
腹から声を出して、お腹が空いているのだろう。
思いのほか、早食いしたと思ったが、食べ終えて「飛べ飛べホーリー君」の動画を上げて、顔を上げるともう選手たちが戻ってきていた。

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2019年7月17日 (水)

長崎の仲間と往く水戸

東京駅は曇り空
丸の内中央口から外に出ると、路面が濡れている
雨が降ったのかなと思ったら、それは打ち水システムの実証実験
そこには広大な敷地が広がっていて、大勢の外国人が寝そべったり、座り込んだりしている。
古代ローマのテルマエかと思った

寝るかねぇ・・

集合時間には余裕をもって着いたが、既に待ち合わせの場所には大勢のV・ファーレン長崎のユニフォームが集まっていた。
既に3分の2は集まっているようだ

出発の時刻になると僕ら「V・ファーレン長崎号」(勝手に名付けている)は水戸に向けて出発した。
これから、このバスは常磐道を北東に100kmほど走り、ケーズデンキスタジアム水戸に横付けしてくれる。
水戸駅まで(予約のできない)高速バスで行き、そこから路線バスに乗り継いで30分かけてたどり着くことを覚悟していただけに、この便利さは、何らかの特別待遇でも受けているかのようだ。

スタジアムに横付けしてくれる高速バスならば、鹿島アントラーズ戦で利用する「カシマサッカー号」がある。ただし、乗っているのは大半が鹿島サポーター。厚かましい僕のような人間は、となりに座った鹿島サポーターと懇親を深めるのだが、一般的な感覚ならばアウェイ感に包まれる。

一方「V・ファーレン長崎号」では、40名を超えるメンバーはすべて長崎サポーターだ。
このバスツアーの企画を知った時、すぐさま復路のJR常磐線特急「ときわ」を解約した。
水戸で18時キックオフの場合、試合終了の頃、東京行き高速バスは終わっている。その日のうちに帰りたければ、常磐線の在来線か特急に乗るしかなかったのである。
そして、解約手数料を払ってでも、こちらの方が安かった。

有志による用意周到な設営により、僕らはカラダひとつで来るだけで、便利で楽しいバスに乗り、スタジアムに入ることができた。

さて、初めてのケーズデンキスタジアム水戸
入場するとまず、準備してきたレジャーシートを敷く
ゴール裏は芝生なのである。
立ち上がり、芝の感触を確かめる。トレイルランの練習にはよさそうだ。
観戦エリアなので、当然ながら前方に向けて傾斜がついて下っている。僕はやらないからいいが、応援で飛び跳ねたら、前に落ちていきそうだ。

向かい側、水戸のゴール裏を見やると、芝生席にはほとんど観客が入っていない。
しかし、応援の声と遠い太鼓だけは聞こえてくる。
どこから聞こえるのだろう?
もしかすると、今頃は外で応援練習をしていて、試合開始間際に一斉に入場してくるのか?
だとしたら、手強いというか、熱いサポーター達だ。
そして、いつまで経っても、選手が練習を始めても、水戸のゴール裏はいつまでも埋まる気配すら無かった。

 

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2019年7月16日 (火)

幸せな回想

「10分ですか・・」
おじさんの顔に「鼻白むとはこのことだな」と書いてあった
そして、僕からしばし時間をとった礼を言うでもなく、踵を返し無言で立ち去った。
ふつー、こういう態度を日本では「失礼」というのである。

日頃から僕は、質問を受けると「手短に」「わかりやすく」「結論」だけを言うことを心がけている。
しかし、おじさんが求めていたものとは違ったらしい。
根っからのasicsファンで「いやぁ、素人が履いても変わりませんね」などとネガティブな回答が欲しかったのかも知れない。


可燃ごみ、不燃ゴミ、びん、缶 まるで、ISO14001を取得した企業のゴミ箱コーナーかのような徹底した分別のゴミ箱が並び、そこに配置されたスポーツボランティアがゴミを受け取ってくれる。
ゴミ捨て場をこれほど入念に設営したうえ、人々が心を込めてゴミを集める大会を見たことがない。

会場アウト
ちょっと休んだらもう普通に歩ける
カラダの回復力はすごいな


つくばマラソンからの帰路ルートは3つ
①シャトルバス TX「研究学園」行き
②シャトルバス JR「土浦」行き
③路線バスまたは徒歩 TX「つくば」へ

①②が主催者資料に記載されている。つまり推奨されている。
去年もつくばに参加している山岡君は毎回①らしいが、TXで座ることは諦めているという。

「研究学園」駅には快速が停まらない。
「つくば」を出た普通列車がひと駅めの「研究学園」に着いた時点で乗車率は100%超え。
到着を急ぐ場合、4つめの「守谷」で後から来た快速に乗り換えるのだが、もちろん満席。「南千住」で座れることはあるが、終点秋葉原はすぐそこ。
①のルートではTXで座ることは諦めなければならない。

「つくば」でお土産を買って帰りたいし、できればTX車内は座りたいので僕は③を選択する。

なお事前申込みでは①②③とは別に東京駅からの往復バス(5,800円)がある。
今回は前泊できっちり計画した後に知ったので見送ったが、今後、つくば参加の機会があれば、選択肢に入れたい。

会場を出て大通りに出る
ここから歩くのはしんどいな・・
そう思っていたら、ちょうどそこにタクシーが止まり客が降りた。すかさず「いいですか?」と尋ねると乗せてもらえた。ラッキー!

会場からTX「つくば」までタクシーで12分、1090円
「来年もまたきてください」
とても、感じのよい運転手さんだった


TX「つくば」構内「つくばの良い品」でお土産を買う
事前にリストアップしたものが無いことは前日にチェック済み。
学園手造りハム、福来饅頭を購入

「東京マラソン出たの?」
東京マラソンのニット帽を見ておばちゃんが声をかける
4回応募して2回当たりました。
「それは運がいいよ。なかなか当たらないっていうからね」

15:50発を見送り16:11の先頭に並ぶ
並んだのは2号車4番ドア前。後で気づいたのだが、3号車に並べばクロスシートがあったかも知れない・・
タクシーが拾えたという幸運もあり、ルート③でTX「つくば」に出たのは正解。
座れて嬉しい
今回の旅マラソンはうまくいったな

 

夜明けに目が覚めて時計を見ると6時
昨日の起床が6時だったからな・・
これは「**の今頃は何をしていたな」の始まり
「昨日の今頃は・・」で始まり、最後は1週間後「先週の今頃ゴールしたんだった」で終わる。
レースが快心ならば幸せな回想だ

