2009年9月23日 (水)

ドタ参 大歓迎!

ドタ参は幹事にとって、ありがたいものである。

ドタ参とは、ドタン場で決めたオフ参加。
ドタキャンの反意語。
2006年には、ネットのオフ用語として定着した。

 ドタ参の定義
■募集期限を過ぎている。
■お店の予約が済んでいる。
■オフ当日、前日の参加表明。

 なぜ人は、ドタ参するのか?
■スケジュールが空くかどうかが、直前まで不透明である。
 仕事の都合を自分で100%コントロールできる人は、日本には少ないようだ。

■参加表明すると、急遽欠席(ドタキャン)しづらい。
 これは、ネットに限らずどこにでもいる人たちの習性。
 これを「迷惑ドタ参」と呼ぶ。

■同日時に他にイベント予定があり、どちらに出るかを迷っている。
 オフに参加する層の人びとは、積極的にあちこちの公演や集会に行くようである。
 直前でもドタ参してくれると、人数が整って幹事は助かる。
 これを「歓迎ドタ参」と呼ぶ。

■早めに参加表明して、幹事の人数読みに協力したいという発想が、そもそも無い。
 こういう人は、職場でも同様の態度を取る。
 日本ではこういう人が容認されているが、見ている人はしっかり見ている。

■嫌なやつが参加しないか、誰が参加するか、メンバーを見極めて、参加を決めたい。
 女性に多い動向。
 とても賢明な策である。それを責めることはできない。

 「ドタ参は迷惑」と考えるのは早計。
 告知しただけで、黙っていても10人、20人と参加者が集まるコミュニティは少ない。
 互いに静かににらみ合い、牽制しあって、結局、誰も集まらない・・・
 そんな結果になるよりは、ドタ参はとてもありがたいことだ。

 ドタ参するということは、最後までそのオフに関心を持ち続けていたと言うこと。
 実際には、告知さえ見ていない人の方が圧倒的に多いのである。
 そんな中、最後の最後まで
 「行けたら、行きたい」
 と考えてくれることが、なんとありがたいことか。

 ドタ参を恥じることはない。
 堂々と遠慮無く、ドタ参しましょう。

キーワード「ドタ参」でのヒット数は次の通り。

YAHOO! 138,000
Google   32,400
2008年7月現在

YAHOO! 101,000
Google   29,000
2009年9月現在

ことばとしては定着しているが、ページ数は減っている。
これは、検索エンジンのアルゴリズム変更によるものだろう。

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2009年8月18日 (火)

「教えてください」で無視される質問タイトル

 他人にものごとを尋ねるのは、とても難しい技術である。
 しかし、大半の人はその難しさを認識していない。
 自分の意図するところが、うまく言い表せていないのを棚に上げて「どうして、わからないのか」と怒り出す人もいる。

 ネットの「おしえてください」の掲示板でも、同様のことがある。
 質問者は困り果てて、尋ねているのだが、いつまでも回答がつかない。
 そういう質問は、タイトルを見た時点で、皆がスルーしているのだ。

野ざらしにされているのは、こんなタイトルだ。

■「エクセルについて」
 そこから先が深いんですけど・・

■「教えてください」
 よほどヒマな人じゃないと開きませんよ。

■「困っています」
 そうですか、頑張ってください。

■「悩んでいます」
 いけませんね。巻き込まれたくないです。

■「探しています」
 だから何を?

■「助けてください」
 いやです。

■「こんなエラーが起こっています」
 ここはメーカーじゃないよ~

■「アクセスで効率的に作業する方法を教えてください」
 それは、結果として、そうなるってことですよねぇ。
 それは、あなた次第でしょ。

■「パソコンの操作に詳しい方」
 とりあえず人員ゲットですか?

■「問題と解答」
 あなただけが、わかっています。
 あなた以外の人には、誰もその世界がわかりません。

■「良いアドバイスをお願いします」
 ハードル高いですねぇ。
 きっと、悪いアドバイスには逆切れですね。

■「初歩的な質問ですみません」
 玄人な質問の方が少ないですよ

 タイトルをクリックして、質問を開いてみないと、何の質問なのかがわからない。
 自己中心、他力本願の人間性が強く滲んだこれらの言葉に、時間が惜しい先達は反応しない。
 反応する人がいるのは、回答によって、ポイントが付与される掲示板だけである。

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2009年8月17日 (月)

ネットの掲示板で、初心者がしてはいけないこと

 ネットの掲示板は、ずいぶんと落ち着いてきた。
 炎上させた張本人が警察に検挙されるようになり、皆さん表現が慎重になっている。

 それでも、ネットには新しい人がはいってくる。
 当然ながら、彼ら、彼女らは、ネットの流儀を知らない。

●「はじめまして」のトピックを立てる。
 たいがいの掲示板には、既に「自己紹介専用」のトピックがある。
 自己紹介はそこに書くのが不文律。
 それでも、いきなり入ってきて「初めまして」というタイトルでトピックを立てる。
 もちろん、有名芸能人本人でもない限り、無視される。

●マル秘ネタを振る。
 「関係者から聞いたネタです」と言って得意になっていることは、掲示板にいる人は大半が知っている。ただ、公開の掲示板だから、誰も書いていないだけなのだ。

 「芸能人の**さんを▲▲で目撃しました」
 探偵か?

●自慢する。
 いきなり、自慢オンパレード。そして「こんな僕ですがよろしく!」

 どんな僕だ?
 見ず知らずの人に自慢して、相手にしてもらえると思うほうがおかしい。

●「ネタバレ」を書く。
 ドラマの展開、スポーツの結果、コンサートのセットリストを書いてはいけない。
 これから楽しもうと思っている人に、半端ではないほど恨まれる。

●いきなり「教えてください」
 教えて欲しいことがあるならば、それは「教えてgoo」か「YAHOO!知恵袋」に行かなければならない。

 どうしても、そこで教えて欲しいならば、2週間くらい掲示板の流れをみてからにする。
 誰も「教えてください」を書いていないならば、それは書いてはいけないということだ。

●最新の情報を聞く
 掲示板は最新情報を仕入れる場所ではない。
 最新情報は、その主催者のウェブページで、自分で調べるもの。
 掲示板で質問するのは、先達の体験談や専門的な立場の人の見解である。

 掲示板に颯爽とデビューしたつもりだったのに、誰もかまってくれない。
「きっと、ここにいる人たちは、閉鎖的な人なのだ」
と思うのは勘違い。
 無視される理由は自分の方にある。

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2009年6月23日 (火)

困ったウェブサイトを作っているのは・・・

 世の中には困った人が、時々いるものだ。
 困った人は、なにを考えているかがわからない。
 意見をしたり、文句を言ったら、とばっちりが返ってきそうなので、何も言えない。

 そうやって、誰もが困った人を遠巻きにするので、困った人はいつまで経っても、困った人のままなのである。

 インターネットで調べものをしている時にも、同じような思いをすることがある。
 そう「困ったウェブサイトだ」

■ブラウザーの「戻る」ボタンを無効にしている。

 ウェブページの分析データの中に「離脱率」「直帰率」というのがある。
 離脱率は、そのページを最後に、そのウェブサイトから、ユーザーが離れていった率。
 直帰率は、そのページから入ってきて、サイト内の他のページに行くことなく、ユーザーが離れていった率。

 ウェブサイトのオーナーは、一度つかんだユーザーが、すぐ帰らないよう、思案を巡らせる。
 普通のオーナーは、ページ内に魅力的なサイト内リンクを書くといった、前向きな努力をする。
 だが、ちょっと技術的に詳しい人が運営している、企業のウェブサイトには「戻る」ボタンが効かないように細工をするものがある。

 検索エンジンから、そのページに飛んだ後、当てが外れたと思ったら、戻るボタンで検索エンジンに戻りたい。そうさせないための、あざとい策だ。

 ユーザーの反感を買おうが、数字のための数字を上げるほうが大切だという、血迷ったページである。

■ハイパーリンクをクリックする度にポップアップ広告が出る。

 Internet Explorer6にポップアップブロック機能がつく前は、大問題になった。
 ただし、最近では影を潜めている。

■トップページがフラッシュで始まる。

 ページそのものがアートである芸術家のウェブサイト以外では、邪魔くさいだけだ。
 商品やサービスを宣伝するためのウェブサイトで、トップにフラッシュを置く会社はろくな会社ではない。
 常時、実測10MBを超えるような環境のユーザーは、まだまだ少数派。遅い回線で、ちょっと旧いパソコンでも使っていようものならば、フラッシュが始まった段階で固まってしまう。
 「アドビ***をダウンロードしなさい」
などと言われると、実に腹立たしい。

 また、たいていのフラッシュには、SKIPボタンがつけてあり、フラッシュを見たくない人は、それをクリックすればよいのだが、希にSKIPボタンをつけていないサイトもある。

■物販のサイトで困りものなのは、最終確認ページまで「送料」や「手数料」を隠すサイト。

 会議を重ねて「できるだけ、値段を出さずに、引っ張ろう」という結論に達したから、そういうページ遷移にしたのだろうが、常軌を逸していると言える。

 ある大手通販サイトでは、申し込み確定をしても、使用したポイントを差し引いた合計金額がわからない・・というところもある。
 そういうサイトを技術者に作られてしまった、営業の人たちが哀れである。

■店舗、施設のサイトで困ってしまうのが、住所を書いていないサイト。

 クルマで行く場合、今時、地図をプリントアウトして、にらめっこしながら走る人は居ない。
 カーナビに住所番地を入力すれば、あとはナビが導いてくれるからだ。
 マイカーユーザーにとって、必要な情報は「住所番地」ただそれだけ。

 それなのに「お車でお越しの方は・・」として、最寄りのインターや交差点、近隣の目印などを丁寧に書いているサイトが多い。
 施設のウェブサイトでは、トップページの上下いずれかに、住所番地を記載する。これは、今や必須である。

 こういう、困ったウェブサイトのオーナー達は
「自分のサイトを自分で使っていないんじゃないか?」
と思うことが多い。
 そこで、ふと我に返り、自分のサイトを使ってみては、
「わっ、これはひどい」
と、苦虫をかみつぶしているのである。

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2009年4月23日 (木)

ログイン認証に意味不明なアルファベットを入れる理由

 h7g8sdgf7sd

 このような、意味のないアルファベットと数字の羅列を、ユーザーに入力させるウェブサイトがある。
 2004年から増え始めた。

 これは、実際に人間が操作しているかどうかを確認する目的を持つ。
 コンピューター・プログラムは、実際に画面を見ながら、その通りに文字を打つという芸当はできない。
 それができるのは、人間だけ。
 自動実行プログラムを走らせて、不正な行為を働こうとするユーザーを排除するための策である。

 サービスの認証は「ID」「パスワード」の2点セットで行われるのが一般的。
 この意味不明アルファベットは、ウェブサイトの中で、特別にチェックをかけたいページに進むところで待ちかまえている。

 ただ、セキュリティ技術の向上により、この無粋な策は影を潜めつつある。
 以前は、この仕掛けをしていたサービスでも、今は使わなくなったものを、いくつか見かける。

 現在は、ブログへのコメント書込機能に見られる。
 課題として与えられるものも移り変わった。
 5年前の、アルファベット・数字混じりではなく、5桁程度の数字になっている。
 善意のユーザーに、負担をかけない配慮と言える。

 自動実行プログラムを使い、放送禁止用語に組み入れられているような言葉を、連呼・・ いや、ネットの場合だから大量に「連書」するようなハッカーがいる。
 自分に都合の悪いことが書かれていた場合、それをサイクリックアウト *1 の彼方へ葬る。
 あるいは、ブログ作者への嫌がらせ。

