2018年6月24日 (日)

両チームのGKが同じ色のユニフォームを着ている

日産スタジアムでの横浜F・マリノスを終えた僕には目に焼き付いた光景があった。
それは僕ら長崎のアウェイ応援席側のゴール裏にいたボールガールだ。
これまでに見たことがあったのはボールボーイ。
そのクラブの下部組織であったり、近くの学校でサッカーに勤しんでいる少年たちだ。

ほかのボールガールは設えられた椅子に座っているのだが、1人だけ椅子に座らず、前を見据えている。
凛々しい
かっこいい
未成年の少女をかっこいいと思ったのは、初めての経験だった。


不思議に思ったことも1つある。
徳重健太が1stの黄緑ユニフォームを着ていたことだ。
横浜FマリノスのGK飯倉大樹も1stの黄緑ユニフォームを着ている。

もしも1点ビハインドのラストプレーでCKを獲得し、開幕の湘南戦のようにGK(あの時は増田卓也)が上がったら
ペナルティエリア内には黄緑のGKが2人になる
そこで、徳重は守っている振りをしてゴールに背を向けて立つ
混乱する横浜Fマリノス守備陣・・
試合前、そんなことを考えていたが、大差がついたため、その機会はなく事なきを得た(笑)



湘南、横浜とつづく「関東2連戦」が終わった。
この連戦でお話した長崎サポーターさんの8割がたが「遠征組」
連戦の間、関東に居座るという方も多かった。
片道3時間の近場しか行かない僕には頭が下がる。

試合終了と同時にスタンドが日陰になる(泣)という猛暑と残念な結果を受けて、遠くまで帰る皆さんはさぞかし疲れただろう。
道中誰かとサッカーの話しでもできる相手がいれば気も紛れるだろうが、1人きりだとそうもいかない。
カシマサッカースタジアム往復バスと違い、羽田-長崎便に乗り合わせる隣人はサッカーファンとは限らない。

それでも皆さんはまたきっと、V・ファーレン長崎と共に旅をして来られることだろう。
誰1人名前も知らないし、連絡先も交換していないが、次は川崎で再会したい。


ゼイワンが2ヶ月中断する
V・ファーレン長崎を2ヶ月見られないのは寂しい
だが、人生のお楽しみはそれだけではない。
僕には「レノファ山口」がある


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2018年6月21日 (木)

正々道々、我々の道を往く

バンデーラが自分のヨコを通っている場合、肩の上に乗せ片手でそれを支える。
45分間、ずっと片手を肩の高さに上げておくのはなかなか重労働だ。
応援の場数を踏んだ人の中には、それを見越してバンデーラとバンデーラの中間に位置取りするような人もいるのかも知れない。
(いないかも知れない^^;)
バンデーラは人と人の間を通っており、試合中、バンデーラの下になって試合が見えなくなることはない。




長崎がリードした6分後
自陣ペナルティエリアで翁長聖がファウルを取られてPKを与えてしまう。
ゴールに向かう選手を停めたのではなく、一旦離れようとしていただけにそこに立ちはだかってのPKはもったいなかった。
このプレー、この判定はこの後、長崎の守備を消極的にして、それが後半の4失点につながった。


長崎サポーターの前にはDAZNの集音マイクがセットされており、残り5分、僕らの「V-ROAD」がDAZN映像で聴くことができた。

ゲームは1-1のまま前半終了
ほとんどのサポーターは、すぐに腰を下ろして一斉に給水に入る。
29度、直射日光の下だが、応援しているとなかなか給水をとる合間がない。
停まらないスポーツ、サッカー
それだけに、ハーフタイムは僕らにとっても体力回復のための貴重な休憩時間になる。


