2017年9月19日 (火)

届いていなかったはずのメールが、いつの間にか届いている メール送信日時の詐称

**日にメールした件ですが
もう2週間になります。
その後、いかがでしょうか。

やんわりとしているが、毅然とした語調のメールが届く。

いや、何も積み残した案件はないはずだが・・
そう思って、受信トレイを開き、指摘された2週間前をみると、確かにそこにメールがある。
返信も転送もした形跡がないままで


申し訳ありません
見落としていました
そう詫びるしかない。
事実はそのようにしか、解釈しようがない。


だが一通り、処理とお詫びを済ませた後で、腑に落ちない違和感が残る。
未処理のメールは一度開封した後に
[Ctrl]+[U]
で未読の太字表示に戻しておく。
そうしておけば、抜け漏れがない。



届いていなかったはずのメールが、いつの間にか届く。
送信側がそれを実現するには、以下の方法がある。

▼タスクバーの時刻表示クリック
▼「日付と時刻の設定の変更」クリック
▼[日付と時刻の変更]クリック
▼日付、時刻を変更
▼[OK]
▼[OK]
▼メールを新規作成して送信

その後、パソコンの時計を元に戻しておく。

詐称した送信者の「送信済みアイテム」では、詐称したメールは詐称日時の場所に置かれる。
従って、パソコンを調べられても、詐称の証跡はない。

ただし、メールサーバーのタイムスタンプで相手に届けるメールシステムでは、この手は使えない。
利用しているのが、セキュリティ対策が施されたメール事業者ではムリだ。



「後から沸いてくる」メールが、何度となく続いた後
ある人に限って、それが続いていることがわかった。

その相手が使っているメール業者(メールシステム)は、セキュリティ対策などがない、ごく一般的なもの。


不審に思い「メールが来ていないことを確認した日時」をメモするようにした。
その後、同じことが続いたところで、返信にやんわりと言葉を添えた。

「*日*時に確認した時、このメールは来ていなかったようです。過去にも数回同様のことがありました。なにか、メール送信の不具合でもありましたか?」

それ以上、追い詰めない
身に覚えがあるならば、次からもう「沸いて出るメール」はなくなるだろう。


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2017年6月18日 (日)

ツィッターのアイコンが四角から丸くなった理由

仲間のtweetでツィッターのアイコンが丸くなったことを知った。
そのtweetはキングジムの公式アカウントが「丸くなったことを憂えている」内容。
どうやら突然のツィッターの仕様変更により、あの真四角のロゴの角が削れてしまったらしい。
僕が見た時には既に対応完了のtweetであり、キングジムの四角いロゴが正常に表示されていた。
6月16日、ツィッターがUI仕様を変更。
それまで四角だったアカウントアイコンが丸くなった。
パソコンではアクセスした途端に変更されていた。
スマホのツィッターアプリでは、Updateを経て変更された。
"四角さがトレードマーク"
"四角を前提にしたアイコン"
これらのアイコンを掲示している企業のSNS担当者にとって、6月16日(金)はてんてこ舞い舞いの1日になったようだ。
企業では公式アカウントのSNS担当部署が決まっている。
広報部署が担当しているケースもあれば、営業部、企画部門、はたまたIT部門(WEBチーム)が担当している場合と様々。
ただ、ロゴの意匠に変更が必要になることは誰も想定していない。
6月16日のうちに「デザイン変更」「広報部署の承認」までできた会社は、風通しがよい会社と言える。
変更しないまま土日の休みに入ってしまった会社は、何事もなおざりな会社か、ノリの悪い会社ということになる。
さて、しらべるのツィッターアカウントもなんだかおかしなことになっていた。
基本的に画像ファイルというのは丸いものなので、本来のアイコンは以下のような四角いもの


