2017年6月17日 (土)

芝浦といえば東芝

11:37
鶴見線「浅野」発
海芝浦を終点とするこの電車、その終点にあるのは海と「東芝の工場」だけ。
なんたって「芝浦」ですから

子どもの頃「東芝って東京芝浦電器の略だ」と知っていることが自慢だった。
ありきたりな一般家庭に生まれた何ものでもない子どもが、一端の何かであることを気取りたくて、そんな雑学ですらステータスだと思っていた。

ふつうにしていると誰にも注目してもらえない一般家庭に育った多くの子どもはこうして「自慢話」が悪習として身についてしまうのだ。
世の中は公平だが、環境は平等ではない。


ロングシートの海が見える側に陣取り、窓越しの海を見る。
といっても山陰のような絶景の青い海という訳ではない。
電車の乗客は「撮り鉄」「乗り鉄」ばかり。閑散としている。
お昼時なので、東芝の職員は乗っていない(しかも土曜日だし)


11:41
「海芝浦」着
電車はそのままホームで待機
僕らはそれに乗って帰る
それを逃したら1時間は、次の電車が来ない

ホームの端には「東芝京浜事業所」の改札
もちろん僕らはそこには入れない。
ということは、僕らに行き場所はない。


サオリさんの栞より
海浜公園でまったり時間・おやつタイム
都会の中の秘境駅「海芝浦駅」扉空いたら1秒で海(厳密には京浜運河)
海の上にあると言ってもいいような駅です。
隣接の海浜公園は東芝の敷地を公園として駅の利用者に無料開放しています。
“小麦工房みのや”のパンをいただきながら、まったり景色を楽しみましょう。




アンパンは既に尻手で完食してしまっているので手持ち無沙汰。
東芝の厚意で開放されているウナギの寝床のような「海芝公園」でしばし海を眺める。
本来ならばホームから海を見るだけなのだが、こうして公園でくつろげるのはありがたいことだ。

日本の戦後を支えた僕らの「東芝」
初めてノートパソコン(ダイナブック)を世に出して、僕らをわくわくさせてくれた東芝
半導体は売り払ってしまわないで、立ち直ることを祈らずにいられない。



「鉄道オフ2017春 南武支線・鶴見線に乗って 都会の中の秘境駅 海芝浦駅への小さな旅」なので今日はこのあたり。

海芝浦>鶴見>川崎に出て「蒙古タンメン中本」に30分並んで「初、中本」
一人で来てタンメンをおかずに瓶ビールをいく女性
メンバーズカードらしきものにたくさんスタンプをためているOL
世の人の味の好みは千差万別であると思い知った旅の終わりだった。

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2017年6月16日 (金)

鶴見線「浅野」ポツ有りの謎

10:33
南武支線「尻手」発
進路左沿線の建物がすべて、この電車に背を向けているように見える。
ということはこの線路がほぼ南北に走っていて、建物の西を通っていると言うことだ。

10:40
「浜川崎」着
サオリさんの栞にはこう書かれている

レトロな浜川崎駅・ホーム・貨物列車の往来を観察
浜川崎駅は鶴見線と南武支線の駅で戸籍上は東海道本線です。
東海道貨物支線も合流する駅なので、”東海道だ!“と名乗る
主役は「貨物」!錆びついているものの構内は無数の線路が幾多も

古びた施設がそういうものに萌える人にはたまらないだろう。




10:59
鶴見線の「浜川崎」発

11:05
3駅となりの「浅野」下車
ここから海芝浦に分岐する鶴見線に乗り換え
ここではダイヤの都合でおよそ30分の待ち合わせ




数ヶ月前、アスクル倉庫の火災があったばかり。
(2017年2月 被害総額121億円)
海芝浦方面に見える窓のない大きな倉庫を見て「あれだと火事の時どうやって逃げるんですかねぇ」とアラブさんが心配している。
僕もとても心配になる。
もしも自分の親戚が勤めていたら、不安でたまらない。


暇を持て余した僕らは、無理やりあることを悩んでいた。
ホーム上の看板「ポツ有!」の意味がわからない!
皆がスマホを出して、検索能力を競い合ったが「ポツ有」そのものの意味は出てこなかった。
「ポツ」自体は「定刻発車遵守規定」のようなものと思われる。
ここ浅野においては「乗り継ぎの駅なので、定刻より早く発車しちゃダメよ」という意味と推察した。


