2019年8月 3日 (土)

Jリーグ新ルール適用

Jリーグでは8月1日よりルールが変わった。
正確に言えば「2019-20シーズン向けの競技規則が適用される」
(国際大会、アマチュア大会では既に適用されていた)
その中から、機会が多そうなものを3点ピックアップしよう。


【1】勝敗を左右する「ハンド基準」
これまでのサッカーでは、ペナルティエリアで守備側選手の手がボールに触れただけで、攻撃側が「はんどぉ-」と絶叫して、とても見苦しかった。
ペナルティエリア内でのハンドはPK=1点となるため、攻撃側はダメ元でとりあえず「はんどぉ-」と叫ぶのがカラダに染みついていた。

従前のルールでは「ハンドではない」というケースの例示がとても少なく(ハンドだけに)主審のフリーハンド(裁量)が大きすぎた。
主審が「ここでPKもありかな」と思えば「ハンド」と判定できるケースが多かったのである。

直近ではJ2リーグ21節、京都-V・ファーレン長崎戦で亀川のハンドがあった。
このプレーは翌週にJリーグが公開している「#Jリーグジャッジリプレイで取り上げて」で、出演者が3者ともに「ハンドには相当しない」という見解を述べていた。
このPKは徳重健太が止めて、事なきを得た。


ルール変更のポイントは「腕の位置」
肩の位置より上、あるいは体から離した場合
すなわち「手で止めよう」としたことを「意図」ではなく「腕の位置」で判断できる条文とした。
さらに、自分でプレーしたボールが直後に手に当たる、近くにいた競技者がプレーしたボールが当たる、自分の体を支えようと地面についた手に当たるといったケースは「ハンドではない」とした。

 

【2】「FKの壁」
ゲームを見ていて「おやっ」と思うのがこの改訂。
FKに対して守備側が「3人以上」で壁をつくった場合、攻撃者は壁に入れず、壁から1m以上離れなければならない。
従来のような、壁の中に攻撃側選手が紛れ込み、蹴る瞬間にしゃがんで、そこを狙うという手が使えなくなる。
壁の中での小競り合いがなくなるため、ムダに試合が停まらないという利点もある。


【3】「ゴールキックのインプレー」
GKからビルドアップするチームにとって有利なのが「ゴールキックは蹴った瞬間からインプレー」
え、今まではどうだったの?
という人も少なくないと思う。
従前は「ボールがペナルティーエリア外に出た時」にインプレーだった。
改正後は「ボールが蹴られて明らかに動いた時」にインプレーとなった。

攻撃側の選手はペナルティーエリア内でGKからパス(ゴールキック)を受けることができるようになり、パスの技術が高いチームは、従前よりも、時間を使って組み立てていくことができるようになる。
また、相手選手がペナルティエリアに残っていてもゴールキックを蹴ることができるようになったので、強く・遠く・正確なキックを蹴るGKがいるチームは、ゴールキックから1本のパスで得点というチャンスが拡大する。

逆にいうと、GKのキックに難があるチームにとっては、難儀な改正である。

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2019年7月24日 (水)

東京五輪まであと1年

五輪まであと4年の2016年から、年に1度、7月24日に書いてきたこの記事も今回が4回め。そして最終回となる。


2016年(あと4年)
オリスタ(新国立)はまだ着工していなかった。
スポーツボランティア募集についても、動きは無し。
五輪の年にデビューすると発表されていたJR東海の新型新幹線「N700S」は順調に走行試験をこなしている。
当初はダイヤ改正時季の2020年3月デビューかと思われたが、現在では「五輪に間に合うタイミング」となっている。

4年前の7月は、リオ五輪の開幕直前
僕は東京五輪で最も期待する選手として伊藤美誠を挙げた。

4年前は絵画購入や私的旅行に公費を充てた都知事の退任を受けて、後任の選挙が行われるところだった。
その選挙で選ばれた知事も五輪前に改選を迎える。
石原慎太郎、猪瀬直樹が招致し、小池百合子がリオでバトンを受けて来て、開会式はまた別人が務めるとなると、なんとも不思議なことである。

