2019年5月31日 (金)

しらべる7,000日 しらべるが行く5,000日

2000年4月に始めた「しらべる」は今日で7,000日を迎えました。
毎日更新(新規記事を追加)しているので、連続更新も7,000日となりました。
今読んでいただいているこのブログ「しらべるが行く」は、しらべるを始めてからちょうど2,000日後に始めたので、こちらは5,000日連載です。


これだけ長い間、毎日続けるということは、一般的には珍しいと思います。
「よく続くなぁ」と思われる方もおられると思います。

ただ、僕自身はそれほど特異なことをしているという感覚ではありません。
「毎日何かを続けること」や「1度始めたことは止めないこと」は子どもの頃から自然に身に付いた習慣でもあるからです。

この習慣の始まりは小学校に上がる前、母から日記帳を渡されたことでした。
その時「その日の出来事を書きなさい」と言われたのか「毎日続けなさい」と言われたのかは覚えていません。
母は浄土に還ったので、もはや、それを尋ねることもできませんが、尋ねたとしても覚えていなかったと思います。


「用語集」と「ブログ」をこうして、皆さんに公開しているわけですが、それ以外にも習慣として毎日続けていることはいくつかあります。
その1つが「ABC」です。


ABCというと物流の「ABC分析」を思い浮かべる方がいるかも知れませんが、私が続けているのは「Activity Based Costing」
行動を時間で定量化して、それ(コスト)が時間を使うことで生み出される価値に見合っているかを分析する手法です。


ABCに出会った1999年から続けていますので、ちょうど20周年を過ぎたところです。
これは、几帳面が取り柄の僕にはピタリとはまりました。
この「ABC」を20年やって来て、何がいいかというと「計画を楽しめるようになった」こと「時間は未来から過去へ流れている」ことを実感できるようになったこと、思考と行動のスピードが格段に上がったことです。


「しらべる」と「しらべるが行く」を毎日1つずつ書き起こし、毎年500冊以上の本を読み、いろいろな趣味を続け、1日7時間以上の睡眠を確保する(他にサラリーマンもしています)
これは他人よりも可処分時間が多くないとできない。それができているのは「ABC」のお陰だと思います。


20年間で学んで来たことは、まだ体系的にまとめていないのですが、時間ができたら他人に伝わるようにまとめて、対面で教えてみたいと思っています。


「しらべるのABC講座」ご期待ください。
これからも「しらべる」と「しらべるが行く」を時々思い出して、読みに来てくださいね。

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2019年5月 1日 (水)

令和初日の誓い

いよいよ令和が始まりましたね

皆さんは、どのようにこの日を迎えたでしょうか
平成から令和に替わるのを機に、なにか誓いを立てた方もいるかと思います

タバコをやめる
スナック菓子をやめる
怒るのをやめる

やめたくても、なかなかやめられないものをやめる「自分への誓い」をたてるにはいい機会かも知れませんね。

平成から令和に替わるのを機に、なにか目標を立てた方もいるかと思います

世界の平和に貢献する
人の役に立つ
専門的な勉強をして資格を取る

大上段に構えた目標は、気恥ずかしいし、抽象的すぎて目標として意識することが難しいので、かけ声だけで終わりがち。

ライフワークとして暖めていたことを始める。
人生に一本の柱を立て、その道を外れないことで、芯を通す。
令和の始まりに、考えてみたいと思います。

1年に1度、大晦日に年が改まる
それは、既定のことで誰にでも訪れます。
そこで、一定の割合の人たちは、気持ちを新たにして誓いや目標を立てています。

今回のように予めわかっていた改元は、その「レア版」
日本人だけに訪れ、少なくとも今生きている人たちの誰も経験していないもの。

そんな貴重な機会だから、新たなテーマを決めて、それを紙に書いて目立つところに貼りました。
外出時には、いつでも見られるよう、その紙を写真に撮ってスマホに入れました。

当面の目標は、このテーマを見なくても、空で言えるようになることです
新たなテーマに沿って進む
テーマに沿わないところへ脱線しそうになったら、極力早く立ち止まる

新しい時代、新しい未来、新しい自分
皆さんにとって、令和が希望に満ちた時代になりますように!