一眼レフのカメラを持った小学生が一人
さっきからあっちのホーム、こっちのホームとくまなく写真を撮っている。
「ねぇポツ有りって知ってる?」
とフレンドリーに声をかけたつもりだったが、強ばった顔で「知らないです」と交流を拒まれてしまった。
彼には彼独自の世界があるのだろう。

硬派 鉄男 予備軍に幸あれと祈りたい

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2017年6月14日 (水)

郷ひろみ お父さん 尻手駅員説

尻手駅での待ち時間
武蔵小杉の「小麦工房みのや」で買って来たあんぱんをいきなり食べ始める。
本来は本日の目的地「海芝浦」で海を見ながら食べる予定だったのだが・・


尻に手と書いて「しって」
なんでこんな変な名前なんですかねぇ
自分は尻に手というと痴漢を連想するんですけど

アラブさんのコメントはいつも実直だ
よく言えば「innocent」
言い方を変えれば「そのまんま」

彼はそう言いながらスマホで「尻手 由来」をしらべている
それを見た他のメンバーもそれに習う

どうやら「尻に手」方面の由来じゃないみたいですね
昔、この駅に郷ひろみのお父さんが勤めていたらしいですよ

それぞれが検索結果を報告しあうのも、今時のオフ
インターネットが始まった頃の1995年に比べると、情報の流れが格段に速い。
目の前の疑問はその場で解ける
たまには解けない疑問があってもいいのだが・・

それにしても、ネットにはいろんなことが書いてあるものだ
まさか、ここで郷ひろみが登場するとは思わなかった

でも、郷ひろみって福岡出身ですよね・・

確かに福岡生まれの郷ひろみのお父さんが、神奈川県で鉄道員をしているのは符丁が合わない。
もしかして、そういう(どういう?)複雑な家庭環境だったのか?
メンバーの謎は深まる

うちの姉が郷ひろみファンですから、帰ったら聞いてみますよ
そう僕が約束する
そうしないと、ここで「郷ひろみの家系図」をしらべる会になりそうだ。

姉にはこの場で電話やメールすることもできるが、あえてそれはしない。
田舎の親戚はそういうスピード感に、付き合わせては悪い。


先に書いてしまうが、帰宅して姉に電話した結果はこうだ。

今日「尻手」という駅に行ったんだけど、郷ひろみのお父さんが勤めていたとネットに書いてあったよ。でも郷ひろみって福岡じゃなかったっけ?

「郷ひろみが福岡にいたのは一瞬だからね。それからすぐ東京に移ってる。お父さんは国鉄マンだったからね」

どうやら、郷ひろみ・お父さん・尻手駅員説は信憑性が高そうだ。

お父さんの銅像もあったよ
「え?ほんとに?」
冗談だよ・・
田舎の人は、信じやすいのだ。

つづく

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2017年6月13日 (火)

尻手の読み方しってた?

「鉄道オフ2017春 南武支線・鶴見線に乗って 都会の中の秘境駅 海芝浦駅への小さな旅」

9:30
待ち合わせは武蔵小杉の駅
JR武蔵小杉駅新南口改札
いつも乗降する東急の駅からJRの駅まではずいぶん離れていて、いわゆる「乗換」の範疇は超えている。
福岡市の「天神」駅における空港線と七隈線くらい違う
蒲田のJRと京急ほどではない
(いったい何人わかっていただけたでしょうか)


全員がそろったところで、この日最初の行程は「小麦工房みのや」でパンを買うこと。
名物のあんぱんを買って、行程途中のおやつにする。
そんな、おやつが必要なくらい今日の「旅の栞」は、乗換の待ち時間にあふれているということだ。


10:06
「武蔵小杉」から南武線に乗る
土曜日の南武線は乗車率100%を少し超えたところ。
座ることはできなかったが、そんな必要もない。


10:14
「尻手」到着
駅の看板によると「しって」と読むらしい。
「しってた?」と誰かがいう
皆が無視する
向かいのホームからちょうど電車が出て行った。
あれに乗れれば「乗換ゼロ分」だったのだが、焦る旅ではない。
時間はたっぷりある。

過去2度の鉄道企画
「0系視察隊」「いすみ鉄道」と比べれば、スケジュールはゆるく、移動距離も短い。
日頃の激務に疲れた企業戦士が羽を休めるにはもってこいの「心と体癒やし日程」である。
「レア路線乗り鉄子」サオリさんのセンスが光る。


ここからは「南武支線」
南武線は知っているが、支線があることすら知らない。
待ち時間はおよそ20分

ホームにベンチを見つけ、本日一回めの「乗換待ち」に入った。

つづく

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2017年6月12日 (月)