そして、当時のメディアは東京五輪に批判的な論調が目立っていた。


2017年(あと3年)
設計案を見直したオリスタは2016年12月に着工された。
いくつかの競技会場については、予算の見直しを求めた挙げ句、元サヤに納め、混乱だけを創出した都知事も、オリスタには介入しなかった。
着工から半年のこの時点、メディアは工事進捗について全くと言っていいほど取り上げていなかった。

リオ五輪で活躍した選手はメディアが取り上げていたが、陽の当たらないスポーツ、選手についての情報はほとんど無し。
平野美宇が頭角を現し、僕が期待する伊藤美誠は雌伏の時を迎えていた。

1年前に比べると、メディアの五輪に対する批判は影を潜めつつあった。

スポーツボランティアについては、依然として情報なし。
観覧チケットについても同様だった。


2018年(あと2年)
五輪への関心は小休止の感があった。
それというのも、メディアが繰り広げてきた「五輪やばいよ、やばいよ」キャンペーンが、これ以上続けると、洒落にならない時季に入ったからだ。

オリスタについての報道もほとんど無し。
本当に作っているのか、神宮まで見に行こうかと何度思ったことか。

競技ではサッカー「U23世代」の躍進に目を見張った。
2019年夏、レアル・マドリーに移籍した久保健英、FCバルセロナに移籍した安部裕葵。かつてない充実度合いだ。

スポーツボランティアはようやく、カタチが見えてきた。
(募集開始は2018年9月より)

観覧チケットについて動きはなかったが、発売された2019ラグビーW杯のチケット状況をみると、東京五輪はかなり入手困難となることが予想できた。
もしも、チケット獲得で全敗しても「最後は公道開催のマラソンがある」そう1年前は結んでいる。


そして2019年(あと1年)
五輪では前人未踏の五連覇のために競技に戻って来てくれた伊調馨が国内で敗れ、出場すら難しい状況であることは、もったいないと思う。

オリスタは2019年が明け、外形が整ったあたりから報道される機会が増えた。こけら落としは「サッカー天皇杯2019」の決勝戦(2020年元旦)と決まった。現在、勝ち残っているクラブにとって、今回は特別な戦いになるだろう。

観覧チケットは一次販売が実施された。
聖火リレー概容が発表されて、現在は聖火ランナーの募集中。8月31日に締め切られる。


最後に、スポーツボランティアは募集、面談が行われて、現在はマッチングの発表待ちとなっている。
7月19日にはキャストのユニフォームが発表された。
面談会場に展示されていたリオ五輪の派手なユニフォームが脳裏に焼き付いていたため、いったいどうなるのだろうと思っていたが、できあがったものは至ってシンプル。
スポーツボランティアの皆さんが自宅から会場まで着て行ってもいいくらい上品で美しく仕上がっている。


五輪に向けた高揚感はまだ希薄だ。
これから徐々にメディアの好意的な取扱が増え、2020年が明けた頃には、五輪が「世間」「職場」「お茶の間」の話題に上ることが増えるだろう。

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2019年6月12日 (水)

聖火ランナーは200mを何分で走ればよいのか?

2019年6月17日、聖火ランナーの募集が始まる。
口火を切るのは「日本コカコーラ」
1人での応募のほかにグループでの応募も受け付ける

続いて6月24日には「トヨタ自動車」「日本生命保険」「NTT」が募集開始

殿(しんがり)は7月1日に47都道府県それぞれの実行委員会が募集開始。

たとえばあなたが長崎県に住んでいる場合、スポンサー4社と長崎県の実行委員会の合わせて「5」組織に対して応募ができる。

募集〆切は「5」組織共通で8月31日
お盆に親戚と集まった時は、ぜひ「誰か走らんね」「いやぁおいのごとメタボはムリばい」と盛り上がってもらいたい。

募集枠
■総数:1万人
■スポンサー枠:およそ7,500人(4社合計)
■実行委員会枠:およそ2,500人(47都道府県合計)

日本の場合、1万円払って42.195km走りたい人が「東京マラソン」だけで30万人いるので、タダで200m走ればよい「聖火リレー」ならば60万人くらい応募者がいても可笑しくない。