令和元年初日

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2019年4月30日 (火)

平成最終日

今日が平成の最終日
元号は疲れ知らずだが「おつかれさま」という言葉が脳に浮かんだ。

昭和という時代にも多くのエポックメイキングな出来事があり、その都度、世の中は変わったのだろうが、最も大きく変えた「戦争」が終結してずいぶん経って「昭和」を始めた僕にはあまり、その実感がない。

一方、平成という時代はある程度、大人になってから迎えた、まさに自分が生きた時代。だから、1つ1つの出来事により、社会が、僕らが変わって来たことに実感がある。

しらべる」の平成最終記事に「しらべるが選ぶ平成の10大ニュース」を挙げた。

平成4年 1992年2月
ハウステンボス開園

平成7年 1995年1月
阪神淡路大震災

平成7年 1995年3月
地下鉄サリン事件

平成13年 2001年9月
米同時多発テロ

平成15年 2003年5月
首都移転流れる

平成19年 2007年2月
第1回東京マラソン

平成21年 2009年8月~
民主党政権

平成23年 2011年3月
東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所の事故

平成25年 2013年9月
2020年東京五輪招致決定

平成31年 2019年4月
天皇陛下の生前退位


ここには選んでいないが、1995年の「Windows95」発売が「パソコン」普及を加速させたこと、1997年以降「インターネット」に対応したパソコンが普及して、世の中が「インターネット」後の時代に移ったこと、1995年の「阪神淡路大震災」を境に「携帯電話」が急速に普及したこと。

この情報化時代を加速した「三種の神器」の普及定着こそが「平成」最大のニュースと言えるだろう。
パソコンとインターネットと携帯のお陰で、僕らの暮らしはとても便利になると同時に、とても忙しく目まぐるしくなった。

令和の時代には、それらのツールが、より人々の幸せに与するための方法を考えていきたいと思う。
いつも読みに来てくださる皆さん、平成に生まれた「しらべるが行く」を令和でもよろしくお願いします!

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2019年4月27日 (土)

10連休

電車が空いている。いつもならば途中駅から乗り込んで座れることはないのだが、いくつか席が空いている。
もうみんな休んでいるのか?
11連休?そんなに休んで何処へ行くのだろう。
それとも、10連休を1日ずらして前倒したのか。
5月6日から出勤するとか・・


10連休ヒマです
昔ならば、そんなオファーを誰かに送ったかもしれないが、そんなことをしてスケジュール帳を埋めたからといって「幸せ」の度合いは、それほど変わらないことを経験として知っている。だから、もうそんなことはしない。


これから始まる、人生で初めて経験する10連休


これまでには、入院や父母の還浄など、期せずして10連休となったことはあっても、予め10連休とわかっているのは初めてだ。
天皇陛下の生前退位が決まり「10連休」の可能性が浮上した頃から、この日が来るのをずっと楽しみにしてきた。
大がかりな旅行やレジャーより、ゆっくり心身を休めることを考えている。


予定と言える予定を入れたのは二日だけ
V・ファーレン長崎の応援が1日
当選した「ヴィヴィくんおたんじょうび会」が1日
2つ予定があるだけでもありがたいことだ。
いずれもサッカー応援という趣味を始めたからであり、高田明社長がいう「サッカーには夢がある」は本当だと思う。


これまでにも「連休」はたくさん経験してきた
そして、それは大抵同じようなことの繰り返し
今回の「10連休」に当てはめると、日々僕は次のようなことを考えることが予想される


1日終わった。あとは9連休だから経験済みだな
2日終わった。まだ8日も残っている
3日終わった。いよいよ明日で平成も終わりだな
4日終わった。明日で半分か・・速いな
5日終わった。これで折り返しか、でもまだ5日ある
6日終わった。あぁ半分より残りが少ない
7日終わった。3連休が残っていると思えばお得だ
8日終わった。あとは普通の週末だと思えばいい
9日終わった。あっという間だな ^^;)


いつもならば、こんなふうに、日々減っていく残り日数に対して、ポジティブとネガティブのイメージが交錯する。


同じことの繰り返しではもったいない
そこで今回は1つのメッセージを持って連休に入ることにした
気恥ずかしいので、ここでそのメッセージは伏せる
そのメッセージを紙に書いてパソコンのヨコに掲げる
毎日、そのメッセージを繰り返し読んで、まる暗記するまで頭にたたきこむ
そして、自分がどの方向へ進むのかを考える。


時代が平成から令和に替わり、僕も変わっていきたい
ゆっくりと、多くの時間を忙殺されることなく過ごす10日間を使って

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2019年4月20日 (土)

しらべる19周年

2019年4月20日
しらべるは、おかげさまで19周年を迎えました。
いつも読みに来てくださっているあなた!
ありがとうございます。

これまでに何度か書いている通り、2016年9月にニフティによる「URL変更」という災難があってから、はや3年が過ぎようとしています。
一時的にしらべるを見失った「Google先生」も、そのうちまた見つけてくれて、ページビューも伸びてくるだろう・・
と思っていたのですが、今のところその兆しは見えていません。

