2011年12月10日 (土)

横浜スタジアムでMR-Sのリリーフカーに乗りたい!

横浜スタジアムでMR-Sのリリーフカーに乗りたい。

そう思っている人はあまり多くないだろう。

一度間近で見たい。写真を撮りたい。できれば乗ってみたい。そう思ってハマスタのウェブページを見ると「ハマスタツアー」の募集が出ていた。

申込みは5人から・・ということなので、横浜、阪神、巨人ファンに声をかけてなんとか頭数を揃えた。2010年秋のことだ。

Hamasta1 雨の中、草野球

ハマスタツアーは横浜スタジアムの施設見学ツアー。ビジター用選手ロッカー、浴室、記者席、スコアボード操作室、放送ブース、グラウンド、ベンチ、屋内練習場、ブルペンなどを見学する。

所要時間:1時間~1時間30分
ベイスターズの選手は参加しない。

横浜スタジアムホームページから申込書をダウンロードして印刷。FAXで申し込む。
4人以下では申し込めない。大人4人こども1人(3歳児以下)でも要は5人揃えばよい。

Hamasta2 一塁側ベンチ

ハマスタといえば、開設当初はフットボールにも使える多目的球場。一塁・三塁内野席が可動してカタチが変わる仕様だった。今もそうなのだろうと思っていたが「人工芝を敷き変えた時に動かないようになったんです」と係のお姉さん。

グラウンドの思い思いの場所で記念写真を撮る皆さんを尻目に、開放されているライトポールの一角に、お目当てのそれを捕らえた。

Mrsr0

あった!

MR-Sのリリーフカーはライト、レフトのブルペンにそれぞれ1台。計2台がある。

はいっていいですか?待ちきれず、係のお姉さんに目配せを送る。お姉さん、仕方ないですねぇとにっこり。

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ん~ かわいい

ただでさえかわいいMR-Sにホッシーのペイント。なぜ、ミニカーを発売しないのかが不思議だ。

Mrsr3

座席が一段高く改造されている助手席のフットレスト部分は、厚いゴムシートで埋められている。

Mrsr4

座席右側には投手がつかまる手すり。左側ドアは取り外されている。

Mrsrr

幌も完全に取り払われている。運転席には合皮のシートが被せてある。シートにきちんとはまってなくてぶかぶかの状態だった。ベース車は5速シーケンシャルMT。内外装以外の部分はノーマルのままだ。

ハマスタツアーのウェブページを見ると、グラウンドで記念写真が撮られているが、この日はあいにく小雨が混じる空模様。走る姿を見ることはできなかった。

リリーフカーは走行距離が伸びない。ポールから一塁ベース付近までの1往復が150m、1試合に2往復するとしても 300m。開催試合が77として 年間走行距離は 23km。ガソリンの使用量は2リットル/年。一度満タンにすれば20年以上走れる計算になる。これだけ走らなければ、ガソリンタンク、エンジンにかかる負担が大きい。かと言ってナンバープレートを取得していないため、公道を走るわけにもいかない。整備には大変なご苦労があることだろう。

横浜DeNA球団関係者の皆さん。どうか、MR-Sのリリーフカーを残してください。きちんと手入れすればまだまだ使えます。走行距離を稼ぐために場内を走るボランティアが必要ならばやります。そして欲をいえば、ミニカーを発売してください。このリリーフカーを廃車にしたら、もうハマスタには行きませんよ!


MR-S講座

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2010年8月14日 (土)

