2018年10月20日 (土)

翁長聖が好きだ

翁長聖が好きだ
今日の食費が300円しかないのに、回さずにいられない200円のガチャガチャのように、それは大切な宝物
翁長聖がいるから試合が楽しい
左サイドのスプリントで局面を打開する
相手にクリアされ、好機が潰えたかという時、ハーフウェイラインで回収して再攻撃
得点を決めた時は、1人歓喜の輪を離れてセンターサークルに入り、仲間の歓喜の時間を確保する
プレーだけではない。
FC東京戦(味スタ)後のインタビューでは、そのインテリジェンス、会話センスに目を見張った。
そんな彼だが、FC東京戦、札幌戦と立て続けに信じられないようなシュートミスが続いて以来、ツキに見放された感がある。
早くツキを取り戻して欲しい。
そうすれば、長崎がさらに輝きを増すことだろう。
28分
翁長聖が左サイドからクロス
GKが慌てたようにボールを押さえている
ゴールを割ったんじゃないのか?
遠いサイドで起きていることはよくわからない
翌日、DAZNで確認すると、ファンマのヘッドに合ったもののGKが楽々はたき落としていた。
39分
幸野志有人がもらったFK
バイスと慶太がどちらが蹴るかを話し合う
ここは、試合前、入念にFKを練習していたバイスの番
だが、クロスバーに当たり柏サポーターに吸い込まれた
42分
前田悠佑の足にリフレクトしたボールが髙杉亮太の手に当たり、これがハンド
ペナルティエリアのすぐ外
それは取らなくていいだろう・・
手塚のキックは僕等からみて左隅に吸い込まれた
柏レイソル、今期初セットプレーからの得点
柏レイソル、今期最多得点「4」
続いて、亀川のクロスをオルンガが初ゴール
そして試合が終わった
僕らは4点めの時点で、試合がadditional timeに入ったことすら気づいていなかった。
柏レイソルはホームでの連敗を5で止めた
今期、先制された試合はノーポイントだった両チーム
柏レイソルは初めてポイントを獲得した。
今日は柏レイソルのサポーターにとって、とても心地よいゲームになった。
その瞬間はまた、我々にも訪れるだろう。
現時点において、僕等のチームはそれを多くは必要としていない
優勝争いをするチームならば、勝ちに慣れて、その喜びすら薄れてしまうかも知れないが、僕等のチームはまだ途上にある。
2月の平塚から始まった「関東アウェイ全戦参戦」が終了した。まだ8月だというのにお仕舞いとは早すぎる。来季は11月まで均等に配分されることを願う。
【J1】1勝1分5敗
 月日  天候 キックオフ 勝敗 相手
1 2月24日   16:00  湘南
12 5月2日   19:00  鹿島
15 5月19日   14:00  マリノス
17 7月22日   19:00  川崎
18 7月27日   19:00  FC東京
20 8月5日   19:00  浦和
24 8月25日   19:00  
これにYBCルヴァンカップ、天皇杯(いずれも湘南ベルマーレ)が2敗。合わせて1勝1分7敗。
だが、実感としてはこんなに負けた気はしていない。それだけ、長崎はいつも負けていなかった。いつも全力で戦う姿だけが、目に焼き付いている。心に残っている。幸せな記憶だけがある。


V・ファーレン長崎ブログ

| | コメント (0)

2018年10月19日 (金)

いったいどこから入ったんだ?目の前で鈴木武蔵がゴール

<24節>
柏レイソル-V・ファーレン長崎

<前半>
11分
連敗中の長崎が待望の先制点を奪う。
右サイドから島田が左足でロングボールを前線に供給。
DFラインの裏に飛び出した鈴木武蔵がトラップ
ゴール裏で待つ僕らの方へ猛然と突っ込んで来る。
角度がない。そこからじゃ決まらないだろう。
かまわず、そのまま右足を振り抜く。
ネットが揺れる
サイドネットか・・
場内は固唾を呑んでいる
目の前で見守る僕らも状況が飲み込めない

いやボールがゴールの中にあるぞ
いったい、どこから入ったんだ?
いや入りゃいいんだ。おぉ~やったぁすごいぞ
そこへ武蔵がゴールマウスの裏側、本当にひと1人やっと通れるかという隙間にやって来て、僕等に向かって腕を突き上げる。どーだー。とったどー(番組チガウダロ)
おお゛~
僕らは武蔵の雄叫びに応え、大混乱に陥る
気がついたら、武蔵がいる方へ向かって走り出していた
そこにいる仲間たちとハイタッチ
戻って来て、周りの皆とハイタッチ


