2019年8月 9日 (金)

心拍数130 血管に話しかけるLSD

梅雨時に走るのは初めてで、今期のスタートは「雨雲」との戦いになっている。
「天気予報」「雨雲レーダー」を睨み、スタート時間を決める。

雨の心配はあるものの、気温が25度前後というのがいい。
この気温帯ならば、練習量・内容が制限されない。

一週目につづき、2週めも途中から降り出した大雨に遭う。
どうも今年は「tenki.jp」の「雨雲レーダー」が当てにならない。
そこで、これまで使っていたの雨雲レーダーに加えて「tenki.jp」の「同心円」を参照する。
「雨雲レーダー」がざっくりと東京都の白地図なのに対して、こちらはある程度詳細な地図上に雲が投影される。
予想が「60分後」までしか見られないという難点はあるものの、両方を併用すれば、従来よりは正確な傾向がつかめそうだ。


3週めは7月の第二日曜だが、まだ梅雨が明けない。
湿度が90%前後の日がつづき、10kmほどのジョグでも「へとへと」
早く足と体ができて、走るのが楽しい状態になりたい。


このように「足」と「体」という場合
「足」は筋肉
これは、練習後半でおこなう「ビルドアップ」「レースペース走」で作る。
「体」は「心臓」と「血管」
これは、練習前半の「LSD」「高低差走」で作る。


今年は「LSD」にしっかり取り組んでいる。
従来はただ、体と対話して、ゆっくり走ればいいと思っていた。
しかし、それでは、何かの弾みでペースを上げたり、ペースが上がったことを喜んだりして、一貫性のないRUNになりがちだった。
そこで、今年は心拍計(ガーミンForeAthlete 735XTJ)で「心拍数130を超えて走らない」と決めた。

走る前は「90分程度」のように時間と「多摩川方面」のように、およその方角だけを決める。

ゆっくりスタートして、脈拍が130に到達したら、ペースを維持する。それ以上に速く走らない。

30分ほどしたら、天候、体調に見通しが立つ。
そこで、最終的に「何分走る」と気持ちを固める。
1度固めたら、やり遂げる。

ただ、ゆっくり走るのではない。
「LSDはマラソン調整・後半戦に備えて体の容れ物を大きくする。末梢毛細血管に酸素をいっぱい含んだ血液を送り込める力をつける」
ことを念じながら走る。

血管ちゃん、目覚めてよ!
と血管に話しかけたりもする。

東北・みやぎ復興マラソンブログ

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2019年8月 8日 (木)

雨の中を走ると風邪を引く

今年の練習開始は 6月29日
6月に走るのは、2006年からマラソンを「年1レース」走るようになってから初めてだ。

朝起きて現在の天気をスマホでみると「曇り」
「1時間ごとの予報」「雨雲レーダー」いずれも雨はなさそう。
準備を整えて玄関を出る・・
なんと雨
え、そうなの?
そのままドアを締めて引き返す^^;)

1時間ほど待って雨が上がったので外へ
初日はいつもの川べり5kmコース。
唯一の準備運動「ローリング」をしてから走り始める。

カラダは絞れている
走り出しは悪くない
ペースは9分
遅いけどいいか
ようやく1km
1kmながっ

1.4kmほどで呼吸が整ってきた。
2.2kmからは(当選に備えて)聖火ランナーの練習をする。
担当する200mを一定の速度で、トーチをかざすことを考えると腕は触れないので、左手を固定して。
向こうから来た20代女子ランナー、なんとなく引いている。
変な走り方と想ったか?
9分ペースで走る分には、片手を振らなくても支障は無い。

そういえば、トーチは左手で持ってもいいのかな?
思い出してGPSを見ると、既に210mを過ぎていた。
はやっ!200mはあっという間だ。

左ひざに少し違和感が出始めた。
ここでムリする意味が無いので、痛くなったらすぐやめようと様子を見ながら、3km過ぎたあたりから雨。
それも徐々に強まっていく
早く終わりたくて、自然とペース上がる。

4kmを超えるといい感じで走れた。
ローソンでゴール5.2km
おかしいな?去年より 200m増えているぞ。
人工衛星の精度が上がって、正確になったら200m増えたと言うことだろうか?