ファイナルオリジナルエンブレムをつける

完成したMR-Sファイナル仕様ラジコン

だが、一つだけやり残したことがある。

ファイナルエンブレムである。

Final_emblem01

MR-Sのフロントエンブレムは、MR-Sロゴ。

トヨタの会社ロゴマークではない。

クルマを停めていると、車好きな男性が間近にきて、このロゴをのぞき込む。

あまり売れていない車なので「どこのクルマだろう?」と思うわけだ。

リアのロゴは「MR-S」という車名ロゴだけで、トヨタのロゴはない。

トヨタロゴはただ一カ所、ハンドルに付いているのだが、それは外からはわかりづらい。

Final_emblem

だが、このロゴを間近に見ても MIDSHIP RUNABOUT と書いてあるだけで、メーカー名は入っていない。

結局、首をかしげて去っていく。

なかには 「このクルマ、どこのですか?」と尋ねる人もいる。

トヨタですと答えると、え?トヨタですか・・と誰もが意外そうだ。

Final_emblem03

ファイナルについているエンブレムは黒地で「ファイナル専用」のもの。それ以前のエンブレムは青みがかっている。

予備に買って飾っているエンブレムを撮影。

視力検査表のように、ピクセルを変えてコピー。それを印刷。

Final_emblem04

ラジコンのエンブレムスペースは実物のエンブレムよりも縦長だったため、パソコンで縦横比率を変更して、もう一度印刷。

Final_emblem05

紙は薄手のPPC用紙。はりつけはコクヨの Power Pritt ふつうの糊だが速乾性強力タイプ。

これで、正真正銘、MR-Sファイナル仕様のラジコンが仕上がった。

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2010年8月13日 (金)

世界で1台!MR-Sファイナル仕様 ラジコン

ついにできた。

世界に一台!

Mrs1

苦節3年、ようやく手に入った1/16 ラジコン「赤」!

しかも、ファイナル仕様

そして、どうだ、この質感。

シーシーシーピーが出しているラジコン、オリジナルの「赤」は、素材のプラスチックの赤であり、色に厚みがない。

一方、我がファイナル仕様の「赤」は、シルバー下地の上に赤を重ねたことで、実によく塗装が乗っている。

Mrs2

あとは、フロントのMR-Sエンブレムの細工。

現物のMR-Sファイナル用部品から写真を起こし、縮小した1枚もののデカールを作る。

Mrs3

できれば、これに乗せる1/16サイズのフィギュアを用立てたい。

乗り手が加わると、実車モデルは格段にリアリティが増すのである。

それは以下に示す例が物語っている。

タミヤRZ350+バンダイ装着変身仮面ライダー桜島1号

Rz350_sakurajima

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2010年8月 9日 (月)

MR-Sラジコン銀を赤にリペイント

MR-Sラジコン「銀」が押し入れの肥やしになりかけていたある日、ひょんなきっかけから知人の「塗装の達人」がMR-Sを銀から赤にリペイントしてくれることになった。

リペイントと一言で言っても、器具、技術、根気と時間。
素人にはとてつもなく敷居が高く、並大抵のことではない。
以前、タミヤRZ350とタミヤYZR500ケニーロバーツ仕様を塗ったことはあるが、その時は筆塗り。
バイクは均一面が少なくあらが目立たないが、車は平坦な面ばかり。
同様にして筆で塗ったフジミMR-Sは散々な出来だった。

達人の指示どおり事を運ぶ。
まず、田宮のウェブサイトでスプレー用の塗料を買う。

Tamiya

達人の指示は2つ。
1,色見本を見てMR-Sの赤に近いと思われる2色を選ぶ。
2,届いたらカラーテストをして、使う1色を決める。

Test

カップやきそばの容器に2つの色を吹いて、ミニカーのMR-Sと見比べて色を決めた。

ここからは達人の仕事

シルバー塗装面以外をマスキングしていく。
MR-Sファイナルはサイドエアダクトなどがクローム仕立てなので、その部分はシルバーの塗装面をそのまま活かしてもらう。
マスキングだけで作業時間は2時間。

Mrs_rp03

つづいて塗装用のハコをつくる。
スプレーガンで 4度塗り。

Mrs_rp07

シートの縁に赤が入っていたので、MR-Sファイナル「赤」に合わせて、シートは筆塗りで黒にしてもらった。

Mrs_rp08

達人がもっとも苦労したのはここから。
テールランプ脇にある「MR-S」のロゴ
これをつぶさないよう「M」「R」「S」の隙間を筆塗り。
これに2時間。
大変な苦労をかけてしまった。

Mrs_final

こうして、夢にまでみたMR-Sラジコン「赤」が誕生したのである。

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2010年8月 7日 (土)

