2016年11月27日 (日)

こんなカーナビが欲しい 2016年

今のカーナビを使い始めてから10年になった。
情報機器にとっての10年は、とてつもなく長い期間だ。
しかし、今のところ特に古さを感じていないし、道案内をしてもらう分には不自由しない。
だが、現在のナビがどこまで進んでいるのかも気になっている。
既に使えなくなっている機能もあるし、いずれは地図の更新サービス(有料)も止まり、実用に耐えなくなる日が来るだろう。
それが数年先か、あるいは十年先かはわからないが、思い立ったが吉日、現状と現代をまとめておくことにした。



現状のカーナビ
Panasonic製トヨタ純正カーナビ

●記憶デバイス:HDD
音楽はCDを入れてHDDに録音(3,000曲)
使えなくなっているのは「曲名情報」
数年前、サービスが停止して以来、その後の新譜については曲情報が入らない。
録音すると
20161123-0001
といった数列が表示されている。
曲名を表示したければ、1曲ずつタッチパネルから入力しなければならない。

もしもナビを買い換えることになれば、今入っているおよそ2,000曲をどうするか。
アドレス帳が赤外線通信でコンバートできるスマホのようにはいかないだろう。
改めて入れ直すとなれば、CDをTSUTAYAから借り直さねばならず、費用と時間が惜しい。


【こんなカーナビが欲しい1】
パソコンで音楽を管理している「x-アプリ」から「SDカード」などの記憶デバイスへエクスポート。それをカーナビに挿して使えるとよい。

これは、トヨタ純正カーナビをあたったところ、実現できていた。ただし、対応しているのは「SDHC」までであり、メディア1枚では、あまり曲数を入れることはできないようだ。


●大きさ
2DINサイズだが、ワイドタイプのため、現在のトヨタ純正カーナビの「7インチ」が入ることがわかった。
ダッシュボードの上に出すつもりはないので、サイズに制約がある。
高機能カーナビを買いたくても、買えないということがありそうだ。


●インターネット対応
現在のものはネット非対応。
2007年と言えば、スマートフォンと呼ばれる機体はFOMAやウィルコムから出ていたが、アプリ追加という概念はなかった。

機械は買った時の機能で使う
古びたら買い換える
そういう時代は2007年が最後だった。

スマホが普及し始めたのは2008年。
スマホ対応カーナビも、そろそろ出そろっていると推察する。



【こんなカーナビが欲しい2】
目的地の設定は自宅のパソコンでできる。
カーナビがそれを受信する。

これは、カーシェアリングの「カープラス」が提供している。
不慣れなカーナビで目的地を設定することは難儀なので、このサービスはいつも利用している。

トヨタ純正のサービス「T-Connect」ではアプリの追加で性能向上が図れる。
Wi-Fi対応機種であれば「T-Connect」として月々のランニングコストはかからない。
スマホを車内に持ち込み、テザリングによりネット回線を供給すればよい。
(テザリングはキャリアに申し込む。auの場合、月額500円)

ただし「T-Connect」で「事前目的地設定」ができるかは不透明だ。


*研究が進んだら、つづきを書く予定です

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2016年5月18日 (水)

生活道路で速度取り締まりができる「小型オービス」

宮崎県で大沢誉志幸を熱唱して、覆面パトカーのお世話になってから数十年が過ぎた。
加齢により運転が慎重になったのか、ここ十数年、反則切符を切られていない。

そういえば、しばらく「ねずみ取り」を見ていない。
「自動取り締まり機」通称オービスも増設されていないようにみえる。
あまり、遠出しなくなったせいもあるだろうが、取り締まり自体が減っているというのが、実感だ。

それでは、運転マナーが格段に向上したのかというと、むしろ逆だと思う。
一時停止の標識で「車輪を完全に停止」しているクルマは滅多に見かけない。
片側一車線の道では、センターラインを超えて走る車が激増している。

