2018年2月17日 (土)

1990年代の元春クラシックを誰もが幸せに聴ける理由

アンコール #2

ヤァ!ソウルボーイ
アルバム「フルーツ」
1996年発売


「今日は初日だからね!」
といって「スウィート16」
だから、どうだというのは意味不明だけど

アルバム「スウィート16」
1992年発売


初めて双眼鏡で見る元春のステップが激しい。
確か彼が20代の頃のライブ映像でも、こんな感じだった。
今、それがレンズを通して目の前にある。
言葉にならない違和感がある

家に帰ってじっくり考え、少しは言葉にできたので、ここに書いておきたい。

あの激しいステップは、僕にとって20代の「狂おしい元春」
「誰も上手いねと言ってくれなかったけど、誰もがスゴイねと言ってくれた」頃の元春のものだ。
彼はこの30年、ずっとあぁして来たのだろうか。
僕に見えていなかっただけなのだろうか。
それとも、彼があのステップに回帰する、何らかの意気込みを抱えてこのツアーに臨んでいるのだろうか。

ライブの大半で見せていた「険しい表情」
僕はそれをみて、彼の健康を願わずにいられなかった。


アンコール、ここまで5曲すべて「90年代」
安心して聴ける、誰もが幸せに聴ける年代だ
別に悪く言うわけではないが、1980年代後半「VISITORS」からのメドレーは、元春ライブの中でも異色の空間になる。
その時代がファースト・インプレッションの人、会場で踊るのが楽しみな人にとって「たまらない」コーナーかも知れないが、そうでない人にとって、少し居心地が悪いのである。


そして、最後に「これはどう?」
「アンジェリーナ」
アルバム「Back to the street」
1980年発売

やはり、ここはそれでお願いしたい
この曲があって、僕らは幸せな気分で帰りの地下鉄に乗ることができるのだ。
結果的に「SOME DAY」はやらないのだが、それについて不満はない。
それはまた、いつか別のホールで聴けばいい。
この時はそう思っていた。


「東京では4月に大きなホールでのライブも待っています。また会いに来てください」

東京特別講演
2018年4月1日(日)
TOKYO DOME CITY HALL
収容:3,000人
ここ日本青年館ホールが1,249席なので「2.4倍」
確かに「大きなホール」だ。


いつものツアーならば、東京国際フォーラム(5,000席)+横浜公演
今回は横浜なしで、東京2回。
TOKYO DOME CITY HALLは、元春にとって初めてのホールだ。

「東京五輪前であること、改装中のホールが多いことで、会場を押さえるのが難しいからね」
と仲間が言う。

思うところあって、後日チケットを探すことになるのだが、東京特別講演は既に完売していた。


21:15
終演
いつものように、スタンドマイクを客席側に180度向きを変えることもない
いつものように、バンドを先にやって、最後に元春が振り返り僕らに手を振って袖へ消える
そして、客電が灯いてアナウンスが入る
「本日の佐野元春公演はすべて終了いたしました」
僕らは、即座に終演を理解して荷物をまとめにはいる。


「外苑前」までの舗道の途中で、フィッシュ&チップスを僕が強く推してブリティッシュバー「HUB」に入り、それからおよそ2時間、僕らは近況を交換し、次々に服を脱いでシャツ1枚になるまで旧交を温めた。



<そして、最後に>
この日使った双眼鏡について

品名:コンサート用 10倍 手ブレしにくい改良版 10x22
ブランド:SuperSunny
価格:1,480円(ネックストラップ付属)

アイカップを付けた状態で160g。
首からかけておけるので、ライブの間まったく気にならなかった。
「Amazon購入に限り、12ヶ月間、いかなる理由でも返金保証」を謳っている。

初めて双眼鏡で見た佐野元春 MANIJU TOUR レポート

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2018年2月16日 (金)

元春のもとに集まった90年代の幸せな記憶

20:49
終演
COYOTE BANDをステージ前に集めて、駆け足で左の袖へ消えていくいつもの元春
誰もがいったん、着席して給水・・
と思ったら

20:49
元春たちが戻って来た

はやっ!