MR-S後期型ラジコンを待つこと3年

MR-Sのラジコン「赤」を3年探していた。

1/16REAL DRIVEトヨタMR-S

トヨタMR-S唯一のラジコン。
後期型
MR-Sが2002年にマイナーチェンジされた後の型を、通称「後期型」と呼ぶのだが、後期型としても唯一のコレクターモデル。
以前、デフォルメされたチョロQが缶コーヒー「ワンダゼロマックス」のおまけとして出たことはあるが、精密な再現モデルはこのラジコン以外にない。

Mrs_radicon 1/16REAL DRIVEトヨタMR-S
 ■メーカー:シー・シー・ピー
 ■標準価格:6,279円
 ■サイズ:1/16
 ■ボディカラー:赤/銀 の2種類
 ■特徴:前後ライト・ウィンカー点灯
 ■左ハンドル
 ■オープン(幌が空いた状態)
 ■フロントカバー、エンジンカバー開閉

コントローラーのスイッチでヘッドライトをオンオフできる。
右にハンドルを切れば右ウィンカー
左にハンドルを切れば左ウィンカー
アクセルを戻すとストップランプが点灯。

ここまで作り込んで、この価格は安すぎる。

ところが、MR-Sがファイナルバージョンをもって製造中止となった2007年。
店頭在庫はどこにも無し。
メーカーのシー・シー・ピーに問い合わせたがやはり在庫無し。
ネットショップにもない。
Amazon には「ただいまお取り扱いできません」というページがヒットするのみ。

仕方なく予約して待つ。
一つはヤフオクのアラート。
もう一つはAmazon のリクエスト。

ある時、Amazonリクエストへのレスポンスでメールが届いた。
喜び勇んで詳細を読むと
「***を今すぐご用意できます」
という全く関係ないラジコンの売り込みだった。

待つこと3年ようやく、ヤフオクに新品が出た。
だが、あいにくの「銀」
はじめは見送ろうと思ったのだが、よく考えてみた。
3年待ってようやく1つめの出物。
これから先、時が経てば経つほど、出物は先細りするはず。
それならば、この「銀」を押さえておいて「赤」が出たら買い直せばよい。
多少の損は出ても「銀」はそこそこの値段ではけるだろう。
この判断は吉と出た。

届いた「銀」は一度も開封せず押し入れにしまう。
引き続き「赤」のヤフオクアラート、Amazon リクエストを継続。
そうして 2ヶ月が過ぎた。

Mrs_rp00

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2008年5月20日 (火)

ワンダオープンカーコレクション

 「糖類0」と宣伝しているワンダゼロマックスは、本当に甘い。

 実際に飲んでみたら、テレビCMで「え゛~っ」と俳優が驚くのが、決して大袈裟ではないというのがわかる。

 その甘いワンダゼロマックスに、プルバックカーのMR-Sがついているという情報をキャッチした。これは、甘いうえに美味しすぎる話だ。

 巡回すること4日め。ついにファミマで発見。MR-Sはその場にあるだけ全部買おうと思っていた。缶コーヒーとしても買っておいて悪くないうえに、こんな貴重なミニカーだから、MR-S仲間に分けるなど、いくらでも使い道はある。

Mrs_wonda1  どこが、貴重かというと、MR-Sは1999年に発売され、2007年に製造中止になったのだが、市販されたミニカーやグッズのほとんどが「前期型」仕様なのである。

 マイナーチェンジ後、フロントフェンダーにフォグランプがはまっている仕様のグッズは、既に絶版になっているラジコンしか存在しない。

Mrs_wonda2  お店にあったMR-Sは2つ。倉庫にまだ在庫がないかと言いそうになったが、それは自粛して二つゲット。

 カラー青のみなので、一つは、赤に塗ることにする。

Mrs_wonda3 プラモデル塗装用のマスキングテープで、ヘッドライト、エアインテーク、フロントガラスなどをマスキングしていく。マスキングテープは大きめに貼って、プラモデル用のNTカッターで切り取っていく。

