2019年3月22日 (金)

風の日

iPhoneに天気予報を聞くと「風」の予報
始めは「何だこれ?」と思ったが、TV番組でこれは「風の日」の予報だと紹介していた。
ELLEGARDENのファンならば、泣いて喜びそう
そう知って以来「風の日」のマーク嫌いじゃない

スポーツボランティアの1日
駅から住宅街を抜けて川沿いに出る
これが2月の頃だと、次々にランナーがやってきた
「多摩川かっ」
と思うほど、次々とやってくるランナーをみて
あぁ東京マラソンが近いんだなと独りごちる
3月に入ると、ランナーの数はめっきり減る
それでも、この道を歩いていて、ランナーと会わない日はない
今の時期だと長野マラソンか
いや板橋Cityマラソンもあるし、佐倉朝日健康マラソン、かすみがうらだってある。

今、近づいてくるランナーは、遠目に見ても体が絞られている
フォームは往年の瀬古利彦とまではいかないが、上下動が少なく、それが長い年月の積み重ねで創りあげられたものだとわかる。
瀬古利彦ほど上下動が少ないランナーはいない
ある日、彼が住宅街の塀沿いを走っていた時だ。
近所のおじさんが、庭で掃き掃除をしていると、塀の向こうに瀬古利彦が見えた。
「珍しいな。瀬古さん、今日は自転車でお出かけなんだ」
そう思ったら塀の切れ目にさしかかった瀬古利彦は、普通に走っていた。
瀬古利彦は僕のヒーローだ
今こうしてマラソンを走ったり、ボランティアをしているのは、瀬古さんへの憧れからである。
1980年、金メダル確実と思われた瀬古さんは政府のボイコットにより五輪の道を絶たれた。
カズをW杯に出してあげられなかったことと並んで、悔いが残っている。僕が悔いても仕方ないんだけど・・
そんなことを考えていると、件のランナーが目前に迫っていた
応援したい
思わず、その衝動に駆られた
僕も一度だけ多摩川を走っていて、犬を連れたおじいちゃんに「がんばって~」と応援されたことがある。
嬉しかった
ありがと~と笑顔で応えた
瀬古利彦のようなフォームで走る彼はどうだろうか?
考えているうちに彼は僕の後方視界へ消えた

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2019年3月16日 (土)

東北・みやぎ復興マラソン エントリー始まりました

2019年3月15日より「東北・みやぎ復興マラソン2019」の早期エントリー受付が始まりました。

受付が始まった12:00過ぎ、早速エントリーしました。

記念品は「Tシャツ」
これはナンバーカードなどと共に事前に送られて来ます。
過去に走った大会では「下関海響マラソン」がそうでしたね。
練習の時から着ていたら、駒沢を走っていて同じ大会に出る人から声をかけられました。

通常、Tシャツのサイズは変更できないものですが、RUNNETではエントリー期間中ならば変更ができます。
「とりあえずM」で選んだので、じっくり考えようと思います。



エントリー画面では初めてみる取組が3つありました。

1.第4ウェーブを希望できる
「東北・みやぎ」はウェーブスタートを採用しています。
4つのグループに分けて10分毎にスタートすることで、スタート直後の渋滞を緩和する狙いがあります。
定員が多い大会で採り入れられる傾向にあり、日本では「つくば」「神戸」も採り入れています。
(「東北・みやぎ」の定員は12,000人)

通常、ウェーブスタートは申告タイムが速い順にウェーブを組みます。この大会もそれは変わりないのですが"遠方から当日朝に来る人は、スタート時刻が少しでも遅い方が助かる"ことへの配慮。タイムに関わらず、最終スタート組が希望できるというわけです。
ただし、あくまで「希望」なので、叶えられないこともあるようです。

2.最寄り駅の申告
スタート会場入りする際の最寄り駅を申告します。
恐らく、駅舎が手狭なため、事前アナウンス、当日の警備等の運用設計に活かすのでしょう。

3.交通の申告
航空便、JRなど会場入りする交通機関を申告します。
この中には当日朝、東京駅を出発する深夜バスが含まれます。
夜行バスの申込みは大会公式サイト>アクセス>ランナー向けアクセスのページにバナーがあります。

22:30 東京・鍜冶橋駐車場発
7:00 大会メイン会場着
7,500円

復路プラン(レース当日)は別途設定されており、往路のみバスを利用することもできます。
申込み〆切は7月22日。


自分は新幹線、できれば最速の「はやぶさ」で仙台入り。
前泊の宿は、1月に会場近隣のホテルを取りました。
仙台市内に泊まれば、ホテルの選択肢も多いし、美味しいものを食べ歩けますが、あくまで前泊の狙いは、レースに万全の態勢をとるためなので、牛タンはレース後の楽しみにとっておきます。