路上駐車車両がある場合、そちら側の走行車が駐車車両の後ろで待機して、センターラインの向こうから来るクルマが通り過ぎてから、ウィンカーを出してはみ出して追い越していくのがマナーだ。
しかし、そういうクルマは滅多にいない。

目の前にクルマが停まっていれば、対向車両が来ていてもお構いなし。
躊躇なく(ウィンカーも出さず)センターラインを超えてくる。
対向車が止まらなければ正面衝突だ。

自分さえよければいいというドライバーは格段に増えている。
(東京の場合です)


幼稚園、小中学生の通学路は生活道路。
だが、幹線道路の渋滞を嫌った車両が、そうした道路を通勤に使っている。
生活道路なので、制限時速は30キロなのだが、そんな標識はお構いなし。
目測で50キロは出ているだろう。

子供たちは歩道を歩いているから安全。
かというとそうではないことは、全国で起きている「クルマが通学の子供たちに突っ込んだ」事故が証明している。

だが、速度取り締まりをしようにも、違反車両を取り調べるスペースがない。
結局「生活道路ではねずみ取りはない」とドライバーは高をくくっている。



2016年3月25日、小型「スピード違反取り締まり機」の運用が始まった。
見た目は、道路標識の先端に監視カメラに付いているよう。
岐阜県、埼玉県で全国に先駆けて採用した。
東京都も採用を検討している。


いわゆる「小型オービス」である。
オービスなので、その場で捕まえるスペースは要らない。
後日、車両保有者に呼び出し状が届く。
違反を無視すれば車検が通らないので、逃れるのは難しい。


15km以上~20km未満は1万2千円
20km以上~25km未満は1万5千円

商店街、生活道路に切れ目なく監視カメラが普及しているように、この小型オービスが通学路に設置されれば、子供たちの安全に寄与することだろう。

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2016年5月17日 (火)

覆面パトカーという名前はいかしている

福岡の太宰府インターから高速に乗る。
高速と言っても、日本にある高速道路は「東名」と「名神」で、あとは自動車道路である。
九州自動車道を一路南下する。
鳥栖を過ぎるまでは片側3車線
久留米の手前で1つ減って2車線になる。

それでも、日頃はさほど渋滞しない。
八代インターで降りて一般道路、国道219号線に移る。
別に高速を降りたいわけではなく、当時は八代までしかつながっていなかったのだ。

ほとんど信号がなく、クルマも少ない晴れた午後。
「助かりません。救急車到着まで1時間」
といった道路脇の看板にびびりながら、睡魔と戦う。
そんな時は、カーステレオから流れてくる音楽に合わせて、絶唱するのがいい。
歌いながら眠れるという人は、なかなか居ないものだ。



ループ橋を経て「えびのインター」から再び、高速へ。
そこから先は宮崎自動車道。
ここは、さらに輪をかけてクルマが少ない。

ある日のこと。
ついつい睡魔に負けてしまい、うとうとしながら走っていた。
もちろん、完全に寝ているわけではない。
まずい!
ふと我に返ってみると、さっきまでと違う車線を走っていた。

片側2車線の左側「走行車線」をゆっくり走っていたのに、気がつくと右側の「追い越し車線」を走っていたのだ。
慌ててバックミラーで後方を確認したが、視界の届く範囲に後続車はなかった。


それ以来、宮崎自動車を走る時は、気合いを入れて歌いながら走ることに努めていた。
その日、友達が買ってきてくれたパイオニアのカーステレオから流れていたのは大沢誉志幸の「クロール」
夏場にはぴったりの歌。

くろーるぅ♪
曲がサビにさしかかった時、バックミラーにやたらと接近しているクルマが映った。
いつもならば、後続車自体が珍しい。
これだけ空いているのだから、こんなに寄せなくても、さっさと追い抜いていけばいいのに。
そう思ったら、助手席のおじさんがなにやら叫んでいる。

カーステレオから大沢誉志幸を大音響で鳴らしていたため気づかなかったが、彼はマイク装置を使い僕に話しかけていたのだ。

福岡ナンバー****、停まりなさい!