お昼ご飯と「コーヒー豆乳」を買い、店を出てすぐ豆乳を投入。
気がつくと、Tシャツは雨でびしょ濡れ。
結局この「途中から雨」パターンが2日つづき、いきなり風邪を引いてしまった。

汗をかいても風邪をひかないのに、どうして雨に濡れると風邪を引くのだろう。
「Google先生」に尋ねてみると諸説あるが、雨により体が急激に冷えると免疫力が低下するという説が、もっとも納得できた。

とにかくもう雨の中を走るのは止めよう。

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2019年8月 7日 (水)

令和の誓い 3ヵ月で体重△6%

令和の誓いで、見直すことにしたのは食生活
聖域無き飲食改革だ。

結論から言うと令和に入ってすぐに立てた以下の誓いを守ることで、3ヵ月後、体重は6%、体脂肪率5ポイント、内臓脂肪率2ポイントが低下した。
仮に60kgの人ならば、3ヵ月で体重-3.6kg、脂肪-3kgということになる。


◆誓い
炭水化物をおさえる
・ご飯は軽めによそう
・これにより「カップ麺」を卒業した

平日は隔日ファスティング
・「月」「水」「金」
・土日がRUNの場合、月曜のお昼を抜くとお腹が空くので「火」「木」の2回

間食しない
・食事と食事の間隔を広く開ける
・朝食は20数年前から摂っていない。食事は「12時」「19時」のみ
夜食・晩酌の類いはなし。

こう誓うことで「スナック菓子」を卒業した。
夜の時間帯、口にするのは「黒酢」「炭酸水」「R-1」のみ。


◆積極的に摂るもの
納豆・めかぶ・煮豆
食物繊維
肉(脂肪付き)


◆摂らないもの
あらゆるパン
砂糖が入った飲料
人工甘味料


見るからにお腹が凹み、ヨコから見たラインで腹が前に出ていない。顎の線もすっきりして鏡に映る姿が若くなった。

そして、この「軽さ」を走り始めてみて実感する。
これまでは、多摩川を走っていて、細身のランナーが軽快に走るのをみて、羨んでいたが、今ならば、あの跳ねるような走りさえ、できる気がする。
今はまだLSDだが、走る度に「軽さ」が「うれしさ」に変わる。
2ヶ月半後のレースで、この「脂肪減」が、どう結果に反映されるか楽しみだ。

 

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2019年8月 4日 (日)

マラソン会場直行夜行バスを予約

2019年1月29日
今年のマラソンレースは何処を走るかを検討する。
既にJリーグ日程が発表されており、それによると11月3日はニッパツ三ツ沢球技場で横浜FC戦。最終節は新潟。
去年はJリーグ日程とつくばマラソンが重なり、応援に行けなかったので、今年は10月の大会にしたい。

いくつかの大会の中から、まだ走っていない宮城県の大会「東北・みやぎ復興マラソン」を第1候補にする。
翌日には会場そばのホテルを予約した。


2月15日
「東北・みやぎ復興マラソン2019」の要項が発表された。
毎年改善を重ねている大会のようで、ランナー目線の気配りが細やかだ。


3月15日
エントリー開始
秒殺の大会というわけではないので、難なくエントリーできた。
記念品はTシャツ。
最近は記念品を「Tシャツ以外」とする大会が多い。
その理由は、数多くの大会に出場するランナーから「Tシャツが溜まる」と不評らしい。

僕は年に1回しかレースに出ていないが「Tシャツが溜まる」という感覚は無い。
それは、気に入らないTシャツは数年、タンスの肥やしになった時点で破棄しているからだ。
気に入らないTシャツとは、肌がチクチクしたり、通気性が悪くて暑いと感じたりするものであり、これがけっこう多い。
従って「溜まる」からではなく、品質が悪くて不評というのはある。
理想のTシャツは「薄地」「通気性よし」「デザインよし」の三拍子。
それからもしも「綿100%」の参加賞Tシャツがあれば、スポーツ用ではなく普段着として重宝するのだが、過去に1つもない。


