2018年10月12日 (金)

最後の曲で遊佐未森の声がかすれていたのは

今回の選曲は「遊佐クラシックス」「遊佐out takes」を織り交ぜた、まさに「遊佐未森ダイジェスト」
コアなファンにとっては、心憎いものであり、そこそこのファンにとっては、目新しい発見があった。

「未森クラシックス」でいうと、25周年で演奏された「夏草の線路」「欅~光りの射す道で~」が外れ、そこにはなかった「タペストリー」「野生のチューリップ」が入った。


遊佐未森が笛を構えて「30周年コンサート」最後の曲「川」が始まる。
ラストはスローテンポな曲で締めるのは25周年と同じだ。
(25周年のラストは「欅~光りの射す道で~」)


ところがここに来て、遊佐の様子がおかしい。
感極まっているのか
声が枯れてきたのか
この曲が特別にキーが高いのか
高音がかすれ始めている

こんな遊佐未森を見るのは初めてだ。
国立音大在学中に自ら修得したという、その独自の唱法で、いつも、どれだけ高い声で歌っても音を外さない。

がんばれ
声に出すのは、彼女を半人前扱いしているようでためらわれる。
だから、心の中で念じる。
なんとか、あと一曲
声よ
持ちこたえてくれ


間奏で吹く笛も、珍しく音が揺れている
やっぱり「感極まっている」方面なのか?

♪川は流れていく、僕の胸に、留まることもなく
歌い終えて、2時間48分という長丁場を乗り切った彼女が笑顔を見せ、僕はとても安堵する。

今日も聴けなかった「Silent Bells」は、今度こそ、アニバーサリーではない「通常のコンサート」を聴きに来ることにしよう。



Mimori Yusa 30th Anniversary Concert
「P E A C H T R E E」セットリスト

Prologue
暮れてゆく空は
せせらぎ
タペストリー
風の吹く丘
地図をください
水玉
ネクター
HASU KRIYA
ほほえみとともに粉雪の舞う
野の花
アニメ「女川中バスケ部5人の夏」劇番メドレー
Island of Hope and Tears
Shadows of Time
クローバー
The Road to Nowhere
彼方
野生のチューリップ
ボーダーライン
ふたりの記憶
0の丘∞の空
ロカ
アンコール
レモンの木
瞳水晶


「P E A C H T R E E」
2018年9月23日 天候:晴
16:45 開場
17:39 開演
19:55 本編終了
20:27 終演


「ミモリアルソングス」
2013年10月27日 天候:快晴
16:22 開場
17:03 開演
19:36 本編終了
20:00 終演

遊佐未森25周年の記録
遊佐未森30周年の記録

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2018年10月10日 (水)

遊佐未森 まさかのドラムでデビュー曲「瞳水晶」

「まさか、デビュー曲をドラムで演ることになるとは思ってもみませんでした」

ドラムセットに座った遊佐の代わりに、本来のドラマー楠均がカウントをとって「瞳水晶」を始める。

25周年ではリコーダーを披露した遊佐未森。
今回はドラムス。
まさかの展開に僕は再び双眼鏡を取り出す。
「本当に叩いているか」を確認するためではなく、ドキドキのチャレンジをこの大舞台で見せる遊佐が、どんな表情をしているのかを観たくなった。

「歌う」「左右の手が別の動きをする」
これだけでも大変なことだ。コーラスならばまだしも、リードボーカルである。
そんなことをする姿、僕はロジャー・テイラーしか見たことがない。コージー・パウエルだって、ほとんど歌ってなかったし。

つい双眼鏡を下半身に映す。別に邪な気持ちではない。
(ズボン着用ですから)
もしかして、バスドラも打っているのか?
「左右の足が別の動きをする」ところまでいけば、たいしたものだが、1コーラスではそこまで至っていなかった。
しかし、曲の終盤では足が動いている^^;)
やるな、遊佐未森

親戚のいとこがステージに上がった発表会を見守るような気分だ。
はらはらどきどき気分で、結局、1曲フルに双眼鏡で観てしまった。
だが、実際にはらはらするのはこの次の曲だった。
いよいよ、次はアンコールラスト。


