2019年8月21日 (水)

ABBAからABABに戻っていた天皇杯のPK戦

2019年8月14日(水)
天皇杯3回戦
ヴィアティン三重-V・ファーレン長崎

<延長>
21:30
ふと空気が変わった
今までの音のモードが急にクリアになった
なぜだと思ってコールリーダーを見ると、鳴り物を止めている。
一瞬にして、それが鳴り物自粛の時間帯に入ったのだと察する。
それならば、さらに僕らが・・
そう思った時、ゴール裏のコールリーダーの居る場所から、左右に音の壁が広がり、僕らの歌声が鳴り物がなくなった静寂を切り裂いていくのがみえた。

僕らの歌は、きっと、選手たちの心に届いているだろう
初めて、そう確信できる一瞬だった

延長後半5分
米田隼也が故障して担架が呼ばれる
まずいぞ、交代枠終わってるし
と思ったら、天皇杯ルールで延長に入ると「さらに1枠」があり、亀川諒史が入る。

リーグ戦、全戦出場中、最も働いている亀ちゃん
今日もこの大切なところで出てくれてありがとう。
亀ちゃんの家には足を向けて寝られないよ。
と言いつつ、ここでも僕は「亀川発の決勝クロス」だけを想像していた。

長崎が決勝ゴールを奪う予感は得られないまま、120分が終わり、PK戦へ。
両チームの選手はベンチ前でそれぞれのミーティングに入る。
僕らサポーターも一旦、給水タイム
すると、三重サポーターが肩を組んで唄い始めた。
先ほどまでは、もう少し間隔があったが、今や数列のラインダンスに集約されている。

まずい
嫌な予感は「二年連続」
そう。去年は平塚でPK戦負けを目の当たりにした。

2018年天皇杯3回戦
湘南ベルマーレ-V・ファーレン長崎
0-0のスコアレスで迎えた延長前半、鈴木武蔵が先制。
しかし、延長後半additional timeに表原に決められて同点。
ABBA式のPK戦へ。
(4-3で湘南が勝利)


PKは湘南サポーターの側で実施
「ノックアウト戦をホームで開催しているうえに、PKまで自陣で行うとは・・せめてPKはアウェイ側にして有利不利を均一にして欲しかった」
去年のブログで僕はそう書いている。
今日は三重の皆さんが、その気持ちでいることだろう。


<PK戦>
一番手は三重が先攻。両チーム共に決めて二番手へ。
すると、二番手も三重の選手がボールを先にセットした。

去年がそうだったので今年もABBA式かと思っていたら、今年はまたルールが変わり、元のABAB式に戻っていた。

ABBA式は先攻>後攻のの順番が一回ずつ入れ替わる。
PK戦は「先攻が有利」と言われており、公平を期すための方式。
天皇杯が第98回天皇杯(2018年)で採用したが、1年で元に戻した。
YBCルヴァンカップ2018は7月31日、ABBAからABABに戻すことを発表し、9月5日のノックアウトステージからABABに変更した。

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2019年8月20日 (火)

やっぱりそうなるのか!天皇杯二年続けての延長戦

2019年8月14日(水)
天皇杯3回戦
ヴィアティン三重-V・ファーレン長崎

<後半>
三重のサポーターはオレンジ色のライトを翳して、選手たちを迎える。
精霊流しの灯籠のようで綺麗だ。
数えれば数えられるほどの人数だが、いつも「関東アウェイ戦」ではそちら側にいるので、皆さんの気持ちはわかる。
要は人数など気にしていないのだ。
自分が歌えば、自分の歌声が一番よく聞こえるし、仲間の歌声が一番耳に届く。それをかき消すほどのホームサポーターの大合唱というのは、滅多にお目にかかれない。

