2017年3月27日 (月)

しらべるクッキング 超簡単「タコさんウィンナー」

はい、新米ママの皆さん
お料理教室の時間です

今日は、可愛いお子様にもたせる弁当のおかずがテーマです。
子どもが大好きなお弁当のおかずといえば、昔ならば玉子焼きと相場が決まっていましたが、最近の肉食獣達は「唐揚げ」とかぬかすようです。

でも唐揚げやナゲットでは、お子様が笑顔になれませんね。
「おまえんとこの母ちゃん、手抜きだな」
とご学友に突っ込まれるかもしれません。
まぁ、でべそと言われるよりいいですが
(いつの時代だ)

さて、お子様が笑顔になれるおかずって、どんなものでしょう。
一時期「キャラ弁」とか言って、海苔や具材を使って弁当をアートにするのが流行りましたね。
あれは確かにお子さんも喜ぶでしょうが、そこそこの出来映えにするためには、センスというものが必要です。

「盛り付けが下手だから、美味しそうに見えないんです」
というヤンママの愚痴に大笑いしたら、しばらく口をきいてもらえなくなった経験がありますが、センスというのは持って生まれたものだけに悩ましいものがあります。


そこで、今日は「タコさんウィンナー」を作ってみましょう。
これならば、誰にだって作れます。

それでは材料からです。

タコさんウィンナー ・・1袋




ってなにが1袋なんでしょうね。
まぁでもそのまんまです。



それでは、早速作っていきましょう。
まず、封を開けます(おいおい)

あとでお皿を洗うのが面倒なので、ラップに直接ウィンナーを置いて、レンジでチン

はい、できあがり!




フィルムを編集していないのに、本当にすぐできましたね。
やばいくらい超簡単!

タコさんの目は爪楊枝で穴をあけようと、爪楊枝を構えていたのですが、初めから目が開いていました。
なんだか不気味な火星人みたいな趣き。
ちょっと怖いですね。

包丁も爪楊枝も何も要らないとは、至れり尽くせり
なかなかやるな!プリマハム

一袋で188kcalですから、缶ビール一本買ってきて、晩酌のつまみにもぴったり。
コンビニで買って来たドリアに立てれば
「タコドリア」の完成です。




どうですか、タコさんのこの勇姿
でもタコさんが汗かいてかわいそうなので、速攻でいただきました。
(弁当の話しじゃなかったのか)

それでは、また次回の「しらべるクッキング」をお楽しみに!

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2017年2月11日 (土)

開かない!コンビニ弁当

開かない!

第1回コンビニ弁当

お昼はいつもコンビニ弁当
それを選ぶ理由は、安いこと
近隣のランチに行けば、まず500円を下ることはない。

そして、すぐに食べられる。
お店に行くまでの徒歩数分間。
お店の前では、順番を待つ人の列。
店に入れば、注文をしてから配膳されるまで。
そして、会社まで戻る徒歩。
「食べている」以外の時間が優に10分は超える。
時間がもったいない。

そして、分量が手頃なのが決め手。
298円、398円で売られている弁当は、分量が少なめ。
カロリー表示でいえば、大半が500kcalを切っている。

美味しいものを、少しだけ食べたい。
松岡圭祐の著作「読むだけでやせる」で洗脳されて以来、そう考えている。
それに食べ過ぎると、脳の動きが鈍り、午後の仕事で調子が出ない。



朝、電車を降りたら「今日は何にしようかな」と考えるのが楽しい。
お店の候補は「ローソン」「セブン」「ファミマ」
朝、通勤途中に買っておけば、お昼に買いに行く時間が節約できる。


コンビニ各社は他社の状況を見ながら、定期的に商品を入れ替えている。
ファミマで「牛めし」が売れているとなると、他社が類似品で追随する。
弁当価格は日銀が消費者物価指数を上げようと奮闘していることに敬意を表してなのか、じりじりと上がっている。
それでも、小さな弁当箱に色とりどりのおかずが盛られていて、選ぶのも、食べるのも、そして、お昼までの時間すら楽しい。


