2019年1月 4日 (金)

つくばマラソンと東京マラソンはどちらが高速コースなのか?

「タイムを狙うならつくば」
「つくばは高速コース」
マラソン雑誌やネットの書き込みで、そう書かれているのを読んだことがあるし、つくばマラソン経験者からもそう聞いている。

本当だろうか?

2017年にコース変更された「東京マラソン」は「超高速コースに生まれ変わった」と日テレは実況していた。
僕も2009年、2017年と東京の旧新コースを走り、それを実感している。

つくばと東京はどちらが高速コースなのか?
その疑問に答えてくれる人が周りにいない。
つくば経験者は多数いるのだが、その誰もが東京マラソン(新コース)に当たらないのである。

そして、2018年「つくばマラソン」を走ることにした。
自分で走るのが、最も確実だからだ。


両方のコースを走った今、結論から言うと「東京マラソン」の方が高速コースである。
タイムで言うと「4%」程度
どこがどう違うのか、タイムに与える影響が大きい順にいくつかのポイントでお話したい。


■ポイント1
路面(東京>つくば)

つくばは路面が悪い
・大型車の重量でできた轍を整備していない道路が多い
・大通りから路地に入った途端、路面の凹凸が大きく変わる
これによって、ペースが狂い、足に負担がかかる。
東京のコースは整備が行き届いていて、ストレスがない。


■ポイント2
高低差(東京>つくば)

つくばは小刻みなアップダウンが多い
終盤やゴール間際にもアップダウンがあり、追い込みを阻む
東京は17kmから25kmの「富岡八幡宮詣で」に数回アップダウンがあるだけ。25kmで難関が終わってしまうのは心理的に大きなプラスである。


■ポイント3
渋滞(東京=つくば)

つくばはウェーブスタートのため「渋滞が緩和されている」のは確かだが、東京は道幅が広い。
走ってみて、渋滞具合は同等だった。
グロスタイム(ロスタイムを含む公式タイム)に拘らない限り、渋滞は東京にとってネガティブ要素ではない。


■ポイント4
気象条件(つくば>東京)

つくばマラソンが開催される11月末の関東は低温、晴天に恵まれる日が多い。
一方、2019年より三月の第1日曜に移動する東京は「気温が上がる」「降雨確率」の2点で不安要素がある。


「沿道の途切れぬ応援」のような感覚的な要素「手厚いエイド」といった、自分でなんとでもできる要素は比較に含めていない。
ポイント1、2に挙げた要素だけで、4%の差があると実感した。

|

2019年1月 3日 (木)

箱根駅伝におけるヴェイパーフライ 4%フライニットとその販売計画

2019年箱根駅伝一区「ナイキヴェイパーフライ 4%フライニット」を10校が履いていた。

一区テレビ映像で確認
2nd「白」:早稲田 東海 帝京 大東 國學院 城西
1st「オレンジ」:東洋 中央学院 東京国際 中央

※二区以降では駒沢、拓殖などの選手も履いていたし、一区で履いていた大学も二区以降では履いていない選手がいた。
9区では青山学院の吉田がヴェイパーフライ 4%「白」を履き快走した。三村仁司が携わっていた当時、青山学院の靴はadidasタクミ戦一色だったが、今期は選手個々に選択しており、吉田圭太は出雲駅伝でも「オレンジ」のヴェイパーフライ 4%フライニットを履いていた。


「ヴェイパーフライ 4%フライニット」は2018年9月に発売されたモデル。
ナイキからこの靴の供給を受けるアスリートは、その時点での最新市販モデルを履く慣例になっている。

9月発売の1stカラーは「オレンジ」
12月発売の2ndカラーは「白」

過去の例に倣えば箱根駅伝では、ユーザー全員が最新カラーの「白」を着用すると思われたが、1stの「オレンジ」を着用する選手も多く見られた。

1st「オレンジ」と2nd「白」の違いはカラーのみ。
靴の仕様は同じもの。

アスリート使用モデルと市販モデルに違いはあるのだろうか?
以前、大迫傑がレースで履いたヴェイパーフライ 4%がナイキ原宿に展示されていた。
観察したところ、大迫傑が直筆署名している以外に違いは見られなかった。インソールがカスタマイズされているかはわからなかった。