それは、初めてみた「覆面パトカー」だった。
別に運転手がミル・マスカラスのように覆面をかぶっているわけではない。
警察車両なのだけど、パトカーのように黒と白で塗り分けていない。
一般車両の装いで、正体を隠しているから覆面パトカー。

確かに、ミル・マスカラスの正体は謎だった。
(一応)
謎だからこそ、好奇心をかき立てられて、ファンになったのだ。

そんな「覆面」を名乗るなんて、なかなかいかしたネーミングではないか。

などと言っている場合ではなく、路肩に駐車を命じられた僕は、覆面パトカーの後部座席で薄給にはつらい金額をつきつけられて青くなったのだった。

つづく

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2016年3月20日 (日)

ドライブレコーダー「KNA-DR350」は後悔のない機械だった

ケンウッド「KNA-DR350」2015年製品の仕様は以下の通り。
ただし、2013年の研究時、既に実現していたものは省略する。

【1】メモリー4領域(通常・緊急・駐車・写真)の割当をユーザーが変更できる。

【2】内蔵バッテリーを使って、エンジンOFFの駐車時にも録画できる。

【3】駐車録画は「衝撃」と「動体」感知で自動的に録画開始
 下位モデルKNA-DR300は「衝撃」感知のみ



研究した時点で、この製品だけの特徴だったのが「動体」感知による駐車時の録画だ。
何者かがクルマに衝撃を与えた時だけでなく、近づいただけでも、その前後を録画する。
それは夢のような技術だ。

2年前に購入を見送った時、心配だったのは駐車時のいたずら。
果たしてどれだけの効果があるのかは未知数だし、そもそもそういう事態が起きて欲しくない。
ただ、それに対応しているというだけでも、安心感は上がる。

それに、ここ数年で劇的に増えた路上の監視カメラが「防犯の抑止力」として社会に浸透し始めていることで、ドライブレコーダーにも期待値が上がった。


本体の実勢価格は18,200円
これを最寄りディーラーに持ち込んで、取り付けてもらうと工賃は8,000円。

取り付け時間は「1時間」
待合室で読書していると、困った表情のサービスマンがやって来た。

「ぎりぎりのところから出して、挿すということでいいですか?」

どーゆーこと?と尋ねると、想定していたのは直結できるソケットだったが、この機械はシガーライターソケットに挿すタイプだったという。
このままだと一旦、配線を外にだしてシガーライターに挿さなければならないという。

それはいかん。
不細工で困る。
結局、1,000円のアダプターを追加してあくまで配線はコンソールの中に仕舞ってもらった。



以下は、事前に魅力を感じた仕様が、実際に使ってみてどうかをまとめた。

【1】メモリー4領域の切替は、本体のボタン操作で容易にできた。
パソコンでパーテーションを切り替えるのは大変な作業だと知っていたので、この手軽さには感服した。


【2】駐車モードの設定も本体ボタン操作で容易。
エンジンを切ると、一旦画面が消えた後に「駐車」と表示されて「録画」が始まる。
カーシガレットの給電では駐車中にバッテリーが上がってしまうので、本体内蔵バッテリーが給電する。
従って、録画できる時間はバッテリー容量の範囲内。
何日も撮り続けられるわけではない。


【3】「衝撃」「動体」感知の駐車録画については検証していない。
とりあえず、そういう機能がついていること。
レコーダーが抑止力として威圧すること。
それだけでも、十分な満足感、安心感がある。


生涯で初めて使う機会を得た「ドライブレコーダー」は「しまった!こんなはずじゃなかった」ということが何もない機械だった。

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2016年3月19日 (土)