ところが、その楽しい気分を台無しにする一瞬がある。


ローソンの弁当だ。
蓋に沿ってフィルムが一周している。
ここから開けてくださいというミシン目などはない。
力任せにどこか一点を引きちぎるしかない。
狙いを定めて両手を使ってセロファンを上と下に引き裂こうとするが「開かない」
結局、引き出しからはさみを出して切るしかない。
この会社の弁当を食べる場合、はさみが欠かせない。


この状況は「ファミマ」も同じ。ただ
「フィルムのつなぎ目から開けられます」
と印字されてはいる分、ローソンよりは親切だ。

このような「開かない」商品に出会う度、いつも思うのは
「この会社はこの程度でいいんだろうな」
ということだ。


以前、テレビのドキュメンタリー番組で、コンビニ食品の企画選考会を見たことがある。
エライ人が弁当の封を開けて、試食する。
「これはいいね。発売しよう」とか「メイン食材のアピールが弱いな、やり直し」などと論評する。

「開かない」商品を店頭に並べている会社では、エライ人は「売れるかどうか」の売る側目線に立っており、消費者の目線に立っていないのだろう。


買う側の目線で作っているのが、セブンイレブンだ。
蓋を止めているのは縦横に貼られたフィルムとテープ。
4点を切り離すと簡単に「開く」

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2016年11月23日 (水)

LAWSONが「スイートマヨネーズサンド」で佐世保サンドに参戦

セブンイレブンが販売している「佐世保スイートマヨサンド」は佐世保でしか売られていない。
福岡空港のセブンイレブンで探して見たのだが「一口サンド」があるだけで置いていない。
あの甘いマヨネーズは博多っこですら、口に合わないのだろうか。
従って、もちろん東京では売られるわけもない。


もっぱら、佐世保に帰省した時の楽しみだ。
「佐世保スイートマヨサンド」と「玉屋のサンドイッチ」の食べ比べをした2ヶ月後、期せずして短いサイクルで帰省することになった。


セブンイレブン、玉屋とハシゴしてサンドイッチを買い求める。
そして、LAWSONに立ち寄ったところ、なんとLAWSONに「スイートマヨネーズサンド」370円 が売られていた。
もちろん、即ゲット。



3つのサンドイッチを買って実家に帰ると、早速、前回と同じ試食メンバーで3つのサンドを食べ比べた。
以下はその感想である。

■ローソンはタレ(マヨネーズ)が少ない
■ゆで卵のサンドはセブンとそんなに変わらないと思うけれど、キュウリのサンドは具が貧弱というより、ほとんど入ってなくて寂しい


感想はこの2点に集約された。
LAWSON完敗である。

●原材料
蜂蜜入りマヨネーズ/トマト/ゆで卵/きゅうり/ハム/レタス
そして、ろいろな添加剤

●製造
福岡県古賀市サンデリカ


LAWSONのは、1人で食べている分にはいいけど、シェアした食べた時に「きゅうりに当たった人は悲運を気に病みそう」という意見も出た。


今回、改めてセブン「佐世保スイートマヨサンド」の実力が際立った。
トマトが厚く、歯応え、味わいが際立っている。
いいトマトを使っているなと感じた。


タレが一段と濃くなったのではないか?
セブンに比べると玉屋のタレは腰が砕けているようにさえ思える。
セブンのしっかりした甘さには、毅然とした態度が感じられた。

余録だがさらに一晩、冷蔵庫に置いて翌朝食べた時、その差は歴然。
(そもそも玉屋サンドの消費期限はその日限り。翌日食べることは想定外。セブンのは翌朝もしっかり食感があるということは、それだけ添加剤が効いていると言えなくもないが・・)


LAWSONも「スイートマヨネーズサンド」などと、腰の引けた名前にしないで「佐世保」を冠して参戦してほしい。
老舗ロンサンドを加えた4強が競い合い、市場が拡大することを望む。

今はまだ、佐世保っ子だけが食べている「佐世保サンド」だが、いずれは佐世保を訪れた観光客が「ヒカリ」や「ログキット」に群がるように、佐世保に着いたらまずサンドと言ってくれる日が待ち遠しい。