前モデル「ヴェイパーフライ 4%」の場合、2017年7月に発売した仕様で4シーズン4色を国内展開した。

2017年7月
1st 水色

2017年10月
2nd 赤

2018年1月
3rd 青

2018年4月
4th 黒


鶴見中継所に1位、2位で飛び込んだ東洋、中央は一区の2人は1stの「オレンジ」を履いていたが、二区の2人は2ndの「白」
チームによってカラーが指定されているわけではなく、選手個々の好みによって色を選んで履いていたようだ。


ナイキの販売スケジュールは4シーズン制
1月頃~「SS」エスエス Spring&Summer
4月頃~「LS」エルエス Late Spring
7月頃~「Fall」フォール Fall
10月頃~「Holiday」ホリデイ Holiday


これに準えた「ヴェイパーフライ 4%フライニット」の販売計画の記録と今後の予測

2018年9月
1st オレンジ

2017年12月
2nd 白

2019年3月
3rd ?

2019年6月
4th ?

2019年9月
ヴェイパーフライ 4%「第三世代モデル」


2019年春の東京マラソン、長野マラソンなどに向けて、この靴を手に入れたいランナーも多いかと思う。
2018年9月発売の「ヴェイパーフライ 4%フライニット」1stの「オレンジ」は11月に再販された。これに倣い2ndの「白」も1月か2月に再販されると推測する。

発売情報の入手は「ナイキ原宿」のブログが確実。
過去例に準えると発売前日に必ず、翌日の販売方法が掲載されている。
これを見れば他地域の方でも発売日を知ることができる。
また過去例では、店頭発売日の 9:00 よりナイキ公式通販 nike.com でも販売されていた。

ナイキ原宿は2017年7月の第一作では「先着順販売」だった後は「抽選販売」を続けていたが、2018年12月20日の「白」発売では「先着順」に戻した。この変化が何を意味するのか?販売数量を増やしたのであれば、ランナーには僥倖である。

前作まではナイキ公式サイトでメール登録をしておくと発売前にメールが届いたが、2018年12月からはナイキアプリを普及させるためかLINE限定となっており、LINEを使っていない者にとってはリマインドを受け取る手段がなくなっている。

|

2018年12月30日 (日)

箱根駅伝で履くヴェイパーフライ 4%快走つづく

しらべるが選ぶ2018年5大ニュース
2位
ヴェイパーフライ4% 快走つづく

2019箱根駅伝で東洋大、東海大などの選手が履いている「白」実際にはグレーに見える靴がヴェイパーフライ 4%

2017年7月に発売されて、マラソンシューズの主役をadidasから奪ったナイキ「ヴェイパーフライ 4%」の快走が続いている。

2018年2月の東京マラソンでは設楽悠太が日本記録を樹立。
日本陸連から1億円の賞金をゲットした。
9月には大迫傑がその記録を更新(2時間5分50秒)またも1億円をゲットした。

そもそも日本記録を出したくらいで一億円という賞金が設定されていたのは、2002年に高岡寿成が出した記録を16年にわたり誰も破ることができず、世界最高と大きく差がついていたからだ。

一度、誰かが破ったら、そこで取り下げるべきであり、大迫傑も「本当にもらっていいのか?」と内心戸惑っているに違いない。
賞金は現在も取り下げられておらず、2019年3月の高速コース「東京」で、設楽悠太がたった1秒でも大迫傑の記録を更新すれば「また1億」
それは、いくらなんでも主旨が違う。


「世界」では、9月のベルリンマラソンでエリウド・キプチョゲが2時間1分39秒を出し、1分台に突入した。
キプチョゲは2017年5月、トラックを42.195km走る試み「breaking2」では2時間0分25秒を出しており、あとはコースと気象条件次第で1時間台が見えてきた。


設楽悠太、大迫傑、エリウド・キプチョゲ
いずれも「ヴェイパーフライ 4%」ユーザーである。
テレビで放送されるマラソン、駅伝では、スタートラインに並んでいる選手の大半が同じ色の靴を履いているので、いかに支持されているかが一目瞭然。

日頃からこの靴を履き、この靴向きの「フォアフット走法」が修得できる者ならば、タイム向上の確率が高いことは、もはや誰も否定できないだろう。


箱根駅伝では東海大学、東洋大学などが2018年大会から着用しており、2019年大会はさらに増える見通し。
2015~2018大会を4連覇している青山学院大学は「adidasタクミ戦ブースト」ユーザー。
ただし、この靴をみていた三村仁司は2017年にadidasとの契約を解消して、現在はニューバランスで開発に当たっている。
青山学院大学が5連覇すれば「走るのは靴じゃない。俺たちだ」ということになるだろうが、それは元々選手の力量が高いからである。