 これらの数字が、悪意のある来訪者の歯止めとなる。

*1 サイクリックアウト
 インターネットの掲示板、コミュニティで、発言が古いものから順に消えていくこと。
 消えてなくなったことを、サイクリックアウトという。
 今はなくなった@niftyのパソコン通信サービスを例に取ると、掲示板は512、フォーラムは999発言が最大表示数で、一杯になると古いものから順に削除されていた。(フォーラムにはサイクリックではなく、999に達するとそれ以上書けないというものもあった)
 ディスク容量に限りがあった時代の仕様。
 ハードディスクが安くなり、webサーバーに潤沢にディスクが使えるようになってからは、古いものを消すという仕様は、なくなっている。

 ここに、最大掲示数が1000の掲示板があったとする。
 そこに、誰かが「さとうさんは昨日、女子高校生と歩いていた」と書く。
 さとうさんは、その書込が掲示されていると、都合が悪いと仮定する。
 そこで、さとうさんは自動実行プログラムを使い「すずきさんはおたんこなす」という発言を1000書き込む。
 最大掲示数は 1000なので「さとうさんは昨日、女子高校生と歩いていた」という発言が、サイクリックアウトする。

 こんなに、一生懸命、説明することか・・



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2009年2月13日 (金)

6年使えて3220円のウィルス対策ソフト

 マカフィーの無料お試し期間があと2日となった。

 マカフィーとは、有料のウィルス対策ソフトである。
 このソフトは、粛々と仕事をする働き者のようで、起動時に更新メッセージが出ることがある程度。あとは、ほんとに入っているのかさえわからないほど、静かにしている。
 それでも、悪者の攻撃に感染することもなく、きちんとパソコンを守っている。
 最近、購入した2台のパソコンには、いずれもマカフィーの期間限定体験版がついていた。

 ウィルス対策にお金を出すというのは、納得いかない気もするが、安心には代え難い。
 そこで、有効期限が切れて、空白が生まれないよう、ウィルス対策ソフトの調査に入った。

 「ウィルス対策ソフト」で検索すると、最初に候補に挙がったのが「ウィルスセキュリティ0」
 よく書店でも見かける「更新料0」と書かれた青い箱だ。
 しらべる前から、このソフトは脳の候補リストには入っていた。

 「更新料がかからない」と言いつつ、何かカラクリがあるのではないか?と慎重にしらべていく。
 結論からいうと、カラクリはあるけれど、問題なし。

 「マイクロソフトのOSがサポート終了するまで」更新料0
 という前置きが付いていた。
 
 WindowsVISTA HOME PREMIUMの場合、2015年4月11日まで。
 WindowsXPの場合、2014年4月8日まで 。
 Windows2000の場合、2010年7月13日まで。

 OSはWindowsVISTA HOME PREMIUMなので、6年使えることになる。
 それでもって値段は、4,680円。
 この価格は大半のネットショップ、量販店K店頭でも同じだった。

■メーカー:ソースネクスト
■発売:2008年2月
■「1台」用と、「3台まで使える新版」がある。
■ダウンロード版、CD-ROM版、USBメモリー版がある。

 3台まで使える新版のCD-ROM版に決める。
 Amazon で検索してみると、これが 3,220円
 Amazonは1,500円以上は送料無料なので、この値段で買える。

Amazon 販売ページ 3台まで使える新版 3,220円 送料無料

 マカフィーが切れた日、具合よく、ウィルスセキュリティ0が届いた。

 まず、マカフィーをアンインストール。
 つづいて、ウィルスセキュリティ0をインストール。

 アンインストール作業中は、念のためにネットワークを切断しておいた。
 インストール作業は肯定的選択で進めるだけの簡単なもの。
 インストール作業時、ネットワークへの接続は不要。
 インストール完了後、初期登録ではネットワークに接続する。

 ネットに書き込まれているユーザー・コメントは、いったい誰が書いているのかというほどの酷評と、それほど悪くないけどなぁという呆れたような好評が、入り交じっている。

 マカフィーほど、粛々とはしていないが、DVDで映画を鑑賞していても、邪魔されるということもない。
 Windows updateだけに頼って「ウィルス、来るなら来い」と言っている人と比べれば、はるかに堅牢な守りである。



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2009年2月 7日 (土)

ネット説教男

10年来、ある記録をエクセルでつけています。
エクセルは1Sheetあたり 65,536行ですよね。
毎日15行~20行を使うので、残りが1万行を切っています。
できれば、Sheetを分けずに、1Sheetで管理したいのです。
1Sheetで 65,536行以上を入れることはできないのでしょうか。

 ネットでこういう質問をすると
 現れる男がいる。

 ネット説教男だ。

「環境は何ですか?それじゃ答えたくても答えられませんよ」
「アクセスを勉強しなさい」
「Microsoftに言うべきであって、ここでいうことじゃないでしょ」

 ネット説教男は、問題には、解答を示さない。
 質問者の考え方、背景そのものを否定して、問題そのものを無かったことにする。

 ネットの作法として、守らなければならないことが2つある。
「解決方法を示せないのなら、スルーする」
「説教をしない」

 未熟だから、教えて欲しいのである。
 周りに教えてくれる人がいないから、ネットで呼びかけているのである。
 当然、拙い人が多い。
 たとえ、読むに耐えない質問でも、見て見ぬふりをするのが武士の情けだ。

 ネット説教男は「ヒマ人」だ。
 そもそも、ネットのQ&Aサイトを常時監視していることがヒマ人だ。

 ただし、Q&A常時監視者には、次の言い分がある。

1.他人の質問に答えることで、自分の考えを整理できる。
2.素人がどのようなことがわからないかを、知ることができる。
3.質問に答えると、ポイントを獲得できる。

 質問者がいるからこそ、回答者としての立場が成立しているのである。
 だからこそ、ネット説教男はヒマ人だ。

 説教しても、自分の考えは整理できない。
 頭ごなしに否定しても、相手からは学べない。
 こてんぱんにやっつけた相手は、ポイントをくれない。

 つまり、説教してしまっては、Q&A常時監視活動の意義がなくなってしまう。
 何の価値も生まない時間を消費する人のことを、ヒマ人という。



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2009年1月31日 (土)

ファンが踏み出した一歩 佐野元春公式ウェブサイト

 元春HPが始まって 2年が過ぎた頃、大阪のT氏が
 「元春のホームページを作ろう」
 と言い出した。

 当時、50人ほどのアクティブなメンバーがいたが、ホームページやwwwという言葉の意味を理解していたのは、ほんの数人だった。
 だが、彼の書き込みを読んだ誰もが、なんだかわからないけど、おもしろそうだと乗った。
「何か、これまでにない経験が、待っているのではないか?」という予感があった。

 T氏の談によれば、海外には「ファンがつくるアーティストのページ(ファンサイト)が、いくつかできている」とのことで、その一例として、トッド・ラングレンの名前を挙げていた。
 正直なところ、未だかつて、トッド・ラングレンの曲を聴いたことがないのだが、ファンサイトの先駆けとして、常に新たな挑戦を続ける先駆者として、その名前は深く脳裏に刻み込まれている。

 「元春に持ちかけてみよう」
 そう言うが早いか、T氏は元春にメールを送っていた。
 すると、その数時間後に、元春本人から「一緒にやろう」という旨の返信が届く。
 二つ返事。
 この速さが元春。
 「時代の先端を走ってきた男」
 という言葉は、日本に於いては、元春のためにある。

 そのプロジェクト名は、言い出しっぺ T氏により MIPS と命名された。
 【 みっぷす 】 Motoharu Internet Project System
 Project と System は意味がだぶっているが、T氏が思いついたままに命名され、今も使われている。
 佐野元春は、著書「Diary - Studio Days making of "Fruits"」の中では
 MIPS(Motoharu Internet Project)
とSの語意を省略して書いている。

 元春HPの2.5周年記念オフは、そのMoto's web server のお披露目の場となった。
 初めての、ライブハウスを借り切った大規模なオフ。
 今となっては、思わず「でかっ」と言ってしまいそうな、巨大なプロジェクターが運び込まれ、人工呼吸器のような太いケーブルがさし込まれる。
 そのケーブルの先には、数台のアップルコンピューター。
 ライブハウスはまさに、電気工事現場の様相を呈した。

 夢を夢のままにせず、夢に近づく努力をすることが大切なんだ。
 かつて、元春がレディオショーの最終回で示唆したメッセージ。

 ファンがつくる日本で初めての公認ファンサイトは、
オフラインで集まったファンによる、彼らなりの答えだった。

 2009年現在、SNSでは、無料でいくつでも 会議室「コミュニティ」を作ることができる。
 1992年当時は、年間24,000円が必要だった。
 だが、その費用に見合うだけの友達ができ、経験が財産となったのである。


佐野元春公式サイト Moto's web server



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2009年1月30日 (金)

ニフティサーブのホームパーティ

 1994年冬
 インターネットは産声を上げていたが、まだ誰もがその実態を把握していなかった。

 「インターネット」「www」「モザイク」
 今ならあなたは、この3つの単語の関連性を、理路整然と話せるだろう。

 え、話せない?
 それでは 解説すると
 「インターネットの情報を表示している技術が www。インターネット=www といってよい。モザイクは1993年当時のブラウザー」

 当時、これらの単語は、その意味さえよくわからず、ましてや、どう関連づいているかなど、皆目検討がつかなかった。
 とにかく、パソコン通信仲間で語られていたのは
 「インターネットは、スゴイらしい」
 ということ。
 もちろんそれは、パソコン通信と比べて・・という意味である。

 それはかつて、マルチプランが主流だった1990年頃、天然記念物レベルに希少だった、表計算の使い手の間で
 「ロータスは、すごいらしい」
 という会話が交わされていた状況に似ていた。

 1994年暮れ、パソコン通信NIFTY-Serveに、元春HPはあった。
 ニフティにはフォーラムという会議室があった。
 これは、ニフティが有志の会員に管理を委託する許認可制になっており、一部の既得権益者が牛耳る不自由なものだった。
 一方「HP=ホームパーティ」というサービスは、毎月2,000円を払えば、誰でもCUGを持つことができた。

 Crosed User Group =直訳すると、閉じられたユーザー・グループ
 インターネットなどのコンピューター・ネットワークで、参加が許可されている人だけが利用できるサービス。

 「フォーラム」は、ニフティの審査を受けなければ作ることができないが、ホームパーティは、私信扱い(メールと同じ扱い)で、誰でも審査無しで開設することができた。
 ホームパーティは、1997年11月にサービス終了となり、パティオ(月額500円)に移行。
 そのパティオも2005年5月末日でサービスが終了した。

 ホームパーティという名称は、今思えば、牧歌的で素敵だ。ただ、その名前ゆえ内容が伝わらないこともあった。
 ある時、熊本に住む元春ファンに、元春ホームパーティに入りませんか?というメールを送ったことがある。すると、その返事には「家が遠いので、なかなか参加できないと思いますので、今回は失礼します」と書いてあった。

 今も主宰者のカサノバ氏(通称:店長)が、1992年9月にスタートさせたのが、元春HP。
 「身近に元春のことを話せる友達がいない」
 という共通の飢餓感にぴたりとはまり、全国の元春ファンがここに集った。

 東京、名古屋、大阪という拠点ごとに、定期的なオフライン・ミーティングが行われ、実際に会うことで、さらに関係は緊密なものになっていく。
 ・・・と、ここまでならば、他にも例がある話。
 このグループが、日本で唯一違っていたのは、勇気をもって一歩を踏み出したことだ。



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2009年1月29日 (木)

日本初の公式サイト インターネットの歴史

 2000年に、しらべるをオープンした当初につくった記事。
「インターネット」には次のように書いている。

インターネット

世界中のコンピューター・ネットワークを相互に接続した状態。

 インターネットとは「ネットとネットをむすぶもの」という意味。
 インターネットという組織・団体はない。

>インターネットという組織・団体はない。
 という記述は、今読むと「なんだよ、そんなの当たり前じゃないか」と思うのだが、2000年初頭には、このような説明が必要だった。