おわり

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月15日 (月)

青い風船、5時間ペースメーカーのお姉さんがゴール

あぁ、きつかった。
やばいよ、やばいよ
ゴールして瞬時に僕は出川哲朗になった

もう一歩も走れない
歩くのだって足を引きずっている
スポーツボランティアから、ポカリスエットイオンウォーターを受け取る
でもその先は東京マラソンのように系統立てた「こちらへ進む」と言った導線はない。
走り終えたランナーは自由気ままに過ごしていて、何人かはスタンドの縁に腰掛けている

しばらく歩いたところで、僕も同様に腰をおちつけた

よかった・・
目標クリアの安堵
そう、ひと息ついたところに「青い風船」をつけたペースメーカーのお姉さんが帰ってきた
手にはポカリ、そして二人揃って爽やかな笑顔を浮かべている
その表情には、無事役割を全うした安堵感がにじみ出て美しい
駆け寄ってお礼を言おう・・
そんな気力は僕には無い

時計をみるとちょうど「5時間」
へぇ、本当に5時間なんだ
後ろにいる時は「ちょっと早すぎるよ、マージンとっているんだろうな」と思っていた
本当のところはわからないが、ペースメーカーがゴールしたのは確かに、ぴったり5時間だった。


ランナーデスクで参加記念品「地元名産品」を受け取る
ナンバーカードの下に切り取り線のついた引換券が印刷されていて「ラングドシャ」と書かれている
僕は菓子に疎いので、それがどういうものかわからない
ただ、帰宅後食べてみて、いい意味で裏切られた。美味しかったのである。
封を開けた途端にブルーベリーの強い香りがして、クッキーはぼろぼろに崩れたりしない。そしてクリームはほどよい甘さ。
TXつくば駅に同じものが売られていたので、もう1個買ってもよかったくらいだ。


■つくばの青い果実のラングドシャ
ラングドシャ(langue de chat)はフランス語で、細長い形のクッキー、ビスケット

製造販売:阿さ川製菓
10枚600円
TXつくば駅構内売店「つくばの良い品」や構内「つくばコレクション」の幟がある店で販売


「フィニッシュ後10~20分で完走記録証が発行される」と聞いていたので、それを待って受け取る
よくやった
38.2kmで追いついたペースメーカーを一気に抜いたのがよかった。そして34kmエイドでお姉さんが「お汁粉タイムロス」してくれなかったら、追いつけなかった。
勝負を分けたのは紙コップ一杯のお汁粉だった


「サブ4」ランナーが集うつくばマラソン
僕が出発エリアに戻る頃、皆さんは屋外でレース後の食事を楽しんでいる
コインロッカーから荷物を取り出して、着替えテントへ
帰り支度をする着替えテントは既に閑散としている。

「それ、新しいやつですか?」
着替え終えて靴を履こうとすると、一人のおじさんが声を掛けてきた。
蛍光オレンジ鮮やかなアッパーを見て、ヴェイパーフライ4%フライニットについて尋ねているのだ。
「新しいやつ」と尋ねるからには、初代「ヴェイパーフライ4%」と二世代めの「ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」の違いを認識しているということになる。

ええ、そうです
「どうですか?」
これのおかげで10分は違いますね
そして、おじさんの反応は僕の予想とは違うものだった。

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月14日 (日)

40kmを過ぎて現れる、つくばマラソン一番の難所

40km
スプリット・ブレスレットで確認すると、予定より5分30秒遅れ
目標値からは差が開いたが、5時間切りには余裕がある
ただ、まだ予断を許さない。不測の事態、大崩れが怖い

第13給水(水 アミノバリュー)
左折して折り返し道路に別れを告げると、いよいよ最も警戒している「一番の難所」が見えてきた
40kmを過ぎて訪れる最後のアップダウンだ

2012年「佐倉朝日健康マラソン」の失態が頭をよぎる
高台の陸上競技場でスタート・ゴールする佐倉の場合、ラスト1kmを切って、猛烈な上り坂が待っている
自己ベスト更新を目指し、そこまで限界を超えて走っていた僕は、この坂でふらふらと蛇行してしまった
なんとか倒れることなくゴールできたからよかったものの、最悪の事態(DNF)の可能性すらあった。
最後が上り坂なのは、最初からわかっていたわけで、明らかに「坂をなめていた」と言える。

「一番の難所」を攻略に掛かる
ここで足を止めるわけにはいかない。19週間の準備を、ここまでの41kmを無にできない
下を向き、肩の力を抜いて、肘を高く上に引く
なんとか登り切った
次は下り
足の筋肉がどういう状態になっているかわからない
ここからの下りで壊れないよう、慎重に歩を進める

去年「下関海響マラソン」でもそうだったが、下り坂で足をやってしまわないために「ヴェイパーフライ 4%」が威力を発揮する。
下り坂では意図的にクッションが分厚い「リアフット」寄りで着地すると、足への負担が軽くて済む。
衝撃を乾いたスポンジのように吸い取ってくれる「ズームXフォーム」には、足を向けて寝られない


41km
「段差に気をつけてください!」
走路監視のスポーツボランティアが声をかけてくれる
残り1kmの坂(通称ソアラ坂)を一気に登り下りへ
まさか「青い風船」のペースメーカー軍団が背後に迫っていはしないか?
時々怖くなるが、もう振り返っている場合ではない。
それにしても、これまでのレースで「こんなに長い1km」があっただろうか

なだらかに続く並木道の先にゴールの競技場の姿を夢見ているのだが、行けども行けども、なかなかその姿が現れてくれない。


42km
ランナーが左の側道に吸い込まれていくのが見えた
やたっ、陸上競技場だ
ゴールの筑波大学陸上競技場
だが「長野マラソン」のようにその全容は見えてこない
大学の施設なので、威容を誇る観客スタンドがないのである

まさか、競技場に入ってから「トラック一周」とか言わないよね?
いや確かYou Tubeで見た映像では、すぐにゴールたったはず
競技場の入口からはゴールアーチが見えた
よし、終われる!
時計を確認して、少しだけ足に力を入れ直し、ささやかなラストスパートをかける
そこを一人のランナーが猛スピードで抜いていく
目の前にいる人を抜いて気持ちよく終わりたいのだろう。気持ちはわかるが、抜かれる方はいい気分はしない

アーチをくぐり、すぐに時計を止めた

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月13日 (土)

V・ファーレン長崎 逆転昇格の不確定要素 20%

■マイナスがプラスに転じる!