0分
前半の終わりがけ、足を引きずっていた鹿山拓真に替えてイサンミンが入る。
さぁ長崎が風上に立つと思っていたら、あれだけ吹いていた風がぴたりと止んでいる。


ホームのゴール裏は「関東アウェイ戦」のそれとはひと味違っていた。
まずチャントの種類が多い。そして、ゲーム中いいプレーをした個人へのチャントもあった。
これが、以前からそうなのか、応援を取り仕切る団体によるものなのかは、僕にはわからない。

30分
強風が吹き始める
サポーターたちが一斉に顔を背ける
帽子が飛ばされそうなほどの風、マジックテープの位置を深く変えて対策する。

33分
幸野志有人に替えて吉岡雅和

40分
今度は一気に雨が来た
最後列までは降り込んで来ないが、鰯の大群のような隊列の雨筋が肉眼ではっきり見える。

42分
三重に押しこまれる時間帯へ
シュートがクロスバーに当たる
直後は富澤がダイビングでビッグセーブ
さらに富澤がループでシュートをかき出す
この数分だけで3点は「やられた」と覚悟した。
ここで、富澤株急上昇。

45分
イジョンホに替えて大竹洋平
前節は出場停止で休養明けのリーグ戦メンバーの投入
サポーターの「洋平コール」に力がはいる
この時、僕は「大竹発の決勝アシスト」だけを想像していた。

三重の猛攻を凌ぎ、辛うじて引分けに持ち込んだ。
「やっぱり、そうなるのか・・」
ここからは15分ハーフの延長戦。
どちらが点を取ろうが、最低でもあと30分は帰れない。
天皇杯三回戦で延長に立ち会うのは二年連続2回めである。
(2018年は平塚)

ここで電話が鳴動する
「どうすると?」
姉からである。
いやぁ悪かばってん、ここで帰られんばい
「まぁそうやろうねぇ、はいはい」
まぁそう言うと思ったという諦めの境地にいる様子
こうなると、さらに負けられない

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2019年8月19日 (月)

天皇杯<前半>いいところない富澤雅也

2019年8月14日(水)
天皇杯3回戦
ヴィアティン三重-V・ファーレン長崎
トラスタ

<スタメン>
FC琉球戦をベンチで過ごした翁長聖がスタメン
黒木聖仁がDFで出場する
主審は谷本涼

 

<前半>
前半は長崎が向こう側、三重のゴール裏に向かって攻める。
向こうから強風が吹いていて長崎が風下。一般的には不利な状況だが、それが幸いした先制点が生まれる。

13分
長崎の初シュートはイジョンホのバイシクル(オーバーヘッド)右へ外れる

21分
1人で持ち込んだ新里涼
GKが前に出ているのをみて右足でループシュート
これが逆風に程よく押さえられてゴールに吸い込まれる。
長崎先制!
周りにいる皆さんとハイタッチ会
男性から女性、大人、子ども、若者まで。この瞬間の幸せはホームでもアウェイでも何処でも変わらないのだが、やはりホームゴール裏のそれは格別なものに感じられた。
しかし直近2度、先制から逆転されているだけに、気持ちにゆとりはもてない。

29分
右サイドからのクロスにイジョンホがヘッドで合わせて2点め
この崩しには上位リーグに属する選手としての質の高さを見た。
カテゴリーでいえば2つ下(J2>J3>JFL)のチームを相手に2点を先制すれば、それは「余裕の2点」
だがここから「サッカーでは2-0は怖いスコア」という定説を実証していく。

43分
三重のCK グラウンドを転がるボール
長崎の選手は富澤の前に固まっていて、その外側から塩谷がフリーでシュート。富澤動けず。
DFは誰かボールに詰められなかったの?心にわだかまりが残る失点。