僕が一度聴きたいのは「Silent Bells」
1989年11月22日、6枚めのシングルとして発売されたクリスマスソングだが、フェビアンの古賀森男とのデュエット曲のため、ほとんどコンサートで演奏されたことがなく、僕はまだ一度もその機会を得ていない。

ただ、この日配られたフライヤーに、3ヶ月後、市ヶ谷の教会でクリスマスコンサート開催というニュースがあった。
恐らく、そこに行けば聴くことはできるだろう。
あとは、自分がそこに行くかどうかだ。


ドラムス席から元の立ち位置へ戻った遊佐未森。
「ここで笛です」
場内が爆笑に包まれる。
25周年の「ミモリアルソングス」では栗コーダーカルテットに混ざっての笛だったが、今日はソロリコーダー。
安全運転に逃げず、この節目の舞台で最後まで挑戦を止めない遊佐未森。
なんだか、ちょっと感動的だ。


ラストソングは「川」
1988年のアルバム「空耳の丘」収録
ここで「欅」が来るかと想像していたので、ちょっと意外だった。

遊佐未森25周年の記録
遊佐未森30周年の記録

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2018年10月 9日 (火)

アンコールの段取りを間違える遊佐未森

「ボーダーライン」
「ふたりの記憶」

「0の丘∞の空」
25周年ではアンコールラストだった曲
「未森クラシックス」に場内の一体感は増している。

「そして最後はやっぱりー?」
彼女が僕らに問いかける
僕は「夏草の線路」かなと思っていたが・・

「ロカ」
ロカは1997年のオリジナルアルバム「roka」のタイトル曲で、シングルカットされた。
遊佐未森は「LOVE, PEACE & TRANCE」の活動をしていた1995年を除くと、ほぼ1年に1枚のペースでオリジナルアルバムを出しており、それは2001年まで続く。

パソコンで音楽を聴く人が増え始めたのが2002年。
それまでは、CDで間断なく新作をリリースすることが、レコード会社から求められていた。
遊佐未森にとっては、よくも悪くも忙しい大変な時期に作られた曲だ。


一旦、遊佐未森とそのバンドは左袖から姿を消す。
僕らは一度、着席して給水した後、すぐに座ったまま、アンコールの拍手を始める。
それほど熱狂的というほどではないが、途切れてしまいそうなほど頼りなくも無い。前列と後ろの列で半分、拍がずれていて、結局それが同期して一体になる前に、再び色違いのツアーTシャツを着込んだ遊佐一行が現れた。
その時点で、さっきまで立ち上がっていた人たちは再び立ち始める。
僕もここで立っておかないと、もしも1曲めが幻想的なスローソングだった場合、立ちそびれてしまう気がした。


アンコールは「レモンの木」から
(1998年 アルバム「ECHO」)
あぁよかった。のれる曲で(笑)
今、この曲を復習しようと「遊佐未森 レモンの木」で検索すると、You Tubeで「天才てれびくん」の映像がみつかった。
わっ、こんな風にスタジオで歌っていたことがあるんだ
しらんかった
けっこう動き激しいな・・


曲が終わると遊佐未森は段取りを間違える。
スティックを受け取り、ステージ右手に設置されたドラムセットの前に立つ。
「まさかのドラムです」
これは、びっくらこいた。

ピアノや笛ならばもう驚かないが、ギターが来ても「へぇ」3つくらいだった。だが、ドラムは全く想定していなかった。

しかし、ドラムスの前に腰掛けたところで、段取りを飛ばしたことを指摘される。
仕方なく、そこで座ったまま「物販ブラザーズ」のツアーグッズ紹介コーナーを観戦することになった。

遊佐未森25周年の記録
遊佐未森30周年の記録

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2018年10月 4日 (木)

REFLECTION23曲→Mr.children新作「重力と呼吸」10曲

発売日の夜、Mr.childrenが届いた。
A面の一曲目からいかにもMr.childrenな曲が始まり、僕はとても幸せな気持ちになる。
B面はないけど。


前作の「REFLECTION」ではハイレゾ盤が別に用意されて、オリジナルにない曲が収録された。
そして、ハイレゾ盤は数量限定ですぐに買えなくなった。
これは困ったなと思っていたら、オリジナル盤に「有償で配信」の案内が封入されていた。