プロミスかと思った


アンコール#1は、いつも通り「元春クラシック」への回帰
でも、時計の巻き戻しは「90年代」



「新しい航海」
アルバム「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」
1989年発売
元春が笑顔になる、この曲はファンも誰もが笑顔になる
元春と過ごした1990年代、幸せの象徴なのだ。
「失われた時代」の入口であり、世相は暗かったのかも知れないが、世の中は1994年からのインターネット普及、1995年からのパソコン普及で激変した。
元春は1994年3月13日に、日本初アーティストのホームページ「Moto's Web Server」を立ちあげ、時代を先導した。
僕らはそれに着いていった。

上半身をグレーのTシャツに替えた元春
でもよく見ると、ズボンはさっきまでと同じに見える。
半袖から出た白い腕が、ギターをかき鳴らすと、その二の腕の筋肉の動きまでも見ることができる。
「双眼鏡ライブ」すっかり、気に入ってしまった。


「レインガール」
アルバム「The Circle」
1993年発売

TOYOTAの乗用車「カルディナ」のCMに採用された曲
その直後に、このクルマを買った元春仲間も数人いた。
アルバム「The Circle」には「阪神淡路大震災」が重なる。
「君をつれてゆく」で震災を予知したような内容に驚き、そして心を寄せた。
元春ファンの交流が盛んになり、1人だった僕らがネットを通じてコミュニティになった時代だ。


「約束の橋」(ナポレオンフィッシュと泳ぐ日)
ここで初めて立ち上がってみた。
後ろの人には悪いけど
傾斜がとてもきつく、元春を頭の上から見下ろすような画角。
少し、めまいがしたほどだ。

以前は利き腕の左手を突き上げると、となりの人とぶつかるので自粛していたが、今は右腕を突き上げるのにも慣れて、遠慮が要らなくなった。
この曲に、言葉は要らない。
この曲がなければ、きっとぶーたれる^^;)


元春とCOYOTE BANDは一旦、ここで袖へ下がる
またも「はやっ」と驚かせるかと思ったが
今度は少しだけ、間隔をあけて再登場

初めて双眼鏡で見た佐野元春 MANIJU TOUR レポート

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2018年2月15日 (木)

ピアノマン元春の顔が険しい

20:02
ライブ再開
元春は上下スーツ姿
ダークスラックス
襟の浅いダークジャケット
白シャツ
黒ネクタイ

この20分の間に、近場でお通夜にでも行ってきたのか
1つだけ変わっていないのは「靴」
靴コレクターとしては、靴を詳細に観察できたのが双眼鏡を持ち込んだ一番の収穫だった。

紐付きのレザーブラック
一見、サラリーマンが履きそうなフォーマルシューズ
だが、ミッドソールが厚い
(外見でわかるので、シークレットというわけではない)
そして、目を引いたのがアウトソールから踵にむけての形状だ。

オランダの木靴のようみ丸みを帯びている。
底面があれだけ丸い靴を履いたことがない。
ジャンプ、ステップに効果を発揮するのだろうか。

この後、アンコールでも若干の「お色直し」があるが、靴だけは最初から最後まで一貫してこの「ジャンプ、ステップシューズ」だった。

「Google先生」に尋ねると、さすがに銘柄は特定できないが、それが「ローリング底」の「コンフォートシューズ」であると当たりが付いた。
これまでに知らなかった概念の靴だけに興味がわく。
いつか、フォーマルシューズを誂える時には念頭に置こう。



「La Villa e Bella」(ZOOEY)

アップテンポなシングル曲
2013年に発売されてからは、マラソンセットリストに必ず入れている。

ギターが替わり、ツアーパンフレットにも映っている赤いギター。
デビュー当時から使っている1973年製のストラトキャスターだろうか。
裏面が激しく削れていることで、長年の戦友であるとわかる。
先ほどとはちがい、白いピックでつまびくように弾く。


「すみれれれ」と巻き舌で宣言して、
純恋(すみれ)(MANIJU)