21試合+ルヴァンカップ8試合+天皇杯1試合を戦った「過密日程」は、終わってみれば、熟成の機会をより多く得たことになり、マイナス面は覆された。
そして、後半はイコールコンディションとなる。
従って、長崎は後半開始時点で、ようやく他チームと同じラインに立ったといえる。

ただ、それだけでは2位以内には入れない。
前半で負った2位との「6点差」がある。
(得失点差で劣るため、実質は7点差)
この7点差を逆転する戦いができるかは、つづく「不確定要素の20%」に拠るところになる。


■不確定要素の20%
それは「夏の移籍期間」だ。
正式には「登録期間」通称「ウィンドー」と呼ばれている。

Jリーグ 2019年シーズンの場合
第1登録期間:2019年1月4日~3月29日
第2登録期間:2019年7月19日~8月16日

現在は第2ウィンドーが開く直前
過日、フロンターレ川崎から期限付き移籍で獲得したMFカイオ・セザールは7月19日から登録でき、直近の試合、23節ヴァンフォーレ甲府戦(トラスタ)から出場できる。

Jリーグクラブにとって、夏のウィンドーは補強による「戦力アップ」のチャンスであると同時に、流出(引き抜き)による「戦力ダウン」のリスクも抱えている。

2018年J2リーグを例にとると、春先、首位戦線にいたものの、6月から失速したレノファ山口が、夏のウィンドーで小野瀬康介をガンバ大阪に引き抜かれ、再浮上まで数ヶ月を要した。

大半のJ2クラブにとっては、補強の期待よりも「J1からの引き抜き」が怖い。
上位を走っていたチームが、主力を失うことで失速する可能性がある。
一方「J1からの引き抜き」をシーズン前にまとめて経験した長崎は、相対的にそのリスクが低い。

どん底の戦力でシーズンに入り、多チームよりも8試合多く戦うというフィジカルなハンディを負っていても、なんとか2位と「7点差」に付けている長崎。
夏のウィンドーで主力を失わず「維持」できれば、それが「7点差」逆転のアドバンテージになり得る。

そして最後に、長崎には手倉森監督がいる。
負けた時にこそ真価を発揮する「テグ語録」で、選手もファン・サポーターもどれだけ勇気づけられたか。下を向かずにやってこれたか。

主力が引き抜かれずに済んだとしても、主力が故障するというリスクがあるが、そこはかつて日本代表のコンディショニングコーチを努めていた早川直樹コンディショニングコーチが頼りになる。

そして、僕らには人心を1つにする存在、高田明しゃちょーがいる。
クラブの未来には、高田旭人ジャパネットHD社長が掲げる、サッカー専用スタジアムや新練習拠点が控えている。

だから、僕らはこれからも、勝っても負けても、謙虚に、冷静に、熱心に応援の声を上げ続ける。

V・ファーレン長崎 2019シーズン記録
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2019年7月12日 (金)

V・ファーレン長崎が逆転する根拠 後半の展望

7月13日の週末、J2リーグは22節
ここから「後半戦」に入る。
J2(22チーム所属)は年間1チームあたり42試合(42節)を戦う「年間1シーズン制」なので、競技上、明確な「後半戦」という定義はない。

42節は自チーム以外の21チームと総当たり、ホーム・アウェイ各1回。
21節まではその1巡め。21節までの間に同じチームと2回対戦することはない。

従って、現在は21節までに全21チームと1度対戦し終えたところ。
22節は「後半戦」2巡めの初戦にあたる。

「前半戦」長崎の成績
8位 9勝4分8敗 勝ち点31

J2リーグからJ1リーグ(ゼイワン)に確実に昇格できるのは2位以内
最低でも2位との勝ち点差「6」を逆転しなければならない。


さて、ここからが掲題の「後半の展望」
結論から言う主義なので先に言うと、長崎の2位以内の確率は「80%」と推察する。

■80%の根拠
逆説になるが、それは「2つのマイナス面」が根拠である。

①「様変わり」
今季、ゼイワンから落ちて来たのは「柏レイソル」と「長崎」
前シーズン終わりの序列から言えば、この2チームが1位、2位に来ておかしくない。
ところが、Jリーグクラブは毎年大きくメンバーがいれ替わる。
NPBのように「入団後8年は自由に移籍できない」という縛りがないからだ。
本人の意志があり、獲得クラブが(選手、クラブに)お金を払えば、移籍は可能だ。

「柏」は主力の大半が残留したが、長崎は鈴木武蔵、中村慶太、飯尾竜太朗といった主力がJ1クラブへ移籍してチームを去り、期限付きで来ていた中原彰吾も札幌に戻った。

「君はJ2で戦う選手じゃないよ。J1で活躍の場を設けるから、こっちにおいでよ」
というお誘いにのったわけだ。Jリーグではそれ自体、ごく自然なことだ。

前年からJ2リーグに居たチームはというと、多少の差はあるものの、長崎ほど「様変わり」はしていない。
従って、シーズン開始時点で、もっとも「チームができていなかった」のが長崎であり、それはハンデキャップである。

②「過密日程」
基本的に、J2カテゴリーのクラブは「J2リーグ戦」と「天皇杯」に出場する。
柏と長崎はこれに加えて「ルヴァンカップ」に出場した。
そして、プレーオフステージに進んだのは長崎だけ。
従って、長崎は柏より+2試合、それ以外の20クラブよりも+8試合を消化した。
全チームともに選手数はほぼ同じであり、試合が多いということは、個々人の「疲労度」が最も高い。

ほぼすべてのJ2リーグ戦にベストメンバーで臨む20チームと、MID WEEK(水曜)の試合と選手をやりくりするチームでは「フィジカルコンディション」という点でハンデキャップがあった。

つづく

 

V・ファーレン長崎 2019シーズン記録
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2019年7月11日 (木)

マラソンでハイタッチをする理由

ここはちょっと応えておこうか

マラソンの沿道には大勢の応援がある
東京マラソンのように「100万人」以上と発表される大会から、記憶を辿って人数が推計できそうな大会まで。
その中の一定数の人が、ハイタッチをしようと手を構えてくれる。大会によって比率は違うが、感覚的にいうと多くて2割、少なくとも1割くらいだろうか。
一方では、ランナーの中にもハイタッチに応える人と、そうでない人がいる。これは自分も同じ方向に走っているので、比率はわからない。
それは、沿道の応援に出て、全てのランナーが通り過ぎるまでハイタッチを構えていなければ、わからないと思う。
ちょっとやってみたい気もするが、それは何処かのYou Tuberに任せよう。

