2017年12月31日 (日)

トランプvs朝鮮民主主義共和国

しらべるが選ぶ2017年の5大ニュース

第1位
トランプvs朝鮮民主主義共和国(以下、北朝鮮)

2017年1月に就任したドナルド・トランプは歯に衣着せない。
過去の行動や公約の是非は置いて「わかりやすさ」という点で言えば稀代の政治家である。


日本でわかりやすい政治家と問われたら「稲葉修」を挙げる。
子どもの頃、学校から帰りカバンを置くと宿題もせずに国会中継を見ていた。
それは、稲葉法務大臣を見たかったからだ。
初めて彼を見た時、誤解を恐れずばか正直な受け答えをする姿に目が点になった。

それは、僕にとって初めて見る「ずるくない大人」だった。
もちろん、身の回りには父と母をはじめ、ずるくない大人はたくさんいたのだが「守るべき立場・組織」があり、それを攻撃されやすい立場にいる人のなかで・・という前提でだ。


そのわかりやすさは、異質のものだが、トランプの「わかりやすさ」そのものは否定要件ではない。
「わかりやすさ」は話が速い。
だから「わかりやすさ」は他人から時間を奪わない。
だが「わりやすさ」は、攻撃にさらされて不利だ。
多くの人が日々の平穏を願う。
だから、日本人の多くはわざと「わかりにくく」人に接している。
平穏を手放すことは勇気を要する。


トランプvs北朝鮮の舌戦は、わかりやす過ぎてはらはらした。

極東が戦地となっても、アメリカは遠くにある。
かつて湾岸戦争時、日本国民がそうであったように、ニュースでテレビゲームのような戦争を見物してある人は偽善者となり、ある人は快哉を叫ぶ。
だが、日本は戦地に近い。

基地がある町の住民、日本近海に出漁する漁業重視者にとって、爆薬が弾ける映像をモノクロの記録映像ではなく、臨場感溢れる立体動画で見る恐れが、深海を漂う難破船のように、心に静かに沈む日々


それは「地政学的リスク」というらしい。

武力衝突の可能性が高まり、株式や商品相場の暴落が懸念されること
(しらべるの定義)
主に証券用語であり、株投資をしていない人の目には滅多に触れない。


2017年3月、アメリカがシリアを爆撃。北朝鮮にも軍事圧力を高めた頃から、相場関係者が使い始めた。

9月3日に北朝鮮が核実験を行ってからは、軍事行動の憶測がピークとなり、東京証券取引所の株価は「緊張」と「安堵」を繰り返した。
緊張が高まれば地政学的リスクに「弱い」業種が下がり、資金は「強い」業種へ向かった。

■強い
エネルギー資源
素材・化学
情報通信サービスその他
運輸物流
食品

■弱い
鉄鋼・非鉄
不動産
金融全般


トランプと北朝鮮がメディアを舞台に繰り広げる「舌戦」は、わかりやす過ぎて、危機感がすっかり麻痺してしまった。


今年も「しらべる」「しらべるが行く!」を読んでいただきありがとうございました。
2018年も時々読みにきてください。お待ちしています。
よいお年をお迎えください!

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2017年12月30日 (土)

至極まっとうだった「排除発言」

第2位
総選挙 与党が議席を伸ばす

10月22日(日)
第48回総選挙

インターネット選挙運動が解禁された前回(2014年12月)との違い
■10議席が減らされて衆議院定数が465になった
小選挙区が295→289(6減)
比例選挙区が180→176(4減)
■97小選挙区の区割見直し
■選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられた


時系列の記録
9月初旬
安倍晋三首相が解散の意向を固めたと報道され始める

9月25日
安倍晋三首相が衆議院解散を表明「国難突破解散」と命名した

9月28日
衆議院解散
民進党(旧民主党)が事実上の解党

10月10日
選挙公示

10月11日
期日前投票開始

10月21日
台風21号の到来に備えて、兵庫県南あわじ市、徳島県牟岐町、高知県宿毛市などの離島で繰り上げ投票が実施された
期日前投票者21,378,400人(過去最高)

10月22日 (日)
投開票
20:00投票終了時、NHKGは「自公310議席うかがう」とした。
結果は自公で313
自民は改選前議席と同じ284議席を獲得。
定数10減を加味すると議席拡大となった。