2013年に研究したドライブレコーダーの仕様

ユピテル「DRY-FH52WG」2013年製品

仕様
■映像、音声を常時記録。5分毎の区切りで保存していく。
 容量がいっぱいになると古いものから消えていく。

■衝撃が加わると前後の録画が保管フォルダーに移ることにより"記録"が残る。

■手動でボタンを押して任意に保管フォルダーに写すことができる。観光映像はこの方法で残す。

■液晶モニターで画像が確認できる。モニターで画像を確認しながら、アングルを調整できる。モニターはオフにできる。
*機械は視界に入らない位置(ミラーの死角)に設置する。

■電源:カー電源から取得
充電池を内蔵しており、30分程度は取り外して使うことができる。

■記憶媒体:micro SDカード
(4GBカード付属)
SDカードは自分で買ってきて交換できる。最大32GBに対応。

■GPS内蔵 ドライブ記録をパソコンで地図表示できる。
*GPSを内蔵しない廉価版「FH32GS」が併売されている。

■ステー部分を残して本体だけ取り外せる。
クルマを離れている間の盗難防止になる。

取り付けはディーラーに依頼すれば、目立たぬよう電源配線をしてくれる。
機械単体は17,800円前後で売られており、自分で配線すれば費用は浮く。

「ドライブレコーダー」は万が一の有事に備えた備品と思っていたが、平時はドライブの動画記録機として使えるというカタログキャプションには心動いた。


しかし、買わなかった。
人生の中で使ったことのない類の機械ゆえ、慎重になったのだ。

以前に同様のモノを使った経験があれば、それが生活にもたらす潤いを想像できる。
去年「BOSE M2」というコンピューターモニター(スピーカー)を衝動買いした時がまさにそれだった。

だが、未知の機械には想像力が乏しい。
そして、なぜかこの時は「こんな機械を付けると、車上荒らしに遭いやすくなるのではないか」ということを心配していたのだった。


それから2年、社会問題になりつつありながら、一向に取り締まりが行われない自転車や原付のすり抜けに、肝を冷やす日が続いていた。

「すり抜け」自体は違法ではないが、十分な車間距離を取らない追い抜きは違法。
つまり「ぎりぎりのすり抜け」は違法である。

そこで久しぶり、欲しいものリストに入れておいた「ドライブレコーダー」をしらべてみた。

そこで目を惹いたのが価格.com売れ筋ランキング1位にランクされていたケンウッド「KNA-DR350」だった。

つづく

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2016年3月18日 (金)

3人乗り自転車、90cmの凶器

日本では自転車の「二人乗りは禁止」だが「三人乗りは容認」するという、不思議なルールが運用されている。

自転車の荷台に同級生を乗せて走る高校生は、お巡りさんに注意される。
だが、基準を満たした装備の自転車であれば、母親が子ども2人を乗せた3人乗りはOKだ。



2007年、交通事故総合分析センターまとめによると、自転車の三人乗りで408人の子供が怪我をした。

2009年7月、この状況を踏まえて公安委員会規則改定。
安全基準を満たす自転車に限り、子供二人を前後に乗せる三人乗りを認めた。
16歳以上の運転者が、6歳未満の人を二人乗せることができる。

子育て世代の誰もが、マイカーを持てるわけではない。
マイカーがあったとしても、都市部では行く先々で駐車場の確保が難しい。

2人乗りはダメで3人乗りはOKというのは整合性がない。
確かに3人乗りは危険だが、複数の子育てをする親には手厚くしたい。
これは希に見る、人情味溢れる法運用である。



「幼児2人同乗基準適合車」の基準は強度、制動(ブレーキ)性能、安定性、駐輪時転倒防止など。
中でもくせ者なのは、最後の「駐輪時転倒防止」だ。


スタンドを立てた状態で、抱っこして子どもを乗降させている時に、自転車が転倒しないよう「幅の広いスタンド」が求められている。
そのために、従来自転車の車幅は60cmまでだが「幼児2人同乗基準適合車」では90cmまで認可される。