予約サイトは去年の「つくば」同様「agoda」
価格比較して予約できるうえ、クレジット決済が宿泊の数日前。
キャンセルも直前までOKという自由度がいいと思います。


至れり尽くせりで、毎年、改善を重ねるこの大会。
これからますます、人気が高まるのではないでしょうか。

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2019年3月 7日 (木)

次は「東北・みやぎ復興マラソン」を走りませんか?

東京マラソンを走り終えた皆さん
四日も経つと、そろそろ「また走りたいな」「次は何処を走ろうかな」と思い始めているのではないでしょうか?

「東北・みやぎ復興マラソン」を走りませんか?

開催は2019年10月13日(日)
エントリーは「早期エントリー」が間もなく 3月15日(金)から始まります。
一般的に「早期」と名が付くと、地元枠といった縛りがあるのですが、こちらはただ「早く申し込む枠」というだけ。早期エントリー者を対象にしたお楽しみ抽選(地元名産品など)があります。

東京マラソンのようなランナーの「抽選」ではありません。先着順なので定員に達するまでに申し込めば誰でも走れます。

■参加費:12,500円


この大会は宮城空港そば、東日本大震災で大きな被害を受けた名取市、岩沼市、亘理町を走るコース。

■スタート/ゴール:宮城県立都市公園 岩沼海浜緑地 北ブロック(仙台放送ジュニパーク岩沼)
住所:宮城県岩沼市下野郷字浜234


2017年10月に第1回が開催されて以来、毎年この時期に行われており今年が第3回大会です。

■定員:12,000人

この大会は「ウェーブスタート」を採用しています。
9:15 第1ウェーブ
9:25 第2ウェーブ
9:35 第3ウェーブ
9:45 第4ウェーブ

定員が多めですが、スタートを10分おきの時間差にすることで、渋滞を解消します。
現在、国内で「ウェーブスタート」を採用している大会に「神戸」「つくば」があります。
制限時間は今回から15分伸びて「6時間45分」
第4ウェーブの場合、すなわち、一番申告タイムが遅いグループの場合、実質の制限時間は6時間15分です。



エイド(給水・給食)は国内最大級の「18カ所」
給食には名物「はらこ飯」「ホタテ浜焼き」も出ます。

宮城の皆さんの声援を受けて、復興に一役買う。
翌日は「体育の日」なので、有給休暇をとらなくてもレース後は仙台でゆっくり牛タンを食べて、打ち上げができます。
そんな「旅マラソン」いかがでしょう?

よし、調べてみよう!という方は、公式サイトへどうぞ!

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2019年3月 6日 (水)

東京マラソン 行われなかったランナーストップ

10:53
39.9km地点

40.1kmにある給水所の先には各企業の応援団がいて賑わっているが、写真でご覧の通り沿道の観衆はまばら。



40km地点を過ぎると、始めにエリートランナー用のスペシャルドリンクテーブル。
ボトルには目印のリボン、国旗、企業名のカード。スポーツジェルが結わえ付けてあるものなど様々。
ここには(ナンバーカード末尾番号)テーブル毎に1人ずつオフィシャルの係員が立っている。

しばらく行くと一般ランナー用の給水所。
手前はポカリスエットテーブル。
給水ボランティアのコートは大塚製薬が提供するポカリスエットロゴ入りの「青」
背の高いポカリスエットロゴが入ったカップが三段に積まれて準備万端。

その先は「水」のテーブル
スポーツボランティアの皆さん、統制が取れていて躍動感がある。


ここで、しばらくトップアスリートの応援タイム
トップのビルハヌ・レゲセが通過してからずいぶん時間が空いて後続の選手がやってくる。
やがてやってきた帽子をかぶった選手。沿道から「大迫がんばれ!」の声が飛ぶ。あぁそうなのかなと思ったが、なんだか雰囲気が違う。大迫の狼のように鋭利なオーラが出ていない。

すると、スマホで速報をチェックマしていたおばちゃんが、大迫傑が29kmで棄権したことを教えてくれた。
大迫傑をこの目で見られなかったのは残念だが、その賢明さにひざを打った(実際はやってませんけどね)