第48回総選挙から遡ること3ヶ月前に行われた都議会選挙
改選前議席最多の自民党が議席を減らし「都民ファーストの会」が第一党となった。

民進党が都民ファーストの会を母体とする「希望の党」に合流するという策に出ることは、安倍晋三の読みにはさすがに入っていなかっただろう。
「与党は解散判断を誤った」という空気を救ったのが、小池百合子の「排除します」発言だということになっている。

小池百合子が民進党員のうち、思想傾向が異なる政治家の合流はお断りするという「排除」発言。
政治家として、まっとうなものだ。
何が悪いのか、わからない。


ところが、メディアはあれだけもてはやした小池百合子を一転して叩く。
排除発言はいったい、どれだけの有権者の耳に届いていただろう。
どれだけの有権者が、それに嫌気をさしただろう
すべてはメディアの「手のひら返し」だ。

そもそも、自分ファーストの問題提起を連発して迷走する都知事を、都議会選挙であれだけもちあげたのは誰だったのか。

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2017年6月22日 (木)

自分ファーストの会

政治家はパブリックサーバント
公僕でなければならない

あるいは、政治家はライフワークの政策を持たなければならない
それがない政治家は「職業政治屋」である



かつて、名古屋市長 河村たかしは「減税」という「公僕の起点」をかざし「リコール」という手法で議会勢力を塗り替えてみせた。

かつて、衆議院議員 小泉純一郎は「郵政民営化」というライフワークを掲げ「抵抗勢力」を際立たせる手法で、その本懐を成し遂げた。



公僕でもなくライフワークもない政治屋が「抵抗勢力」という手法だけ真似、議会勢力を塗り替えようとしている。
そんな「自分ファーストの会」に我田引水してはいけない。

「盛り土」という本来、なくても大勢に影響ないものを、あたかも食の安全を守る生命線であるかのように祭り上げ、鬼の首を取ったかのように論い(あげつらい)政争に仕立てた「自分ファーストの会」は狡猾だ。

かつて、小泉が挙げた「抵抗勢力」は確かに、郵政族の抵抗勢力だった。
だが、盛り土、豊洲移転決定といったプロセスがあたかも「歪んだ都政」だったかのような「印象操作」は、もはや手法とは言えない。



それでも気まぐれは起こる
その進撃を停める者はいない
絶望的な断絶

どうしたもんじゃろのぅ

今はこの不明快な混沌を「とと姉ちゃん」の常子がよく嘆いたように、穏やかなため息をついて見守るしかない

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2017年6月10日 (土)

橋下徹の話しが心を捉える理由

第一部決起大会が終了すると「マスコミ」は退席を求められた。
そして予定時間より5分早く、橋下徹が登場した
前日は別の会場で「1時間40分で話した内容ですが今日は1時間しかないですから」

「皆さん本当に変わってますねぇ
日曜の朝から政治の話しを聞きに来ますかねぇ」

もっともだ。おおいに同意する

「今日は政党選挙の話しはできません
つまらない地味な話しばかりで、面白おかしいところはありません。聞くのは五分が限界だと思いますよ」

そうなのか・・
まぁ何でもいいや
たまには、そういう堅い話をする橋下徹を見るのもいいじゃないか

彼は時折、聴衆に問いかける
「東京都の東京長期ビジョンを知っている方、どれくらいいますか?」
ほとんど、手が挙がらない
東京都庁のウェブページに載っているらしいが、見たことはない

別に東京都側の周知不足ではない
メディアが取り上げないからでもない
我々、有権者に「関心がない」からだ

無関心な有権者が相手だから、ピコ太郎と踊ったり、キャッチーなフレーズで政策をデコったりする政治家が幅をきかす。
要は嘗められているのだが、嘗められても仕方がない。
事実、そういう人を選んでいる。


講演は予定時間を前後5分ずつ延ばし70分
「聞くのは五分が限界だと思いますよ」と脅した割には、示唆に富み、知識の在庫が整理整とんされるような時間だった。
これを「おもしろい話し」と呼ばない道理はない
漫談を聞きに来たわけではないので、可笑しくなくてよかったのだが、十分に可笑しかった。