そういう意味では、URLが変更されていないこのブログ「しらべるが行く」は頼みの綱なわけですが、ニフティはなんとこちらにも手を伸ばして来ました。

2019年3月に行われた「リニューアル」
最近では、ニフティが何かやるとなると、ほんの少し悪い予感がします。
そしてそれは、不幸にも現実になってしまいました。

ここでは、その細かい状況は割愛しますが、今の記事だけでなく、過去の記事までなんだか残念なことになっていて、驚きを通り越して呆れています。


1992年にパソコン通信「NIFTY-Serve」との付き合いを始めてから27年が過ぎました。
この間、ニフティによって多くの仲間と出会うことができたし、個人でホームページやブログを開設するという幸せも享受できました。だから、ニフティには恩を感じているし、今でもニフティを嫌いというわけではありません。


ただ、一回も料金納付を延滞することなく、総額100万円近くを納付して来た店子に対して、どうもこの大家さんは冷たいようです。
恐らく、顧客の幸せよりは、なにか他に目指しているものがあるのでしょう。

自らウェブサーバーを構築している組織であれば、このようにプロバイダーの勝手な仕様変更でページが台無しになるということはありません。

しかし、個人でウェブサイトを運用している者は「大家さん」になされるがまま。特に誰かに救済を求めることもできません。
泣き寝入りするしかない。
1日に1度、ため息をついて、それでも明日へ向かってこの活動をつないでいくしかない。

これからも「しらべる」をよろしくお願いします!

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2019年3月24日 (日)

ココログリニューアルに伴う不具合について

2019年3月19日
18:20
ブックマークしている「ココログ管理画面」にアクセスすると、次のようなメッセージが表示されていた

ページが見つかりません。
ブラウザで再読み込み(Reload)や再起動していただいても表示されない場合は、 URLが間違っているか、
ココログ開設者がココログを閉じた可能性があります。

閉じてないよ~
4900日連載してきたのだから、終わるならば、きちんと終了宣言をしてから終わりますよ~
ココログ管理画面のURLが変わるといった連絡は、ニフティから届いていない。

予感はあった
数日前から管理画面に「3月19日ココログリニューアル」のバナーが張られていた。
たいていのニフティホームページ、ココログユーザーならば、この文言を見てこう思っただろう。
1.改善より安定を
2.今できることは削らないで
3.また、何か起こらなければいいけれど・・

結論から言うと2は杞憂だったが、1,3は現実となった。
一夜明けて3月20日
そこで「Google先生」にニフティココログのログイン画面を教えてもらう。
まさか、毎日使っている画面のURLを「Google先生」に尋ねることになるとは思わなかった。

管理画面に入れたので、20日分のブログを書く
「今すぐ公開」で[保存]
画面上のフラグが「公開」に変わる
ひと安心・・
と思って、ブラウザーで確認すると、ココログには掲載されていない

ここで、ニフティに電話
10分以上待ってつながった電話で「ココログの窓口」として別の番号を教えていただく。
しかし、そこはつながらない
混雑しているため、情報を掲載したURLをSMSで送るという。
はやる気持ちを抑えて、送られて来たアクセスURLに接続すると

ページがみつかりません

結局、管理画面が正常に機能し始めたのは21日夕方
事前にアナウンスされていたメンテナンス終了時間「19日13時」
からまる二日が過ぎていた。
果たして、影響はこれだけで済むのだろうか。

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2019年2月21日 (木)

しらべる6900日

2000年4月に始めた「しらべる」は今日で6,900日を迎えました。
毎日更新なので連続更新も6,900日となりました。
このブログ「しらべるが行く」は2,000日後に始めたので4,900日です。
いつも、皆さんが読みに来てくださるお陰です。
ありがとうございます。



2016年9月、それまで17年にわたりホームページを置いていたニフティの「@hpmepage」サービスが終了し、Googleで「しらべる」の記事が上位表示されることは少なくなりました。
Googleで上位表示されないということは、新しい閲覧者が増えないということです。
恐らく、こうして読んでいる方には、ブックマークしていただいている方が多いのではないでしょうか。
え?違う
それならば、今すぐお願いします(笑)



2016年9月まではGoogleを「しらべる」で検索すると、この「しらべる」が1番めに表示されましたが、現在は跡形もありません。
一方、現在はキーワード「しらべるが行く」が1番めに表示されます。