横幅90cmといえば、大型自動二輪と同等の車幅である。
だが、運転者は免許すら要らない。


狭い路地をクルマで通行している時、前方から「幼児2人同乗基準適合車」がやって来て、その凶器とも言えるスタンドでクルマのドアを「ぎーっ」と引っ掻いていく。
自転車はそのまま走り去る。
クルマは最小回転半径が大きいので、すぐにUターンして追いかけることも叶わない。
かつてそうして、泣き寝入りしたことがあった。


危険なのは自転車だけではない。
「原付」は遠慮なく、信号停止したクルマのヨコをすり抜けていく。
中型二輪、大型二輪のライダーには「自動車」として車線を占有するプライドがあり、大抵はグッドマナーだ。

だが原付の場合、筆記試験だけで免許を得たライダーが多く、技術が乏しい。
バイクは足でステップを押すことでバランスを取るのだが、両足をステップから外して、地面にぷらんぷらん垂らしているおばさんには目が点になる。

心も「道路交通」に参加しているという意識が薄い。
クルマに擦っても、大抵は逃走する。



せめてドライブレコーダーでも付けて証拠を記録しようか?
いやいや、そんなことをしても後の祭り。そういう考え自体が擦り逃げを引き寄せるのではないか?

ディーラーで法定点検を待つ間、そんな自問自答をしたのが2年前の2013年暮れ。
ショウルームに飾られていたのは、ユピテル「DRY-FH52WG」
取付工賃込み25,000円だった。


初めて目の当たりにしたドライブレコーダーの仕様は、十分に購入決断に足るものだった。

つづく

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2015年4月 7日 (火)

ミニバンを卒業して、S660でスポーツカーに帰る

MR-Sにはシート後ろにラゲッジスペースがあるが、S660にはない。
それが全長50cmの差でもある。
荷物は助手席に置く。
同乗者がある場合は、足下に置いてもらうか、膝に抱えてもらう。
同乗者が大きめのガラガラを持っている場合、MR-Sならばなんとか助手席の足下に置けるが、S660では難しそうだ。

フロントのボンネットを開けると、ふた付きのユーティリティボックスが現れる。
(MR-Sではボックスはオプション)
ここに、外した幌を収納する。

幌をつけている時(大概そうだと思う)は、ユーティリティボックスに少しモノがはいる。
ただし、横長なので、小ぶりのガラガラでも入らない。

ユーティリティボックス下には、コンプレッサーとジャッキが入っている。
走るコバックかっ ^^;)
これは、スペアタイヤを積んでいないので、パンク修理をするしかないための措置。
現代はJAFに年会費を払わなくても、任意保険にレスキューサービスが付いてくる時代。
大半のオーナーは、パンクしたら業者を呼ぶと思う。

オープンカーとして走りたい場合、幌は車体から取り外さなければいけない。
折りたたむだけでも面倒なのに、さらにボンネットを開けて収納となると、さらに敷居が高い。
実際には常時、幌を付けて走る人が多いだろう。

「風を感じて走る」という点では、リアガラスをパワーウィンドウで開けることができる。
左右と後ろ、3つのガラスを開ければ風が通り、それなりにオープンな感覚になった。

リアスポイラーは電動で跳ね上がる。
跳ね上げる角度はささやかなもの。
一般的にはスポイラーが付いているだけで「若者のとがったクルマ」という見た目になってしまうものだが、これならば上品さを損なわない。

リアのエンジンカバーを開ける。
スリット部分の内側に受け皿がついていない。
MR-Sの場合、その受け皿が外れないので、汚れても掃除ができない。
ただし、受け皿がないということは、水滴は直接エンジンに落ちると言うこと。
走行時はいいが、雨天時の駐車ではエンジン室に雨が降り込む。
電装対策は十分なのだろうが、定期的にエンジン室を掃除する必要はありそうだ。
幌を屋根に持つオープンカーの宿命として、青空駐車にはリスクがつきまとう。
屋根付き車庫、シャッター付き車庫ならば、安心して乗ることができる。