ここで、二階席の多くの人が立ち上がる。
(仕方なく)後ろの人も立ち上がる。
僕は座ったままカラダを右に寄せて、前の人の隙間から、マイクスタンド前の元春を捉える。

禅ビート(MANIJU)

マニジュ(MANIJU)


ここで、電子ピアノに座り「ピアノマン」元春
元春を初めて見た「Welcome to the Heartland tour」でも、彼はピアノを弾いてくれた。
ところが、前奏を弾き始めたところで、演奏を中断
なにが起きたか?と思うと
目の前にあったポカリスエットのボトルが客席の視線を遮っていた
「みえないだろ?」
とばかりに、ヨコにどけてにっこり笑った元春。
僕だけでなく、そんなロック歌手を誰も見たことがなかった。

今日のピアノマン元春は顔が険しい。
まぁそういう曲なのだろうけど。

初めて双眼鏡で見た佐野元春 MANIJU TOUR レポート

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2018年2月10日 (土)

開演から突っ走る元春

日本青年館ホールの座席数は1,249席
二階席の傾斜は東京ドームの二階席以上にきつく、ステージが近い。
ということは一階席の奥行きが浅いと言うことだ。
1986年当時、政令市では2,000人超えのホールばかりを回っていた元春が「オーディエンスと近い距離でコミュニケイトしたい」と選んだことがわかる。

仲間が買ってきたパンフレット
そこにはいつも通り「ハートランドからの手紙」が掲載されている。
仲間の1人にそれを朗読してもらい、皆で聞き入る。

旅の途中
怪しげな雲が近づき
見慣れない波が近づいてきた

虹を摑もうと
失くしたグレイスを求めて
境界線を越えていった

MANIJUの曲名をちりばめた手紙。
でも、なんだかよくわからない。
そこには、このライブを読み解くキーワードが隠されているはずだ。


19:05
5分遅れで開演
オープニングはアルバム「BLOOD MOON」から「境界線」
ツアータイトルアルバム「MANIJU」から選曲するか、あるいは「元春クラシック」でヒートアップを目論むかのいずれかと思っていた。
というのは、終わってから思うことで、その時はそれがどのアルバムの収録曲かを判別できなかった。
この日のセットリストが「COYOTE BAND」アルバム4作のどれに収録されているか、100%正解できるファンは、恐らく「現代の元春」がファースト・インプレッションの人達だろう。


「天空バイク」(MANIJU)
ここで首から提げていた双眼鏡を使う。
フレームには元春の頭からつま先までがぴたりと納まった。
これはいい

双眼鏡というのは「ピントは調節できるが」「倍率は変えられない」
(高価なものはできるのかも知れないが)
もしも、画面いっぱいに元春の顔なんてことになると、ちょっと困る。
「10倍」という倍率は、ホールにはちょうどよいところだ。
これが東京ドーム、日産スタジアムといった巨大な箱になると、もの足りないのかも知れない。

髪を短くした元春
あぁここの髪をこっちに流して、ここの髪が・・
かなり詳細に見える
彫りが深い
痩せたということか
そして、ずっと表情が険しい
答弁に苦しむ桝添知事みたいだ
(すみません)


「悟りの涙」(MANIJU)

「新しい雨」(MANIJU)

MCをはさまず、突っ走る元春
その表情に笑顔がない

短いMCから、ZOOEYコーナーへ

「世界は慈悲を待っている」(ZOOEY)


再び双眼鏡をのぞきこむ。
元春が抱えた黒いギター
押さえているコードも読める「Am」「G7」
右手の親指に黒いピックをはめてカッティング
ワイヤレスギターから弾かれた音は、控えめにmixing されて、かすかにPAスピーカーから僕の耳に届いた。


19:42
「僕たち20分後にここに戻って来ます」

え゛~
仲間と僕は一緒に声をあげた
休憩が入ることは聞いていたのだが、まさか「20分」とは。
以前にも元春ライブで幕間が入ったことはあるが、それは「3時間ほどの長丁場の中間であり、インターバルも10分か15分」だったと記憶している。