 1999年12月末、郵政省が発表した数字では、当時、インターネットの人口比普及率は 19.1%
 日本のインターネット人口は 2,706万人* となっている。
 * iモードなどの携帯電話利用者を含む

 有名な史実だけをひろった場合の「インターネットの歴史」は以下のようになる。

1969年
米国防総省が、有事にある地点が攻撃を受けても、ネットワークを網の目に張り巡らすことで、通信網が確保できるよう研究をしたこと(ARPAnet)が起源。

1969年9月2日
UCLAでコンピューターをルーターにつないだのが、インターネットの始まり。
*「最新Javaがわかる」藤田一郎 技術評論社 1999年11月25日

1989年
www技術が登場。

1991年
インターネット技術 ARPAnet が民間に公開された。

1993年
ブラウザーMosaicが登場。

 こうして明確な史実だけを見れば、1993年には環境が整い「インターネットが始まった」かのようにみえる。
 だが、インターネットはそれほど、すんなりと浸透したのではなかった。

 そこで、記憶に残る事実を元に書くと「インターネットの歴史」はこうなる。

1993年、インターネットと言えば WWW のことを言うようになった。
事実上、商用のwebは1993年に始まった。

1995年 1月、
阪神淡路大震災が起きる。
一般電話がつながらないのに、インターネット(当時はパソコン通信)は回線が生きていたことで、インターネットが日本で初めて注目された。

1995年11月
Windows95発売

1997年
パソコンによるインターネットが、個人に普及し始めた。

 今でこそ、有名人には「公式サイト」がつきもの。
 だが、インターネット創生期には、その類の者は存在しなかった。

 まだ、ほとんどのパソコンがMS-DOSで動いていた1995年3月13日。
 日本で初めてつくられた「公式サイト」
 それが、佐野元春公式サイト「Moto's Web Server」だった。

つづく



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2009年1月 6日 (火)

正月明けの迷惑メールがあっという間に消える方法

冬休みが明けて、メールを受信する。

 新着メール 730通
 迷惑メール 650通

迷惑メールが大半を占めるようになったのは、2005年正月以来。
迷惑メールを1つ1つ消すのが正月明けの恒例行事。
去年までは、この作業に 10分はかかった。

それが、今年は1分で済んだ。

メールを受信すると、最初から 640通が「迷惑メール」フォルダーに振り分けられている。
「迷惑メール」フォルダーを開き、誤った振り分けがないか、タイトルをチェック。
今回は1通も誤った振り分けがなかった。 ※1
迷惑メールをゴミ箱へ移動。これが30秒。

つづいて、受信トレイを開く。
タイトルをチェックして、迷惑メールと思われるタイトル10通をゴミ箱へ移動。これが30秒。

 今回、有効だったのは「英文タイトル迷惑メール」の振り分け
 海外迷惑メールの件名は 半角の英字が大半。
 特殊記号が使われることもない。
 その特徴を元にOutlook Express(またはWindowsメール)で、迷惑メールを別フォルダーに振り分ける設定をする。

【 1 】迷惑メールを振り分けるフォルダーを作る。

フォルダ一覧の ローカルフォルダを右クリック>フォルダの作成
  ↓
フォルダー名を入力して [OK]
【 例 】「迷惑メール」

【 2 】ツール>メッセージルール>メール

1.ルールの条件を指定してください
□件名に指定した言葉が含まれる場合 にチェック

2.ルールのアクションを選択してください
□指定したフォルダに移動する にチェック

3.ルールの説明
指定した言葉が含まれる のリンクをクリック
  ↓
"て" を入力
  ↓
[追加]をクリック
  ↓
[オプション]をクリック
  ↓
○メッセージが次の言葉を含まない場合 にチェック
  ↓
[OK]をクリック
  ↓
"に""を""は"・・と入れる毎に[追加]をクリック ※2
  ↓
[OK]をクリック

指定したフォルダ をクリック
  ↓
【 1 】でつくっておいた 迷惑メール のフォルダーを選択して[OK]

4.ルール名
任意の名前を記入
【 例 】迷惑メール対策
  ↓
[OK]をクリック  これで、完了。

※2【 指定したことば の候補 】

以下のことばを設定することで、通常メールの大半は移動させず、迷惑メールだけを振り分けることができた。

優先順位の高い順に記載

て に を は
の も と お
い す せ
ー(長音)
ア イ ウ エ オ
依 変 連 調 実 理
料 礼 登 報
【 【 [ [  (全角と半角がある)
一 (いち)
フ (カタカナ)
★ ☆

※1 この設定をしても、最初のうちは誤って「迷惑メール」フォルダーに振り分けられてしまうメールがある。そのメールタイトルに含まれるキーワードを ※2に挙げた「指定したことば」に[追加]していく。
 そうして、やがて100%に近い振り分けができるようになる。

 いいや、自分のところには 日本語タイトルの「出会い系」メールが多いぞ!
というあなた。 あまり人には言わない方がいいでしょう。
 痛くもない腹を探られることになります。



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2008年5月10日 (土)

ビーログではなくブログ

【 ぶろぐ 】
 日記、随筆(論説、論評)を日々更新するWebページ
 web log を省略して blog と呼ぶ。

 エントリーという記事単位で更新順に表示される。
 日本では2003年にこの言葉が登場し、2004年に入りwebの作り手の間で話題に上る機会が増えた。

 2004年4月頃は、およそ随筆とは縁がなさそうな技術者たちが 「ブログってすごいらしい」「ホームページは古い。次はブログが来る」と連呼していた。

 当時は"ビーログ"と呼ぶ人がいた。
 GUI(Graphical User Interface)をグイと呼ぶ技術者は残ってしまったが、2008年5月現在、blog をビーログと誤読する人は残っていない。

 2005年、ブログのプラットフォームを使ってホームページ(=通称)を構築する個人と企業が急増した。

 また2005年は、ミクシィ日記により、Webでの交換日記が一気に普及した。
 ミクシィの日記は日記と呼ばれていて、ブログとは呼ばれない。
 web上のlogという点では同じなので、ミクシィ日記もブログである。
 ただ、ミクシィ日記の場合、公開相手を限定できる。「全体に公開」にしても、招待制という入り口での制限がある。その制限があることで、日記という別の呼称が定着している。

 2006年には業務で有効に活用する企業が増える一方、個人ユーザーが「書くことがない」という理由でほったらかしにするブログが急増した。
 この傾向は、2008年の今も変わっておらず、一定周期で加筆されているブログの比率は低い。

 Webページ(通称ホームページ)の場合、記事を新規または修正して公開することを「更新」と呼ぶ。ブログではほぼすべてが「新規」のエントリーであり、修正はしたとしても、こっそりやるもの。
 ブログの場合、更新という言葉よりも加筆という言葉が適切だが、実際には「最近、ブログ更新してないなぁ」というように更新という言葉が使われている。


企業内の有効活用を考える場合に有益な図書
「社内ブログ革命」シックス・アパート株式会社 日経BP社 2007年1月

「きゅるる文庫」「ココログ出版」「はてなダイヤリーブック」では、ブログの受託製本を手がけている。
 お金を出せば、自分のブログを本にすることができる。インターネットを見ていない老いた両親へのプレゼントに好適だろう。



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2008年3月 1日 (土)

署名するファンタジスタたち

 メールを読み書きするソフト「メーラー」には、おきまりの文言を毎度、文面に書き込む機能「署名」がある。
 Outlook Expressの場合、ツール>オプション 署名のタブで設定できる。

 いつも、e-mailの署名は読んでいない。
 それでも、ある日気になって、20人からのメールを調べたところ、そのうち、8人が定型の署名をつけていた。
 エクセルやPower Pointの基本技能を学ぶ人がとても少ないなか、20人中8人=40%というのは、かなり高い利用率だ。

 そして、その8人が全員 記号による飾り文字を付けていた。

 飾り文字で多かったのは * アスタリスクで線を描いたもの。
 それほど違和感はない。

************************************************
  (株)さとー商事 多門豊作
  E-mail: ***@***.jp
************************************************

*******************************
  (株) 四谷怪談
    髪賀 貞子
   Tel : 03-****-****
   Mail :sadako@*******.jp
*******************************

********************************
凸凹販売
 凸担当
  鈴木 ヨシコ
suzuki@****.co.jp

〒***-0000
東京都****** 
phone :  03-****-****      
fax :  03-****-****
********************************

 次に多いのが = イコール や、- ハイフンをつないで描線したもの。

====================================
(株)会社 主な事業部
中心課 鈴木 恵子
〒***-0000
東京都*****
TEL 03-****-****  FAX  03-****-****
e-mail skeiko@*****.co.jp
URL http://www.*****.co.jp/
====================================

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(株)佐野販売
裏┃口┃一┃浪┃電話:03-****-**** FAX:03-****-****
━┛━┛━┛━┛E-Mail: uraguchi@***.co.jp

 これも違和感はないが、名前を┃や┛を使って強調するのは、もはや「ふるっ!」とつっこむしかない。
 // スラッシュを使った描線も同じだ。

/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄
 竹井 さとし EMAIL:takei@***.co.jp
  サンチャイルド
  〒***-**** *******
        **ビル4F
   tel:03-****-****  fax:03-****-****
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
(株)鈴木企画
田中一平(ippei_tanaka@ *** .jp)
Tel.:03-****-****
Fax:03-****-****
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 /スラッシュと_アンダーバーを組み合わせると、実際にはそこにない菱形が浮き上がってみえるという視覚効果を狙っているのだが、いつもの仕事、いつもの仲間を相手に、目の錯覚を楽しんでもらおうという発想には、心の余裕と勘違いを感じる。

 以下のような特殊記号で描線している人(50代男性)もいたが、目がちらついて気分が悪くなった。

∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮

∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*∞*

 そして、少数派だが根強いのが☆★◇◆を使った飾り文字。
「七夕かっ!」
「夢見る少女かっ!」
 とつっこみたくなるところだ。
 男でもこれをやる人がいて、あまり使いたくないのだが、キモいという以外に、言葉が見あたらない。

*☆~:*☆~:*☆~:*☆~*☆~:*☆~:*☆~:*☆~*☆~:*☆~:*☆~:*☆~

      経理部  予算執行室
     丸太 太一 e-mail: taichi@****.co.jp
       TEL  03-****-**** 

~*☆~:*☆~:*☆~:*☆~*☆~:*☆~:*☆~:*☆~*☆~:*☆~:*☆~*☆~ 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
システム開発部
    佐藤 正
tel **-****-****
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 メールを送っているのだから、メールの署名は要らないし、電話も要らない。
 対外メールでも、住所やFAXは不要だ。

 社内メールの署名は2行まで(部署/氏名)
 対外メールでも3行まで(社名/部署/氏名)

 緊急のやりとりなど、状況に応じて電話やFAXは付加すればよい。

 ただでさえ、一日数百通のメールが来るところに、毎度おなじみの署名に7行も使っている人に接すると、この人には日々、業務を見直し効率を上げていこうという発想がないのだろうと思う。

 1997年にインターネットとメールの一般普及が始まった頃、誰にでも「開封確認」をつける人がいた。10年経って、そんな人は一人もいなくなった。
 果たして、メールにファンタジーを持ち込む署名者たちは、いつまで生き残るのか。
 また5年後に、検証してみたい。

(2013年につづく)

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2007年12月13日 (木)

ネットでは冗談は通じない。

 ネットの掲示板ではネタなのに、シリアスにつっこむ人がいる。

イチロー
いよいよ、オフが今週末になりましたね。
ところで、おやつはいくらまでですか? ^^;)

ケイコ
>イチローさん
 逆に質問なんですが、どこかにおやつは
いくらまでって書いてあったんですか?