さだまさしは犬になりたいらしいが、僕は佐世保サンドのサンドイッチマンになりたい。

佐世保サンドまとめ記事

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2016年11月 9日 (水)

セブンイレブンの「佐世保スイートマヨサンド」と玉屋サンドを食べ比べてみた

ロンサンド、玉屋サンドに次ぐ佐世保サンド第三作セブンイレブン「佐世保スイートマヨサンド」

手短に言うならば、セブンイレブンが販売する玉屋のサンドイッチによく似たサンドイッチだ。

ロンサンド、玉屋のサンドイッチといえば「甘いマヨネーズ」が特徴。
それを「佐世保スイートマヨ」と冠して商品化した。


食べるのは今回が初めてだが、歴史は意外と古く、2010年7月、九州のセブンイレブン限定で発売されている。
当時350円
2016年8月現在は398円で販売されていた。
2010年の発売当初とは分量、並べ方が変わっている。



以前、ロンサンドと玉屋サンドを食べ比べて評論したが、今回は玉屋とセブンを並べて、食べ比べした。
モニターは親戚3人である(笑)
その意見を集約すると、次の通り。

■セブンの方が具が肉厚
■セブンの方がパンが厚い
■セブンの方がマヨネーズの量が多い
■セブンはマヨネーズソースに、ほのかに辛みの隠し味がついている(それが何かはわからない)

そして「佐世保サンド」の主役であるマヨネーズソースの風味については「玉屋が濃厚」「セブンが濃厚」という人に分かれた。

セブンが作るだけあって、さすがに美味い。
分量も手頃だ。
630円売りの玉屋サンドは「二人前」販売。
1人でちょっと食べたいという時には、手に余る。
セブンの分量は、お昼ご飯として選ぶと、ちょうどいい程度だ。



ぜひとも、セブンイレブンには、この「佐世保スイートマヨサンド」を東京でも試験販売してもらいたい。
以前、九州の雄「サンポー焼豚ラーメン」(カップ麺)が関東で期間限定販売(LAWSON)されたものの、定番に定着できなかったことがある。
あれだけ美味いものが、なぜ、東京では売れないのか?
僕が悔やむことではないのだが、苦い記憶である。


果たして、佐世保の甘いサンドイッチは東京人の舌に合うだろうか。
もし合えば「九州パンケーキ」がそうであったように、一気に「佐世保サンド」が全国を席巻するかも知れない。

そうなれば、元祖としてのロンサンド、玉屋サンドも関東上陸を果たすだろう。
今は佐世保に帰郷した時のかけがえのない楽しみ「佐世保サンド」
僕にとってはそれで十分なのだが、できれば「佐世保サンド」が広く知れ渡り、佐世保という街の名が、今よりもいいイメージになることを願っている。

佐世保サンドまとめ記事

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2016年10月25日 (火)

ロンサンドを買いに行って聞いた、美女の意外な言葉

2015年夏の時点で、ロンサンドが売られていることを確認している店は次の通りだった。

本店(そこで作っている)佐世保市大和町843-6
総合、中央、労災、共済の4病院売店
佐世保五番街のエレナ(2015年夏より)
夜店通りのコンビニ「RIC」

2011年までは、佐世保駅構内の土産販売店「生活列車」で買うことができたのだが、店舗が変わってしまい買えなくなった。
これから特急みどりに乗るという時には、駅弁代わりにロンサンドベーコンを買うのが楽しみだったので、これは大きな痛手だった。


さて話は2016年夏
佐世保駅に着いたのは夕刻
佐世保駅はJR日本最西端の駅
九州の西の端ゆえ、佐世保は日が長い。

まだまだ日は高く、しばらく1年ぶりの町を歩くことにする。
といっても目的はロンサンド、目的地は「RIC」である。
四ケ町を通るのは後日の楽しみに取り置き、夜店通りにルートをとって進む。

昔ながらのアナログな夜店駐車場を通り過ぎる頃には「RIC」の青と黄色の看板が・・
見えてこない
その代わりに見えてきたのは緑とオレンジの看板だ。

セブンイレブンに変わっている・・

ということはロンサンドはもう売られていないのだろう
仕入れを本部で統括しているセブンイレブンのことだから、この店だけは独自に地元業者のサンドイッチを仕入れることは考えづらい。