ただし、その喜びもつかの間だった。
21分、右サイドからのクロスでクリスティアーノに同点ゴールを許すと、わずか3分後にも同サイドからのクロスにまたしてもクリスティアーノに決められた。
試合後、徳永悠平は「自分のところから失点してしまって、チームが一つになれなかった」と悔やんだ。
だが「一つになれなかった」のは徳永のせいではないことを、ゴール裏にいた僕らはよくわかっていた。
問題のシーンは後半すぐにやってくる。


<後半>
2分
高木琢也監督の息子、利弥は柏レイソルの選手
DAZNでは「親子対決」と実況していたが、僕はそんなことはしらない。
その利弥
がゴール前に浮かせる
翁長聖がボールをケアしながら「こいこい」と徳重健太を呼ぶ
だが、そこはペナルティエリアライン上であり、徳重健太は出るのを躊躇。少し遅れてボールへ寄せてくる
そこに連係の穴が空いた
狙っていた伊東純也が、翁長聖の背後から足を出してループシュート。
徳重健太の頭上を越えたボールはゆっくりとゴールに吸い込まれた。

僕らに向かって近づいてくるボールに現実感がない
これは何かの間違いだろ?
目の前で迫ってくるボールを僕がかき出したかった

目の前で決めたゴールは2倍嬉しかったが、目の前で決められたゴールは2倍ショックだった。

しかしそれが現実のゴール
徳重と翁長は一言だけ言葉を交わしたが、それきり
互いに「それはないだろ?」というしこりを残したまま、翁長聖はハーフウェイラインに戻っていく

信じられない
1点差で追っている試合には希望がある
2点差をつけられるゴールが力負けでは無く、こんなもったいないカタチで生まれるなんて・・・


V・ファーレン長崎ブログ

|

2018年10月18日 (木)

高田明社長を前に 何も言えなくて、夏 ^^;)

<24節>柏レイソル-V・ファーレン長崎戦の日程は、柏がACL2018プレーオフに敗れた場合 8/26、準々決勝で敗れた場合は 8/24に変更される可能性があったが、結局、いずれにも該当せず、グループリーグ止まりだったため、当初の予定通り 8/25開催となった。


20分の道のりを終えてスタジアムに着く。
ビジターは東口までさらに歩かなければならない。結局、柏駅からビジターの東口までは30分。
ただ、これが復路では有利に働くのである。

入場したところには飲食の売店がある。試合までまだ2時間弱。長崎サポーターは思い思いに、のんびりと過ごしている。
長崎のグッズ販売もおこなれていて、何が出ているのかなと見ていると、背後に突然の賑わいを感じた。振り返ると、高田明社長が記念撮影に応じている。
ひとしきり撮影が終わると、高田社長がフリーになった。
話しかけようか・・いや、なんて言うんだ。いつも見てます、じゃないよな。男2人で記念撮影ってのも絵的に冴えないし。
もう、いいかな
僕がためらっているうちに、高田明社長は付き添いの人とどこかへ消えてしまった。
僕らしくもない・・



柏のピッチは想像していた以上に近かった
鹿島、浦和の場合は少々ピッチとスタンドのマージンがとってあるが、ここにはほとんどない。これだけ近いならば、キャップだけでなくペットボトルごと取り上げる必要がありそうだが、ここでは持ち込みは制限されていない。

最前列に陣取るとピッチレベルと同じ高さのため見づらい。ゴールの真裏まで行って、ある程度見晴らしがいい高さまでスタンドを上っていく。
上から3分の1の所まで行くと、ようやくクロスバーに遮られず向こうサイドまで見渡せる場所に出た。

ゴール裏に椅子がないのは、平塚、川崎と同じ。
寄りかかって見るための手すりだけがあるが、試合中そこにもたれかかるようなことはない。ほとんどのサポーターはS字フック持参で、そこに荷物を掛けている。

目の前にあるゴールに長崎がゴールを決めてくれたら、どんなに特別な気持ちになるだろう。そう考えるとわくわくする。
試合開始1時間前、柏のゴール裏の向こうに西日が沈んだ。



V・ファーレン長崎ブログ

|

2018年10月15日 (月)