47分
遠目からのFK
平信が蹴ったボールは密集した選手の誰にも当たらず、ワンバウンドでゴール左隅に納まる。富澤は手を出すこともせず。
ボールがそのまま来て、そして枠内に入るとは思わなかったという反応。甘いな・・
ここまで、富澤にいいところ無し。
これで試合結果が悪ければ「徳重を出していれば」と言われたところだ。
あっという間に「余裕の2点」を吐き出したに留まらず、さらに三重の攻撃が続く。
「もしかして、前半のうちに逆転されるのでは?」
という予感すら漂う。結果的にはここを凌いだことが勝利につながった。

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2019年8月18日 (日)

お盆のトラスタ 初めてのホーム・ゴール裏

2019年8月14日(水)
佐世保はお昼までは晴れていたが、午後からは時折雨が降り出した。
諫早市の天気予報は、発表される毎に刻々と状況が悪くなっていく。
台風10号は四国から中国地方を縦断するルートだが暴風円の左端にすっぽりと長崎県が納まっているからだ。

試合開始3時間前、姉の車を運転して佐世保を出る。
西九州自動車道路に乗ると、いきなりワイパーも効かないくらいの雨が降り始めた。
雨合羽は持って来たけど、今日は屋根のあるB席で大人しくしようかという選択肢が浮上する。

天皇杯(以下、EC)のチケット種別は「指定席」と「自由席」の2区分で、ゴール裏に入場するために買った「自由席」で指定席以外の何処にでも入場できる。

諫早インターで高速を降りる頃には雨が上がった。
南の空が明るい。あちらは島原方面か。一方、西の空にかかった雲はどす黒い。どちらの雲がやってきてトラスタを覆うのかによって、今日の天候は大きく変わってくる。


去年「お盆のトラスタ」(ゼイワン鹿島アントラーズ戦)に来た時は、兄が予約しておいてくれた駐車場(野球場)に入れたのだが、出庫するのに試合後2時間近くを要した。

今日は高速を降りるとトラスタへは向かわず、諫早駅へ向かい諫早駅近辺の駐車場に停める。
Jリーグ開催日ならば、諫早駅からトラスタへバスが出ているが、天皇杯ではバスが運行されない。
これは「行きつけ」のShonan BMW スタジアム平塚も同じだ。Jリーグ戦、YBCルヴァンカップは平塚駅からスタジアム行き直行バスが出るが、天皇杯だけは運行されない。
主催団体が違う(ECはJFA)という理由で制約があるのか、ただ単に客数が少ないと見込んでいるからなのかはわからない。


バスのりばの側には、いつも通りタクシーが待っていたので乗車。V・ファーレンロード沿いに人影はまばら。
オレンジ色のユニフォームを着たヴィアティン三重サポーターが1人で歩いている。はるか鈴鹿からやってきたのだろうか。その心意気を尊敬し、共感する。そして、試合内容は彼が遠路はるばるやってきたことに十分応えるものになる。


810円を支払い、タクシーを降りると、雨は完全に上がっている。スタグルは一カ所に集約されていて店数が少ない。先日、水戸で見かけた「リンガーハット」「岩崎本舗角煮まんじゅう」の姿は見えなかった。

ここで、姉の家族とは一旦お別れ。
姉たちは屋根のあるバックスタンドのB席へ。
僕はホームV長崎側のゴール裏。
ECは「延長戦」の可能性もあるので、時間は決めずに試合終了後の待ち合わせ場所だけを決めた。
もちろん90分で終わってもらいたい。
いや、90分で勝って終わってもらいたい ^^)


V・ファーレン長崎を応援し始めて以来、初めてのホーム・ゴール裏。
最近のお気に入りであるバンデーラの延長戦上にある最後列が空いていたので「今日はここから」と決める。
しかも、期せずしてそこは二階席による「屋根」があり、雨が降り始めても合羽を着なくて済んだ。

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2019年8月13日 (火)