サブロー
 おやつなんて、持ってくる人いるんですかねぇ・・
 あまり深刻に悩む問題じゃないと思いますよ。

 ギャグのつもりで振ったネタ。
 自嘲気味に言ったコトバ。
 それがいつのまにか「深刻に悩んでいる」と決めつけられてしまう。

 会ったこともないオンラインだけの関係では、こういうことはよく起きる。
 そもそも人は、行き違いで傷つくためにネットに来ているのではない。
 オフラインで埋まらない心の隙間を埋めに来るのだ。

 って笑うセールスマンか

 人は皆、耳障りのよい言葉を求めている。
 だが、耳障りのいい言葉を発信できる人がまだまだ少ない。

 きっとみんなはわかってくれるだろう
 と思うのが甘い。
 黙っていればいいのだ。

 こういうことの積み重ねが、今、日本のネット掲示板が死んでしまった要因だ。

 このことから導かれるネット掲示板の作法は、

1,想像でものを言って、他人の考えを決めつけない。
2,順接のことばを使う。
3,否定の言葉をいうくらいなら、スルーする。

 あ、ちなみにネットに限らず、人とのコミュニケーションはこういうものですね。



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2007年12月 4日 (火)

消えたメールが変えた運命

 11月27日
 お昼にブラウザーでニフティのメールをチェックしていた。

 迷惑メール(3)

 ニフティは迷惑メールを自動的に迷惑メールフォルダーに切り分けてくれる。ブラウザーではこのように確認できるが、メーラーには送信されないので気づくこともない。

 今日も迷惑メールを除外してくれているんだな。
 安心感が漂う。

 ふと、迷惑メールを開けてみたくなった。
 開けると言っても添付ファイルを開けたりしない。ここをクリックしたら1000ドルだと言われても見向きもしない。ただ、差出人とタイトル一覧を見るだけだから危険はない。

 3通のうち1通、友達からのメールが混じっていた。
 危ない・・
 ここに入っていると言うことは、自分がそのメールアドレスを「迷惑メール」に指定したと言うことだ。だが、設定した記憶はない。

 いつもはプロバイダーのアドレスで送ってくる友達だが、その日に限って携帯アドレスだった。
 携帯会社のドメインで、迷惑メールに指定したのだろうか。

 メールを選択して「迷惑メールではありません」をクリックすれば、迷惑指定は解除される。
 危うくメールを消してしまうところだったが、事なきを得た。

 そして、2日後、ニフティからお知らせが来た。

(以下、趣旨を損なわぬように要約)

迷惑メールフォルダー振り分け処理トラブルについて(お詫び)

 この度、お客様がご利用の@niftyメールにおきまして、お客様宛の一部の
メールが誤って迷惑メールフォルダーに振り分けられるトラブルが発生いたし
ました。

 ■発生した事象
  上記の期間、迷惑メールフォルダーで採用している株式会社シマンテック
  の判定システムが、トラブルにより誤判定しやすい状況になっておりまし
  た。そのため、お客様宛の一部のメールが誤って迷惑メールフォルダーに
  振り分けられておりました。

 消えてしまったメールは復旧できないという。

 人生において、大切なメールを受け取らぬまま、
 就職をしそこねた人がいたかも知れない。
 恋人とすれ違った人がいたかも知れない。
 長年の夢がかなう知らせに気づかず、相手を怒らせた人がいたかも知れない。

 消えてしまったメールが紡ぐはずだった運命はそこで終わり、違うルーティングの運命が未来からやってくる。

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2007年11月27日 (火)

ハンドルネームを検証する

 最近はハンドルという言葉を使う機会が少なくなった。
 パソコン通信時代からの仲間とオフで会った時でも、ほとんど登場しない。

 ハンドル=ハンドルネーム
 オフをオフ会というのが「オフ会会」に相当するのと同じで、冗長なく言うならばハンドル。

 パソコン通信時代、メールアドレスは「ABC00000」のような英数字の配列だった。
「ABC00000さん、こんにちは」
 というのでは味気ないし、呼びづらい。かと言ってネットの世界で本名を出すのは抵抗がある。
 そこでネット上のペン・ネームとしてハンドルが使われるようになった。

 インターネット時代の今、メールアドレスそのものにハンドルを使う人が大半を占める。
 私用メールアドレスにおいて、サトウイチロウさんが sato_ichiro@***.jp というアドレスを使うことは希。たいがいはニックネームをID(=@の左側部分)にする。
 こうして、ニックネームが一般的になったため、ハンドルという特別な言葉を使う必要はなくなっている。

 ハンドルは自由に名乗れるし、ネット上の場所によって、違うハンドルを使い分けるのも自由。
 ただ、ディズニーランドのファン・サイトで「ミッキーマウス」と名乗るような、自己中心的な態度は嫌われる。
 パソコン通信時代のニフティでは、フォーラムによっては「自粛したほうがよいハンドル」のガイドラインを示していた。
 当時は「の」でつなぐ長い名前が多く、オフでは皆「の」の前だけで呼んでいた。
(例:萩の月さん→萩さん)

 オフでは、ハンドルで呼び合うので、やたらと長い名前や「睾丸の美少年」とか、口に出せないようなハンドルも避けた方がよい。

 呼ばれる方も辛いが、呼ぶ方も辛い。

 拗音、促音、長音を除いて2音が「さんづけ」「ちゃんんづけ」どちらでも呼びやすい。
 3音以上でも、先頭の2音に「さん」「ちゃん」を付けて呼べると助かる。



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2007年11月23日 (金)

無料の期日指定メールとは?

 パソコン通信ニフティサーブでメールを送っていた頃は、文面のヘッダーとフッターにタグを書いていた。
 今で言えば、HTMLタグのようなものだ。

 その先頭行に sdate:940101
 と未来日付を書くと、1994年1月1日にメールを送ることができた。
 もちろん無料で。

 期日指定メールサービスは未来日付を指定して送ることができるメールのサービス。
 メール文面をFAXで送るサービスは有料だったが、こちらはタダだった。

 ところが、2006年3月31日で「ワープロ・パソコン通信」サービスが終了すると、なぜか後継の「Webメール」では期日指定メールは有料(105円/月)になった。
 自社の都合でパソコン通信を停止しておいて、代替手段は有料ですというのが、いかにもニフティ・クオリティだ。

 現在は 楽天が運営している infoseek に期日指定メールサービスがある。
 利用は無料。
 翌年末までの日付と時間も指定できる。

 「明日の9時にこの用事を思い出さなきゃ」という時には、自分宛のリマインダーメールを送る。

 「MSアウトルック」には期日指定メールを送信する機能があるが、大半の人は Outlook Expressを使っているだろうから、現実的には infoseek が唯一の無料サービスと言えるだろう。



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2007年11月16日 (金)

ゼロ媒体とアンチ・クリッキティス

 広告の五大媒体はテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット。
 もっとも後発のインターネットでは、キーワードに関連した広告の取り扱い金額が急速に伸びている。

 その五大媒体とは別に「ゼロ媒体」がある。
 商品パッケージを広告媒体に見立てた考え方。

 たとえば、かっぱえびせんを買うとする。
 パッケージの裏面にはえびについての豆知識が載っている。
 さらに詳しい情報が知りたいならば「かっぱえびせんのウェブページへ」ということで、URLや二次元バーコードが印刷されている。

 商品を手に取っているユーザーとメーカーの距離は限りなく、"ゼロ"に近いことから「ゼロ媒体」

 メーカーはさまざまな工夫をしている。
 手にとったユーザーがウェブページですぐ商品内容を知ることができるよう、企業ドメインではなく商品毎の専用ドメインを用意して商品パッケージに記載する。

 かっぱえびせんについて、知りたいのにカルビー全体のウェブサイトからかっぱえびせん情報を探せと言われたら、すぐ帰りたい。

 このようにwebサーフィンしているユーザーが、サイトがつまらないと「クリック一つで次から次へと移動してしまう」ことを「クリッキティス」という。

 物理的なモノを持っている企業は「ゼロ媒体」を活用できるが、インターネット・ビジネスをしている大半の人たちはモノを持たず、知恵で勝負している。

 Web界に従事する誰もが、どのような情報が「アンチ・クリッキティス」なのかを知りたがっている。だが、それを自ら公開するお人好しは滅多にいない。
 それを解析できたならば、それだけで立派なコンサルティング会社が成り立つだろう。

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2007年9月 8日 (土)

Outlook Expressの最適化でメールが消える

 Outlook Expressで最適化をすると、メールが消えることがある。

 Outlook Expressを閉じようとした時に、起動回数が100回を超えると、以下のメッセージが出る。

空きディスク領域を増やすために、Outlook Express はメッセージを最適化することができます。この操作には数分がかかることがあります。

 Windows XP SP2以降では「次回からこのメッセージを表示しない」というチェックボックスがなくなっているので、[OK]しないと毎回、このメッセージが出る。

 以前、Outlook Expressでは、ある日突然受信トレイが消えることがあった。
 そのためファイルの圧縮により、それを防ごうというMicrosoftの試みなのだろう。
 [OK]しないと、毎回出てうっとうしい。
      ↓
 ところが、この最適化に[OK]すると、メールが消えることがある。
 消えたメールはゴミ箱に「受信トレイ.bak」のような名前で入っている。
 これを消してしまうと、もう助からない。

 最適化をした後は、念のために デスクトップにあるゴミ箱を開いて「受信トレイ.bak」「folders.bak」のような名前のファイルがないかをチェックするとよい。

 ゴミ箱に入っていたファイルを復旧する方法は、ヤフーやグーグルで「受信トレイ.bak folders.bak」というキーワードで探すとよい。

 Outlook Expressでは、1フォルダー当たりの容量は2GB(ギガバイト)
 それを超えると、受信トレイに不具合が起こる。
 そのため、Microsoftでは 100回に1回、最適化を提案して、1フォルダー当たりのメールが2GBを超えることを未然に防ごうとしている。



受信トレイが消えた日

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2007年8月27日 (月)

初めてのオフ

 ネットのオフに初めて出る時は誰もが緊張する。

 日本では伝統的に、インターネットをやっている人=パソコンおたくという予見がある。

 恐らく日常の社会では通用しないような暗い人たちが、暗い目をして集っている。そんな情景が目に浮かぶ。
 だから多くの人は参加しようとは思わない。
 意を決して参加表明をしたとしても、前日は緊張して眠れない。
 当日は待ち合わせ場所に着くまでに、何度も帰ろうとする。
 待ち合わせ場所にそれらしき人を見つけると、そこで帰ってしまう人もいる。
 残念でした。
 ここまでの人は、とても貴重な体験を放棄しています。

 日常の世界にこんな人はいるだろうか?
・同じ趣味を持つ、または同じ芸人や創作者が好きで、そのテーマについて掘り下げた会話ができる。
・その場の雰囲気を読みながら建設的な提案をしたり、盛り上がるようにリードする。

 オフの場にはこういう人がたくさんいる。
 理由はこうだ。
・共通の話題がある
・勇気を持って見知らぬ人との出会いを求めるような人だから、人に対して心を開くことができる人

 趣味も生い立ちも主義・主張、考え方の傾向も違う、ただ会社が同じ、ただクラスが同じというだけの人と話が合う方が不思議だ。

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2007年8月23日 (木)

非公開、公開コミュニティの書込数比較

 CUGとは closed user group の略語。
 意味としては「パスワードを知っている人限定の情報交換の場所」というところ。

 メリット
・参加させたい人だけ入場を許可することができる。
・秘匿性の高い情報を安心して書きやすい。

 デメリット
・メンバーが増えにくい

 ネットワーク上のCUGはパスワードを毎回入れるのが面倒だ。
 だが、ミクシィの非公開コミュニティの場合は、コミュニティに入る認証がないので、一旦承認されていれば、公開のコミュニティと使い勝手は変わらない。