当選発表は「5」組織共に2019年12月

聖火ランナーの選考においては「(震災の)復興支援、地域活動に貢献している」ことが重視される。
だからと言って何も貢献していない人は選ばれないかというとそういうわけではない。国籍、障がいの有無、性別などのバランスに配慮して選ばれる。

応募要件は「2020年度、中学生以上」で「自らの意思で聖火を安全に運ぶことができる人」

そこには「走る」「歩く」といった条件は入っていない。
そこで「当選」したとして、どれくらいの速さが目安となるかを予想する。

1人あたりの「持ちタイム」ならぬ「受け持ち距離」は200m
プロのマラソンランナーの「1km3分ペース」ならば 36秒
市民ランナーがマラソンを「5時間」で完走するペースである「1km7分ペース」ならば1分24秒
ちなみに「東京マラソン」のテレビ中継で市民ランナーをみて「なんだ、この人たち歩いてるんじゃないの?」と目に映るスピードがおよそ「1km7分ペース」
「観る側」の人はトップアスリート達の「1km3分」に目が慣れているので「1km7分」を見ると停まっているように見える。

聖火リレーでは、200mを「1分30秒」は速いほうの目安になるだろう。
日頃、走っている「ランナー」であれば、気負って速く走りすぎないよう、本番直前はGPSをにらみながら「7分より速く走らない」練習が必要になる。

では、日頃走っていない人、つまり「ウォーカー」について。
少々早足で歩くと、それはおよそ「1km12分ペース」その場合 2分24秒。ただし一応「聖火ランナー」なので、完全に歩いていると顰蹙を買いそうだ。
では、軽く走った場合どうかというと「1km12分」かけるのはかなり難しい。走る=両足共に宙に浮いている時間があると、人はそれほどゆっくり前に進むことができない。かなり、ゆっくり牛歩のイメージで走っても、1km10分ペースには納まる。その場合、200mはちょうど2分。
そして、1km12分で歩くのも1km10分で走るのも、それほど負荷は変わらない。
マラソンを「7時間」ぎりぎりで完走した経験者ならば、よくわかるが「速く歩く」よりも「遅く走った」ほうが速い。

東京五輪1964の時と比べると格段に軽くなったトーチをかざし、沿道の大声援を受けながら、ゆっくりと2分走ることは、さほど難しくない。

走る阿呆に観る阿呆、同じ阿呆なら走らにゃ損損!

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2019年6月11日 (火)

聖火リレーを走ってほしい「人」

2020年5月2日~3日
2日の移動日をとって海を渡った聖火は沖縄へ
その後、再び輸送のため2日空く

5月6日~7日
くまモンの居る熊本へ。地方公務員であるくまモンはこれまでに被災地の慰問から日頃の活動で多くの人を勇気づけてきた。多くのスポーツイベントにも顔を出し、福岡ソフトバンクホークス、ロアッソ熊本の応援もこなす。地域の一大功労者だ。沿道からの応援だけではなく、ぜひ「聖火ランナー」として走ってもらいたい。彼ならばけっこう速く走れると思う。
応募要件には「自らの意思で聖火を安全に運ぶことができる人」とある。「熊本県のくまモンさん」を人とみなすかどうか。果たして僕らは皿を割れるだろうか。

5月8日~9日
長崎での2日間。熊本からフェリーで1時間の玄関口、南島原市をスタートして最後は佐世保市。ここは「長崎県民を1つにする」シンボルとして高田明社長の出走を望む。しかし、奥ゆかしいあきらしゃちょうはきっと応募しないだろうから、ヴィヴィくんが代筆で応募して欲しい。地域スポーツへの貢献という点では、あきとしゃちょうにも走らせてあげたい。

5月10日~5月13日
佐賀、福岡(最後は北九州市)

5月14日~23日
本州は中国地方、山口入り。前日は北九州市なので、下関スタートが自然だが、出発は岩国の錦帯橋。その理由が興味深い。
島根、広島、岡山、鳥取へ

5月24日~29日
近畿地方の兵庫入り。京都、滋賀へ

5月30日~6月6日
「北陸三県」の福井、石川、富山、そして中部地方の新潟へ

6月7日~12日
東北地方入り。山形、秋田、青森
ここで海を渡るため1日お休み

6月14日~15日
でっかいどう、北海道も例外ではなく2日で回る

6月17日~22日
1日空けて東北地方に戻り、東日本大震災の被災地である岩手、宮城は「3日」ずつをかけて回る

6月24日~28日
1日空けて関東をジャンプして中部地方の静岡は三日間
つづいて山梨は2日間

6月29日~7月9日
開会式まで25日。最終ブロックの関東に入る。
箱根町を出発して神奈川は「3日」
東京をジャンプして千葉も「3日」
カシマサッカースタジアムでサッカーが開催される茨城は「2日」埼玉は「3日」