確かに一気に40分、突っ走ってきたけれど、BABYMETALみたいに踊りまくっていたわけではない。
(年が違うけど)


この日、COYOTE BANDの1人が欠席していた。
病欠だろうか
もしかして、元春も体調が悪いのか
あるいは、既定路線か
それは、このツアーが進むにつれて、明らかになるだろう。

初めて双眼鏡で見た佐野元春 MANIJU TOUR レポート

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2018年2月 8日 (木)

日本青年館ホール2階席の手すりは改修されていた

「Google先生」に「会場名 座席表」で尋ねると、そのホール、スタジアムの座席表をみせてくれる。
親切に座席エリアからの写真まで付いてくることもある。
なかには、座席についてのレビューまで教えてくれる。
日本青年館ホールは半年前に新装成ったばかりだが、すでにレビューがあった。


それによると二階席の手すりが高く、前から3列めまでは手すりと演奏者が重なってしまうということだった。
今日僕らの座席はそのあたり。微妙なところだ

さて、着席すると、それは杞憂だと分かった。
どうやら、クレームを受けて手すりの形状を改修した様子。
その代わり「手すりが低くなっているので最前列は立見ができない」という貼り紙が数メートル間隔で貼られていた。


それでも最前列の場合、手すりがかぶるのではないか。
二階席のよいところは「立たないで見られること」
ただしそれは「二階席なのに後ろの迷惑を顧みず立ち上がる熱い人が前方にいない」という条件が付く。
その点でいうと、前の列が立たないことが保証される二列めがベストだ。
二列めならば、手すりが気になることもないだろう。



ステージセットは至ってシンプル。
かつてのツアーのように、ツアー名称をイメージしたオブジェなど特別な飾り付けは一切ない。
強いていえば、元春の立ち位置に四角いエリアがある。
赤地に模様が描かれている。MANIJUのアルバムジャケットだろうか。

開演を待つ間、双眼鏡をセッティングする。
メガネを跳ね上げて、裸眼でピントを合わせる。
マイクスタンド前にはまだ元春が立っていないので、ドラムセットあたりにあわせる。
件の「四角いエリア」は、ごく一般的なペルシャ絨毯のようだった。

昔、実家には父が持っていた立派な双眼鏡があった。
どこのメーカーかは知らないが、一流品にこだわる父のこと、きっと有名レンズメーカーの品だったのだろう。
ただ、それを時々のぞかせてもらったのは、まだ家族が揃ってお出かけをしていた小学校時代。
メガネをかけるようになってから数十年、双眼鏡を覗いたことがなかった。

「近視の人は双眼鏡をメガネで覗くもの」
と思い込んでいたので、こうして裸眼でピントが合うのが不思議だ。



他の席にいた元春仲間が通りかかり、声をかける。
会うのは数年ぶりなのだが、一瞬で見分けた。
1994年に初めて「オフ」を経験した頃、いつもパソコン通信仲間で言い合っていた

「久しぶりに会ったけど、そんな気がしない。ここで別れるとまたしばらく会えないんだけど、そんな気がしない」

顔を合わせることが「つながり」だった時代が、電線でつながる時代に移り変わる時に抱いた違和感だったのだろう。

手短に再開を喜び、またねと別れた。
「またね」は、今日「後オフ」かも知れないし、また数年後かも知れない。
そこはお互いに深掘りしない。

周囲には見ず知らずの人が多い公共の場。
仲良し同士が盛り上がるのは周囲に迷惑だ。
静かに開演を待つひとときを愉しんでいる人もいる。
人によっては、仲間同士の嬌声に疎外感を感じる人もいる。

仲間同士で盛り上がりたければ、居酒屋の個室に移動しなければならない。

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2018年2月 7日 (水)