4月14日
大会公式サイトで交通手段を確認すると、自分がホテルを予約している最寄りである「名取駅送迎」がなくなっていた。
それならば、東京からの直行バスを初体験してみたい。今までにやったことのないことをやりたい。

4月15日
一晩考えて、直行バスを予約。
同じマラソンを走る仲間が東京から同じバスに乗っていくなんて、なかなか体験できないことだ。


5月1日
令和に改元
練習計画を立てる。
前半は去年まったくやらなかったLSD。
それから「距離」にこだわりたい。
ここ数年は「内容」に拘り、距離崇拝を毛嫌いしていたのだが、過去データをみると、やはり練習距離が伸びた年の結果がいいことは否めない。

そして、ここでせっかく令和という新しい時代が始まるという、貴重な機会に、なにか自分のなかで変えてみたい。誓いを立てたいという気持ちが頭をもたげた。

 

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2019年7月16日 (火)

幸せな回想

「10分ですか・・」
おじさんの顔に「鼻白むとはこのことだな」と書いてあった
そして、僕からしばし時間をとった礼を言うでもなく、踵を返し無言で立ち去った。
ふつー、こういう態度を日本では「失礼」というのである。

日頃から僕は、質問を受けると「手短に」「わかりやすく」「結論」だけを言うことを心がけている。
しかし、おじさんが求めていたものとは違ったらしい。
根っからのasicsファンで「いやぁ、素人が履いても変わりませんね」などとネガティブな回答が欲しかったのかも知れない。


可燃ごみ、不燃ゴミ、びん、缶 まるで、ISO14001を取得した企業のゴミ箱コーナーかのような徹底した分別のゴミ箱が並び、そこに配置されたスポーツボランティアがゴミを受け取ってくれる。
ゴミ捨て場をこれほど入念に設営したうえ、人々が心を込めてゴミを集める大会を見たことがない。

会場アウト
ちょっと休んだらもう普通に歩ける
カラダの回復力はすごいな


つくばマラソンからの帰路ルートは3つ
①シャトルバス TX「研究学園」行き
②シャトルバス JR「土浦」行き
③路線バスまたは徒歩 TX「つくば」へ

①②が主催者資料に記載されている。つまり推奨されている。
去年もつくばに参加している山岡君は毎回①らしいが、TXで座ることは諦めているという。

「研究学園」駅には快速が停まらない。
「つくば」を出た普通列車がひと駅めの「研究学園」に着いた時点で乗車率は100%超え。
到着を急ぐ場合、4つめの「守谷」で後から来た快速に乗り換えるのだが、もちろん満席。「南千住」で座れることはあるが、終点秋葉原はすぐそこ。
①のルートではTXで座ることは諦めなければならない。

「つくば」でお土産を買って帰りたいし、できればTX車内は座りたいので僕は③を選択する。

なお事前申込みでは①②③とは別に東京駅からの往復バス(5,800円)がある。
今回は前泊できっちり計画した後に知ったので見送ったが、今後、つくば参加の機会があれば、選択肢に入れたい。

会場を出て大通りに出る
ここから歩くのはしんどいな・・
そう思っていたら、ちょうどそこにタクシーが止まり客が降りた。すかさず「いいですか?」と尋ねると乗せてもらえた。ラッキー!