<後半>
「見せつけろ、横浜を」
の大合唱で後半が始まる
しかし、先に見せつけたのは長崎

1分
左サイドでボールキープした翁長聖が浮き球で澤田崇へ
澤田崇のヒール
翁長聖が流し
ファンマのシュート
GKが弾いたところに詰めていた中村慶太が楽々ゴール

サッカーの試合はタレントが3人いればゲームを支配できる。翁長、澤田、ファンマ、慶太の連動は「これぞ、サッカー」と呼べる美しいプレーだった。


3分
ファンマが右サイドを突破
ゴール前の厚みも十分
ここは連続得点のチャンス!
と想ったら、デゲネクがファンマの体を両手で抱え込んで倒した。
これはサッカーではなく相撲だ。
デゲネクにイエロー
審判に指を突き立てて抗議するデゲネク

倉敷保雄はこのプレーを「カードにならないケースもある」と実況したが、それは誤り。
国際サッカー評議会(IFAB)2016年改訂では、ボールにプレーしようとしたが結果的に決定的な得点の機会を阻止する反則になった場合、かつては一発退場(レッド)だったのがイエローに軽減された。
だが、デゲネクは「ボールにプレー」すらしていない。

ひどいじゃないか!
そう声を荒げるのは一瞬のこと
僕らの歌は続いており、すぐに気持ちを切り替える

長崎のチームスローガンは「正々道々」
審判を取り囲んで抗議したり
相撲をとったりはしない



このあと、前半のPKが心的外傷となったこともあり、歯車が狂った守備で4失点。
マリノスのプレーヤーにしてみれば「長崎ってこんなに寄せが甘いの?よくこれで勝ち点17も取れてるよね」と不思議に思っただろう。


この日、横浜側スタンドで観戦していた僕の友達は「長崎のスタンドは暑くて可愛そう」と言っていたという。
横浜側は日陰になっているからだ。
ようやく僕らのスタンドが日陰になったのは、後半の45分が終わり、がっくりと腰を下ろした時だった。


ここで、ゼイワンは2ヶ月に及ぶ「W杯休息」にはいる。
試合後、横浜F・マリノスのファン感謝イベントが行われたこともあり、新横浜からでも余裕で横浜線に乗ることができた。
崎陽軒のシウマイを1つ、大切に抱え家路に就く。

暑さ、大敗、そりゃもう疲れた
ただ、試合が終われば、なにも引きずらない
頭の切替ができるのが一流の選手ならば、ファンもそうありたいと思う。


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2018年6月13日 (水)

V・ファーレン長崎先制!見ず知らずでも360度全員ハイタッチ


高田旭人氏につづいて高田明社長が引き連れてきたのは、我らがヴィヴィくん
ヴィヴィくんは水曜日の湘南には来ていなかったが、今日は早くから会場入りして、マリノスマスコットの「マリノス君」「マリノスケ」と共にホームサポーターを出迎えていた。

アウェイサポーターではなく、相手マスコットと共にホームサポーターに相対するというところが、なかなかあざといじゃないか。


高田明社長とヴィヴィくんに僕らが熱狂していると、そこに「マリノス君」がやってきた。
僕らがマリノス君チャント(ヴィヴィくんチャントの替え歌)を歌うと、それに応えた彼はキレキレのダンスを見せる。
まるで、くまモンのようだ。
我らがヴィヴィくんは、そちら方面は目指していないらしい。
まぁ陣容の問題クラブ方針でもあり仕方ない。



両チームの練習が始まっている。
ここで、ハーフウェイラインに一列に並びロングシュート練習を始めたら、すごいブーイングになるだろうな。
でも僕が選手だったら、この会場の距離感をつかむために、目立たぬようにやると思う。
だが、見る限り、そういう選手は見当たらなかった。
ちなみに、この日から横浜FマリノスのGKは若干、下がり目に位置を変えていたので、超ロングシュートの機会はなかった。


オレンジのバンデーラ越しに座っていたタナカさんに話しかける。
今日は長崎からやって来たという。
右側に座っていたマツオ君は佐世保から。
彼は佐世保北高の後輩だった。


前方スタンドからは
「みせつけろ横浜を」
横浜Fマリノスサポーターの大合唱
選手にしてみれば「大合唱」の方が嬉しいだろうが、僕らは少人数だからこそ1人1人が必死に歌う。
カラオケでBABYMETALを歌っても、こんなに声を振り絞ることはない。
今週は水曜の平塚、この日の日産と、いずれも前日比で体重が1kg減っていた。