佐野元春 日本青年館 でよみがえる思い出

外苑前の駅で元春仲間と待ち合わせて、向かうのは日本青年館。
いつもはヤクルト戦を観戦に来る神宮球場の向かいにあるが、一度も足を踏み入れたことがない。


「日本青年館」「元春」というキーワードに何か切ない記憶があったので検索して見ると、それは1986年のマンスリーライブ会場だった。
「Welcome to the Heartland tour」以来、元春は全国ツアーで比較的大きな箱を回っていた。
もちろん、それでも入りきれないほど、大きな需要があったからだ。
そんな折り、比較的小さい箱で6ヶ月に1度行われた、アルバム発売とリンクしないライブ。
それが「東京マンスリー」


当時、名古屋に住んでいた僕は「東京でしかやらない」ことに唖然とした。
「大物外タレ」には東京のみということもあったが、元春でそういうことが起きるとは想像できなかったのだ。

いくら好きな元春と言えども、音楽を聴くために遠隔地まで遠征するものではない。
僕はそう考えていたし、それは一度の例外を除いて今も変わっていない。
「Welcome to the Heartland tour」からツアー皆勤してきた僕にとって、初めて見ることができないライブが「マンスリー」だった。
それ以来「佐野元春のすべてのライブに行く」という方針に「自分が住んでいる町に来た」を書き加えた。


元春が「日本青年館ホール」に回帰するのは、僕が東京に来てからは初めてのこと。
その会場は2015年より一旦解体され、2017年8月に再オープンしている。
地上に出てすぐに横断歩道を渡り、日本青年館側へ。
道路の向こうにフィッシュ&チップスと書かれたBritish barが見える。
魚フライで呑むビール、美味しそうだな・・
神宮球場に向かう時は人混みをかき分けて進むことに集中しているので、こんな店があるのに気づかなかった。


18:00
日本青年館ホール到着
既に入場待ちする人たちが階段の前に列を作っている。
数人がスポーツ施設でもないのに「スタジアムカフェ」で食事を摂っている。
しばらく、そんな人々を眺めていた。
そして、元春のライブ会場に足を踏み入れる度に抱く感想を述べ合うのがお約束。

「年齢層、高いね」
「ひとのことは言えないんだけどね・・」

間もなく列が進み始めたので、最後尾につく。
「チケットの半券を折ってお持ちください」
なるほど、初めて言われたけど、その方がお互いにいいよね
スマホ時代においては、カメラや録音機のチェックは有名無実となっていて、手荷物検査はない。

今回の座席は二階席
ファンクラブ枠でとったチケットで二階席というのは初めてだ。
前回、元春を二階席で見たというのは1980年代後半まで遡る。
私の記憶が確かならば、福岡市民会館だ。
元春のライブでは初めて、会場内の至るところにモニターが設置されて、いろいろな映像が投影された。
その中には、プロ野球の生中継(地上波アナログ放送)も含まれていて「四番 原辰徳」が打席に入って内野ゴロを打つシーンにがっかりした記憶がある。


仲間がグッズ売り場に並ぶ。
彼はいつもツアー・パンフレットを買う。
ツアーオリジナルグッズはTシャツ、キーホルダー、クリアファイル、ノート。
いよいよ、二階席へ

初めて双眼鏡で見た佐野元春 MANIJU TOUR レポート

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2018年2月 6日 (火)

メガネの人必読 コンサート、スポーツ観戦用双眼鏡の選び方

佐野元春MANIJUツアーの前日
Amazonから1つの荷物が届いた。
ここ数年「あるといいな」「こんな時に使えるよな」と思い、研究を重ねつつも「やっぱり必要じゃない」と見送ってきた品。
双眼鏡だ。

選考の過程はこうだった。
まず、商品評価雑誌で紹介されている銘品について仕様をチェック。
いま人々が「双眼鏡」に、どのような仕様を求め、どの商品が最もそれに応えているのか。
最初に浮かびあがった候補は「SVBONY」の2機種。


SV21
■手動ピント調節
■重さ:599g
■実勢価格:4,880円

SV30
■フリーフォーカス(固定焦点)
■重さ:551g
■実勢価格:3,980円

フリーフォーカスの双眼鏡は「ピントを合わせる手間いらず」を謳っているが、ピントを合わせる手間は、コンサートの場合1度きり。
客席と演奏者の距離が一定であり、開演前にマイクやドラムセットのあたりに合わせておけばよい。途中でピントを調整することも問題ない。