ビジターサポーターのためにここまで作るとは・・柏でよりみち アディショナルタイムズ

僕は生涯で初めて柏市にやってきた。
これまで、レイソルというJリーグクラブがあること以外に、この町を語る材料を知らなかった。
もしもJリーグファンにならなければ、一生訪れることはなかったかも知れない。
「三共フロンテア柏スタジアム」は今年、最も楽しみにしていたスタジアムだ。
このスタジアムについて、僕はDAZNで見るライブ映像からしか知見がないのだが、それを見る限りスタジアムを包む一体感が尋常では無い。今年の流行言葉でいえば「柏、半端ない」である。
もちろん、一体感の理由は柏サポーターがスタジアムの大半を「黄色一色」に染めるからなのだが、それだけではない。
サッカー専用スタジアムは浦和、鹿島の本拠地もそうなのだが、ここはさらにピッチとスタンドが近く見える。

三共フロンテア柏スタジアム
住所:277-0083 千葉県柏市日立台1-2-50
収容人数:15,349人
開場:1985年


「東京」から上野東京ライン特別快速「土浦」行に乗って31分。柏駅に降り立つ。
スタジアムまでは路線バスも出ているが、時間はたっぷりあるので「徒歩20分」を選択した。


東口を出ると、黄色いユニフォームを着た紳士が立っていた。あの人に聞けばきっとスタジアムまでの順路を教えてくれそうだなと思っていると、紳士の方から新聞らしきものを手渡された。
タウン誌かな?と思いつつ、スタジアムまではどう行けば・・と問いかける。
するとユニフォームを着た紳士が、僕に手渡した紙を裏返す。そこには柏駅周辺のグルメ、スタジアムまでの順路を記した地図があった。
紳士の「いってらっしゃい」という声に送られて、お礼を言ってから足を踏み出す。


この新聞、帰宅してからじっくり読んだのだが、冒頭には「長崎の皆さま、よこそ柏へ!」というあいさつが書かれており、紙面全体がビジター・サポーター向けに編集されていた。
こんなことならば、スタジアムに着いてすぐ読めばよかった。
我々長崎県人のおもてなしは他クラブのビジター・サポーターの間で有名になりつつあるが、それほど数が多いわけでもない長崎サポーターに向けて、これだけしっかり作ってくださるとは恐れ入った。

紙名「柏でよりみち アディショナル・タイムズ」
http://k-addtimes.com


V・ファーレン長崎ブログ

|

2018年9月15日 (土)

上位チームに3連敗 でも希望の視界は開けている

23節
V・ファーレン長崎-セレッソ大阪
トラスタ


5月5日、ヤンマースタジアム長居で行われた13節は1-3で敗れている。
W杯再開直後の天皇杯で怪我をして離脱していた中村慶太がスタメン復帰。
再開後、フルタイム出場が続いていた鈴木武蔵がベンチスタート。
徳永悠平を休ませるためベンチから外し、田上大地がスタメン復帰。
徳島から完全移籍で獲得した大本が、この試合から出場できるため、初めてベンチ入りした。


セレッソ大阪は3バック(3-4-2-1)にシステム変更してから3試合め。
短い間隔での3連戦だが、ターンオーバーせず固定メンバーで臨む。

長崎は平和祈念ユニフォーム
セレッソは2ndの白ユニフォーム

<前半>
3分
CKからニアで反らしたヘッドがゴールに吸い込まれる
0-1

5分
慶太が持ち込んだボール
島田譲のシュートがクロスバーを叩く

15分
慶太が遠目からミドルわずかに左

25分
磯村の低い弾道のシュートは右ポスト

無数のとんぼが飛んでいる
秋が近い

<後半>
3分
正面FKバイス大きく上へ

4分
セレッソが1-1のシュート徳重健太がセーブ

13分
田上大地のミドルシュート大きく上にふける

28分
澤田崇に替えて武蔵

45+2分
セレッソのCK、今度はファーから2点めを決められた
0-2


試合終了時点で今期初めての18位(最下位)に転落した。
これで広島、鹿島、セレッソと3連敗。
ただし、この連敗の相手はいずれも今期上位にいるチーム。

連敗すると悲観したくなる人は多いが、これで上位対戦が消化されたという見方もある。

残り11試合 ホーム6、アウェー5
アウェー5試合の相手は柏レイソル、名古屋グランパス、ヴィッセル神戸、サガン鳥栖、ガンバ大阪

次節柏レイソル戦で今期の関東遠征は終了する。
ということは僕が応援に行く「関東アウェイ」最終戦ということだ。



V・ファーレン長崎ブログ

|

2018年9月14日 (金)

佐世保市役所 V・ファーレン長崎応援バスツアーは安い!楽!速い!