結局オリジナル「REFLECTION」14曲+配信「REFLECTION{Naked}」 9曲で合わせて23曲
この超大作を僕は、ずいぶん長い時間をかけて愉しんだ。

初めのうち{Naked}の楽曲は、やはりオリジナルに入らなかったくらいだから、いまひとつかなと思っていたのだが、時間が経つとそれも違ってきた。
「I wanna be there」は特に気に入り、マラソンセットリスト(START前の時間帯で聴く曲)の常連だ。


それでは、REFLECTIONから3年ぶりMr.children17枚めのオリジナルアルバムについて。

価格:2,913円+税
初回生産分プレイパスコード封入 (有効期限 2019.4.30)
早期購入特典:重力と呼吸 ジャケットステッカー

プレイパスはスマホで音楽、ビデオ4曲を視聴することができるもの。ダウンロードすることもできる。

ジャケットステッカーはジャケットアートそのまま。
「Mr.children」とか「重力と呼吸」といった文字は一切入っていない。



時系列の記録

2018年9月20日
アルバムタイトル、ツアータイトル等の情報解禁
それまでは「Mr.children新作」として予約を受けていた

10月2日
店頭発売

10月3日
発売日 Amazon納品日

10月6日
ツアー『Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸』初日 広島グリーンアリーナ

2019年2月2日
台湾 台北アリーナ公演
*当初公表予定ではこれがツアーラスト


<収録曲>
01. Your Song
02. 海にて、心は裸になりたがる
03. SINGLES
「ハゲタカ」主題歌
04. here comes my love
「隣の家族は青く見える」主題歌
05. 箱庭
06. addiction
07. day by day(愛犬クルの物語)
08. 秋がくれた切符
09. himawari
映画「君の膵臓をたべたい」主題歌
10. 皮膚呼吸


前作が大作だっただけに10曲とはもの足りない。
シングルなどで既知の曲を除くと7曲しかない。
これでまた3年待たされたらかなわんな。

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2018年10月 3日 (水)

25周年では演ってくれなかった「野生のチューリップ」

4曲をセッションしたトリーナ・ニ・ゴーナルが拝むように手を合わせて袖に消えて、再び遊佐未森とそのバンドの演奏が始まる。


「彼方」
2003年の「ブーゲンビリア」に収録されている。
僕はあまりこの曲の印象がなかった。

今回の30周年コンサートは「ユニット」「カバー」「セッション」が三大ポイント。
25周年の「ミモリアルソングス」は、アニバーサリーらしい「遊佐未森の歴史」的選曲だったので、今回も同様のものかと思っていたが、いい意味で予想が外れた。
ただその中でこの「彼方」は、どのような理由で選曲されたのだろう。


■「Mimorial Songs」セットリスト
Prologue
瞳水晶
暮れてゆく空は
水夢
poetry days
天使のオルゴオル
地図をください
僕の森
通り雨
潮見表
ハープ
街角
Dance
Floria
夏草の線路
窓を開けた時
ロカ
オレンジ
欅~光りの射す道で~
アンコール
ラジオスターの悲劇
0の丘 ∞の空



ここで「野生のチューリップ」が来た。
前の方の客が一斉に立ち上がる。
中断の人がぽつりぽつりと立つ。
僕は「よし、もっと来い」と念じている。
いつもならば逆で、おいおい立つなよ。見えなくなるだろ。座ってみようよ」なのだが、この曲はぜひ立ちたい。

それというのも23年前、名古屋で観たコンサートの終盤にかかったのがこの曲で、腕をぐるぐると回す振り付けで場内が大いに盛り上がった。あの時を思い出すと、不思議に幸せな気持ちになる。

僕の2つ前の客が2人立った。ようやく僕の視界の一部が遮られて、よし来たと立ち上がる。
立ち上がってみると、僕はこんなに背が高かったのかと、一瞬不安になる。後方列はけっこう傾斜がきついのだろう。後ろの人に悪いなと思うが、ここは行くところだ。

腕をぐるぐる回す振り付けはなかったが、ほぼ高年齢層の男性で固められた僕ら遊佐未森チームは、25周年では演ってくれなかったこの曲を聴けたことの僥倖に酔った。

この曲がスピッツから提供されたものだということを、帰宅してYou Tubeを検索して知った。

遊佐未森25周年の記録
遊佐未森30周年の記録

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2018年10月 2日 (火)