 今ミクシィで作っているコミュニティのうち、公開と非公開は半々。
 公開のほうが非公開よりも10倍人数がいるが、書き込みは10分の1以下と少ない。
 自分が非公開で開設しているテーマで、公開のコミュニティがある。そちらは50倍のメンバーがいるが、書き込み数は50分の1よりはるかに少ない。
 参加者一人あたりに換算すれば、50分の1×50分の1なので、公開コミュニティの書き込みは、非公開コミュニティの2500分の1ということになる。

 誰が読んでいるかもわからないネット上で、レアな情報を書く人はいない。
 ネットのコミュニティでは、数を増やすことに意味はない。
 コミュニティが有意義なものに発展するか否かは、いかに「書ける人」「情報を持っている人」をメンバーとして獲得するかにかかっている。

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2007年8月21日 (火)

MLの隆盛

 メーリングリストとは、佐藤さんが「メーリングリストのメールアドレス」ににメールを送ると、登録している10人にメールが届く。
 10人のアドレスを一つ一つ書かなくて済むから便利だ。
 メールを一斉に送る方法としては、メーラーのアドレス帳にグループで登録しておくという方法もあるが、アドレス帳はウィルス・プログラムに悪用される恐れがあり、使うこと自体が危険だ。

 そのメールを読んだメンバーの一人、鈴木さんが、それに対する意見を書き、メールに返信するとそれも10人に届く。

 掲示板でも同様の会話ができるが「メール」「掲示板」と目配りする場所が二つに分かれると、大概の人は「掲示板」を見ようとしない。
 そのため、MLは登場して10年。業務連絡の手段として隆盛を極めている。 本来ならば、討議は掲示板で行うほうがわかりやすい。合意が形成される過程が誰の目にもわかりやすい。
 MLのここに来ての隆盛は、実務は理想通りの仕組みで動くとは限らないということの好例だ。

 YAHOO!イーグループが長くこのサービスを続けている。
 http://www.egroups.co.jp/

■【メーリングリスト】1つのグループ用のアドレスに、メールを送ると、メンバー全員に瞬時に同じメールが配信される。
■【アーカイブ】すべてのメールや添付ファイルは、ウェブ上で保存され、メンバーだけで見れるようにしたり、一般に公開することもできる。
■【予定表】グループ内のメンバー間で共有できる予定表。ライブやイベント、番組出演情報などをみなさまで書き込んだり、その予定をメールで、自動的に事前通知することもできる。
■【共有フォルダ】さまざまなファイルをグループ内で共有することができる。
■【投票】イベントの日時やアンケート、グループ内の決め事をメンバー全員の投票で、簡単に決めることができる。

*この紹介文はイーグループが始まった頃、営業担当者からメールで配信されたもの。

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2007年7月20日 (金)

メールの時間差攻撃「保存」と「後で送信する」

 仕事でメールを書いている。
 メールはスピードが命。仕事でのメールは速ければ速いほうがいい。
 ステレオタイプに言えばこうなる。
 だが、そうとは限らない。

 「ちょっと、このWebページの枠線、太いのが気になるなぁ。もう少し細くならない?あと色もつけて欲しいな」
 仕事の本質、その効果とは無縁の領域にある、こうした「暇な人の依頼」がビジネスの世界にはつきまとう。
 暇な人なのだが、同時に偉い人だったりすると完全無視を決めるわけにもいかない。

 そこで、メールの時間差攻撃の出番だ。 枠線の太さや色を替えるくらいのことは、60秒もあればアップロードまで終ってしまう。
 そこですかさず「修正完了しました」とメールで報告すれば「おっ滅茶苦茶速いなぁ」という賛辞を送られるだろう。最初の一回だけ。
(その賛辞さえ送らない感謝知らずの男女も実在する)
 一度、その速さがばれてしまうと、もう次からは当たり前のこと。

 「うーん、もうちょっと明るい色合いをイメージしていたんだけどなぁ」
(最初から言え)
 ひどい時には「やっぱり元の方がいいな。戻して」ということになる。

 そこで報告のメールは、相手が帰宅した後にでも出すことにする。
 時間が空けば空くほど、瑣末な指摘はしづらくなるものだ。


 そこで、outlook expressで [ファイル] のメニューに出てくる「後で送信する」と「保存」の違いを覚えておく。
 メールの下書きをして、後から送る場合
下書きの時間を知られたくないときは「保存」
下書きの時間を相手に知らせたいときは「後で送信する」

 
【 保存 】
送信するまで[下書き]に格納される。
outlook express を終了しても、送信するか?とは聴いてこない。
送受信ボタンをクリックしても送信されない。


 時間を置いてから送信した場合・・
送信済みアイテムの「送信日時」はメールを送信した時間。
受信者の「受信日時」は受信した時間(ほぼ送信した時間と同じ)・・これも当然だが・・
受信者には[下書き]に入れた時間はわからない。
  *受信者がとどいたメールに対して「返信」をクリックしたとき --- Original Message --- の Sent: に送信した時間が表示される。

 【 後で送信する 】
送信するまで[送信トレイ]に格納される。
outlook expressを終了すると[送信トレイ]に見送信のメールがあります。ここで送信しますか?ときいてくる。
送受信ボタンをクリックすると送信される。

 時間を置いてから送信した場合・・
送信済みアイテムの「送信日時」はメールを送信トレイに入れた時間。
受信者の「受信日時」は受信した時間(ほぼ送信した時間と同じ)・・当然だが・・
受信者にも送信トレイに入れた時間がわかる。
  *受信者がとどいたメールに対して「返信」をクリックすると --- Original Message --- の Sent: にその時間が表示される。

 ただ、この方法の難点は、下書きに入れたまま、忘れて自分も帰宅してしまうことである。

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2007年6月 1日 (金)

ネットコミュニティにおける管理人と参加者の関係

 「管理人」と言う言葉から連想するのは、
めぞん一刻の音無響子さん。甘い響きだ。

 でも管理人という言葉の響きは心地よくない。
 管理するのも、されるのも好きではない。

 ある時、ニフティのフォーラムで「議長」をやっていて
その「管理人」だった。
 参加者からクレームがあがると、仲裁に入ったり、発言を削除したりする。
 自分は何様でもないのに、なんだか変な気分だった。

 議長の上にいるSYSOP(シスオペ)やサブシスにはニフティから "お金" という見返りがある。苦労があってもお金で癒される。
 しかし、その既得権益、甘い汁だけは吸って、面倒なことは全部、配下の議長に押しつけているSYSOPがいた。
 1年近く、なんの管理業務もせず、ただ金をもらい続けているだけ。
 議長はただ、管理者と参加者の間に挟まれるだけ。中間管理職のようなものだった。

 加藤眞由儒さんのファンサイトをやっていて
「管理人様」という書き出しでメールをもらうことがある。
 他に呼びようがないのだろうけど・・
 ウェブサイトの場合、ウェブページという情報を公開しているが、掲示板があるわけでもなく、一切何も管理していない。
 なので自ら名乗る時の肩書きには「主宰者」という言葉を使っている。

 mixiではコミュニティの開設者には「管理人」という言葉が使われている。
 確かに編集や削除など管理権限を持っているから妥当なネーミングなのだろう。

 管理する側とされる側
 管理者とゲスト
 体制のあちらとこちら
 このように、色分けされることに違和感がある。

 一つのキーワードでコミュニティに集っているのだから、誰か一人が頑張ったり、責任が重たかったりするのはおかしい。
 役割の名称は「管理人」ではなく「開設者」が妥当だろう。

 コミュニティにはマナーを守らない人がいる。
 勝手に宣伝を書く人がいる。
 宣伝がダメだと言われると、この宣伝の価値がわからないとは地に墜ちたものだと、調子外れの逆ギレをする。
 「参加者の発言マナーが悪い」と管理人に怒ってくる人がいる。
 「怒っている人がいますから、なんとかなりませんか?」と伝えると、何が悪いんだ?とまた管理人に怒ってくる人がいる。

 管理人という言葉が悪い。
 "管理人"といえども、皆と同じ一参加者。
 ボランティアでその場を提供しただけ。
 花見で言えば、自宅からブルーシートを持ってきて公園で広げただけだ。

「ブルーシートが小さすぎる」
「飲み物のシミがある。もっと綺麗にすべきだ」
「風でめくれないように重りを用意しないのは手際が悪い」
 そんなことを花見の参加者に言われたら、ブルーシートを家から運んできた人は切ない気持ちになるだろう。

 何かを言うならば、尊敬といたわりの気持ちを持たなければならない。

 花見の歴史は古く、参加者はその楽しみ方を心得ている。
 インターネットのコミュニティはパソコン通信以来でもまだ15年。
 日本の全人口が参加し終わったわけではなく、次から次に新人がデビューしてくる。
 ネット・コミュニティのマナーが根付くのは2092年頃になるだろう。



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2007年5月 8日 (火)

ミクシィの日記キーワードランキング

 2007年4月よりミクシィで
「日記キーワードランキング」
という機能が始まった。

 ミクシィメンバーが日記に書いたテーマを、キーワードで分析してランキングにしていて、画面右側に表示されている。

 4月28日付けのランキング

1位 青葉賞
2位 ナタラージャ
3位 雷
4位 バベル
5位 天皇賞

 このいずれかについて書けと言われると困る。
 学生の頃、試験で「東西軍事バランスと電子技術」について暗記してきたのに「六か国協議とアジア経済の関係」について書けと出題されたような気分だ。

 「雷」と「天皇賞」以外は想像もつかない。
 「ナタラージャについて述べよ」と言われたら、
 ナタラージャについての考察を怠りましたので、本日は「昭和の日」について書かせていただきます・・と言うしかない。

 「ブログ白書2007」によると

■ブログをやめた理由(353人中)
1位 操作が面倒 237
2位 書くことがない 135

ブログを開設したくない理由(1678人中)
1位 書くことがない 830
2位 誰が見ているかわからないから公開したいと思わない 796

 ミクシィの社員は日夜、どうすればメンバーが日記を書いてくれるかというテーマのミーティングを繰り返しているのだろう。

*参考文献
ミクシィ 2007.4.29

「ブログ白書2007」野村総合研究所ブログ調査チーム オーム社 2006年12月初刷

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2007年4月 5日 (木)

迷惑メールで失うコスト

 去年9月から会社のメールアドレス宛に届き始めた迷惑メールが1200通になった。 すべて英語で書いてあるメール。

 Outlook Expressでタイトル一覧にクリップマークが付く添付ファイル付き50通(4・2%)
 その内訳はファイル付9 画像(gif)付35 ATT***.txtが6

 恐らくHTML形式メールを意味する ATT****.txt + ATT****.htm の組み合わせが付いているメールは、タイトル一覧でクリップマークが見える場合と見えない場合がある。
 画像は恐らく売り込みたい商品・役務の画像だろうから、悪意のあるファイルは最大9(0.75%)ということになる。
 ただしこれは、悪意のあるメールを遮断するシステムを導入している成果である。そういうシステム投資をしていない会社ではこの比率は上がるだろう。

 Re:
 というタイトルのメールは60通(0.05%)
 無題のメールは0通(0%)

 このことからは「メールを開いて読んで欲しい」という姿勢が窺える。

 およそ6ヶ月で1200通。1日あたり6.7通
 感覚では1日10通は来ている気がしていた。
 この迷惑メールはある日突然届き始めた。
 それまでゼロだったのが、突然コンスタントに届くようになった。

 恐らくほかの社員にも届いているはずだ。
 毎日、削除するだけでも大変なこと。
 メールタイトルの谷間に潜むこの6通を消すのに1人1分として、2000人ならば2000分。1日33時間。平均時給2000円とすると66000円。