MR-Sと乗り較べての性能比較には言及しない。
MR-Sは新車で買おうと思っても買えない。
今買える日本車のミッドシップはS660だけだ。
どちらが速いとか、どちらがきびきび曲がる
といったことを比較しても仕方がない。

ホンダカーズによると、発売時点で納車は6ヶ月待ちという。
「1日40台しか生産できない」というのは、買う人にとっては嬉しい。
それは「手作り」に近いことを意味しているからだ。

スポーツカーは明日から「配達に使う」「子どものお迎えをする」クルマというわけではない。
限度というのはあるだろうが、ある程度待たされるのは苦になるどころか、むしろ楽しい。
今後、ある程度生産体制を増強して、4ヶ月待ち程度になれば、ほどよく売れていくと拝察する。

子育て期間を過ごして来たために、我慢して乗りたくもないミニバンに乗ってきたスポーツカーファン。
子ども達がスマホを片手に友だちと行動するようになり、親とは出歩かない。
子どもたちにせがまれて「モノより思い出」と割り切って買ったトラックのように巨大なクルマ。
誰も乗らなくなった今は、ただ一人、トラックの運転手となっている。

ようやく、手頃で触手をそそるクルマが出た。
スポーツカーに戻る日が来た。
このクルマを家族に説得する時、最大のネックは「2人乗り」
だが、3人以上乗る時は、カーシェアリングを借りればよい。
月1,000円出せば、あとは使った分だけ払えばよい。
時代は変わってきている。

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2015年4月 6日 (月)

町にやって来たホンダS660と、トヨタMR-Sの比較

ホンダS660(よみ:えすろくろくまる)の実車が町にもやってきた。
発売直後、店頭展示されたのは660台の限定仕様車「コンセプトエディション」
特別なのは「幌が赤い」「シリアルナンバー付き」
予め希望者が多いことを見越して、抽選販売となっている。

通常販売分でも、赤い幌はオプション設定される。
「コンセプトエディション」のボディカラーは「白」のみ。
通常販売分では、白、黄色、赤などいろいろなカラーがある。

2007年にトヨタMR-Sが販売を終了して、日本からミッドシップ車がなくなった。
8年の時を経て、S660がミッドシップの歴史を再開させる。

価格はおよそ200万円。
1999年~2007年に販売されていた1800ccのMR-Sと変わらない。
グレードは内装が豪華なα、普通のベータの2種類。

エンジンは660ccターボ。
この排気量で馬力を上げるためのターボであり、エコのためのターボではない。
車重は830kgで64馬力 パワーウェイトレシオ(車重÷馬力)は12.96。
(MR-Sは1,020kgで130馬力=7.84)

外見の特徴は2つ。
ドアが長い。
エンジン・エアインテークのデザインが地味。

ドアについては、2m10cmの人でも乗り降りできるよう設計された。
スポーツカーは車高が低いうえ、運転席も狭い。
乗り降りのしづらさは、ミッドシップの先輩MR-Sと同程度。
車長は3395mm。3895mmのMR-Sより50cm短いが、ドアの長さはほぼ同じだ。
乗降の際、レザーシートのサポート部分がこすれて傷む。
レザーだけに、交換するには出費が大きすぎる。
これは、スポーツカー共通の悩み。
乗る時にシートのサポート部分を手で押さえて、こすらないように乗り込むとよい。

エアインテークは車輪前以外に、ドア硝子に沿って設けられていた。
ミッドシップであることをアピールするために、もう少しインテークを派手にしてもいいと思う。

トランスミッションはマニュアルとCVTの2種類。
CVTはオートマチックだが、ギアが微調整ができる機構。
マニュアル操作はギアボックスのみ。
CVTはハンドル横にパドルシフトが付く。

メーターはタコメーターの中心に、デジタルスピードメーター。
「スポーツカーでデジタルはいただけない」という人もいるようだが、デジタルもスポーツカーも好きという人はいる。1980年代の名車、トレノ(後にAE86と呼ばれる)はスピードはデジタル、タコはグラフインジケーターだった。
当時も「メーターだけがザンネン」という人はいたが、オーナーではない評論家だった。