<前半>
ゲームが始まると「バンデーラ地帯」はチャント&ジャンプが始まる。
僕もつられてジャンプ
実は一度、やってみたかった
しかし、1分も経たずに動悸が激しくなった
気温は29度、直射日光が僕ら長崎陣地を焦がしている
これは45分持たない
ジャンプは諦めることにした。

13分
左サイドタッチライン沿いの翁長聖が中村慶太へ
慶太はすかさずGKの前へ高速クロス
そこにファンマが居て、当てるだけ楽々のゴール

なんと、アウェイでいきなり先制点
左のタナカさん、右の松尾君、そして前や後ろと360度回転して、そこらじゅうの仲間とハイタッチ
見ず知らずの者同士が、こんなに迷わず1つになれるとは
ちょっと意外だったが、やはり嬉しい

しばし喜びを爆発させたら、僕らはすぐにチャント合唱を再開する。

関東のコールリーダーが流れるように、チャントを切り替えていく。
その落ち着いた仕切りがいい。
DAZNでスタンドが映し出される映像を見れば一目瞭然だが、ファン・サポーターにはおじちゃん・おばちゃんがとても多い。
「立ち上がって、マフラーを振って、唄い続けるのは若者」だと想っていたが、この3ヶ月でそれは予見だとわかった。
そんな老若男女が入り交じり、1つの方向を目指しているのがサッカーの応援席。
もしもコールリーダーが暴虐的に煽ったら、全体の「共感」が崩れてしまう。
地域により、コールリーダーは違うのだが、関東のリーダーがこの人でよかったと想う。



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2018年6月12日 (火)

ハウステンボスとV・ファーレン長崎を救ってくれた人達に感謝

サッカーのテレビ中継でゴール裏応援席が映し出された時、そこに縦方向につながっている襷のような布。
ゴール裏サポーターをつなぐ襷(たすき)
それが「バンデーラ bandera」

見たことはあってもこれまで2試合の応援では、恐れ多くて近寄り難かったバンデーラ
そこは特別な地域であり、自ら「サポーター」と呼べるような人が入る場所だと思っている。
僕のように、自らを「ファン」と呼んでいるゴール裏の初心者には敷居が高かった。


バンデーラはコールリーダーを中心とするサポーター席に、応援組織により敷設される。
それは「今日はこのあたり」と決められるものであり、その試合に訪れるサポーターの数に応じて本数が増減するし、場所もココと決まっているわけではない。


バンデーラのエリアで応援するには、どうすればいいのか?
これまでの2試合で観察したところ、そこには「応援する意思があれば」入ることができる。
誰かの許可は要らない(軽く会釈くらいはするかも知れないが)

一旦、その場所に入れば、試合中は体力のつづく限り、立ち上がり、チャントを唄いながら応援する。



開場後しばらくすると、選手たちがバンデーラの正面に挨拶に訪れる。
それは、日本では「甲子園」で長年見慣れた光景だが、プロのNPBにはないことだ。
Jリーグが地域、ファン・サポーターと共にあることを示す慣わしと言えるだろう。


つづいて、歓声が上がる
高田明社長だ
そして「こっち来いよ」と促した先に居たのは高田旭人ジャパネットHD社長だ。
親子2ショット
長崎を幸せにしてくれる2人の登場
一斉に笑顔が弾ける
そして、コールリーダーのリードであの歌を唄う


北の街から南の街まで
素敵な夢を届けます
心安らぐゆとりの生活
電話一本かなえます
ジャーパネット ジャパネット
夢のジャパネットタカタ♪

ジャパネットチャントだ!