五輪予選(MGC)は9月15日の日中。五輪本番は8月9日早朝。いずれにせよ、こんな極寒のレースは何の備えにもならない。朝の天候をみて出場を取りやめてもよかったくらいだ。
大迫が出なかったからヴェイパーフライ 4%が売れなくなるということは全くない。
恐らく、ムリのない範囲で学べるものがあれば学ぼうという考えだったのだろう。


しばらく「西新橋」の交差点でランナーを応援して、そろそろ帰ろうかと思った時、耳を疑う言葉が聞こえた。
「救急車通します」

10分ほど前から交差点の西側(虎ノ門駅側)に救急車が来ており、ランナーの救護が行われていた。その救急車を交差点の東側(新橋駅側)に通そうというのだ。

新橋側では警視庁の職員がパイロンに掛けられたバリケードを撤去する。虎ノ門側はまだバリケードがかかっている。

ここを通すと言うことは、すなわち「ランナーストップ」を意味する。過去に京都マラソンで行われた報道があったが、東京マラソンでは聞いたことがない。
しかも、ここは32km地点、39km地点、両方向のランナーが通る交差点。多くのランナーに影響する。

本当にやるのだろうか?
その間も、なにも知らないランナーは特にここで急ぐこともないく走り過ぎていく。
見守ること数分
「もう戻していいようです」と情報が入り、再びバリケードが元に戻された。


雨のレースを走るランナーになんて声をかけたらいいだろう?と考えていた。
自分が雨の42.195kmを走った日、こんな雨もう笑うしかないなと思っていた。

「笑うしかないよ~」
と大きな声をかけてみたが、誰も笑ってくれなかった。
そりゃそうだよな。
これで僕が「する」「見る」「支える」で関わった東京マラソンの雨確率は「75%」になってしまった。

陽の当たる東京マラソンは続いていく。
来年は晴れたレースを望みたい。

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2019年3月 5日 (火)

東京マラソン 2000人定員増やして37,500人

東京マラソンの定員は今年から2,000人増えました。
35,500→37,500人
38,000人と表記されている記事もありますが、それは「10kmの部500人」を足した数です。

「10年連続で外れている」という人もいるようですから、出場枠が増えることは歓迎です。

マラソンで定員を増やすために必要なのは「道幅」です。
東京はコース全般にわたり十分な「道幅」が確保されているため、2,000人の増員でも問題はないでしょう。

定員が増えることによって主催者は「収入増」になり、地域の経済効果も上がるのですが、困る人もいます。
それは「遅いランナー」

マラソンでは速いランナーが前に並び、遅いランナーは後ろからスタートします。これは遅いランナーが前にいると「追い抜き」が発生して「タイムロス」になることと、接触などの「事故」リスクが高まるためです。

後方からスタートするということは、号砲が鳴ってからスタートラインまでの「ロスタイム」が長くなります。
それでも「関門」の閉鎖時間やゴールの「制限時間」はすべてのランナーに共通。
ということは、仮にスタートラインまでの「ロスタイム」が20分だったランナーの「制限時間」は7時間ではなく、実質6時間40分ということ。
これは「7時間だったら、ぎりぎりなんとかなる」と思って出場しているランナーにとっては辛いところ。
ましてや2,000人増えるとなると、余計に心配です。


そういった課題を解消するために「つくばマラソン」「神戸マラソン」「東北・みやぎ復興マラソン」では、ブロック毎に時間差でスタートする「ウェーブスタート」の取組が始まっています。
「東北・みやぎ復興マラソン」の場合、出場者を4グループ(ウェーブ)に分けて、10分ずつ時間差をつけてスタート。これにより、スタート直後の道路渋滞を緩和しています。
海外では「ニューヨークシティ」「ボストン」が採用しています。
なかなか「当たらない」と言われる東京マラソンでも、当たる人を増やすために、いずれ検討されるかも知れませんね。



39.3kmの御成門交差点からコース進行方向(日比谷公園方面)に向かって歩いていると、対向車線の32kmあたりにはトップ選手がやってきました。30kmでペースメーカーは外れており、外国人選手が数人、間隔を置いて泉岳寺方面へ。つづいて帽子を被っている日本人。大迫だ!と思ったのですが、ちょっと感じが違うようです。

走路監視員のスポーツボランティアは黄色いコート。
多くの人がコートの下に合羽を着込んでいるようです。
走路監視員はランナーが来れば、応援ができますが、ランナーが来る前は話し相手もなく、寒さに震えています。