パネル中央に位置するのはセンターディスプレイ。
これは、手持ちのスマホを接続してカーナビを表示させる。
カーナビは付いていない。
HDMI端子が付いており、ここにHDMI対応機器を接続できる。


運転席に腰掛けてみて、狭さは感じない。
両足が外壁にへばりつくような窮屈さはない。
意外と広く作れるものだなと感心した。
助手席も同様。
よほど、わがままな人を乗せない限り、不満は出ないだろう。

ドアを開けたところにあるスカッフプレートはS660の文字が電光していた。
夜間は乗り降りの度に、保有する歓びを感じることができそうだ。

つづく

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2014年9月17日 (水)

カープラスに入るメリットがある3つのケース

日曜の朝
特に用事も当てもないドライブ
空いている東京の道やはり楽しい

カープラスは車内禁煙。
2014年1月には、ペットの同乗・灯油の積載が禁止された。

以前、ペットに着せる服は自宅ではなくコインランドリーで洗濯する。
という人の話を聞いて、とても不愉快になったことがある。
共用のクルマで灯油をひっくり返して、車内に大変な悪臭を充満させた人もいた。

潔癖症の人ならば、他人が触ったハンドルというだけでもダメかも知れないが、そうでなくても、誰かとモノを共有するということは、少し敷居が高い。

ゴミを残さずキレイにして返却すると、次に借りた人がアンケートに「キレイだった」と回答することで、ポイントがもらえる。
アンケートに答えるだけでも3ポイントがもらえるので、ポイントをもらえる確率は高い。

みんなのクルマだから、キレイにカーシェアリング。
ここまでのアイデアはなかなか思いつかない。
いいと思ったことは、なんでもやる!
というひたむきさに好感が持てる。

カープラスはあらゆることが、こなれている。
音楽、カーナビ、貸出システム
欲しい機能はなんでもある。
さすが、歴史が一番長いカーシェアリングだ。

ひとつだけ、ホームページにわかりやすく書いていないことがある。
それは事故発生時の規約だ。

事故が起きた場合、対物事故の免責ゼロ。
ただし、自車に損傷がなくともNOC(Non Operation Charge)=休業補償は一律2万円。
これは、契約時にもらう約款24条に記載。
2万円という金額はホームページと、2カ所に分けて書かれている。

レンタカーの場合、キズ凹み確認、保険の説明、NOCの説明と
「事故は起きるもの」という前提で説明がある。
それは事務所において人が介在するからだ。

カーシェアリングでは貸出、返却に人は介在しない。
従って、乗車前の説明はなし。
ここは今後、普及に伴い、変わっていくかも知れない。

いずれにせよ「免責ゼロ」は安心感があるサービスだ。

走行中、スマホにメールが届いた。
クルマを停めて確認するとカープラスからだ。

この度はTimes Car PLUSをご利用いただきありがとうございます。
あと30分で返却時間となります。

ほぼ同時にピンポンピンポンとチャイムが鳴り
「予約終了の30分前です」というメッセージがナビに表示された。
手元の電波時計で確認すると時間はぴったり合っている。

返却時間の15分前に返却。即座にメールが届く。

この度はTimes Car PLUSをご利用いただき、ありがとうございます。
以下の予約で給油割引が適用されましたので、ご確認ください。
■割引金額
 -206円

9:15
この度はTimes Car PLUSをご利用いただきありがとうございます。
以下の内容で返却を確認致しました。

[ご利用履歴]
44分利用 618円

「その他課金・割引等」
給油割引 -206

「合計請求金額」
412円

3ヶ月基本料金無料「おためしキャンペーン」の説明によると、
利用開始月から3カ月間は、家族プランに含まれている無料利用分(1,030円分)は付かない。
従って、初月の請求金額は 412円ということになった。