書籍は滅多に会えない人の話を聞くのに、とても有効な手段だ。
だが、人の話はこうして直接聞くのが最もコンパクトにまとまっていてわかりやすい。
(話すと逆に意味不明な人も多いが)

「つまらない話しだ」と言っていたが、十分「つまる話」
できれば、また聴きたい
テレビに出ているのは知っているが、あれは無理だ
テレビ番組では魑魅魍魎(コメンテーター)がセットで付いてくる。
あれは、精神衛生に悪い。


橋下徹の話しを聞きながら考えていた
彼の話しはなぜ、ここまで人の心を捉えるのか
恐らくそれはこういうことだろう

橋下徹は
正しい抽象化ができている
本質をとらえ
そこに対しては徹底的にマニアック
一方、不要なことには、首を突っ込まない、手を出さない


そうありたい
不要な課題から降りなければならない

おわり

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2017年6月 9日 (金)

日曜の朝 橋下徹を聴きに行く

たまには日曜の朝、橋下徹の話しを聴くという試みも悪くないな
そう思った僕は「橋下徹講演会」の抽選に申し込んだ
定員は1,000人
結果は当選で、入場券が送られてきた


■橋下徹の略歴
橋下徹は「政治家を引退」しており、自らを「私人」と呼んでいる

1969年6月29日
生まれる

2008年1月
大阪府知事選挙で当選

2011年
大阪府知事を辞職。大阪市長選挙で当選

2012年
9月12日、国会議員の合流を得て政党要件を満たし、国政政党「日本維新の会」を設立

2012年
第46回総選挙に多数の候補者を立てた
「みんなの党」と政策協議
「太陽の党」石原慎太郎と個人的に連携を模索

2015年5月17日
住民投票で「大阪都構想」が否定された

2015年12月
任期満了に伴い大阪市長に立候補せず退任「政界からも引退する」とした



東京マラソンの倍率は10倍だが、果たして橋下徹の倍率がどれだけかはわからない。
ただ、東京マラソンの場合、応募したことを公言することに抵抗はない。
当たると誰もが「スゴイね」と言ってくれる。
だが、橋下徹の場合、応募したことすら公言するのがはばかられる。

既に政治家を引退しているとはいえ「橋下徹を聞きに行く」と言えば、ある一定の人達は「motoさんって政治活動もするんだ」と受け取るだろう
日本では「政治活動」をする人は怪しい人という概念がはびこっている。

別に「勧誘」といった活動をしなくても、政治に興味と関心を持つことは悪いことではないし、むしろ、有権者として必要なくらいだ。

ところが、昭和の時代に「政治家=汚職」という構図が、メディアを通して有権者に刷り込まれてしまい、誰もが政治に目を伏せるようになった。
目を伏せたいくらいだから、話すのはやばい
いつしか「政治の話しはタブー」になってしまった。
その状況がもう40年近く変わっていないのである。

ここらで影響力のある誰かが「関心を持って、周りの人と話そう」と言って然るべきなのだが、アベノミクス以降、世の中はそこそこに「食えて」いるので、まぁそこまですることもないかぁというところである。

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2017年6月 8日 (木)

日本維新の会の今

壇上の右側には来賓の皆さん、左側には東京都議会選挙に立候補する皆さん

「日本維新の会」が東京都議会にもつ現議席は「1」
唯一の現職は柳ヶ瀬裕文
このイベントは柳ヶ瀬の選挙区で、基本的にその有権者をターゲットに行われている


「日本維新の会」は2012年12月の総選挙で、第二局をめざして生まれた政党
公募により政治を志す同志を集め、衆議院進出をめざした
中央集権、官僚による政治を打破して、既得権益の解体に挑む。
消費税地方財源化、地方交付税交付金廃止を謳う。
これが実現すれば、主要都市はさらに栄え、過疎都市は廃れる。
その受け皿が道州制という筋書きである。
(しらべる2012年9月記す)


2012年9月12日
設立宣言 現職国会議員7人が参加して政党要件(国会議員5人以上)を満たした。初期の7人を見る限り、先々の人材難が憂慮された

2012年11月17日
太陽の党と合併
石原慎太郎代表、橋下徹代表代行の体制に移行


「日本維新の会」は自らを「しがらみのない政党」という
既得権益をもつ者、富裕層、定職保有者にとって、その存在は不確定要素。
従って、既得権のない層または、しがみつかない層が支持層と言うことになる。
「日本維新の会」は7月の東京都議会選挙に「6人」の候補者を立て「6/127」を狙う


右側のグループに、見たことのある顔がいる
僕の記憶が確かならば、あの苦虫をかみつぶしているおじさんは渡辺喜美じゃないか?