毛様筋が衰えた人(歳をとった人)は固定焦点では、近くはピントが合いづらい。
使ってみてわかったことだが、双眼鏡はメガネの人はメガネでは見ることができない。
裸眼で見る必要があり、手動ピント調整が必須である。



双眼鏡の仕様表記には「10×42」という数値が使われている。
10は倍率、42は対物レンズの直径。単位はmm
倍率は8,10が多い。
10倍の方がいいに決まっているが、倍率の高さは手ぶれの発生と比例する。
ただし、手ぶれしなければ10倍の方がいい。

手ぶれしない方法は2つ
・顔に双眼鏡を密着させること。これはアイカップが装着できる双眼鏡で実現できる
・持っている手が疲れてぶれないよう、軽い双眼鏡を選ぶこと


次に注目したことは「重さ」
コンサート、スポーツ観戦の場合、90分間連続で双眼鏡をのぞき続けるということはあり得ない(気分が悪くなる)
ただ1曲、1プレーの5分程度は手持ちする。
そうなると、500gを超える双眼鏡は厳しい。
重くても総重量200g以下でなければならない。


もう1つのポイントは「首から提げられること」
2時間の公演、試合中、圧倒的に「見ていない」時間の方が長い。
使わない間、手持ちするのは邪魔だし、カバンに仕舞うのも面倒。
そこで、首からさげる。
ネックストラップが付属していない場合、600円程度で別売品を買う必要がある。


そして、最後に価格
一生ものだからいいモノを!
という心理が働くと、つい奮発してカメラで有名なブランドの高級品に目が行く。
しかし、初めての双眼鏡は不確定要素が多い。
店頭で試せるならば、はじめから高級品でもよいが、ネットで買う場合、はじめは失敗しても諦めがつく程度の安価が望ましい。


そんな観点をすべてクリアする一品が来た。

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2018年2月 4日 (日)

Amazon Music Unlimitedに入っていないアーティスト

アレクサに1人1人尋ねていく会話の中で「Amazon Music Unlimited×アレクサ」にはいくつかの特徴があった。

あるアーティストのプレイリストがあっても、すべての楽曲が入っているわけではない。
井上陽水についていえば「夢の中へ」などごく一部のみで、プレイリストは短時間で終わってしまう。


呼びかけに工夫が必要なアーティストがある。
J-WALKの場合、同名の海外アーティストがあるらしく、そちらが優先されている。
聴きたい場合「アレクサ!何も言えなくて夏をかけて」というように曲名でリクエストする必要がある。
その際アレクサはJ-WALKを「ジェイワック」と読む。
もしやと思い「アレクサ!ジェイワックの曲をかけて」と頼むと「ジェイウォークの曲を再生します」と言って、やはり海外アーティストがかかる。
不思議だ・・


漢字の読み間違いは在日期間が短い外国人女性タレントのようで笑える。

橋本環奈は「はしもとたまきな」
伴都美子は「とものとみこ」
吉川晃司は「よしかわこうじ」


若い頃、中洲のスナック(実話)
カウンター越しにキョウコちゃんが甘い声で言う
「ねぇ、motoくん、最近の歌うたって!」

周囲の客はおじさんばかり
誰もが「銀恋」や「アマン」のような曲ばかり歌って、その度に「キョウちゃん踊ろう」とせがまれて、加齢臭のきついおじさんと密着を余儀なくされる。

最近行われた店のミーティングで「チークは断らないようにしよう」と話し合ったらしく、売上維持のためにはしかたがないのだ。
そこで、僕に白羽の矢が立つ。
僕の場合、若い曲を歌い、自分1人で歌って踊る。
店が賑わうし、中年おじさんに対して「楽しく呑むと言うことはこういうことだ」と、妙なねっとり感を牽制できる。

よし、じゃぁよしかわこうじ
「それきっかわだよ」
え゛そうなの?ずっと「よしかわ」って読んでたよ^^;)