今年も「お盆のトラスタ」に行ける喜び

「関東アウェイ戦」に定住している僕が、一年に1度、V・ファーレン長崎のホームゲームを見に行ける機会が、里帰り中の「お盆のトラスタ」

去年は8月14日に鹿島アントラーズ戦があり、親戚と共に観戦した。
今年も1月の日程発表を心待ちにしていたが、あいにくホームは8月17日の柏レイソル戦。
今年は「お盆のトラスタ」は無しだなと諦めてから半年、再びその可能性が浮上した。


2019年7月3日
天皇杯は2回戦からJリーグチームが登場する。
7月1日に確認したところ、その時既に、トラスタ公式サイトの日程一覧には「8月14日天皇杯3回戦」と記されていた。
相手がどのチームになるかわからないので会場が不確定だし、そもそも、V長崎が勝つという保証も無いのに、その堂々とした?書きっぷりが潔かった。

V長崎は高知ユナイテッドFCと対戦。
トーナメント表のもう片方の山には「お馴染み」の湘南ベルマーレ。天皇杯は下位カテゴリーチームのホーム開催と聞いていたので、長崎が勝てば「トラスタで湘南戦」となるはず。
ところが、長崎は辛勝したものの、湘南ベルマーレがまさかの0-4負け。
勝ったのは三重県代表「ヴィアティン三重」だ。

三重のホームは「三交鈴鹿」
正式名称は、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 サッカー・ラグビー場メイングラウンド(三重県営鈴鹿スポーツガーデン)
収容はメインスタンド:約3,300人、サイド・バックスタンド約8,700人(芝生席)
交通は近鉄名古屋線 白子駅西口より南部地域コミュニティバス白子・平田線「イオンモール鈴鹿」行きで「三重交通Gスポーツの杜鈴鹿ぐち」下車(所要時間23分)そこから徒歩15分
鈴鹿サーキットのすぐ側にある。

規模といい、地の利の悪さといい、お世辞にも立派とは言えないが、J2リーグにはよくある環境なので、ゲームの主催になんの不都合も無い。

やはり「お盆のトラスタ」無しか

そう思っていた2回戦から5日後の7月8日、天皇杯を主催するJFAが3回戦概容を発表した。
V・ファーレン長崎(J2)-ヴィアティン三重(JFL)の会場はトラスタ!

天皇杯3回戦以降は、下位カテゴリーのホームで行われると聞いていたが、これは「J1、J2、J3」同士の対戦に限られるようだ。
3回戦の会場を見てみると、J1-J2、J1-J3の対戦はほぼ下位カテゴリーのホーム開催。
唯一例外なのが、サンフレッチェ広島-ツェーゲン金沢がエディオンスタジアム広島で行われる。
両チームとも公式サイトでは、会場決定の経緯について特に言及していない。

Jリーグ-JFLの対戦はいずれもJリーグクラブのホームで開催される。
ジュビロ磐田-ヴァンラーレ八戸(ヤマハ)
レノファ山口-アルテリーヴォ和歌山(みらスタ)

ただ、Jリーグ-大学の場合は、対応が分かれる。
ガンバ大阪-法政大学は法政のホームと言えそうな「味の素フィールド西が丘」
大分トリニータ-鹿屋体育大学は、大分ホームの昭和電工ドーム大分


7月1日時点でトラスタの公式サイトに「8月14日天皇杯3回戦」と明記されていたのは(長崎が勝ち抜けば)相手が「湘南」「三重」どちらに転んでもトラスタ開催となることがわかっていたためだろう。

 

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2019年8月12日 (月)

長崎に「鳴らぬ笛」は存在しないか?