ところが、ツィッターのアイコンが丸くなったことで「でこすけ」の文字が削られて「こす」しか見えていない。

これでは「たこすけ」なのか「ここすとあ」なのか「らこすて」なのかわからない^^;)
1.まずエクセルに画像を読み込む
2.背景を広くとってトリミング
3.保存
これをツィッターに差し替えアップロード
1.ツィッターで自分のアカウントにアクセス
2.アカウント名をクリック
3.(プロフィールを編集)クリック
4.プロフィール画像を変更 クリック
5.保存しておいた画像をアップロード
6.大きさを調節
7.[適用]
8.(変更を保存)
これで「でこすけ」の文字が読めるようになったが、四角を前提に造ったアイコンなので足下の絵が切れているのが不自然だ。

いずれ、画伯に描いてもらった原画から作り直さなければならない。
さてツィッターがアイコンを丸くした理由だが、インスタグラムが「四角」なので、なんとなく丸くしてみたのではないかと推察している。

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2016年9月30日 (金)

しらべる ホームページ引越作業記録

ニフティへの手続きは15分程度で終わり、およそ17年つづいた http://homepage1.nifty.com/silabel/ は、実にあっさりと新URLに移行しました。


つづいては、全ページの書き換えです。
しらべるはページ内にしらべる内関連記事のリンクを書いています。
これを書き換えておかないと、せっかく新URLに来てくださったユーザーを、わざわざ旧URLへ、そしてトップページへのリダイレクトという、まさに「迷路みたいなホームページ」になってしまいます。

このような作業は前もって、時間にゆとりをもってやっておきたいところですが、ドメインが決まらないと作業ができません。
.o.oo7.jp/
の部分が確定してからでないと、とりかかれないわけです。


この作業はいつもお世話になっているフリーソフト「Devas」で行いました。
このツールがなかったら、しらべるのような1万を超えるページの集合サイトは運営できないと思います。
1度作ったあと塩漬けならばできますが、定期的にレイアウト変更や、見やすくするための改善を「一気に全ページに施す」時には「Devas」は欠かせません。
このソフトが他と違って秀逸なのは「改行した文書」を置き換えることができる点です。

Devasを使って、ドメインの書き換えは短時間で終わりました。
それをアップロードするのは、けっこう時間がかかりましたが。

つづいて同様の作業が、ブログ「しらべるが行く!」にも必要です。
こちらは本番上を書き換えるので、ちょっと緊張しましたが、事故なく終えることができました。
ニフティのココログ環境は、まずまず安定していると思います。


最後は「Googleカスタム検索」ページ内のキーワード検索です。
これは想定外。
引越してみて初めて、作り直しが必要とわかりました。
ただしGoogleの操作画面はわかりやすく、すぐに作業が終わりました。


ここまでで、ユーザーの方から見える部分は終了です。
残るは自分のパソコン環境。
ATOKの「単語登録一括変更」です。

しらべる内関連記事のハイパーリンクタグを記述する作業を効率よく行うために、ほぼすべての記事は単語登録しています。
従って、その登録語にはすべて旧ドメイン http://homepage1.nifty.com/silabel/ が入っています。
それを新ドメインhttp://silabel.o.oo7.jp/ に変える必要があるわけです。


この作業は簡単にいうと、以下の4ステップです。
【1】現在のユーザー辞書書き出し
【2】【1】のファイルで旧→新書き換え
【3】ATOKユーザー辞書のクリア(初期化)
【4】【2】のファイルを読み込み

詳しくは以下にまとめています。

構想9ヶ月、作業は1日で無事終わりました。
これからまた、かつてのPVに追いつき、追い越せるよう、皆さんの役に立つ記事を作っていきたいと思います。
これからも、しらべるをよろしくお願いします。

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2016年9月29日 (木)

本日15時終了 ニフティホームページサービス

2016年9月29日、本日15時をもってニフティの @homepage サービスが終了します。

・・・はずでしたが、終了日のわずか三日前になって、ニフティは「終了の延期」を発表しました。
新たな終了日は 42日間延期して、11月10日15時。
もう少し早く言ってくれれば、そのマージンで、できることがあったのですが・・