金槌が二階から降ってきた

バス停へ急ぐ
このバスに遅れると集合時間に間に合わない

今日はアラブ会の「鉄道オフ」
この企画は2年前の初夏、僕が提案した「青梅昭島国立~1日で3本の0系を視察する!」で始まった。
その秋には「いすみ鉄道と小湊鐵道で往く房総半島半周の旅」をアラブさんが企画。

今回はその第三回でサオリさんの企画となる。
題して「鉄道オフ2017春 南武支線・鶴見線に乗って 都会の中の秘境駅 海芝浦駅への小さな旅」
回を追う毎に、火曜サスペンスのようにタイトルが長くなっていく。
エクセルの関数(=len)で計算したら42文字あった。
この分で行くと次回は50文字を突破しそうだ。



土曜日だからクリーニング屋が開いている
その前を通ると湯気の香りが来た
とても懐かしくなる
衣服から水が抜ける匂い
これは家庭の匂いなのかな
そういえば、母は家でアイロンかけてたよね
昔は母がアイロンをかけるのが当たり前だったから


その二軒先で木造の家を建てている
まだ九時前というのに大工さんの朝は早い
前、ここは何だったかな。
思い出せない
ゼンリンの社員でもない限り、どこに何があるかを把握している人は少ない
確か、古い家があったような・・

ぼつっ

肩口に何かが当たって、下に落ちた
猫やカラスのような生態ではなく、静態のモノ
なんだ?
足下に転がっているものを拾い上げてみる

金槌(かなづち)だ
それが落ちてきた方向を見上げると、角刈りのおじさんが「あ、ごめん」と言った。

改めて金槌を見やる。
柄の部分が30cm、ハンマーが12cmくらいか
おじさんはむこう向きだったので、腰に巻いた道具入れから落ちたのだろう。

しばし、固まる

もしこれが頭に当たっていたら
今日はたまたまヘルメットを被っていないので(いつもだが)頭が割れて流血していたかも知れない。
まぁ死にはしなかっただろうが、それでも打ち所が悪いってこともある。

どうしたもんじゃろのぅ

しばし、とと姉ちゃんになって考える
再び角刈りのおじさんを見上げると、何事もなかったかのように淡々と働いている。
慌てて降りて来て「怪我はなかったかい?」と声を掛けるつもりは微塵もなさそうだ。
下手に謝って、ことが大きくなってはいけないと踏んだように見受けた。

これは一大事なのか?

いや、僕は怪我をしていない。
でも油断は禁物。帰宅して風呂に入ったら、肩に痣ができているかも知れない。
とも思ったが、バスの時間が迫っていることを思い出した。

金槌を投げ返すようなことはしない。
(投げたらまた、落ちてくるし)
そっと地面に置いて、先を急ぐことにした。

(後日通りかかると、建築現場全体が青い網で覆われていた。一応業務改善はしたらしい)

つづく

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2017年6月 5日 (月)

いつまでも言問団子


「五十番」改めタイ料理「ペンタイ」のある東京都墨田区業平4丁目を後にした俺たち一行は、本日の最終目的地である「言問団子」をめざす

一度、東京スカイツリー方面に戻り、ツリーの右側(押上駅のあたり)をかわしてツリーの反対側へ出る

ここで7年前「さかさツリー」を撮った橋へ皆を誘う
水面には確かに逆さになったツリーが映っていた
7年前はまだ7分ほどの高さだったので先端が川面に収まっていたが、634mに成長したツリーはその場所からはもうファインダーに収まらなかったぜ


気温は30度に迫っていて、俺たちの体力を奪っていくぜ
さっきまで騒がしかった3歳児はすでにベビーカーでおねむの最中
(もなかじゃないぜ)
ということは、その重みのあるベビーカーを押しているお母さんは大変だぜ

子育ては終わってみれば「大変だったけど楽しかった」と誰もが12文字で片付けるけど、やっている最中(さなか)の母親は大変だぜ
最近は「イクメン」とか「育休」とか言って、男が子育てごっこに参画して自己満してるようだが、母親の大変さはそんな上っ面なもんじゃない
本当に「母は強し」だぜ


30分くらいは歩いただろうか、ようやく「言問団子」に着いた時には、ほとんど会話はなくなっていたぜ

ここはメニューは1つだけで、店に入ると頼みもしないのにお茶と団子が出てくるんだぜ

道すがら、一度行ったきりの知識をひけらかしておいたんだが、店頭にあるショーケースによると最中のメニューが増えていたぜ
(今度は「もなか」だ)