3ヶ月基本料金無料「おためしキャンペーン」の恩恵に預かることができるケースは、一か月間まったくクルマを使わなかった時だけ。
試しに入ってみたけど、全然使う機会がなかった。
あるいは、使いたかったけれど、週末は予約がまったく取れなかった。
と言うときだけになる。

とにかく、少しクルマが使いたい。
大きい荷物を運びたい。
そんな時、カーシェアリングは大変便利。

以下にあてはまる人は、大きなメリットがある。
1.走行距離がとても少ない。
2.すぐそばのタイムズ駐車場にカープラスのクルマが常備されている。
3.乗車人数が、自家用車の乗車定員を超えるため、タクシーを使うことがある。

おわり

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2014年9月12日 (金)

乗って楽しい キレイに乗るとお得 カープラスのカーシェアリング

車のキーはグローブボックスに入っている。
キーはただぽつんと入っているのではなく、貸出システムのトリガーとなるキーシリンダーに挿してある。
返却位置から貸出位置に回す。
その時点で利用開始となる。
キーを抜いてイグニション・シリンダーに挿して始動。
ここからは通常の運転と同じ。

キーレススターターが付いている車両の場合、キーはポケットに入れて置くと良い。
その場合、エンジンのスタート/キルはボタン操作でおこなう。

借りたい時間帯に既に予約が入っていたので、予約待ちを登録しておいたが、結局当日まで空きは出なかった。
そこで、早起きして早朝の空き時間に乗りに来た。
予約後、予約確認画面で目的地を登録することができるので、目的地を登録しておいた。

自宅パソコンから車のカーナビが予約できる。
これは、ずっと夢に思っていること。
カープラスでは、それを実現している。

「この度はTimes Car PLUSをご利用いただきありがとうございます」
「あと10分で予約時間となります」
「キーボックスを開けて気を取り出してください」
「案内板をもとに戻してください」
「始業点検をしてください」

このナビは、とにかくよくしゃべる。
慣れないうちは、これはありがたいことだ。

まず始めに、登録しておいた目的地の削除。
メニュー>お出かけメニュー>ルート消去
で削除できた。

大半のHDナビがそうであるように、カープラスのナビも音楽を聴くことができる。
「AVボタン」押下
FM/AMラジオはラジオ局はプリセットされていて、簡単に選局できる。

「BTオーディオ」のアイコンをタップすれば、iPhoneなどの機器を登録することができる。
ブルートゥースでペアリングするのでケーブルは不要。
ブルートゥース対応のスマホ、ウォークマンを持参して、いつも聴いている音楽をカーステレオとして活用できる。

走り始めると
「急加速です」「急停止です」
といった警告アナウンスが流れ、カーナビの画面下に回数が表示される。
これが「ゼロ」だった場合、エコ運転として3ポイントがもらえる。
"あなたのエコ運転度"を採点されるようで楽しい。
仲間と乗った場合、カラオケの採点のように、盛り上がるだろう。

さて、つづいては給油体験。
カープラスは"ガソリン代込み"
レンタカーのように、返す間際になって満タン給油を意識する必要はない。
ガソリンが減っていたら、誰かがガソリンを入れる。
ただし、時間貸しなので、だれもが給油に時間を割きたくない。

そこで、カープラスでは20リットル以上給油すると、15分の利用料が割り引かれる。
給油は自動検知されるので、申告する必要はない。

幸いガソリンは半分ほど減っているので、セルフのガソリンスタンドへ。
車内にある「タイムズカープラス専用給油カード」を持って給油機へ。
手続きはクレジットカードとまったく同じだ。

給油できるスタンドはカード裏面に書いてある。
エネオス、エッソ、モービル、ゼネラル、コスモ石油、出光、キグナス、三井、太陽
ほとんどすべてのチェーン店を網羅している。

給油を終えて始動すると、ナビにメッセージが表示された。

給油割引が適用となります
洗車された方はコールセンターへご連絡ください

つづく

洗車でもさらにポイントがつくが、さすがに洗車の体験は遠慮した。

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