しらべる開設以来 http://homepage1.nifty.com/silabel/
というURLで17年近く続けてきました。

しらべるのコンテンツは既に先日、引越を終えています。
新しいURLは以下の通りです。

URLが変わると言うことは、Googleなどの検索エンジンからみると「まったく別物」のウェブページであり、過去17年の実績はすべてクリアされてしまいました。

引越後、ここまでの状況は予想を遙かに超える惨憺たる状況です。
これまでは、あるキーワードで検索すると1番目に表示されていた人気コンテンツも、Webのカオスの中に沈んでしまいました。
だからといって、過去のことを悔やんでいても仕方がないので「へぇそうなんだ~」と泰然自若を決め込んでいます。


さて、今回の引越ではどのような作業を行ったか。
簡単にご紹介します。
(この話が参考になる方は、あまりいないと思われますが)


まず始めにコンテンツのバックアップ
自分のパソコン(ローカル)にすべての最新版HTMLファイルがあることを確認。

つづいて、ニフティの引越手続き。
ニフティが引越用に用意したホームページサービスに申し込み。
その場でドメインを選びます。
.o.oo7.jp/
の部分です。
かなり選択肢が豊富でしたが、文字数が最も少ないものを選びました。

この手続きをすると、コンテンツは自動的に新環境へコピーがとられました。
これについては、確実な作業が手間をかけずにできたので、とても助かりました。

つづいて「移転通知」機能です。
誤算はここでした。


@homepage サービスが終了することは2016年1月にはわかっていたので、1月末には懸念されることをニフティに問い合わせたのです。
それが「移転通知がどのように行われるか?」でした。

自分としては、1つ1つのウェブページから、同じページにリダイレクトしてくれなければ「移転通知」の用を足しませんから、そのようにリダイレクトされるかを尋ねたのです。

ニフティの回答文面を公開するわけにはいきませんので、概要をいうと「ご安心ください。リダイレクトされます」というものでした。
この回答はありがたかったです。
そうならば、ユーザーを迷わせることなく、新URLに誘致できます。


ところが、実際には「リダイレクトはトップページに対して」だったのです。
仮に「加藤眞由儒」というキーワードでGoogle検索すると、旧ページがヒットします。
ユーザーがそこをクリックすると「移転しました」のメッセージが出てからリダイレクト。ところがその先には http://silabel.o.oo7.jp/ のトップページが待っている。
これでは、ユーザーは「なんなんだ?このサイトは」と思うでしょう。

そして、数日後にはそのキーワードで旧アドレスもヒットしなくなりました。

つづく

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2016年4月15日 (金)

わが心の期日指定メール

期日指定メールを外すことにした。
それは、ニフティのメール・オプションサービス。

ニフティのWEBメール(ブラウザーで読み書きするメール)画面で送信の操作をする。

メールを一通り書いたあと、画面下にある「送信日時」にチェックを入れると、日時の窓が開く。
そこに月日時間を指定して、送信する。




4月20日1時を指定した場合、そのメールは一旦「期日指定」フォルダーに入る。
設定した日時までに内容を修整することもできるし、送信を取り消すこともできる。
設定日時になると、相手に送信される。

@niftyがまだパソコン通信「Nifty-Serve」だった頃は、メールのヘッダーに「sdate:960401」のように指定すると、年月日指定で送ることができた。
当時はまだ20世紀だったので、西暦を末尾2桁で表現するシステムが主流だった。



この機能で一番の思い出は、2週間の海外出張の間、担当事務の女性に毎日ファックスを送ったことだ。

出張といっても、その間ずっと洋上にいる仕事。
当時、携帯電話は持っていたが、海外では使えなかった。
メールは「パソコン通信」ユーザーが個人的に使っていたが、会社では使われていない。
従って、送り側は「期日指定メール」受け取り先は「FAX」という組み合わせになる。