2014年「みんなの党」解党後、2016年7月の参院選で「日本維新の会」から出馬して当選している
挨拶に立つと破顔一笑、突然元気になった
さすが政治家だ
「今日は地元の那須塩原から新幹線で来ました」
知らない人は、なにを言っているのかわからないと思うが、彼の地元は栃木
次の衆議院選挙では、鞍替え立候補を表明している

現在の東京都議会における政党の構図を「親安部」「反安部」「親小池」「反小池」で分類した話しはわかりやすかったが、話の最後に「
親安倍・親小池の改革大連合を目指すべきです」と小池寄りを標榜したのには違和感があった

よく言えば「是々非々」
悪く言えば、彼と党の意思統一が成されていないのだろう。

政治の世界では「よいことはよい、悪いことは悪いと、立場の属性にとらわれずに判断すること」を是々非々という。
政治、思想、宗教、嗜好などの立場がちがうと、すべて「非」
政治、思想、宗教、嗜好などの立場が同じだと、すべて「是」
とするのではなく、案件毎に是非を判断。
是とするならば協力していこうとする姿勢を是々非々という。

●実際に使われた例
共産党と呉越同舟するとは思わなかったが、首都移転については是々非々でいきましょう
(2001年 国会等の移転に関する特別委員会等 石原慎太郎参考人)
政策により「是々非々」で対応することは「主権在民」を矜持とする政治として理に叶っているが、悲しいかな、政治の素人から見ると分かりづらい。

つづく

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2017年6月 7日 (水)

日曜の朝 柳ヶ瀬裕文

初夏の朝
東京の気温は20度を超えて、じりじりと上がり始めていた
日曜日のこんな早い時間に、外にいることは珍しい
いつもならば、一週間の疲れを抜くべく、まだ布団の中だ。

開場の10分前、会場入口にはすでに200人が並んでいた
数取器でかぞえた訳ではないが、10人ずつブロックにしていくと×20組になった

定員は1000人と聞いているので、皆さんずいぶん早い仕掛けだ。
早く来た人の多くは、できるだけ間近で彼を見たいと思っているのだろう

かくいう僕もその一人だ
セミナーや講演を聴くときは最前列と決めている
別に眠りに行くのではないのだから、最前列に陣取り、自らに「さぁ集中して聴くぞ」というスイッチをいれるためだ。

9:30
開場と同時に僕らは会場に吸い込まれていく
ホールにつながる廊下には、この選挙区から立候補している柳ヶ瀬裕文が来場者と握手を交わしている。
彼の支持者としてここに来たわけではないが、握手を求められて拒むのもばつが悪い
僕の番が来たら、笑顔で応じようと思っていたら、前にいたおじさんが握手しながら自己アピールを始めたので、僕はその脇を通り過ぎることになった


「最前列からお詰めください」
仕事のセミナーでは、そう言われても後ろに座る人が後を絶たないが、今日は誰もが言われなくても、そうしただろう


前方に座高が高い人や、バスケットボールの選手がいないのを確認して、演壇の真正面に陣取った
登壇した演説者と目が合う距離だ(合わなくていいけど)


「一階、満席を確認して」
緑のジャンパーを着た係員が呼ぶ
僕の周囲も一席の空きもなく埋まっている
左側には40代女性
右には40代男性
(いずれも推定)
椅子には肘掛けがついているが、誰もそれを使わない
大股を広げたり、足を組んで陣地拡大を測る下品な者もいない
一応、常識的な人の集まりと言うことか