ヴェイパーフライ4%でタイム向上が見込める「フォアフット走法」のランナーがいて、個人的に履きたいと思っていても、学校毎の契約であるため、それは叶わない。



ヴェイパーフライ 4%は2018年7月に「第2世代」モデルのヴェイパーフライ4%フライニットが出た。
ミッドソールより下の性能は同じで、アッパーにフライニットを採用した。

「第1世代」「第2世代」それぞれで1レースずつ走ってみて、走りの性能は変わらないが、アッパーの差は大きい。
マラソンレースのスタート直前は、シューレース(靴紐)の締め方に過敏になる。緩くてもきつくてもいけない。途中で締め直すことになれば1分はタイムロスするので、ベストの締め具合を探して、何度も試行錯誤するものだ。
ところが、フライニットはそこがアバウトで済む。
シューレースが少々緩めでも、アッパー全体が足の甲にぴたりと吸い付くのである。


素人には契約のしがらみがないので、お金があれば誰でも履くことができる。
ただし、発売から1年半、依然として入手は難しい。販売数が極端に少ないのである。ふらっと店に行って「これください」と買うことはできない。
従って、市民マラソンでこれを履いている人はほとんど居ない。

2018年の暮れ、12月20日には「ヴェイパーフライ 4%フライニット」の2ndカラーが発売された。ナイキ公式ネット通販は即時完売。ただ、ナイキ原宿では「先着順販売」が行われた。
(2017年初代モデルの2ndカラー以降「抽選販売」が続いていた)
箱根駅伝で注目を集めたあと、この2nd「白」モデルの再販が行われるだろう。
2019年、ナイキがどれくらいの量を市場に送り出すかに注目したい。

|

2018年11月27日 (火)

つくばマラソンに集中していた土日にスポーツ界で起きたこと

つくばマラソンの翌朝
前日が6時起きだったせいか、朝6時過ぎに目が覚めてしまった。
マラソン明けだから、目覚ましもかけず、寝られるところまで寝ようと思っていたのだが、目が冴えてしまっているので、起きることにする。


貯金箱から小銭を握り、マラソン後の楽しみにしていた「甘い缶コーヒー」を買いに行く。
銘柄は2011年~2012年にレース後はこれと決めていたコクビこと「ジョージアコクの微糖」
だが自販機にあったのは「至福の微糖」だった。しばらく買わないうちに、どうやらリニューアルされたようだ。

東京は快晴。春が来たのか・・いや、これから冬だった。レース翌日の天候にこだわりは不要なのだが、やはり、この爽やかな朝は嬉しい。
少し歩きたくなって、つくばマラソンのことが何か出ていないかと思い、コンビニを覗いてスポーツ紙(報知)を買う。



僕がつくばマラソンに集中していた土日の間にも、スポーツ界ではいろいろなことが起きていた。
J1参入プレーオフの一回戦は東京Vが勝利。
これで大宮アルディージャのJ2残留が決まった。
二日前時点では、来季、V・ファーレン長崎が戦う「関東アウェイ戦」の相手は水戸ホーリーホック、栃木SC、ジェフユナイテッド千葉、FC町田ゼルビアの4クラブだったが、これが「5」になった。

その記事の下には「降格決定から一夜あけた」という柏レイソルの記事。柏の17位が確定したのか・・
これで今期ゼイワンで対戦した柏と、来季も対戦することになった。今期関東アウェイ戦で訪れた「7」球場のうち、三共フロンテア柏スタジアムが秀逸だった。ビジターサポーターをおもてなししてくれたのは、柏だけ。
いつかまたゼイワンに戻ってきて、柏に行きたいと思っていた。柏レイソルファン・サポーターの皆さんには申し訳ないのだが、来季も柏に行ける楽しみができた。
これで2019年長崎が戦う「関東アウェイ戦」の相手は「6」