遊佐未森と双眼鏡

2018年に入ってすぐ双眼鏡を買った。
商品レビューによると「サッカー」「野球」「コンサート」のお供に幅広く使えるものとの触れ込みだったが、実際に「Jリーグ」「NPB」「佐野元春」で使ってみた結果、使えるのはコンサートだけだとわかった。

JリーグやNPBのように目まぐるしく動く対象を双眼鏡で追うと気分が悪くなった。相手が一点に固定されていて、ほぼその位置から動かない。そうでなければ難しい。
コンサートはそういう点で双眼鏡に向いており、特に遊佐未森のように、スタンドマイクで歌うのはもってこいだ。
(ギターを弾きながら歌う佐野元春も、ほぼスタンドマイクの前にいた)



「野の花」
ここで出がけに忘れ物を取りに戻った双眼鏡を取り出し、ピントを桃ドレスに合わせる。

おぉこんな顔なのか
(知ってるけど)
たぶん、昔からこんな顔だったと思う
特に変わったという印象がない
ずいぶん、時間は経っているはずなのだが不思議だ
歳をとらない人なのだろうか?

左手の人差し指と小指に指輪をしているな
そういえば、遊佐さんって結婚してるんだっけ?
まぁどうでもいいけど



アニメ「女川中バスケ部5人の夏」劇番メドレー

NHKでは2016年「おはよう日本」や「BS1スペシャル」で、東日本大震災で自宅や学校が被災、部員が最少5人まで減りながらも全国大会出場を目指した女川町立女川中女子バスケ部を取り上げた。
その実話を基にしたアニメ「女川中バスケ部 5人の夏」を、仙台出身ということで遊佐未森が担当した。
(2017年8月27日、NHKのBS1で全国放送。同年12月29日再放送)

劇中のサウンドトラック演奏をバンドに任せて、遊佐未森は一旦、舞台袖に消えた。


わりかしリラックスした衣装と、低い靴に替えた遊佐未森。
ステージにこの日のスペシャルゲスト、トリーナ・ニ・ゴーナルを呼ぶ。

遊佐はアイルランドのバンド「ナイトノイズ」のファンで、1994年にはアルバム「水色」1997年には「roka」をナイトノイズと共作した。
トリーナはナイトノイズの一員。
トリーナと遊佐未森はこのコンサートの一週後にはデュオライブを行った。


ここからはトリーナ(piano)を交えての4曲
「Island of Hope and Tears」
「Shadows of Time」
「クローバー」
「The Road to Nowhere」

遊佐未森25周年の記録
遊佐未森30周年の記録

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2018年9月30日 (日)

タイムマシンに乗って「LOVE, PEACE & TRANCE」

シングル「HASU KRIYA」が届いた
ケースを開けるとインデックスカード(ジャケット)の上にセルロイドのカードが乗っていて、3人娘の輪郭がモノクロで描かれている
こういう構成のジャケットは初めてだ

遊佐未森は「LOVEちゃん役」
甲田益也子が「PEACE」
小川美潮が「TRANCE」
そして細野晴臣はというと「&」
ということになっている
つなぎ役ということですね

アルバムでは「HASU KRIYA」と表記されているが、シングルでは「はすクリア」と表記されている

はす=蓮
KURIYA=サンスクリット語で「浄化」

シングル収録曲
1.はしゃマンダラ
2.暗闇のささやき
3.はす・クリア


「LOVE,PEACE & TRANCE」は1994年から1995年にかけて活動していた。
1994年12月にシングル「HASU KRIYA」が出て、年明けの1月21日にアルバム「LOVE, PEACE & TRANCE」を発売した。
アルバムは2009年1月に再販売されている。


以下はアルバム「LOVE, PEACE & TRANCE」を探索した結果
TSUTAYA DISCAS 在庫なし
最寄りの図書館 在庫なし
Amazon 配信で販売、中古CD販売

「Amazon Music Unlimited」に入っていれば「Amazon Echo」などのAIスピーカーで聴くことができる。
早速「アレクサ!らぶぴーすあんどとらんすをかけて」と頼んでみたが「ゴメンなさいよくわかりませんでした」という回答
いや、アレクサの流儀に合わせなければいけなかった。
「らぶぴーすあんどとらんすの"曲を"かけて」
これでウチのEchoでも聴くことができた
これは日々の「寝落ち」用プレイリストとしても使えそうだ
いやぁ極楽極楽