メインゲストの講演会を前面に出しているが、実際には東京都議会選挙をにらんだイベントである。


小池百合子率いる「自分ファーストの会」(だったかな)
が議会与党自民党の議席を引き剥がそうと挑む一大イベントが一ヶ月後に迫っている

首長率いる新興地域政党が議会を席巻した例として、河村たかし率いる「減税日本」が名古屋市議会で第一党となったケースがある。

河村たかしが仕掛けた「名古屋トリプル戦」で実現した「市議会リコール」を受けた2011年3月13日の名古屋市議会選挙

河村たかし率いる「減税日本」が第一党となり、彼の出身政党である「民主党」が第一党から第四党に滑り落ちた

政党 改選後 改選前
減税日本 28 1
自民 19 23
公明 12 14
民主 11 27
共産 5 8

河村たかしの「パブリックサーバント」としての矜持に比べると、対極にある小池百合子が同じ結果を出すとは予想できない。
だが、投票するのは東京都民の皆さんであり、何が起こるかはわからない。

つづく

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2017年3月28日 (火)

今日は利確日

今日は株の投資家にとって、1年間を通して重要な日「利確日」です。
権利確定日、略して利確日。
ただし、事実上の利確日です。


なんの権利が確定するかというと主に「配当」です。

配当とはなにかというと、企業から株主への利息と言えます。

業績などの事情により、企業は1株あたりの配当を決めて公表しています。
1株10円のところもあれば100円もある。

通常、日本の株式は100株単位で買うことになっていますので、配当100円の株を100株持っている株主は10,000円の「配当」がもらえることになります。

その配当をもらえる権利が確定する日が「利確日」です。
概ね、配当をもらう権利が確定するのは決算日。
つまり、事業年度の最終日です。

従って、証券取引上の「権利確定日」は3月の最終取引日。
2017年の場合、3月31日です。

ところが、ルール上権利確定日に株を買っても、権利はもらえません。
その流れは次のようになっています。


■権利取り日(2017年は3月28日)
権利確定日の3営業日前
「この日に購入しておかなくては権利を得られない日」を「権利取り日」と言います。

   ↓   ↓

■権利落ち日(2017年は3月29日)
権利取り日の翌営業日
「権利取り日」に買った株を「権利落ち日」に売ったとしても、権利を失うことはありません。

   ↓   ↓

■権利確定日
権利をもらえる権限が確定する日。
名目上はこの日が「利確日」なのですが、実際には権利取り日に買っていれば「権利落ち日」に売ってしまって「権利確定日」に、その株を持っていなくても「権利確定」するのです。

ややこしいですね。
従って、冒頭で今日が「事実上の利確日」と言ったわけです。


配当狙いの投資家により「権利取り日」に株価は上がる傾向にあります。
そして「権利落ち日」には下がる傾向にあります。
どれだけ下がるかというと、その会社(株)の配当金額相当が目安と言われています。
例えば、配当が10円の会社ならば、権利落ち日に株価が10円下がるということです。


株投資をしていない方も、自分の会社が上場しているならば、今日明日と株価の動きをチェックしてみてください。

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2017年1月 1日 (日)

2016年の5大ニュース 1位は

しらべるが選ぶ2016年の5大ニュース

1位
舛添要一が都知事辞任届け


舛添要一は公費で多数の美術品や「クレヨンしんちゃん」を買うといった支出が、政治家の資質に欠けると批判され、自ら辞任した。
2016年は、同様に政務調査費を私費に流用していた地方議会議員の辞任が相次いだ。
韓国では利益供与の嫌疑により大統領が弾劾されたが、まだ辞任していない。



2016年、彼らの有権者は、権力の座に居座る者に対して不快感を覚え、憂鬱な日々を過ごさなければならなかった。

夜、家に帰ってニュースをつける。
今日は「辞める」と言っただろうか?
え、まだ辞めてないの?
このまま居座るつもりなのか?