「寒いけど、頑張ってくださいね」
そう声をかけると、にっこり「ありがとうございます」という方もいれば、不思議そうな視線を返す方。さまざまです。



39.8km収容関門(15時45分)
まだ、先頭のランナーも来ていないのですが、既に「OFFICIAL」のシルバージャンパーを着た大会関係者が大勢詰めていました。
ここまで来ればあと2km。行幸通りを走ることなく止められてしまうのは、さぞかし切ないことでしょう。
僕も一度、関門で収容されたことがあります。ロープが張られた関門が見えた時、これは何かの見間違いだよね・・と一瞬、現実として受け容れるのを脳が拒みました^^;)

つづく

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2019年3月 4日 (月)

完全ウェットの東京マラソン2019 無事に終わりました。

完全ウェットの東京マラソン2019 無事に終わりました。

東京マラソンを走った皆さん
スポーツボランティアの皆さん
沿道で応援された皆さん
おつかれさまでした!

あの雨の冷たさは時間を追う毎に体から体温と体力を奪っていきます。
これだけはテレビで見ていてはわからない。現場にいた方は「雨のマラソンがこんなにも辛いのか」ということを実感したと思います。

「雨中のボランティア」と「完全ウェットの42.195kmを走った」両方の経験から言うと、雨がきついのは、特にランナーにとってです。
手のひらが完全に冷たくなったところから、体温の低下が始まり、やがて眠くなってくる。それでもある程度のスピードで走らなければならない。
「沿道の応援」や「交差点を曲がる」ことなどで一時的に覚醒することはあるのですが、それが長続きしないのが雨レースの特徴です。
走り終えた時、爽快な疲れではなく「眠い会議をなんとか乗り切った後」のような、やるせない疲労感が残ります。



3日朝、起きてアレクサに「今日の天気は?」と尋ねると、あいにくの「雨、予想最高気温は9度」 ただ、アレクサはそう言っても、外に出てみると降っていないことも多く、本当のことはこの目で見なければわからない。すぐに外に出てみると、けっこう降っている。これは完全なウェットレースだな・・
東京マラソンがこれだけしっかり降られるのは、2007年の第1回以来でしょうか。

Google Mapを開き「御成門(おなりもん)駅」で検索すると、何やら道路上に見慣れる紫の線。マウスを当ててみると「東京マラソンレース開催中」とありました。
これから応援に行こうという人にとって、これは助かる。
「Google先生」また進化したようです。


御成門駅のコンコースには、これから東京マラソンを応援に行こうという方が「駅構内図」で出口を確認していました。
東京マラソンのコースは大半が「東京メトロ」「都営線」などに隣接しているため、コースのどちらの方向にも上がることができ、コースの下をくぐって反対側に出ることもできます。


10:40
御成門交差点 39.3kmのコース上に到着
9:10にスタートしてから1時間30分後。
しばらくすると車椅子マラソンの先頭選手がやってきました。

コースと交差する道路にはバリケード封鎖したうえで、車両が道路を塞ぐかたちで横置きされていました。クルマの突入によるテロ行為を防ぐためなのでしょう。

まずは、ここで大迫傑の到着を待つことにします。

つづく

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2019年3月 3日 (日)

東京マラソン2019の天気出現率

今日は東京マラソン2019
2007年より始まった大会は、今回で13回めを迎えました。


■エントリー方法:抽選
■参加費:10,800円
■制限時間:7時間
■ナンバーカード:前1枚

これらの要項は第1回からずっと変わりません。
2006年当時、参加費が1万円とアナウンスされた時「高い!」という声が上がりました。
(当時は税込みで10,500円)
それでも、定員を超える申込みがあり抽選。僕はそれで外れました^^;)

東京が初めて参加費を1万円の大台に乗せたことは「東京マラソン後」に続々と始まった各地の大会にとって「1万円の壁」を超えるきっかけとなりました。
潤沢なスポンサー収入のない地方大会にとって、参加費を高めに設定できることは必須なのです。
一方、東京はずっと「据え置き」スポンサー収入もさることながら、多くのスポーツボランティアが大会を支えていること、運営組織の努力があってのことでしょう。



今年は、2010年から9年続いていた「2月第4日曜開催」から初めての「3月第1日曜」に移動します。
3月開催は2009年の第3回大会で「3月第2日曜」というのが一度だけありましたが、後半はあいにくの雨。
サブ4クラスのランナーは雨に遭わずに済みましたが、僕のように遅いランナーは、築地からゴールの豊洲まで、その空の色と同じどんよりとした気分で走ったのでした。