案の定だ
元々ロンサンドや総菜が並んでいた棚はもうない。
念のため、サンドイッチ売り場も観たがロンサンドの姿はない。
セブンイレブンが(委託して)製造販売する銘柄のみが並んでいる。
佐世保まで来て、全国で買えるものを買ったって仕方ないよ・・

少しずつ、心に落胆の潮が満ちる

店内をなめ回しておいて、何も買わずに店を出るのは憚られるので、evianを1本握ってレジへ向かう。
レジにいたのは、推定20台前半、可愛らしい女の子。
一見してアルバイトに見える。
ロンサンドについて尋ねても恐らく「はぁ?ロンサンド?なんですかそれ」といった素っ頓狂な言葉が返ってきそうだ。

代金を支払ったあと、それでも一応尋ねてみる。
するとその回答は予想とは180度違っていた。


RICは2015年11月27日に閉店しました。
その後、セブンイレブンに変わりました。
ロンサンドは仕入れていません。
でもそれに似たサンドがあります。それはお勧めですよ!


溶岩を眺めていて、道行くおじさんに「これは、すごいですね」と声をかけたら、その人は地元の学術調査員(元教諭)だったというくらい驚いた。



くだんの美女(昇格している)の先導で再びサンド売り場へ。
ついさっき「こんなもの買わない」と思ったサンドイッチには「佐世保スイートマヨサンド」という品名がクレジットされていた。

つづく

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2016年10月24日 (月)

佐世保サンドに参入せよ!

佐世保といえばサンドイッチである。
またまたぁ、佐世保と言えば佐世保バーガーでしょ

・・という書き出しで「 ロンサンドと玉屋のサンドイッチを食べ比べてみた」を書いたのは2010年。
それ以来、ロンサンドと玉屋サンドを追いかけてきた。


しらべるではこれらのサンドイッチを「佐世保サンド」と命名している。
過去に玉屋サンドが1度だけ「佐世保サンド」と冠して売られていたことがあったが、それも壁の張り紙にそう書かれていただけで、商品パッケージには相変わらず商品名はクレジットされていなかった。
それも翌年の夏に帰郷した時には、元通りに戻っていた。



地元ではこれらのサンドイッチは知名度が高く、支持も高い。
「あれは美味しいよね」という人はいても「まずーして食われん」というのは聞いたことがない。
僕は帰郷するとまず玉屋やエレナに行ってサンドを買うし、お昼ご飯も夜食も大半はサンドだ。

なぜか?
それは「佐世保サンド」が東京で売っていないからである。

では、それほど人気の商品ならば、他の業者が続々と類似品を出しそうなものだが「佐世保サンド」に参入する業者は出てこない。

追随すると「あの店は真似した」「せこい」と言われるのがいやなのかもしれない。佐世保の商売人はプライドが高いのだろう(憶測)


真似をすることは信義に反するというのが日本の美徳だが、真似されることで競争が生まれ、話題となり、反響が拡大する。
そういう側面もある。
参入業者が少ないうちは、大きな市場は形成できない。
特に、ネットで一気に情報が世界を駆け抜ける現代社会では、プレイヤーは適度に多い必要があるのだ。



そこに風穴を開ける3番めの走者が参入した。
セブンイレブンである。
あとでしらべてみると、その参入は2010年。
つまり今から6年も前のことだったのだが、その存在を僕が初めて目にしたのは今年、2016年夏。
帰郷して佐世保駅から「RIC」へ直行した時だった。

つづく

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2016年9月22日 (木)

カップヌードル「謎肉祭」を通して考え直す人生の僥倖

ナゾニクサイ?
また日清が遊んでいるな

会社帰りに立ち寄ったファミマのレジヨコにうずたかく積まれていた段ボールの上に乗ったカップヌードルには、おどけたフォントの赤い文字で「謎肉祭」とあった。

謎肉?
闇鍋みたいになんの肉だかわかりませんよということか?
そういえば確か、カップヌードルに入っている四角い肉のことがそう呼ばれているとネット記事で読んだことがあった。

パッケージ説明にはこうある

カップヌードルの人気具材
"謎肉"※1を通常の10倍※2入れました!