佐世保市の人がハウステンボスを救ってくれたH.I.S.の澤田社長に足を向けて寝られないように、長崎県民はV・ファーレン長崎を救ってくれたジャパネットにはいくら感謝してもし足りない。

ただ、現実に地元の人がそういう気持ちで一致しているかというとそんなことはない。
2000年代には「どんだけ高いんだ」と想っていたハウステンボスと佐世保市民の壁は、ハウステンボスが好調を取り戻すとずいぶん低くなった。
V・ファーレン長崎にしても、サッカーに興味が無い長崎県民にとっては「高田明社長ががんばらすけん、皆がんばっとらす」くらいのものだ。

地元企業が栄えることで、地元にはお金が回る。
それを「地元が元気になる」という。
テーマパークやサッカーが好きじゃない公務員だって、民間の人だって、回り回って恩恵を受ける。

その気持ちを分かち合える場所を見つけた。
今ここで長崎県人とジャパネットチャントを歌う幸せを噛みしめる。


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2018年6月 9日 (土)

ヴィヴィくんグッズゲット!味覚糖の思う壷とは?

ヴィヴィくんグッズ
この日の戦利品(誰とも戦ってませんが)

■日よけキッズキャップ
SP忠男のヘルメットのようにヴィヴィくんの目玉が可愛いキャップ
僕の頭ではかぶれなかったのでショウケース入り

■V・ファーレン水 ヴィヴィくんボトル
角の部分はプラスチックでできている。
賞味期限まで1年弱あるので、これもしばらく飾る

■ナガサキックスソーダ
「爽快に決める!」ソーダ
「ヴィヴィッと極刺激!」極刺激レモン
UHA味覚糖のシゲキックス×V・ファーレン長崎のコラボ商品
価格:130円

【 時系列の記録 】
2018年2月1日
商品発表

3月31日
ベガルタ仙台戦(ユアテックスタジアム仙台)グッズ売り場で販売

4月4日
YBCルヴァンカップ2018サガン鳥栖戦よりトラスタでも販売開始

4月11日
清水エスパルス戦(IAIスタジアム日本平)で販売

4月27日
V・VAREN PORTオープン 店頭販売開始

5月19日
関東で初めて、横浜Fマリノス戦(日産スタジアム)で販売


■e-maのど飴
「keita20」中村慶太 グレープ
「Juanma9」ファンマ 青りんご
UHA味覚糖のe-maのど飴×V・ファーレン長崎コラボ商品
価格:270円
「ViVima」ヴィヴィくん フルーツチェンジは、僕が買う時にはワゴン上になかった。

【 時系列の記録 】
2018年2月1日
商品発表

3月
トランスコスモススタジアム長崎グッズ売り場で発売

4月11日
清水エスパルス戦(IAIスタジアム日本平)で販売
4月27日
V・VAREN PORTオープン 店頭販売開始
5月19日
関東で初めて、横浜Fマリノス戦(日産スタジアム)で販売




空いた容器にはセブンイレブン、ファミマの定番商品「森永ラムネ」1本がぴったり納まる(左側)
「e-maのど飴」は噛むとカリッと砕けるので「飴を噛まずにいられない」僕のような「飴噛み派」にはたまらない。
ドラゴンフルーツ、ユーグレナなど多品種が発売されているので、これから詰め替えていろいろな味を試したい。
こうなるとまさに、味覚糖の思う壺だ^^;)


所期の目的を果たし、スタンドに戻ると僕の席のあたりに「青とオレンジ」の襷のようなものが敷設されていた。
後にこれは「バンデーラ」と呼ばれていることを知る。

おぉこれはいつも、メインの応援団 ※1のところにあるアレではないか!
ということは、僕はどうやら応援の中核地帯に組み込まれたらしい。

※1 サッカーでは「応援団」という言葉は一般的に使われていません


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2018年6月 8日 (金)

初めての高田明社長との「会話」

11:40
「列を移動します」
開門まで20分となり、係員から前方に詰めるよう促される
荷物を置いたまま、場所を離れている人もいるが仕方ない。

気温は25度を超えているだろうか
少し風がある
助かる

開門を待っている長崎勢のところへ、マリノスサポーターが挨拶に来た。
歓迎の言葉を述べて互いの健闘を祈る。
その口上が終わると、長崎の皆さん、一斉に拍手


12:00
開門
この時点ではコールリーダーが何処に位置するかはわからない
できるだけ前に行こうかな
座席を品定めしていると、諫早出身の2人組がいたので、その側に荷物を置く。
さぁ、お目当てのヴィヴィくんグッズだ