7月10日~23日
聖火は最終の東京入り。世田谷区の駒沢オリンピック公園をスタート。14日をかけて都内を回り、一般公募ランナーによるリレー終点は、港区「芝公園」でセレブレーションを迎える。


そして翌日、最終ランナーによってオリスタの開会式に持ち込まれる。
東京五輪1964の最終ランナーは、広島に原爆が投下された1945年8月6日に生まれた陸上競技者(当時19歳)が努めた。
東日本大震災が起きてから東京五輪2020は9年後。聖火ランナーの一般公募基準は中学生(14または15歳)以上だが、果たしてどのような人選になるか興味深い。

つづく

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2019年6月10日 (月)

聖火リレーの概容を分析する

2019年6月1日、2020年東京五輪の聖火リレーについて概容が発表された。

47全都道府県(通過自治体人口カバー率:98%)を121日かけてリレーするので、僕のふるさと佐世保市も通る。もちろん、今暮らしている東京は 2020年7月10日~23日まで14日間かけて通る。

発表されて以来、数人の友達に「聖火リレー応募する?」と尋ねてみたが「しらない」「興味ない」「ムリ」という反応。
「motoさんが走るなら写真撮りに行くから教えて」というのが、最も好意的な反応だった。まぁそんなに簡単ではないのだが・・
誰ひとり「いつから」「どうやって」応募できるか?という反応は無し。せっかくしらべたので、ここでお話したい。


■聖火リレーの概容
2020年3月26日
福島県 Jヴィレッジを出発。47都道府県の旅が始まる。
もしも仕事がなくて、潤沢な資金があるならば、聖火について旅してみたかった。
福島県には「3日」をかけるが、これは例外的なもので、大半の都道府県は「2日」で道府県内を回る。

3月29日
聖火は栃木県へ。リレーは最後まで「その日のうちに都道府県境をまたぐ」ことはない。
そう聞くと穿った見方をする人は「県警のなわばり意識が強いから県境を越えることはあり得ないのだ」というだろう。
確かに「聖火リレー」は道路を封鎖して警備を付けるため、自治体と警察の協力で行われる。県境を越えるということは、そこで警備の受け渡しが必要であり、折衝の労力が必要となる。
日中、沿道で待つ観客の前で県境を超えることにそれほど重きを置く理由はない。
きりよく県境の手前で1日を終えて、聖火は夜間のうちにひっそりと県境を越えるのだろう。

3月31日~4月7日
聖火は3県めの群馬県へ。以降、長野、岐阜、愛知と「2日間」ずつの旅がつづく。大都市名古屋を擁する「愛知」も例外ではなく2日のみ。ということは、相対的にランナーの競争率は高いのかというと、そうとも限らない。
「聖火ランナー」1人が走る距離は「200m」と決まっている。
「あなたは地域文化に特に貢献しているから、2倍の400mね」ということはない。従って移送距離が長ければランナー数も多く必要。それでも2日に納めるためには、朝晩の実施時間を延ばすか、ランナーに「キロ8分以内で走ってね」というのかも知れない。そうなると、都市部では日頃から走っているランナーが多く選ばれるかも知れない。

4月8日~15日
お釈迦様の誕生日と言われるこの日、聖火は三重県からスタート。この日のゴールは伊勢神宮
その後、和歌山、奈良、大阪(大阪も2日間)

4月16日~23日
四国入りして、徳島、香川、高知、愛媛を回る

4月24日~29日
九州入りして、大分、宮崎、鹿児島へ

聖火はここで海を渡り沖縄へ
泳いでリレーというわけにもいかないので、リレー開始以降初めて「2日間」の空き日程となる。

つづく

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2019年6月 2日 (日)

パン食い競争のパンはばっちくないのか?