僕はハイタッチに応えるうちの1人だ(時々、手を構えて要求もするけど^^;)
なぜ、ハイタッチをするかというと、別に「パワーをもらおう」とか、そんなことじゃない
もしも本当に、ハイタッチでパワーが注入されるならば、誰もが道路の端っこを走り「静岡のおでん」や「菊川そうめん」のような「ハイタッチ渋滞」が起きるだろう

ハイタッチしたいと想うのは、そこに「心の通い合い」があるからだ。
目と目を見つめ合い、手を当てると心がふれ合う
そして、こういう機会は日頃の生活ではほとんどない。
沿道で「見る」スポーツの一員として参加する、競技に出て「する」スポーツに身を置く者だけにその機会がある。

上品な姉妹が「あっ、くまモン!」「くまモン!!」と呼んでくれたので、よし来たとハイタッチ
くまモン人気は根強い。今日それを改めて思い知らされた

くまモンキャップを被って走るレースはこれが3度めだが、今回はより立体的で目立つくまモンにバージョンアップした
そのせいか、序盤からたくさん声がかかった
その都度、そちらを振り向いて手を振って「ありがとう」
相手もにっこり。実に気持ちがいい。

日頃の通勤ではこうはいかない。
店頭で魚を三枚におろしている魚屋のおやじも、秋の交通安全運動で横断歩道に立っているヤンママだって、おはようさえ言ってくれない
こちらから言ってみたらとも想うが、一般的には怖がられるだろう。

恐らく今日「くまモン!」と呼んでくれた人は100人を超える
レース終盤も声をかけてもらっていたようだが、あまりにきつくてよく聞こえなかった
次は最後まで「疲れないくまモン」として走らなければと想う

一方、マラソンでは初めて着る「V・ファーレン長崎」のユニフォーム
マラソンを始めて以来ずっとデコ「20」(FCポルト→FCバルセロナ→チェルシー→フルミネンセ、ポルトガル代表)のユニフォームと決まっていた。
今回は2018年から応援を始めた地元Jリーグクラブ「V・ファーレン長崎」
ただ、反応ゼロ
一度も「長崎っ」「V・ファーレン」と言った声は掛からなかった
ここは茨城県。茨城と言えば東の端っこに鹿島アントラーズがある。仕方ないと言えば仕方ない

永遠かと想われた2度目の折り返し
ようやくたどり着いた巨大な赤いコーンで折り返す
この後、どこかで右側から来る「青い風船」ペースメーカー軍団とすれ違っているはずだが、まったく覚えがない

 

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月10日 (水)

思いのほか分厚い、青い風船の「5時間軍団」

「上り坂」の走り方はここ数年、固定している
視線は足下、拳の位置を下ろし肘を後ろに引き、極端に歩幅を狭めて進む
速く歩くよりは速いが、走りとしては歩くように遅い
ペースでいえば8分台だろう
登り切るまで「これは坂じゃない」と心に決めて、ただ前へ

下を向いて走っていると、この坂が終わった時に「青い風船」のペースメーカーが見えなくなっていないかと、内心ヒヤヒヤする
ただ、上ってしまえばこっちのもの
ここから先、筑波大学構内の6kmは「余力があるランナー」にとっては「ウィニングラン」気持ちのいいコースだ。
しかし、今日の僕はあいにく、そんな余裕はない。


36.5km
第12給水(水)

37km
「残り5km表示」が出た
残り5kmから、1kmごとに表示があります。
確かそう案内に書いてあったと想う

「青い風船」のペースメーカー率いる「5時間軍団」は思いのほか分厚い。
お姉さんはもうすぐそこに居るはずなのだが、屈強な男たちに遮られて返って姿が見づらい
ただ、もうすぐそこにいることは間違いない


38km
ついに「青い風船」が目前に迫る
38.1km
ペースメーカー二人のお姉さんのヨコに並び、ここで一気に抜いて前に出る
しばらくここで休むという手もあるが、お姉さんと日本代表の座を競っているわけではない。
追いついたということは、僕のほうがペースが速いということであり、今それを緩めることなくペースを守ろう

ペースメーカーの後ろはあれほど分厚かったが、その前にはぽっかりとスペースが空いていた
ペースメーカーに抜かれてから11km、一度は見えなくなり追うのを諦めかけた瞬間もあったが、ついにこの位置「ペースメーカーの前」に戻って来た。
とにかく、ここからゴールまで逃げるしかない。
猿壁十字路を右折して筑波大学構内へ戻ってきた。
笑顔はないが、なんとか、5時間は切れそうだ。心に希望の灯が灯る


39km
ここから今日二度めの折り返しコース
ところが、これが行っても行っても終わらない
もう、やめて~ 勘弁してぇ
と心で叫ぶけれど、だからといってコースは変わらない
コース左端を走っていると、時折ハイタッチを構えている人がいる

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月 9日 (火)

勝負を分けた34kmエイドのお汁粉

34km
水のテーブルで水をもらう
その先に「お汁粉」テーブル
見ると水と同様の大きさの紙コップに入っている。

これならば、飲みやすそうだな・・

一瞬、迷ったがやはり見送る。今はそれどころじゃない。
一瞬の迷いはこのレースを諦めようという僕、いや最後まで諦めちゃダメだろう?という僕のせめぎ合い。
3秒くらい考えた
そして、後者の僕が勝った

そして、この判断がレースの成否分けた
「お汁粉」を諦めて「水」だけで走り始める
すると、そこには信じられない光景があった

「青い風船」がぐっと近づいている!
お姉さん、お汁粉飲んだのか ^_^
さっきまで視界から消えていた「青い風船」を再び視界の先に捉えている。
一気に「勇気」という血液が心臓から全身へ巡り始めたのがわかる


35km
スプリットブレスレット確認
4分45秒の遅れ
この5kmで遅れはさらに1分15秒拡大しているが、ペースメーカーのお姉さんが「お汁粉タイム」を取ってくれたお蔭で、目標ができて、レースに希望が戻って来た。