NPBでは巨人が補強を進めている。
ビヤヌエバ、中島の獲得までは知っていたが、西武からFA宣言した炭谷の獲得が内定しているという。
広島の丸との交渉には原監督が臨んだらしい。
広島かぷーが「広島の文化」だとすれば、巨人は何処の何なのだろう。
負けても勝っても、愛されてきたかぷー。
負けたり、長嶋解任、江川問題といったネガティブな出来事がある度にファンが離れる巨人。勝つとまたその一部が戻ってくる。
かつて勝ち続けていた悲哀。負けても共に歩むファンとの関係づくりが不十分なのだと思う。


鈴木尚広巨人コーチが大阪マラソンを完走したと、写真付きで紹介されている。
昨晩、中村君につくばマラソン完走報告をしたところ「大阪も盛り上がったみたいですね」と返信があった。ネットニュースで大阪マラソンが取り上げられていたらしい。
記事の周りをくまなく探したが、つくばマラソンの記事は何処にも無かった。


最終面に菅野智之の背番号が19から18に替わる。という記事が載っていた。
エースナンバーが二年間不在だったことは、チームに大きな影響があったと思う。
このまま日本に残ってくれればいいのだが・・


するとその記事の下に全三段で広告が載っていた。
「第38回つくばマラソン終了いたしました」
次回は2019年11月24日(日)開催予定です。秋のつくば路でまたお逢いいたしましょう!!

広告とは意外だったが、やはり嬉しい。

つくばマラソンブログ目次


|

2018年10月 1日 (月)

レノファ山口 横浜FCに初勝利!

今年から応援を始めたレノファ山口を初めてスタジアムで応援する試合
J2の35節、横浜FC戦は台風24号の影響を受けていた。


山口から応援に来るサポーターのことを考えれば、前日正午までに催否の決定が望まれるところだったが、実際に実施が決まったのは試合開始6時間前、当日の午前8時。


僕は前日の段階で、チケットが無駄になることを覚悟のうえ、参加を見送った。
マラソンを控えている今、大雨に2時間打たれて、体調を崩すことを避けたかったからだ。
これまでに、スポーツ、音楽、自ら購入した興行チケットを無駄にしたことはなかったので、初めての「見送り」は少し不思議な気分だ。ただ、さほど現実感がない。


34節終了時点で山口は「14戦勝ちなし」のトンネルに入っている。
(6月23日アウェイ岐阜戦で引き分けて以来、勝ちなし)
そもそも、この流れはホームみらスタに横浜FCを迎えた試合から始まった。

あの日、0-3でリードされた終盤、カズ(三浦知良)が出場すると、みらスタのサポーターは大いに沸いた。
「カズを一度見たい」
それはオールドファンにとっての郷愁だ。
かつてJリーグの象徴だったカズは51歳の今も現役。
主力とは言えないが、リードした試合展開では途中出場する。


35節
横浜FC 2-3 レノファ山口
ニッパツ三ツ沢球技場

試合は前半開始1分に山口が高木のゴールで先制。
後半にはプロ初出場・初先発のDF楠本卓海(東京国際大)がゴールを決めた。


これで、山口は35節終了時、暫定11位にあがった(勝ち点48)
横浜FCは6位(勝ち点59)
つまり、横浜との差がそのまま「J1昇格プレーオフ圏内」との差(山口は試合消化数が1試合少ない)
その差「11」まだ諦める数字ではない。


「J1の残留争いで町田を気にしている人は多いでしょうね」実況アナウンサーが言うように、僕も気にしている1人だ。

9月27日、FC町田ゼルビア(東京都町田市)は来期のJ2ライセンス交付が発表されており、もしも町田が自動昇格の2位以内に入った場合、J1の降格チームが1つ減ることになる。

この時点でJ1最下位の長崎、通常ならば最低でも「参入プレーオフ」の16位まで順位を上げなければならない。
だが、町田が2位に入った場合「参入プレーオフ」出場は1つ繰り下がり、17位チームとなる。

この日、台風で試合を流した町田は勝ち点61で暫定3位。
ただし1位(松本65点)2位(大分63点)に対して消化試合が2試合少ない。

来季、レノファ山口、V・ファーレン長崎がそれぞれ、どこで戦っていても、僕はスタジアムに足を運び、声を枯らすだろう。


この日は劣勢ということもあり、カズの出番は無し。
来季52歳となるカズ。まだまだ続けて欲しい。

|

2018年9月 6日 (木)