さて、コンサートの噺に戻る


「ほほえみとともに粉雪の舞う」
この曲も「あぁあったなぁ」と思って聴いたいたが、それは勘違い。
2016年にリリースさらたアルバム「せせらぎ」に収録されているシングル曲。
直前に予習した「P E A C H T R E E」に収録されていたのを聴いただけで、アルバムが出ていたことすらチェックマしていなかった。
ゴメンなさい、遊佐さん

遊佐未森25周年の記録
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2018年9月28日 (金)

遊佐未森が歌を歌うと「あぁ、あったな~」と思えてしまう

6曲めは「水玉」
こんな素敵な歌詞の曲があったのか・・

この曲はNHK教育テレビ放送「天才てれびくん」で使われており、歌っていたのは「ホワイトクローバー」(村田ちひろ、岩井七世)
そのために、遊佐未森が書きおろした
道理で知らないはずだ
岩井七世(いわいななせ)は今も女優として活動しており、僕が観たものでは、2010年の映画「ちょんまげぷりん」に出演していた


遊佐未森が不思議なのは、どんな曲でも彼女が歌っていると「あぁこんな曲もあったよな」と思えてしまうことだ
それは、あまり聞きこんでないからでは?
という見方もあるだろうが、あながちそれだけじゃない
もしも、彼女が太田裕美のアルバム収録曲をステージで歌ったら、きっと誰もが「あぁあったなぁ」と思い、家に帰ってから「どのアルバムだっけ?」とネットでしらべるだろう
今の僕のように


♪どんな向かい風も味方にするよ♪
この曲を聴けば、風速20mの向かい風でも、乗り越えて走れる気がする。従って、2ヶ月後に迫った「つくばマラソン」で聴くセトリに入れることにした


「ネクター」
歌い終えたあと「神様のお酒をイメージしたのですが、やっぱり皆さんは不二家の方ですよね」と笑いを誘う
たしかに
ざらざらとした舌触り、甘ったるい後味がすぐに思い浮かぶ


「HASU KRIYA」
おいおい、どんだけ高い声で歌うんだ?
そんなに飛ばして大丈夫なの?
と心配になる。でも確か喉に負担のかからない唱法を音大の頃、編み出したのだと前にインタビューで語っていたな

そして、この曲も「あぁあったなぁ」と思っていたが、曲と連動して想起される場面、想い出、何も出てこない

この曲は1994年、細野晴臣がプロデュースした「LOVE,PEACE & TRANCE」(遊佐未森,甲田益也子,小川美潮)の3人組で歌ったもの


遊佐未森の年表でみていくと、1994年にアルバム「アルヒハレノヒ」「水色」を出して、1996年に「acacia」を出すまでのブランクに「LOVE,PEACE & TRANCE」活動をしていたことになる
申し訳ないが、全然知らなかった・・




帰宅して早速「HASU‐KRIYA」を購入
Amazonという名のタイムマシンにのって、20年前に遡る旅の始まりだ

遊佐未森25周年の記録
遊佐未森30周年の記録

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2018年9月27日 (木)

遊佐未森を知ったのは週刊誌のグラビアページだった

MCを入れずに「せせらぎ」「タペストリー」と続ける
1998年にリリースされたシングル「タペストリー」(10枚めのアルバム「Echo」に収録)
2000年代初頭、激動の時期、いつも僕の側に寄り添っていたのがこの曲で、今では平穏な日々にこの曲を聴ける幸せを噛みしめる。

平和ゆえにサッカーがあり、サッカーが観られる日々に平和のありがたさを知る・・といったところだ


「風の吹く丘」
二枚めのアルバム「空耳の丘」に収録された曲
ずいぶん久しぶりに聴いたので、なんという曲だったかわからなかったが、これはいい曲だ。いやいい曲だったと、かつて知っていた
旧いアルバムを掘り起こして、もう一度現代のローテーションやマラソンのセットリストに入れよう