「判定に不満を述べるのは、いつも敗者」
これは、かつてFCバルセロナを率いていた時に、フランク・ライカールトが語った言葉である。
彼は勝ってこれを言ったのではなく、負けてこれを言った。
つまり「だから、僕は判定について何も言わない」ということを言い表したのだ。
しかし、こういうクールな監督は希だ。

アーセン・ベンゲル、ジョゼ・モウリーニョ、ジョゼップ・グアルディオラ、ルイス・フェリペ・スコラーリといった名匠は「微妙な判定」で大一番を落とすと口角泡を飛ばして、審判に嫌みを言い放った・・・

 

26節 FC琉球-V・ファーレン長崎
後半45分のシーンを再現する。

ハーフウェイラインからドリブルで突進したイバルボは、そのままペナルティエリアに侵入。
この時、2人の相手選手に囲まれたが、左側から詰め寄った福井諒司はボールからは数メートル離れている状態で、イバルボの足にチャージ。そして、すぐさまステップを踏んでペナルティエリアラインの外に両足を揃えて立ち、両手を広げ「セーフ」のポーズ。
「外ですよ」のアピールだ。
ファウルをとられることは仕方ないが、PKではなくFKにしようという印象操作である。
足を掛けられたイバルボはもんどり打って倒れている。

プレーはそのまま続行されたが、イバルボとボールを競った琉球の選手が倒れているのをみて、東城穣主審はプレーを止める。
その瞬間「あぁ~」と下を向くFC琉球の選手が映る。「PKをとられた」と観念していたのだと推察する。

結果的に東城主審はPKもFKも与えず、ノーファウルで試合を続けた。

副審 村井良輔、浜本祐介、第4審 日比野真の3人からも、インカムを通じて「東城さん、それPKですよ」の進言はなかった様子。
それがどのようなルール解釈によるものかは4人に聞いてみなければわからない。


ただ、1つ言えることは、この試合は珍しく長崎が(相手の)ファウルをとってもらえていた、つまり「笛が鳴っていた」ということだ。
序盤から、両チームに対して、均一な判定がくだされていた。そういう意味では後半45分までは、久しぶりに安心して見ていられたのだ。


なぜ「久しぶり」かというと、19節以降「長崎に対する判定が辛い」と感じていたからだ。
長崎がファウルを犯した時には、的確に笛が吹かれる。
しかし、相手チームのファウルには笛が鳴らない。
それによって、直接、試合が決まってしまうことはなかったが「攻勢」「劣勢」の流れは変わってしまう。
その「鳴らぬ笛」の大半は呉屋大翔であり、それに対して呉屋が執拗に抗議するというシーンをリプレーのように何度も見せられてきた。
今にその抗議に対して呉屋に警告が与えられるのではないか?とヒヤヒヤしながら、19節~26節を見ていた。


そして迎えた27節。
ひさしぶりに安心して見ていたが、最後の最後に勝敗を左右する「鳴らぬ笛」

NPBのナイターを見ていて、いつも感心するのは、選手が打席に入る時は主審に挨拶を欠かさないことだ。出塁すれば塁審への挨拶も忘れない。
今に走塁途中にハイタッチでもするんじゃないかと思うくらい、気を配っている。
僕にはそれが「気を遣っている」ように見えてならない。
野球はサッカー以上に、審判が生殺与奪の権利を握っている。
今でこそ「リクエスト」という制度ができたが、それでも「ストライク」「ボール」の判定は審判の聖域だ。


審判が「長崎に辛い」と思い始めた時は「呉屋くん、審判の反感買うのはよそうよ」と思っていたが、そんなことも言っていられないところに来たと思う。

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2019年8月11日 (日)

突進するイバルボ!鳴らなかった審判の笛

「シーズン終盤にひとつのカタチができればいい」
4節愛媛FC戦の後、手倉森監督が語っていた。

26節を終えて11勝4分11敗勝ち点37で12位
2位京都と13点差
6位山形と 6点差

残りは16試合。まだ38%も試合が残っている。
27節FC琉球、28節柏レイソル戦を終えるとちょうど3分の2。
29節から始まる「終盤」に向けて、カタチが見えてくればいい。


2019年8月10日(土)19:03
FC琉球-V・ファーレン長崎
タピック県総ひやごんスタジアム

<スタメン>
GK 徳重
DF 香川 亀川 徳永 サンミン
MF 吉岡 秋野 カイオ 澤田
FW 呉屋 畑
<ベンチ>
GK 富澤
MF 幸野 磯村 中村 翁長 米田
FW イバルボ
前節出ていない秋野央樹、澤田崇に期待したい。