<22節>
8月15日 トラスタ
V・ファーレン長崎 1-2 鹿島アントラーズ

試合終了の長い笛が鳴るや否や、僕らは選手が挨拶に来るのも待たず、スタジアムを後にした。
これから訪れる状況を十分に察知していたからだ。

およそ1kmを歩いて駐車場「野球ひろば」にたどり着くと、既に出庫する車が列を作っていた。
早速、車に乗り込んで列の後ろに並ぶ。
しかし、停めた場所は広場の一番奥。
これから、次々と観客が車に戻り、木の葉の樹液のような渋滞が起きることは火を見るよりも明らかだ。

10分ほど停まったままの車でハンドルに伏せていた兄が、ついにギブアップ。
後ろの車にちょっと下がってもらい、車を駐車位置に戻す。
車を降りた僕等はそこから1.5kmほど離れたガストで1時間をつぶして戻って来た。
試合終了から1時間30分
ちょうど出庫する車の渋滞が終わり、駐車場を後にした。


都会の人がこの噺をきけば「車で行くのが悪くね?」と言うだろう。
僕もそう想う。
僕も最初は公共交通機関で行くつもりだった。

そうしなかった理由は、西肥バス観光が募集する「V・ファーレン長崎応援ツアー」バスが、春先の販売不振で見切りを付けて、販売中止となったためだ(それでもホームページには掲載され続けていた)


東京に戻った2週間後
佐世保市役所が「V・ファーレン長崎 佐世保市民応援バスツアー」を催行する知らせが届いた。

第5弾ベガルタ仙台戦は、最低催行人数20人ぎりぎりだったが、催行が決定され、姉はようやくトラスタの地を踏むことになった。


とにかくこのツアー「安い」「楽」「速い」
B自由席(前売り3,000円)付きで合計4,000円
(小中高は2,500円)
バス代は往復わずか1,000円見当
往復ともに運転せず寝て行けるし、バスはスタジアムに着くので、駅や駐車場からの長距離を歩かずに済む。
入出庫で駐車場に並ぶことがないので速い。


佐世保市役所の皆さん、本当にありがとうございます。
ぜひ、これから先も、末永く続けてくださるようお願い申しあげます。


V・ファーレン長崎ブログ

|

2018年9月13日 (木)

鹿島サポーターにはいい旅だった

いつもならば、スタジアムに着くと脇目も振らずにゴール裏の自陣へ向かうのだが、今日は振る舞いを変えている。
兄とメイと相談しながら、どのスタグルに並ぶかを値踏みする。
僕はとにかく並ぶのがいやなので、列が短く、流れが速いところをみつけ、さもずっと食べたかったかのように「焼そばなんか、いいですね」と口にする。

もちろん店主にとってみれば、麺や具材などにいろいろとこだわりがあるのだろうが、スタグルでやきそばは平凡だ。
しかし、実際に食べてみると、これはなかなか美味かった。


僕が発売数時間後にS指定席を買った時「二階席」より前の部分は、もう売り切れていた。
まぁ二階でも仕方ないなと想っていたのだが、席についてみるとそこはピッチ前の最前列。
あれ?そうだったかな?と少し頭が混乱する。

想像していた以上に、周りに鹿島サポーターが多い。
メインスタンドほぼ中央なのだが、ゲーム中、鹿島がゴールする度に周辺のあちこちで大歓声が上がるのは、なんだか不思議な気分だった。

もしかして、陸の孤島カシマサッカースタジアムへの往復バスでとなりになった2人が、近くにいはしまいかと少しだけ、あたりをきょろきょろしたが、見つからなかった。
恐らく2人とも単身でここまで来て、勝利の美酒に酔ったことだろう。
2人にとっていい旅になって、何よりだ。


ゲームはV・ファーレン長崎が先制した。
長崎のセットプレーの際、翁長聖はハーフウェイラインあたりまで下がり、クリアボールの回収に備える。
14分、翁長聖が放り込んだ左サイドにロングボールを、髙杉亮太はボレーキック。
これがそのままGKの頭を越えてゴールイン

あれ?入っちゃったの?
立ち上がった僕は、ゴールインを確信すると兄とメイにハイタッチ・・
と想ったら、2人は座ったまま「え、なに?」と戸惑っている。
いや、だからハイタッチ、みたいなやりとりをして、ようやく3人でハイタッチ。
しかし、周りの見知らぬお客さんを巻き込んだりしない。
というか、互いに関心が無い。