「地図をください」
ウェスタンギターで始まるイントロを聴いて、幸せにならないミモリストはいないはずだ
そういえば、遊佐未森のファンをミモリストと呼ぶことに異論は巻き起こっていないのだろうか
村上春樹のファンをハルキストと呼ぶことは、村上本人がとても嫌がっていて、自ら「村上主義者」を提唱している
ということは「遊佐主義者」か

ここで、初めてMCがはいる
「地図をください」は遊佐未森3枚めのシングル
アーノルド・シュワルツェネッガーが出演したカップヌードルのCMに使われた
「この曲のご縁で知ってくださった方?」と彼女が問うと一斉に手があがる
「わっ全部だ」


恐らく僕もその1人だった
僕が遊佐未森を知ったのは週刊誌のグラビア
といっても水着オールカラーではない
「週刊プレイボーイ」とか「平凡パンチ」ではなく、確か「週刊文春」か「週刊朝日」だったと想う
モノクロ4ページの紙面で、今風にいえば「不思議ちゃん」調の遊佐未森が登場し、全部足しても100文字程度のキャプションでは確か「4オクターブの魅惑のボイスを持つ少女が現れた」といった紹介が述べられていた

僕はそのルックスを見てすぐに貸しレコード屋さんに走った(確かもうCDだった)
もちろん「どんな声なのか?」にとても興味があったが、アーティストとして一般週刊誌のグラビアに登場してしまうほどの、圧倒的存在感に食いつかないでいることは、カップヌードルを作って謎肉を残すこと以上に難しかった。

シングル「地図をください」も借りた
初めて買ったのは「桃と耳」1992年に出た、遊佐未森初めてのベストアルバムだった
このアルバムは今もブックオフに売ることなく、大切に仕舞っている

今、久しぶりに確認しようと想ったのだが、あまりに奥に仕舞い込んでいるので断念した

遊佐未森25周年の記録
遊佐未森30周年の記録

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2018年9月26日 (水)

「暮れてゆく空は」は、オープニングにベストな選曲

今朝になって急に予習の必要を感じて、iPhoneで聴いていた遊佐未森のデビュー30周年記念ベストアルバム「P E A C H T R E E」
だが、この中から演奏が行われるとは限らない
この公演に先立ち、大阪公演が行われており、ネットでしらべればセトリがわかったのかも知れないが、今日は事前情報なしで愉しむことにしている

席に着くとすぐイヤホンを外して、周囲の音を愉しむことにする
流れているのはピアノ演奏
しばらく聴いていると遊佐未森の声が入っていたので、何かで使われた音源なのかも知れないのだが、僕は彼女のすべての活動を抑えていないので、そこはわからない

遊佐未森は通常のコンサート以外にアコースティック編成でおこなう「カフェミモ」や「プラネタリウム」「教会」などで行う企画コンサートがあるらしいのだが、僕はそのいずれにも行ったことがない


開演時間から9分を過ぎて客電が落ちる
Prologueの音源が流れるなか、バンドメンバーが登場

■バンドメンバー
Watusi(ベース)
楠 均(ドラムス)
松田 文(ギター)
西海 孝(ギター)
渡辺シュンスケ(キーボード)


そして最後に遊佐未森
25周年ライブでは至ってシンプルなワンピースで登場した遊佐未森だが、この日は「史上もっとも派手」と本人が後のMCで語った「桃ドレス」
いや、すばらしい
遊佐未森は、やっぱりこうでなくちゃ


「暮れてゆく空は」
25周年のベスト盤[VIOLETTA THE BEST OF 25 YEARS」でクラシカルに生まれ変わった、この曲から始まる
気持ちがすーっとコンサートに入っていく
遊佐未森のコンサートはこれで5度めだが、オープニングの失敗が終盤まで尾を引くことがある

あまりに神秘的に入り過ぎて「観客どん引き」だったり、ハードに入ったけれど「観客反応仕切れず」だったり
これが佐野元春だったら、どーんとぶちかましていきなり総立ちでいいのだが、遊佐未森はそういう人ではない

いきなり「野生のチューリップ」や「夏草の線路」で入られるとちょっと困るなと想っていた僕にとって「暮れてゆく空は」はこのうえない選曲だ

ただいま帰りました!
とステージの遊佐さんに敬礼するような気分が楽しい

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