その日、僕は一枚の写真に視線が釘づけになった
それはスポーツについて取り扱っている本で、そこには子どもがパンにかぶりついている写真が載っていた
いわゆる、お馴染み「パン食い競争」である

子どもの頃、運動会となると「パン食い競争」は綱引きや玉入れと並び定番の競技だった
両側で係員が物干し竿を支え、そこから5個のパンがぶら下がっている(競技者が1レース5人の場合)
子どもの頃、菓子パンが食べられる機会というのはそう多くはなく、パンが食べられるのは僥倖だったが、その競技に限っていえば、あまり気が進まなかった。
パンと言っても競技に使用されるのは、アンパンやクリームパンなど表面がプレーンなタイプ。ソーセージパンやカレーパン、ましてや焼きそばパンといったものではない。
パンとしても魅力に欠けるわけだが、競技に気が進まない理由は「ばっちぃ」ことだった

よーいドン
5人が一斉にパンに向かってダッシュする。ここではいかに早くパンをぶら下がっている紐から、口でくわえて引き剥がすかを競うので、僕のように短距離走が遅い子どもにも勝ち目はある。
しかし、誰もがパンをゲットできるのではない。一番にパンをゲットする子どもが、パンをくわえて数メートル先のゴールラインを超えると、そのレースはそこで打ち切られ、パンをゲットできなかった子どもたちは、すごすごとゴールラインまで走って終わり。
パンがなくなった紐にはパンが補充されるが、ゲットされなかったパンは次のレースに使われた。
僕の記憶が確かならば・・・
なかには、上手いことパンにかじりついたものの、地べたに落としてしまう子どももいて、そのパンは次のレース用に再び実装されていた。

それから数十年、今目の前にある「パン食い競争」の写真では、小学生がビニル袋に入ったパンに向かい、頭を傾けて大きな口を開け、今まさにパンにかぶりつこうとしている

時代は流れ、衛生面への配慮からパンがビニル袋に包まれたのはわかる。だが、この子がゲットしなかったパンが次の子に宛がわれるとなれば、どうなのだろうか
何かにつけて「いかがなものか」を連発する現代の風潮からすれば、すぐに炎上しそうな競技ではないか

ウチの子に前の子の唾がついたパンにかぶりつけというのか?ムリムリムリムリ(きっちり4回)あり得ない!
教育委員会に提訴してやる!
ってなことになりはしないのか・・・

そんな素朴な疑問を持った僕は、その疑問を「Google先生」に聞いたりせず、学校の先生をしている複数の友達に電話して尋ねてみた。
当該事案について「詳しい知り合い」がいる場合、さすがの「Google先生」でも叶わない。直接話せば、的確に事細かに真実に迫ることができる。

そこからは、次のような回答が得られた
●今はゲットできなかった子どもにもパンが与えられる。それは衛生面というよりも、昭和の終わり頃から始まった「平等事なかれ主義」の意味合いがある。従って、レース毎にパンはおニューに替わる。
●最近は「パン食い競争」があまり行われなくなった
●「飴食い競争」の方がよっぽどばっちぃ

ちなみに「飴食い競争」とはバットに敷き詰めた白い粉の中に飴が忍ばせてあり、口の周りを真っ白にしながら飴をさがして頬張る速さを競う。
飴はその都度、おニューになるが、粉は替わらない。
ただ、それも最近はあまり行われていないということだった。

僕はそれよりも、その昔、裸のパンがどうやって紐にマウントされていたのかが気になって仕方が無い。まさか、釣り針ってことはないよな・・と考えたら怖くなるので、その疑問はもう数十年にわたり放置している。

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2019年2月25日 (月)

Jリーグが開幕したのでDAZN視聴を再開する

DAZNは意外と知られていない

「サッカーはどうやって見ているんですか?」と問われて、今はDAZNに入れば、J1からJ3まで全試合観られるんですよと答えるのだが、相手はきょとんとしている。

系列局に独占されたテレビ放送網の範疇で生きてきたので、日本中で行われている陽の当たらないスポーツが自宅で見られるということが想像できないのだ。

DAZNにはいるとその圧倒的な「放送力」に驚く。
欧州CL、スペインリーグ、F1、日本プロ野球(巨人主宰試合除く)Jリーグ・・
BSやCS放送の常識を知っている人ならば、それだけ見るためには1万円を超える月額投資が必要だと思うところだが、たったの1,890円