小3の坊主には「中華と言ってタイ料理だったり、メニューは1つと言って2つだったり、この大人はいい加減だ」と思われたかもしれないぜ


参加者のうち1人だけが最中を頼み、あとは団子
最中の感想を聞くと「最中ですね」と言っていたぜ
まぁ今風でいう「ふつーに美味い」ということが言いたかったんだと思うぜ


名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと

「言問」(こととい)の名は、在原業平のこの歌にちなんでいるんだぜ
と、七年前にも書いたことだが、親切のため言っておくぜ


この場所の住所は「墨田区向島5-5-22」
向島(むこうじま)と言えば「ひよっこ」の向島電機を思い出したぜ
(この時点、物語ではまだ倒産前)

このあたりに向島電機のモデルになる工場があったんですか?とお店の人に尋ねてみたら、奥に店主を呼びに行ってしまったと思ったぜ

「この間もラジオの取材で聞かれたのですが、このあたりは料亭街ですから。工場は聞かないですね。申し訳ない」
と言われてしまい、恐縮したぜ
ほんと、こちらこそ、申し訳ないぜ

飲食店は栄枯盛衰が激しい業界だけど、穏やかな時間が流れる「言問団子」はいつまでも続いて欲しい場所だぜ

ということで、俺らは隅田川の風に吹かれながら、再開を誓ったんだぜ
誰もが暑さにやられていて、三囲神社に寄って、あぁライオンだぁと言うのを忘れて居たぜ

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2017年6月 4日 (日)

五十番は臨時休業だったぜ

この日、東京は今年初めて28度を超えていた。
曇っていて蒸し暑い
エアコンが効いた東京スカイツリーの建物を一歩外に出ると、誰もが無口になったぜ

小学生の参加者K君が、幹事の僕に尋ねる
「お昼はどこへ行くの?」

中華だよ

将来の日本を支える人材には、もう少し暖かく丁寧な対応をすべきだったかも知れないが、ちょっと口をきくのが面倒で、カンタンにいなしてしまったぜ

「行ったことあるの?」
K君はさらに食いついてくる
「五十番」に行ったことがあるのは僕一人
それもまだ東京スカイツリーができる前の話だ
僕の脳内には「中華の映像」が浮かんでいるのだが、他のメンバーの脳内に結んだ像は少しずつ違っていたかも知れない




一応、電話しとくね
スマホに入れておいた番号をタップする
すぐにコールが始まったが、なかなか「五十番」の人が出てくれない
お昼どきだから忙しくて、電話どころじゃないのかな?
とその場を繕うコメントをしたが、K君の額には「疑」という文字が浮かんでいたぜ
(キン肉マンか)

東京スカイツリーから歩くこと10分
たどり着いた「五十番」


近隣の駐輪場になっていたぜ
ガムテープでシャッターに留められた貼り紙には

お知らせ
しばらくの間.
臨時休業させて
いただきます。
店主

(原文ママ)

他人のことは言えないが、お世辞にも上手いとは言えない字

「2年で半数がなくなるという飲食店」だが「臨時」ということは、まだ閉まってはいないと言うことだぜ!と解説しようとしたが、不手際を自らフォロウしているように見られたらイヤなのでやめておいたぜ

この時、オレ自身ちょっと楽しくなっていたぜ
思い通りに行かないのが人生、思い通りにいかなくて、機転を利かして乗り切る方が楽しいってもんだぜ
と口に出したらK君に「大人はずるい」という目をされそうだったから、それも言わなかったぜ

井の頭五郎みたいに「さぁ店を探そう」とは言わず
すぐ、向かいにあった肉屋へ
ショーケース越しの店主と肉を買いに来たおばあちゃんに話しかける

五十番に来たんですけど閉まってるんで・・
この近くに食堂ありませんか?