ニフティのメールはヘッダーに「f:電話番号」を記述することで、ファックス送信ができたのである。

予め、その日立ち寄る港での出来事や、船の上での生活を空想でしたためた原稿を2週間分「期日指定」しておいた。


帰国してから、届いたファックスを見せてもらった。
タイムスタンプはいずれも明け方。
彼女はそれを家宝のように大事にとっていてくれた。
毎朝、僕がそれを送信していると信じて疑わなかったのだ。

遠く異国の洋上、船の中にあるファックスの機械から送信ボタンを押している僕の姿を想像していたのだろう。



パソコン通信時代は「無料」だった期日指定メールは、プロバイダーサービスに移行後は毎月「100円」になった。

もう、通信環境のない所に出かけて、誰かにFAXを送ることもない。
Googleカレンダーがパソコン、スマホで同期できる現在、自分へのリマインドメールはもう要らない。
それでも100円を払い続けたのは、通常のメールソフトでは実現できないこの機能に「100円分」の夢があったからだろう。


最近、支払い明細を見る機会があって「100円」払っていたことを思い出した。
いくら夢があっても、さすがに忘れているものにお金を払っていては金運が落ちそうだ。外そうと思ってニフティの中をしらべると、どこにも解約の入り口がない。
問い合わせたところ、メールでのみ受け付けているとのこと。
申し込むと即日停止。
日割りはないので、月末まで待って手続きをすることにした。



本を片付けていて、つい読んでしまうことや、写真を整理していて見入ってしまうことがある。
今回も、こうして書いているそばから、やっぱり外すのはもうしばらく様子を見たくなってきた。
残された半月で、なにか新しい使い途がみつかるといいのだが。


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2016年1月14日 (木)

もしもネットの友達が死んだら

もしもネットの友達が死んでも誰もわからない。
ふとした時に「最近、音信不通になったな」と思うくらいだ。

ツィッターのつぶやきがない
FACEBOOKの更新がない
mixiに書き込みがない

でもそれくらいでは、気づかない。
これまでに消えていくネット友だちを五万と見てきた。

でも、黙って消えるような人だったかな
ある日ふと、そう考えるが、すぐに「まぁいいか」と独りごちる。


自分が死んだらそのことは、伝わるだろうか。
もう16年も毎日、ブログとウェブページをアップロードしているから、途切れた時には「なにかあったのか」とわかりやすいかも知れないが、そういう人は世界中に1人しかいないので置いといて、いわゆる一般的なネット住民だったとしてだ。


「最近、音信がないのですが、お元気ですか?」
そう言って自宅に電話するのは難しい。
年賀状をやりとりしていて、自宅の電話番号を知っていることもあるだろうが、だからと言ってかける人はまずいないだろう。
市役所の見守り課の職員じゃないんだから。


ネット仲間で勤務先を知っている人がいたら、それとなく会社に探りの電話を入れてくれるかも知れない。
「サトウさんいらっしゃいますか?」
そう言うだけでいい。

死んでいたら、ありのまま「サトウは去年の12月に亡くなったのですが、どちら様ですか」と言ってくれるだろう。
そうしたら「友人のスズキという者です。最近、音信がなかったので失礼ながらお電話しました」と返せばいい。


こうしてサトウさん死去というニュースが生まれる。
情報提供者のスズキさんは、交流していた「UFO研究コミュニティ(例です)」に書き込む。

「最近、サトウさんがご無沙汰なので、勤務先にそれとなく電話を入れてみたのですが、去年の12月にお亡くなりになったのだそうです。(中略)ご冥福をお祈りします」


こうして、死去のニュースはネットに載った。
「訃報がネットを駆け巡った」という言い方があるが、ここではニュアンスが違う。
駆け巡るかというと、個人の死はツィッターなどで拡散するには馴染まない。
ただ、1コミュニティに「載った」だけである。


ネット住民の「個人の死」という情報を公式に拡散させる場所の候補として「本人ウェブページ」「本人ブログ」そして「FACEBOOK」「ツィッター」の本人アカウントがある。