アレクサのいいまつがいを聞いて、こんなお約束の一コマを思い出して、懐かしくなった。


■Amazon Music Unlimitedに入っていないアーティスト

【あ】
あいざき進也  i☆Ris  UP-BEAT 安室奈美恵 
AKB48  ELLEGARDEN 
大瀧詠一  男闘呼組

【か】
かぐや姫  風  かせきさいだぁ  角松敏生  加山雄三 
桑田佳祐 
郷ひろみ  小泉今日子 

【さ】
ZARD  西城秀樹  サザンオールスターズ  沢田研二 
少年隊 
STYX  スパイダース 
聖飢魔II  SEKAI NO OWARI  Sexy Zone  世良公則 

【た】
タイガース  竹内まりや  Char  CHAGE and ASKA  Do As Infinity 

【な】
中島みゆき 
西松一博 

【は】
爆風スランプ  back number  バンプ・オブ・チキン  Bank Band  fhana  FUNKY MONKEY BABYS  フォーリーブス  THE BLUE HEARTS  Haircut 100  星野源  本田路津子 

【ま】
Mr.children  モーニング娘 

【や】
山下達郎  ゆず  UNISON SQUARE GARDEN 

【ら】
Rev. from DVL  レミオロメン 

【わ】
ONE OK ROCK 


サザン、Mr.children、中島みゆき、山下達郎といった人気の高いアーティストを、これからAmazonが説得できるか?
定期的にチェックしていきたい。

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2018年2月 3日 (土)

アレクサに延々と話しかけて調べたAmazon Music Unlimitedに入っている曲

アレクサ(Amazon Echo Dot)と暮らし始めてから8週間。
Amazon Music Unlimitedに入ってから2週間が過ぎた。

amazonプライム会員でAmazon Echo Dotユーザーならば「月額380円」の音楽聴き放題のサービスという触れ込みだが、リクエストしても「リバーサイドホテルという楽曲をみつけられませんでした」と断られることが多い。
中島みゆきの「糸」をリクエストするとカラオケが上手い外国人が歌う「糸」がかかったりする。そんなのは求めていないのに・・

そこで、誰の楽曲が「Amazon Music Unlimited」と契約しているのかをリストしておくことにした。
そうすれば、アレクサにリクエストする時のメニューになる。


まず始めに「しらべる」のaudioカテゴリーで記事を作っているアーティストを1人ずつリクエストする。

アレクサ、エアロスミスを聴かせて
アレクサ、尾崎豊を聴かせて
これを延々と続けていく作業だ。
根気の要る作業だが、一度やっておけば、あとが楽になる。
それは、パソコンの単語登録でいつも経験していることで、目先の手間を惜しんだばかりに、先々何度も不便を被ることになりほぞを噛む。

しらべる記事が終わると、パソコンの音楽管理ソフトに入っているすべてのアーティストを片付けていく。

それらの記録は、用語集を作る時の掟に習い「50音」で並べた。


■入っていたアーティスト

【あ】
REOスピードワゴン  RCサクセション  AI  aiko   絢香  Ann Sally  アンジェラ・アキ 
Eagles  家入レオ  いきものがかり  イナズマ戦隊  因幡晃  イルカ  岩崎宏美  岩崎良美 
Wings  宇多田ヒカル 
Air Supply  エアロスミス  X JAPAN 
大沢誉志幸  太田裕美  大塚愛  小椋佳  尾崎豊  奥田民生  鬼束ちひろ  オフコース  オリビア・ニュートン・ジョン

【か】
カルメン・マキ  河合奈保子  KAN  Kansas 
吉川晃司(よしかわこうじ)  KISS  きゃりーぱみゅぱみゅ  キロロ 
QUEEN  久保田早紀  GREEEEN  クリスタルキング 
ゲスの極み乙女。  ケミストリー  欅坂46  ケラケラ 
倖田來未  コブクロ 