おばあちゃんには「私はわからんよ」と退散されてしまったが、店主が答えてくれたぜ

「五十番はずいぶん長く閉まってるよ。食堂なら、すぐそこの風呂屋の隣りにあるよ。タイ料理だけどね。アメリカじゃないよ」

この日おろしたてのJ.Pressのシャツがニューヨーク・テイストを醸し出していたのか、なんで「アメリカ」なのか謎だが、礼を言ってタイ料理を目指したぜ

つづく

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2017年6月 3日 (土)

東京スカイツリーに行くならば「345」と「340」をお勧めするぜ

再集合の5分前には、2人のメンバーが戻ってきたんで「天望回廊のチケットは15分待ち」という情報を披露すると「もやっているから、上ってもいい景色は望めない」ということになり「展望回廊」は「次回のお楽しみ」に回すことにしたぜ
といっても果たして次回があるのかわからないが、まぁそういうことにするのが、予定調和ってもんだぜ


俺たちは今観て来た東京スカイツリー展望デッキからの景色について意見を交換したぜ

「高すぎて地上が遠い。建物が小さすぎて見応えがない」
「高いところにあるから、雲の影響を受けやすい」
「少しでも曇っていると遠くは見えない」

特に最後の感想は、ここに遠景を期待して来る人にとって致命的だぜ
東京スカイツリーが、ここ数年、年々来場者を減らしているというのがわかる気がする
「一度上ってみたい」やつは来るけれど「また来よう」ってやつはあまりいないんじゃないか?

「ここより東京タワーや東京都庁の方が、景色に迫力がある」
という意見も出ていたことを申し添えるぜ



結局、全会一致で「展望回廊(1,030円)」は見送ることにしたぜ
「展望回廊」のチケットを4階エントランスで売ってくれないのは、待ち時間が余計に増えて効率が悪い
でも、オレらみたいに「展望デッキに上ってみたら、視界が悪くて景色が見えない」という時、ここで「天望回廊」を取りやめることができる
そういう点ではよいことかも知れないぜ


展望デッキ(フロア350という名前だぜ)を後にしたオレたちは、下りエレベーター乗り場となる2フロア下までエスカレーターで降りた
「フロア345」に降りると、たった5mの違いだというのに、ずいぶん地上が近く感じて、景色に迫力が増したぜ
さらに「フロア340」に降りると、そこもいい感じだったぜ
しかも「345」と「340」には座ってくつろげる椅子があったぜ

「始めからここに来ればよかったな」
「誰かこういうことをネットに書いといて欲しいよね」

だから、オレが書いているぜ


当初の予定では「ソラマチ」でフリータイムをとる予定だったが、誰一人特に見たいところはないというので、1階の「THE SKYTREE SHOP」だけに立ち寄ったぜ

東京タワーに行った時は「東京タワーフィギュア」を買ったので、ここでも「東京スカイツリーフィギュア」が欲しいと思っていたら、海洋堂の制作による「TOKYO LANDMARK」が売られていたぜ


東京スカイツリー内公式ショップで限定販売
カプセル入りフィギュア
一個470円

全7種
■東京スカイツリー(原色)
■東京スカイツリー(粋風)
■東京スカイツリー(雅風)
東京スカイツリーの高さはおよそ12cm
■東京都庁第一庁舎
■東京タワー
■国会議事堂
■浅草寺雷門


東京スカイツリーまで来て「国会議事堂」を出したくないぜ
と思っていたら、主婦の参加者が「これ軽いからスカイツリーですよ」と言ったぜ
どれどれと2つのカプセルを持ち比べてみたけど、オレには重さの違いはわからない
日頃、デジタル秤に頼っているからな

結果的にその主婦が選んだ2つは、いずれも「東京スカイツリー(原色)」「東京スカイツリー(雅風)」たったぜ
「塩小さじ一杯」レベルで調理する、主婦の重量感覚はたいしたもんだと感心したぜ

つづく

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2017年6月 1日 (木)

東京スカイツリーからの景色は思いのほか小さかったぜ

エレベーターのドアが開くと、一気に光が広がる
「ようこそ東京スカイツリーへ」
係のお姉さんが、会話より1オクターブ上げた声で迎えるんだぜ

このあとしばらくここに居たので、いかにこのお姉さんたちが「歓迎の一瞬」に賭けているかがビンビンと伝わってきたぜ

さて「展望デッキ」に着いたところで時計を見たぜ
するとチケットを買った時点から20分が経過していたぜ

ということはエントランスで「15分待ちです」とお姉さんが言っていたのは「チケットを買うまでが30分、それから展望台に着くまでが20分です」という意味だったことになるぜ

オレが関西人だったら、どういう意味やねんと突っ込みたいところだぜ


さてここで「30分後にココに集合」というルールを決めて、独自散策をすることにしたぜ
ただ、オレがトイレに行きたかったということなんだけどな


トイレはどうやらこの展望台に男女1カ所ずつ
「大」は一つしかなかったぜ
地上350mまできて「大」をするやつがどれだけ居るかはわからないが、その一人となったオレとしては、ちょっとトイレ少ないんじゃないかと心配になったぜ


さて一回りするか
と外を見やると、なんだかもやっているぜ
4階の掲示板にあった「富士山×」「横浜×」は確かな情報だったぜ
最前列は人垣ができているので、空くのを待つ
前方には「東京ドーム」らしき白い天井がみえたぜ

東京ドームってこんなに遠かったか?