35~36kmの区間は再び一車線規制
片側二車線の左側を走るが、ランナーはまばらでありコース幅は十分。
視界の上端に青い風船をとらえている。
その姿はさっきまでの頼りなさが嘘のようにしっかりとしている。
37kmまでに追いつければいい

ここで7つめ、最後のジェルをポーチから取り出す。
最後の切り札として残しておいたのは「shotz カプチーノ」
45gで117kcalというわずかな熱量だが、2010年の長野マラソンで使い始めて以来、欠かしたことがない銘柄だ。
封の部分が落下しないよう慎重に切り開き、口に流し込む。
甘い!
「お汁粉」は取れなかったが、僕にはコレがある
二つ折りにして絞り出す。まだたくさん残っている。さらに四つ折りで残りを絞り出したところで残りは諦めた
多摩川のジョギング中ならば、八つ折りにして最後の一滴を絞り出すところだが、レース中にはそんなヒマは無い
空き袋はランニングパンツの右ポケットに入れる
ポケットはゴミの捨て場としても欠かせない!
(一週間後に同じ場所で発見された)

効いた!
その言葉を脳が言った
それは「残り7kmを乗り切るための新たな援軍が加わった」という自己暗示なのだが、なにも自覚がないのに、脳はだまされない。
初めて「ゴールまでジェルを摂り続ける」を実践した2010年ならば、脳がだまされてくれた。だが、何年も同じことをやっているうちに、ここ数年は脳からの言葉は出てこなくなっていた。


36km
36kmで左斜めの側道へ
左折なのだが、手書きで「左折禁止」の標識が出ていて可笑しい。
5km過ぎに下ってきたオーバーパスへと上っていく。
この坂が恐らく、つくばコース「二番めの難所」
上り勾配では距離が一番長い
ちなみに「一番の難所」は筑波大学構内に戻ってからの最後にやってくる。

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月 8日 (月)

最後まで楽しめた「プラン通り」のゲーム

2019年7月7日(日)19:03KO
21節
京都サンガF.C.(4位)-V・ファーレン長崎(7位)
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
恐らく競技場では日本一長い名前はヴィヴィくんを困らせた。

22クラブが所属するJ2リーグは、ホーム&アウェイ総当たり(21×2)42節で行われる。この試合は前半1巡めの最終戦。

FWは呉屋大翔、玉田圭司
三日前の天皇杯にフル出場した翁長聖はベンチスタート

手倉森監督
「しぶとくやるしかないな。コレクティブな守備をする覚悟で入っていかねばならない。
(玉田に期待すること)
相手にもたれっぱなしにならないようなことを期待したい」

<前半>
5分
呉屋大翔がペナルティエリアに入るが、トラップが長くなりシュートに至らず。結局呉屋の見せ場はここだけだった

6分
徳重健太がビッグセーブ

9分
呉屋がもらったファウル
大竹洋平のFK、角田誠のヘッドは大きく上へ外れる

10分
右サイドを破られて上げられたクロスをクリアしようと出した徳永悠平が真芯(ましん)を捉えてオウンゴール

46分
前掛かりで攻める長崎
角田誠のシュートは大きく上
今日は「精度が高い」長崎が影を潜めている

長崎の選手は体力を温存しているように見える
「球際で勝負せず距離をとれ。相手のペースに付き合うな」という指示がでているかのような前半の戦いぶり

<後半>
京都はあまり前に出なくなり、一転して長崎が攻勢に転じる

16分
香川勇気が負傷して翁長聖が入る
このあと30分間、右サイドから翁長聖がサイドを持ち上がり、何度も好機を演出する
長崎とすれば、ルヴァン、天皇杯がひと段落して、翁長聖がリーグ戦に専念できるようになってからが勝負だ

19分
徳重健太のビッグセーブ
その跳ね返りが意図していない亀川諒史の手に当たる
これがPKの判定
8月から適用される新ルールでは「意図にかかわらずハンド」だが、今はまだ7月だ。#Jリーグジャッジリプレイで取り上げてもらいたい。

玉田圭司に替えて畑潤基
畑が入ると攻撃が活性化する予感が漂う

万事休すと想ったPKを徳重健太がどんぴしゃで右に跳んで弾く。詰めたシュートも右足でセーブ
まさに、90分まで試合が「つながった」一瞬

26分
右奥に張っていた翁長がドリブルで持ち込みシュート。わずかに右へ

33分
翁長のクロスから畑潤基のシュートが決まったが、ファウルがあって得点は成らず
抗議した角田誠にイエロー(累積4枚め)
僕らは水戸で角田を見ることができなくなった

36分
澤田崇に替えて吉岡雅和

39分
新里涼のミドルシュートはクロスバーを直撃
今日もっとも枠内に飛んだ一撃
紙一重だ

手倉森監督
「プラン通り。しぶとく守備からはいって最少失点でしのぎ、ゴール割れなかっただけだなというゲームだった。相手が後半落ちてくる。後半勝負というのはプラン通りだった。
(後半戦に向けて)
上位に全部敗戦しているので、しっかり借りを返すこと。あと半分、全部勝つつもりでやってくしかない」


サッカーは「ゴール」という奇跡の回数を競うゲーム
そこに審判の主観も絡む
紙一重のゲームは最後まで見る者を惹き付ける
首位から最下位まで、ひとたびピッチに入れば、いつも勝負は紙一重なのがJリーグ
実力差が多々「味気ないゲーム」を生んでしまうNPBと違うところだ。

ただし、終わってしまえば残るのは結果のみ
負けた試合は、時間を追うに連れて悲しみの雪が積もる

次節は後半戦折り返しの初戦
関東の北東端に位置する水戸に、僕らはチャーターバスで乗り込む。

6月後半からDAZNが「落ちる」ことが増えている。
これからシーズンが佳境を迎える前に、品質をあげていただきたい。

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2019年7月 7日 (日)

つくばと東京はどちらがより「高速コース」か?