ただし「ウェブページ」「ブログ」のほぼ全ては、本人以外がアカウントにログインできないだろう。

「FACEBOOK」「ツィッター」もそれは同じだが、コメント、リツイートなどの書き込みで、その情報を載せることはできる。

では、このような他人が勝手に書き込む本人の訃報というのは、どのように受け止められるだろうか?
まず言えるのは、信憑性が低い。
悪意のあるイタズラととれなくもない。

「それって本当ですか?」
「会社に確認しましたから間違いないと思います」
といった本人不在のやりとりを本人が望むか・・
といったことはこの際置いておく。

私はお墓には居ませんと言い張る歌があるくらいだから、本人の気持ちを類推すること自体が不毛だ。


そこで考えることは 「本人の死」という情報の「代理アップ」は目撃する者に、どのような感情をもたらすかだ。

消えていくネットの友だちは、ただ生きている言霊のまま、心に生き続けることを望む人。
あくまでニュースとしての「死」を知りたい人。

この二つの大きな流れのどちらが主流か?
今後、議論になっていくことだろう。


1990年代に入り、NIFTY-Serveで幕を開けた日本のネット社会。
インターネットが世に出て、掲示板ができ、SNS内のコミュニティが栄え、そして廃れた。
その始まりの頃、30代だった人は50代になった。
男性の平均寿命が80歳だから、これから30年のなかで、新たな議論が起き、そして、新たなマナーが生まれると推察する。

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2015年12月14日 (月)

Outlook2010の連絡先候補は、ウィルスに対して脆弱

それは、Outlookを使い始めて一か月ほど経った時のことだ。
WindowsXPのサポート終了によって、使い慣れたoutlook expressが使えなくなり、ようやくOutlookに慣れた頃だった。

outlook expressではアドレス帳は、いつも0件にしておいた。
悪意のあるプログラムに感染した場合、そこからメールアドレスを持って行かれる。
自分発の被害拡大を起こさない。
それが、ネット住人のモラル。そのための自主規制だ。

新たに使い始めたOutlook2010でも、その方針は変わらない。
左ペインの連絡先は、作っていない。
ところが、ふと見ると、その下に「連絡先候補」というフォルダーが見えている。

自分から入れない限り問題はないだろう・・
そう思っていたので一度もそこをクリックしていない。
その日はたまたま、試しに開いてみたのだった。

すると、そこにはOutlook2010を使い始めて以来、メールを送信した相手がどっさりと入っていた。
これは"第二のアドレス帳"ではないか?
勝手に作るなんて、このソフトは油断できないな。
眉をひそめながら、取り急ぎすべて削除する。

▼連絡先を1つクリック
▼[Ctrl]キーを押しながら[A]キーを押す
▼パソコンの[Delete]キーを押す

これですべての「連絡先候補」が一気に消えた。
その日はそれまでだった。



それから一年が過ぎた。
その間、心の隅に「連絡先候補」が気にかかっていた。
今もあそこにメールアドレスが溜まっているのだろう。
そして、それは詐取の試みに対して脆弱ではないのか?
結論からいうと、それは脆弱だと言える。


連絡先候補とは?
メールの送信先に指定した人のうち、Outlookの「連絡先」に含まれていない相手を自動的に収録する。
Outlook 2010から搭載された新機能
「連絡先候補」は、初期設定では有効になっており、ユーザーは知らぬ間に"第二のアドレス帳"をため込んでいる。

「アドレス帳を作りたくない」
その自主規制を貫いている人は、すべての送信先を"第2のアドレス帳"に溜め込んでいるのである。


Microsoftは「連絡先候補は Outlook アドレス帳の一部と見なされるため、同期プログラムによっては、連絡先を他のデバイスに同期しようとする場合があります」としている。

ここでいう「同期プログラム」とは善意の第三者ではなくプログラム。
しかし、善意のプログラムが同期できるということは、悪意のプログラムにもできるということだ。


リスクを下げるための対策は2段階ある。
まずは「連絡先」と「連絡先候補」の関連を断つこと。
同期プログラムは「連絡先」と同期しようとするので「連絡先」との関連を断てば「連絡先候補」は安全であると、マイクロソフトは説明している。