 つづいて、タミヤカラーではなく、トヨタ純正 MR-S赤のタッチペンで、塗る。Mrs_wonda4 

この時、机が汚れないよう、白い紙を敷いていたのだが、デジカメ画像のピントが安定することがわかった。瓢箪から駒であった。

Mrs_wonda5

しばらく置いて塗装が乾いてから、ピンセットを使い、マスキングを剥がしていく。前後のMR-Sエンブレムは、塗り直しが効かないだけに、マスキングテープの威力は絶大だった。赤がはみ出した所は、銀と黒のマーカーで塗って境界線を整える。

Mrs_wonda6 多少の塗りむらはご愛敬。さすが、純正カラーだけあって、それなりに見映えがする仕上がりになった。世界に1台、後期ファイナル仕様赤のミニカー誕生である。

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2007年5月21日 (月)

MR-Sウェブの閉鎖

 4月4日、いつものようにYahoo!でMR-Sを検索。
 一番上に出るトヨタMR-Sのウェブページをクリック。

 今日もせめてファイナルの写真を見て、うっとりしようかなと思っていた。
 すると出てきたのは
「ページがみつかりません」

 ばっさり消してしまっている。
 企業のウェブページでは「このページは現在ありません」というメッセージはよく見るが、跡形もなくなり、ブラウザーがエラーを返すというのは珍しい。
 一応トヨタである。
 個人が運営するウェブページとはちょっとわけが違うでしょ。

 辛うじて1枚か2枚、写真をコピーしていたが、それだけ。
 もう何も見ることができない。

 突然消すことで、ユーザーの飢餓感を煽ろうという訳ではないだろう。
もう買えないのだから。
 クルマがもう売っていないのに、ウェブページがあるのはけしからん!というクレーム対策だろうか。それならばもうちょっと消し方と言うものがあろう。
 不可解な消し方だった。

 MR-Sは7月末、特別仕様車の生産終了というアナウンスがされていたが、順調に売り切ったため、どうやらそこまで工場の稼動は続かないようだ。
 恐らく5月末には生産ラインが解消されて、6月中にはオーナーの手に渡り、トヨタの仕事を終える。

 発売当時、160万円程度で買えたミッドシップ、オープンカー。
 ファイナルは特別仕様で特別価格とはいえ240万円。
 あれだけの豪華装備ならば、それも高くない。

 晩年、月に一桁しか売れなかったホンダNSXや三菱GTOに比べれば、そこそこに売れていたMR-S。
 トヨタの懐の深さの象徴だったこのクルマを惜しむトヨタ関係者は少なくなのではないか。ミッドシップが大好きでこの会社に就職した人たちに、もう一度、心躍る機会を!





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2007年5月14日 (月)

テリー伊藤とMR-S

 MR-S後継車はわけのわからないスペシャリティカーになってしまう。
 
ミッドシップでもないし、値段も高い。デザインも普通のセダンになりそうだ。
 愕然として読み進めた「ベストカー」の巻末にはテリー伊藤の「お笑い自動車研究所」という記事があった。

(以下引用)
こんなクルマはこの先、もう発売されることはない。
もしこの先トヨタがオープンカーを作るとしても、それはメタルトップだろう・・
(中略)
トヨタはMR-Sを作ることによって「こんなに儲からない車は作ってられない」と気づいてしまった。
(引用おわり)

 中面の記事に符合したテリー伊藤の言葉には、説得力があった。
 そしてテリー伊藤はこうも書いている。

 このクルマはおそらく、古くなればなるほど価値が出てくるだろう。いまこのクルマを買った人は、20年、30年、いやその人が亡くなるまでハイウェイスターになれる。
(中略)
買った方がいい。

 そして先の言葉に続いている。
 「買う」「買う」と言い続けるだけだった徳大寺有恒と違い、実際に一定期間オーナーだったテリー伊藤の言葉にはMR-Sへの深い愛情がこもっている。
 これですっかりテリーファンになった。

 MR-Sファンで転売市場をにらんで買う人はほとんどいないだろう。
 
MR2の人気車種は、中古市場にほとんど出てこない。

 ハイウェイスターというのは歌でしか聴いたことがなくて、いったいどういう人なのかイメージがつかないが、スポーツカーファンから少なからず尊敬の眼で見られるだろうと想像がつく。