心を痛めて暮らすことは不毛だ。
本来ならば、知事や大統領の動向に左右されることなく、目の前の一分に集中する。それが人の営みである。

有権者を憂鬱にし、ある時は恐怖すら与える政治家は万死に値する。


二重国籍問題をひた隠しにしてきた蓮舫は、その事実を公表したものの「嘘をつきました。ごめんなさい」とは言わない。
なぜならば彼女は「他人をおもしろ可笑しく揶揄することと、自らの行いに言質を取らせないことに長けた」政治家だからだ。

「私が間違っていた」という言質を与えないために繰り返す常套句「ご疑念ご懸念をおかけして真摯に反省」が空虚だ。
蓮舫のことばには常に「敵意」があり、真心がない。

辞めるどころか、民進党の国会議員は蓮舫を党首に選んだ。

サラリーマン社会では、プロジェクトに失敗したリーダーが、直後に昇進することはよくあることだ。
それは、その人材が既定路線に乗っているからである。
一部の高学歴者にとって、出世コースは出来レースなのだ。
社員の「投票」で人事が決まるならば、間違いなく失脚する。


一方、人々の「投票」によって選ばれる政治家が、不祥事の後に選ばれるのは、他に選ぶ人がいないか、選ぶ人たちが腐っているのだ。


幸い民進党首の出番といえば、ニュースにおける「野党の反応」をコメントすることくらい。
従って有権者は1日のうち数秒間、我慢すればよいが、もしも彼女が都知事選に立候補して当選していたり、与党の党首に選ばれたりしていたら、心を痛める有権者がさらに多くなったことだろう。


自らの行いが信義にもとると思えば、人はそれを形で表さなければならない。
迷惑をかけた人に詫びる。
権力の座にいるならば、その座を退く。

政治家の中には、一定期間下野したあと「禊ぎは終わった」と言って、その座に戻ろうとする人もいる。
だが、それとて「選挙」という審判で、有権者の赦しがなければ戻れない。


嫌疑がかかった時、人は自らをどう処すべきか。
詫びず、居座り、居直る者たちに、これからどのような未来が待っているのだろう。
2016年はそれを考える機会に多く恵まれた年となった。


2017年は、そんなものに恵まれたくはない。


明けましておめでとうございます
今年も「しらべるが行く」は毎日1話
「しらべる」は毎日更新の世界記録を更新していきます。
ときどき、思い出して読みに来てください!

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2016年11月10日 (木)

驚天動地 トランプ勝利 迎え撃つ官尊民卑の国

これはもう、驚天動地と呼べる事件だ。
トランプが勝つとは、びっくりぽんである。

ここはアメリカ人になったつもりで、トランプに投票した人の気持ちを想像してみよう。


トランプは「メキシコ国境に壁を作ったり」「異教徒に厳しい政策をとって」くれる僕らの味方だよ。
この国を僕らに有利にしてくれる。
日本や韓国に圧力をかけて、軍事費負担を積み増さなければ「軍を引き上げるよ」と脅してくれるはずさ。

トランプならば、日頃、僕らがおびえている脅威、不満をわかってくれて、閉塞感を打破してくれる。

メディアは彼の言動を「暴言」と呼んでいるけど、それは僕らに言わせれば「歯に衣着せぬ率直な物言い」に過ぎないよ。
誰だって、バーでは気心知れた友達に、あれくらいのことは言っているじゃないか。
それに、これまでは極論を言っていたけど、それは選挙戦略であって、実際には人の道を外れるようなことはなく、大人の政治をするんじゃないかな。
むしろ、妙におとなしくならないか、そっちの方が心配だよ。



勝手にアメリカ人の気持ちを代弁したところで、日本人の気持ちも代弁してみよう。

誰が大統領になっても、実は問題ないんだよ。
日本は「官尊民卑」の国だから。
他の国のことは知らないけど、日本は大丈夫。
日本の官僚がどれだけ優秀か、そしてどれだけ狡猾か。

「トランプがなるとは想定外です」
なんて寝ぼけた発言は、ポーズで言うかも知れないけど、実際にはきっちり準備しているから安心さ。

要は政治家と官僚のチームワーク。
その点では、そこが不透明なトランプチームよりも、実績がある日本に分があると思うけどね。

それに今は、世界中でもっともこまめに外国を回って、そこそこに顔の利く人が政治のトップだからね。
簡単にトランプから嘗められるようなことはないよ。
これが前政権当時だったらと思ったら、ぞっとするけど、今はそういう心配がないから助かるね。

まぁしばらく、メディアの大騒ぎにのって、あぁでもないこうでもないっていう話で焼鳥つつくのも、一足遅いハロウィンみたいで一興だね。


(あくまで、想像です。考えには個人差があります)

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