この試合はピースフルマッチとして開催される。
長崎は平和祈念ユニフォームを上だけ纏って入場。ゲームでは5試合ぶりの2nd「白」ユニフォーム。
ヴィヴィくんも沖縄までやってきた。

手倉森監督
後悔しないような戦い方をしないといけない。
目標に対して可能性がある限り視力を尽くす。
琉球のストロングとウィークを理解した戦い方をする準備をしてきた。

<前半>
15分
初CKは秋野央樹が蹴る
鋭く曲がるパーフェクトなキック
呉屋大翔がヘッドで合わせて先制!

19分
イサンミンが視界を遮り、徳重健太シュートが見えず。
風間に決められる。同点

21分
富所のシュートを徳重が弾き出す。

23分
秋野2本めのCKもナイスキック。
呉屋のヘッドわずかに届かず。
ここからは長崎がボールを奪って攻める展開が始まる。

31分
秋野3本めのCKもいい展開

35分
呉屋がドリブルで持ち込み、秋野がコントロールシュートは左へ。

+1
4本めのCK 追い風を利用して強いカーブをかけたおもしろいボール。秋野のCKはゴールの予感がする。

<後半>
強い雨が選手たちを打ち続けている。

14分
亀川がペナルティエリアに持ち込むがカルバハルに阻まれる。

16分
香川勇気のクロス、亀川諒史のシュートはわずかに右
長崎攻勢

25分
澤田崇に替えてイバルボ
FW3枚!

29分
イバルボが自陣でボール奪取からドリブル突進
亀川諒史のナイストラップからの優しいクロスを呉屋が押しこむ

31分
カイオセザールが自ら交替を申し出て中村北斗が入る

40分
上門が角度のないところからブレ球のシュート
徳重健太反応できず同点

44分
畑潤基に替えて米田隼也(今期初出場)

45分
中盤からボールを持ったイバルボが突進。誰も止められないままペナルティエリアへ入ったところで福井諒司がイバルボの足を掛ける。ファウルの自覚があった福井は足を揃えて「ペナルティエリアの外ですよ」というアピール。しかし、外でもなく内でも無く主審の笛は鳴らず。

+7分
CKからこぼれた球を和田が蹴り込み
FC琉球3-2

勝負を分けたのは強風のCKだったのか?
笛が鳴らなかったPKだったのか?
この強風と雨のなか、選手とサポーターは最後まで必死で戦ったことだけが事実である。

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2019年8月 6日 (火)

諦めるのはまだ早い

2019年8月4日(日)18:03
V・ファーレン長崎-FC岐阜
トラスタ

<後半>
開始と同時に、香川勇気に替えて翁長聖
中3日の3連戦でほとんど出番がなかった翁長に、ようやくまとまったチャンスがきた。
さぁ頼むぞ、ヒジリ!

3分
磯村亮太が自陣でボールを奪われて、川西に2点めを決められる。
かねてから不用意な「ロスト」相手への「パス」失点シーンでの「ツメ」の甘さでサポーターを嘆かせてきた。
チームの士気に関わるのではと心配だ。

12分
ゴール前のこぼれ球からデフリースのナイスシュートを決められて1-3

16分
畑潤基にピンポイントのクロスが入るが、ヘッドはあらぬ方向へ外れてしまう。

18分
大竹洋平が累積4枚めの警告を受けて、次節出場停止。

20分
大竹洋平に替えて吉岡雅和
このところ、大竹はずっと出ずっぱりでゲームを作ってくれた。
お盆の天皇杯、28節柏レイソルとの大一番(いずれもトラスタ)に、リフレッシュして戻ってくれればいい。