 毎日6万6千円。この6ヶ月120営業日で792万円が失われたことになる。

 このような迷惑メールが届き始めた数日前のこと。
 社員全員のアドレスをTOに入れてメールを送った人がいた。

*引用・転載をお断りします

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2007年2月 5日 (月)

アドレスがかわりました。

アドレスが変わりました。

このページはアドレスが変わりました。
このまま、お待ちいただけると自動的に引っ越した先の
画面が立ち上がります。
あなたが立ち上がる必要はありません。

しばらく、待っても画面が変わらないという場合は
こちらをクリックしてください。

クリックすると、引越し先にジャンプします。
言うまでもありませんが、
あなたがジャンプする必要はありません。
もし、ジャンプする場合は、マンションの場合
下の住民の方にご迷惑にならぬよう、気をつけてください。

しらべるの記事は時々、カテゴリーのフォルダーを引っ越す。
引っ越した時は、元のURLに自動的にページを移動する
「引越しのお知らせ」を書く。

画面の前で実際にジャンプしてくれた人が一人くらい
いるだろうか。

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2007年1月20日 (土)

困ったe-mailer

 呆れたり、迷惑だったりするe-mailerとは

 【 友達編 】

■笑えない内容なのに(笑)をつける。
 (笑)をつければ相手も笑ってくれると思っている。
「待ち合わせの時間に行くかも知れないけど行けなかったらゴメン(笑)」
「また困ったときはばんばん頼りにするから、よろしく(笑)」

■「お金が10倍になる方法」を教えたがる。

■自分がブルーになると寄ってきて、ハッピーになると音信不通になる。

■こちらが不幸な時は寄ってきて、ハッピーになると遠ざかっていく。

■メールもくれないのに、別れ際にはいつも「今度メールする!」と言う。

■返事をしていないのは自分なのに「最近メールこないね」と言う。

■「アドレス替わりました」と言って、友達全員をTOやCCに並べて紹介する。
 お前は一人ミクシィか

 【 社内編 】

■「了解しました」ひとこと
 創意工夫というものはないのか?

■「メールは読んでないから・・」と言う情報システム担当者

 【 ネット編 】
■ホームページの記事が気に入らないと抗議してくる。

■「お前は○○の回しもんだな」と勝手に決めて文句をつけてくる。
 こういう輩は皆、フリーメールで発信してくる。

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2006年12月23日 (土)

ニフティの体質

 このブログ「しらべるが行く!」はココログを使っている。
 ココログはニフティが提供するサービスである。

 12月5日から7日にかけて、ココログはシステムが止まった。
 読者が閲覧することはできたが、開設者はブログをアップロードすることができなかった。
 これは、初めてのトラブルではない。

 この企業はパソコン通信の時代から「メンテナンス」と称して、定期的にサービスを止めてきた歴史がある。ダイヤルアップ従量課金の時代は、ユーザーも、さほどクレームはつけなかった。メンテナンスは夜中から未明に行われていたし、24時間つなぎっぱなしというリッチなユーザーはいなかったからだ。

「今日は、深夜にメンテナンスがあるから、その前に巡回しておこう」
ユーザーは皆、こういう やりくりをしていた。

 ニフティは、その体質をインターネット定額制の時代に持ち越したようだ。
 「止める」ことに対して、危機感が薄いのである。
 企業内の情報システム部には、そういう話しはごまんとあるが、一般消費者向けのサービスでは、そうはいかない。

 ウェブページ「しらべる」も同様にニフティのドメインを使用している。
 使い放題コースを月額2,100円を支払うと、20MBまでのホームページを作ることができる。20MBでは足りないので、毎月の追加料金を支払い、ディスク容量を追加していた。
 容量を節約するために、閲覧頻度が低いコンテンツを外したり、写真は画質をおとしたり、1キロバイト単位での節約に、かなりの時間を割いていた。

 ところが、この間、ディスク残量を確認したところ、予告もなく最大100MBまでに増えていた。ユーザーにメリットがあることだから、黙っていたって文句はないだろう・・
 これがニフティ・クォリティ。

 慣れているせいもあるのだろうが、ニフティのインターフェース(ユーザーにとっては入力操作画面のこと)は使いやすい。機能も十分。
 だが、何日も使わせないのはよくないし、それについて、告知しないのも感心しない。(ニフティのウェブページでは、サービスが突然停止しても、さもトラブルではないかのように「メンテナンス中」と掲示されている)

 ウェブページやブログを一度置いてしまうと、移動が面倒なので、途中からサーバー業者を変えることは億劫になる。

 新たにプロバイダー、サービス事業者を選ぶ時は「止まる」「止める」会社ではないことを前提としたい。

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2006年11月11日 (土)

ミクシィの歴史

2004年
 2月22日、プレオープン
 3月3日、オープン

2005年
 1月27日、プレミアムサービスを始める。
 2月1日、コミュニティのIDが100,000(ID:100000は HARDCORE HOLLY)となる。
 3月3日、一周年 会員数40万人。コミュニティ数 98,382
 3月6日、コミュニティがネットで 100,000を超える。
 8月1日、会員が100万人を超える。100万人の時だけミクシィ主宰のイベントがあった。
 9月29日、最新情報欄に項目毎に非表示を設定する[CLOSE]ボタン、読みたくないマイミクの日記を非表示にする機能ができる。
10月下旬、連日どこかの機能に障害が発生する。
12月6日、会員が200万人を超える。
12月7日「Web of the Year 2005」年間総合大賞受賞

2006年
 2月8日、mixiニュース機能リリース。右側に幅が広くなった。
 5月30日、迷惑メッセージ通報機能リリース
 6月28日、mixiミュージック公開
 7月24日、機能要望受付開始
 8月9日、アクセスブロック枠増加6→12
 9月14日、会員数570万人 東証マザーズ上場、募集価格150万円、翌日295万円で初商い。9月19日最高値325万円、1か月後は200万円で落ち着く。
10月18日、ページタイトルが付く。ブラウザーの表示履歴で個々のページが判別できるようになった。
12月4日、携帯アドレスでもユーザー登録が可能になる。

 2005年春から暮れにかけて、相乗効果で一気に会員を伸ばした勢いはすごかった。
 そして、依然として地方には「ミクシィってなに?」という人が多い。
 リアルな世界で十分事足りている人には、楽しいことはわかっているけれど、時間が惜しいから首をつっこまないという層もいる。
 まだまだ「量」を展開する余地はある。

 だから、ミクシィは安泰ということはない。
 今はまだ、SNSという新しい枠組みの先住者利益を享受しているに過ぎない。

 SNSプラットフォームを提供する業者があり、誰でも明日からSNSを立ち上げることができる。
 大手もまだまだ参入が続く。YAHOO!が手がけたYAHOO!デイズはミクシィに歯が立たなかった。この次は、親会社のソフトバンクが始めた「マイスペースドットコム」が、どこまで "予想外" な展開をみせるかが、楽しみである。

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2006年9月18日 (月)

ブログ=日記+随筆

 このブログ「しらべるが行く」を始めてから2か月経った2005年11月14日、僕は次のような下書きを書いている。

(以下引用)

 自分はいつかブログかメルマガを出す日が来るに違いないと思い、2年前から原稿を書き溜めていた。

 構想2年、ようやく2005年9月からブログ「しらべるが行く」を始めた。
 ネタは前日に考えているのだが、新ネタを思いつかない日は「しらべるが行く.txt」 のファイルを開いて、書き溜めておいた原稿を読み返す。

 なにか載せられそうなものはないか・・と読んでみるのだが

 おもしろくない

 自分が過去に書いた文章って、なんでこう面白くないんだろう。
 その日は、自分はなんて天才なんだと思っているのに・・・

(引用おわり)

 この頃、自分で面白くないと思っていた原稿は「書きかけ」の断片のこと。
 なぜ、断片なのかと言えば、思いついて書き始めたものの、起承転結が構成できなかったからだ。
 それは後から読み返したから面白くないのではなく、実は書いたそばから面白くなかったのだ。
 それを一瞬でも「天才だ」と思ったというのには失笑する。

 もちろん、モノ書きとしては、時に勘違いで走り出すことも必要だが、多くの人の目に触れる文章はやはり寝かせないと怖い。

 ブログという単語を「日記」と定義するメディアが今でも大多数だが、そろそろ日記と随筆に大別されることを、言うべきだろう。

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2006年8月22日 (火)

@niftyの記号アドレスは個人情報か

 @niftyはIDとしてアルファベット3桁+数値5桁を使っている。このIDを使ったメールアドレスは個人情報か?

結論
個人情報ではない。

 2004年6月発表「"個人情報の保護に関する法律"についての経済産業分野を対象とするガイドライン」では次のように記している。
(以下、引用)
記号や数字等の文字列だけから特定個人の情報であるか否かの区別がつかないメールアドレス情報(例えば、abc012345@ispisp.com。ただし、他の情報と容易に照合することによって特定の個人を識別できる場合は、個人情報となる。)
(引用終わり)

 SPAMメールを送る業者はニフティの IDアドレスに対して無差別にメールを送ってくる。業者はニフティの会員データベースを持っているわけではないので"容易に照合"できない。ということは、SPAMメールを送るために aaa00001@nifty.com ~ zzz99999@nifty.com までのデータベースを作って保管していても違法性は問えない。

 ニフティが2006年にパソコン通信を遮断する以前のこと。
 ニフティは@nifty会員には迷惑メールフィルターのサービスを提供していたが、整理したい"旧ニフティサーブ会員"に対してはそのサービスを提供していない。
 「迷惑メールが嫌なら、@nifty会員に変更してください」
という主旨の返答がいつも返ってきていた。

 ニフティIDには現時点でも問題が残っている。
 ニフティはあるサービスにおいて「ID」を画面表示している。
非表示を選択することはできない。ニフティのメールアドレス構造
は一般に知られているので、このIDに "@nifty.com" をつければ
メールを送ることができる。これは十分 "個人が特定されている"と
いえるのではないか?

*ニフティ会員はIDアドレスとは別に「ネームアドレス(別名アドレス)」を持つことができる。現在は大半の会員がこちらを利用している。
 ニフティ会員は記号アドレスに届くメールすべてを着信拒否に設定することができる。

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2006年8月19日 (土)

「教えてください」掲示板で邪魔な人たち

 インターネット上の「教えてください」掲示板で、迷惑なのはこんな回答者。

質問を否定する
 質問している内容の考え方が間違っているという指摘

質問に質問を返す
 質問の意図がわからない、質問への反論

質問を茶化す
 そんなことを聞くこと自体おかしいという否定

確信がないのに回答する
 回答しておいて、自信、根拠はありませんと結ぶ発言

雑談する
 掲示板と勘違いした発言
 (質問者が雑談を求めているのみ可)

法的な指摘
 質問内容、質問者の解釈に法的な誤りがあるという指摘
 質問者の要求が直接、法に触れる場合のみ必要
 【 例 】FCバルセロナの試合をWOWWOWから録画したDVDを入手したい!