9月6日は「スポボラの日」

9月6日は「苦労が報われる日」
今作った

という独善的な話は置いて
実際に制定されている記念日としては「スポボラの日」である。
恐らくまだ、Googleで検索しても出てこない。
実際いまやってみたら”スポボラの日”では 0件だった。
それはこの記念日が2020年に始まるからだ。


9月6日
スポボラの日=スポーツボランティアの記念日

2020年9月6日
東京五輪2020パラリンピックが閉幕する
二ヶ月に及ぶオリパラが終了
その夜、福島のJビレッジでは後夜祭が行われる予定になっている。

スポーツボランティア団体の先駆けである「NSVA」代表の宇佐美彰朗が提案し、記念日協会により制定された。


日本には「スポーツ文化」は根付いていない。
スポーツには「みる・する・ささえる」の3領域があるが「ささえるスポーツ」であるスポーツボランティアも文化としては定着していない。

東京マラソン、ラグビーW杯のような、陽が強く当たる大会にはボランティア希望者が殺到し、抽選になっている。
今月募集が始まる東京五輪2020は「8万人」を大きく超える希望者が見込まれている。

だが、それ以外のスポーツ大会はそうでもない。
主催者はスタッフの手配に窮する。
アルバイトを雇えればいいのだが、財源の潤沢なスポーツは限られている。


「スポボラの日」はスポボラのビッグイベントが終わる日、檜舞台に集った人たちが、スポーツへの関心を維持して、身近な陽の当たらない大会にも、時々でいいから顔を出して欲しい。
そんな願いを込めて制定される。

って僕は宇佐美彰朗さんではないので、勝手に想像で言っているわけだが、この11年、スポーツボランティアとして学んできた流れからして、大きく外れてはいないと思う。


「スポボラの日」制定まで、あと2年
日本のスポーツボランティアが、そこから「文化」への道を進めるよう、東京五輪スポーツボランティアの人選は、しっかりとその人の考えを聞いて考慮してもらえればと思う。

|

2018年8月 6日 (月)

レノファ山口小野瀬康介の移籍にびっくらこいた

2018年8月4日(土)
早めに夕飯を終えて、18:50にはパソコンの前に座る。
週末のお楽しみDAZNタイムだ。

今日は愛媛-山口
試合が始まるのは19:03からだが、ゲーム前の霜田正浩監督のインタビューが楽しみだ。
滑舌がよく、謙虚とポジティブを兼ね備えた談話は「Jリーグ年間ベスト談話監督」に選びたい。

DAZNの配信が始まり、山口のスタメンが紹介される。
その時、アナウンサーによる違和感のある言葉を聞いた。

「小野瀬が抜かれたのは痛いですね」

抜かれた?
すぐにはなんのことか、わからなかった。
確か、小野瀬康介は横浜FCから完全移籍で加入しているはず。
期限付き移籍ならば、原籍のクラブとの対戦では出られないことがあるが、小野瀬はそれに当たらない。



Jリーグ1年生の僕が初めて迎えた「夏の移籍期間」
鹿島アントラーズの顔と思っていた金崎夢生がサガン鳥栖に移籍したのには驚いたが、長崎と山口を応援する僕には、やはり他人事であった。

驚愕したのはJ2レノファ山口の小野瀬康介がJ1ガンバ大阪へ完全移籍したことだ。
東京都大田区出身の小野瀬康介は2017年からレノファ山口に移籍。
迎えた2年め、霜田正浩監督を迎えてJ1昇格を視界に捉えているレノファ山口のエースだった。

オナイウ阿道というストライカーはいるものの、ドリブルで切り裂いていく小野瀬康介の「個の力」は驚異的なもの。
シュートも上手い。打ったシュートの大半は鋭く枠を捉えてくる。
劣勢な展開でも、小野瀬康介がボールを持つと「点が入る気がする」
そんな選手だ。

今年、Jリーグをみてきた中で、これほど個の力でなんとかしてしまう選手は、そうはいないと思う。

長崎に来てくれないかな・・
と思っては、いやそれでは、山口が困る。
小野瀬抜きの山口は考えられない。
小野瀬の居る山口でJ1に上がることを信じていた。


2018年シーズン、レノファ山口には、コンサドーレ札幌から前貴之(平生町出身)が完全移籍。
高木大輔が東京ベルディ、オナイウ阿道が浦和レッズから期限付き移籍。
これに小野瀬康介を加えた4人が霜田采配「わくわく山口2018」のサッカーを支えてきた。