と、ここまでDAZNを持ち上げたところで今年の話しに移る。

12月にJリーグが閉幕してからは、見るものがないのでしばらく休会する。DAZNはインターネット上に存在するので、ブックマークをクリックするだけなので、そのリンクはそのままにしておいた。

2019年、平成最後の年が明けて開幕まで一ヶ月を切った時。
そろそろDAZN再開の手順を確認しておこうとリンクをクリックする。
そこにはきっと「視聴を再開する」ボタンがあり、よろしいですか?「はい」「いいえ」といった画面が出るはずだ。

ところが、画面ではバスケットボールの試合が行われている。
なるほど、そういう画面づくりなのか
リアルな画面を見せ、臨場感に誘われて視聴再開の動機をつける。うまいやり方だ・・

いや、それにしてはリアル過ぎる
画面下方にあるサムネイルには「live」の文字が表示されているし、そこをクリックすれば通常通りの視聴ができそうにみえる。

ふと不安になり、マイページを開く
なんと、既に視聴が再開されていた
日付はまさに、その日

つまり、お気に入りのリンクを開いただけで、自動的に視聴契約が再開したのだ。
これは仕様の不具合か?
それとも、イギリスではこれが一般的なのか。

結局、すぐに視聴を停止したうえで、請求については事後対応をしていただいた。


そして、いよいよJリーグ開幕日
あれ以来、リンクをクリックしないよう、非表示にしておいたお気に入りをクリック
すると、そこには先日とは違う「DAZNに登録する」の白抜き画面が現れた。

支払い方法として手に入れたばかりのkyashを登録する。
[視聴を再開する]をクリック
すると即座にスマホが鳴動し、決済の報告が届いた。

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2019年1月 4日 (金)

つくばマラソンと東京マラソンはどちらが高速コースなのか?

「タイムを狙うならつくば」
「つくばは高速コース」
マラソン雑誌やネットの書き込みで、そう書かれているのを読んだことがあるし、つくばマラソン経験者からもそう聞いている。

本当だろうか?

2017年にコース変更された「東京マラソン」は「超高速コースに生まれ変わった」と日テレは実況していた。
僕も2009年、2017年と東京の旧新コースを走り、それを実感している。

つくばと東京はどちらが高速コースなのか?
その疑問に答えてくれる人が周りにいない。
つくば経験者は多数いるのだが、その誰もが東京マラソン(新コース)に当たらないのである。

そして、2018年「つくばマラソン」を走ることにした。
自分で走るのが、最も確実だからだ。


両方のコースを走った今、結論から言うと「東京マラソン」の方が高速コースである。
タイムで言うと「4%」程度
どこがどう違うのか、タイムに与える影響が大きい順にいくつかのポイントでお話したい。


■ポイント1
路面(東京>つくば)

つくばは路面が悪い
・大型車の重量でできた轍を整備していない道路が多い
・大通りから路地に入った途端、路面の凹凸が大きく変わる
これによって、ペースが狂い、足に負担がかかる。
東京のコースは整備が行き届いていて、ストレスがない。


■ポイント2
高低差(東京>つくば)

つくばは小刻みなアップダウンが多い
終盤やゴール間際にもアップダウンがあり、追い込みを阻む
東京は17kmから25kmの「富岡八幡宮詣で」に数回アップダウンがあるだけ。25kmで難関が終わってしまうのは心理的に大きなプラスである。


■ポイント3
渋滞(東京=つくば)

つくばはウェーブスタートのため「渋滞が緩和されている」のは確かだが、東京は道幅が広い。
走ってみて、渋滞具合は同等だった。
グロスタイム(ロスタイムを含む公式タイム)に拘らない限り、渋滞は東京にとってネガティブ要素ではない。


■ポイント4
気象条件(つくば>東京)

つくばマラソンが開催される11月末の関東は低温、晴天に恵まれる日が多い。
一方、2019年より三月の第1日曜に移動する東京は「気温が上がる」「降雨確率」の2点で不安要素がある。