誰かにウェブサイトの在処を教える時、以前は「しらべる」で検索して!と言っていたのですが、今は「しらべるが行く」で検索してもらっています。
ただそれでは「しらべる」の方にはたどり着けないかも知れないですね。
今こうして読んでいる方にも「しらべる」ってなに?という方もいるかと思います。
そういう方はぜひ一度「しらべる」も覗いてってください。


「しらべる」は2000年当時「一瞬で意味がわかる用語集がない」ので、なければ自分で作ろうと思い立って始めました。
当時、まだウィキペディアはありませんでした。
ウィキペディアが始まった当初「百科事典」の項目には、ネット上の百科事典として「しらべる」が紹介されていたこともあります。

「一瞬で意味がわかる用語集がない」
という存在意義は、ウィキペディアや数多くのまとめサイトが整備された今でも失われていないと思います。

だって、PVは少ない。存在意義がない。では、続けて行く動機付けが保てないですからね。


これからもまた、読んでいただく皆さんが「こう書いてくれればわかりやすい」と思っていただけるよう、努力していきます。


これからも「しらべる」と「しらべるが行く」をよろしくお願いします。

~しらべる6900日に寄せて~

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2019年2月12日 (火)

一年に一度やって来る友達

年が明けると今年もそろそろ岩尾君からの電話がかかってくる頃だ

岩尾君との付き合いはかれこれ10年以上になる。
彼は営業で僕は営業を受ける側。
ここ数年、もう商談はなくなっているのだが、それでも彼はこの時期になると必ずやってくる。

1月の初め、滅多に鳴らない電話が鳴る
「今年もそろそろ、いかがでしょう」
今年はちょっと、早いね?
「そうですか?」
といったやりとりがあって、日時の約束をする。


指折り数えて待ったりはしないが、約束の日、僕は少しだけ明るい気持ちになる。
岩尾君はとても礼儀正しく、気持ちのいい青年であり、謙虚だ。
そんな人と会って気持ちが明るくならないわけがない。

そして、岩尾君とは「気が合う」
気が合うというのは、大抵において「話しが合う」ということを言うのだろう。



喫茶店で待ち合わせて、年長の僕が彼にコーヒーを奢る。
前払いのカウンターで僕が言う。
なんでもいいよ。好きなものを頼んで

「それじゃ、スペシャル抹茶ラテのラージで」

おいおい、本当に遠慮が無いなと、心の中で苦笑するが、そんな無遠慮に親しみを感じることができる。



岩尾君が商売にもならないのに、僕を年に一度、訪ねてくるのは、僕との話を楽しみにしているからだ。

共通の話題は「スポーツ」
岩尾君は「野球」で僕は「マラソン」
それぞれ、ルールも違うし、接点も少ないが、それぞれが取り組む「草野球」と「市民マラソン」で、この一年に起きた出来事を報告し合う。


「motoさんは今年はつくばでしたよね?」
彼に水を向けられて、僕が先陣を切る。
彼はノートを開いて、去年のメモを見ながら、質問してくる。
いろいろな人と話すけれど、彼のように「僕のメモ」を持ってくる人は見たことがない。

要点だけを話して、ところで野球はどう?
と水を向ける。

「実は事件がありまして」
彼が後攻を務める。
半年前、父兄ソフトボール大会できき手の指を骨折したのだという。
「リハビリをして、随分曲がるようになった」
という岩尾君の指は、それでもグーで握った拳から1cmは浮いていた。

指は人間の暮らしではとても役割が多い。
今でこそ、ペンを持って筆記する機会は減ったが、それでも何も書かないという日はない。営業の仕事をしていればなおさらだ。
お箸のコントロールがしづらいし、パソコンの「タッチタイピング」でも、スピードが落ちそうだ。
ボールを投げる岩尾君にしてみれば、難儀なことだろう。


僕はいつか「守備はファーストしかしない」という条件で、近所の草野球チームに入ろうと思っていたが、この日を境にきっぱり諦めることにした。

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2019年1月14日 (月)

新元号 恒和

2019年元旦、年が改まるとすぐに、新元号発表日が2019年4月1日と発表されました。
4月1日から30日間は「次の元号を知っている」時間を過ごすことになりました。


今上天皇の生前退位という経験そのものが、現在生きている日本人にとっては初めてのことです。
生涯初めてのことであり、もしかするとこの先、生涯の中では2度目の経験はないかも知れない。
そんな出来事はあまりありません。