この都会の近所づきあいみたいな雰囲気がメインスタンドなのだ。
(多分、バックスタンドも同じ)


トラスタはここから一気に蒸し暑くなり、僕は具合が悪くなった。
恐らく慣れない「座りっぱなし」で足がうっ血したのだろう。
ポーチからWINZONEを取り出して水で流し込む。
これで、体調が戻り、試合終了まで座っていることができた。


ゲームは22分、39分にシルバ、遠藤に見事なシュートを決められて、後半はスコアレス。
1-2の敗戦は、5月2日、カシマサッカースタジアムでのアウェイ戦と同じスコア。
1点差には最後まで「何が起きるかわからない」という希望があったが、同点に追いつく予感はあまりしなかった。

鹿島サポーターの応援は一体感があり、声量も十分。
メインスタンドの中央にいて、より大きく聞こえていたのは左サイドだった。


V・ファーレン長崎ブログ

|

2018年9月12日 (水)

初めてのトラスタ

僕が初めてV・ファーレン長崎のホーム、トラスタに往く朝、姉が風邪を引いた。
従って、トラスタ参戦メンバーは急遽、兄、メイとの3人になった。


兄が言う
「ヴィファーレンの試合は一度行ったことがあるとよ」
もちろんだが、佐世保の人は「ヴィファーレン」と正確に発音する。
横浜に住む僕の友達のように「ぶいふぁーれん」と言って、僕に訂正されたりしないし、だからと言って「ふぁーれん」と勝手にチーム名を変えたりしない。

聞けば、その試合は去年、長崎がゼイワン昇格を確定させた試合で、遅くに駆けつけた兄はスタンドの後ろから立見したのだという。
それでも羨ましい。


16:00
兄の運転で佐世保を出発する。
チケットはS指定席なので、試合開始1時間前までに着けば十分だろう。
駐車場は「野球ひろば」をメイが予約してくれた。
いったい、それがどんな場所で、それによって僕らがどんな目に遭うのかは、この時点では知る由もない。


お盆の高速は空いていて、諫早までは1時間程度で着いた。
国道脇の歩道には、青とオレンジのユニフォームを着た人々が、三々五々スタジアムを目指している。

ホームなんだぁ

今年、関東アウェイ戦ばかり8試合に参戦してきた僕にとって、初めてのホームゲーム。ホームタウンでの試合。
粗相がないようにとびくびくせず、誰に気兼ねするでもなく、堂々としていられる。
そして、仲間がうようよいる。
いいものだ、ホームゲーム


だが、ここからは一筋縄ではいかなかった。
気がつくと、一番左側の車線だけ流れが止まっている
「まさか、こげん遠くから駐車場に並んどるっちゃなかよね」
兄が不安げにハンドルに伏せる
だが、予感は当たっていた。

一旦駐車場を通り過ぎ、もう一度、諫早インターに向けて戻り、今度こそ駐車場の列に並ぶ。
トラスタの姿が見えてから40分。
ようやく「野球ひろば」に車を停めた。
それも、一番奥に
その停車場所について、僕等は皆、かなり明確な嫌な予感がしたが、誰もそれは口にしなかった。


さぁこれからサッカーを楽しむぞ
今はその高揚感に捕らわれていればいい時間帯だから。


駐車場の列を待つ間に、雷雨が来たが、僕らが車を降りるとぴたりと止んだ。
そして、この日最後まで振られることはなかった。

長崎は今日は雨じゃなかった



V・ファーレン長崎ブログ

|

2018年9月 2日 (日)

スポーツを文化にするには、どうしたらいいだろう

<前半>
2分
鈴木武蔵からのクロスをファンマがシュートするが、GKがはじき返す。
終わってみれば、これが長崎唯一の好機。

DFのキープ、セカンドボールの奪取、W杯明け、質が上がっている。

additional time1分
ペナルティエリアのすぐ前で田上大地がハンドをとられてFK
MF柴崎晃誠が直接決めた

柴崎晃誠は長崎県雲仙市(旧国見町)生まれ
小嶺監督の国見高校を出たJリーガーだ
DAZNの実況では、そうした長崎出身の選手が長崎相手にゴールを決めると、何度も何度も、何度も繰り返して言及する。