22分
今日初めてのCKを吉岡雅和が蹴る。トリックプレーで転がしたボールに澤田崇のシュートは浮いてしまった。

29分
澤田崇に替えてイバルボ

29分
CKからのこぼれ球が磯村の前に転がる。
「ごっつぁん」の汚名返上場面だったが、大きく上に外す・・

+2分
プレーを急ぐため、イバルボがロングスロー
翁長のお株を奪うような飛距離で呉屋がひろう。
DFを背負ってのシュートはGKがセーブ。

+5分
もう1度、イバルボのロングスローから亀川諒史のシュートが外れたところで試合終了。
V長崎 1-3 FC岐阜


両チームが挙げた4ゴールはいずれも「それが入るのならば仕方ない」という高い技術によるもの。
今日はシュート技術で長崎が劣り、試合が決まってしまった。


前節に続いて長いミーティングを終えてからの手倉森監督インタビュー
先制で舞い上がったところがあった。
相手にチャンスを与えるミス、そこからの振り出し。
ミスして失点して「自滅だ」という話しを選手たちにしてきた。
気持ちのつながり、ミスで震え上がるやつとミスで下向くやつと。
連係、気持ちのツナガリに危機感を持たなければならない。
勝利のメンタルをもう1度構築しないといけない。


諦めるのはまだ早い。
1年を通じて戦うリーグ戦には「悪い時」のあとには「いい時」が来るし、ライバルチームに「悪い時」もやってくる。
あの時、諦めていなければ。
あの最悪の状況で、最善の結果を積み残していれば。
幾多のチームが、そういう後悔をしてきたのだ。

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2019年8月 5日 (月)

呉屋大翔に7試合ぶりのゴール

前節、下位の愛媛FCに破れて、長崎サポーターは悲嘆にくれたのだが、愛媛FCは17節、ホームで柏レイソルを3-1で破っている。
相手が上位だろうが下位だろうが、勝つことも負けることもあるということだ。

25節終了時
11勝4分10敗勝ち点37で10位
自動昇格2位京都と10点差
プレーオフ圏6位横浜FCと4点差
前節まで首位柏レイソルは7連勝。
当面の照準は2位に切り替わっている。


2019年8月4日(日)18:03
V・ファーレン長崎-FC岐阜
トラスタ
8月よりJリーグに適用された新ルールでの初めての試合。

<スタメン>
前節、出場しなかった澤田崇が先発
翁長聖はベンチ
玉田圭司がベンチにも入っていない

手倉森監督
この間、すっきりした負け方したので今日はすっきり勝ちたい。前向きに。
守備においての危険察知が欠けていたところは反省して。
今日もしぶといゲームになる。


長崎サポーターは選手入場時に際して「クスノキ」(福山雅治)を歌う。DAZNの音声で、きちんと合唱が聞こえてきた。
V長崎は平和祈念ユニフォーム。FC岐阜は1st緑のユニフォーム。
珍しいことに徳重健太は緑の平和祈念ユニフォーム、パンツは2ndの黒を着ている。ピンクよりも強く見える。
長崎出身、徳永悠平が平和宣言を読み上げる。


<前半>
従来ルールでは、コイントスで勝ったほうがエンドを選ぶ(前半に攻めるゴールを決める)ルールだったが、改正でキックオフを選べるようになった。
FC岐阜がコイントスに勝ち「エンド」を選んだ。
長崎は右から左、つまりいつもと同じ方向で攻める。

3分
澤田崇が左サイドに侵入。巧みなドリブルからクロスを挙げ、呉屋大翔がこれまたいい角度にボールを反らせて、7試合ぶりのゴール。
GK一歩も動けず
長崎先制!