▼左ペイン [連絡先候補] をクリック
▼[フォルダー] タブ
▼ [プロパティ]> [フォルダーのプロパティ]
▼[Outlook アドレス帳] タブ
▼ [電子メールのアドレス帳にこのフォルダーを表示する] チェックを外す

つづいて、初期設定では「ON」になっている自動登録を「OFF」にする。

▼[ファイル] タブ
▼左ペイン[オプション]
▼左ペイン[連絡先]
▼[連絡先候補] 欄 [Outlook アドレス帳に登録されていない受信者の連絡先を自動的に作成する] チェック ボックスをオフにする


ウィルス感染した場合、メールソフトのアドレス帳が抜かれる(悪意のあるプログラムにより盗まれる)ということは知られている。
そのために、アドレス帳は一切作らないことが漏洩防止策とされてきた。
昔も今も、パソコンにアドレス帳をつくることは危険である。

「アドレス帳を作らないと仕事にならないよ」
という人は少なくないが、メールアドレスを「さとう」などの読みで単語登録すれば、アドレス帳を探すより10倍速くなる。

Outlook2010は"親切"にも、アドレス帳を勝手に作ってしまう。
マイクロソフトと言えば、悪意のある攻撃と闘っている会社かと思っているが、理解に苦しむ"新機能"である。

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2015年8月29日 (土)

今日もフィッシングメールを承認する人たち

人の振り見て我が振り直せ
これは日本古来の格言であり、日本人であれば誰もが知っている。
(たぶん)
その意とするところは、
他人の行動を見て、良いところは見習いなさい。
悪いところは、我が身を省みて改めなさい。
ということである。
だが、一般的には後者。
つまり、悪いところを改めなさい!という諫言として用いられることが多い。
目の前に悪い例がある。
それを見て、佐藤さんが笑っている。
「ばっかじゃないの?」
でも、その佐藤さんも実は同じようなことをしている。
その様子を見ていた鈴木さんが言う。
佐藤さん「人の振り見て我が振り直せ」だよ。
自分がそうならないよう気をつけてね。
そう指摘された佐藤さんは、たいてい憤慨する。
「なに言ってんの?僕はあんなにバカじゃないよ」
このような会話に参加した人たちは、あまり問題を起こさない。
それを機に、密かに自戒の念を強めるからだ。
問題を起こすのは、他人の悪い振りを見ても、それを「へぇ、そうなの」とスルーしてしまう人だ。


「東京ABC銀行」を騙るフィッシングメールが出回っています。
これらは金融機関を語ってメールを出し、そこには金融機関のウェブサイトによく似た偽ものサイトのURLが書いてあります。
そして、そこに口座番号やパスワードなどを入力させて盗み取るのです。
このようなメールを受け取ったら、すぐにメールを削除してください。

このようなお知らせを読んだ時、
「世の中には、悪い人がいるな」
「世の中には、単純に騙される人がいるのだな」
と考える。
でも自分にはそういうメールが来たことはないし、関係のないことだと独りごちる。
他人の振り見て我が振りを直せない人はそういう人だ。


この度、当行に口座をお持ちのお客様の情報が漏洩した恐れがあります。
口座預金の全額が盗み取られる恐れがあります。
大変、恐縮ですが、今すぐパスワードの変更をお願いします。
大変、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

想定していないような狡猾な威嚇があると、人は思考停止する。
そこで立ち止まれない人は、他人の悪い振りを教訓として活かす間もなく、フィッシングの餌食となる。
だが冷静になり "あぁこれまでに騙された人々は、実はこういう文言に反応してしまったのだな"と連想する。
そういう人は、他人の悪い振りを見て、我が振りを直せる人だ。