J1昇格を視界に捉えているとはいえ、現在山口は自動昇格圏(1位、2位)からJ1参入プレーオフ圏(3位~6位)に下がっている。

痛い
とても痛い
ただ、小野瀬康介には、ガンバ大阪でいい位置を獲得して欲しい。
結果を出すことを祈る。
長崎戦以外で^^;)

|

2018年8月 1日 (水)

等々力で「完売」=「満席」ではないことを学習する

2016年に訪れた時はクルマを停めた駐車場は、関係者専用に変わっている。
ビジター入場ゲートのカウンターには紙コップが逆さに重ねて置いてあり、そこにいる女の子と目が合った。
僕は今し方、コンビニで買って来たアクエリアスを握っている。

恐らくフロンターレ川崎が組織しているボランティアの一員なのだろう。
僕もかつて、フロンターレ川崎スポーツボランティアに登録していたシーズンがあるのだが、そのきめ細かな運営には目を見張った。
ミッドウィークの試合では、なかなかスタッフが集まらず、試合開始ぎりぎりからでもいいから参加できる人はいないか?とよくメールが届いた。
僕がフロサポだったら、意気に感じて参加したことだろう。

彼女の目を見る
「ペットボトルは移し替えてください」
彼女から、その言葉を待つ

しかし数秒間、見つめ合ったが、彼女は「なんで、そんなに見つめるの?」と困ったような表情を浮かべている。

あっいいんだ・・
あえて、持ち込んでいいんですか?などと余計なことは言わず、となりにいたもぎりのお姉さんに切符を渡す。

等々力陸上競技場はペットボトル持ち込みOK
ということがわかった。


入場して階段を上ると、そこから一階席、二階席に分かれる。
一階席には座席がない。コンクリートの打ちっぱなし(この日初めて知った)
立って応援することができる。
二階席には座席がある。立って応援することができない。
ゴキちゃんが出るらしい。

応援したければ一階、ゆっくり見たければ二階
これはいい。理に叶っている。
さすが、サポーター思いの等々力だ。


もちろん僕は一階へ
到着はおよそ90分前
チケットは完売しているから、もういい場所はないだろうな・・

だが、目に飛び込んできたのは意外な光景だった。
打ちっぱなしのコンクリートが広々と広がっている。
座っている人はまばら。
好きな場所を選り取り見取りだ。
結論から言うと、試合開始20分前に来たとしても、自分の希望する場所を確保することはできた。


等々力陸上競技場の収容人員は26,232人
この日の入場者は22,221人

4,011人が来なかったのではない。
販売していないのである。
完売すなわち満席を意味しないことを、この日新たに学習した。

|

2018年7月30日 (月)

等々力はペットボトル持ち込みOK?をしらべてくれた兄ちゃん

「川崎-長崎戦が完売した」という情報に接して、予定よりも早く家を出た。
グッズ販売に並ぶために2時間前に会場入り(横浜F・マリノス戦)したことはあったが、そうでもない限り1時間前に入れば十分である。

ゴール裏は自由席だが、長崎側「ビジター自由席」はいつもガラガラ
だが「完売」となれば話しは違う
一般的に言えば「完売」とは「満席」のことだと思う。

すべての席に、そこに座るべきチケットを持った人がいる
それならば、人よりも早く行かないと、座りたい席には座れない
今読んでいただいている皆さんも、大抵の方はそれに異論はないと思う。
だが、この日の等々力は違った


競技場周辺にコンビニがないことはわかっていたので、ちょっと遠目のコンビニに立ち寄り「アクエリアス」を確保する。
日本列島は猛暑に見舞われており、この前日、埼玉では観測史上最高の41.1度を記録していた。
数年前、新聞やSNSでお馴染みになった「41.0度」の顔出しボードを思い出す。
人々はスポーツドリンクと塩あめを求め、いつものスーパーに行くと「品薄のため次回入荷は数量限定で**日です」と貼り紙があった。


緑の看板でお馴染みのコンビニはさすがに品切れということはなく、棚にはぎっしりとアクエリアスが並んでいた。
アクエリアスを1本握ってレジに置いた時、カシマサッカースタジアムではペットボトルが持ち込めなかったことを思い出した。

正確に言うと持ち込めないのはペットボトルの「キャップ」
カシマサッカースタジアムはサッカー専用スタジアムであり、スタンドとグラウンドが近い。かつて、ペットボトルが「投げる凶器」として使われたことがあるという(係員談)