 でも、もうMR-Sは売っていない。
 もちろん中古はそこそこに市場に出回っている。
 だが20年、30年と大事に乗り続けるならば、新車で買い、慣らし運転、バッテリーや消耗品のメンテナンス、すべてを自分でやっていきたい。

 その権利を最後に手にしたのは、V EDITION・FINAL VERSION を手にすることができた1000人。
 ぜひ、末永くそこらを走り回って、スポーツカーファンの目を楽しませて欲しい。


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2007年5月 7日 (月)

MR-S後継は乗用車

 MR-Sファイナルバージョンは、11月20日に発表されて1月9日に発売された。
 1月末でベース車の販売が終わり、それ以降はファイナルバージョンだけの販売となった。

 2000年には年間5500台を販売した(MR-Sとしての年間最高記録)が、2006年はほぼ1000台。
 ファイナルバージョンは1年間で売る台数を、3か月で売り切ったことになる。

 ここ数年、自動車雑誌の新車スクープ記事では、MR-Sの後継車はハイブリッド化を軸に確実に進んでいると報じられてきた。
 「決定的瞬間捕獲」
 といったタイトルで、マスキングされたMR-Sらしきベース車がニュブルリンクをテスト走行する写真がカー雑誌に掲載された。
 そのワイドボディはそのまま発売しても、間違いなく日本一かっこいいクルマになったはず。

 ファイナルの売り切れでMR-Sは終ってしまうが、後継で魅力的な車が出るならば、それを待つということで諦めもつく。
 タイムリーなことに、ちょうど発売中だった「ベストカー」にMR-S後継車の情報が載った。よしこの記事を読んでMR-Sを諦めようと思い、購入した。

 入門用スポーツは変わらず!
 しかしまったく別のクルマに
(ベストカー2007/4/26号見出し)

 オープンカーであるということが変わらないだけ。
 ミッドシップではなく、かといってハイブリッドでもない。
 4人乗れるかも知れない。
 価格は280万円ほど・・
 これでは大衆車だ。

 以前、MR-S後継車情報としてハードトップの4シーターのイラストデザインがベストカーに紹介されたことがあったが、どうやらその路線。
 スポーツカーではなく乗用車だ。
(記事にはスペシャリティカーと書いてある)

 愕然とした。
 そしてそれに追い打ちをかける記事が巻末にあった。

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2007年4月30日 (月)

最後の一枚

 2007年、MR-Sが新車販売を終える時がきた。

 1月9日 V EDITION・FINAL VERSION 発売(特別仕様車 限定千台)
 海外では既に販売終了しているが、日本国内においてもこの千台が売れると、販売終了する。
 1月末、ベース車の生産終了

 このニュースに気付くのが遅れた。
 ただ、年間千台売れるかどうかのMR-Sだけに高をくくっていた。
 まだ3か月、まだまだ売れていないだろう。

 とりあえず、カタログをもらい、気のない商談でもしようかと近くのネッツを訪れる。
 自宅から一番近いネッツ、買うならばココでと決めている。
 この店では以前、MR-Sを試乗したこともある。
 「シーケンシャルを」と言っておいたのに、用意されていたのはMT。
 それよりもショックだったのは、ディーラーの社員が助手席に乗り込んだことだ。
 幌を上げて、見知らぬ男性と狭い車内に二人きりというのは、あまり愉快ではなかった。

 「今日はどういったご用ですか?」
 クルマをおりるとすぐ、店員が声をかけてくる。
 一旦店内に入ると、向こうからは声をかけてこないネッツ。
 だが、入り口ではしっかり対応してくる。
 入り口でも店内でも無関心を装うディーラーもあるが、これにはがっかりする。
 その日に買うわけではないとしても、やる気がないように映る空かした態度は消費者として不満だ。

 MR-Sなんですけど
 そう言うと若い兄ちゃんの表情が曇った。
 「確か・・」
 嫌な予感は当たっていて、先週最後の一台が売れたという。
 カタログも皺が入った最後の1枚。

 1年で千台がやっとのクルマが3ヶ月で千台売れる。
 いかにこのクルマを密かに欲しかった人が多いかを知った。
 マラソン完走に気を取られていた頃、最後の一台が売れていった・・

 しかし、そんな悠長なことは言っていられない。

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