マラソンの場合、日程変更の影響が最も大きいのが「天候」
2月第4週と比べて、3月第1週は気温が高く、自己ベストを狙うランナーにとっては、条件が悪くなります。
また、天気出現率を見ると「晴れ」の確率は 13.4ポイントも下がります。
2月24日 66.7% → 3月3日 53.3%

気温が上がることは、沿道の応援者、スポーツボランティアにとっては、暖かくて助かるのですが「雨」となると喜ぶ人は誰もいません。
東京の予報は「くもり」(前日正午時点)なんとか雨が降らずにもって欲しいもの。

そこで、自称「晴れ男」の僕が現地に足を運ぶことにしました(笑)
といっても過去にランナー、スポーツボランティアとして関わった大会の晴れ確率は「33.3%」ただし今回は「沿道の応援」なのでなんとか降らずに済んで欲しいものです。

ランナー、スポーツボランティア、沿道の応援すべての皆さんにとって「笑顔と感動と希望の1日」になることを祈ります。

明日につづく

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2019年3月 2日 (土)

東京マラソン応援に行くならば35~40km

いよいよ明日は東京マラソン2019
新コースに変わってから三度め
天皇誕生日などの影響で三月に移動して初年度
今や東京マラソンはマラソン界のお祭りというよりは、日本スポーツ界のお祭りと言えます。

出場する方、テレビで見る方、ボランティアとして支える方。
東京マラソンにはそれぞれの関わり方がありますが、今日は沿道に応援に行く方に焦点を当ててお話しします。

僕が最もお勧めするポイントは30km~41km区間。
地名でいうと日比谷から泉岳寺へ向かい、折り返して日比谷まで戻ってくる一帯です。

30~35km
この区間は浜松町(大門)あたりから散歩して向かうこともできます。
ここを勧める理由は、自分がこのコースを走った時「一番きつい」あるいは「集中力が途切れる」場所だったからです。
ランナーは銀座までは気が張っています。
しかし、銀座の大歓声が終わり、その後はただフラットで走りやすいコースが待っているだけ。そう思った途端、集中が切れてしまいました。

しかもこのあたりは道幅が広く、よほど左端を走らない限り、沿道からの声援を力に変えることができません。そして、42.195km全体を見渡しても、いまひとつ応援が少ない。これは「旧コース」の時も同じでした。

もし僕がここに応援に行くならば「折り返した先は気持ちいいよ~」と教えてあげたいです。


35km~41km
泉岳寺で折り返すと、あとはゴールまで一直線。沿道の応援も多くて、走っていてテンションが上がってきます。
なぜ同じ道路で向きが違うだけで、これだけ雰囲気が違うのか不思議です。増上寺、東京タワーがある側だからでしょうか。
ここは、余力が残っているランナーにとってはウィニングロード。

「ナイスラン」
この言葉、ランナーにとっては最強の褒め言葉です。
「頑張れ~」「あと少し~」もいいですが「ナイスラン」と言われると、え?そうなの?いや実は僕もちょっとそう思っていたんだと勇気がわきます。

そして、ハイタッチ
以前に「ハイタッチ講座」で書きましたが、ハイタッチする時はかざした手がランナーと当たった時、ちょっと引いてください。
右から来るランナーに左手でタッチしたら、自分の手を左方向つまりランナーの進行方向に流すような感覚です。

これを逆にやると、ランナーが怪我をしかねません。
最近もそれで怪我をしたアスリートのニュースがありましたよね。

40km地点には最終給水所(エイドと言います)があります。
それまでのエイドには大抵のランナーが立ち寄りますが、ここではランナーは「あと残り2kmだからとらなくていい」と思う人と、念には念を入れて口に含んでいこうと人に分かれます。

スポーツボランティアの皆さんが、どのように動いているかも注目してください。特にお子様と応援に行く方は、お子様に教えてあげてください。
1年後には東京五輪2020が控えています。恐らくここに居る方の中には、来年の夏どこかの競技会場で活躍している人がいるはず。

陽が当たる東京マラソン
そこで躍動するランナー
そこで活躍するスポーツボランティア
とてつもなく大きな財産が得られると思いますよ。

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2019年2月19日 (火)

マラソンレースベストの靴下

東京マラソンまで2週間

今日は「マラソン講座」で13年研究してたどり着いた現時点でベストの「靴下」のお話です。


マラソン用靴下については、専門書によって「厚いのがいい」「薄いのがいい」と極端に主張が分かれています。
それに翻弄されて?これまで厚いもの、薄いものと、もう20足以上を履き継いできました。