この日、長崎グッズ売り場は2カ所。

①メインスタンドコンコース横浜F・マリノスグッズ売り場内
②「S16」ブロック付近コンコースアウェイグッズ売り場

①はメインスタンドで観戦する人たち
②はアウェイ・ゴール裏で観戦する人たち

ホームのマリノスサポーターにも「ヴィヴィくんファン」はいる。
誰にでも買える機会があると言うことは、とてもいいことだ。
ヴィヴィくんが可愛い
美味しいものを食べたい
と想う気持ちはボーダーレス
僕らは日頃、敵味方に分かれて暮らしてはいない。
それは贔屓のサッカーチームに限らず、あらゆる「異なる属性」について誰にでも言えることだ。
意見が異なる相手を敵に見立ててしまうと、自らの心を窮屈にさせる。
このように考えることができるようになったのは、高田明社長のお陰だ。


コンコースに降りて「S16」ブロックを目指して歩いて行くと、そこに人だかりがあった。
既に行列ができているが「長蛇の」という程ではない。
キックオフまでは2時間
時間は存分にあるが、在庫が存分にあるか、どきどきしながら最後尾に並ぶ。


そこへ現れたのが高田明社長
「みなさ~ん、金利手数料は負担しますよ~」
とは、もちろん言ったりしない。

買い物を終えた長崎サポに順番に声をかけている
やがて僕らの行列のそばにもやって来た

「皆さんこちらの方ですか?」
はーい(ほぼ全員)

「こないだの湘南にもこられた?」
はい(僕1人)

じゃあなたには2割引
とは言わなかったが、ちょっと誇らしかった


ジャパネットが運営する公式サイトのグッズショップで売られていないモノは「V・ファーレン水 ヴィヴィくんボトル」「ヴィヴィくんひみつノート」など

前の人がヴィヴィくんの絵がついた丸いモノを手に取って品定めしている
それは、なんですか?
と長崎のイントネーションで尋ねる
「小銭入れみたいですよ」
やはり長崎の抑揚で返事が戻ってくる

公式サイトに掲載された販売情報(下記のリンク)で刮目していたのはヴィヴィくんをあしらった「日よけキッズキャップ」3,780円
買えるなら2つ買おうと決めていたが、1つにした。

なぜ「2つ買おう」なのかはよくわからないが、限定品は2つ買うというのがコレクターの性なのである。

この日の販売情報ページ(V・ファーレン長崎公式サイト)


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2018年6月 7日 (木)

一瞬、スルーされた「TRICOLORE TIMES」

小机の駅の階段を降りながら、僕は急いでV・ファーレン長崎のユニフォームを着た。

慌ててここで着る必要はなにもないのだが、マリノスユニのスズキさんと長崎ユニで並んで歩くのは、なかなかシュール(超現実的)ではないかと想ったのだ。


小机の駅を出ると、そこから日産スタジアムまでは一軒も店がない。
私の記憶が確かならば・・Mr.childrenのライブで来た時は、やきそばの出店などがあったと想うが。
サッカーの場合「スタグル」が充実しているので、道ばたの露店は売れないのかなと想像する。


「スタグル」とはスタジアムグルメの略。
サッカー競技場内で販売される食べ物の名物をいう。

漫画家・能田達規が「ぺろり!スタグル旅」を描いていて、Jリーグファンの間では「ホーム観戦」「アウェイ旅」のお楽しみになっているらしい。

「駅弁」のように、社団法人日本鉄道構内営業中央会による定義といった縛りはなく、スタジアムで売ればスタグル。
地域特有、伝統の郷土料理というわけではなく、観戦前に軽く食べられるものが多い。


スタグル【例】
■カシマサッカースタジアム「甘熟焼き芋*」「ロールベーコン」「もつ煮込み」
*アウェイサポーターは買うことができない

■日産スタジアム「チキンオーバーライス」

■Shonan BMW スタジアム平塚「湘南こっこからあげ」

■ベストアメニティスタジアム「中央軒かしわうどん」

■トランスコスモススタジアム長崎「とんかつ濱かつ」「リンガーハットちゃんぽん」

中央軒のかしわうどんは、鳥栖のソウルフードと言える。
サガン鳥栖の試合に行かれたら、ぜひ食べることを勧めたい。
鳥栖駅ホームにある中央軒でも食べられる。
帰りに中央軒の焼麦(しうまい)を買って帰れば、言うことなし!