もう少し、言われる側の気持ちにもなってもらえないだろうか。


<後半>
0-1のまま試合は進む
サッカーにおいて、1点差というのは、リードしている側にとっては気が気ではない。
手が使えないという難儀なスポーツであるサッカーでは、ゴールは奇跡であり、それはいつどちらのチームに起こるかわからない。
だからこそ、サッカーは人を惹き付ける。
1点のリードは、一瞬で勝ち点3が1になってしまう。

逆にいえば、リードされているチームにとっては希望がある。
必死で応援できる。
これが2点差となると、希望は遠のく。
奇跡は二度つづけて起きるのは難しい。
ましてや対戦相手は首位をいくチームだ。
しかし43分、その奇跡はもう一度、広島に起きた。

DFバイスを前線に上げてのパワープレイ
カウンターからティーラシンに決められて「2点差」


試合終了後、広島の選手たちはピースマッチの横断幕を持って場内を一周。
長崎サポーターもそれに応える。
それは、平和の希求を共有する貴重な機会だった。
平和を祈る気持ちは拡散し、人々の心に増幅する。
それを逆手にとって利用する人達がいなければ。


スポーツにはどこまでいっても「勝ち負け」がつきまとう。
それとは別のところで、なにかが生まれるならばスポーツは文化になる。
広島かぷーは広島の文化だという
サンフレッチェ広島は、まだそこまでではない
我らが長崎はまだ、途に就いたばかりだ。

スポーツを文化にするには、どうしたらいいだろう
時間を積みあげるだけでは、たどり着けない


祝杯を挙げるために浦桑(上五島)のスーパーで買っておいた地元の蒲鉾や天ぷらとビールで、1人残念会。
それでも、4日後には初めてトラスタへ行ける(鹿島戦)
そう思うと、少し希望が見えてきた。




V・ファーレン長崎ブログ

|

2018年9月 1日 (土)

長崎がピースマッチに平和祈念ユニフォームを着られない理由

この日、僕は上五島にいた。
宿泊先のホテルには「有線LAN」設備はあるが「無線LAN」の電波は飛んでいない。
一方、僕のノートパソコンにはLANの端子がない。
そこで、この日のためにビジネスホテル用の無線LANルーターを買って来た。
DAZNで長崎の試合を観るためだ。

ただ、この日はピースマッチということもあり、BS1で全国放送がある。
パソコンよりは大きい画面と安定した電波で、試合を観ることができた。

<21節>
8月11日
サンフレッチェ広島
広島


期限付き移籍の場合「原籍のクラブとのゲームには出場できない」という特約を交わすことが多い。
たとえば、今期J2レノファ山口でエースストライカーとなっている高木は、14節のベルディ戦に出場できなかった。
長崎の「1」を背負うGK増田卓也はサンフレッチェ広島からのレンタル中。
だが、広島はこの特約をつけておらず、増田卓也はホーム&アウェイ共に広島戦に出場できる。
ただし、今期出場したのは開幕戦から4節まで。5節からは徳重健太がフル出場を続けており、この日も出番はなし。


長崎がJ1に上がったことで今年初めて行われるピースマッチ。
11節トラスタの戦いでは、0-2で敗れている。
サンフレッチェ広島は初めて「平和祈念ユニフォーム」をあつらえた。


着用するのは、長崎とのピースマッチ 1試合のみ。

■品名:Sanfrecce Hiroshima 2018 Nike 'Pray for Peace' Kit
■価格:18,684円
■マーキング対応(追加料金なし)


【時系列の記録】

2018年6月22日
メディア発表

6月23日~7月1日
1,500枚限定で、サンフレッチェ広島公式ストアのみで販売
売上の一部を原爆ドーム保存事業等基金に寄付

8月上旬
購入者に納品



広島の選手は全員が「86」をマーキングした平和祈念ユニフォームで入場。
一方、長崎の選手は全員が「89」をマーキングした平和祈念ユニフォーム。


両チームの握手が終わると、広島の選手は「86」を脱ぎ、それぞれのナンバーがついた平和祈念ユニフォームが現れる。
一方、長崎の選手は「89」を脱ぐと、その下は通常の白い2ndユニフォーム。


当初、長崎の着用は「調整中」とされていたが、結局、長崎はピースマッチに平和祈念ユニフォームを着ることが許されなかった。

恐らく、広島が紺色、長崎が水色では、同系色となるためと推察する。
それは、とても残念な決定だった。


V・ファーレン長崎ブログ

|

より以前の記事一覧