※1"謎肉"とはカップヌードルに入っている味付豚ミンチのことです。
※2カップヌードルビッグ対比


マラソンに向けた節制期に入っていた僕は「肉が10倍」といわれても心は動かず「謎肉祭」をスルーして帰宅する。
しかし、30分後状況は一変した。

ネットのニュースに「謎肉祭販売休止」という見出しを見つけたのだ。
簡単にいうと「計画以上のペースで売れている」というだけのことだ。
一般的に、それは「品薄」と表現する。
しかし昨今のネットニュースは"見出しでなんとか記事を開かせよう"と内容にはそぐわないものが多い。これもその類いか。

そう思ったら「休止」という言葉を使ったのは日清だった。
十分な供給体制が整うまで出荷を止めるというのである。
とりあえず、工場でできたものは出荷して売ればいいのにと素人は思う。だが、そうできない"大人の事情"が日清側にはあるのだろう。

いずれにせよ、10月末には店頭に並ぶ。
だったらこの情報はスルーでいいのだが、ついさっき目の前にあった「レアな品」をスルーしたことが悔いに感じられてしまった。
長くコレクターをやっていると"レアな品がそこにあるというだけで、必要なくても確保の必要性を感じてしまう"のである。


翌朝、残数確認のために、件のファミマに立ち寄ると腰の高さほどあった段ボールは最後の1箱となり、地べたに這いつくばっていた。
これは帰宅前に来ても、もう買えないな・・
その場で当面の必要数を確保した。
結果的には往復の通勤電車でカップヌードルを抱えた労を嘲るように、夜のファミマには定番の棚に多数の「謎肉祭」が並んでいた。



開封すると謎肉で麺が見えないほどだ。
(節制と言いながら、もう食べている)
試しに数え始めたが、大きさもまちまちであり、この数値にどれだけの情報価値があるのかを考えたら空しくなったのでやめた。およそ30個くらいだと思う(一応数えている)


いつものカップヌードルならば「謎肉」と麺の配分を考えながら食べる。
「素麺の回」と「謎肉も混ざる回」
よし次は謎肉来るぞ、しっかり味わおうと脳が歯と舌に指令を送る。

だが「謎肉祭」では、素麺だと思って口に運ぶと、麺に謎肉が紛れてくる。これは想定外だ。
いつもならば、謎肉は1個ずつ食べるが1度に3個の「オトナ食い」もやってみる。
肉の外側にある歯応えが人気の秘密だろう。

いつも以上に「オトナ食い」したつもりだった。
しかし、麺がすべて終わった後、まだ10個の謎肉がスープに浮いていた。

これを貧乏性というのだろうか。
どれだけふんだんに僥倖が用意されていても、それを少しずつ小分けして楽しみたいと思う。
人生にはそれほど多くの僥倖はない。
だから、こうして幸せは大切に噛みしめる。何もかも始めに一気に味わい尽くすことはない。

「謎肉祭」はたった1つのカップ麺に過ぎないが、こうして文章化することを通して、自らの人生を考え直したのだった。

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2016年7月26日 (火)

桑田佳祐がオムレツを歌ったラケル渋谷宮益坂店

関東地方だけ梅雨明けから取り残された初夏の週末。
久しぶりに僕は渋谷に居た。
オムライスを食べに来たのだ。
渋谷に わざわざ オムライス を食べに来たのである。


店内は見渡す限り女性
女性の2人組、3人組、ほんの数人男がいるが、それは彼女とデート
男どうしで来てオムライスをつついている客はいない。

僕ら以外には・・

ラケルという名前を僕は知らなかった。一週間前までは。
その日もとんかつ仲間の高田さんと、とんかつを食べに行く予定だったのだが、直前になって「体調を崩してとんかつは重いので、オムライスでもいいか?」と予定変更の打診があった。


ラケル
創業1963年
全国54店舗


メールに書いてあったURLをたたくとオムライスとハンバーグのメニューが中心だった。
「重さ」という点において、とんかつと何処が違うのだ?と思ったが、オムライスはとんかつの次に好きなので異論はなかった。