スタジアムに上る階段の両脇に立った二人の娘が、マッチデープログラム「TRICOLORE TIMES」を配っている。

遠くからやってくる、それぞれが「マリノス」「長崎」ユニ着用の男女。
二人が顔を見合わせている
「こういう場合、どうなの?」
とアイコンタクトで相談しているようだ

さぁどうするマリノスガールたち!

するーと、左側の娘はスズキさんに「TRICOLORE TIMES」を手渡し、右側の娘は僕をスルーした
だが、それでは終わらないのが僕の探究心

え゛もらえないの?とにこやかに食い下がる

「いや、まぁその ハイ」
といって無事ゲット

もちろん大半はマリノス情報だが、V・ファーレン長崎の選手リストも載っているし、FOOD&EVENT MAPもあった。
カシマサッカースタジアムで配っていた「VAMOS ANTLERS」よりも上質紙が使われている。
ホームサポーター限定配布なのだろうか。
だとしたら、ゴメンなさいマリノスガール



ビジター側ゴール裏ゲートにたどり着くと開門前30分
数人の方に挨拶して言葉を交わす。
ここまで来ればもう「1人の寂しさ」はない。

ふるさとの訛なつかしスタジアムそこにいるのは皆長崎県人
moto蔵こころの短歌

三日前、平塚で一緒だった長崎から来た姉妹、諫早出身の2人組の顔もあった。


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2018年6月 6日 (水)

横浜線でマリノスサポーターと軍艦島を語る

平塚で選手たちを見送った後、わずか3日で次の試合が来る。
100人しか入らなかった「平日」「ルヴァン」の「平塚」とは違い「土曜日」「ゼイワン」の「小机」ならば、そこそこに長崎県人が集まるだろう。
そうは言ってもセレッソ大阪(ヤンマースタジアム長居)戦よりは少ないか。
日本一の収容を誇る日産スタジアムだから、いつも通りゴール裏はガラガラだろうと推察する。
ということで、試合開始の14時に合わせて「まぁ1時間前に入ればいいかな」と想っていた前日、急遽予定が変わった。

クラブ公式ツィッターにより「関東地区で初めてV・ファーレン長崎グッズの販売をおこなう」という情報がもたらされたのだ。


これはまずい
今年発売されたヴィヴィくんコラボ商品は関東初上陸
ツィッター添付画像の「帽子」みたいなのが気になる
これは、秒殺で売り切れるのではないか

20年もコレクターをやっていると「期間(販売機会)」「数量」が限定された途端、気が動転してしまうのだ。



5月19日(土)
一週間前の天気予報は「くもり後雨」だったが、当日は「晴れ」
最高気温は29度まで上がるという。
デイパックから「傘」「ポンチョ」を取り出し、上着はウィンドバリアジャケットを止めて「V・ファーレンTシャツ」1枚にする。
おしどりのチームエンブレムが大きく描かれたTシャツ。
さりげなく属性をアピールする時に重宝する。


電車は多摩川を越えて神奈川県に入ったが、車内にサッカー関係者は見当たらない。
ユニフォームは新横浜を降りてから着ればいいな


するとそこへ、マリノスユニ着用のスズキさんが乗ってきた。
そうなると声を掛けずにいられない^^;)

今日はお世話になります

初めに怪しい者ではないことを示すために、Tシャツのおしどりロゴを指さして、ナンパじゃないですよ。サッカー仲間ですから・・
ということを言外に伝える。
サッカーユニフォームは、一瞬にして見知らぬ者同士が友達になるきっかけをもたらしてくれる。
(僕だけか・・)