28.5km
第9給水(水 アミノバリュー)

29km
つくばマラソンの現コースには二度の「折り返し」があり、1つめのつくば市役所折り返し。
今日のレースにはサブ3ランナーの友達仲間、山岡君も出場しているが、タイムに差がありすぎて、ここですれ違うことはない。

つくば市役所すぐそばの「研究学園西」交差点で折り返し。
黄色い巨大パイロンをペースメーカーが通過してから自分までの差を計る。
50m弱くらいだろうか、この距離ならばまだ大丈夫だ。


30km
スプリットブレスレットによると、3分30秒の遅れ。
この5kmで2分ほど遅れが拡大している。
少しずつ心に焦りの雪が積もり始める。
ほとんど応援の人が居ない


31km
風船が青いのは色彩学上の配慮なのだろうが、風船の位置が低く、ランナーのウェアの色と被って見づらい。
明らかにほかの物体とは違う、ぽんぽんと跳ねる動きをするから、辛うじてそれとわかる。


32km
第10給水(水 アミノバリュー)
つくばに限ったことではないが、エイドでは歩くか、立ち止まって給水・給食をとるランナーが大半を占める。
みんな、時間が惜しくはないのだろうか
その中で走ってテーブルに近づくためには、トリッキーなステップを踏まなくてはならず、負担がかかるし危険だ。

立ち止まらず走って取るレーンも給水所に作って欲しい
エイドに寄る度、完全にペースが変わり、元のペースに作り直すためロスタイムが1分ぐらいはある。
一方、コース上では歩いている人が少ない。

この辺りは道がうねっている
大型トラックの重さで凹んだ道路を修復する予算がないのだろうか。
路面が平坦ならば、まっすぐ走っていればいいのだが、凹みで足を捻らないよう、路面を注視して細かくコース取りを変えなければならないのは、じわじわと体力が奪われる。
「つくばマラソン」はフラットなコースが売りだが、それは標高に表れる高低差の話し。路面の凹凸という短所は数字に出ないし、レビューでも語られない。

同じく「高速コース」と言われる「東京」とは、路面の状態が明らかに違う。同じ人が同じ状態、自然環境の下で走れば、より「高速」で走れるのは「東京」であることは間違いない。


33km
酒丸交差点を右折
下調べの際「27km~33kmにアップダウン」というネット上の書き込みがあり、とても警戒していたのだが、まったく的外れだった。
確かに上り下りはあったが、それはコースの至る所にあるものと同じ。特にこの区間を注意する必要はなかった。
ここからの田園風景では、応援が増える

第11給水が近づいてきた。ここにはつくばエイドの目玉といえる「お汁粉」が待っている。
ごくごく飲めるお汁粉ならば、ぜひもらいたいけれど・・

そして、この「お汁粉」がこのレースの勝負を分けることになる。

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月 6日 (土)

27kmでペースメーカーに抜かれる

23km
日立物流前で第7給水(水 アミノバリュー)
15km過ぎから8kmに渡って続いた南向きのコースは変化に乏しく、脳への刺激がほとんどなかった。
従って、そこで何があったかをあまり覚えていない。

24km
24.5~28kmは一車線規制
片側二車線の県道123号線をパイロンで仕切り、ランナーが左寄り1車線を使い、そのとなりは自動車が通行する。

25km
スプリットブレスレット確認では、予定から1分40秒遅れ。
中間点からここまでの4kmはペースを落としていない。

26km
第8給水(水)

27km
ざくっざくっ
耳慣れない音と共に背後から異様な気配が迫ってきた
なんだろう?
と左を見たその時には既に風船をつけた女性2人が見えた

え?
思わず声が出た
5時間のペースメーカー軍団は、容赦なく僕を抜き去っていく
まだ15kmも残っているというのに、ここで抜かれるとはまったくの想定外。洒落にならない

これは付かなければ・・と想うのだが、じわじわと離される
道狭くなる所では一旦風船が近づくのだが、そこを抜けると一気に離される。
風船を凝視していると脳が疲れる
前を見ずにタイムだけキープしていこう
しばらくはうつむき加減に走る
そして、どうだろう?距離は詰まったかな
と顔をあげたら、もうペースメーカーは見えなかった

がっぱし
思わず博多弁が出た
植山とち クッキングパパの絵が浮かぶ
そんなこと、考えてる場合じゃない

28km
つくばエクスプレス(TX)「万博記念公園」駅のそばで、TXの高架をくぐる
ここから先はコースが複雑になる。
「山新グランステージつくばホームセンター」沿いの細い道へ入り、小刻みに小道を曲がる。

事前にYou Tubeでこの辺りを見た時、警戒感があった。
道幅が狭い、路面が悪い、スピードが落ちる。
そして、今はペースメーカーを追う立場に陥落している。
道幅が狭ければ、隊列はタテに伸びる。ペースメーカーに群がる「5時間軍団」が間にはいると、一気に差が開いてしまう。

まずい。
狭い道に入る前に、少しでもペースメーカーとの差を詰めておかなければ。
山新が見えてきたところで、ペースを上げて前を抜きにかかる。右に左にと切り返しのカーブ。ひたすら、青い風船を追う。
幸い、難所を越えて再びTXのガードをくぐる時点では、ペースメーカーは目の前にいた。しかし、ここからが続かない。

 

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

 

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2019年7月 5日 (金)

レースの成否を分けたランニングパンツのポケット

17km
17.5km第5給水(水のみ)
パンツのポケットに入れてきたドリンクが終わったので、ここからはエイドのお世話になり始める。

ここまで4カ所のエイドをパスしたことで、30秒×4=2分程度のタイムを削り出せたことになる。
結果的にゴール間際が微妙なタイムになったため、このマージンもレースの成否を分ける要因になった。
ランニングパンツのポケットは、僕にとって、好レースに欠かせないツールとなっている。


18km
19kmの手前で県道45号線をはずれ、一本左側の道へ入る
(20km過ぎに元の道に復帰する)
これは距離不足を補うための措置なのだろうか。それとも何かここを通らなければならない理由でもあるのか。


20km
走路の左側に広大な芝生?が広がっている。
そして、そこにぽつんと一人、お姉さんが体育座りして、応援するでもなく、僕らを眺めている。

田んぼ?畑 いや違うな。
地面の高さが道路と同じだし・・
この不思議な光景を見せるために、コースを替えているんじゃ無いよなぁ・・

この辺りはずっと陽を遮るものがなく、お日様が照りつける。
ただ、風がないのはありがたい。
結局、今日の「つくば」ではは一度も「逆風」に悩むことがなかった。
コースが小刻みに向きを変えるから、一定方向の風の影響を受けなくて済む。これは「高速コース」の重要な要因である。

コースが90度右折して、そこに応援の列ができている
「カーブを曲がったところには応援の群れができている」
これは、マラソンを走っていると何処のレース会場でも見る光景だ。とくしまマラソンの折り返し、橋を渡り終えた左折がそうだし、下関海響マラソン33kmあたりの右折がそうだ。
そしてランナーは(僕は?)そこで、つい調子に乗ってペースを上げてしまう。
でも、すぐに息が切れて元のペースに戻す。