会場からTX「つくば」までタクシーで12分、1090円
「来年もまたきてください」
とても、感じのよい運転手さんだった


TX「つくば」構内「つくばの良い品」でお土産を買う
事前にリストアップしたものが無いことは前日にチェック済み。
学園手造りハム、福来饅頭を購入

「東京マラソン出たの?」
東京マラソンのニット帽を見ておばちゃんが声をかける
4回応募して2回当たりました。
「それは運がいいよ。なかなか当たらないっていうからね」

15:50発を見送り16:11の先頭に並ぶ
並んだのは2号車4番ドア前。後で気づいたのだが、3号車に並べばクロスシートがあったかも知れない・・
タクシーが拾えたという幸運もあり、ルート③でTX「つくば」に出たのは正解。
座れて嬉しい
今回の旅マラソンはうまくいったな

 

夜明けに目が覚めて時計を見ると6時
昨日の起床が6時だったからな・・
これは「**の今頃は何をしていたな」の始まり
「昨日の今頃は・・」で始まり、最後は1週間後「先週の今頃ゴールしたんだった」で終わる。
レースが快心ならば幸せな回想だ

おわり

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月15日 (月)

青い風船、5時間ペースメーカーのお姉さんがゴール

あぁ、きつかった。
やばいよ、やばいよ
ゴールして瞬時に僕は出川哲朗になった

もう一歩も走れない
歩くのだって足を引きずっている
スポーツボランティアから、ポカリスエットイオンウォーターを受け取る
でもその先は東京マラソンのように系統立てた「こちらへ進む」と言った導線はない。
走り終えたランナーは自由気ままに過ごしていて、何人かはスタンドの縁に腰掛けている

しばらく歩いたところで、僕も同様に腰をおちつけた

よかった・・
目標クリアの安堵
そう、ひと息ついたところに「青い風船」をつけたペースメーカーのお姉さんが帰ってきた
手にはポカリ、そして二人揃って爽やかな笑顔を浮かべている
その表情には、無事役割を全うした安堵感がにじみ出て美しい
駆け寄ってお礼を言おう・・
そんな気力は僕には無い

時計をみるとちょうど「5時間」
へぇ、本当に5時間なんだ
後ろにいる時は「ちょっと早すぎるよ、マージンとっているんだろうな」と思っていた
本当のところはわからないが、ペースメーカーがゴールしたのは確かに、ぴったり5時間だった。


ランナーデスクで参加記念品「地元名産品」を受け取る
ナンバーカードの下に切り取り線のついた引換券が印刷されていて「ラングドシャ」と書かれている
僕は菓子に疎いので、それがどういうものかわからない
ただ、帰宅後食べてみて、いい意味で裏切られた。美味しかったのである。
封を開けた途端にブルーベリーの強い香りがして、クッキーはぼろぼろに崩れたりしない。そしてクリームはほどよい甘さ。
TXつくば駅に同じものが売られていたので、もう1個買ってもよかったくらいだ。


■つくばの青い果実のラングドシャ
ラングドシャ(langue de chat)はフランス語で、細長い形のクッキー、ビスケット

製造販売:阿さ川製菓
10枚600円
TXつくば駅構内売店「つくばの良い品」や構内「つくばコレクション」の幟がある店で販売


「フィニッシュ後10~20分で完走記録証が発行される」と聞いていたので、それを待って受け取る
よくやった
38.2kmで追いついたペースメーカーを一気に抜いたのがよかった。そして34kmエイドでお姉さんが「お汁粉タイムロス」してくれなかったら、追いつけなかった。
勝負を分けたのは紙コップ一杯のお汁粉だった


「サブ4」ランナーが集うつくばマラソン
僕が出発エリアに戻る頃、皆さんは屋外でレース後の食事を楽しんでいる
コインロッカーから荷物を取り出して、着替えテントへ
帰り支度をする着替えテントは既に閑散としている。

「それ、新しいやつですか?」
着替え終えて靴を履こうとすると、一人のおじさんが声を掛けてきた。
蛍光オレンジ鮮やかなアッパーを見て、ヴェイパーフライ4%フライニットについて尋ねているのだ。
「新しいやつ」と尋ねるからには、初代「ヴェイパーフライ4%」と二世代めの「ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット」の違いを認識しているということになる。

ええ、そうです
「どうですか?」
これのおかげで10分は違いますね
そして、おじさんの反応は僕の予想とは違うものだった。

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月14日 (日)