「沿道の途切れぬ応援」のような感覚的な要素「手厚いエイド」といった、自分でなんとでもできる要素は比較に含めていない。
ポイント1、2に挙げた要素だけで、4%の差があると実感した。

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2019年1月 3日 (木)

箱根駅伝におけるヴェイパーフライ 4%フライニットとその販売計画

2019年箱根駅伝一区「ナイキヴェイパーフライ 4%フライニット」を10校が履いていた。

一区テレビ映像で確認
2nd「白」:早稲田 東海 帝京 大東 國學院 城西
1st「オレンジ」:東洋 中央学院 東京国際 中央

※二区以降では駒沢、拓殖などの選手も履いていたし、一区で履いていた大学も二区以降では履いていない選手がいた。
9区では青山学院の吉田がヴェイパーフライ 4%「白」を履き快走した。三村仁司が携わっていた当時、青山学院の靴はadidasタクミ戦一色だったが、今期は選手個々に選択しており、吉田圭太は出雲駅伝でも「オレンジ」のヴェイパーフライ 4%フライニットを履いていた。


「ヴェイパーフライ 4%フライニット」は2018年9月に発売されたモデル。
ナイキからこの靴の供給を受けるアスリートは、その時点での最新市販モデルを履く慣例になっている。

9月発売の1stカラーは「オレンジ」
12月発売の2ndカラーは「白」

過去の例に倣えば箱根駅伝では、ユーザー全員が最新カラーの「白」を着用すると思われたが、1stの「オレンジ」を着用する選手も多く見られた。

1st「オレンジ」と2nd「白」の違いはカラーのみ。
靴の仕様は同じもの。

アスリート使用モデルと市販モデルに違いはあるのだろうか?
以前、大迫傑がレースで履いたヴェイパーフライ 4%がナイキ原宿に展示されていた。
観察したところ、大迫傑が直筆署名している以外に違いは見られなかった。インソールがカスタマイズされているかはわからなかった。

前モデル「ヴェイパーフライ 4%」の場合、2017年7月に発売した仕様で4シーズン4色を国内展開した。

2017年7月
1st 水色

2017年10月
2nd 赤

2018年1月
3rd 青

2018年4月
4th 黒


鶴見中継所に1位、2位で飛び込んだ東洋、中央は一区の2人は1stの「オレンジ」を履いていたが、二区の2人は2ndの「白」
チームによってカラーが指定されているわけではなく、選手個々の好みによって色を選んで履いていたようだ。


ナイキの販売スケジュールは4シーズン制
1月頃~「SS」エスエス Spring&Summer
4月頃~「LS」エルエス Late Spring
7月頃~「Fall」フォール Fall
10月頃~「Holiday」ホリデイ Holiday


これに準えた「ヴェイパーフライ 4%フライニット」の販売計画の記録と今後の予測

2018年9月
1st オレンジ

2017年12月
2nd 白

2019年3月
3rd ?

2019年6月
4th ?

2019年9月
ヴェイパーフライ 4%「第三世代モデル」


2019年春の東京マラソン、長野マラソンなどに向けて、この靴を手に入れたいランナーも多いかと思う。
2018年9月発売の「ヴェイパーフライ 4%フライニット」1stの「オレンジ」は11月に再販された。これに倣い2ndの「白」も1月か2月に再販されると推測する。

発売情報の入手は「ナイキ原宿」のブログが確実。
過去例に準えると発売前日に必ず、翌日の販売方法が掲載されている。
これを見れば他地域の方でも発売日を知ることができる。
また過去例では、店頭発売日の 9:00 よりナイキ公式通販 nike.com でも販売されていた。

ナイキ原宿は2017年7月の第一作では「先着順販売」だった後は「抽選販売」を続けていたが、2018年12月20日の「白」発売では「先着順」に戻した。この変化が何を意味するのか?販売数量を増やしたのであれば、ランナーには僥倖である。

前作まではナイキ公式サイトでメール登録をしておくと発売前にメールが届いたが、2018年12月からはナイキアプリを普及させるためかLINE限定となっており、LINEを使っていない者にとってはリマインドを受け取る手段がなくなっている。

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2018年12月30日 (日)