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2006年8月10日 (木)

ネットコミュニティ成功の要因

 インターネット上に「売ります」というサイトはあるが
「買います」というサイトはない。

 ヤフーオークションはとても便利だ。
 ありとあらゆるモノが売られている。
 現在、発売されていないモノでも、見つかることが多い。
 それでも、探しているものが検索して見当たらないことはある。
 そういう時、逆オークション、つまり「買います」を掲示して
売り手を募るポータルサイトがあれば便利だと思う。

 インターネット上に「おしえてください」というサイトはあるが
「おしえます」というサイトはない。

 これは要らない。
 モノではない、教えるという"情報"の価値を推し量るのは難しい。
 その回答者から、どれだけ価値のある情報が出てくるのか?
 回答者の属性、たとえば、東京大学卒業とか、ビジネスモデル
特許を10個とっていると言った情報だけで判断することは難しい。

 質問者からすれば、自分の基準で選べる複数の回答が得られるこ
とが理想的な状態。

 「ダイエット?女の子なんだね。応援するよ!」
 といった属人的コメントは邪魔なだけだ。

 ニフティという日本一の会員を持つプロバイダーがある。
 かつて、この会員コミュニティを支えていたのは日商岩井や富士通
の社員ではなく、持っている情報をすべて吐き出して、知らないこ
とは調べてでも答える・・
そんな「企業側に立って発言するユーザー」達だった。

 彼らは自己満足と「お礼のレス」のために、無償で努力した。
 現在、インターネット上の「教えてください」コミュニティを支
えているのはポイントや現金を得て有償で努力する人たちだ

 かつてニフティでも、フォーラム管理者には現金が支給されて
いたが、これは先住者利益で、古くからいた人の既得権になって
いた。仕事が忙しいということを理由に、長期に渡り企画は立て
ない。トラブルはほったらかし。だけど、カネは手放したくない。
だから交替しない。こんな管理者がうようよいて、無償でアクティブ
に活動する議長クラスは皆、嫌けがさしたものだ。

 ミクシィでも大規模コミュニティの管理者に報酬を支払えと言う
要望が出ている。
 そうなれば、ただでさえ、既存コミュニティがあるのをほっかむ
りして後から作る人が多いというのに、今よりさらに険悪な状況に
なるだろう。

 アクティブな人を確保することが、ネットワーク運営を成功させ
るための最大の要因。
 そこには、必勝法や秘訣はない。
 数多くのアイデアと努力の積み重ね、そして忍耐と運が必要な
だけである。

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2006年5月13日 (土)

IE7で変わるウェブサイトの課題

 Internet Explorer6が出たのは2001年8月なので メジャーバージョンアップは4年9ヶ月ぶり。

 IE7では標準となる
サーチエンジンの検索窓がついた。
 デフォルトのサーチエンジンは MSNSearch がセットされている。
 ユーザーがヤフーやgoogleに替えることができる。
 googleはデフォルトが MSNSearch になっている仕様にクレームをつけたが、ベータ2日本語版では、そのままリリースされている。

 IE6で googleツールバーをインストールしていた人がIE7をインストールした場合、
デフォルトのサーチエンジンには google がセットされる。マイクロソフトはきちんとgoogleに気を使っている。
 googleツールバーは3段のメニューバーの2段めにセットされる。googleの検索窓が2つ並ぶことになるので、IE標準のサーチエンジンをヤフーに替えるとよい。
 新たにヤフーをデフォルトにセットすると、選択していないのにも関わらず MSNSearch、MSDN が候補リストに加わる。

 IE7ではタブで複数のページを切り替えて見られるようになった。これはエクセルのシートのような感覚で便利。IE6でもブラウザーを同時にいくつか立ち上げれば出来たことだが、タブの方が使い勝手がよい。
 これまではヤフー、googleのようなサーチエンジンをホームページに設定していた人が多いだろうが、IE7では既にそれは検索窓としてメニューバーにセットされている。今後はサーチエンジンに代わるホームページ位置を獲得することに、各ウェブサイトはしのぎを削ることになる。

 これまでは、おこがましくて置けなかった「このページをホームページに設定する」ボタンを置くウェブサイトが増えるだろう。

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2006年5月 3日 (水)

古くからニフティの人たち

 以下の文面は @ニフティメール画面トップに掲示されるキャンペーンのお知らせ。

(以下引用)
@niftyのサービスの中には、古くからの会員の方にはご利用いただけないサービスがありましたが、2006年 4月より、すべての@nifty会員の方が、同じようにサービスをご利用いただけるようになりました。そのようなサービスのうち、今回、ご紹介させていただくサービスを新規にお申込いただきますと、ご希望の方に抽選でプレゼントを差し上げます。

(引用終わり)

 "パソコン通信会員"だった人のことを"古くからの会員"と定義している。
 別に "古くからの会員"の皆が、新サービスを"ご利用いただけない"ことに不満を抱いていたのではない。

 ニフティは迷惑メール対策などの新サービスを@ニフティ会員だけに設定し、旧パソコン通信会員の収斂を図ってきた。そして、2006年4月、ついにパソコン通信サービスを打ち切った。

 その誘いに応じなかった人を "古くからの会員" とは随分な言い方である。この会社には心優しい物言いをする風土がないのだろう。

 ちなみにこの「ALL@nifty会員キャンペーン」で案内しているのは 「マイキャビ」 「メアドプラス」 「ウィルスバスター」。マイキャビこそ5MBまで無料だが、あとは有料サービス。
 古くから"ご利用いただけなかった人たち"には、もう少し懐の深さを見せてもよさそうなものだ。

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2006年4月12日 (水)

シラソラモラ代

 パソコン通信時代(1990年代前半)にユーザーの間で「電話代」を意味したことば。
 キーボードの「N」「T」「T」の位置はひらがなの「み」「か」「か」の位置であることから、電話代=NTT代=みかか代という隠語が生まれた。

 現代では
常時接続、つなぎ放題が主流で、プロバイダー費用とは別に電話代を支払っている人は少数派。
 だが、パソコン通信時代は電話代を別に支払っていた。
アクセスポイントが市内にない場合、市外料金を払っている人もいた。

 
チャットにはまると すぐ電話代が数万円となることから
「みかか代が怖い~」
が、嫌な男から女の子が "落ちる" 決めぜりふとして重宝された。

 "落ちる"=今入っているチャットから抜けること。チャットをやめること。深夜のチャットから抜けて寝ること。

 当時は電話といえばNTT独占、3分10円。3時間、5時間・・と長時間にわたるチャットを日々繰り返していると、バカにならない金額になった。

 今ならば、シラソラモラ代か。

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2006年4月 5日 (水)

ネットのケンカは1対1で

 1990年代初頭にパソコン通信が普及し始めた頃から、これまでネット上では無数のケンカがあった。

 現実の世界と同様、ネットの世界でもケンカは1対1でしなければならない。
 「孤高の少年さんが書いておられることに違和感を覚えるのは、僕だけではないのではないでしょうか?」
 と掲示板に書いてはいけない。
 「孤高の少年さんが書いていることはマナー違反ではないですか?とても不愉快です」
 とコミュニティの管理者に直訴メールをしてもいけない。

 このルールは現実社会に倣ったもの。
 職場に気に入らない人がいたとする。
それをいちいち職場会議にかけて糾弾しているか?
上司に配置転換を要求しているか?

 「言いたいことがあれば、直接言う」
 この不文律を誰もが頭では理解しているだろう。
 だが、言うに言えないことがあるから、人は黙り込みストレスを溜める。

 これはネットでも同じこと。
 周囲の人や管理者を巻き込んで、溜めたストレスをはらそうとしてはいけない。
 誰にも他人を不愉快にする権利はない。
 

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2006年4月 3日 (月)

ネットで暇つぶし

 インターネットを目の前にして、ヒマだなぁ~という時の遊び方

 ヤフオクで思いついた言葉で検索する。

 弁当を食べている時、「弁当」と入れたら、弁当箱という業者が出品した超音波クリーナー1,100円が出てきた。メガネユーザーにとっては、1つ欲しい。

 そういえば、昔からクィーンのフィギュアがあったら買いたいと思っていた。「クィーン フィギュア」で検索。
 2006年4月発売 フレディのフィギュアが出てきた。5,800円
 商品詳細を知りたくて、googleで「フレディ フィギュア」で検索。
 すると しらべるのフレディ・スペンサーのページがヒットした。

 缶コーヒーを飲んでいたので 「缶コーヒー」 すると、
 美女女優常盤貴子缶コーヒーカレンダーポスター販促品非売品
 わざわざ、美女とつけているのが可笑しい。
 ヤフオクを「美女」で検索する人を想定したのだろうか。

 ちなみに「美女」で検索すると 2,493点あった・・
 美女マネキン人形というのがある。顔は無いのに。
 つづきはご自身で。

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2006年3月31日 (金)

パソコン通信最後の日

 2006年3月31日
 今日でパソコン通信が終わる。

 ニフティからはサービス終了のお知らせが何度も届き、その都度、@nifty会員への切り替えを薦められた。

 最後まで「パソコン通信」会員のままでいた。
 実際には、パソコン通信会員でしか使えない機能を利用していたわけでもない。
 気分の問題。
 時代の波、合理化の流れに最後まで抵抗したいという気分。
 いったい、何人がそうだったかはわからないが、パソコン通信の最後を会員のまま見届けることができた。

 1992年、僕の周囲にはパソコン通信どころか、パソコンを持っている人がいなかった。
 誰からか、ニフティサーブの噂を聞きつけ、本屋さんで当時1点だけ出ていた分厚いガイドブックを買い独学した。
 パソコンにモデムが標準でつくようになったのは1995年末のWindows95パソコン以降。(2000年代以降、そのモデムは過去の遺物となり、パソコンには付かなくなっている)
 
EPSON386NOTEAにオプション販売の内臓モデムを入れた。ハードディスク、メモリー、モデムが別売とはいえ本体スロットにすっきり収まるノートパソコンはこのマシンが日本初(世界初かもしれない)。

 初めて接続した日、何度もトライ&エラー後 ピー、ガーの雑音がすっと消え、ようこそニフティサーブへのメッセージが出た時、見知らぬ世界に足を踏み込んだ戸惑いが脳に走った。なぜだか怖いと思った。

 パソコン通信とインターネット
 楽しい出来事がたくさん起こったのはインターネット。
 親友がたくさんできたのがパソコン通信。

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2006年3月18日 (土)

自分が走っているマラソンをブログで速報する

 ブログはパソコンでインターネットにつないで、ブログサービスのWeb画面にアクセス。そこで文章を打ち込む。
 最近では、これに携帯電話やパソコンから任意のアドレス宛てにメールを送ると、それがブログとして公開される 「メールでブログ」が書けるサービスもある。

 ところで今時のマラソンは「
チャンピオンチップ」というICチップを靴につけて走り、タイムを計測する。
 そのチップで計測したデータは後で記録証に掲載されるが、速報をメール配信するサービスもある。「
GTMails」というサービス。

 では「GTMails」を「メールでブログ」に送るとどうなるか?
 自分で走っているマラソンのラップタイムが(少し時間差はあるが)リアルタイムにブログに速報されることになるはずだ。

 ただネックがある。
 GTMailsではメール本文に「ゼッケン番号」「選手名」が表示される。
 選手名はふつう本名の氏名だろうし、ゼッケン番号があれば、レース結果を検索して氏名を特定できる。
 ということは、不特定多数が読むブログで公開するのはリスクがある。
 ゼッケン、選手名を本文から外すことが選べればよいだのだが、惜しい。

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2006年3月17日 (金)

遠くにいる人と話す

 遠く離れた事務所にいる人に電話をする。
 「今からメールに
URLを書いて送るから、そのWebページを見ながら話しましょう」

 そう言ってからメールを「送信」
 相手が受信してWebページを開くまでに30秒もあれば事足りる。

 二人以上の人間が「ことば」だけで共通理解をするのは難しい。
 だが、同じ「図表」「文書」を見ながらであれば、費やす時間が短縮されるし、共通理解を得る確率が高まる。

 10年前ならば、FAXでやっていた。
 その前ならば、手紙を送って1日~2日かかって実現するレベルのこと。
 世の中は大変なスピードでどこかへ向かっている。

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2006年3月 7日 (火)

コミュニティは終わっている。

 ニフティ・フォーラムというコミュニティは2004年3月に終焉を迎えたが、2004年2月に立ち上がったSNS「ミクシィ」の「コミュニティ」にその思想は引き継がれている。

 ニフティのフォーラムは主催者のニフティ側に申請して、承認を得なければ作ることができない。個人が自由に作るには別料金を支払い
「ホームパーティ」「パティオ」を作るしかなかった。一方、ミクシィでは別料金を支払わなくとも、好きな数だけコミュニティを立ち上げることができる。