40kmを過ぎて現れる、つくばマラソン一番の難所

40km
スプリット・ブレスレットで確認すると、予定より5分30秒遅れ
目標値からは差が開いたが、5時間切りには余裕がある
ただ、まだ予断を許さない。不測の事態、大崩れが怖い

第13給水(水 アミノバリュー)
左折して折り返し道路に別れを告げると、いよいよ最も警戒している「一番の難所」が見えてきた
40kmを過ぎて訪れる最後のアップダウンだ

2012年「佐倉朝日健康マラソン」の失態が頭をよぎる
高台の陸上競技場でスタート・ゴールする佐倉の場合、ラスト1kmを切って、猛烈な上り坂が待っている
自己ベスト更新を目指し、そこまで限界を超えて走っていた僕は、この坂でふらふらと蛇行してしまった
なんとか倒れることなくゴールできたからよかったものの、最悪の事態(DNF)の可能性すらあった。
最後が上り坂なのは、最初からわかっていたわけで、明らかに「坂をなめていた」と言える。

「一番の難所」を攻略に掛かる
ここで足を止めるわけにはいかない。19週間の準備を、ここまでの41kmを無にできない
下を向き、肩の力を抜いて、肘を高く上に引く
なんとか登り切った
次は下り
足の筋肉がどういう状態になっているかわからない
ここからの下りで壊れないよう、慎重に歩を進める

去年「下関海響マラソン」でもそうだったが、下り坂で足をやってしまわないために「ヴェイパーフライ 4%」が威力を発揮する。
下り坂では意図的にクッションが分厚い「リアフット」寄りで着地すると、足への負担が軽くて済む。
衝撃を乾いたスポンジのように吸い取ってくれる「ズームXフォーム」には、足を向けて寝られない


41km
「段差に気をつけてください!」
走路監視のスポーツボランティアが声をかけてくれる
残り1kmの坂(通称ソアラ坂)を一気に登り下りへ
まさか「青い風船」のペースメーカー軍団が背後に迫っていはしないか?
時々怖くなるが、もう振り返っている場合ではない。
それにしても、これまでのレースで「こんなに長い1km」があっただろうか

なだらかに続く並木道の先にゴールの競技場の姿を夢見ているのだが、行けども行けども、なかなかその姿が現れてくれない。


42km
ランナーが左の側道に吸い込まれていくのが見えた
やたっ、陸上競技場だ
ゴールの筑波大学陸上競技場
だが「長野マラソン」のようにその全容は見えてこない
大学の施設なので、威容を誇る観客スタンドがないのである

まさか、競技場に入ってから「トラック一周」とか言わないよね?
いや確かYou Tubeで見た映像では、すぐにゴールたったはず
競技場の入口からはゴールアーチが見えた
よし、終われる!
時計を確認して、少しだけ足に力を入れ直し、ささやかなラストスパートをかける
そこを一人のランナーが猛スピードで抜いていく
目の前にいる人を抜いて気持ちよく終わりたいのだろう。気持ちはわかるが、抜かれる方はいい気分はしない

アーチをくぐり、すぐに時計を止めた

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月11日 (木)

マラソンでハイタッチをする理由

ここはちょっと応えておこうか

マラソンの沿道には大勢の応援がある
東京マラソンのように「100万人」以上と発表される大会から、記憶を辿って人数が推計できそうな大会まで。
その中の一定数の人が、ハイタッチをしようと手を構えてくれる。大会によって比率は違うが、感覚的にいうと多くて2割、少なくとも1割くらいだろうか。
一方では、ランナーの中にもハイタッチに応える人と、そうでない人がいる。これは自分も同じ方向に走っているので、比率はわからない。
それは、沿道の応援に出て、全てのランナーが通り過ぎるまでハイタッチを構えていなければ、わからないと思う。
ちょっとやってみたい気もするが、それは何処かのYou Tuberに任せよう。