2016年6月29日にリリースされた桑田佳祐のシングル「ヨシ子さん」に収録された「大河の一滴」にラケル渋谷宮益坂店が登場している。

2016年6月29日より渋谷宮益坂店は40周年記念として「大河の一滴」に出てくる「ベーコンエッグオムレツ」を復刻。期間限定で提供していた。

高田さんは大のサザンファン。
体調不良というよりも、今が旬のサザンチェックである。
僕もそういう話に一枚かむのは嫌いじゃない。


渋谷駅を降りて宮益坂を登ること5分
右手に行列が見えてきた。
懸念していたことが現実になった。

いったい、どれだけ並ぶのか・・
やはり、サザンの影響力は大きいな。
と思ったら「牛かつ」の行列だった。

ラケルは坂の左手にあった。
地下一階にある店には、誰ひとり並んでいない。
ラッキー!すぐに入れる
サザンの影響力はたいしたことないな(笑)
店内の入りは3割程度
週末の18:40、こんなものだろうかというくらい空いている。


僕はオムライスを食べに来ているし、サザンの大ファンというわけでもないので限定の「ベーコンエッグオムレツ」を尻目に「チキンライスのオムライスとハンバーグ」を注文。

味について何かひとこと言えというならば、貧困で恐縮だが「ふつーに美味い」としか言いようがない。
独特な香辛料を使っていたり、調理方法に特徴があったり、特別に高い肉だったり。そういう要因が何もないオムライス、ハンバーグを食べて、気の利いたことを言うのは難しい。



ギンガムチェックのテーブルクロス、それをそのまま着ているのかというウェイトレス。
地下一階のせいか天井が低く、照明はほどよく優しい。
一週間の疲れを癒やしに来るには、とても好適な環境である。

20時に店を出る時には、入り口の階段に3組の客が待っていたが、いずれも女性のみかデートのアベックだった。

高田さんがなかなか出てこないなと思ったら、限定メニューについて書かれたテーブルペーパー(上の写真で皿の下に敷かれている)が欲しいと申し出たところ、品切れで渡せないと言われ、それならと席に戻ったら既に回収されていたということだった。

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2016年4月16日 (土)

とんかつの歴史

東京はとんかつ屋が多い。
東京の人は知らないかもしれないが、とんかつに辛子が添えられて出るのは東京独特だ。
博多から上京して就職した僕は、はじめの一ヶ月、都心から離れた安ホテルに仮の宿を取り、毎日とんかつばかり食べていた。

他においしいと思えるものがなかったからだ。
博多は素材が食を支えている街。
そして、慣れ親しんだ西日本の味付けから、浜松を超えて東日本のエリアに移ったこともあったのだろう。


それは十数年後、博多から名古屋に移り住んだ時にも、繰り返された。
その時は、はじめの一ヶ月間、毎日「味噌かつ」ばかり食べていた。

美味しかったからだ(笑)

どえりゃーうまいでかんわ

などと言いつつ、毎日食べていたら一ヶ月で2kg太った。



「とんかつ」は豚肉に衣をつけて揚げたたべもの。
昭和40年代の代表的なごちそう。

とんかつの歴史

1872年
明治天皇が肉食を解禁、日本の肉食文化が始まる。

1899年
煉瓦亭が「ポークカツレツ」をメニューに載せる。

1921年
新宿の王ろじが「トンカツ」の名前でメニューに載せる。

「とんかつ」という名称の元祖としては他に、
1929年のぽんち軒
1932年の楽天(上野)
を挙げる文献もある。


とんかつは、豚(トン)+カットレットを合成して名付けられた。
カットレットとは、子牛の骨付きの切り身に、塩こしょうをして、小麦粉・卵黄・パン粉を付けて、バターで両面を焼いた料理。
豚のカットレットだからトンカットレット、略してとんかつである。


「昭和40年代のごちそう」だったとんかつだが、平成20年代の今はそうでもない。
子供達にごちそうと言えば?と尋ねれば「焼き肉」「ハンバーグ」「寿司」と言った答えが返ってくる。
それらに共通するのは、外食の人気メニューであり、家庭でも「冷食」「中食」で手軽に出せるということだ。