21km
21km第6給水(水、アミノバリュー)
県道24号線を経て「豊里交流センター北」交差点から、県道45号線へ復帰する。
中間点で右腕に巻いているスプリットブレスレットを確認。
ここで今日初めて、予定より1分40秒の遅れ

ペースが落ちてきている・・
12kmでペースメーカーを抜いてから、左うちわで余裕綽々だった前半は終わり、ここから、苦難の後半へと突入していく。

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月 4日 (木)

天皇杯 夢のオリスタ決勝へ向けて V・ファーレン長崎発進

7月3日(水)・10日(水)
天皇杯2回戦より J1・J2クラブが登場

7月3日
V・ファーレン長崎は1回戦(5/26) MD長崎-高知ユナイテッドFC の勝者、高知と対戦。
ここで勝ち3回戦「マッチ62」に進んだ場合、もう一つの山には去年の3回戦で当たり(Shonan BMW スタジアム平塚開催)PK戦の末に敗れた湘南ベルマーレがいる。
相手が湘南となった場合、天皇杯3回戦以降は下位カテゴリーチームのホームで行うという慣例があり「お盆のトラスタ」が実現する公算が大きい。
トラスタ公式サイトに掲載された日程には「8月14日天皇杯3回戦」が謳われている。


<スタメン>
GK 21 富澤 雅也
DF 3 チェ キュベック
DF 5 鹿山 拓真
DF 26 イ サンミン
MF 10 黒木 聖仁
MF 15 島田 譲
MF 16 吉岡 雅和
MF 28 翁長 聖
MF 34 名倉 巧
FW 9 イ ジョンホ
FW 17 長谷川 悠

サブ
GK 25 鈴木 彩貴
DF 13 亀川 諒史
DF 4 髙杉 亮太
MF 14 中村 北斗
MF 7 幸野 志有人
MF 8 磯村 亮太
FW 29 畑 潤基


<前半>
V長崎 0-0 高知ユナイテッドFC
去年の2回戦同様、今日も渋い試合になりつつある
去年は、延長で平松宗が決めてくれたのだった
もう一つの山では湘南がヴィアティン三重に1点リードを許している


<後半>
5分に名倉巧のループシュートで先制
ほっと一息
これで「お盆のトラスタ」を手繰り寄せた
かと想ったら、三重が追加点。その差が2点

長崎のスコアは動かないがShonan BMW スタジアム平塚では、刻々と三重が加点して 4-0
さすがの「逆転の湘南」でもこれは厳しい

Jリーグサイトではテキスト速報が動いていない
NHK sports onlineの速報は、およそ20分遅れ
最も早いのがV長崎公式ツィッター
それも得点と選手交代のみ

32分
イジョンホに替わり畑潤基
ルヴァン、リーグ戦と好調な畑inには期待せずにいられない

42分
長崎は2枚目の交替
FW長谷川悠に替えてMF磯村亮太
逃げ切り策か
あと1枚はadditional timeの時間稼ぎ用か
と想っていたら

44分
高知 3枚目の交替枠で35分に入った西村のゴールで追いつかれる
え゛ーーーっそんなぁ
こうなると、延長が視野に入り、1枚残した枠が効いてくる


時々更新されるV長崎公式tweetを凝視していると、はっと我に返る
さっきからずいぶん長い間、静寂の中にいる
黙って固唾を呑むのはサッカー応援に似合わない
タンスからヴィヴィくんのタオマフを取り出して首にかけ、FUNKIST「V-ROAD」をリピートでかけて、ひたすら長崎の勝利を祈る態勢を取る


天皇杯は90分で決着が付かない場合、15分ハーフ合計30分の延長戦。追加1人の交代枠が与えられる。
それでも決着がつかない場合、ABBA方式のPK戦
去年、目の前でそのPK戦を見て、ほぼ無言で平塚から帰宅した
PK戦にいいイメージがあるわけがない。すぐにそのイメージを打ち消す


<延長前半>
8分
鹿山拓真に替えて亀川諒史
3枚めの交代枠、リーグ戦メンバーの投入。勝利への切り札を切った

<延長後半>
4分
4枚めの交代枠 島田譲に替えて幸野志有人
シュートがここで、故障から戻って来た

15分
V-ROADとタオマフと全国の長崎ファンの祈りが通じる時がやってきた
最後にこの試合に入って来た幸野志有人がPKを蹴る。左に跳んだGKのその手の先にたたき込んで 2-1

additional time4分
富澤雅也に遅延行為でイエローカード
そして、試合終了

V長崎 1-1 高知ユナイテッドFC
(延長1-0)

これでV長崎は8月14日、3回戦「マッチ62」の切符をゲット
ただし、もう1つの山では湘南が三重に0-4で敗退
天皇杯3回戦以降は下位カテゴリーチームのホームで行うという慣例でいくと、三重のホーム「三交鈴鹿」での開催となり「お盆のトラスタ」は不透明になった。

試合終了直後、2回戦の結果が反映されたJFA公式サイトの日程表では「マッチ62」の会場は「未定」とされている。

 

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2019年7月 3日 (水)

日本の商業捕鯨 新たなる船出 スーパーでくじらフライを買いたい!

2019年7月1日
日本の商業捕鯨が再開された
このニュースを聞く日を待ち焦がれてはいたが、正直なところ、その日が来るとは思っていなかった。

僕にとって鯨を食べた最後の記憶は、今から30年以上前、大学のアパートのそばにあったユニードの鯨フライだ。
ユニードというのは地場のスーパーマーケットチェーンで、その後、中内功のダイエーに吸収された。

1日の食費500円という予算でやりくりするために、僕はいつもユニードで安い野菜や玉子を買っていた。そして、いつも必ず惣菜コーナーに立ち寄り、あぁ今日も鯨フライあるなぁ、食べたいなぁでも今度にしよう・・といった日々を過ごしていた。
たまにアルバイト代が入って懐が温かい時は、迷わず惣菜コーナーに直行して鯨フライをゲットした。
1個50円、記憶が確かならば、1辺7cmの正方形。衣をかじると中から出てくるのは鯨のミンチ肉。
特に下味が付けてあるわけではないが、鯨がもつ独特の塩気がいい塩梅になり、ご飯が進んだ。