【さ】
PSY・S  斉藤和義  さだまさし  the brilliant green  佐野元春 
J-WALK  Chicago  島田歌穂  ジャーニー  シャ乱Q  JUDAS PRIEST  JUDY AND MARY  少女隊  城みちる  Cyndi Lauper 
Superfly  スガシカオ  Scorpions  Stevie Wonder  ステファニー  スピッツ  SMAP 
セックスピストルズ 
ソルティ・シュガー 

【た】
高橋幸宏 
チェッカーズ  チャットモンチー  チューリップ 
テッド・ニュージェント  デビッド・ボウイ  Duran Duran 
戸川純  TOTO  ドリカム 

【な】
ナノ 
NICO Touches the Walls 
野口五郎  ノーランズ  乃木坂46 

【は】
橋本環奈  浜崎あゆみ  ハワード・ジョーンズ  Van Halen 
ビートルズ  BIG  hitomi  Billy Joel  ピンクレディ 
藤井フミヤ  ブライアン・メイ  プリンセスプリンセス 
ベイ・シティ・ローラーズ  BABYMETAL 
ボウイ  ボストン  Bob Dylan(曲名でしか出ない)  ホワイトスネイク  Bon Jovi 

【ま】
Michael Schenker Group  槇原敬之  MAGIC PARTY  松崎ナオ  松田聖子  松任谷由実  MADONNA  MAN WITH A MISSION 
ミーシャ  美空ひばり  南こうせつ  miwa 
Motley Crue  ももいろクローバーZ 

【や】
薬師丸ひろ子  矢野顕子  YUI  遊佐未森  羊毛とおはな  吉田拓郎 

【ら】
LOVE PSYCHEDELICO  LiSA  Rainbow  LED ZEPPELIN  レベッカ  ローリングストーンズ  六角精児バンド 

【わ】
渡辺美里  WHAM!  ONE DIRECTION 


つづきは「入っていないアーティスト」

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2018年2月 2日 (金)

佐野元春「MANIJU」ツアー スタート!

2018年2月2日、佐野元春の「MANIJU」ツアーが始まる。
「MANIJU」は佐野元春17作めのオリジナルアルバム。
2017年7月22日発売。
「ハートランド」「The Hobo King Band」とバンドを変えてきた佐野元春3つめのバンド「ザ・コヨーテバンド」としては「COYOTE」「ZOOEY」「BLOOD MOON」に次ぐ4作め
前作「BLOOD MOON」からの間隔は2年で、近作の中では比較的短い方だ。
通常盤、初回限定ボックス盤、アナログ盤、ダウンロードという4種類のパッケージを発売したが、前作にあったハイレゾ盤は発売されなかった。
■スケジュール
2016年11月11日
iTunes Store限定3トラックスEP発売
「新しい雨」はMANIJUに収録されたが「或る秋の日」「私の人生」は収録されていない。
1曲ごとに250円で販売
2017年7月19日
「MANIJU」4種類発売
2017年8月5日
「MANIJU」通常盤レンタル開始
2018年2月~4月
佐野元春 MANIJU TOUR
佐野元春に限らず、大抵のミュージシャンはアルバム発売前後にライブツアーを組む。
それまで何度もライブに足を運んだファンでも、新曲をひっさげて来るとなれば、知らんぷりは決められない。
されは佐野元春にしてもご多分に漏れず、これまでほとんどのアルバムで発売前後にツアーを行ってきた。
■6都市7公演
2018年2月2日(金)
東京 日本青年館ホール
2018年2月12日(月 祝)
福岡 福岡国際会議場 メインホール
2018年2月24日(土)
宮城 仙台 GIGS
2018年3月8日(木)
愛知 愛知県芸術劇場 大ホール
2018年3月11日(日)
大阪 大阪フェスティバルホール
2018年3月17日(土)
北海道 札幌市教育文化会館 大ホール
2018年4月1日(日)
東京 TOKYO DOME CITY HALL
デビューツアーから全ツアー皆勤は今回も継続。
初日、日本青年館ホールに「参戦」して後日、レポートを書きます。
なお、その中では曲目やMCについても書きますので、「
ネタバレ注意」でお願いします。

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