僕はハイタッチに応えるうちの1人だ(時々、手を構えて要求もするけど^^;)
なぜ、ハイタッチをするかというと、別に「パワーをもらおう」とか、そんなことじゃない
もしも本当に、ハイタッチでパワーが注入されるならば、誰もが道路の端っこを走り「静岡のおでん」や「菊川そうめん」のような「ハイタッチ渋滞」が起きるだろう

ハイタッチしたいと想うのは、そこに「心の通い合い」があるからだ。
目と目を見つめ合い、手を当てると心がふれ合う
そして、こういう機会は日頃の生活ではほとんどない。
沿道で「見る」スポーツの一員として参加する、競技に出て「する」スポーツに身を置く者だけにその機会がある。

上品な姉妹が「あっ、くまモン!」「くまモン!!」と呼んでくれたので、よし来たとハイタッチ
くまモン人気は根強い。今日それを改めて思い知らされた

くまモンキャップを被って走るレースはこれが3度めだが、今回はより立体的で目立つくまモンにバージョンアップした
そのせいか、序盤からたくさん声がかかった
その都度、そちらを振り向いて手を振って「ありがとう」
相手もにっこり。実に気持ちがいい。

日頃の通勤ではこうはいかない。
店頭で魚を三枚におろしている魚屋のおやじも、秋の交通安全運動で横断歩道に立っているヤンママだって、おはようさえ言ってくれない
こちらから言ってみたらとも想うが、一般的には怖がられるだろう。

恐らく今日「くまモン!」と呼んでくれた人は100人を超える
レース終盤も声をかけてもらっていたようだが、あまりにきつくてよく聞こえなかった
次は最後まで「疲れないくまモン」として走らなければと想う

一方、マラソンでは初めて着る「V・ファーレン長崎」のユニフォーム
マラソンを始めて以来ずっとデコ「20」(FCポルト→FCバルセロナ→チェルシー→フルミネンセ、ポルトガル代表)のユニフォームと決まっていた。
今回は2018年から応援を始めた地元Jリーグクラブ「V・ファーレン長崎」
ただ、反応ゼロ
一度も「長崎っ」「V・ファーレン」と言った声は掛からなかった
ここは茨城県。茨城と言えば東の端っこに鹿島アントラーズがある。仕方ないと言えば仕方ない

永遠かと想われた2度目の折り返し
ようやくたどり着いた巨大な赤いコーンで折り返す
この後、どこかで右側から来る「青い風船」ペースメーカー軍団とすれ違っているはずだが、まったく覚えがない

 

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月10日 (水)

思いのほか分厚い、青い風船の「5時間軍団」

「上り坂」の走り方はここ数年、固定している
視線は足下、拳の位置を下ろし肘を後ろに引き、極端に歩幅を狭めて進む
速く歩くよりは速いが、走りとしては歩くように遅い
ペースでいえば8分台だろう
登り切るまで「これは坂じゃない」と心に決めて、ただ前へ

下を向いて走っていると、この坂が終わった時に「青い風船」のペースメーカーが見えなくなっていないかと、内心ヒヤヒヤする
ただ、上ってしまえばこっちのもの
ここから先、筑波大学構内の6kmは「余力があるランナー」にとっては「ウィニングラン」気持ちのいいコースだ。
しかし、今日の僕はあいにく、そんな余裕はない。


36.5km
第12給水(水)

37km
「残り5km表示」が出た
残り5kmから、1kmごとに表示があります。
確かそう案内に書いてあったと想う

「青い風船」のペースメーカー率いる「5時間軍団」は思いのほか分厚い。
お姉さんはもうすぐそこに居るはずなのだが、屈強な男たちに遮られて返って姿が見づらい
ただ、もうすぐそこにいることは間違いない


38km
ついに「青い風船」が目前に迫る
38.1km
ペースメーカー二人のお姉さんのヨコに並び、ここで一気に抜いて前に出る
しばらくここで休むという手もあるが、お姉さんと日本代表の座を競っているわけではない。
追いついたということは、僕のほうがペースが速いということであり、今それを緩めることなくペースを守ろう