「とんかつ」は下ごしらえの手間、油を管理する手間。
通常の献立と比べれば、2倍の手間暇がかかる。
新しい油を投入しても、とんかつを5枚も揚げれば油の鮮度が落ちてしまい、6枚目のとんかつを割り当てられると、悲しい思いをする。

「まい泉」のようなとんかつ専門店で揚げてもらい中食しようとする。
揚げたての香りは、気絶するほど悩ましいが(Charか)帰宅して皿に盛った頃にはべしゃっとした残念な食べ物に変わっている。

「とんかつ」が家庭の食卓に乗ること自体が減っている。
それならば、とんかつファンは表へ出なければならない。

つづく


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2016年1月26日 (火)

甘辛にすればよかった「一平ちゃん」チョコやきそば

久しぶりに脳が喜ぶニュースが飛び込んできた。
2015年も押し迫った12月27日、明星食品からのプレスリリースだ。

「一平ちゃん夜店の焼そば チョコソース」発売
ココアパウダーでカフェラテ風に味付けたウスターソース。
チョコレートソース、チョコ風チップとシナモンふりかけで味を調えるという。


チョコレート味のカップ焼きそばは史上初。
カップ麺でもチョコ味はかつてない。
やきそばファンとして、これは見過ごせない。
発売日の1月18日を指折り数えて待った。

発売の数日前から、いつものコンビニに行くと、いつもは行かないカップ麺の棚を見に行く。
通常の「一平ちゃん」は定番で並んでいるのだが、チョコ味は見あたらない。
発売日の朝は、セブン、ファミマ、ローソンをハシゴしたが、置いてない。
まさか、朝1番で売り切れたのではあるまい。

ようやくその姿を見たのは1月20日。
セブンイレブン店頭。
弁当を買いに行くと、すぐとなりに3列幅で並んでいた。
定番は人気商品でも2列まで。
青いパッケージが目に飛び込んでくる。


■実勢価格:184円
■めん:90g
■熱量:504kcal


いつもならば「固めん」にするため2分30秒でお湯を切るところだが、ここは企画者が意図する味を汲むため、待ち時間きっちり3分を待ってお湯を切る。

まず基本のソースだけを入れて、ひと口。
このソースはココアパウダーでカフェラテ風に味付けられており、すでに甘い。
もうこの時点で違和感があり、十分にチョコ味だ。
しかし、味がぼけていて印象が沸かない。


つづいてチョコソース
まずチョコソースだけ舐めてみると、これはパンに塗るチョコスプレッドと何ら変わらない。
麺にからめて、ひと口。

甘いソースに甘いチョコを絡めた「甘×甘」
企画者は、この商品を美味く作ろうと思っていないようだ。
チョコソースを入れる前より甘さが増したというだけで、依然として印象がぼけている。

そして最後に、チョコ風チップとシナモンふりかけ。
これで備品すべての投入が完了。

・・・・

かりかりという歯ごたえで香ばしさが少し出たが、全体の印象を覆すには至らない。
ここで、焼きそばファンのR氏に味見を依頼する。

「これは、ないですな」
「また食べようとは思わないね」


ソースを通常の辛いものにすればよかったのだ。
甘辛の組合せは中華料理の一分野となっている。
通常の「一平ちゃん」を買ってきて、チョコソースを加えれば、人によっては「はまる」味になるかも知れない。



この商品はバレンタイン商戦を見据えて、この時期に発売されている。
外装パッケージ底面に一言MESSAGE欄があり、以下項目のいずれかにチェックを入れて署名したうえで、プレゼントできる趣向。

□いつもありがとう
□義理です
□めっちゃ義理です
□お返し期待しています
□自分用です

バレンタインにカップ焼きそばという初の組合せは、目新しい。
こうなれば味などどうでもよい。
バレンタインデー商戦において、ユーモアのわかる女性によって見いだされ、日本中のあちこちで義理クラス男性の笑顔があふれるだろう。

甘辛ソースは2017年度商戦に期待したい。


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