そこから右回りに行くと、あちらこちらに記念写真特設ブースがあって人が並んでいたぜ
そして「天望回廊」のチケット売り場は「待ち時間15分」と出ていたぜ
この施設における「15分=50分」からすると、これはえらいことになりそうだぜ

右に回っていくと、なんだか川が太く感じたぜ
隅田川は墨田区より上流のほうが太いのかな
なんてことを考えていると白い天井が見えたぜ

え゛あれって東京ドームか?
一回りするのに5分とかかってないぜ

もっと一周は15分とかかかるくらい直径が太いイメージだったな
東京スカイツリー、意外とスリムだぜ
再集合までまだ20分もあるぜ
まいったな
座るところもないし・・
居心地悪いな、東京スカイツリー
なんだか、この時点ですっかりテンションが下がってしまったぜ


そういえばまだ「東京タワー」を見ていないのを思いだしだぜ
「東京ドーム」よりちょっとだけ左回りに戻ると、か細い姿がビルの合間に見えた

東京タワーってあんなに目立たないのか?




写真を撮ろうとするとiPhoneのファインダーでは、その存在がわからない
撮れた写真を確認しても、どれがそうなのかわからない
もやっているというのもあるが、基本的にスケールが小さい
東京スカイツリーからの景色は思っていたのとは、ずいぶん印象が違っていたぜ
つづく

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2017年5月31日 (水)

東京スカイツリー 当日券売り場~エレベーター

七年ぶりに俺たちは、ここ東京スカイツリーにやってきたぜ
といっても当時はまだスカイツリーは成長のさなかだったぜ



待ち合わせの場所「北エントランスのドアの所」には30分も早く着いてしまったぜ。
幹事だから、今のうちに情報収集するぜ

・今日、富士山は見えない(眺望可不可の掲示板がある)
・当日券は買ったらそのまますぐ展望台へ上らなければならない(順路なので)

当日券入り口に立っているお姉さんに現在の待ち時間を尋ねると「10分くらいですね」ということだったぜ
事前の下調べ通り、土曜の午前中は空いているみたいだぜ(甘かったが)


エントランスの外は日が差している
暑いから日陰のベンチに腰掛けていたら、今日の参加者(大人4、小学生1、幼児1)が時間厳守で集まってきたぜ
早速、当日券売り場に並ぶ
その時にいま一度、件のお姉さんに確認すると「15分くらいです」ということだったぜ


並んでいるうちに、ここ4階エントランスでは「展望デッキ(2,060円)」のチケットしか買えないことがわかったぜ
東京タワーと同じ売り方だが、面倒だからいっぺんにまとめ売りして欲しいとメンバーは異口同音に言ったぜ(この時は)


俺たちの番が来た
どこかの格安ステーキ店みたいに「テーブル毎のご精算をお願いします」なんてことはなくて、お財布が違う人ごとに買えたぜ
料金が発生するのは4歳からで、一人はタダだったぜ


チケットを買うと、そのままエレベーターへの順路に流れる
その途中に手荷物検査があったぜ
けっこうな人が集まるなソフトターゲットであり、関東に地上デジタル放送を届けるという重要施設でもあるから、そこは当然だぜ

だけど荷物を開けてるのに、さらっとしか見てない気がしたぜ
まぁベビーカーを押してる団体だからかな

エレベーターは4基あって、直前まで来るとそれぞれに仕分けられる
乗る前にはそれぞれのエレベーターに施された「江戸切子」の趣向について、男性係員から説明があったぜ
それぞれ季節の設定が異なり、俺たちが乗ったのは「夏」のエレベーター
東芝ってのが造ったんだぜ


エレベーターの中にガイドさんは乗っていないぜ
上昇し始める
「外、見えないんだ?」
「あ、思った」
俺たちの会話に他の団体もうなずいていたぜ

途中で耳がきーんとなったのでつばをのみこんでいたら「50秒」で着いたぜ
「はやっ」
と他団体の誰かが言ったけど、俺たちはスルーしたぜ
だって、説明で言ってたじゃん

つづく

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