出生は一度きりですが、ほとんど自覚がありません。
死亡は予めわかっていてもワクワクはできませんよね。

入学、卒業、就職、結婚、出産
こうした人生の節目も一度ではなく二度、三度という可能性があります。

何があるかを探してみましたが、大抵の人に当てはまることといえば「定年退職」くらいでしょうか・・


ワクワクし過ぎて4月1日を大人しく待っていられない。そんな人は少なくないようで「元号予想」がメディア、企業によって行われています。


1月12日、読売新聞夕刊によると、ソニー生命が行った予想クイズの1位は「平和」でした。
これは、多くの人が願うことであり、元号にスローガンの意味を込めるとしたら、これ以上の基本理念はないでしょう。


役所の申請書では誕生日記入欄に元号のイニシャルが表記されることから、直近の「T=大正」「S=昭和」「H=平成」* は重複するため候補に入らないと思われます。

*明治元年(1868念)生まれの方がいれば今年151歳


しらべるが考える次代に望む元号は「恒和」(こうわ)
今、変換したところATOKの候補には出て来ませんでした。

恒久の平和を希求する
恒に和をもって貴しとなす
いつも(=恒)和やかに佇む


「和をもって貴しとなす」は聖徳太子の言葉として流布されている諺で、外国人からは日本人の特徴と言われることがあります。
それは「いつも仲良く諍いを起こさない」という本来の意味に加えて、全会一致に拘り、独断専行を許さない。つまりものごとの進みが遅いという揶揄でもあるわけです。
団体行動が苦手な僕にとって、これが一番の課題ですが・・

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2018年12月31日 (月)

日本IWC脱退

1位
日本IWC脱退

日本政府は12月25日、IWC脱退を閣議決定した
英断である
このニュースを読売新聞夕刊の一面トップに見つけた時、そう思った。
その理由は以下の2つに集約される。


1,調査に基づく行動
捕鯨反対国は停止理由の一つに、一部鯨種の絶滅を挙げている。
これに対して日本の主張はこうだ。

①調査によると鯨は増え続けている
②増えすぎた鯨が人間の3倍を超える魚を捕食、人間が食べる分の漁獲量が減っている(ピーク時の半分以下)

つまり、長年捕らないために増え続けた鯨が大量に魚を食べるために連鎖バランスが崩れており、人類の食糧確保に支障を来すレベルまで来ているということだ。
日本は調査データを根拠として提案を続けてきたし、IWC脱退後もオブザーバー出席(議決権のない出席)して、情報提供を続ける。


2,食文化への干渉
1948年に設立されたIWC(国際捕鯨委員会)は、1982年に商業捕鯨停止を採択した。
それ以降現在まで、捕鯨は調査捕鯨と規制対象外の鯨に限られてきた。
元水産庁官僚である小松正之氏は、その著書で「哺乳類保護を叫ぶことが動物愛護団体という国内の票田獲得につながっている」と指摘している。

哺乳類だから食べてはいけないという理屈は通らない。
それを言うならば、捕鯨に反対しているオーストラリア、米国は牛肉食を禁止しなければならない。

頭脳が高等だから食べてはいけないという理屈は通らない。
仮に国際愛犬委員会という組織があったとする。
(国際的な組織は国際畜犬連盟FCIのみ)
もしそこで「犬食停止」が採択された場合、犬食を食文化としている国はなんというだろう。
恐らく、そういう国は不利益な採択が成された時点で脱退するだろう。
日本は商業捕鯨停止の「採択」からIWC「脱退」まで、36年にわたり「再開」への努力を続けて来た。


【IWCの歴史】
1948年
国際捕鯨取締条約に基づいて設立

1982年7月23日
商業捕鯨一時停止を決議

1999年
1992年には5か国だった捕鯨推進国が、日本、ノルウェー、ロシア、 大韓民国など14か国に増えた。
*規約改正には4分の3の賛成が必要

2004年
年次総会で日本は南極海の禁漁区撤廃を提案。投票権を持つ53か国中、賛成19、反対30、棄権2、欠席2。捕鯨推進側は19か国まで伸びた。

2018年
捕鯨支持41、反捕鯨48


日本は、脱退したからと言って好き放題捕るわけではなく、IWCが算定した枠組みに則った量に留める。変わるのは、捕獲の主体が民間に移り、場所が調査捕鯨の南氷洋から、近海(EEZ)に移るということだ。

スーパーの惣菜コーナーに廉価の「くじらフライ」が復活する日が待ち遠しい。


今年も「しらべる」「しらべるが行く!」を読んでいただきありがとうございました。
2019年も時々読みにきてください。お待ちしています。
よいお年をお迎えください!

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