ペットボトルはキャップを付けた状態では遠くに飛ぶし当たると痛いが、キャップがなければ飛行中に内容物が抜けてしまい失速する。
ということで「キャップ」のみ入口で回収されるわけだ。
キャップのないペットボトルをこぼさないように持ち込むのは少々難儀だったが、それは仕方ない。

ただ、応援グッズまで幅を広げて取り上げる(預かる)のには疑問を感じた。
サポーターが自らの分身であるグッズを凶器に使うことがあるのか?
カシマサッカースタジアムの皆さんには、一度議論していただきたい。


等々力ってペットボトル持ち込めますかね?
レジのお兄ちゃんに尋ねる
すると彼は「ちょっと待ってください。前にも同じことを聞かれて、逆のことを答えてしまったんですよ」と言って、自らのスマホを取り出して「等々力 ペットボトル」で調べてくれた。

結果的には要領を得なかったのだが、そこまで親身になってくれた兄ちゃんに対して「やっぱりやめときます」と言える人はいないだろう。
もしも「持ち込み不可でした」という検索結果が出たとしてもだ。

最悪、入口で紙コップに移し替えますから
そう言って決済
買い物は生きるための手段、行為と考える人もいるが、僕はそこに「楽しさ」を求めている。
気に入らないことがあると、むっとするような店員に当たると、心底がっかりする。
彼が本職だか、アルバイトだかはわからないが、彼の幸運を祈りたい。

結果的にこれが、この日、一番楽しい出来事になってしまったのだが・・

|

2018年7月29日 (日)

等々力陸上競技場の想い出

等々力(とどろき)は、最も親しみがあるスタジアムで、僕は何度かここに来ている。
その多くはマラソン練習で、周辺の公園を走りに来た。
競技場周辺は川崎市が管理する公園であり、走りながら散策するのが楽しい。
フロンターレ川崎のホームスタジアム「等々力陸上競技場」の管理は球団ではなく川崎市が行っている。
Jリーグクラブ・ホームスタジアムの大半がネーミングライトを売って企業名を冠しているが、ここはそれをしていない。
その理由の1つとしては川崎市が歳入にあまり困っていないということがあるのだろう。

競技場内に入ったのは一度きり、FCバルセロナのソシオイベント。
デコの応援プラカードをかざしているところがスペインのスポーツ紙「ムンドデポルティーボ」に掲載されたのがココ
僕にとっては大切な想い出の一枚だ。
当時はまだ改装前。記憶が確かならば・・二階席はなく、どこからでも見上げると空が見えた。こぢんまりした印象だ。



閑静な住宅街の緑地にあり、周囲には食事ができるようなレストランやコンビニはない。
周囲の道路はすべて片側一車線で夕方は渋滞する。
2005年にデコの追っかけをした時は、出入口にファンと選手のミックスゾーンはなく、交流できるチャンスはなかった。
今年、Jリーグを見始めてからまだ一度も「追っかけ」行為はしていないが、ここまでDAZNの映像を見る限り、どこのスタジアムも選手がバスを降りてファンと直接交流しているシーンは見たことがない。

Jリーグ各クラブの大半は明確な「最寄り駅」が1つ、多くても2つと限定されるが、ここは例外。
ということは交通の便が悪い。

■最寄駅
以下いずれかの駅から、バスに乗り継ぎ
JR南武線「武蔵小杉駅」「武蔵溝ノ口駅」「武蔵中原駅」
東急東横線「武蔵小杉駅」「新丸子駅」
東急田園都市線「溝の口駅」「高津駅」
物理的に一番近いのは「武蔵中原駅」と「新丸子駅」で、いずれも徒歩15分程度


逆にいえば、それだけここが「都会」にあるということだ。
古くから「都会」だった町の主要駅、商業施設のそばには広い敷地は余っていない。
2005年に来た時は隣接する駐車場に停めることができたが、現在は関係者専用駐車場となっていた。


【等々力陸上競技場の歴史】

1966年
開場
1993年
Jリーグ元年 ヴェルディがホームスタジアムとした
1997年
フロンターレ川崎が発足しホームスタジアムとした
2015年
第1期改修完了 収容人員26,232人に増加
2020年
第2期改修で収容人員が35,000人に増加する見込み

|

より以前の記事一覧