箱根駅伝で履くヴェイパーフライ 4%快走つづく

しらべるが選ぶ2018年5大ニュース
2位
ヴェイパーフライ4% 快走つづく

2019箱根駅伝で東洋大、東海大などの選手が履いている「白」実際にはグレーに見える靴がヴェイパーフライ 4%

2017年7月に発売されて、マラソンシューズの主役をadidasから奪ったナイキ「ヴェイパーフライ 4%」の快走が続いている。

2018年2月の東京マラソンでは設楽悠太が日本記録を樹立。
日本陸連から1億円の賞金をゲットした。
9月には大迫傑がその記録を更新(2時間5分50秒)またも1億円をゲットした。

そもそも日本記録を出したくらいで一億円という賞金が設定されていたのは、2002年に高岡寿成が出した記録を16年にわたり誰も破ることができず、世界最高と大きく差がついていたからだ。

一度、誰かが破ったら、そこで取り下げるべきであり、大迫傑も「本当にもらっていいのか?」と内心戸惑っているに違いない。
賞金は現在も取り下げられておらず、2019年3月の高速コース「東京」で、設楽悠太がたった1秒でも大迫傑の記録を更新すれば「また1億」
それは、いくらなんでも主旨が違う。


「世界」では、9月のベルリンマラソンでエリウド・キプチョゲが2時間1分39秒を出し、1分台に突入した。
キプチョゲは2017年5月、トラックを42.195km走る試み「breaking2」では2時間0分25秒を出しており、あとはコースと気象条件次第で1時間台が見えてきた。


設楽悠太、大迫傑、エリウド・キプチョゲ
いずれも「ヴェイパーフライ 4%」ユーザーである。
テレビで放送されるマラソン、駅伝では、スタートラインに並んでいる選手の大半が同じ色の靴を履いているので、いかに支持されているかが一目瞭然。

日頃からこの靴を履き、この靴向きの「フォアフット走法」が修得できる者ならば、タイム向上の確率が高いことは、もはや誰も否定できないだろう。


箱根駅伝では東海大学、東洋大学などが2018年大会から着用しており、2019年大会はさらに増える見通し。
2015~2018大会を4連覇している青山学院大学は「adidasタクミ戦ブースト」ユーザー。
ただし、この靴をみていた三村仁司は2017年にadidasとの契約を解消して、現在はニューバランスで開発に当たっている。
青山学院大学が5連覇すれば「走るのは靴じゃない。俺たちだ」ということになるだろうが、それは元々選手の力量が高いからである。

ヴェイパーフライ4%でタイム向上が見込める「フォアフット走法」のランナーがいて、個人的に履きたいと思っていても、学校毎の契約であるため、それは叶わない。



ヴェイパーフライ 4%は2018年7月に「第2世代」モデルのヴェイパーフライ4%フライニットが出た。
ミッドソールより下の性能は同じで、アッパーにフライニットを採用した。

「第1世代」「第2世代」それぞれで1レースずつ走ってみて、走りの性能は変わらないが、アッパーの差は大きい。
マラソンレースのスタート直前は、シューレース(靴紐)の締め方に過敏になる。緩くてもきつくてもいけない。途中で締め直すことになれば1分はタイムロスするので、ベストの締め具合を探して、何度も試行錯誤するものだ。
ところが、フライニットはそこがアバウトで済む。
シューレースが少々緩めでも、アッパー全体が足の甲にぴたりと吸い付くのである。


素人には契約のしがらみがないので、お金があれば誰でも履くことができる。
ただし、発売から1年半、依然として入手は難しい。販売数が極端に少ないのである。ふらっと店に行って「これください」と買うことはできない。
従って、市民マラソンでこれを履いている人はほとんど居ない。

2018年の暮れ、12月20日には「ヴェイパーフライ 4%フライニット」の2ndカラーが発売された。ナイキ公式ネット通販は即時完売。ただ、ナイキ原宿では「先着順販売」が行われた。
(2017年初代モデルの2ndカラー以降「抽選販売」が続いていた)
箱根駅伝で注目を集めたあと、この2nd「白」モデルの再販が行われるだろう。
2019年、ナイキがどれくらいの量を市場に送り出すかに注目したい。

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