8分
バホスがペナルティエリアで巧みなフェイントからシュート。ポストに当たり「ヒヤリ」

11分
亀川諒史からのクロス、呉屋大翔のシュートはヒットせず

16分
ボールのないところでバホスが背後から徳永悠平を倒す。
西村雄一主審はファウルをとらず。
去年はフロンターレ川崎戦で、西村主審のトリックプレーで長崎は試合を失っている。今日はおかしなことがないよう祈る。

19分
FC岐阜のFK
長崎は3人で壁をつくり、FC岐阜の選手は壁から1m離れるという新ルールが適用される。

21分
バホスの決定的シュート、徳重健太が弾く

25分
事前に告知されていた「飲水タイム」
先制した後は、ほぼ岐阜の攻撃時間。
長崎がゴールに迫る場面はない。それならそれで、前半をリードで終えられれば・・
そう思った時だ。

44分
縦パス一本を受けた川西がテクニカルなシュートで徳重健太の上を抜く。同点
それが入るようでは仕方ないという技ありの一撃だった。

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2019年8月 1日 (木)

3日後に何が起きるかは、誰にもわからない

24節終了
11勝4分9敗 勝ち点37で8位
首位京都とは9点差
6位岡山とは3点差

2019年7月31日(水)
V・ファーレン長崎-愛媛FC
トラスタ

<スタメン>
GK 徳重
DF 香川 高杉 亀川 サンミン
MF 吉岡 大竹 秋野 カイオ
FW 長谷川 呉屋

控え
GK 富澤
DF 徳永
MF 中村 澤田 翁長
FW 玉田 イバルボ

前節から中3日の試合なので、スタメンを大幅に入れ替えるかと思ったが、ほとんど替わりなし。
湘南から期限付き移籍でやってきた秋野央樹がスタメンで初出場。澤田、翁長、イバルボが切り札としてベンチに控えるのは前節と同じ。

手倉森監督
(前回愛媛には手を焼いたという印象がある?)
愛媛のボールを保持するスタイルは変わっていない。
僕らは統率がとれてきて、あの当時とは変わっているので、あの時の我々じゃ無いよと言うのを愛媛に示せたらなと思います。


長崎は平和祈念ユニフォーム
愛媛FCは黒い西日本豪雨災害復興祈念ユニフォームを着用する。
コイントスに勝った愛媛FCはサイドを変更した。
これにはいったいどのような意図があるのだろう。

<前半>
12分
縦パス一本、丹羽に決められる
愛媛先制
これで前半15分まででは8失点め

21分
主審の判断で給水タイムがとられる

36分
大竹からのスルーパスを吉岡シュート右に外れる

39分
左45度から切れ込んだ下川がシュート
過去に何度もみた失点パターン
まさかの2点ビハインドで後半へ

<後半>
5分
前掛かりになった長崎の守備が緩い
容易にカットイン、クロスを挙げられて近藤が楽々合わせて3点め
16分
呉屋が落としたボールを吉岡のシュートは右へ外れる
今日は「枠」に入らない

19分
吉岡雅和に替えて玉田圭司
長谷川悠に替えてイバルボ

27分
下川が楽々1人で持ち込んで足を振り抜くと呆気なく4点めが決まる

28分
大竹洋平のクロスから裏に抜けた玉田圭司が一瞬でゴール
1点を返す

32分
香川勇気に替えて翁長聖
右サイドMFに入った翁長にボールが渡ると、ドリブルでライン際を切り裂いていく。
その都度、躍動に期待が高まった。


手倉森監督
いろんなバランスを欠いた
深層心理で自分たちは大丈夫なんじゃないかという気持ちが出た。
夏場のゲーム、人数(メンバー)を変えながらというのも考えたが、最小限しか変えずに臨んだのがチームに安心感(油断)を与えてしまったのが俺の反省かなという話しを(試合後ミーティングで)した


人生山あり谷あり
チームも山あり谷あり
終わった試合は戻ってこない
今できることは、未来に向けて、どうするかを考えることだ。
幸い、リベンジの機会は中3日でやってくる。
目を三角にした選手たちの戦いを楽しみに待とう!

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