 では、コミュニティは息を吹き返すのか?
 答えはノー

 日本におけるネットコミュニティは「受身」のメディアであるインターネット(Webページ)が登場した時点で、下り坂にはいり、その後に登場した匿名型「掲示板」が荒れた時点で終焉した。

 顔の見えないコミュニケーションでは、誰も心を開かない。
 インターネットの本格普及が始まる1997年以前でも、オフを開催しないコミュニティは長続きしなかった。
 顔の見えるコミュニケーションに参加していた人口のうち、大半の層は「受身」のインターネット(Webページ)に流れた。コミュニケーションをしたい層(アクティブ)のうち、一定数が荒れた掲示板に接して、身を堅くした。

 パソコン通信時代、顔の見える度合いに比例して書き込みが多かった傾向は、ミクシィ・コミュニティでも続いている。今、ミクシィ上には 5000人、1万人とメンバーがいるのにほとんど書込みのないコミュニティが大量にできている。

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2006年3月 2日 (木)

パソコン通信が今月終わる

 ニフティのパソコン通信が終わる。

2006年 3月31日「ワープロ・パソコン通信」サービス終了。
2006年 4月 1日@nifty(旧NIFTY SERVE)会員は、会員種別が「@nifty会員」に強制変更される。

 事実上のパソコン通信の終焉は2004年3月だ。
 @ニフティ(前身:ニフティサーブ)は電子メール、フォーラム、掲示板の3本柱で軌道に乗った。特にフォーラムの充実がニフティの強み。仕掛けはどこの会社にでも作れるだろうが、先行業者ということで、多くのユーザーを集めた。そして「SYSOP」=シスオペという独自の管理制度が功を奏し、荒れていなくて誰もが安心して参加できる場を確立した。
 かつて、フォーラム(とパティオ)に集った「ユーザーの質」こそが、ニフティの強みだった。
 しかし、2000年代に入ると、ほとんどのユーザーはフォーラムを使わなくなった。それが経営を圧迫したため、2004年3月を境に大半のフォーラムを切り捨てた。

 そういう意味で、2年前からニフティに入っているメリットは何もない。
 ホームページを置いている、アドレスを変えたくない。つまり、移行のストレスが面倒なユーザーが引き止められているのである。ニフティに会員引止めの意志はなく、12年利用していても、ボールペン1本どころか、お礼のメール1通さえ来た事がない。CRM全盛のいま、価格の割引や、ディスク容量増量などがあってもよさそうなものだ。

 4月に入り@nifty会員に変更されても、期日指定メールサービスが使えなくなるくらいで、大きなデメリットはない。

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2006年2月27日 (月)

僕のブログにも書いたんですが

 ロック歌手がプロモーションでメディアに登場して
 「今度のアルバムではラップを1曲いれてみたんだ」
といったことを言うことがある。

 もちろん宣伝だが、ファンにしてみれば、スター自らが語る情報に接し、悪い気はしない。

 応援しているアイドル歌手が「今度109で握手会やります」と言えば、ファンならばカメラとプレゼントを持って、手を洗って駆けつけるだろう。

 ところで最近、コミュニティに突然現れたかと思うと
 「僕のブログにも書いたんですけど」
 「今日の日記に書いていますが」 とやる人がいる。
 そして、そのブログや日記へのリンクが添えられている。

 とても妙な行動だ。
 その某かのブログを、毎日みんなが見ているという合意が形成されていれば、不自然さはない。
 だが、見ず知らずの人が書いた見たことも無いブログに「書いたんですけど」と言われても、戸惑うばかりだ。

 ブログを書くと、自分が特別な人になったと錯覚する人がいるのだ。
 ブロガーは誰しも、宣伝したいのはやまやまだが、公の場所で自分のブログのURLを書いたりしない。
 それは自ら「誰も見に来てくれないので、寂しいです」と告白しているようなものだからだ。

 女性ならば、ある程度食いつく層がいるが、大概は無視される。
 そして、さらに寂しくなる。



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2006年2月23日 (木)

ネタバレ

 僕はバルサ対チェルシー戦の結果が速く知りたかったので、起きてすぐUEFAのサイトを見に行って結果を知った。

 その後、ミクシィに行くとFCBのコミュニティでは、ある人が「バルサ2-1で快勝」というトピックを立てたことが問題になっていた。
 トピックのタイトルに試合結果を書いてしまうとミクシィにアクセスした瞬間に最新書き込みリストで結果が見えてしまう。

 UEFACLの試合を見る方法は速い順に
①スカパー!で生中継を見る
②衛星放送の再放送を見る
 ①②については、自宅で見る、スポーツバーで見るという2つの方法がある。
③地上波フジ26日夜の録画放送を見る

 ③を見る人で、その日までスポーツ情報を遮断して結果を知らずに見るという人は居ないだろう。今回問題を提起したのは②の人達。
 一日遅れの放送を結果を知らぬまま見るためには、およそ12時間結果情報を遮断しなければならない。

 ただその半日間、情報を遮断しようという人がミクシィを含めてネットにアクセスした時点でかなり不用意だ。ネット上ではブログ、ミクシィ日記で試合結果を書く人もいれば、サッカーファンのあなたに対してご親切に「やったねバルサ!」とメールをくれる人もいる。
 今や情報遮断には、
ネットとメールを見ないことは必須なのだ。

 一方、その結果モロのトピックを立てた人は、社会のルールを日頃から意識していない人なのだろう。初めて行く美容院には順番待ちのルールがあるし、コミュニティにはそれ相応のルールがある。社会はルールに溢れている。きっと、ネットは自分の庭だと思っているのだろうが、勘違いも甚だしい。即刻詫びるか、静かに退会すべきだろう。

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2005年12月 5日 (月)

ネットで怒り出す人たちの理由

 ネットの掲示板、コミュニティで突然怒り出す人がいる。

 あるいは学識者のようにふるまう人が居る。
なぜ、こういう人が現れるのか?

仮設①
現実のコミュニケーションとネット・コミュニケーションの構造の違いを頭でしかわかっていない。

現実
「グエル公園のトカゲみたいなやつは、実は 龍 のようですね」
「そうと決めつけるのは早いよ」
「いえ、決めつけてるんじゃないですよ」
「あぁそうだよね、ごめんごめん ^^;)」

ネット
「グエル公園のトカゲみたいなやつは、実は 龍 のようですね」
「そうと決めつけるのは早いよ」
(皆、引いてしまう)

 現実であれば、一瞬で歩み寄れることもあるが、ネットでは冷水を浴びせたところで終わり。こういう人は周囲が引いてしまっても、「反応がない」と一人で怒る。
 「現実とネットは違う」と言葉では言えるが、行動には反映できない人なのだ。

② ネタ文化が理解できていない。
 ほとんどの掲示板、コミュニティは「ネタ」である。
 そこで決まったことが法律で施行されるわけでもないし、見識の優劣を争う場でもない。一つの結論があるわけではないし、誰もそれを求めていない。

 議論したければ、ブログウェブページか自費出版でどうぞ。

なにかを創れば、腹一杯批判してもらえます。

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2005年11月25日 (金)

SNSが流行る正しい理由

 SNSとはかつてのパソコン通信に機能が充実して、個人ポータル画面が用意されたものといえる。

 2000年頃に流行ったポータルサイトということばの意味は「インターネットの入口となる人気の高いサイト」 事実上はYAHOO!やGoogleのことだ。

 一方、2000年代にはいり、企業のイントラネットには「個人ポータル」を作ることができるサービスが登場した。

 個人ポータルとは、「メール」「予定表」「会議予約」「メモ」「to do 」「いつも仕事で参照するウェブサイト」「ワークフロー」など、さまざまな機能やサイトから、使用頻度が高いものだけを表示するよう、自分でメンテナンスできるウェブページ。

 僕は仕事用、自宅用にそれぞれ自分で htmlで書いたものを作っている。

 会社ならば「電話帳」「時刻表」「手順書のウェブページ」「辞典」など30ほどのサービスとサイト

 自宅用は「メール」「SNS」「YAHOO!」「Google」「スポーツナビ」など50ヶ所のサイトだ。

 SNSは「メール」「友だちの日記」「自分の日記」「コミュニティ」「あしあと」などが個人ごとに設定されている。SNSがなぜこんなに流行っているのか? それは「個人ポータル」だからだ。

 「従来からあった掲示板などの機能に、人と人とつながりが加わった」 という論評が多いが、人のつながりに機能は要らない。機能はなくとも人はつながってきたのだ。的が外れている。

 ミクシィなど、SNSの歴史をまとめてみた。

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2005年11月18日 (金)

オフ と オフ会

 オフは「オフラインミーティング」を省略した言葉。
 インターネットで知り合った仲間が直接会うことをいう。

 インターネット上で文字で交流することは「オンライン」。
 回線でつながっていない(=オフライン)場で会うからオフライン・ミーティング。1993年頃からパソコン通信ユーザーが使い始めた。

 予め、集まる人数が少ない(2~3人)とわかっている時や 「ちょっとお茶だけして、解散ね ^^) 」 のような場合は「ミニオフ」という。

 ところが1998年頃 「オフ会」 という言葉が現れた。
 当時における"インターネット乗り遅れ組"のライターが雑誌記事で使い始めた。
 オフはオフラインミーティングの省略であり、オフ会は「オフ会会」にあたる。読みも"お不快"で語感が悪い。

 当時は  それはまちがい!と指摘する "インターネット先乗り組" もいたのだが、2005年現在、「オフ会」 が完全に定着してしまった。それは違うんだけどねと言おうものなら、言ったほうが煙たがられてしまう。

 パソコン通信時代からのユーザーにも「オフ会」という人がいるくらい。ことばの定義にうるさい 「しらべる」 としては看過できないが、実際のオフの席で言うのは もうよそうと思う。

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2005年10月21日 (金)

会社で開けるか?

 僕はWebページをつくる時、会社で開けるか?
に注意している。


 ミクシィのオレンジ色の画面は有名すぎて、とても会社では開けない。それならばGREEのほうがシンプルで、ちょっとしたイントラネットの情報ポータルサイトに見えなくもない。今は一人勝ちのミクシィといえども、栄華が続くとは限らない。

 なぜ会社で開けるかに注意するか?というと、会社で見ている人が多いからである。それを推奨するのは日本経済にとってどうなのか?という自戒はあるが、とりあえず自分のページについては、時間帯分析、曜日別分析をみる限り平日の昼間が圧倒的に多い。

 もちろん主婦が見てるのかも知れないが・・
 だとしたら、奥様向けの昼メロに近いノリのページを増やさなければならない。


 サイドバーで縦方向にバナーがあったりすると、どこまでスクロールしても広告がついてきて、会社では見れない。広告を出す側はそれが狙いなのだろうが、それは浅はかだ。

 背景色は白。色がついているだけで遊んでいるとわかってしまう。

 僕は内勤の場合、60分につき10分は休憩をすべきだと思う。パソコンに向かっていれば目と手首と脳が疲れるので休憩は必須だ。実際前にテレアポのマネージメントをやっていた時は、毎時50分~00分まで一斉に休憩を入れていた。

 タバコを吸う人は今は「分煙」と称して、堂々と休憩できる。
 60分に10分どころか、もっと休んでいる人もいるように思う。

 だが、タバコを吸わない人には堂々と休む手段が認められていない。
 もし、僕が毎時50分に文庫本を出して読み始めたら、周囲は非難の視線を送るだろう。休憩なのだから、10分くらいメールやWebをチェックしてもいいと思うのだが、なにせ「休憩」=さぼりと考えているステレオタイプな人が多いから、堂々とWebを見れる人はまだまだ少ないだろう。

 ということで、この「しらべるが行く」も会社で見れるようなデザインになっているのです。

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