「あぁこちらこそ」
どうやらスズキさん警戒を解いてくれた

今年はマリノスのサッカー、話題になっていますね?
そう水を向けると「いい試みだとは想うんですけど、結果がねぇ」

この時点では長崎が勝ち点17でマリノス(14)よりも上に居ることもあり、スズキさんは若干弱気だ。

「お盆のトラスタに行きます」
というスズキさんの言葉から話題は長崎へ
ここは、長崎観光普及委員の出番だ。

長崎市のホテルの取り方、食事のお勧め、そしてぜひ軍艦島に行きたいという彼女のために、三度の挑戦でようやく軍艦島上陸に成功した「軍艦島上陸評論家」の僕から、彼女の状況に応じた情報を伝える。


「アウェイだとこっちの方が近いですよ」
アウェイサポーターは降りてはいけないのかと想っていた「小机」を勧められたので、一緒に電車を降りた。


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2018年5月30日 (水)

指定席の僕へ 「ゴール裏の人」からの反論

YBCルヴァンカップグループステージ6節(最終節)
湘南ベルマーレ戦

ハーフタイムはどこの試合でも15分だと思う
テレビ観戦や指定席で座って見る時は長く感じる時間だが、ゴール裏ではあっという間に過ぎる

周りに話し相手がいるからではない
周りのみんなは買い物に行ったりしていなくなるし、僕は座り込んでじっとしている。

恐らくそれは体力回復の時間なのだ
これまで、45分間立って歌ったという経験は、名古屋の栄でセーラー服おじさんとストリートライブをやった時の一度きり。

カラオケの場合、5分立って歌えば5分座って休める。
だが、ゴール裏では45分座らない
(チャントは歌いっぱなしではなく、お休みの間もある)
ただ、立ち続けている間、苦痛は感じていない
42.195km走る訓練は、こういう時に活きるな・・
と独りごちる
「ふわかるびよーん」のナイキ エピック リアクトの弾力性が、ゴール裏活動にぴったりのクッショニングを与えてくれている。

ふと気がつくと辺りに喧噪が戻り、ピッチには選手が戻って来ている
少しだけ水を口にふくみ、さぁ、やるかと立ち上がる


<後半>
むこう側のゴールに向かって攻める長崎
だが、試合の大半はこちら側で行われている

そもそもピッチが遠すぎて、よくわからないのだが、ただ1つ言えることは「落ち着かない試合」ということだ。
互いがプレスを掛けて、高い位置でボールを奪いにいく
コンタクトが激しい
「ノーガードの打ち合い」と言えば、エキサイティングなゲームのように聞こえるが、実際には足下が落ち着かない、ただ蹴り合っているだけの試合に見える。

湘南に3点めが入ればすべてが終わりだ。
長崎が早い時間に1点を返せば、局面が変わる
ここにいる誰もが同じことを考えているだろうが、誰1人口には出さない
なぜならば、口から出ているのは長崎の選手を応援するチャントだからだ。

指定席に座ってみる試合では、そこかしこに私設評論家がいて、一家言が開陳される。
「もっとワイドに見なきゃ」
「GKもっと前に出ろよ」
「**どこに蹴ってんだよ」

あ、評論じゃなくて愚痴か・・
そんな鬱陶しい言葉を聞く必要がない、この場所は心地いい
誰もが「目の前の一分に集中」している
そして、同じことをしている

ゴール裏を外から見ている時に僕はこう思っていた
「ずっと立っていて、きつそう」
「旗や横断幕で前が見えないんじゃないの」
「皆で同じことをするのは異様だ」

そして今、僕は「ゴール裏の人」となって、かつての僕に言う
立っているのはきつくない
旗などによって前が見えないのは一瞬のことだ
(チームによっては試合じゅう旗が振られているところもあるが・・)
そして、結果的に皆がやりたいことが同じなのだ