ペースメーカーの後ろはあれほど分厚かったが、その前にはぽっかりとスペースが空いていた
ペースメーカーに抜かれてから11km、一度は見えなくなり追うのを諦めかけた瞬間もあったが、ついにこの位置「ペースメーカーの前」に戻って来た。
とにかく、ここからゴールまで逃げるしかない。
猿壁十字路を右折して筑波大学構内へ戻ってきた。
笑顔はないが、なんとか、5時間は切れそうだ。心に希望の灯が灯る


39km
ここから今日二度めの折り返しコース
ところが、これが行っても行っても終わらない
もう、やめて~ 勘弁してぇ
と心で叫ぶけれど、だからといってコースは変わらない
コース左端を走っていると、時折ハイタッチを構えている人がいる

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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2019年7月 9日 (火)

勝負を分けた34kmエイドのお汁粉

34km
水のテーブルで水をもらう
その先に「お汁粉」テーブル
見ると水と同様の大きさの紙コップに入っている。

これならば、飲みやすそうだな・・

一瞬、迷ったがやはり見送る。今はそれどころじゃない。
一瞬の迷いはこのレースを諦めようという僕、いや最後まで諦めちゃダメだろう?という僕のせめぎ合い。
3秒くらい考えた
そして、後者の僕が勝った

そして、この判断がレースの成否分けた
「お汁粉」を諦めて「水」だけで走り始める
すると、そこには信じられない光景があった

「青い風船」がぐっと近づいている!
お姉さん、お汁粉飲んだのか ^_^
さっきまで視界から消えていた「青い風船」を再び視界の先に捉えている。
一気に「勇気」という血液が心臓から全身へ巡り始めたのがわかる


35km
スプリットブレスレット確認
4分45秒の遅れ
この5kmで遅れはさらに1分15秒拡大しているが、ペースメーカーのお姉さんが「お汁粉タイム」を取ってくれたお蔭で、目標ができて、レースに希望が戻って来た。


35~36kmの区間は再び一車線規制
片側二車線の左側を走るが、ランナーはまばらでありコース幅は十分。
視界の上端に青い風船をとらえている。
その姿はさっきまでの頼りなさが嘘のようにしっかりとしている。
37kmまでに追いつければいい

ここで7つめ、最後のジェルをポーチから取り出す。
最後の切り札として残しておいたのは「shotz カプチーノ」
45gで117kcalというわずかな熱量だが、2010年の長野マラソンで使い始めて以来、欠かしたことがない銘柄だ。
封の部分が落下しないよう慎重に切り開き、口に流し込む。
甘い!
「お汁粉」は取れなかったが、僕にはコレがある
二つ折りにして絞り出す。まだたくさん残っている。さらに四つ折りで残りを絞り出したところで残りは諦めた
多摩川のジョギング中ならば、八つ折りにして最後の一滴を絞り出すところだが、レース中にはそんなヒマは無い
空き袋はランニングパンツの右ポケットに入れる
ポケットはゴミの捨て場としても欠かせない!
(一週間後に同じ場所で発見された)

効いた!
その言葉を脳が言った
それは「残り7kmを乗り切るための新たな援軍が加わった」という自己暗示なのだが、なにも自覚がないのに、脳はだまされない。
初めて「ゴールまでジェルを摂り続ける」を実践した2010年ならば、脳がだまされてくれた。だが、何年も同じことをやっているうちに、ここ数年は脳からの言葉は出てこなくなっていた。


36km
36kmで左斜めの側道へ
左折なのだが、手書きで「左折禁止」の標識が出ていて可笑しい。
5km過ぎに下ってきたオーバーパスへと上っていく。
この坂が恐らく、つくばコース「二番めの難所」
上り勾配では距離が一番長い
ちなみに「一番の難所」は筑波大学構内に戻ってからの最後にやってくる。

お汁粉が勝負を分けた!つくばマラソン

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