それから後の人生でも、鯨を食べなかったわけではない。
三重県の太地町に行けば、レストランで鯨のフライを食べたし、三重県津市や東京都大田区にある鯨専門料理店にも足を運んだ。
ただ、それらは「調査捕鯨時代」下、値の張る鯨、高級な鯨だ。


【商業捕鯨停止から再開までの37年】
1982年7月23日
IWCで商業捕鯨一時停止を決議。事実上、国際的に商業捕鯨が禁止された。日本は異議申し立てを行い、これに従わない方針を示した

1985年
日本は、アメリカ200海里内漁業からの締め出しを通告されたため、仕方なく異議申し立てを取り下げ(結局1988年には締め出しを食うのだが)

1986年
商業捕鯨終了

1987年
調査捕鯨を開始

1992年
IWC総会における捕鯨推進国は5か国

2006年
IWC総会における捕鯨推進国は70か国中36か国
ただし、捕鯨再開にはRMSの策定が前提で、それには加盟国の4分の3の賛成が必要となる。
日本の外交努力により「推進国」を増やしてきたものの、道のりは遙か遠い

2018年12月
IWCに脱退を通告

2019年6月30日
IWC脱退

2019年7月1日
商業捕鯨再開


自国の食文化の復活に向け舵を切った農水相の英断に大きな拍手を送りたい。
そして、鯨が水揚げされて市場に並んだら、消費してそれに応えたい。
できれば、スーパーの惣菜コーナーにくじらフライを並べて欲しい。全国のスーパーの皆さん、よろしくお願いします!

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2019年7月 2日 (火)

決定率が高いV・ファーレン長崎

2019年6月29日(土)
V・ファーレン長崎-FC琉球

<後半>
18分
呉屋大翔のヒールシュートはわずかに左へ外れる
これがこの日、長崎が放った唯一の「枠外シュート」となる

19分
長崎のカウンター
相手と交錯して1度転んだ畑潤基だが「プレーオン」と見るや起き上がり突進
1度ためて右サイドの大竹へ
胸トラップから左足を振り抜く
イージーセーブかと想ったが、カルバハルが弾いてゴールイン

24分
つづいて長崎のカウンター
角田誠の見事な強さ加減のスルーパスに走り混んだ澤田崇
GKが前に出てきた時点で勝負あり
澤田今シーズン初ゴール
スピードスター澤田の切れが戻って来た
長崎の選手は「決定率」が高い。決して好機は多くないが数少ないシュートを決めてくれる。大量のシュートを打っても点が入らないよりは、この方がいい
V長崎 3-0 FC琉球

27分
畑潤基に替えて玉田圭司

33分
角田誠に替えて磯村亮太
だがここから先「琉球の時間」へと移行していく

34分
大竹のFKから呉屋のヘッドはGK正面
完全にフリー、前にいるのはGK1人だっただけに惜しまれる
今日はフェースガードがないので目を丸くしているのがよくわかる
呉屋の8試合連続ゴール(J2新記録)は成らなかった

36分
今期J2最多得点の鈴木、見事なマークを外す動きで決められる

41分
新里涼に替え、待ってました!翁長聖
右サイドに入った翁長、守備に追われるのみでサイドを駆け上がる「翁長走り」は最後まで見られなかった

45分
途中交代で入り度々強烈なシュートを放っていた上門が、1人で持ち込み左45度から見事なシュートで1点差

V・ファーレン長崎 3-2 FC琉球


試合後手倉森監督
「3点リードして4点め狙いにいった時にカウンターなのか厚みを持って攻めるのかちぐはぐになったところを攻められた。我々はまだまだしぶとい戦いを覚悟しなければならない。こういうゲームをきっちり締めなければならないという課題をもって取り組みたい」

長崎はシュート10>枠内9>3点を決めた
この数字に「長崎逆襲」の可能性を見た。

20節終了9勝4分7敗勝ち点31で7位
首位山形とは8点差

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2019年7月 1日 (月)

畑潤基の調子が上がっている

2019年6月26日(水)
YBCルヴァンカッププレーオフステージ2回戦
ガンバ大阪-V・ファーレン長崎

ホームの初戦、1-4で敗れた長崎は、敵地で4-0が必要だったが、2-0の勝利を収めたに留まり、ルヴァンカップ2019の敗退が決まった。

GK 30 徳重 健太
DF 5 鹿山 拓真
DF 3 チェ キュベック
DF 26 イ サンミン
DF 28 翁長 聖
MF 10 黒木 聖仁
MF 15 島田 譲
MF 16 吉岡 雅和
MF 41 大本 祐槻
FW 34 U-21名倉 巧
FW 9 イジョンホ

故障から徳重健太が戻って来た。
大本が開始5分で負傷。後日骨折で全治3ヵ月と発表される。調子を上げて来ており、J2リーグ後半戦の貴重な戦力の予感があっただけに残念だ。

後半additional time、畑潤基は自分がたたき込んだボールを抱えてハーフウェイラインまで走る。だがその途中、審判の長い笛
地面にうずくまる畑潤基の姿が印象的で、その姿にはここからの長崎が「決戦」へ突入する気概が垣間見えた


2019年6月29日(土)
V・ファーレン長崎-FC琉球 ピースマッチ1
トラスタは曇り空
DAZN映像を見る限りでは、ピースマッチのセレモニーは見当たらなかった。

三日前のルヴァンにつづき、リーグ戦のスタメンにGK徳重健太が戻って来た
ルヴァンにフル出場した翁長聖はベンチ
玉田圭司がベンチに戻って来た

手倉森監督
FC琉球の攻撃スタイルに、うちはしっかり対応すべき
いけいけどんどんにならずメリハリを付けるよう話した
ここ数試合FC琉球の立ち上がり15分のポゼッションが60%超えている
そこに感心することなく耐えしのぐ覚悟も必要
いい守備からいい攻撃を繰り出した中での先制点をとれればなと
呉屋大翔がマスクを付けていない


<前半>
序盤は手倉森監督の指摘どおり、FC琉球に押しこまれるが10分過ぎから、長崎も攻撃のリズムが生まれてくる

29分

CKのこぼれ球を回収した畑潤基が、再び中央に放りこむ
徳永悠平がドンピシャのヘッドで押しこんだ
長崎先制。徳永は移籍加入2年めで長崎での初ゴール

40分
ゴール正面のFK
ホームサポーターの「いっれっろっコール」
大竹が直接狙う。ボールはクロスバー直撃の弾道、カルバハルがかき出す

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