試合が終わり、V・ファーレン長崎の「YBCルヴァンカップ」初出場はグループリーグ敗退となった。
折り返しの3節までは「1位通過」が見えていただけに惜しい。

しかし、時は流れ、サッカーは前に進んで往く
僕らは挨拶にきた選手をねぎらい、最後の1人つまり高木琢也監督の姿が見えなくなるまで「共に闘うぜ」を歌い続けた。

俺らみんな唄い続ける お前たちと共に闘うぜ

「V・ファーレン長崎関東サポーター会 チャント関東version」より


高木琢也監督 試合後の談話
「遠方より来てくださったファンやサポーターの方々には大変申し訳ないゲームをしてしまった。それと同時に、感謝の気持ちが今あります」


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2018年5月29日 (火)

ゴール裏2戦めでチャントがちゃんと歌えている^^;)

YBCルヴァンカップグループステージ6節(最終節)
湘南ベルマーレ戦
Shonan BMW スタジアム平塚

現在グループ2位の長崎は、勝ち点7で並ぶ3位湘南との直接対決
引き分け以上で2位通過

スタメンは4日前のゼイワン名古屋戦からは、すべてターンオーバー
つまり全員が控え組
その中では、チェキュベックが出場しているのが嬉しい

3日後にはゼイワン横浜Fマリノス戦を控えている。
関東遠征の流れで、ベンチに数人の「主力組」を入れるのではと予想していたが、それも無し
「ルヴァンよりもゼイワン」という姿勢が、これでもかというほど明確だ。


ここShonan BMW スタジアム平塚では、Jリーグルールとは別に、湘南ベルマーレ独自の禁止事項として「スタンドからのビデオ撮影及び望遠レンズを使用してのスチール撮影」が禁じられている。

他のスタジアムでは望遠レンズ付きデジイチを構える観客を見かけるが、ここでは一人もいない。
僕のJリーグ観戦がここで始まったので、このルールを確認した時から、サッカーはデジイチを持ち込む対象から外れている。




<前半>
チェンジサイドで、いつもとは違う向きで試合が始まる
つまり、前半長崎が僕らのいる方向へ攻めてくる
引分けでいい試合。前半に先制点を!


今日は関東サポーター会の「となりの列」に陣取った
鹿島での「ゴール裏デビュー」ではサポーターから一番遠い、逆側の端っこ
それに比べると、ずいぶん近づいた
いつかは、コールリーダーがいる「中心」に入りたい。

指折りかぞえたところ、ゴール裏の我が陣営は100人ほど。
人が少ない分、今日は「中心」に近づきやすかった。


諫早の2人組の声が大きい
それが幸いして僕も遠慮なく全力でいける
前後左右が見ず知らずの場合、僕のような「人見知り^^;)」にとっては、遠慮が入ってしまうものだ
今日は遠慮が要らない
鹿島では半分も歌えなかったチャント。今日はもう95%くらいは歌えている


35分
クリアのこぼれ球を端戸に押し込まれる
向こうのサイドで起きていることは、遠い異国の出来事のようだ

それでも僕らは、下を向かず歌い続ける
引分けでいい試合において「0-1」の状況は、それほど悪くない。
「もしも終盤に追いつかれたら」
引分け=敗退となる湘南にとって、プレッシャーがかかるスコアだ。


37分
ハーフウェイラインあたりの混戦から出たボールを、一人で持ち込んだ鈴木国友に決められる


長く長崎を応援してきた人たちには、それぞれに贔屓の選手があり、今は控え組に甘んじているお目当ての選手に(黄色い)声援を送る

しばらく「主力」で戦っていたチェキュベック
ゼイワンの試合にも出ている米田隼也、平松宗、名倉巧
彼らの中から何かやってくれる選手が出ることを期待して、試合は続いていく


前半ラスト5分の「V-ROAD」を唄い始める
俄然、長崎が攻勢に出る
1点返せば、湘南にプレッシャーがかかる
僕らの歌声はさらに、一段ボリュームが上がったのだが、無情にも長い笛
前半は0-2での折り返しとなった。


V・ファーレン長崎ブログ

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