そこで至った結論は「薄いものがいい」です。


「厚い方がいい」派の意見は、たいてい「靴とのフィット感」を高めるためです。
しかし、それは靴がぶかぶかなのです。
足と靴の間が空きすぎているのを、靴下で埋めているのです。
靴のアッパーが足にフィットしていれば、靴下は厚くする必要がありません。

「厚い」派の理由に、丈夫で破れにくいというのもありますが、レース用靴下は「速く走るためのツール」であり、長く履けることは二の次です。


一方「薄い」ことのメリットは「涼しい」こと。
涼しい=体温を抑えられる=パフォーマンスが上がるということです。
指先、踵といった擦れる部分以外には、メッシュを使ったものが理想です。


「薄い」と1レースで(親指の所に)穴が開くのは仕方ないと思っていたのですが、前述した「マメ対策」テーピングによって、42.195km走っても、穴が開かないことがわかりました。


ここまでは、レース用ではなく普段履きの靴下にも言えることです。
レース用としての特別な条件は「滑り止め」付きであること。
それも蹴り出し位置(拇指球あたり)に滑り止めがしっかり付いていること。
これで力のロスが抑えられ「速さ」につながるので、とても重要なポイントです。
滑り止めがあることで、足が靴の中で前後に滑らず、マメ防止にもつながります。


では、この条件をすべて満たす品ですが、以下の一点しか見つかりません。
市場在庫が僅少となっているので、お早めに検討してください。

■メーカー:adidas
■品名:adizero takumi 5本指ソックス 2
■品番:BVZ81

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2019年2月18日 (月)

マラソンレース用ベストの手袋

東京マラソンまで2週間

今日は「マラソン講座」で13年研究してたどり着いた現時点でベストの「手袋」のお話です。


靴下を履かないというランナーはいないと思いますが、手袋はつけないという方はいます。
プロランナーを見ていると確かに手袋を付けていない人が多いのですが、ここは「ど素人!マラソン講座」ですから、4時間以上で走る方が対象です。
夏場ならば手袋は暑苦しいですが、3月開催の東京マラソンでは手袋は必須です。

ただ、気温が上がると手袋が暑苦しく感じて、外したくなりますが、そこで外すのは禁忌です。
ランナーは腕を振って走っているので、手のひらは常に風を受けており、手袋を外した途端、急に体温が下がります。それによってパフォーマンスに影響が出る恐れがあるのです。
テレビのマラソン中継を見ていると、勝負どころで手袋を外した選手は大抵失速します。


体温を一定に保つために手の甲側は通常の素材。
ここは鼻水を拭くのに使います(笑)
花粉症ではなくても、走っていると鼻水が出ます。
鼻水垂らして走りたくないならば、手袋は必須です。

一方、暑くなった時に体温を下げるために、手のひら側はメッシュ

そんな手袋をランニングショップやネットで探し回ったのですが、なかなか見つからない。
そして、ようやく2011年に見つけたのが「ニシスポーツランニンググローブ」でした。

「ニシスポーツ」は主に陸上競技の備品やウェアを作っている日本のメーカー。部活で陸上部だった人以外には、ほとんど知られていません。

このグローブの生地はレースにもってこい。
加熱機能がないので走っていて暑くなることがないし、走り始めれば寒すぎるということも感じません。
極寒時の練習でブレスサーモ(MIZUNO)の手袋を使う時以外、いつもこれを使っています。
レース中「暑いな」と思ったら、手のひら側を前に向けて風を受けると、少し体温を下げられます。体温調節ができる手袋というわけです。


この手袋はカラー展開を変えながら、毎年、秋頃に新年度モデルが発売されます。ただし「数量限定」なので、この手袋のユーザーが買ってしまうと、市場在庫は僅少となります。

大手ランニングショップ店頭では取り扱っていないので、ネット通販(楽天、Amazonなど)で探します。


■品名:レギュレーションランニンググラブ
■品番:T-N22-34
■メーカー価格:1,400円+税

サイズ感は通常ウェアが「M」ならば「M」
今使っている「M」の手袋で、ちょっと指が余っているならば「M」か「S」という目安です。
走りながらスマホを操作することはないので、多少指が余ってもかまいません。
ただ、小さめで選ぶと指の長さはジャストでも、装着時に手首が入りづらいことがあります。


他のメーカーがなぜこの「手のひらだけメッシュ」のランニンググローブを発売しないのかが不思議。現在、このタイプはニシスポーツのみです。

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