以下2つの事例はいずれも6月2日のNHK「ニュース9」で報道されたものである。

●日本年金機構職員談(匿名)
「5月8日に年金情報漏洩が発覚後、添付ファイルを開くなと言う通達はあったけれど具体的な指示はなかったので、つい開いてしまった」

●神奈川県藤沢市役所
職員に模擬・標的型メールを送る抜き打ち訓練を実施。
藤沢市の情報推進課(実在しない課)を名乗り、藤沢市のIT職員に「研修会への参加のお礼」という件名のメールを送付。
研修資料がダウンロードできるURLを本文に書いておいたところ、4割弱の職員がURLをクリックした。


「昔の友達から"
お友達になることを承認しますか?"というメールが来たんだけど "はい" をクリックしても大丈夫かな?」
今日もこんな相談を受ける。

まだそんなことを言っている人がいるのかと幻滅しながらも、丁寧な受け答えを心がける。

そのようなメールは、本人が出しているとは限らないから、確認した方がいいですよ。
心当たりがない場合は、承認してはダメです。

わかりました。
それじゃ「いいえ」をクリックします・・・\^^)オイオイ

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2014年10月20日 (月)

部署が違うからわかりません

入会時は6~12時間以内に反映されたのに、退会時は48時間を過ぎてもデータが反映されていない。

もう1度、メール解除ページへアクセスする。
すると、今度は「ID」「パスワード」を求めてきた。
記憶に新しかったアカウント情報を入力。
しかし、認証されない。
パスワード再発行
をクリックすると
"メールアドレスが存在しません!"
というエラーが返った。

つまり、退会処理は終わっているので、再度の購読中止処理はできないということだ。


「購読中止処理が終了しても一定期間、送信されてしまうことがある」
と弁明を書いているウェブサイトが多い。

これは、会員データベースからメルマガ送信データベースへデータを受け渡すバッチ処理が日次あるいは*日に1回であり、その間に一定回数のメルマガが出てしまうかも知れない。
ということを言っている。

会員係のサトウさんが書類を持って部長の所へ行き、決済を経て郵送で遠くにいる送信係のスズキさんに送るので4日はかかります
ということではないのだ。

事実、この会社のメルマガ発信開始は大変迅速で、入会処理の次機となる会から届き始めていた。
明らかに入会時と退会時で、処理の速度を変えているのである。

最近ではこのような事例があった。
クルマを時間貸しするサービス「カーシェアリング」
その業者が会員に送ってくるサービスやポイントに関するメルマガだ。

このサービスはケータイメール必須となっているため、メルマガがケータイにプッシュで届く。
すると仕事中や風邪で寝込んでいる時も、容赦無く
「ブーッ」
というバイブ音がなるのだ。

パソコンメールならば、パソコン・スマホどちらで受けてもプルなので、こちらが迷惑な時に勝手に届くことはない。
ケータイ宛のメルマガはプッシュされるだけに始末が悪い。

まず始めにウェブサイトのマイページにログインして、メルマガの配信を停めた。
とても簡単な処理だった。
さすが、一流企業だな、安心感がある。

ところが、メルマガは停まらない。
次の日からも仕事中、風邪で安静にしている時もお構いなしに届く。
プッシュで来るメールは滅多にないので、念のために確認する。

すると「ポイントカードを**ギフトカードと交換!」
といった内容が延々と書かれている。

困ったものだ。
もしかすると、お決まりの「処理に数日かかります」かも知れないと数日我慢していたが、一行に停まらない。
そこで、メールで問い合わせた。

すると
「ユーザー管理と会員管理は別。自分たちはユーザー管理の方。確認したところ確かに(自分たちの方は)停止処理になっている。担当部署が違うので会員管理のメルマガ発行のことはわからない」
という返答だった。

つづいてその"ユーザー管理"のほうへ電話をかける。
(メールアドレスは開示されていない)
すると、電話口に出たオペレーターがすぐに

「この電話で(停止を)承ります」

あざとい仕組みを会議で話し合ってはいけない。

細かいこと言ってくるユーザーはひと握りだから。
法律の条文に反していなければ、巧妙に送ったもの勝ち。
入会時は即反映、退会時は数日後に反映。法律にはそれを禁止とは書いていない。
事前承諾をとる時は1つの部署でまとめて受けて、複数部署に回す。後は知らない。

いずれもよく練られた合法的な方法だ。

そんなふうにして、目の前に居ないユーザーを軽視しながら、自分らの宣伝効率だけを追究する会社に、なってはいけない。

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2014年10月19日 (日)

井口明日香 藤咲カレナに迷惑中

希望者に対して情報を掲載した同報メールを送ることをメールマガジンという。
メールマガジンはメールそのもの。
主に企業の宣伝、作家・評論家の執筆活動に使われる。

メールマガジンを発行したい場合、メールマガジン発行・代行業者を利用すると、購読受付・解除などの機能が利用できる。
人気の高いメールマガジンを読みたいならば「まぐまぐ」のウェブサイトで探すと良い。

実際には自ら探してまでメルマガを読みたいと思う人は少ない。
しかたなく申し込むという人が多いだろう。
ネット上で懸賞・抽選へ応募する際、そこにメルマガ配信を希望する・しないという設問が待っている。
その設問にノーと答えた時点で
"個人情報だけ持って行かれて、抽選対象からは外される"
と考えるのが自然だ。

それでもいいさ。
メルマガは購読中止したいと思ったら、いつでもやめられる。
経産省もそう指導している。
ところが、実際に中止しようとすると、その方法がわかりづらく不親切なメルマガが多い。

メルマガ解約の難易度について7段階に分類した。
ランク1が「一番マシ」ランク7が「悪質な確信犯」である。

【 ランク1 】
購読中止URLをクリックすると その時点で解約され、リンク先のページには既に「購読中止完了」のお知らせが出る。
ただし、確認画面が出ると思って試しにクリックしただけで「中止するつもりはなかった」というクレームが発生する。

【 ランク2 】
購読中止URLをクリックすると 中止専用画面にその会員の登録情報(ID、メールアドレスなど)が表示されていて「中止する」をクリックするだけ。
これがベストのカタチだ。

【 ランク3 】
購読中止URLをクリックすると、そこは中止専用画面だが、IDやメールアドレスなどの入力を求められる。
そこでエラーとなった時はメルマガに「返信」して中止依頼をすると人手で対応してくれる。

【 ランク4 】
購読中止URLをクリックすると、そこは中止専用画面だが、 IDやメールアドレスなどの入力を求められる。
そこでエラーとなった時、中止のすべがない。
現代人はIDやパスワードを複数頭の中に入れている。
考えられるあらゆるパターンを試してもエラーとなり「お困りの方はこちら」という救済策もない。
これが、ユーザーを効果的に怒らせることができるパターン。

【 ランク5 】
解約画面にメルマガ配信サイトがずらずら並んでいて、そこにメールアドレスを入力する。
メルマガ配信のしくみを知らない一般ユーザーには訳がわからない。

【 ランク6 】
「購読中止はこちら」というURLをクリックしたらそこはそのウェブサイトのトップページ。
解約ページが何処にあるかは、ユーザーが自らを探さなければばならない。

【 ランク7 】
購読中止のURLがメルマガに書いてない。

最近、懸賞応募のために仕方なく「希望」してしまったあるウェブサイトのメルマガ。
登録した途端、毎日6時台、18時台合わせて2通のメルマガが届く。
発信名はそれぞれ「井口明日香」「藤咲カレナ」という女性の名前になっている。

内容は本題の情報が少し入っているものの大半は健康関連商品の広告であり、獲得ポイント数の高さを謳った記事だ。

情報メルマガならば、まだいいのだが、ほとんどが無関係なCM。
媒体誌がとてもしっかりした内容だったので余計に落差が大きい。
しばらく耐えていたが購読中止することにした。

1日2通届くメルマガにはどれにも

メールの解除はこちら

というリンクがあり、そこは購読停止画面。
アカウント情報はブラウザーがキャッシュしていた様子。
手軽に解約できた。
上記分類では「ランク2」に相当する。

ところが、来る日も来る日もメルマガが停まらない。

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